JP6664974B2 - 魚釣用スピニングリール - Google Patents

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Description

本発明は、魚釣用スピニングリールに関し、特に軽量化したロータを備える魚釣用スピニングリール関する。
魚釣用のスピニングリールは、スプールと、第1ロータアームと第2ロータアームという一対のロータアームを有するロータと、一対のロータアームの先端部に揺動可能に装着された釣糸案内機構と、を備えている(例えば特許文献1)。釣糸案内機構は、釣糸をスプールに案内するための機構である。この釣糸案内機構は、ベールと、ベールの両端部を支持する一対のベール支持部材と、ラインローラと、を有している。
釣糸をスプールに巻き取るときは、ロータを回転させラインローラを介して巻き取るため、ラインローラには大きな荷重がかかる。この荷重を支持するため、ラインローラが配置された第1ロータアームには十分な強度を持たせる必要がある。第1ロータアームの強度を大きくすることは、しばしば第1ロータアームの重量が大きくなる要因となる。
また、釣糸案内機構を釣糸開放位置と釣糸巻取位置との間で反転させるための反転機構が第1ロータアーム側に取り付けられている。これも第1ロータアーム側の重量が大きくなる要因である。
第1ロータアームと第2ロータアームとを高速で回転させるロータは、回転バランスがとれている必要がある。そのため、第1ロータアームの重量が第2ロータアームよりも重い場合、バランスをとるために第2ロータアーム側の重量も重くすることが行われる。その結果、ロータ全体の重量がさらに増加する。
ロータアームの重量をできるだけ低減するため、釣糸案内機構を反転させる反転機構を、ラインローラが設けられていないロータアーム側に配置したものがある(例えば特許文献2)。
特開2006−101704号公報 特開2003−274817号公報
特許文献2に開示された技術によれば、反転機構を配置した側のロータアームに、スプール側に突出する膨出部を設け、膨出部内に反転シャフトを配置し、反転シャフトの位置を変更することでロータアームの肉厚を低減できるとしている。また、膨出部は一対のロータアームのいずれに設けてもよいとされている。
特許文献2に開示された技術は、ロータアームとスプールとの間にできるスペースを有効利用してロータアームの肉厚を低減しようとするものである。しかし反転機構をなくした側のロータアームの構造を見直すものではない。
近年は魚釣用のスピニングリールのさらなる軽量化を目指して、ラインローラが設けられている側のロータアームから反転機構を移動させ、そのメリットを活かして重量を軽量化したロータを有する魚釣用のスピニングリールが要求されている。
本発明は上記のような問題を解決するためになされたものであり、ラインローラが設けられている側のロータアームから反転機構を移動させ、重量を軽量化したロータを有する魚釣用のスピニングリールを提供することを目的とする。
(1)本発明に係る魚釣用スピニングリールは、
円筒部と、前記円筒部の互いに対向する位置に配置された第1ロータアームと第2ロータアームと、を有するロータと、
釣糸を案内するラインローラと、ベールと、前記ベールの一端を支持する第1ベール支持部材と、前記ベールの他端を支持する第2ベール支持部材と、を有し、前記第1ベール支持部材が前記第1ロータアームと結合され、前記第2ベール支持部材が前記第2ロータアームに結合された釣糸案内機構と、
前記釣糸案内機構を釣糸解放位置と釣糸巻取位置とに振り分けるベール反転装置と、を備え、
前記ラインローラが前記第1ベール支持部材に配設され、前記ベール反転装置が前記第2ロータアーム内部に配設されており、
前記第1ロータアームは、前記円筒部の外周から前方に延出する2つの支持脚を有し、
前記第1ロータアームが設けられた位置の前記円筒部の内周に、周囲よりも肉厚の肉厚補強部を備える
(2)好ましくは、前記支持脚は、少なくとも1つの前記支持脚の側部から前記円筒部の外周まで延在するリブ補強部を備える。
(3)好ましくは、前記ベール反転装置は、前記第2ベール支持部材を釣糸巻取位置に復帰させる復帰レバーを有し、
前記復帰レバーの後端部に当接して前記復帰レバーを移動させる復帰レバー戻し部が、リール本体における、前記円筒部の後端部に面した顎部の、竿装着台支持部が延出する位置に配置されている。
(4)好ましくは、前記復帰レバーの前端部に当接して前記復帰レバーを前方向に付勢する付勢部材を前記第2ベール支持部材に備える。
(5)好ましくは、前記ベール反転装置は、トグルばねと、前記トグルばねをガイドするガイドロッドと、を有し、
前記ガイドロッドの一端部と係合する前記第2ベール支持部材の係合穴に、前記ガイドロッドと前記係合穴との間を絶縁する絶縁部材が配置されている。
(6)好ましくは、前記円筒部の前記第1ロータアームの外周にロータバランス調整部を備える。
(7)好ましくは、前記肉厚補強部は、前記円筒部の後端部から前端部までの全長にわたって形成されている
(8)好ましくは、前記円筒部の側面に、前記円筒部の円筒軸方向に対して傾斜して延びる傾斜補強部を備える。
