JP6661485B2 - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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Description

本開示は、非水電解質二次電池に関する。
非水電解質二次電池には、過充電を検知して電流を遮断する電流遮断機構を設けることがある。電流遮断機構を備える電池は、一般的に、電極体を収容する外装缶及び外装缶の開口端部に接合される封口板が、電極体と電気的に接続されていない構成を有する(特許文献1及び特許文献2参照)。
特許第5582182号公報 特開2014-86177号公報
非水電解質二次電池は、満充電時に外部から応力が加わることによる内部短絡が起こると、電池の温度が上昇することがある。
特許文献1及び特許文献2に開示されるような構成では、外装缶及び封口板が電極体と導通していない。そのため、内部短絡時には短絡電流が電極体内を流れ、短絡箇所においてジュール熱が発生し、ジュール熱によって正極活物質と非水電解質との反応が誘起され、結果として電池の温度が急激に上昇する可能性がある。
本開示の非水電解質二次電池は、導電性を有する外装缶と、外装缶に収容されている電極体と、外装缶の開口端部を密閉していて導電性を有する封口板と、封口板に設けられている外部端子と、を備え非水電解質二次電池であって、外部端子と電極体とを電気的に接続する導電経路の途中に、電池内圧が上昇したときに電気的接続を遮断するための電流遮断機構をさらに備え、電流遮断機構は、封口板の薄肉部と、電池内圧の上昇に伴い外部端子と電極体との電気的接続を遮断するように変形するダイアフラムとを含み、封口板は、全体が導電性の材料からなり直接接合により外装缶の開口端部を密閉しており、電極体は、集電リード及び封口板を介して外装缶と電気的に接続されており、ダイアフラム封口板を介して電気的に集電リードに接続されている。
本開示によれば、電池温度の急激な上昇を抑制でき、信頼性に優れた非水電解質二次電池を提供することができる。
実施形態の一例である非水電解質二次電池の斜視図である。 図1のII-II線に沿った断面図である。 図1のIII-III線に沿った断面図である。 図1のIV-IV線に沿った断面図である。 実施形態に係る(a)正極及び(b)負極の平面図である。 実施形態に係る電極体の平面図である。 実施形態に係る電極体の部分側面図である。 図3における電流遮断機構付近の拡大図である。 図8における封口体の薄肉部付近の拡大図である。 電流遮断機構の動作を説明する図である。 従来の電流遮断機構を説明する図である。
非水電解質二次電池は、芯体上に活物質層が形成された正負極からなる電極体が、非水電解質(電解液)とともに外装缶に収容された後、外装缶の開口端部に外部端子が設けられる封口板が接合されることにより構成される。また、外部端子と電極体とを電気的に接続する導電経路の途中に電流遮断機構が備えられる。後述する図11に示すように、電流遮断機構は、例えば、電極体側に筒状開口部を有する封口体リードと、筒状開口部を密閉し電池内圧の上昇に伴い電極体と封口体リードとの間の電気的接続を遮断するように変形するダイアフラムとを含む。封口体リードは、ダイアフラムを収容し、且つ電池内圧が上昇した場合にダイアフラムが変形することを可能にするために封口板の電極体側に設けられている。
電流遮断機構は、過充電対策技術として電池に備えられたものであり、電池内圧が所定値以上になると電流を遮断するものである。電池が過充電状態になると電解液中の非水溶媒等が電気分解され、ガスが発生する。電流遮断機構は、このガス発生に基づいてダイアフラムが変形することで外部端子と電極体との導電経路を切断し、それ以上の過充電を防止し得るようになっている。
電流遮断機構を備える電池においては、上記特許文献1及び2に開示されるように、一般的に、電極体を収容する外装缶及び外装缶の開口端部に接合される封口板が、電極体と電気的に接続されていない構成を有する。
