JP6663735B2 - 整髪用組成物 - Google Patents

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本発明は、整髪用組成物に関する。
従来、ヘアオイルは、主に髪に潤いや艶を与え指通りを良好にするために用いられることが多く、ヘアスタイルの形成力および持続力を有さないヘアオイルが多い。
整髪用組成物に配合することで、熱を利用してヘアスタイルを形成および持続させることができる成分として、γ-ドコサラクトン等のラクトン誘導体が知られている(特許文献1)。しかしながら、γ-ドコサラクトン等のラクトン誘導体を含む組成物は、髪に塗布した際の指通りが悪い、髪が固くなる、髪がまとまらない、均一に塗布しにくく髪なじみが悪い、髪が乾燥した質感になるという欠点を有していた。
特開2015−124167号公報
本発明では、良好な指通りを有しつつ、髪をまとめることができ、さらに、熱を加えることで、ヘアスタイルの形成力および持続力に優れる整髪用組成物を提供することにある。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討した。その結果、以下の構成を有する整髪用組成物により上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明は、例えば以下の[1]〜[7]である。
[1] 下記式(I)で表されるラクトン誘導体(A)を0.005〜0.25質量%と、
25℃での粘度が350万〜3,300万cpsである高重合ジメチコン(B)を2〜15質量%と、
植物油(C)を0.01〜10質量%と、揮発性油(D)を45質量%以上とを含む整髪用組成物。
Figure 0006663735
(式(I)中、nは1または2であり、Rは炭素数9〜22の直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和炭化水素基を表わす。)
[2] ラクトン誘導体(A)がγ-ドコサラクトンである、[1]に記載の整髪用組成物。
[3] 高重合ジメチコン(B)100質量部中、
25℃での粘度が1,800万cps以上3,300万cps以下である高重合ジメチコン(B−1)が0〜100質量部、
25℃での粘度が350万cps以上1,800万cps未満である高重合ジメチコン(B−2)が0〜100質量部である、[1]または[2]に記載の整髪用組成物。
[4] 高重合ジメチコン(B)100質量部中、
25℃での粘度が1,800万cps以上3,300万cps以下である高重合ジメチコン(B−1)が40〜50質量部であり、
25℃での粘度が350万cps以上1,800万cps未満である高重合ジメチコン(B−2)が50〜60質量部である、[1]または[2]に記載の整髪用組成物。
[5] 高重合ジメチコン(B)100質量部中、
25℃での粘度が1,800万cps以上3,300万cps以下である高重合ジメチコン(B−1)が55〜100質量部であり、
25℃での粘度が350万cps以上1,800万cps未満である高重合ジメチコン(B−2)が0〜45質量部である、[1]または[2]に記載の整髪用組成物。
[6] 高重合ジメチコン(B)100質量部中、
25℃での粘度が1,800万cps以上3,300万cps以下である高重合ジメチコン(B−1)が0〜35質量部であり、
25℃での粘度が350万cps以上1,800万cps未満である高重合ジメチコン(B−2)が65〜100質量部である、[1]または[2]に記載の整髪用組成物。
[7] さらにジメチコノール(E)を含む、[1]〜[6]のいずれかに記載の整髪用組成物。
本発明によれば、良好な指通りを有しつつ、髪をまとめることができ、さらに、熱を加えることで、ヘアスタイルの形成力および持続力に優れる整髪用組成物を提供することができる。
以下、本発明の整髪用組成物を説明する。以下では、本発明の整髪用組成物を単に「組成物」ともいう。
〔整髪用組成物〕
本発明の組成物は、以下に説明する、ラクトン誘導体(A)と、高重合ジメチコン(B)と、植物油(C)と、揮発性油(D)とを含む。前記組成物は、さらに、ジメチコノール(E)を含むことが好ましい。また、前記組成物は、必要に応じてその他の成分(F)を含有してもよい。
<ラクトン誘導体(A)>
本発明の組成物は、下記式(I)で表されるラクトン誘導体(A)を含む。本発明の組成物は、ラクトン誘導体(A)を含むことにより、熱を加えた際のヘアスタイルの形成力および持続力に優れる。
Figure 0006663735