本発明によれば、ラインローラが設けられている側のロータアームから反転機構を移動させ、重量を軽量化したロータを有する魚釣用のスピニングリールを提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る魚釣用スピニングリールの全体図である。 図1に示す魚釣用スピニングリールの断面図である。 図1に示す魚釣用スピニングリールの正面図である。 図1に示す魚釣用スピニングリールの釣糸案内機構の部分拡大図である。 (a)は図1に示す魚釣用スピニングリールの釣糸案内機構を含むロータを、第1ロータアームの側から見た斜視図、(b)は第2ロータアームの側から見た斜視図である。 (a)は図5に示すロータの側面図、(b)は(a)のロータ本体部のA−A断面を示す概略図である。 図6(b)のC−C断面を示す概略図である。 図6(a)のB−B断面を示す概略図である。 (a)は本発明の実施の形態1に係るベール反転装置が釣糸巻取位置にあるときの概略図、(b)はベール反転装置が釣糸開放位置にあるときの概略図である。 本発明の実施の形態1に係るベール反転装置の部分図である。 図2のD−D断面を示す概略図である。 (a)は本発明の実施の形態2に係る魚釣用スピニングリールのロータの側面図、(b)は反対側から見た側面図である。 (a)は本発明の変形例に係る魚釣用スピニングリールのロータの側面図、(b)は反対側から見た側面図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る魚釣用スピニングリールについて図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において、「前(方)」とは釣糸を繰り出す方向を示し、具体的には図1及び図2の左が「前(方)」である。またその反対方向を「後(方)」という。また、各部材の材質についても例示のものに限られず、必要な機能と耐久性を有する公知の材料を適宜用いることができる。
図1に示すように、魚釣用スピニングリール100は、リール本体110、ロータ120、スプール130、ハンドル140、及び釣糸案内機構2を備えている。また、図2に示すように、魚釣用スピニングリール100は、駆動機構150、オシレーティング機構160、ピニオンギア170、及びスプール軸180をさらに備えている。
図1に示すように、リール本体110は、ケース部111と、蓋部112とを有している。蓋部112は、ケース部111に対して取り外し可能である。また、ケース部111には竿装着台支持部114が延出するように形成されており、竿装着台支持部114の先端には竿装着台113が配置されている。竿装着台113は、釣竿に装着される部分である。
図2に示すように、リール本体110は、ケース部111と蓋部112とによって画定される内部空間を有しており、内部空間内に種々の機構を収容している。詳細には、駆動機構150、及びオシレーティング機構160がリール本体110内に収容されている。
駆動機構150は、駆動軸151、及び駆動ギア152を備えている。駆動軸151は、ハンドル軸141と連結されており、ハンドル軸141と一体的に回転する。
駆動ギア152は駆動軸151に連結されており、駆動軸151と一体的に回転する。駆動ギア152は、フェースギアであり、ピニオンギア170のギア部171と噛み合っている。リール本体110の側面に装着されたハンドル140を回転させることによって、駆動軸151及び駆動ギア152が回転し、ピニオンギア170も回転する。
ピニオンギア170は、リール本体110に設けられている。ピニオンギア170は筒状に形成されており、ピニオンギア170の内部をスプール軸180が貫通している。ピニオンギア170はスプール軸180周りに回転可能に配置されている。ピニオンギア170は複数の軸受部材を介してリール本体110に支持されている。
スプール軸180は、リール本体110内から前方に延びている。スプール軸180は、ハンドル140を回転させることによって、前後方向に往復移動する。詳細には、ハンドル140の回転が、駆動ギア152を介して、ピニオンギア170を回転させる。このピニオンギア170の回転に伴い、オシレーティング機構160がスプール軸180を前後方向に往復移動させる。
スプール130は、釣糸が巻きつけられる部材である。スプール130は、スプール軸180の先端部に支持されている。スプール130は、スプール軸180と一体的に前後方向に往復移動する。
ロータ120は、スプール130に釣糸を巻きつけるための部材である。ロータ120は、ピニオンギア170を介してリール本体110に回転自在に支持されている。詳細には、ロータ120はピニオンギア170の前部172に固定されており、ピニオンギア170と一体的に回転する。ロータ120は、ロータ本体部(円筒部)121と、第1ロータアーム210と、第2ロータアーム220とを備える。なお、ロータ120の詳細な構造については後述する。
図1〜図3に示すように、釣糸案内機構2は、スプール130に釣糸を案内するための機構である。釣糸案内機構2は、第1ロータアーム210及び第2ロータアーム220の先端部にまたがって取り付けられている。
釣糸案内機構2は、第1ベール支持部21と、第2ベール支持部22と、ベール23と、支持軸24と、ラインローラ3と、を備えている。釣糸案内機構2は、ハンドル140を回して釣糸をスプール130に巻き取る釣糸巻取位置と、釣糸をスプール130から前方に繰り出す釣糸開放位置とを取るように、揺動可能に装着されている。
第1ベール支持部21は亜鉛製であり、第1ロータアーム210に揺動可能に装着されている。詳細には、第1ベール支持部21は、第1ロータアーム210の前端部の外側に揺動可能に装着されている。
第2ベール支持部22は亜鉛製であり、第2ロータアーム220に揺動可能に装着されている。詳細には、第2ベール支持部22は、第2ロータアーム220の前端部の外側に揺動可能に装着されている。
図4に示すように、第1ベール支持部21は、第1端部21aと第2端部21bとを有する。第1端部21aは、第1ロータアーム210に揺動可能に装着される。第1ベール支持部21の第2端部21bは、支持軸24を介して、ベール23の第1端部23aを支持する。
図1及び図2に示すように、第2ベール支持部22は、第1端部22aと第2端部22bとを有する。第1端部22aは、第2ロータアーム220に揺動可能に装着される。第2端部22bは、ベール23の第2端部23bを支持する。
