JP6664757B1 - 営業支援装置、営業支援方法、営業支援プログラム - Google Patents

営業支援装置、営業支援方法、営業支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より効果の高い営業支援装置、営業支援方法及び営業支援プログラムを提供すること。【解決手段】第1,第2話者の会話による営業を支援するための営業支援装置であって、前記第1話者の音声及び前記第2話者の音声から前記第1,第2話者各々の感情を解析する感情解析部と、営業が所定の成績を収めた場合の感情の推移パタンが格納された第1データベースを参照し、前記感情解析部で解析された前記感情の推移パタンを、前記第1データベースに格納された感情の推移パタンと比較する比較部と、前記比較部での比較結果に応じて、前記営業を支援するための情報を提示する提示部と、を備えることを特徴とする営業支援装置。【選択図】図1

Description

本発明は、営業支援装置、営業支援方法及び営業支援プログラムに関する。
今日、コールセンタでは、顧客からの電話を受けることを主体としたインバウンド業務と、コールセンタから積極的に電話をかけるアウトバウンド業務とを兼ね備えていることが多い。そのため、コールセンタは、単なる企業の問い合わせ窓口にとどまらず、企業の営業活動の一環ともなっている。
そして、コールセンタでの営業を支援するためのシステムが従来から提案されている。例えば、特許文献1には、顧客との会話後のフォローアップを処理するコールセンタフォローアップ処理システムが開示されている。このコールセンタフォローアップ処理システムでは、オペレータと顧客との会話を録音する音声キャプチャサーバと、音声キャプチャサーバにより録音された会話を音声/テキスト変換する音声認識サーバと、オペレータと顧客の会話終了後に、顧客から会話に関する音声によるフォローアップ要求を受け付ける自動音声応答装置とを備えている。そして、音声認識サーバは、自動音声応答装置がフォローアップ要求を受け付けた際に、フォローアップ要求をテキストに変換してバックエンドサーバに送信し、バックエンドサーバは、送信されたフォローアップ要求から処理内容に応じたキーワードを抽出して、フォローアップ要求に含まれる処理条件を特定する処理条件特定部と、処理内容と処理条件ごとの実行手段を有するフォローアップ実行部とを備える。
そして、上記構成を備えることにより、オペレータと顧客の会話終了後に、自動音声応答装置が今回の会話に関してフォローアップすべき点がないかを確認し、フォローアップ要求を音声入力で受け付け、バックエンドサーバが、そのフォローアップ要求のテキストから処理内容や処理条件を特定することができるので、オペレータの手を煩わすことなく、きめ細かなフォローアップを提供することができるとしている。
特開2015−070326号公報
しかしながら、従来の発明では、インバウンドで顧客がオペレータとの会話後に初めて発生するような事項を処理し、アウトバウンドに繋げていくことを目的しており、基本的にインバウンドでコンタクトのあった顧客に対して営業を行うこととなり、効果的な営業支援となっていない虞がある。また、顧客に対するフォローを事後的に行うこととなるため機会を逃す虞がある。このため、より効果的な営業支援が従来から求められている。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、より効果の高い営業支援装置、営業支援方法及び営業支援プログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決すべく、本発明の営業支援装置は、第1,第2話者の会話による営業を支援するための営業支援装置であって、前記第1話者の音声及び前記第2話者の音声から前記第1,第2話者各々の感情を解析する感情解析部と、営業が所定の成績を収めた場合の感情の推移パタンが格納された第1データベースを参照し、前記感情解析部で解析された前記感情の推移パタンを、前記第1データベースに格納された感情の推移パタンと比較する比較部と、前記比較部での比較結果に応じて、前記営業を支援するための情報を提示する提示部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、より効果の高い営業支援装置、営業支援方法及び営業支援プログラムを提供することができる。
実施形態に係る営業支援システム1の概略構成の一例を示す図である。 実施形態に係るオペレータ端末3のハード構成の一例を示す図である。 実施形態に係るオペレータ端末3の機能構成の一例を示す図である。 実施形態に係る営業支援サーバ4(営業支援装置)のハード構成の一例を示す図である。 実施形態に係る営業支援サーバ4(営業支援装置)の記憶装置に格納されるデータベースの一例を示す図である。 実施形態に係る営業支援サーバ4(営業支援装置)の属性DBに格納されるデータの一例を示す図である。 実施形態に係る営業支援サーバ4(営業支援装置)の機能構成の一例を示す図である。 実施形態に係るオペレータ端末3に表示(提示)される表示画面の一例である。 実施形態に係る営業支援サーバ4(営業支援装置)のメイン処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る営業支援サーバ4(営業支援装置)の感情解析処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る営業支援サーバ4(営業支援装置)の比較パタン特定処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る営業支援サーバ4(営業支援装置)の助言抽出処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態では、本発明をコールセンタでのアウトバウンド営業に適用した例について説明しているが、本発明は、コールセンタでのインバウンド営業にも適用することもできる。また、コールセンタに限らず、対面での営業に適用することもできる。
[実施形態]
(営業支援システム1の構成)
図1に示すように、実施形態の営業支援システム1は、ユーザU(第2話者)の通話端末2Aから公衆網6を介して接続されるIP−PBX(Internet Protocol−Private Branch eXchange、IP回線対応構内交換機)装置5(以下、PBX装置5ともいう)がネットワーク7を介して、オペレータO(第1話者)の通話端末2Bと接続し通話をする構成を有する。また、ネットワーク7には、オペレータ用PC端末3(以下、オペレータ端末3ともいう)及び営業支援サーバ4(営業支援装置)が通信可能に接続されている。なお、営業支援システム1が具備する通話端末2A,2B、オペレータ端末3、営業支援サーバ4及びPBX装置5の数は任意である。