式(I)中、nは1または2であり、好ましくは1である。Rは炭素数9〜22、好ましくは10〜21、より好ましくは10〜18の直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和炭化水素基を表わす。
上記式(I)中のRは、炭素数9〜22の直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和炭化水素基であればよく、特に制限はないが、安定性の観点から飽和炭化水素基であることが好ましい。Rとしては、例えば、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、エイコシル基、ヘンイコシル基、ドコシル基が挙げられる。これらのうち、原料の入手しやすさ、合成のしやすさなどの面からデシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、エイコシル基、ヘンイコシル基がより好ましく、デシル基、テトラデシル基、オクタデシル基が最も好ましい。
ラクトン誘導体(A)は、γ-ドコサラクトンであることが好ましい。
組成物100質量%中のラクトン誘導体(A)の配合量は、0.005〜0.25質量%であり、好ましくは0.025〜0.2質量%であり、より好ましくは0.05〜0.15質量%である。ラクトン誘導体(A)の配合量が前記下限値以上であると、熱を加えた際のヘアスタイルの形成力および持続力に優れ、前記上限値以下であると、良好な指通りを有しつつ、髪をまとめることができ、髪を柔らかくすることができる。
<高重合ジメチコン(B)>
高重合ジメチコン(B)は、25℃での粘度が、350万〜3,300万cpsである。本発明の組成物は、高重合ジメチコン(B)を含むことにより、良好な指通りを有し、髪に均一に塗布しやすくなる。粘度は、例えば、B型粘度計(BROOK FIELD社製)で測定することができる。
高重合ジメチコン(B)としては、無変性のジメチコンに限定されず、例えば、ポリエーテル変性ジメチコン、フェニル変性ジメチコン、アルキル変性ジメチコン等、変性ジメチコンも含まれる。
高重合ジメチコン(B)は、1種単独で用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
組成物100質量%中の高重合ジメチコン(B)の配合量は、2〜15質量%であり、好ましくは5〜12.5質量%であり、より好ましくは7.5〜10質量%である。高重合ジメチコン(B)の配合量が前記下限値以上であると、良好な指通りを有し、髪に均一に塗布しやすくなり、前記上限値以下であると、熱を加えた際のヘアスタイルの形成力および持続力、髪の柔らかさおよび乾かしやすさが良好である。
高重合ジメチコン(B)としては、25℃での粘度が1,800万cps以上3,300万cps以下である高重合ジメチコン(B−1)と、25℃での粘度が350万cps以上1,800万cps未満である高重合ジメチコン(B−2)とが挙げられる。
高重合ジメチコン(B−1)は、25℃での粘度が1,800万cps以上3,300万cps以下であり、良好な指通りを有し、かつ、組成物の粘性を高め均一に髪に塗布しやすくする観点から、好ましくは2,800万cps以上3,300万cps以下である。
高重合ジメチコン(B−2)は、25℃での粘度が350万cps以上1,800万cps未満であり、好ましくは380万cps以上1600万cps以下である。
本発明の組成物は、高重合ジメチコン(B)100質量部中、高重合ジメチコン(B−1)が0〜100質量部であり、(B−2)が0〜100質量部であることが好ましい。
指通り、均一塗布のしやすさ、潤いおよびまとまりが総合的に優れている組成物を得る場合、高重合ジメチコン(B)は、高重合ジメチコン(B−1)と(B−2)とを含むことが好ましい。その際、高重合ジメチコン(B)100質量部中、高重合ジメチコン(B−1)が40〜50質量部であり、高重合ジメチコン(B−2)が50〜60質量部であることがより好ましい。高重合ジメチコン(B−1)の配合量が前記上限値以下であれば、髪の柔らかさ、潤いおよび乾かしやすさが良好な組成物が得られる。高重合ジメチコン(B−2)の配合量が前記上限値以下であれば、艶、指通りおよび乾かしやすさが良好な組成物が得られる。
前記総合的に優れている組成物と比べて、より良好な指通りを有し、より均一に髪に塗布しやすい組成物を得る場合は、高重合ジメチコン(B−1)の配合量を増やすことが好ましく、高重合ジメチコン(B)100質量部中、高重合ジメチコン(B−1)が55〜100質量部であり、高重合ジメチコン(B−2)が0〜45質量部であることが好ましい。