図3に示すように、ベール23は、略U字状の例えばステンレス合金製の部材である。ベール23は、スプール130の外周面に沿って外方に凸となるように湾曲している。このベール23の第1端部23aは、支持軸24を介して、第1ベール支持部21に支持されている。
また、ベール23の第2端部23bは、第2ベール支持部22に支持されている。釣糸案内機構2が釣糸巻取位置にあるときに、ベール23は、釣り糸を第1端部23aを介してラインローラ3に導く。ラインローラ3は、魚釣用スピニングリール100のスプール130に釣糸を案内するための部材である。釣糸案内機構2が釣糸巻取位置にあるときにハンドル140を手で回すと、ロータ120が回転し、釣糸はラインローラ3を経由してスプール130に巻き取られる。
以上、魚釣用スピニングリール100の全体構成について説明した。次に、ロータ120の詳細について説明する。
図5に示すように、ロータ120はロータ本体部121と、第1ロータアーム210と、第2ロータアーム220とを備える。図5では、図の上下方向がスピニングリール100の前後方向である。
ロータ120のロータ本体部121について、図6、図7を用いて説明する。図6(a)、(b)に示すように、ロータ本体部121は、前方に向かってわずかに筒径が縮径した、前後に伸びる円筒形状を有している。図6(b)に示すように、ロータ本体部121の後端部126は開口している。後端部126は、全周にわたって外周側がフランジ状に突出しており、第1ロータアーム210と第2ロータアーム220を支持できるように強度を高めている。なお図6では、図の上下方向が魚釣用スピニングリール100の前後方向である。
ロータ本体部121の前端部121aからやや後退した位置の内側に、ロータ本体部121の円筒軸(円筒の中心軸)Sに直交する面を有する円盤部122が形成されている。円盤部122は中央にボス部124が形成されている。ボス部124の中心部には円形の貫通穴125が形成され、その貫通穴125を前述のピニオンギア170の前部172及びスプール軸180が貫通している。
図2に示すように、円盤部122の前部において、ナット123によってロータ120がピニオンギア170の前部172に固定されている。ユーザがハンドル140を回すと、駆動ギア152が回転し、スプール軸180の周りに設けられた、駆動ギア152にかみ合ったピニオンギア170が回転する。そしてピニオンギア170の回転にともなってロータ120が回転する。
図6(b)に戻り、円盤部122よりも後方で第1ロータアーム210が形成された位置のロータ本体部121の内側に、円筒軸S方向に、周囲(他の位置)よりも壁が肉厚の肉厚部127(第1補強部)が設けられている。肉厚部127の形状は、円筒軸Sに略平行な辺を持つ矩形である。
図7に示すように、肉厚部127の周方向の位置は、第1ロータアーム210の周方向の位置と重なることが強度上及び回転バランス上好ましい。例えば、第1ロータアーム210の周方向の中央位置と肉厚部127の周方向の中央位置とが一致することが好ましい。同じく強度上及び回転バランス上の理由から、肉厚部127の形状は周方向に線対称であることが好ましい。周方向に線対称というのは、ロータ本体部121において、円筒軸S方向の仮想的な線に対して、周方向の左右が線対称形であるということである。
肉厚部127の内面の半径r1(ロータ本体部121の円筒軸Sから肉厚部127の内面までの距離、内周半径)は、ロータ本体部121の他の位置の内周半径r2よりも小さい。即ち、ロータ本体部121の外径は肉厚部127も他の位置も同じであるが、肉厚部127はロータ本体部121の他の位置よりも径内側方向に向かって突出して肉厚が大きくなるように形成されている。
肉厚部127の周方向の幅mは、第1支持脚211及び第2支持脚213が延出している位置間の長さより小さい。しかし肉厚部127の周方向の幅を、第1支持脚211及び第2支持脚213の延出している位置間の長さ以上に大きく形成してもよい。肉厚部127の径方向の厚さ(壁厚)は、強度と重量とのトレードオフとなるが、肉厚部127以外のロータ本体部121の円筒の壁厚の1.5倍〜3倍程度であることが好ましい。肉厚部127の円筒軸S方向の長さn(図6(b)参照)は、ロータ本体部121の後端部(開口端)126から円盤部122までの全長が好ましいが、これより短くてもよい。
ロータ本体部121には、第1ロータアーム210と第2ロータアーム220を取り付けたそれぞれの位置に負荷がかかる。特に、第1ロータアーム210には釣糸を導くラインローラ3を有する第1ベール支持部21が取り付けられているため、ロータ本体部121の第1ロータアーム210側には釣糸からの引張力を受けて大きな負荷がかかる。そのため、第1ロータアーム210を取り付けた位置のロータ本体部121の円筒の壁厚を大きくした肉厚部127を設けて負荷に対する構造強度を高めている。そしてロータ本体部121の他の位置の円筒の壁厚を、肉厚部127を設けずにロータ本体部121の円筒全体を均一な厚さにした場合の厚さよりも薄く形成している。その結果、必要な構造強度を保ちつつ、ロータ本体部121全体の重量をより低減することができる。
肉厚部127の形状は矩形であるが、その形状は必ずしも矩形でなくともよい。例えば、肉厚部127の後端部と前端部とで周方向の幅が異なっていてもよい。ただし、周方向に対称的な形状であることが強度上及び回転バランス上好ましい。
肉厚部127は、ロータ本体部121と一体的に成形してもよいし、ロータ本体部121とは別に製造し、その後にロータ本体部121に取り付けることにより形成してもよい。また、肉厚部127とロータ本体部121とを別々に形成する場合、その材質を変えてもよい。例えば肉厚部127としてロータ本体部121よりも材料強度の大きなものを用いてもよい。