(オペレータ端末3の構成)
図2に示すように、オペレータ端末3は、通信IF300A、記憶装置300B、入力装置300C、表示装置300D及びCPU300Eを備える。
通信IF300Aは、他の装置と通信するためのインターフェースである。
記憶装置300Bは、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や半導体記憶装置(SSD(Solid State Drive))であり、例えば、営業支援プログラムや端末IDなどが記憶されている。なお、端末IDは、オペレータ端末3を識別するための識別子である。オペレータ端末3から送信される情報に端末IDを付与することで、営業支援サーバ4は、受信した情報がどのオペレータ端末3から送信されたものであるかを認識することができる。なお、端末IDは、IP(Internet Protocol)アドレス、MAC(Media Access Control)アドレスなどを利用してもよく、営業支援サーバ4がオペレータ端末3に対して付与するようにしてもよい。
入力装置300Cは、例えば、キーボード、タッチパネル、マウスなどの入力デバイスである。
表示装置300Dは、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどであるが、表示可能であれば他の装置や機器であってもよい。表示装置300Dは、営業支援システム1に必要な画面(例えば、後述する図8に示す画面)を表示する。
CPU300Eは、オペレータ端末3を制御するものであり、図示しないROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えている。
本実施形態では、オペレータ端末3が記憶装置300Bを備える構成となっているが、ネットワーク7を介して接続された他の装置(例えば、サーバ)が記憶装置300Bの全部又はその一部を備える構成であってもよい。この場合、オペレータ端末3は、他のサーバが備える記憶装置300Bを参照する。また、ネットワーク7を介して接続された他のサーバから営業支援プログラムをダウンロード可能に構成されていてもよい。
(オペレータ端末3の機能構成)
図3に示すように、オペレータ端末3は、受信部301、記憶装置制御部302、入力受付部303、表示装置制御部304及び送信部305などの機能を有する。
受信部301は、営業支援サーバ4から送信される情報を受信する。
記憶装置制御部302は、記憶装置300Bを制御する。具体的には、記憶装置制御部302は、記憶装置300Bを制御して情報の書き込みや読み出しを行う。
入力受付部303は、入力装置300Cによる入力操作を受け付ける。
表示装置制御部304は、表示装置300Dを制御する。具体的には、表示装置制御部304は、営業支援システム1の利用に必要な画面(例えば、後述する図8に示す画面)を表示装置300Dに表示させる。
送信部305は、入力装置300Cによる入力操作の情報を営業支援サーバ4へと送信する。
(営業支援サーバ4の構成)
図4に示すように、営業支援サーバ4は、通信IF400A、記憶装置400B、CPU400C及びRTC400Dを備える。
通信IF400Aは、他の装置と通信するためのインターフェースである。
記憶装置400Bは、例えば、HDD(Hard Disk Drive)や半導体記憶装置(SSD(Solid State Drive))であり、各種データベース(以下、DBともいう)や営業支援プログラムなどが記憶されている。なお、記憶装置400Bは、情報(データ)の書き込み、読み出しが可能であれば、他の装置や機器であってもよい。
(データベース)
図5は、記憶装置400Bに格納されている各種DBの一例を示す図である。記憶装置400Bには、例えば、属性DB1(第2データベース)、比較用パタンDB2(第1データベース)、助言DB3、感情解析用DB4、音声DB5、辞書DB6などが格納されている。なお、本実施形態では、これらDB1〜DB6は、記憶装置400Bに格納されているが、コンピュータ読み取り可能な外部記憶媒体(例えば、USBメモリや外付けHDD)に格納されていてもよいし、ネットワーク7を介して他のコンピュータやサーバなどから読出可能及び/又は書込可能に構成されていてもよい。
図6は、属性DB1に格納される情報(データ)の一例である。図6(a)に示すように、属性DB1には、ユーザUごとに属性情報がユーザIDに関連付けて格納されている。属性情報は、例えば、性別、年齢、住所、職業、電話番号などであるが、これに限られず、ユーザUの属性を表す情報であればユーザIDに関連付けて属性DB1に格納するようにしてもよい。また、図6(b)に示すように、属性DB1には、オペレータOごとに属性情報がオペレータIDに関連付けて格納されている。属性情報は、例えば、性別、年齢、勤続年数、役職などであるが、これに限られず、オペレータOの属性を表す情報であればオペレータIDに関連付けて属性DB1に格納するようにしてもよい。
比較用パタンDB2には、オペレータOによる営業が所定の成績を収めた場合のオペレータO及びユーザUの感情の共感度の推移パタン(以下、単に感情の推移パタンともいう)が格納されている。ここで、所定の成績とは、例えば、成約率が所定値(例えば、平均値)よりも高い、クロージングまでの時間が所定時間よりも短い、冒頭突破率が所定値(例えば、平均値)よりも高い、などである。また、感情の共感度とは、オペレータO及びユーザUの感情がどれだけ一致しているか(一致率)を示す指標であり、オペレータO及びユーザUの感情(例えば、喜怒哀楽など)が一致(シンクロ)しているかにより共感度が決定される。オペレータO及びユーザUの感情(例えば、喜怒哀楽など)が一致している割合が高いほど感情の共感度が高く、オペレータO及びユーザUの感情が一致している割合が低いほど感情の共感度が低い。
また、比較用パタンDB2には、ユーザUのカテゴリ(属性に応じて決定される)、オペレータOのカテゴリ(属性に応じて決定される)、会話日(例えば、平日、休日など)、会話時間帯(例えば、朝(9:00-12:00)、昼(12:00-17:00)、夜(17:00-21:00)など)、電話回数(例えば、1回、2回、3回以上など)、進捗状況(例えば、冒頭突破、クロージング、リバトル、申し込み、など)の組み合わせごとに、対応するオペレータO及びユーザUの感情の推移パタンが格納されている。これにより、オペレータOの属性、ユーザUの属性、会話日、会話時間帯、電話回数、進捗状況、など異なる種々の組み合わせについて、感情の推移パタンの対比を行うことができ、精度の高い適切な助言を提示することができる。