ところで、非水電解質二次電池は、電池の温度が上昇することがある。特に、電池の満充電時に外部から応力が加わることによる内部短絡が起こると、瞬時に大きなエネルギーを放出するため、電池の温度が急激に上昇する可能性が高い。内部短絡が起こる原因としては、例えば、先端が鋭利な金属部材(釘等)による貫通、圧壊によって電池が潰されること、落下による衝撃等が挙げられる。中でも、先端が鋭利な金属部材が貫通することによって生じる内部短絡は、短絡箇所(特に正極芯体近傍)で発生するジュール熱の発生量が大きく、このジュール熱により正極活物質と非水電解質との反応が誘起され、電池温度の急激な上昇を招くことがある。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、電流遮断機構を備える非水電解質二次電池において、ダイアフラムと集電リードとを封口板を介して配置することで、外装缶と電極体とを電気的に接続できることを見出し、本実施の形態を考案するに至った。本実施形態であれば、電極体から外装缶への電流回路が形成され、内部短絡時の短絡電流を電極体から外装缶へ逃がすことができるため、短絡箇所における温度上昇を抑えることができ、結果として、電池温度の急激な上昇を抑制することができる。
以下に図面を用いて、実施形態の一例について詳細に説明する。実施形態の説明で参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描写された構成要素の寸法比率等は現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
図1は、実施形態の一例である非水電解質二次電池10の斜視図である。また、図2は、図1のII-II線に沿った断面図である。非水電解質二次電池10は、有底で開口を有する外装缶12と、該開口を密閉する封口板14とを備える。外装缶12は、芯体上に活物質層を備えた正負極からなる電極体40が電解液とともに収容される有底筒状の角型容器である。外装缶12は、底部12aを有し、底部12aと対向する位置に開口が設けられる。封口板14は、外装缶12を密閉する蓋体であり、電解液を注液するための注液孔16aを封止する封止栓16、ガス排出弁18、正極外部端子20、及び負極外部端子30が設けられる。ガス排出弁18は、電池内部のガスを電池外部に排出するためのものである。ガス排出弁18の作動圧は、後述する電流遮断機構の作動圧よりも高く設定される。外装缶12及び封口板14の材質には、導電性を有する材質であって、正極電位で安定な金属が用いられることが好ましく、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金とすることができる。
正極外部端子20は、外部電源と正極とを導通させる機能を有する。負極外部端子30は、外部電源と負極とを導通させる機能を有する。また、図2に示すように正極外部端子20は、栓体20aを有する。栓体20aは、外装缶12が耐えきれないほどのガスが発生した場合に、正極外部端子20の外側に外れることでガスを排出することが可能である。
正極外部端子20は、絶縁性のガスケット22により封口板14と電気的に絶縁された状態で封口板14に取り付けられる。また、負極外部端子30は、絶縁性のガスケット32及び負極絶縁部材34により封口板14と電気的に絶縁された状態で封口板14に取り付けられる。ガスケット22,32、及び負極絶縁部材34は、樹脂製であることが好ましい。
図2に示すように、外装缶12には、電極体40が収容される。電極体40は、側面及び底面が絶縁シート42に覆われた状態で収容される。絶縁シート42は、例えば、外装缶12の内壁に沿うよう箱状に折り曲げられたもの、もしくは電極体40を覆うような袋状のものを用いることが好ましい。
電極体40において、封口板14側の一方端部に正極タブ部26が配置され、封口板14側の他方端部に負極タブ部36が配置される。正極タブ部26には、正極集電リード28が接合される。負極タブ部36には、負極集電リード38が接合される。正極集電リード28は、封口板14及びダイアフラム50を介して正極外部端子20と電気的に接続される。負極集電リード38は、負極外部端子30と電気的に接続される。