前記総合的に優れている組成物と比べて、より髪の潤いやまとまりに優れた組成物を得る場合は、高重合ジメチコン(B−2)の配合量を増やすことが好ましく、高重合ジメチコン(B)100質量部中、高重合ジメチコン(B−1)が0〜35質量部であり、高重合ジメチコン(B−2)が65〜100質量部であることが好ましい。
<植物油(C)>
本発明の組成物は、植物油(C)を含む。本発明の組成物は、植物油(C)を含むことにより、まとまりと柔らかさとを髪に付与することができ、また、熱を加えた際のヘアスタイルの形成力および持続力を高めることができる。
植物油(C)成分としては、例えば、オリーブ油、椿油、グレープフルーツ種子油、ダマスクバラ花油、アボガド油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、亜麻仁油、サフラワー油、綿実油、大豆油、落下生油、茶実油、アルガン油およびコメヌカ油等が挙げられる。これらの中でも、べたつきを生じさせずに、まとまりと柔らかさとを髪に付与する効果が大きいことから、オリーブ油、マカデミアナッツ油が好ましい。
植物油(C)は、1種単独で用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
組成物100質量%中の植物油(C)の配合量は、0.01〜10質量%であり、好ましくは0.05〜5質量%であり、より好ましくは0.1〜2質量%である。植物油(C)の配合量が前記範囲内であると、べたつきを生じさせずに、まとまりと柔らかさとを髪に付与することができ、また、熱を加えた際のヘアスタイルの形成力および持続力を高めることができる。
<揮発性油(D)>
本発明の組成物は、揮発性油(D)を含む。本発明の組成物は、揮発性油(D)を含むことにより、べたつかず、良好な指通りを得ることができ、乾かしやすくなる。
揮発性油(D)としては、例えば、トリシロキサン、ジメチコン(25℃での粘度が2cps以下のものが好ましい)、シクロペンタシロキサン、メチルトリメチコンなどの揮発性シリコーン油;ドデカン、軽質流動イソパラフィン、イソドデカン、イソヘキサデカンなどの炭化水素油が挙げられる。これらの中でも、シクロペンタシロキサン、イソドデカンが好ましい。
揮発性油(D)は、1種単独で用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
組成物100質量%中の揮発性油(D)の配合量は、45質量%以上であり、好ましくは55質量%以上であり、より好ましくは70質量%以上である。揮発性油(D)の配合量が前記範囲内であると、熱を加えた際のへアルタイルの持続力、指通り、均一塗布のしやすさ、乾かしやすさが良好な組成物が得られる。揮発性油(D)は、組成物中に(A)〜(C)等を配合した後の残部とすることができ、上限は特に制限されないが、組成物100質量%中の配合量は、97.985質量%以下、好ましくは97.885質量%以下、より好ましくは96質量%以下、最も好ましくは92質量%以下である。
<ジメチコノール(E)>
本発明の組成物は、ジメチコノール(E)を含むことが好ましい。ジメチコノール(E)を含むことにより、髪に潤いと柔らかさとを付与することができる。
ジメチコノール(E)は、例えば、下記式(II)で表わされる繰り返し単位を有し、下記式(III)で表わされる末端構造を有する。
Figure 0006663735
Figure 0006663735
式(II)および(III)中、*は結合手を表わす。
ジメチコノール(E)の25℃での粘度の下限値は、好ましくは100万cpsであり、上限値は、好ましくは6000万cps、より好ましくは4000万cps、特に好ましくは2000万cpsである。粘度は、例えば、B型粘度計(BROOK FIELD社製)で測定することができる。
組成物100質量%中のジメチコノール(E)の配合量は、潤い、柔らかさ、熱を加えた際のヘアスタイルの形成力および持続力の観点から、好ましくは0.05〜5質量%、より好ましくは0.1〜2質量%である。
<その他の成分(F)>
本発明の組成物は、さらに、本発明の効果を損なわない範囲で、上記成分以外に、植物油(C)および揮発性油(D)以外の油剤、保湿剤、増粘剤、生薬類、乳化剤、pH調整剤、キレート剤、防腐剤、清涼剤、ビタミン類、蛋白質、香料、抗菌剤、酸化防止剤、抗炎症剤および色素等の添加剤を含有することができる。
