JP2001325934A - 電池の安全弁及びその製造方法 - Google Patents

電池の安全弁及びその製造方法

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JP2001325934A
JP2001325934A JP2000398430A JP2000398430A JP2001325934A JP 2001325934 A JP2001325934 A JP 2001325934A JP 2000398430 A JP2000398430 A JP 2000398430A JP 2000398430 A JP2000398430 A JP 2000398430A JP 2001325934 A JP2001325934 A JP 2001325934A
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safety valve
valve
valve body
sealing plate
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Takuma Morishita
拓磨 森下
Hironori Marubayashi
啓則 丸林
Shigeki Fujii
繁樹 藤井
Yoshihiro Hida
芳宏 飛田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池毎の安全弁の作動圧力差を小さくしつ
つ、安全弁作動時に十分な開放面積を確保し、しかも電
解液が漏れたりするのを防止することができる電池の安
全弁及びその製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 電池を封口する板状の封口板6の開放孔
17に薄肉の弁体が形成されて、電池内部圧力が所定値
以上となったときに上記弁体が破砕して電池内のガスを
電池外に放出する電池の安全弁9において、上記弁体に
はドーム形状を成すドーム部2・2が2以上形成され、
且つ弁体の中央部又はその近傍には弁体の破砕を容易に
するための破砕溝4・4が形成されていることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池を封口する板
状の封口板の開放孔に薄肉の弁体が形成されて、電池内
部圧力が所定値以上となったときに上記弁体が破砕して
電池内のガスを電池外に放出する電池の安全弁及びその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、金属リチウム又はLiCoO2
のリチウム含有複合酸化物を正極材料とする一方、リチ
ウムイオンを吸蔵、放出し得るリチウム−アルミニウム
合金、炭素材料等を負極材料とする非水電解液電池が、
高容量化が可能な電池として注目されている。
【0003】上記非水電解液電池では、火中に投下した
り、異常条件での充放電を行う等、誤った取り扱いによ
り電池内で多量のガスが発生することがあるが、この場
合、電池内のガスを速やかに電池外に放出しないと、電
池が破裂したり、発火したりするという不都合がある。
そこで、上記電池には、異常時に、電池内のガスを速や
かに電池外に放出するための安全弁が設けられている。
このような安全弁としては、以下に示すようなものが提
案されている。
【0004】(1)特開平10−106524号公報
(図16〜図19参照)に示されるように、リング状の
基材21の開放孔21aに、2枚のアルミニウム系材料
から成り弁体を構成するクラッド材(厚みは、基材の1
0%程度である)22を溶接又は圧接して安全弁を23
作製し、この安全弁23を封口板24に取り付けるとい
うもの(所謂、安全弁クラッド材仕様のもの)。
【0005】(2)特開平11−250885号公報
(図20及び図21参照)に示されるように、封口板2
5の開放孔25aの中程に、破砕溝26が設けられた弁
体27を有するもの。 (3)特開平11−273640号公報(図22及び図
23参照)に示されるように、封口板28の開放孔28
aの下端部から、ドーム状を成す薄肉の弁体29が形成
されたもの。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の安全弁では、以下に示すような課題を有していた。 (1)の安全弁の課題 このような安全弁23では、基材21とクラッド材22
との溶接又は圧接時に溶接強度等にバラツキが生じた
り、安全弁23を封口板24に取り付ける際にクラッド
材22を傷つけるおそれがあるということから、電解液