図3は、図1のIII-III線に沿った断面図である。図3に示すように、正極において、正極タブ部26が正極集電リード28に接合される。図3では、正極タブ部26と正極集電リード28との接合箇所を1ヶ所とする様子を示すが、正極集電リード28との接合箇所を2ヶ所以上設けてもよい。例えば、2ヶ所とすることで、正極タブ部26の長さのばらつきを小さくすることが可能となる。また、正極タブ部26に他の導電部材を接続し、正極集電リード28と接合してもよい。
図4は、図1のIV-IV線に沿った断面図である。図4に示すように、負極において、負極タブ部36が負極集電リード38に接合される。正極と同様に、図4では、負極タブ部36と負極集電リード38との接合箇所を1ヶ所とする様子を示すが、負極集電リード38との接合箇所を2ヶ所以上設けてもよい。例えば、2ヶ所とすることで、負極タブ部36の長さのばらつきを小さくすることが可能となる。また、負極タブ部36に他の導電部材を接続し、負極集電リード38と接合してもよい。
正極は、例えば、金属箔等の正極芯体と、正極芯体上に形成された正極活物質層とで構成される。正極芯体には、正極の電位範囲で安定な金属の箔、または正極の電位範囲で安定な金属を表層に配置したフィルム等が用いられる。正極の電位範囲で安定な金属としては、アルミニウム(Al)又はアルミニウム合金を用いることが好適である。正極芯体は、鉄を含有するアルミニウムを用いることが好ましい。正極芯体中の鉄の含有量は、1.20重量%以上1.7重量%以下であるとよい。正極芯体が上記範囲の鉄を含有するアルミニウムであれば、正極作製時の熱処理によって正極の伸び率が高まり、内部短絡時の伸び不足による破断を防ぐことができる。正極活物質層は、例えば、正極活物質の他に、導電剤、結着剤等を含み、これらを適当な溶媒で混合し、正極芯体上に塗布した後、乾燥及び圧延して得られる層である。
正極活物質は、粒子形状であり、アルカリ金属元素を含む遷移金属酸化物、あるいは該遷移金属酸化物に含まれる遷移金属元素の一部が異種元素によって置換された遷移金属酸化物等を用いることができる。アルカリ金属元素には、例えばリチウム(Li)、ナトリウム(Na)等が挙げられる。これらのアルカリ金属元素の中でもリチウムを用いることが好ましい。遷移金属元素には、スカンジウム(Sc)、マンガン(Mn)、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(Cu)、及びイットリウム(Y)等からなる群から選ばれる少なくとも1種の遷移金属元素を用いることができる。これらの遷移金属元素の中でも、Mn、Co、Ni等を用いることが好ましい。異種元素としては、マグネシウム(Mg)、アルミニウム(Al)、鉛(Pb)、アンチモン(Sb)及びホウ素(B)等からなる群から選ばれる少なくとも1種の異種元素を用いることができる。これらの異種元素の中でも、Mg、Al等を用いることが好ましい。
このような正極活物質の具体例には、リチウム含有遷移金属酸化物として、LiCoO2、LiNiO2、LiMn24、LiMnO2、LiNi1-yCoy2(0<y<1)、LiNi1-y-zCoyMnz2(0<y+z<1)、LiFePO4等が挙げられる。正極活物質は、1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
導電剤は、導電性を有する粉体又は粒子等であり、正極活物質層の電子伝導性を高めるために用いられる。導電剤には、導電性を有する炭素材料、金属粉末、有機材料等が用いられる。具体的には、炭素材料としてアセチレンブラック、ケッチェンブラック、及び黒鉛等、金属粉末としてアルミニウム等、及び有機材料としてフェニレン誘導体等が挙げられる。これら導電剤は、単独で用いてもよく、2種類以上を組み合わせて用いてもよい。