助言DB3には、実際のオペレータO及びユーザUの感情の推移パタンと、比較用パタンDB2に格納されている感情の推移パタンとの比較結果に応じた種々の助言が格納されている。より具体的には、助言DB3には、実際のオペレータO及びユーザUの感情の推移パタンと、比較用パタンDB2に格納されている感情の推移パタンとの比較結果が異なる場合に、実際のオペレータO及びユーザUの感情の推移パタンが比較用パタンDB2に格納されている感情の推移パタンに近づけるための助言が格納されている。助言としては、例えば、話す速度(例えば、「ゆっくり話そう!」など)、声調(例えば、「もっと楽しそうに話そう!」など)、発話量(例えば、「発話量を多くしよう!」、「相手の話を聞こう!」など)、声量(「大きな声で話そう。」など)及び発話内容(例えば、「営業会話はいったんストップ。」「日常会話(天気、家族のことなど)をしよう。」など)などが格納されている。また、助言DB3には、実際のオペレータO及びユーザUの感情の推移パタンと、比較用パタンDB2に格納されている感情の推移パタンとの比較結果が近づいた場合には、「今の会話、ナイス!」といった誉め言葉などが助言として格納されていてもよい。更に助言としては、テキストに限らず、アイコン、スタンプといった画像や動画などが助言として格納されていてもよい。
感情解析用DB4には、オペレータOと感情を解析するための情報が格納されている。具体的には、感情解析用DB4には、感情(例えば、「平常」「喜び」「怒り」)ごとの音響特性(声の高低、話す速さ、声の大小、抑揚などの特性)を学習したモデルが格納されている。なお、上記「平常」「喜び」「怒り」だけに限られず、「哀しみ」「楽しみ」などの感情を加えても良いし、さらに細分化して「信頼」「心配」「驚き」「嫌悪感」「関心」などの感情を加え、音響特性と対応づけて感情解析用DB4に格納するようにしてもよい。細かな感情の機微にも対応することができ、より精度の高い助言を提示することができる。感情ごとの音響特性を学習したモデルを感情解析用DB4に格納することにより、感情解析用DB4を参照することで、換言すると、オペレータO及びユーザUから得られる音声の音響特性を解析することで、オペレータO及びユーザUの両者がどのような感情であるかを解析することができる。
音声DB5には、音声信号の波形から音声を文字起こしするための情報が格納されている。具体的には、音声DB5には、音声信号の波形と周波数特性といった音響特徴量と言葉とが対応付けて格納されている。音声DB5を参照することにより、音声信号の波形と周波数特性といった音響特徴量から音声をテキスト化することができる。
辞書DB6には、営業の進捗状況(例えば、冒頭突破、クロージング、リバトル、申し込み、など)ごとに、よく使用されるキーワード(以下、KWともいう)が対応付けて格納されている。以下の表1は、進捗状況と、その進捗状況において使用されるキーワードとの対応の一例を示す表である。なお、表1はあくまで一例であり、各進捗状況に対応付けられるKWは、表1に示す例に限られない。
Figure 0006664757
CPU400Cは、営業支援サーバ4を制御するものであり、図示しないROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えている。
RTC400Dは、リアルタイムクロックであり、日時(年月日時分秒)の計測に利用される。
(営業支援サーバ4の機能構成)
図7に示すように、営業支援サーバ4は、受信部401、音声取得部402、音響特徴抽出部403、感情解析部404、話者分類部405、日時取得部406、通話回数カウント部407、テキスト生成部408、進捗状況判定部409、比較パタン特定部410、比較部411、助言抽出部412、記憶装置制御部413、提示部414及び送信部415などの機能を有する。
受信部401は、通話端末2Bから送信される情報(例えば、オペレータOの音声信号など)及びPBX装置5を介して通話端末2Aから送信される情報(例えば、ユーザUの音声信号など)を受信する。
音声取得部402は、通話端末2A及び通話端末2Bから送信されるユーザU及びオペレータOの音声信号を取得する。
音響特徴抽出部403は、音声取得部402で取得された音声信号からオペレータO及びユーザUの音響特徴を抽出する。ここで、音響特徴とは、例えば、音声の高さ(音声の周波数)、大きさ(音声の振幅)、波形などである。音響特徴抽出部403は、通話端末2Aと通話端末2Bとの通話状態が継続する間、オペレータO及びユーザUそれぞれの音声信号から音響特徴を抽出する。
感情解析部404は、音響特徴抽出部403により抽出されたオペレータOの音響特徴からオペレータOの感情を解析する。また、感情解析部404は、音響特徴抽出部403により抽出されたユーザUの音響特徴からユーザUの感情を解析する。具体的には、感情解析部404は、感情解析用DB4に格納されている音響特徴と感情との関係を参照することで、オペレータO及びユーザUの感情を解析する。なお、本実施形態では、感情解析部404は、オペレータO及びユーザUの感情を感情値(推定された感情の度合い(大きさ)を表す数値)として算出する。つまり、感情値の時系列のデータが感情の推移パタンとなる。換言すると、感情値は、感情の推移パタンの一部であり、感情の推移パタンからある一時点の値を抽出したものが感情値となる。また、感情解析部404は、解析したオペレータO及びユーザUの感情から両者の感情の共感度を算出する。なお、感情解析部404による感情の解析の詳細は、図10を参照して後述する。
話者分類部405は、属性DB1の格納された属性情報に応じて、オペレータO及びユーザUを分類する。具体的には、話者分類部405は、オペレータOであれば、性別(例えば、Male、Femaleなど)、年代(例えば、10代、20代、30代など)、勤続年数(例えば、3年未満、3年以上5年未満、5年以上など)、役職(例えば、グループリーダ、課長など)に応じて異なるカテゴリに分類する。また、話者分類部405は、ユーザUであれば、性別(例えば、Male、Femaleなど)、年代(例えば、10代、20代、30代など)、職業(自営業、会社員、社長、取締役など)に応じて異なるカテゴリに分類する。なお、感情解析部404での解析結果に応じて、オペレータO及びユーザUを異なるカテゴリ、例えば、切れやすい、我慢強い、合理的など、に分類するようにしてもよい。
日時取得部406は、RTC400Dで計測される日時(年月日時分秒)を取得する。