が漏れたり、電池毎の安全弁の作動圧力差が大きくなる
という課題がある。
【0007】(2)の安全弁の課題 このような安全弁では、電池毎の安全弁の作動圧力差は
小さくなるものの、安全弁が破砕する場合に、弁体27
の開放面積にバラツキが生じ、開放面積が小さい場合に
は、ガス放出量よりガス発生量が多くなることがある。
このため、安全弁としての機能を十分に発揮することが
できず、電池の発火、破裂等を生じることがあるという
課題を有していた。
【0008】(3)の安全弁の課題 このような安全弁では、弁体29の開放面積は大きくな
るため、発生した多量のガスは速やかに放出されるが、
開放孔28aの下端部から薄肉の弁体29が形成されて
いるため、電池の組立時に振動、衝撃が加わった場合、
治具等により弁体29が傷ついてクラック等が生じ、電
解液が漏れたりすることがあるという課題を有してい
た。
【0009】本発明は、以上の事情に鑑みなされたもの
であって、電池毎の安全弁の作動圧力差を小さくしつ
つ、安全弁作動時に十分な開放面積を確保し、しかも電
解液が漏れたりするのを防止することができる電池の安
全弁及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうちで請求項1記載の発明は、電池を封口
する板状の封口板に薄肉の弁体が形成されて、電池内部
圧力が所定値以上となったときに上記弁体が破砕して電
池内のガスを電池外に放出する電池の安全弁において、
上記弁体にはドーム形状を成すドーム部が形成され、且
つ弁体の中央部又はその近傍には弁体の破砕を容易にす
るための破砕溝が形成されていることを特徴とする。
【0011】このように、弁体の中央部又はその近傍に
は弁体の破砕を容易にするための破砕溝が形成されてい
るので、電池内部圧が上昇した際に当該破砕溝から弁体
が確実に破砕し、且つ弁体にはドーム形状を成すドーム
部が形成されているので、上記の如く破砕溝から弁体の
破砕が開始した後に、ガスによる応力が強まるドーム部
の周縁部も破砕されることになる。したがって、若干弁
体の厚みにバラツキがあっても電池毎の安全弁の作動圧
力差が小さくなる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記ドーム部が1つ設けられていることを
特徴とする。請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、上記破砕溝が、上記ドーム部の周縁に形成
されていることを特徴とする。このように、ドーム部の
周縁に破砕溝が形成されていれば、弁体の破砕がより容
易になるので、電池毎の安全弁の作動圧力差を更に小さ
くすることができる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記ドーム部が2以上設けられていること
を特徴とする。このようにドーム部が2以上形成されて
いれば、安全弁作動時に十分な開放面積を確保すること
ができる。請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明
において、上記破砕溝が、上記2以上のドーム部うち少
なくとも1つのドーム部の周縁に形成されていることを
特徴とする。このような構成であれば、請求項3に記載
の作用効果と同様の作用効果を奏する。
【0014】請求項6記載の発明は、請求項1〜5記載
の発明において、上記弁体全体が、上記封口板の外側面
と面一の仮想面と上記封口板の内側面と面一の仮想面と
の間にあることを特徴とする。このような構成であれ
ば、治具等と弁体とが直接接することはないので、電池
の組立時に振動、衝撃が加わった場合でも、治具等によ
り弁体が傷つくのを防止でき、電解液が漏れたりするの
を抑制することができる。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項1〜6記載
の発明において、上記ドーム部は、電池の外側方向に膨
らんでドーム形状を成すことを特徴とする。このような
構成であれば、より確実に安全弁が作動する。請求項8
記載の発明は、請求項1〜7記載の発明において、上記
弁体の厚みは、上記封口板の厚みに対して、0.1〜1
0%に規制されることを特徴とする。上記の如く弁体の
厚みを規制するのは、弁体の厚みが封口板の厚みに対し
て0.1%未満であれば、弁体が余りに薄くて、電解液
の漏れ等が生じることがある一方、弁体の厚みが封口板
の厚みに対して10%を超えると、弁体が余りに厚すぎ
て、電池毎の安全弁の作動圧力差が大きくなるからであ
る。