結着剤は、正極活物質及び導電剤間の良好な接触状態を維持し、かつ正極芯体表面に対する正極活物質等の結着性を高めるために用いられる。結着剤には、フッ素系高分子、ゴム系高分子等を用いることができる。具体的には、フッ素系高分子としてポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、またはこれらの変性体等、ゴム系高分子としてエチレン−プロピレン−イソプレン共重合体、エチレン−プロピレン−ブタジエン共重合体等が挙げられる。結着剤は、カルボキシメチルセルロース(CMC)、ポリエチレンオキシド(PEO)等の増粘剤と併用されてもよい。
正極は、例えば、以下のようにして得ることができる。まず、正極活物質としてのコバルト酸リチウム、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)、導電剤としての炭素材料、及びN−メチルピロリドン(NMP)を含む正極スラリーを調整する。次に、正極スラリーを例えば厚さ15μmの正極芯体の両面に塗布し、乾燥させることにより、正極芯体の両面に正極活物質層が形成された正極が得られる。得られた正極に対して、例えば、280℃の下、20秒間、露点−30℃の低湿度な熱風により熱処理を施す。その後、正極は、正極活物質層が所定厚さとなるよう圧延処理を行った後、所定の形状に裁断する。
図5(a)は、裁断後の正極60の平面図である。図5(a)に示すように、正極60は、正極芯体の両面に正極活物質層62が形成された方形状の領域を有し、方形状における短辺の一方端に正極芯体露出部64が設けられる。正極芯体露出部64が複数枚積層されたものが正極タブ部26となる。正極芯体露出部64の根元部分66には、絶縁層又は正極芯体より電気抵抗が高い保護層を設けることが好ましい。
負極は、例えば、金属箔等の負極芯体と、負極芯体上に形成された負極活物質層とで構成される。負極芯体には、負極の電位範囲でリチウムと合金を作らない金属の箔、または負極の電位範囲でリチウムと合金を作らない金属を表層に配置したフィルム等が用いられる。負極の電位範囲でリチウムと合金を作らない金属としては、低コストで加工がしやすく電子伝導性の良い銅を用いることが好適である。負極活物質層は、例えば、負極活物質と、結着剤等を含み、これらを水あるいは適当な溶媒で混合し、負極芯体上に塗布した後、乾燥及び圧延することにより得られる層である。
負極活物質は、アルカリ金属イオンを吸蔵および放出可能な材料であれば、特に限定なく用いることができる。このような負極活物質としては、例えば、炭素材料、金属、合金、金属酸化物、金属窒化物、及びアルカリ金属を予め吸蔵させた炭素ならびに珪素等を用いることができる。炭素材料としては、天然黒鉛、人造黒鉛、ピッチ系炭素繊維等が挙げられる。金属もしくは合金の具体例としては、リチウム(Li)、ケイ素(Si)、スズ(Sn)、ゲルマニウム(Ge)、インジウム(In)、ガリウム(Ga)、リチウム合金、ケイ素合金、スズ合金等が挙げられる。負極活物質は、1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
結着剤としては、正極の場合と同様にフッ素系高分子、ゴム系高分子等を用いることができるが、ゴム系高分子であるスチレン−ブタジエン共重合体(SBR)、またはこの変性体等を用いることが好適である。結着剤は、カルボキシメチルセルロース(CMC)等の増粘剤と併用されてもよい。
負極は、例えば、以下のようにして得ることができる。まず、負極活物質としての黒鉛、結着剤としてのスチレンブタジエンゴム(SBR)、増粘剤としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)、及び水を含む負極スラリーを調整する。次に、負極スラリーを例えば厚さ8μmの負極芯体の両面に塗布し、乾燥させることにより負極芯体の両面に負極活物質層が形成された負極が得られる。得られた負極は、負極活物質層が所定厚さとなるよう圧延処理を行った後、所定の形状に裁断する。
図5(b)は、裁断後の負極70の平面図である。図5(b)に示すように、負極70は、負極芯体の両面に負極活物質層72が形成された方形状の領域を有し、方形状における短辺の一方端に負極芯体露出部74が設けられる。負極芯体露出部74が複数枚積層されたものが負極タブ部36となる。なお、負極70の大きさは、充電時のリチウムの受け入れ性の観点から正極60より僅かに大きくすることが好ましい。