通話回数カウント部407は、ユーザUごとに何度目の会話であるかをカウントする。具体的には、オペレータOが電話を架けると、属性DB1を参照し、オペレータOが架けた電話番号に関連付けられている電話回数をインクリメント(1を加算)する。
テキスト生成部408は、音声DB5を参照し、オペレータO及びユーザUの音声信号からテキストデータを生成する。
進捗状況判定部409は、辞書DB6を参照し、テキスト生成部408で生成されたテキストデータに含まれるキーワードに基づいて、オペレータOによる営業の進捗状況を判定する。例えば、進捗状況判定部409は、テキスト生成部408で生成されたテキストデータに対して形態素解析を行い、テキストデータに含まれるキーワードを抽出する。そして、辞書DB6を参照して抽出したキーワードがどの進捗状況に対応づけられているかに基づいて、オペレータOによる営業の進捗状況を判定する。
比較パタン特定部410は、比較用パタンDB2に格納されている1以上の感情の推移パタンのうち、どの感情の推移パタンと比較するかを特定する。具体的には、比較パタン特定部410は、比較用パタンDB2に格納されている1以上の感情の推移パタンから、感情解析部404で感情を解析しているオペレータOの分類結果(カテゴリ)、ユーザUの分類結果(カテゴリ)、会話日、会話時間帯、電話回数、進捗状況、などが一致又は類似する感情の推移パタンを特定する。
より具体的には、比較パタン特定部410は、比較用パタンDB2に格納されている1以上の感情の推移パタンから、感情解析部404で感情を解析しているオペレータOの分類結果(カテゴリ)、ユーザUの分類結果(カテゴリ)、会話日、会話時間帯、電話回数、進捗状況、などの各項目が一致する感情の推移パタンを特定し、比較用の感情の推移パタンとする。また、一致する推移パタンが存在しない場合、最も類似する感情の推移パタンを特定し、比較用の感情の推移パタンとする。
なお、最も類似する感情の推移パタンを特定する場合、どのようにして最も類似する感情の推移パタンを特定するかは任意である。例えば、オペレータO、とユーザUそれぞれに対して、カテゴリ、会話日、会話時間帯、電話回数、進捗状況などの各項目をデータとしたクラスタ分析を行い、各クラスタ間の距離として類似度を算出し、最も類似度の値の高い感情の推移パタンを比較用の感情の推移パタンとしてもよい。
ここで、ある項目が特定のクラスタ内に含まれることを「属性一致」と呼ぶ。属性一致しない場合は、クラスタの中心からの距離を類似度(ここでは「属性類似度」と呼ぶ)として算出する。それぞれのデータ(オペレータO、ユーザUのカテゴリ、会話日、会話時間帯、電話回数、進捗状況など)がそれぞれのクラスタすべてで一致した場合を「一致」するとし、一つでも一致しないクラスタがあった場合は、属性一致していないクラスタの属性類似度が最大となるクラスタを「最も類似する」とする。なお、それぞれのクラスタの距離の判定の際に重み付けを設定し、属性類似度を調整しても良い。また、属性クラスクラスタ分析は、種々の既知の手法、短距離法、群平均法などを利用し、クラスタとの距離は種々の既知の手法を利用して算出することができる。例えば、ユークリッド距離、コサイン距離、ハミング距離などを利用することができる。
また、他の例として、オペレータOの分類結果(カテゴリ)、ユーザUの分類結果(カテゴリ)、会話日、会話時間帯、電話回数、進捗状況、などの各項目のうち最も重視する項目が一致するものを比較用の感情の推移パタンとしてもよい。
比較部411は、比較パタン特定部410により特定された感情の推移パタンと、感情解析部404で解析されたオペレータO及びユーザUの感情の推移パタンとを比較する。
助言抽出部412は、助言DB3を参照し、比較部411での比較結果に応じて助言を抽出する。例えば、助言抽出部412は、オペレータO及びユーザUの共感度が低い場合(所定の閾値以下である場合)、助言DB3から、話す速度(例えば、「ゆっくり話そう!」など)、声調(例えば、「もっと楽しそうに話そう!」など)、発話量(例えば、「発話量を多くしよう!」、「相手の話を聞こう!」など)、声量(「大きな声で話そう。」など)及び発話内容(例えば、「営業会話はいったんストップ。」「日常会話(天気、家族のことなど)をしよう。」など)などの助言を抽出する。また、オペレータO及びユーザUの共感度が高い場合(所定の閾値を超える場合)、助言DB3から、「今の会話、ナイス!」といった誉め言葉などの助言を抽出する。
記憶装置制御部413は、記憶装置400Bを制御する。具体的には、記憶装置制御部413は、記憶装置400Bを制御して記憶装置400Bに格納されているDB1〜DB6の情報の書き込みや読み出しを行う。
提示部414は、感情解析部404で解析されたオペレータO及びユーザUの感情(共感度)の推移、比較パタン特定部410で特定された感情(共感度)の推移パタン、助言抽出部412で抽出された助言の情報などを提示する。具体的には、提示部414は、感情解析部404で解析されたオペレータO及びユーザUの感情(共感度)の推移、比較パタン特定部410で特定された感情(共感度)の推移パタン、助言抽出部412で抽出された助言の情報などをオペレータ端末3へ送信するように送信部415へ指示する。
送信部415は、提示部414の指示に基づいて、感情解析部404で解析されたオペレータO及びユーザUの感情(共感度)の推移、比較パタン特定部410で特定された感情(共感度)の推移パタン、助言抽出部412で抽出された助言の情報などをオペレータ端末3へと送信する。
(オペレータ端末3の表示装置300Dに提示される画面)
図8は、オペレータ端末3の表示装置300Dに提示(表示)される表示画面の一例である。図8に示すように、オペレータ端末3の表示装置300Dには、感情解析部404により解析されたオペレータOの感情を表す顔アイコン601、感情解析部404により解析されたユーザUの感情を表す顔アイコン602が提示される。また、顔アイコン601,602の左側には、顔アイコン603Aと、該顔アイコンが表す感情603Bとの関係が提示される。なお、本実施形態では、顔アイコンの表示により提示される感情が3種類(通常、喜び、怒り)となっているが、感情の種類は、任意であり、図8に示す例だけに限られない。
また、オペレータ端末3の表示装置300Dには、助言抽出部412により抽出された助言が助言提示枠604A〜604C内に提示される。また、オペレータ端末3の表示装置300Dには、感情推移提示枠605内に、感情解析部404により解析されたオペレータO及びユーザUの感情の共感度の推移605A(実線)、比較パタン特定部410により特定された感情の共感度の推移605B(破線)が提示される。