油剤としては、高級アルコール、不揮発性の炭化水素、エステル油およびロウ類が挙げられる。高級アルコールとしては、例えば、アラキルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコールおよびイソステアリルアルコールなどが挙げられる。不揮発性の炭化水素としては、例えば、流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、スクワレン、パラフィン、セレシン、スクワラン、ワセリンおよびマイクロクリスタリンワックスが挙げられる。エステル油としては、セバシン酸ジエチル、コハク酸ジ2−エチルヘキシル、ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ペンタエリスリトール、トリ−2−エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリルアルコール、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、エチルラウレート、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸オクチルドデシルが挙げられる。ロウ類としては、キャンデリラロウ、カルナバロウ、ミツロウ、鯨ロウ、ラノリン、還元ラノリンが挙げられる。これらの油剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
保湿剤としては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、グリセリン、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールおよびポリグリセリン等のポリオール;アミノ酸が挙げられる。これらの保湿剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
増粘剤としては、例えば、カチオン化グアーガムおよびカチオン化セルロース等のカチオン系増粘剤;カルボキシビニルポリマー、カルボキシエチルセルロースおよびキサンタンガム等のアニオン系増粘剤;ノニオン系増粘剤が挙げられる。これらの増粘剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
生薬類としては、例えば、植物エキスが挙げられ、具体的には、ダイサンチクエキス、アルニカエキス、カモミラエキス、シコンエキス、シナノキエキス、スギナエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セージエキス、トウキエキス、ノバラエキス、ビワ葉エキス、マロニエエキス、モモ葉エキス、ヨクイニンエキスおよびローズマリーエキスなどが挙げられる。これらの生薬類は1種単独で用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
乳化剤としては、例えば、ステアリン酸トリエタノールアミン塩等の脂肪酸とアルカリとから得られる脂肪酸塩ならびにノニオン性、両性、アニオン性およびカチオン性界面活性剤が挙げられる。界面活性剤としては、例えば、ステアリン酸ソルビタン、ポリソルベート60、ラウリル硫酸Na、オレフィン(C14−16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、セトリモニウムブロミド、ステアリルトリモニウムクロリド、セテス−20およびPEG−100水添ヒマシ油が挙げられる。これらの乳化剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
pH調整剤としては、例えば、酸性物質、塩基性物質が挙げられ、具体的には、トリエタノールアミン、アミノメチルプロパノール等が挙げられる。これらのpH調整剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を用いてもよい。
キレート剤、防腐剤、清涼剤、ビタミン類、蛋白質、香料、抗菌剤、酸化防止剤、抗炎症剤および色素については、当業者に公知のものを始め、特に制限なく用いることができる。
本発明の組成物は、上記その他の成分の他に溶媒含んでもよい。溶媒としては、例えば、エタノール、水が挙げられる。水としては、例えば、イオン交換水、蒸留水、精製水および天然水が挙げられ、殺菌済みのものが好ましい。
≪製造方法≫
本発明の組成物は、上述した各成分を、公知の方法で、撹拌、混合、加熱、溶解、分散等することによって製造することができ、製造方法は特に限定されない。
本発明の組成物は、ラクトン誘導体(A)と、高重合ジメチコン(B)と、植物油(C)と、揮発性油(D)とを含む。前記組成物は、さらに特定のジメチコノール(E)を含むことが好ましい。