なお、第2ロータアーム220側のロータ本体部121には、肉厚部127は形成されていない。しかし第2ロータアーム220側のロータ本体部121にも肉厚部を設けてもよい。この場合も、第1ロータアーム210側の重量や、ロータ本体部121の厚さを考慮して回転バランスが取れるように厚さを決定すればよい。
図5に示すように、第1ロータアーム210側のロータ本体部121の後端部126には、回転バランスを調整するためのバランス調整部129が設けられている。バランス調整部129は、例えば金属製の小さな板材129a(調整用重量材、バランサー)を必要な枚数だけ例えばねじ止めすることができる。
第1ベール支持部21や第2ベール支持部22は例えば鋳造の亜鉛製であるが、その重量が設計重量値からばらつく可能性がある。重量がばらつくと、回転バランスが取れなくなる可能性がある。そのような場合、回転バランスを取るために必要な枚数の板材129aを取り付け、回転バランスを調整することができる。
次に、第1ロータアーム210と第2ロータアーム220の詳細について説明する。図5及び図6に示すように、第1ロータアーム210と第2ロータアーム220は、それぞれがロータ本体部121の後端部126の外周から径外側方向に延出し、さらに前方に向かって、ロータ本体部121から離間して延在している。第1ロータアーム210と第2ロータアーム220とは、ロータ本体部121の周方向において、互いに反対側の位置に(互いに対向して)配置されている。ロータ本体部121、第1ロータアーム210、第2ロータアーム220は例えばアルミニウム合金製又はマグネシウム合金製である。
図5(a)示すように、第1ロータアーム210は、平板状の第1支持脚211と平板状の第2支持脚213とを有する。第1支持脚211と第2支持脚213は、それぞれがロータ本体部121の後端部126の外周から径外側方向に延出し、さらに湾曲して前方に延在している。第1支持脚211と第2支持脚213は、前方にいくほど互いに近づき、前端部で合流している。第1支持脚211と第2支持脚213との間は空間が形成されている。第1ロータアーム210の前端部には、第1ベール支持部21が結合されている。
第1ロータアーム210は、図8に示すように、第1支持脚211の側部(側端部)212から延出する、第1リブ215(第3補強部)を有している。第1リブ215は、ロータ本体部121の外周(後端部126の外周)までの間に延在する。また、第1ロータアーム210は、第2支持脚213の側部(側端部)214から延出する、第2リブ216(第3補強部)を有している。第2リブ216は、ロータ本体部121の外周(後端部126の外周)までの間に延在する。
第1リブ215は、図8に示すように、第1支持脚211に対し、その側部212からほぼ直角の方向に形成されている。つまり、第1支持脚211と第1リブ215とでL字状の断面構造を形成することで、第1支持脚211の強度を高めている。同様に、第2リブ216は、第2支持脚213に対し、その側部214からほぼ直角の方向に形成されている。つまり、第2支持脚213と第2リブ216とでL字状の断面構造を形成することで、第2支持脚213の強度を高めている。
従来のロータアームでは、ロータ本体部121の後端部126から板状部材が径外側方向に延出し、さらに湾曲して前方に延在している。しかし板状部材から直角方向に(断面がL字状となるように)延在するリブを有しておらず、1つの幅広の厚い板状部材として強度を確保している。それに対して、実施の形態1に係る第1ロータアーム210は、薄く形成した板状の第1支持脚211と第2支持脚213に、第1リブ215と第2リブ216をそれぞれ組み合わせて強度を保ちつつ、第1ロータアーム210の全体の重量を低減した。
第1ロータアーム210を第1支持脚211と第2支持脚213の2つの支持脚で構成するのは、第1ロータアーム210の構成部材の重量をできるだけ低減するためである。また第1支持脚211に第1リブ215を、第2支持脚213に第2リブ216を設けるのは、第1支持脚211と第2支持脚213のそれぞれを補強して必要な強度を保持するためである。このような構成により、第1ロータアーム210が1つの幅広で厚い支持脚で構成された場合に比べて重量が低減できるとともに、必要な強度を確保することができる。なお、第1ロータアーム210には後述のベール反転装置30が配置されていないため、このような構成をとることがより容易となっている。なお、支持脚の数は3つ以上設けてもよい。
一方、第2ロータアーム220は、図5(b)に示すように、第1ロータアーム210と対向する位置(円筒軸Sに対して対称の位置)のロータ本体部121の後端部126から径外側方向に肉厚に延出し、さらに湾曲して前方に(ロータ本体部121とほぼ平行に)延在している。第2ロータアーム220は、延出部分(ベース部分)では幅広に形成され、前端にいくほど幅が狭く形成されている。第2ロータアーム220の前端部には、第2ベール支持部22が結合されている。
図5(b)に点線で示すように、第2ロータアーム220の、前方に向かって延在する部分の内部には、ベール反転装置30が配置されている。前述のように、魚釣用スピニングリール100の釣糸案内機構2は、釣糸をスプール130に巻き取ることができる釣糸巻取位置と、釣糸をスプール130から前方に自由に繰り出すことができる釣糸開放位置と、をとることができる。ベール反転装置30は、釣糸案内機構2(詳細にはその第2ベール支持部22)を釣糸巻取位置と釣糸開放位置とに振り分け(反転させ)、それぞれの位置で安定化させる装置である。
ベール反転装置30は、図9(a)に示すように、トグルばね32と、ガイドロッド36と、復帰レバー40と、を備える。
第2ベール支持部22の第1端部22aは亜鉛製であり、支持軸22cによって第2ロータアーム220の前端部と結合されている。第1端部22aには、ガイドロッド36の一端部36aと係合する係合穴22dと、復帰レバー40の一端部40aが挿入されるレバー挿入孔22fとが設けられている。