なお、図8に示す表示画面は、オペレータ端末3の表示装置300Dに表示される画面の一例であり、上述した各項目(顔アイコン601,602、顔アイコン603A、感情603B、助言提示枠604A〜604C、感情推移提示枠605)を表示装置300Dの画面のどの位置に提示するかは任意である。
PBX装置5は、ネットワーク7と公衆網6のプロトコル変換、発着信の呼制御など実行する。
(営業支援システムによる処理)
図9から図12は、営業支援システム1の営業支援サーバ4による処理の一例を示すフローチャートである。以下、図9から図12を参照して、営業支援システム1の営業支援サーバ4による処理について説明する。
(メイン処理)
図9は、営業支援システム1の営業支援サーバ4によるメイン処理を示す図である。以下、図9を参照して営業支援システム1の営業支援サーバ4によるメイン処理について説明する。
(ステップS101)
音声取得部402は、通話端末2A及び通話端末2Bから送信されるユーザU及びオペレータOの音声信号を取得する。
(ステップS102)
音響特徴抽出部403は、音声取得部402で取得された音声信号からオペレータO及びユーザUの音響特徴を抽出する。音響特徴抽出部403は、通話端末2A及び通話端末2B間の通話が継続する間、オペレータO及びユーザUそれぞれの音声信号から音響特徴を抽出する。
(ステップS103)
感情解析部404は、感情解析用DB4を参照し、音響特徴抽出部403により抽出されたオペレータO及びユーザUの音響特徴からオペレータO及びユーザUの感情を解析し、両者の感情の共感度を算出する。感情解析部404による感情の解析処理については、図10を参照して詳述する。
(ステップS104)
比較パタン特定部410は、比較用パタンDB2に格納されている1以上の感情の推移パタンのうち、どの感情の推移パタンと比較するかを特定する。比較パタン特定部410による感情の推移パタンの特定処理については、図11を参照して詳述する。
(ステップS105)
比較部411は、比較パタン特定部410により特定された感情の推移パタンと、感情解析部404で解析されたオペレータO及びユーザUの感情の推移パタンとを比較する。
(ステップS106)
助言抽出部412は、助言DB3を参照し、比較部411での比較結果に応じて助言を抽出する。助言抽出部412による助言の抽出処理については、図12を参照して詳述する。
(ステップS107)
提示部414は、助言抽出部412で抽出された助言を提示する。具体的には、提示部414は、助言抽出部412で抽出された助言をオペレータ端末3へと送信するよう送信部415へ指示する。送信部415は、提示部414の指示に基づいて、助言抽出部412で抽出された助言をオペレータ端末3へと送信する。送信部415から送信された助言は、オペレータ端末3の受信部301で受信されたのち、オペレータ端末3の表示装置制御部304により表示装置300Dに提示される。
(ステップS108)
記憶装置制御部413は、営業支援サーバ4で取得・抽出される各種情報、例えば、音声取得部402で取得されたオペレータO及びユーザUの音声信号、感情解析部404で解析されたオペレータO及びユーザUの感情の解析結果、テキスト生成部408で生成されたオペレータO及びユーザUの会話のテキストデータなど、をオペレータO及びユーザUの識別子(ID)に関連付けて記憶装置400Bへ格納する。
(ステップS109)
営業支援サーバ4は、具体的には、通話端末2A及び通話端末2B間の通話が継続しているか否かを判定する。オペレータO及びユーザUの会話が継続している場合(ステップS109のYES)、営業支援サーバ4は、ステップS101からS108の処理を継続する。換言すると、営業支援サーバ4は、通話端末2A及び通話端末2B間の通話が継続する間、ステップS101からS108の処理を継続する。また、オペレータO及びユーザUの会話が継続していない場合(ステップS109のNO)、営業支援サーバ4は、メイン処理を終了する。なお、メイン処理の終了の判定は、通話端末2A及び通話端末2Bとの通話が遮断されたか否かに基づいて判定すればよい。
(感情解析処理)
図10は、営業支援システム1の営業支援サーバ4による感情解析処理を示す図である。以下、図10を参照して営業支援システム1の営業支援サーバ4による感情解析処理について説明する。
(ステップS201)
感情解析部404は、感情解析用DB4に格納されている学習済みのモデルのうち、第1モデル(例えば、「平常」の学習モデル)の音響特性を読み込む。
(ステップS202)
感情解析部404は、音響特徴抽出部403で抽出されたオペレータO及びユーザUの音響特徴を、それぞれ、読み込んだ第1モデルの音響特性と比較して類似度を算出する。なお、類似度は、種々の既知の手法を利用して算出することができる。例えば、ユークリッド距離、ピアソンの積率相関係数、Jaccard係数などを利用して、音響特徴抽出部403で抽出されたオペレータO及びユーザUの音響特徴と、第1モデルの音響特性との類似度を算出することができる。
(ステップS203)
感情解析部404は、感情解析用DB4に格納されている学習済みのモデルのうち、第2モデル(例えば、「喜び」の学習モデル)の音響特性を読み込む。
(ステップS204)
感情解析部404は、音響特徴抽出部403で抽出されたオペレータO及びユーザUの音響特徴を、それぞれ、読み込んだ第2モデルの音響特性と比較して類似度を算出する。なお、類似度の算出については、ステップS202と同じ手法を利用することができる。
(ステップS205)
感情解析部404は、感情解析用DB4に格納されている学習済みのモデルのうち、第3モデル(例えば、「怒り」の学習モデル)の音響特性を読み込む。
(ステップS206)
感情解析部404は、音響特徴抽出部403で抽出されたオペレータO及びユーザUの音響特徴を、それぞれ、読み込んだ第3モデルの音響特性と比較して類似度を算出する。なお、類似度の算出については、ステップS202と同じ手法を利用することができる。
(ステップS207)
感情解析部404は、第1〜第3モデルと比較した類似度にそれぞれ重みづけなどを行い、類似度を調整する。
(ステップS208)
感情解析部404は、調整された各第1〜第3モデルとの類似度に基づいて、オペレータO及びユーザUの感情を推定する。より具体的には、感情解析部404は、オペレータO及びユーザUの音響特徴が、第1から第3のどのモデルにどれだけ近いかにより、オペレータO及びユーザUの感情をそれぞれ推定する。なお、オペレータO及びユーザUの音響特徴が、第1から第3のどのモデルにどれだけ近いかの算出は、ステップS202と同じ手法を利用することができる。
(ステップS209)