図6は、電極体40の平面図である。電極体40は、複数枚の正極60及び負極70をセパレータ44を介して積層して得られる。最外層に負極70が位置する場合は、例えば、100枚の正極60及び101枚の負極70をポリオレフィン製のセパレータ44を介して積層して得られる。図6に示すように、電極体40は、方形状における短辺の一方端において、正極芯体露出部64が100枚積層された正極タブ部26が配置される。また、方形状における短辺の他方端において、負極芯体露出部74が101枚積層された負極タブ部36が配置される。電極体40の両外面には、セパレータ44が配置される。
電極体40は、絶縁テープ46等により正極60、負極70、及びセパレータ44が積層された状態に固定することが好ましい。もしくは、セパレータ44に接着層を設け、セパレータ44と正極60、セパレータ44と負極70とがそれぞれ接着されるようにしてもよい。または、2枚のセパレータ44の間に正極60を配置し、セパレータ44が袋状になるよう周縁を溶着した後、袋状のセパレータ44に収容された正極60と負極70と積層させてもよい。
図7は、電極体40の部分側面図である。図7に示すように、電極体40において、正極芯体露出部64同士を予め接合し、正極タブ部26を形成してもよい。正極タブ部26を予め接合することで正極タブ部26と正極集電リード28との接合する作業が容易となる。また、正極60と同様に、負極70についても負極芯体露出部74同士を予め接合し、負極タブ部36を形成してもよい。
電極体40と共に外装缶12に収容される非水電解質は、非水電解質二次電池で用いられる液体電解質(電解液)を特に限定なく用いることができる。場合によっては、非水電解質は、ゲル状ポリマー等を用いた固体電解質であってもよい。非水電解質は、非水溶媒と、非水溶媒に溶解する電解質塩とを含む。非水溶媒は、例えば、環状炭酸エステル、環状カルボン酸エステル、環状エーテル、鎖状炭酸エステル、鎖状カルボン酸エステル、鎖状エーテル、ニトリル類、アミド類などを用いることができる。より具体的には、環状炭酸エステルとしてエチレンカーボネート(EC)やプロピレンカーボネート(PC)等、環状カルボン酸エステルとしてγ−ブチロラクトン(GBL)等、鎖状炭酸エステルとしてエチルメチルカーボネート(EMC)、ジメチルカーボネート(DMC)等を用いることができる。中でも、高誘電率溶媒である環状炭酸エステルとしてエチレンカーボネート(EC)と、低粘度溶媒である鎖状炭酸エステルとしてエチルメチルカーボネート(EMC)を混合して用いることが好適である。また、上記非水溶媒の水素原子をフッ素原子等のハロゲン原子で置換したハロゲン置換体を用いてもよい。
電解質塩は、アルカリ金属塩を用いることができ、例えばリチウム塩であることがより好ましい。リチウム塩には、従来の非水電解質二次電池において一般に使用されているLiPF6、LiBF4、LiClO4等を用いることができる。これらのリチウム塩は、1種で使用してもよく、また2種類以上組み合わせて使用してもよい。
また、非水電解質二次電池10は、過充電抑制剤を含むことが好適である。過充電抑制剤は、通常充放電がなされる所定領域(例えば3.0V以上4.2V以下)の上限電圧値(例えば4.2V)以上の所定電圧(例えば5.0V)で分解が起こり、ガスを発生させる。過充電抑制剤由来のガスよって、電流遮断機構が作動され、所定電圧以上に充電されることが抑制される。過充電抑制剤としては、炭酸リチウム(Li2CO3)、シクロヘキシルベンゼン(CHB)を用いることが好ましい。炭酸リチウムは、正極活物質層に添加することができ、シクロヘキシルベンゼンは電解液に添加することができる。
図8は、図3における電流遮断機構付近の拡大図である。また、図9は、図8における封口板14の薄肉部14a付近の拡大図である。電流遮断機構は、正極外部端子20と電極体40とを電気的に接続する導電経路の途中に備えられ、電池内圧が上昇したときに電気的接続を遮断する機能を有する。電流遮断機構は、封口板14の薄肉部14aと、電池内圧の上昇に伴い封口板14と正極外部端子20との間の電気的接続を遮断するように変形するダイアフラム50とを含む。