ガイドロッド36は、トグルばね32の付勢力を第2ベール支持部22に伝える働きをする部材である。ガイドロッド36はステンレス鋼製であり、一端部36aが直角に折れ曲げられて第1端部22aの係合穴22dと係合している。ガイドロッド36は、折れ曲がり位置の手前にトグルばね32の一端部32aを係止する係止突起38を有する。ガイドロッド36の他端部36bは、トグルばね32に途中まで挿入されている。しかしガイドロッド36の他端部36bは、トグルばね32が圧縮されてもばねガイド34の底面34aに当接することはない。
トグルばね32は、ガイドロッド36を付勢する役割を有する。トグルばね32はコイルばねであり、その一端部32aがガイドロッド36の係止突起38に樹脂板33を介して係止され、他端部32bは樹脂製で有底四角柱容器のばねガイド34に挿入され、ばねガイド34の底面34aに当接して支持されている。ばねガイド34は、ガイドロッド36の向きの変化に伴ってその向きが変化するように、中央部が回動可能に支持されている。なお、図9ではばねガイド34は内部が見えるように図示している。
ガイドロッド36の一端部36aは第1端部22aの係合穴22dと係合している。これにより、トグルばね32によって付勢されたガイドロッド36は、第1端部22aを前方向に付勢する。この付勢力によって第1端部22a即ち第2ベール支持部22は釣糸巻取位置と釣糸開放位置とで安定化される。
ガイドロッド36は第1端部22aの係合穴22dと係合しているが、ガイドロッド36(ステンレス鋼製)と第1端部22a(亜鉛製)は材質が異なるため、直接係合させると、塩水等が隙間に侵入した場合に2つの材質のイオン化傾向の違いにより、係合穴22dが腐食する恐れがある。そのため、図10に示すように、第2ベール支持部22の第1端部22aの係合穴22dには、円筒状の樹脂カラー(絶縁部材)22hが嵌挿されている。ガイドロッド36の一端部36aは、この樹脂カラー22hを介して係合穴22dと係合している。このように樹脂カラー22hを入れて両者を絶縁することにより、電食の発生を防止している。なお、図10では、ガイドロッド36は図示していない。
復帰レバー40は、釣糸開放位置にある第2ベール支持部22の第1端部22aを、釣糸巻取位置に戻す方向に回転させる付勢力を伝える部材である。復帰レバー40の一端部40aは、図9(a)及び図10に示すように、直角に屈曲して第1端部22aのレバー挿入孔22fに挿入されている。
復帰レバー40の他端部40bは、一端部40aとは反対側に直角に屈曲している。復帰レバー40の他端部40bは、第1端部22aが釣糸巻取位置にあるときに、ロータ120の後端部126よりも前方に位置している。しかし復帰レバー40の他端部40bは、図9(b)に示すように第1端部22aが釣糸開放位置にあるときには、ロータ本体部121の後端部126近くまで後退する。つまり、復帰レバー40の他端部40bが、ロータ本体部121の後端部126に面した、リール本体110の顎部115(図2参照)に近づく。
図11に示すように、リール本体110の顎部115には、復帰レバー戻し部42が設けられている。復帰レバー戻し部42は、ロータ120の回転方向に向かって高さが高くなるように斜面42cが形成された略三角形の部材である。復帰レバー戻し部42の底面には突起部42aが形成され、突起部42aは、リール本体110の顎部115に設けられた孔に挿入されている。復帰レバー戻し部42は突起部42aによって位置決めされ、さらにボルト42bで固定されている。
従来技術では、復帰レバー戻し部は下部にくびれ部を形成し、顎部に設けた切り欠き部に側部からくびれ部を挿入して固定していた。しかしこの復帰レバー戻し部42は、底面に形成した突起部42aとボルト42bとにより位置決めされ、固定されている。この構成により、顎部115の周辺の構造を簡素化することができ、周辺部材の設計自由度を高めている。
図11に示すように、復帰レバー戻し部42は、リール本体110の、竿装着台支持部114が延出する位置の顎部115に配置されている。
ユーザは、釣糸案内機構2を釣糸巻取位置から釣糸開放位置に手動で切り替えようとするときに、右手の指で釣糸を引っ掛けて保持しておき、左手でベール23を動かして位置を切り替えることが多い。このときユーザは釣糸を指で引っ掛けるために、ラインローラ3がある第1ロータアーム210が竿側(竿装着台支持部114が配置された側)に来る位置で、ベール23を動かすことが必要となる。このとき、復帰レバー戻し部42が竿側の反対位置にあると、第2ロータアーム220も竿側の反対位置に来るため、第2ロータアーム220の内部に配置された復帰レバー40が復帰レバー戻し部42と干渉して、ベール23を釣糸開放位置に動かすことができない。
復帰レバー戻し部42を、竿装着台支持部114が延出する位置の顎部115に配置することにより、第1ロータアーム210が竿側に来る位置で、ユーザが釣糸案内機構2を釣糸巻取位置から釣糸開放位置に手動で切り替えようとするときに、復帰レバー40が復帰レバー戻し部42と干渉せず、ユーザに違和感を与えずに釣糸案内機構2の位置を切り替えることができる。
復帰レバー40の一端部40aは、第2ベール支持部22の第1端部22aのレバー挿入孔22fに挿入されているが、釣糸巻取位置では一端部40aはレバー挿入孔22fの側壁には当接せず、ある程度自由に動くことができる空間がある。そのため、例えばベール23が変形した場合などでは、第1端部22aが釣糸巻取位置にある位置においても、復帰レバー40は後方向に移動する可能性がある。第1端部22aが釣糸巻取位置にある位置において復帰レバー40が後方向に移動すると、復帰レバー40の他端部40bが復帰レバー戻し部42と接触してはいけないときに接触してしまう可能性が生じる。