感情解析部404は、解析したオペレータO及びユーザUの感情から両者の感情の共感度、換言すると、オペレータO及びユーザUの感情の一致率(共感度)を算出する。ここで、共感度は、時系列データであり、感情解析部404は、オペレータO及びユーザUの発話毎の感情値の特徴的なパタンを元に感情の一致率(共感度)を計算する。感情の一致率(共感度)は、主にユーザUの「平常」以外の感情値の生起するタイミング、感情値の変化量などを特徴量とし、その特徴量の変化に対するオペレータOの発話タイミング、感情値、および感情値の変化量をパラメータとして算出する。なお、感情の一致率(共感度)は、種々の既知の手法を組み合わせて算出することができる。例えば、感情の一致率(共感度)の時系列データの特徴を抽出するために機械学習を用いてもよい。
なお、上記感情解析処理(図10)では、第1〜第3モデルの3つモデルとの類似度に基づいて、オペレータO及びユーザUの感情を推定しているが、学習済みのモデルは、3つ(例えば、「平常」「喜び」「怒り」)だけに限られず任意であり、「哀しみ」「楽しみ」などの学習済みのモデルとの類似度を加えても良いし、さらに細分化して「信頼」「心配」「驚き」「嫌悪感」「関心」などの学習済みのモデルとの類似度を加えてもよい。
(比較パタン特定処理)
図11は、営業支援システム1の営業支援サーバ4による比較パタン特定処理を示す図である。以下、図11を参照して営業支援システム1の営業支援サーバ4による比較パタン特定処理について説明する。
(ステップS301)
比較パタン特定部410は、話者分類部405によるオペレータO及びユーザUの分類結果、換言するとオペレータO及びユーザUのカテゴリを取得する。なお、話者分類部405による分類方法については既に述べたので重複する説明は省略する。
(ステップS302)
比較パタン特定部410は、日時取得部406で取得されたオペレータOとユーザUとの会話の日時(年月日時分秒)を取得する。なお、日時取得部406による日時の取得方法については既に述べたので重複する説明は省略する。
(ステップS303)
比較パタン特定部410は、属性DB1を参照し、通話回数カウント部407によりカウントされた通話回数を取得する。
(ステップS304)
比較パタン特定部410は、進捗状況判定部409により判定されたオペレータOによる営業の進捗状況を取得する。なお、進捗状況判定部409による営業の進捗状況の判定方法については既に述べたので重複する説明は省略する。
(ステップS305)
比較パタン特定部410は、比較用パタンDB2を参照する。
(ステップS306)
比較パタン特定部410は、比較用パタンDB2に格納されている1以上の感情の推移パタン内から、ステップS301からS304で取得した情報(オペレータOのカテゴリ、ユーザUのカテゴリ、会話日、会話時間帯、電話回数、進捗状況)などが一致する感情の推移パタンを特定し、比較用の感情の推移パタンとする。また、比較パタン特定部410は、一致する推移パタンが存在しない場合、最も類似する感情の推移パタンを特定し、比較用の感情の推移パタンとする。
(助言抽出処理)
図12は、営業支援システム1の営業支援サーバ4による助言抽出処理を示す図である。以下、図12を参照して営業支援システム1の営業支援サーバ4による助言抽出処理について説明する。
(ステップS401)
助言抽出部412は、助言DB3を参照する。
(ステップS402)
助言抽出部412は、比較部411における比較パタン特定部410により特定された感情の推移パタンと、感情解析部404で解析されたオペレータO及びユーザUの感情の推移パタンとの比較結果に対応する助言を助言DB3から抽出する。なお、助言抽出部412による助言の抽出の詳細については、既に述べたため重複する説明を省略する。
以上のように、営業支援サーバ4は、オペレータO及びユーザU(第1,第2話者)の会話による営業を支援するための営業支援装置であって、オペレータO(第1話者)の音声及びユーザU(第2話者)の音声から両話者各々の感情を解析する感情解析部404と、営業が所定の成績を収めた場合の感情の推移パタンが格納された比較用パタンDB2(第1データベース)を参照し、感情解析部404で解析された感情の推移パタンを、比較用パタンDB2(第1データベース)に格納された感情の推移パタンと比較する比較部411と、比較部411での比較結果に応じて、営業を支援するための情報を提示する提示部414と、を備える。このように、営業支援サーバ4は、話者であるオペレータO及びユーザUの感情を解析し、両者の感情の推移パタンを、過去に所定の営業成績を収めた場合の感情の推移パタンと比較し、比較結果に応じて助言を提示するので、より効果の高い営業支援を行うことができる。
また、営業支援サーバ4は、オペレータO及びユーザU(話者)を複数(2以上)のカテゴリのいずれか1以上に分類する話者分類部405を備え、比較用パタンDB2(第1データベース)には、感情の推移パタンがカテゴリごとに格納されている。そして、比較部411は、感情解析部404で解析された感情の推移パタンを、話者分類部405により分類された話者のカテゴリに対応する感情の推移パタンと比較する。このように、オペレータO及びユーザUを複数のカテゴリのいずれか1以上に分類したうえで、推移パタンを比較するので、オペレータO及びユーザUの分類結果に応じて、より効果的な営業支援を行うことができる。
また、営業支援サーバ4の話者分類部405は、オペレータO及びユーザU(話者)ごとにカテゴリが予め登録された属性DB1(第2データベース)を参照して、オペレータO及びユーザU(話者)を複数のカテゴリのいずれか1以上に分類する。このため、予め取得している情報を利用して容易にオペレータO及びユーザU(話者)を分類することができる。
また、営業支援サーバ4の話者分類部405は、感情解析部404での解析結果に応じて、オペレータO及びユーザU(話者)を複数のカテゴリ、例えば、切れやすい、我慢強い、合理的など、のいずれか1以上に分類するようにしてもよい。このようにすれば、オペレータO及びユーザU(話者)の感情特性に応じて、より効果的な営業支援を行うことができる。
また、営業支援サーバ4は、通話が行われている日時を取得する日時取得部406を備える。そして、比較用パタンDB2(第1データベース)には、感情の推移パタンが日時に関連付けて格納されており、比較部411は、感情解析部404で解析された感情の推移パタンを、日時取得部406で取得される通話の日時に対応する感情の推移パタンと比較する。このように、オペレータO及びユーザUの会話の日時まで考慮することで、より効果的な営業支援を行うことができる。