ダイアフラム50は、封口板14の薄肉部14aと正極外部端子20との間に配置され、中央部50aに凹形平面を有する皿状の板である。ダイアフラム50の材質には、正極電位で安定な金属が用いられることが好ましく、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金とすることができる。電流遮断機構は、場合によっては、負極70側に設けてもよい。その場合、ダイアフラム50は、封口板14と負極外部端子30との間の電気的接続を遮断するように配置されるため、ダイアフラム50の材質には、負極電位範囲でリチウムと合金を作らない金属が用いられることが好ましく、例えば、銅とすることができる。
封口板14は、封口板14に設けられた正極外部端子20が突出する外側面14dと薄肉部14aとの間に空間51を有する。この空間51に正極外部端子20の少なくとも一部分及びダイアフラム50を収容することができる。
図9に示すように、封口板14の薄肉部14aにおいて、ダイアフラム50との接触面の少なくとも一部分を薄肉部14aよりさらに薄肉とする破断部14bを有することがよい。さらに封口板14の薄肉部14aにおいて、破断部14bの周端に脆弱部14cを設けることが好ましい。脆弱部14cは、破断部14bよりさらに薄肉であるため耐圧性が最も低い。そのため、電池内圧が上昇した場合には脆弱部14cより破断される。このとき、破断部14bはダイアフラム50の中央部50aと接合された状態である。電池内圧がさらに上昇した場合には、ダイアフラム50が破断部14bと共に正極外部端子20側に凸状に変形する。
ダイアフラム50の円形状の周縁部50bと封口板14の薄肉部14aとの間にはガスケット22が配置される。電流遮断機構においては、電池内圧が上昇して封口板14の脆弱部14cが破断し、電池内圧の更なる上昇に伴って封口板14の破断部14bとダイアフラム50とが正極外部端子20側に凸状に変形する。このとき、周縁部50bと封口板14の薄肉部14aとは絶縁性のガスケット22を介しているため、ダイアフラム50と封口板14との電気的接続が遮断される。
このように、封口板14は、電池内圧が上昇したときには脆弱部14cが破断されてダイアフラム50と共に電流を遮断する機能を有するため、蓋体であると同時に電流遮断機構に含まれる。
ここで、電流遮断機構が備えられる上記導電経路について詳述する。封口板14とガスケット22を介して絶縁された正極外部端子20は、周端においてダイアフラム50と接合されて電気的に接続される。ダイアフラム50は、中央部50aと封口板14の破断部14bとが接合されて封口板14と電気的に接続される。封口板14は、正極集電リード28と接合されて電気的に接続される。正極集電リード28は、電極体40と接合されて電気的に接続される。これにより、正極外部端子20と電極体40とを電気的に接続する導電経路が形成される。
このように、電極体40と封口板14とが正極集電リード28を介して電気的に接続され、ダイアフラム50と正極集電リード28とが封口板14を介して接続されることで、正極外部端子20から封口板14を介して電極体40への導電経路が形成される。
また、正極集電リード28が接合された封口板14は、外装缶12の開口端部と接合されている。これにより、正極集電リード28及び封口板14を介して外装缶12が電極体40と電気的に接続され、電極体40から外装缶12への電流回路が形成される。
電極体40から外装缶12への電流回路が形成されることによって、例えば、先端が鋭利な金属部材等が電極体40を貫通するような内部短絡時には、短絡電流が電極体40から外装缶12へ流れる。その結果、短絡箇所におけるジュール熱の発生量が小さくなり、電極体40の温度上昇を抑制できる。電極体40の温度上昇は、正極活物質と非水電解質との反応を誘起し、電池の急激な温度上昇を招くことがある。しかしながら、上記構成であれば、電極体40の温度上昇が抑えられるため、電極体40の温度上昇によって生じる電池の急激な温度上昇を抑制できる。