≪用途および剤型≫
本発明の組成物は、毛髪に塗布して使用することができる。
本発明の組成物は、良好な指通りを有しつつ、髪をまとめることができ、さらに、熱を加えることで、ヘアスタイルの形成力および持続力に優れる。さらに、本発明の組成物は、均一に髪に塗布しやすく、髪の柔らかさ、乾かしやすさ、髪の潤い、髪の艶が良好である。
本発明の組成物の状態としては、例えば、オイル状、ミルク状、クリーム状、ジェル状、ローション状が挙げられる。本発明の組成物は、水を含むことにより、水層とオイル層とに分離した分離型ヘアオイルの剤型とすることもできる。しかしながら、本発明の組成物が水を含む場合、高温のヘアアイロンを使用した際に水蒸気で髪が傷む恐れがあるため、組成物中に実質的に水を含まないことが好ましく、このため水を含まないオイル状であることが好ましい。なお、実質的に水を含まないとは、本発明の組成物100質量%中の水の量が、0〜5質量%であることを意味する。また、本発明の組成物は、噴射剤とともに用いることによりスプレー用組成物として用いることもできる。
以下、本発明を実施例に基づいて更に具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されない。
[実施例1〜42および比較例1〜10]
表1〜7に示す処方で各成分を混合することにより、整髪用組成物を製造し、以下の方法で評価した。
なお、表1〜7に記載の各成分は以下の市販品を用いた。
<ラクトン誘導体(A)およびシクロペンタシロキサン>
ラクトン誘導体(A)であるγ−ドコサラクトンおよび揮発性油(D)であるシクロペンタシロキサンの一部として、エルカラクトンSIL(商品名)(日本精化社製)を使用した。
エルカラクトンSILは、γ−ドコサラクトン(0.5質量%)、シクロペンタシロキサン(74.5質量%)、セバシン酸ジエチル(15質量%)、エタノール(10質量%)の混合物である。
表1、3〜7には、エルカラクトンSILの使用量、該使用量におけるγ−ドコサラクトンの量を示した。また、表1〜7におけるシクロペンタシロキサンの量は、エルカラクトンSIL中のシクロペンタシロキサンと、下記高重合ジメチコン(B)であるKF−9008、XF49−601、BY11−040およびXF49−A3818に含まれるシクロペンタシロキサンと、下記ジメチコノール(E)であるXF49−C2499に含まれるシクロペンタシロキサンと、KF-995(信越化学工業株式会社製)のシクロペンタシロキサンとの合計量を示した。
<高重合ジメチコン(B)>
高重合ジメチコン(約3000万cps):KF−9008(信越化学工業株式会社製;高重合ジメチコン20質量%、シクロペンタシロキサン80質量%)に含まれる高重合ジメチコン(高重合ジメチコンの25℃での粘度は約3,000万cpsである。)
高重合ジメチコン(約2000万cps):XF49−601(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製;高重合ジメチコン15質量%、シクロペンタシロキサン85質量%)に含まれる高重合ジメチコン(高重合ジメチコンの25℃での粘度は約2,000万cpsである。)
高重合ジメチコン(約400万cps):BY11−040(東レ・ダウコーニング株式会社製;高重合ジメチコン15質量%、シクロペンタシロキサン85質量%)に含まれる高重合ジメチコン(高重合ジメチコンの25℃での粘度は約400万cpsである。)
高重合ジメチコン(約1500万cps):XF49−A3818(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製;高重合ジメチコン15質量%、シクロペンタシロキサン85質量%)に含まれる高重合ジメチコン(高重合ジメチコンの25℃での粘度は約1,500万cpsである。)
<植物油(C)>
オリーブ油:オリーブ油リファインド(DPS五協フード&ケミカル社製)
マカデミアナッツ油:CROPURE MACADAMIA−LQ−(JP)(クローダジャパン社製)
<揮発性油(D)>
イソドデカン:ISODODECANE(カネダ株式会社製)
<ジメチコノール(E)>
ジメチコノール:XF49−C2499(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社社製;ジメチコノール30質量%、シクロペンタシロキサン70質量%)に含まれるジメチコノール
<その他の成分>
流動イソパラフィン:パームリーム6(日油株式会社製)
<比較例3で使用した成分>