また、営業支援サーバ4は、ユーザU(第2話者)との通話回数をカウントする通話回数カウント部407を備える。そして、比較用パタンDB2(第1データベース)には、感情の推移パタンが通話の回数に関連付けて格納されており、比較部411は、感情解析部404で解析された感情の推移パタンを、通話回数カウント部407でカウントされた通話の回数に対応する感情の推移パタンと比較する。このように、ユーザUとの会話の回数まで考慮することで、より効果的な営業支援を行うことができる。
また、営業支援サーバ4は、営業の進捗状況を判定する進捗状況判定部409を備える。そして、そして、比較用パタンDB2(第1データベース)には、感情の推移パタンが進捗状況に関連付けて格納されており、比較部411は、感情解析部404で解析された感情の推移パタンを、進捗状況判定部409で判定された進捗状況に対応する感情の推移パタンと比較する。このように、オペレータOによる営業の進捗状況まで考慮することで、より効果的な営業支援を行うことができる。
また、営業支援サーバ4の感情解析部404は、オペレータO及びユーザU(両話者)の発話量から両話者各々の感情を解析する。このように、発話量を考慮して感情を解析することで、精度よくオペレータO及びユーザU(両話者)の感情を解析することができる。結果、より効果的な営業支援を行うことができる。
営業支援サーバ4により送信される営業を支援するための情報には、オペレータO(第1話)の話す速度及び声調、発話量及び発話内容のすくなくとも一つに関する情報が含まれる。このため、オペレータOに対してより適切な助言を行うことができる。
[実施形態の変形例1]
なお、上記実施形態では、比較用パタンDB2に、オペレータOによる営業が所定の成績を収めた場合のオペレータO及びユーザUの感情の共感度の推移パタンが格納されていたが、オペレータOによる営業が所定の成績を収めた場合のオペレータO及びユーザUの感情の推移パタンを、ユーザUのカテゴリ、オペレータOのカテゴリ、会話日、会話時間帯、電話回数、進捗状況の組み合わせごとに、比較用パタンDB2に格納するようにしてもよい。この場合、感情解析部404で解析されるオペレータO及びユーザUのそれぞれの感情の推移パタンを、比較パタン特定部410により特定された比較用パタンDB2に格納されているオペレータO及びユーザUのそれぞれの感情の推移パタンと比較して助言抽出部412が助言を抽出し、提示部414が提示するようにしてもよい。
[実施形態の変形例2]
また、上記実施形態では、オペレータOによる営業が所定の成績を収めた場合のオペレータO及びユーザUの感情の推移パタンが予め比較用パタンDB2に格納されていたが、営業支援サーバ4に、感情解析部404で解析されたオペレータO及びユーザUの感情の推移のうち、オペレータOによる営業が所定の成績を収めた場合のオペレータO及びユーザUの感情の推移パタンをオペレータOごとに学習する学習部を備え、比較用パタンDB2に格納されているオペレータO及びユーザUの感情の推移パタンを学習部で学習結果に応じて更新するようにしてもよい。このようにすることで、感情解析部404で解析されたオペレータO及びユーザUの感情の推移を、比較用パタンDB2に格納されたオペレータO及びユーザUの感情の推移パタンと画一的に比較して助言を提示するだけでなく、各オペレータOの個性や特徴(例えば、営業スタイルなど)に合わせて、助言を提示することができ、より効果的に営業を支援することができる。
[実施形態の変形例3]
また、上記実施形態では、オペレータOが通話端末2BからユーザUの通話端末2Aへ架電する形態となっているが、営業支援サーバ4及び/又はオペレータ端末3からユーザUの通話端末2Aへ架電する構成を除外するものではなく、営業支援サーバ4及び/又はオペレータ端末3からユーザUの通話端末2Aへ架電可能な構成としてもよい。
[実施形態の変形例4]
また、上記実施形態では、図1に示すように、営業支援システム1は、PBX装置5がネットワーク7を介して、オペレータO(第1話者)の通話端末2Bと接続し通話をする構成を有し、ネットワーク7には、オペレータ端末3及び営業支援サーバ4(営業支援装置)が通信可能に接続されているが、以下のように構成されていてもよい。
(1)PBX装置5が公衆網6に接続され、ネットワーク7がPBX装置5を介さずに公衆網6に接続されており、ネットワーク7に通話端末2B、営業支援サーバ4(営業支援装置)及びオペレータ端末3が通信可能に接続された構成。
(2)PBX装置5及び営業支援サーバ4(営業支援装置)が公衆網6に接続され、ネットワーク7がPBX装置5を介さずに公衆網6に接続されており、ネットワーク7に通話端末2B及びオペレータ端末3が通信可能に接続された構成。
[実施形態の変形例5]
また、上記実施形態では、営業支援サーバ4の提示部414は、オペレータ端末3へ営業を支援するための情報を提示しているが、オペレータOの上司などの管理者が操作する管理者端末を備え、営業支援サーバ4の提示部414は、管理者端末へ営業を支援するための情報を提示する構成としてもよい。この場合、営業支援サーバ4の提示部414は、管理者端末に営業を支援するための情報を提示した後、管理者がオペレータOに対して営業を支援するための情報を通知するようにしてもよい。
[実施形態の変形例6]
また、上記実施形態では、比較パタン特定部410は、比較用パタンDB2に格納されている1以上の感情の推移パタンから、感情解析部404で感情を解析しているオペレータOの分類結果(カテゴリ)、ユーザUの分類結果(カテゴリ)、会話日、会話時間帯、電話回数、進捗状況、などが一致又は類似する感情の推移パタンを比較用の感情の推移パタンとして特定するが、この比較用の感情の推移パタンを特定する際に、所定の成績は加味するようにしてもよい。例えば、オペレータOの分類結果(カテゴリ)、ユーザUの分類結果(カテゴリ)、会話日、会話時間帯、電話回数、進捗状況、などの各項目が一致する感情の推移パタンが複数比較用パタンDB2に格納されている場合、所定の成績が最もよい感情の推移パタンを比較用の感情の推移パタンとしてもよい。また、感情解析部404で感情を解析しているオペレータO及びユーザUの感情の推移パタン(現状の推移パタン)に最も近い感情の推移パタンを比較用の感情の推移パタンとしてもよい。この場合、例えば、ユークリッド距離、ピアソンの積率相関係数、Jaccard係数などを利用して、感情の推移パタンの類似度を算出して、現状の推移パタンに最も近い感情の推移パタンを特定すればよい。
なお、営業支援サーバ4の感情解析部404は、オペレータO及びユーザU(両話者)の発話内容を考慮して両話者各々の感情を解析するようにしてもよい。このように、発話内容を考慮して感情を解析することで、精度よくオペレータO及びユーザU(両話者)の感情を解析することができる。結果、より効果的な営業支援を行うことができる。