また、外装缶12が封口板14と接合され、電極体40と封口板14とが正極集電リード28を介して電気的に接続されることによって、電極体40から正極集電リード28及び封口板14を介して外装缶12に至る熱伝導回路が形成される。例えば、急速充電時にはオーム損に起因するジュール熱が発生すること等により電極体40の温度上昇が生じるが、外装缶12を冷却することで、封口板14及び正極集電リード28を介して電極体40を冷却できるため、電極体40の温度上昇を抑制できる。
また上記構成において、正極集電リード28が封口板14に一体的に接続されていることが好ましい。これにより、従来、電流遮断機構においてダイアフラム50の変形を可能にするために正極集電リード28と封口板14との間に設けられていた封口体リードが不要となり、部品点数を減少させることができる。
また、ダイアフラム50は、封口板14において薄肉部14aの正極外部端子20側に配置されることが好ましい。これにより、薄肉部14aの電極体40側に正極集電リード28を配置する場合に妨げとなるものがなく、正極集電リード28と封口板14とを一体的に接続することができる。また、電池内圧の上昇に伴う電流遮断が封口板14の薄肉部14aとその上に配置されるダイアフラム50とでなされるため、電流遮断機構を薄型化でき、電池のコンパクト化が実現する。
次に、電流遮断機構の動作について説明する。電流遮断機構は、例えば、充電中に外部電源の誤作動等が生じ、所定の電圧領域を超えて充電がなされる場合に作動する。図10は、図8において電流遮断機構が作動した様子を示す図である。
まず、非水電解質二次電池10において、充電の必要性が生じると、予め設定された電圧領域における所定の上限電圧値まで充電を開始する。通常であれば所定の上限電圧値に達すると充電が終了するが、充電中に外部電源の誤作動等が生じることにより、所定の上限電圧値を超えて過充電されることがある。
所定の上限電圧値を超えると、電解液中の非水溶媒が分解し、ガスが発生する。さらに、過充電抑制剤の分解電圧まで達すると、過充電を抑制すべく電流遮断機構を作動するためのガスが発生し、電池内圧が上昇する。電池内圧が上昇すると、封口板14の脆弱部14cが電池内圧に耐えきれず破断する。
その後、電池内圧の更なる上昇に伴って、ダイアフラム50は、封口板14の破断部14bと共に正極外部端子20側に円弧状となって変形する。ダイアフラム50は、周縁部50bにおける正極外部端子20との接合を維持しながら正極外部端子20側に凸状となる。この時点で、正極外部端子20は、ガスケット22を介して封口板14と絶縁された状態となる。
封口板14は、正極集電リード28を介して電極体40と電気的に接続されるが、このとき、正極外部端子20と封口板14との間で導通しなくなるため、結果として、正極外部端子20と電極体40との間で電流が遮断される。
仮に、このような電流遮断状態において内部短絡が起きた場合であっても、電極体40は正極集電リード28及び封口板14を介して外装缶12と電気的に接続されている。そのため、短絡電流を電極体40から外装缶12へ逃がすことができる。
〔試験例〕
また、電極体40から外装缶12への電流回路を形成することによって、内部短絡時の電池温度の急激な上昇を抑制する効果を把握する目的で、満充電状態の電池を用いて先端が鋭利な金属部材を貫通させることによる内部短絡試験を行った。試験方法としては、まず、電池を環境温度25℃にて、1.0C(時間率)の定電流で電池電圧が4.2Vになるまで充電を行い、その後定電圧で電流値が0.05Cになるまで充電を引き続き行った。次に、電池温度が65℃の環境下で、電極体40の積層方向に沿った電池の側面中央部に3mmφの太さで先端が鋭利になった丸釘の先端を接触させた。その後、丸釘を80mm/secの速度で電極体40の積層方向と垂直な方向に突き刺し、丸釘が完全に電池を貫通した時点で丸釘の突き刺しを停止させた。突き刺し後の電池温度の挙動として、電池表面に熱電対を接触させて電池温度を測定した。電池温度としては、突き刺し後10秒経過時の電池温度を評価した。