エチルヘキサン酸セチル:NS−CIO(日本精化株式会社製)
ジネオペンタン酸ジエチルペンタンジオール:Neosolue−DE(日本精化株式会社製)
ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール:Neosolue−MP(日本精化株式会社製)
フェニルトリメチコン:SH556 Fluid(東レ・ダウコーニング株式会社製)
カプリリルメチコン:SS−3408(東レ・ダウコーニング株式会社製)
ステアリルジメチコン:2503 Cosmetic Wax(東レ・ダウコーニング株式会社製)
(ジビニルジメチコン/ジメチコン)コポリマー:HMW 2220(東レ・ダウコーニング株式会社製;(ジビニルジメチコン/ジメチコン)コポリマー約60質量%)に含まれる(ジビニルジメチコン/ジメチコン)コポリマー
ジメチコン(2cs):KF−96L−2cs(信越化学工業株式会社製、25℃での動粘度は2mm2/sであり、25℃での比重は0.873である。)
〔評価〕
専門パネラー(美容師)10名が1人ずつ、各項目に記載した評価基準に従って官能評価を行った。各項目につき10名の評価点の平均を算出し、以下のとおり評価した。なお、評価では、PAMS社製の人毛ウィッグUN(トップ40cm、ネープ25cm)を用いた。
◎◎:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が3.5点以上である。
◎:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が2.5点以上3.5点未満である。
○:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が1.5点以上2.5点未満である。
×:10人の専門パネラー(美容師)の評価点の平均が1.5点未満である。
<評価項目および評価基準>
(1)熱を加えた際のヘアスタイルの形成力
室温(25℃)の条件下で、試料1gを手に取って、髪に万遍なく塗布し、その後、180℃のヘアアイロンを用いてカールスタイルを作る。そのカールの形成力がどの程度なのかを下記の基準で目視で評価した。
4点:とてもしっかりとカールが出ている
3点:しっかりとカールが出ている
2点:カールが出ている
1点:カールがそれほど出ていない
(2)熱を加えた際のヘアスタイルの持続力
室温(25℃)の条件下で、試料1gを手に取って、髪に万遍なく塗布し、その後、180℃のヘアアイロンを用いてカールスタイルを作る。その作ったカールスタイルが、12時間後、どの程度維持されているかを目視で評価した。
4点:形成されたカールスタイルがしっかり持続する
3点:形成されたカールスタイルが持続する
2点:形成されたカールスタイルがやや持続する
1点:形成されたカールスタイルが全く持続しない
(3)さらさらとした指通り
室温(25℃)の条件下で、試料1gを手に取って、髪に万遍なく塗布し、その後、直ちに毛流れを(ヘアスタイル)を作る。その作った毛流れ(ヘアスタイル)に沿って、手櫛を通しての風合いを触感で評価した。
4点:とてもさらさらとして指通りが良い
3点:指通りが良い
2点:やや指通りが良い
1点:指通りが悪い
(4)均一な塗布のしやすさ
室温(25℃)の条件下で、試料1gを髪に塗布した際に、一ヶ所にベタっと付いてしまうことなく、根元から毛先までムラにならず均一に塗布できるかどうかを評価した。
4点:非常に均一に塗布できる
3点:綺麗に均一に塗布できる
2点:均一に塗布できる
1点:均一に塗布できない
(5)柔らかさ
室温(25℃)の条件下で、試料1gを手に取って、髪に万遍なく塗布し、その後直ちに毛流れ(ヘアスタイル)を作る。その作った毛流れ(ヘアスタイル)に沿って、手櫛を通しての風合いを触感で評価した。
4点:髪に硬さがなく、とても柔らかい
3点:柔らかい
2点:やや柔らかい
1点:柔らかくない、もしくは、硬い
(6)まとまり
室温(25℃)の条件下で、試料1gを手に取って、髪に万遍なく塗布し、その後、直ちに毛流れを(ヘアスタイル)を作る。その作った毛流れ(ヘアスタイル)の毛先が、どの程度まとまっているかを目視で評価した。
4点:とても綺麗にまとまっている
3点:綺麗にまとまっている
2点:やや綺麗にまとまっている
1点:まとまっていない、もしくは、べたっと束になっている
(7)乾かしやすさ
室温(25℃)の条件下で、試料1gを手に取って、髪に万遍なく塗布し、その後ドライヤーで5分間乾かした際の、乾きやすさを評価した。
4点:とても良く乾く
3点:良く乾く
2点:やや乾く
1点:乾きにくい
(8)潤い