会話から感情を推測して助言を提示することで、種々の営業支援に適用することができる。
1 営業支援システム
2A 通話端末(ユーザ)
2B 通話端末(オペレータ)
3 オペレータ端末
300A 通信IF
300B 記憶装置
300C 入力装置
300D 表示装置
300E CPU
301 受信部
302 記憶装置制御部
303 入力受付部
304 表示装置制御部
305 送信部
4 営業支援サーバ(営業支援装置)
400A 通信IF
400B 記憶装置
400C CPU
400D RTC
401 受信部
402 音声取得部
403 音響特徴抽出部
404 感情解析部
405 話者分類部
406 日時取得部
407 通話回数カウント部
408 テキスト生成部
409 進捗状況判定部
410 比較パタン特定部
411 比較部
412 助言抽出部
413 記憶装置制御部
414 提示部
415 送信部
5 PBX装置
6 公衆網
7 ネットワーク
DB1 属性データベース(第2データベース)
DB2 比較用パタンデータベース(第1データベース)
DB3 助言データベース
DB4 感情解析用データベース
DB5 音声データベース
DB6 辞書データベース
O オペレータ
U ユーザ

Claims (11)

  1. 第1,第2話者の会話による営業を支援するための営業支援装置であって、
    前記第1話者の音声及び前記第2話者の音声から前記第1,第2話者各々の感情を解析する感情解析部と、
    営業が所定の成績を収めた場合の第1,第2話者の感情の一致度の推移パタンが格納された第1データベースを参照し、前記感情解析部で解析された前記第1,第2話者の感情の一致度の推移パタンを、前記第1データベースに格納された感情の一致度の推移パタンと比較する比較部と、
    前記比較部での比較結果に応じて、前記営業を支援するための情報を提示する提示部と、
    を備えることを特徴とする営業支援装置。
  2. 前記第1,第2話者を複数のカテゴリのいずれか1以上に分類する話者分類部を備え、
    前記第1データベースには、
    前記感情の一致度の推移パタンが前記カテゴリごとに格納され、
    前記比較部は、
    前記感情解析部で解析された前記感情の一致度の推移パタンを、前記話者分類部により分類された前記第1,第2話者のカテゴリに対応する感情の一致度の推移パタンと比較することを特徴とする請求項1に記載の営業支援装置。
  3. 前記話者分類部は、
    前記第1,第2話者ごとに前記カテゴリが予め登録された第2データベースを参照して、前記第1,第2話者を複数のカテゴリのいずれか1以上に分類することを特徴とする請求項2に記載の営業支援装置。
  4. 前記話者分類部は、
    前記感情解析部での解析結果に応じて、前記第1,第2話者を複数のカテゴリのいずれか1以上に分類することを特徴する請求項2又は請求項3に記載の営業支援装置。
  5. 前記会話が行われている日時を取得する日時取得部を備え、
    前記第1データベースには、
    前記感情の一致度の推移パタンが前記日時に関連付けて格納され、
    前記比較部は、
    前記感情解析部で解析された前記感情の一致度の推移パタンを、前記日時取得部で取得される前記会話の日時に対応する感情の一致度の推移パタンと比較することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の営業支援装置。
  6. 前記第2話者との会話の回数をカウントする会話回数カウント部を備え、
    前記第1データベースには、
    前記感情の一致度の推移パタンが前記会話の回数に関連付けて格納され、
    前記比較部は、
    前記感情解析部で解析された前記感情の一致度の推移パタンを、前記会話回数カウント部でカウントされた前記会話の回数に対応する感情の一致度の推移パタンと比較することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の営業支援装置。
  7. 前記営業の進捗状況を判定する進捗状況判定部を備え、
    前記第1データベースには、
    前記感情の一致度の推移パタンが前記進捗状況に関連付けて格納され、
    前記比較部は、
    前記感情解析部で解析された前記感情の一致度の推移パタンを、前記進捗状況判定部で判定された前記進捗状況に対応する感情の一致度の推移パタンと比較することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の営業支援装置。
  8. 前記感情解析部は、
    前記第1,第2話者の発話量から前記第1,第2話者各々の感情を解析することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の営業支援装置。
  9. 前記営業を支援するための情報には、
    前記第1話者の話す速度及び声調、発話量及び発話内容のすくなくとも一つに関する情報が含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の営業支援装置。
  10. 第1,第2話者の会話による営業を支援するための営業支援方法であって、
    感情解析部が、前記第1話者の音声及び前記第2話者の音声から前記第1,第2話者各々の感情を解析する工程と、
    比較部が、営業が所定の成績を収めた場合の第1,第2話者の感情の一致度の推移パタンが格納された第1データベースを参照し、前記感情解析部で解析された前記第1,第2話者の感情の一致度の推移パタンを、前記第1データベースに格納された感情の一致度の推移パタンと比較する工程と、
    提示部が、前記比較部での比較結果に応じて、前記営業を支援するための情報を提示する工程と、
    を有することを特徴とする営業支援方法。
  11. 第1,第2話者の会話による営業を支援するための営業支援プログラムであって、
    コンピュータを、
    前記第1話者の音声及び前記第2話者の音声から前記第1,第2話者各々の感情を解析する感情解析部、
    営業が所定の成績を収めた場合の第1,第2の感情の一致度の推移パタンが格納された第1データベースを参照し、前記感情解析部で解析された前記第1,第2話者の感情の一致度の推移パタンを、前記第1データベースに格納された感情の一致度の推移パタンと比較する比較部、
    前記比較部での比較結果に応じて、前記営業を支援するための情報を提示する提示部、
    として機能させることを特徴とする営業支援プログラム。
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