上記試験対象となる電池は、上述する実施形態の非水電解質二次電池10(実施例1)と、外装缶12と封口板14とが電極体40と電気的に接続されず、且つ従来のように封口体リードを備える構成としたこと以外、電解液及び電極体40の構成は実施例1と同様とした電池10A(比較例1)とを用いた。
図11は、比較例1に用いた電池10Aにおいて、実施例1から変更した構成である封口体リード52を備える従来の電流遮断機構を示す図である。図11に示すように、筒状開口部を有する封口体リード52が正極外部端子20と接合され、封口体リード52の筒状開口部をダイアフラム50が密閉する構成となっている。また、ダイアフラム50の周縁部50bと正極集電リード28との間には正極絶縁部材24が設けられ、ダイアフラム50が変形したときには、正極絶縁部材24を介してダイアフラム50と正極集電リード28とが電気的に遮断された状態となる。このような構成を有する比較例1の電池10Aにおいて、外装缶12及び封口板14は、電極体40と電気的に接続されていない。
上記試験の結果、実施例1は電池温度が約300℃であったのに対し、比較例1は、約350℃であった。つまり、実施例1の非水電解質二次電池10は、比較例1の電池10Aに比べて10秒後の電池温度が約50℃低い結果となった。このことから、実施例1は、外装缶12と電極体40とが電気的に接続されているため電極体40の温度上昇が抑制されており、結果として、電極体40の温度上昇によって生じる電池の急激な温度上昇を抑制できたと考えられる。
上述した実施形態によれば、電極体40から外装缶12への電流回路を形成でき、電極体40の温度上昇を抑えることができ、結果として、電極体40の温度上昇によって生じる電池の急激な温度上昇を抑制できる。また、従来用いられている封口体リードを有さず電流遮断機構を薄型化でき、電池のコンパクト化が実現する。
10 非水電解質二次電池、12 外装缶、12a 底部、14 封口板、14a 薄肉部、14b 破断部、14c 脆弱部、14d 外側面、16 封止栓、16a 注液孔、18 ガス排出弁、20 正極外部端子、20a 栓体、22 ガスケット、24 正極絶縁部材、26 正極タブ部、28 正極集電リード、30 負極外部端子、32 ガスケット、34 負極絶縁部材、36 負極タブ部、38 負極集電リード、40 電極体、42 絶縁シート、44 セパレータ、46 絶縁テープ、50 ダイアフラム、50a 中央部、50b 周縁部、51 空間、52 封口体リード、60 正極、62 正極活物質層、64 正極芯体露出部、66 根元部分、70 負極、72 負極活物質層、74 負極芯体露出部

Claims (3)

  1. 導電性を有する外装缶と、前記外装缶に収容されている電極体と、前記外装缶の開口端部を密閉していて導電性を有する封口板と、前記封口板に設けられている外部端子と、を備え非水電解質二次電池であって、
    前記外部端子と前記電極体とを電気的に接続する導電経路の途中に、電池内圧が上昇したときに電気的接続を遮断するための電流遮断機構をさらに備え、
    前記電流遮断機構は、前記封口板の薄肉部と、電池内圧の上昇に伴い前記外部端子と前記電極体との電気的接続を遮断するように変形するダイアフラムとを含み、
    前記封口板は、全体が導電性の材料からなり直接接合により前記外装缶の開口端部を密閉しており、
    前記電極体は、集電リード及び前記封口板を介して前記外装缶と電気的に接続されており、前記ダイアフラム前記封口板を介して電気的に前記集電リードに接続されている、非水電解質二次電池。
  2. 前記集電リードが前記封口板に一体的に接続されている、請求項1に記載の非水電解質二次電池。
  3. 前記ダイアフラムは、前記封口板において前記薄肉部の前記外部端子側に配置されている、請求項1又は請求項2に記載の非水電解質二次電池。
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