【0016】請求項9記載の発明は、請求項1〜8記載
の発明において、上記弁体の平面形状が、真円状、楕円
状、又は四角形状であることを特徴とする。弁体の平面
形状としては、真円状、楕円状、又は四角形状が例示さ
れるが、この中でも楕円状、又は四角形状であることが
望ましい。これは、弁体が真円状の場合には、弁体の周
縁部に加わる応力が均一であるため、弁体が破砕し難い
場合があるため、電池毎の安全弁の作動圧力差が大きく
なる場合があるが、弁体が楕円状、又は四角形状であれ
ば、長辺方向の応力が大きく、長辺方向から確実に弁体
が破砕するので、電池毎の安全弁の作動圧力差が小さく
なるからである。
【0017】請求項10記載の発明は、請求項1〜9記
載の発明において、上記弁体と封口板とが一体的に形成
されていることを特徴とする。このような構造であれ
ば、安全弁の部品点数が減少するので、電池の製造コス
トを低減することができる。
【0018】請求項11記載の発明は、請求項1〜10
記載の発明において、上記破砕溝とは別に、上記弁体の
周縁近傍に破砕補助溝が形成されていることを特徴とす
る。上記構成であれば、電池内圧が上昇した場合に、ド
ーム部における破砕近傍での変移量が大きくなるため、
特に、弁体の寸法が小さい電池(厚みが薄い電池)にあ
っては、小さい内圧上昇でも安定した作動が可能であ
る。更に、弁体の製造にあたって、破砕溝の肉厚に対す
る公差を緩和することができ、品質管理や金型調整が容
易となるので、生産性が向上する。
【0019】また、上記目的を達成するために、本発明
のうちで請求項12記載の発明は、電池を封口する板状
の封口板に、ドーム形状を成すドーム部を備え、且つ、
中央部又はその近傍には弁体の破砕を容易にするための
破砕溝が形成された薄肉の弁体を、塑性加工によって形
成する、弁体形成工程を有することを特徴とする。この
ような方法であれば、請求項1記載の電池の安全弁は封
口板の部品加工時に形成されるので、生産性が向上す
る。
【0020】請求項13記載の発明は、請求項12記載
の発明において、上記弁体形成工程において、上記弁体
を、上記封口板の外側面と面一の仮想面と上記封口板の
内側面と面一の仮想面との間に形成することを特徴とす
る。このような方法であれば、請求項6記載の電池の安
全弁は、製造にあたって治具や他の封口体との接触によ
り弁体部分が傷つくのを防止できる。
【0021】請求項14記載の発明は、請求項12又は
13記載の発明において、上記弁体形成工程において、
電池外側方向に膨らむようにドーム部を形成することを
特徴とする。このような方法であれば、請求項7記載の
電池の安全弁の製造にあたって、より確実に作動する弁
体を製造することができる。
【0022】請求項15記載の発明は、請求項12〜1
4記載の発明において、上記弁体形成工程において、上
記破砕溝とは別に、上記弁体の周縁近傍に破砕補助溝を
形成することを特徴とする。このような方法であれば、
請求項11記載の電池の安全弁の製造にあたって、より
確実に作動する弁体を製造することができる。
【0023】請求項16記載の発明は、請求項12〜1
5記載の発明において、上記弁体形成工程の後工程に、
弁体にアニール処理を施すアニール処理工程を有するこ
とを特徴とする。しぼり加工により薄肉の弁体を形成す
ると、弁体の材料の硬度が高くなって、材料自体の機械
的強度が大きくなる結果、電池毎の安全弁の作動圧力差
が大きくなることがある。しかし、上記の如く、弁体形
成工程の後工程で、弁体にアニール処理を施せば、弁体
の材料の硬度が低くなって、材料自体の機械的強度が小
さくなる結果、電池毎の安全弁の作動圧力差が小さくな
る。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1〜図
8に基づいて、以下に説明する。図1は本発明に係る安
全弁の平面図、図2は図1のA−A線矢視断面図、図3
は本発明に係る安全弁を用いた非水電解液電池の平面
図、図4は図3のB−B線矢視断面図、図5は他の例に
係る安全弁の平面図、図6は図5の安全弁を備えた電池
の内圧が上昇したときの安全弁の作動状態を示す説明
図、図7は図6の要部拡大図、図8は弁体の曲がり強度
が強い部分を示す平面図、図9は図8の安全弁を備えた
電池の内圧が上昇したときの安全弁の作動状態を示す説
明図、図10は図9の要部拡大図、図11は他の例に係
る安全弁の平面図、図12は他の例に係る安全弁の平面
図、図13は他の例に係る安全弁の平面図、図14は他
の例に係る安全弁の平面図、図15は他の例に係る安全
弁の平面図である。
【0025】〔第1の形態〕図3に示すように、本発明