このような可能性を排除するため、図10に示すように、復帰レバー40の折り曲げられた一端部40aは、コイルばね製の持ち上げばね(付勢部材)44によって付勢されている。持ち上げばね44は、復帰レバー40が後退しないようにするために、復帰レバー40を、前方向に付勢するものである。
持ち上げばね44は、前端(図10では上端)が復帰レバー40の一端部40aに巻き付けられ係止されており、後端(図10では下端)は、釣糸巻取位置においてレバー挿入孔22fの後端(図10では下端)の側壁22kに当接するようになっている。この構成により、持ち上げばね44は、釣糸巻取位置において復帰レバー40を第2ベール支持部22の第1端部22aに対して前方(図10では上方)に付勢することができ、復帰レバー40が復帰レバー戻し部42と接触しないようにすることができる。
次に、ベール反転装置30の動作について説明する。図9(a)に示すように、釣糸案内機構2が釣糸巻取位置にあるときは、ガイドロッド36の一端部36aは、第2ベール支持部22の支持軸22cの中心を通って前後方向に平行な仮想的線分Gよりも左側にある。トグルばね32の付勢力により、ガイドロッド36は、第2ベール支持部22を図の左上方向に付勢し、この位置で第2ベール支持部22を安定させている。
釣糸を前方へ繰り出すために釣糸案内機構2を釣糸開放位置にするときは、ユーザはベール23を手で持って図9(a)の矢印Lの方向へ回す。すると第2ベール支持部22が支持軸22cを中心に左回りに回転する。トグルばね32の付勢力はこの回転を抑制するように働くが、ユーザによって係合穴22d(及びそれと係合したガイドロッド36の一端部36a)はトグルばね32の付勢力に対抗しつつ左回転させられる。
係合穴22dが途中まで回転して、支持軸22cの中心と、係合穴22dと、係合穴22dに係合したガイドロッド36が一直線になる位置がベール反転装置30の死点となる(図示せず)。死点位置では、トグルばね32の付勢力は支持軸22cに受け止められ、第2ベール支持部22を左右のいずれかに回転させる方向には働かない。
この死点を超えてさらに係合穴22dが左回転(図の右方向に移動)すると、今度はトグルばね32の付勢力が、逆に第2ベール支持部22を左方向に回転させる方向に働く。そして第2ベール支持部22は図9(b)に示す釣糸開放位置まで左回転する。この位置では、ガイドロッド36の一端部36aは、仮想的線分Gよりも右側にある。また、復帰レバー40の一端部40aがレバー挿入孔22fの前端壁22gに押され、復帰レバー40は下方に移動している。復帰レバー40の他端部40bは、前述のように図示しないリール本体110の顎部115に近接して位置している。
釣糸案内機構2が図9(b)に示す釣糸開放位置にあるときに、ユーザが釣糸巻取りのためにハンドル140を回すと、ロータ120が回転する。するとロータ120とともに回転する復帰レバー40の他端部40bが、復帰レバー戻し部42の斜面42c(図11参照)に当接し、ロータ120の回転に伴って斜面42cの傾斜に沿って次第に上方に持ち上げられる。これにより復帰レバー40の一端部40aは、レバー挿入孔22fの前端壁22gを図の上方へ押し上げる。そのため、第2ベール支持部22が支持軸22cを中心に、図9(b)の矢印Rに示す方向に回転する。
係合穴22dは、回転の始めはトグルばね32の付勢力に対抗しつつ右回りに回転させられるが、係合穴22dがさらに回転して死点を超えると、今度はトグルばね32の付勢力が第2ベール支持部22を右回りに回転させる方向に働く。そして図9(a)に示す釣糸巻取位置で安定する。このように、ハンドル140を回すことにより、釣糸案内機構2は自動的に釣糸巻取位置にセットされる。
以上に説明した実施の形態1に係る魚釣用スピニングリール100のロータ120は、ロータ本体部121が、他の構成は同じであるが、壁厚が均一で肉厚部127を有さない従来構造のものよりも必要強度は維持したままでより軽量化されている。また、第1ロータアーム210が、平板状の第1支持脚211と平板状の第2支持脚213とで形成され、それぞれに補強用の第1リブ215と第2リブ216とが設けられている。そのため、他の構成は同じであるが、補強用の第1リブ215と第2リブ216とを有しない従来構造のものに比べて、必要強度は維持したままでより軽量化されている。
また、魚釣用スピニングリール100は、ラインローラ3がある側の第1ロータアーム210とは反対側の第2ロータアーム220の内部にベール反転装置30を設けられている。これにより、第1ロータアーム210と第2ロータアーム220との重量バランスを取りやすくなり、ロータ120が軽量化されている。
具体的には、第1ロータアーム210はベール反転装置30を有していないので、他の構成が同じでベール反転装置30を有する第2ロータアーム220よりも軽量である。そのため、第2ロータアーム220側のロータ本体部121には肉厚部127を設けず、第1ロータアーム210側のロータ本体部121だけに肉厚部127を有していても、回転バランスをとりやすくなっている。つまり、バランスをとるためだけに追加する調整用重量材(バランサー)を少なくすることができ、結果的に軽量化につながっている。
以上のように、魚釣用スピニングリール100のロータ120は、必要な強度を保ちつつ全体の重量を軽量化するとともに、回転バランスのとれたロータとなっている。
なお、第1ロータアーム210側のロータ本体部121に肉厚部127を設ける構成と、第1ロータアーム210を平板状の第1支持脚211と平板状の第2支持脚213とで形成し、それぞれに第1リブ215と第2リブ216とを設ける構成とは、それぞれを選択的に実施してもよい。