室温(25℃)の条件下で、試料1gを手に取って、髪に万遍なく塗布し、その後直ちに毛流れを(ヘアスタイル)を作る。その後、髪がどの程度潤っているかを触感で評価した。
4点:とてもしっとりとしており、良く潤っている
3点:しっとりとしており、適度に潤っている
2点:やや潤っている
1点:潤っていない
(9)艶
室温(25℃)の条件下で、試料1gを手に取って、髪に万遍なく塗布し、その後直ちに毛流れを(ヘアスタイル)を作る。その作った毛流れ(ヘアスタイル)の艶を目視で評価した。
4点:とても艶が出ている
3点:艶が出ている
2点:少し艶が出ている、または、少しギラギラした艶が出ている
1点:艶が出ていない、または、ギラギラした不自然な艶が出ている
Figure 0006663735
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実施例1〜42で製造した組成物はいずれも、(1)〜(9)の全評価項目において良好な評価となった。このため、本発明の組成物は、良好な指通りを有しつつ、髪をまとめることができ、さらに、熱を加えることで、ヘアスタイルの形成力および持続力に優れる。さらに、本発明の組成物は、均一に髪に塗布しやすく、髪の柔らかさ、乾かしやすさ、髪の潤い、髪の艶が良好である。
比較例1で製造した組成物は、ラクトン誘導体(A)の配合量が少ないため、熱を加えた際のヘアスタイルの形成力および持続力に劣る。また、比較例2で製造した組成物は、ラクトン誘導体(A)の配合量が多いため、指通りが悪く、髪が柔らかくなく、まとまりが得られなかった。比較例3で製造した組成物は、従来知られているラクトン誘導体(A)を配合する整髪用組成物である(特開2015−124167号公報を基にして作成した例)。比較例3で製造した組成物は、高重合ジメチコン(B)が配合されていないため、指通りが悪く、均一に塗布することができなかった。また、植物油(C)が配合されていないため、髪が柔らかくなく、まとまりが得られなかった。
比較例4および5で製造した組成物は、高重合ジメチコン(B)の配合量が少ないため、指通りが悪く、均一に塗布することができなかった。比較例6および7で製造した組成物は、高重合ジメチコン(B)の配合量が多いため、髪が柔らかくなく、乾きにくかった。
実施例20〜30で製造した組成物の評価結果を比較すると、高重合ジメチコン(B−1)を55質量部以上含む実施例23、24、29、30では、特に指通りと均一な塗布のしやすさに優れており、高重合ジメチコン(B−2)を65質量部以上含む実施例20、21、25、26では、特に髪の潤いやまとまりが優れていることがわかる。
比較例8で製造した組成物は、植物油(C)の配合量が少ないため、髪が柔らかくなく、まとまりが得られなかった。比較例9で製造した組成物は、植物油(C)の配合量が多いため、熱を加えた際のヘアスタイルが持続せず、髪の指通りが悪く、柔らかくなかった。
比較例10で製造した組成物は、揮発性油(D)の配合量が少ないため、熱を加えた際のへアスタイルが持続せず、髪の指通りが悪く、均一に塗布出来ず、乾かしにくかった。
実施例40および41で製造した組成物は、ラクトン誘導体(A)と、高重合ジメチコン(B)と、植物油(C)と、揮発性油(D)とに加え、さらにジメチコノール(E)を含む。このため、実施例40および41で製造した組成物は、髪の潤いおよび柔らかさが特に優れている。

Claims (3)

  1. 下記式(I)で表されるラクトン誘導体(A)を0.005〜0.25質量%と、
    25℃での粘度が350万〜3,300万cpsである高重合ジメチコン(B)を2〜15質量%と、
    植物油(C)を0.01〜10質量%と、
    揮発性油(D)を45質量%以上とを含み、
    前記高重合ジメチコン(B)100質量部中、
    25℃での粘度が1,800万cps以上3,300万cps以下である高重合ジメチコン(B−1)が40〜50質量部であり、
    25℃での粘度が350万cps以上1,800万cps未満である高重合ジメチコン(B−2)が50〜60質量部である、整髪用組成物。
    Figure 0006663735
    (式(I)中、nは1または2であり、Rは炭素数9〜22の直鎖または分岐鎖の飽和または不飽和炭化水素基を表わす。)
  2. ラクトン誘導体(A)がγ-ドコサラクトンである、請求項1に記載の整髪用組成物。
  3. さらにジメチコノール(E)を含む、請求項1または2に記載の整髪用組成物。
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