また、ラインローラ3がある側とは反対側の第2ロータアーム220の内部にベール反転装置30を設ける構成と、第1ロータアーム210側のロータ本体部121に肉厚部127を設ける構成と、第1ロータアーム210を平板状の第1支持脚211と平板状の第2支持脚213とで形成し、それぞれに第1リブ215と第2リブ216とを設ける構成とは、それぞれを選択的に実施してもよいし、2つ以上を組み合わせて実施してもよい。
(実施の形態2)
実施の形態1では、ロータ本体部121の第1ロータアーム210側の円筒内側に肉厚部127を形成してそれ以外のロータ本体部121の円筒の厚さを低減し、ロータ本体部121の全体の重量を低減した。実施の形態2では、別の構成でロータ本体部121Aの全体の重量を低減する形態について説明する。
図12(a)、(b)に示すように、ロータ本体部(円筒部)121Aの、第1ロータアーム210と第2ロータアーム220との間の側面の後部から前部にかけて、円筒軸S方向に対して傾斜して延びる、周囲よりも肉厚の傾斜肉厚部128a(第2補強部)と傾斜肉厚部128b(第2補強部)を設けている。円筒軸S方向に対して傾斜して延びるとは、ロータ本体部121Aの円筒側面を部分的な螺旋状(螺旋円弧状)に延びるということである。
傾斜肉厚部128a、128bは、その部分以外のロータ本体部121Aの円筒の厚壁よりも壁厚を厚く形成した部分である。傾斜肉厚部128a、128bは、それぞれロータ本体部121Aの後部から前部にかけて、第1ロータアーム210側から第2ロータアーム220側に向けて前方に向くように螺旋状に延びている。傾斜肉厚部128aと傾斜肉厚部128bとは、円筒軸Sを含む面に対して面対称に形成されている。より具体的には、傾斜肉厚部128aと傾斜肉厚部128bとは、円筒軸Sを含み、第1ロータアーム210の中央部と第2ロータアーム220の中央部とを通過する面に対して面対称に形成されている。
前述のように、ロータ本体部121Aの第1ロータアーム210側には特に大きな負荷がかかるため、傾斜肉厚部128a、128bはこのような方向と配置で設けることが強度上及び回転バランス上好ましい。
傾斜肉厚部128a、128bを除くロータ本体部121Aの円筒の壁厚は、ロータ本体部121Aの円筒部分が均一な厚さの場合の壁厚よりも薄くできる。傾斜肉厚部128a、128bの壁厚は、強度と重量とのトレードオフで決定されるが、傾斜肉厚部128a、128b以外の円筒部分の壁厚の1.5倍から3倍程度であることが好ましい。このように円筒に傾斜肉厚部128a、128bを設けて他の円筒部分の壁厚を薄くすることにより、必要強度を保ちつつロータ本体部121Aの全体重量を低減することができる。
実施の形態2では、傾斜肉厚部128a、128bを設ける範囲は円盤部122よりも後方側の範囲である。しかし傾斜肉厚部128a、128bを設ける範囲をより広く、又は狭くしてもよい。
実施の形態2では、第2補強部として、傾斜肉厚部128a、128bを形成したが、ロータ本体部121Aの円筒部より強度の高い、補強材を円筒部の壁に貼り付けてもよい。さらに、補強材を円筒部の壁に内包させることも可能である。このような補強材は、円筒軸Sに対して傾斜して設けることが好ましい。
なお、第1ロータアーム210側と第2ロータアーム220側のロータ本体部121Aの円筒の壁厚は、薄くしなくてもよい。
ロータ本体部121Aの円筒の厚さを全体的に薄くし、その一部を肉厚にして全体の強度を保つ方法として、円筒軸S方向に平行又は直交する方向に肉厚部を設ける方法も考えられる。しかし発明者らは、円筒軸S方向に対して斜め方向の傾斜肉厚部128a、128bを設けるほうが、ロータ本体部121Aの強度の低下を防ぎつつロータ本体部121Aの重量を低減する効果が高いことを見出した。また、広い範囲の壁厚を薄くし、斜めに壁厚を厚くした補強部を設けることが効果的であることを見出した。
(変形例)
実施の形態2における傾斜肉厚部128a、128bに隣接する位置(直接接する位置だけでなく近接する位置も含む)の円筒部分を(部分的に)開口してもよい。例えば、図13(a)に示すロータ本体部121Aのように、第1ロータアーム210と第2ロータアーム220との間の円筒部分に、開口部230aと開口部230bを設ける。反対側にも図13(b)に示すように、同様に開口部230cと開口部230dを設ける。つまり、円筒軸S方向に対して傾斜して延びる傾斜補強部128c(第2補強部)を設け、それに隣接する位置に開口部230aと開口部230bを設けている。同様に円筒軸S方向に対して傾斜して延びる傾斜補強部128d(第2補強部)を設け、それに隣接する位置に開口部230cと開口部230dを設けている。傾斜補強部128c、128dの壁厚は、ロータ本体部121A全体が均一な厚さである場合の壁厚よりも厚い。傾斜補強部128c、128dは、実施の形態2における傾斜肉厚部128a、128bと同じ役割を有する。
この変形例の場合、開口部以外の部分の壁厚は同じとしてもよい。その場合は、均一な壁厚の円筒の一部を打ち抜いて開口部を形成することができる。言い換えると、ロータ本体部121Aの第1ロータアーム210と第2ロータアーム220との間の2つの円筒部分に、円筒軸S(前後)方向に対して傾斜する方向に延びる傾斜補強部128c、128dを残して大きな開口部230a、230b、230c、230dを設けてもよい。なお、第1ロータアーム210が取り付けられている円筒部分と、第2ロータアーム220が取り付けられている円筒部分とには、強度上開口部を設けないことが好ましい。開口部の形状は、図13に示す例では略台形であるが、その形状は台形でなくともよい。ただし回転バランスを考慮すると、円筒軸Sを含み、第1ロータアーム210の中央部と第2ロータアーム220の中央部とを通過する面に対して面対称に形成することが好ましい。
このように、実施の形態2における傾斜肉厚部128a、128b以外の円筒部分を部分的に開口することにより、全体としてロータ本体部121Aの重量を低減することができる。
従来の技術では、板状部材の重量を低減する方法として、小さな開口(例えば円形開口)を多数設ける方法が知られている。しかし発明者らは、広い範囲を開口し、開口部に斜めの補強部を設けることが、必要な強度を保ちつつ全体の重量を低減することにより効果的であることを見出した。
なお、ロータ本体部121を軽量化するための、実施の形態1の肉厚部127と、実施の形態2の傾斜肉厚部128a、128b(又は変形例の傾斜補強部128c、128d)は、それぞれを選択的に実施してもよいし、2以上を組み合わせて実施してもよい。
以上、本発明のいくつかの実施の形態とその変形例について説明した。しかし本発明はこれらの実施の形態と変形例に限られるわけではない。また、上記に説明した特徴的な構成のうちの1つを選択的に(単独で)実施してもよく、また複数の構成を回転バランスを考慮しつつ組み合わせてもよい。
2 釣糸案内機構
3 ラインローラ
21 第1ベール支持部
21a 第1端部
21b 第2端部
22 第2ベール支持部
22a 第1端部
22b 第2端部
22c 支持軸
22d 係合穴
22f レバー挿入孔
22g (レバー挿入孔の)前端壁
22h 樹脂カラー(絶縁部材)
22k 側壁
23 ベール
23a 第1端部
23b 第2端部
24 支持軸
30 ベール反転装置
32 トグルばね
32a (トグルばねの)一端部
32b (トグルばねの)他端部
33 樹脂板
34 ばねガイド
34a (ばねガイドの)底面
36 ガイドロッド
36a (ガイドロッドの)一端部
36b (ガイドロッドの)他端部
38 係止突起
40 復帰レバー
40a (復帰レバーの)一端部
40b (復帰レバーの)他端部
42 復帰レバー戻し部
42a 突起部
42b ボルト
44 持ち上げばね(付勢部材)
100 魚釣用スピニングリール
110 リール本体
111 ケース部
112 蓋部
113 竿装着台
114 竿装着台支持部
115 顎部
120 ロータ
121、121A ロータ本体部(円筒部)
121a 前端部
122 円盤部
123 ナット
124 ボス部
125 貫通穴
126 後端部(開口端)
127 肉厚部(第1補強部)
128a、128b 傾斜肉厚部(第2補強部)
128c、128d 傾斜補強部(第2補強部)
129 バランス調整部
129a 板材
130 スプール
140 ハンドル
141 ハンドル軸
150 駆動機構
151 駆動軸
152 駆動ギア
160 オシレーティング機構
170 ピニオンギア
171 ギア部
172 ピニオンギアの前部
180 スプール軸
210 第1ロータアーム
211 第1支持脚
212 (第1支持脚の)側部
213 第2支持脚
214 (第2支持脚の)側部
215 第1リブ(第3補強部)
216 第2リブ(第3補強部)
220 第2ロータアーム
230a、230b、230c、230d 開口部

Claims (8)

  1. 円筒部と、前記円筒部の互いに対向する位置に配置された第1ロータアームと第2ロータアームと、を有するロータと、
    釣糸を案内するラインローラと、ベールと、前記ベールの一端を支持する第1ベール支持部材と、前記ベールの他端を支持する第2ベール支持部材と、を有し、前記第1ベール支持部材が前記第1ロータアームと結合され、前記第2ベール支持部材が前記第2ロータアームに結合された釣糸案内機構と、
    前記釣糸案内機構を釣糸解放位置と釣糸巻取位置とに振り分けるベール反転装置と、を備え、
    前記ラインローラが前記第1ベール支持部材に配設され、前記ベール反転装置が前記第2ロータアーム内部に配設されており、
    前記第1ロータアームは、前記円筒部の外周から前方に延出する2つの支持脚を有し、
    前記第1ロータアームが設けられた位置の前記円筒部の内周に、周囲よりも肉厚の肉厚補強部を備える
    魚釣用スピニングリール。
  2. 前記支持脚は、少なくとも1つの前記支持脚の側部から前記円筒部の外周まで延在するリブ補強部を備える、請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
  3. 前記ベール反転装置は、前記第2ベール支持部材を釣糸巻取位置に復帰させる復帰レバーを有し、
    前記復帰レバーの後端部に当接して前記復帰レバーを移動させる復帰レバー戻し部が、リール本体における、前記円筒部の後端部に面した顎部の、竿装着台支持部が延出する位置に配置されている、
    請求項1又は2に記載の魚釣用スピニングリール。
  4. 前記復帰レバーの前端部に当接して前記復帰レバーを前方向に付勢する付勢部材を前記第2ベール支持部材に備える、請求項3に記載の魚釣用スピニングリール。
  5. 前記ベール反転装置は、トグルばねと、前記トグルばねをガイドするガイドロッドと、を有し、
    前記ガイドロッドの一端部と係合する前記第2ベール支持部材の係合穴に、前記ガイドロッドと前記係合穴との間を絶縁する絶縁部材が配置されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。
  6. 前記円筒部の前記第1ロータアームの外周にロータバランス調整部を備える、請求項1から5のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。
  7. 前記肉厚補強部は、前記円筒部の後端部から前端部までの全長にわたって形成されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。
  8. 前記円筒部の側面に、前記円筒部の円筒軸方向に対して傾斜して延びる傾斜補強部を備える、請求項1から7のいずれか1項に記載の魚釣用スピニングリール。
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