の非水電解液電池は、有底円筒状の外装缶8を有してお
り、この外装缶8内には、アルミニウム合金から成る芯
体にLiCoO2 を主体とする活物質層が形成された正
極と、銅から成る芯体に黒鉛を主体とする活物質層が形
成された負極と、これら両電極を離間するセパレータと
から成る偏平渦巻き状の発電要素7が収納されている。
また、上記外装缶8内には、エチレンカーボネート(E
C)とジメチルカーボネート(DMC)とが体積比で
4:6の割合で混合された混合溶媒に、LiPF6 が1
M(モル/リットル)の割合で溶解された電解液が注入
されている。更に、上記外装缶8の開放孔にはアルミニ
ウム合金から成る封口板6(厚さ:1mm)がレーザー
溶接されており、これによって電池が封口される。
【0026】上記封口板6は、ガスケット11、絶縁板
12及び導電板14と共に、挟持部材16により挟持さ
れており、この挟持部材16上には負極端子キャップ1
0が固定されている。また、上記負極から延設される負
極タブ15は、上記導電板14と挟持部材16とを介し
て、上記負極端子キャップ10と電気的に接続される一
方、上記正極は正極タブ(図示せず)を介して、上記外
装缶8と電気的に接続されている。
【0027】ここで、上記封口板6と上記絶縁板12と
には、開放孔17が形成されており、この開放孔17に
は、図1及び図2に示すように、薄肉の弁体(厚み50
μmであり、封口板6の厚みの5.0%となっている)
から成り上記封口板6と一体形成された安全弁9(封口
板6と同様にアルミニウム合金から成る)が設けられて
いる。この安全弁9は、電池内部圧力が所定値以上とな
ったときに破砕して電池内のガスを電池外に放出する構
造となっている。上記弁体には電池外側方向に膨らんで
ドーム形状を成すドーム部2が2個形成されており、こ
れらドーム部2・2の周縁には弁体の破砕を容易にする
ための破砕溝4・4が、安全弁9の略中央部で隣接する
ように形成されている。また、安全弁9全体が、上記封
口板6の外側面6aと面一の仮想面18aと上記封口板
6の内側面6bと面一の仮想面18bとの間に形成され
ている。
【0028】上記構造の非水電解質電池を、以下のよう
にして作製した。先ず、正極活物質としてのLiCoO
2 を90重量%と、導電剤としてのカーボンブラックを
5重量%と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデンを5
重量%と、溶剤としてのN−メチル−2−ピロリドン
(NMP)溶液とを混合してスラリーを調製した後、上
記スラリーを正極集電体としてのアルミニウム箔の両面
に塗布した。その後、溶剤を乾燥し、ローラーで所定の
厚みにまで圧縮した後、所定の幅及び長さになるように
切断し、更にアルミニウム合金製の正極集電タブを溶接
した。
【0029】これと並行して、負極活物質としての黒鉛
粉末を95重量%と、結着剤としてのポリフッ化ビニリ
デンを5重量%と、溶剤としてのNMP溶液とを混合し
てスラリーを調製した後、上記スラリーを負極集電体と
しての銅箔の両面に塗布した。その後、溶剤を乾燥し、
ローラーで所定の厚みにまで圧縮した後、所定の幅及び
長さになるように切断し、更にニッケル製の負極集電タ
ブを溶接した。
【0030】次に、上記正極と負極とをポリエチレン製
微多孔膜から成るセパレータを介して巻回して偏平渦巻
き状の発電要素7を作製した後、この発電要素7を外装
缶8内に挿入した。一方、上記の工程と並行して、封口
板の所定位置に鍛造加工(塑性加工の一種)により薄い
平板部分を形成した後、その平坦部分にコイニング加工
(塑性加工の一種)を施し破砕溝4を形成することによ
りドーム部2を設け、これにより、封口板6と一体形成
された安全弁9を作成した。この後、封口板6、ガスケ
ット11、絶縁板12及び導電板14を挟持部材16に
より挟持した。
【0031】しかる後、外装缶8と封口板6とをレーザ
ー溶接した後、外装缶8内に電解液を注入し、更に挟持
部材16上に負極端子キャップ10を固定することによ
り非水電解液電池を作製した。
【0032】〔第2の形態〕安全弁9が形成された封口
板6を作製した後に、安全弁9をアニール処理する他
は、上記第1の形態と同様の構成である。
【0033】〔第3の形態〕図5に示すように、安全弁
9の周縁近傍における破砕溝4が形成されていない部位
(ドーム部2・2から離れた部位)に破砕補助溝19・
19が形成されている他は、上記第1の形態と同様の構
成である。このような構成であれば、以下のような作用
効果を発揮する。即ち、図8に示すように、上記破砕補
助溝19が形成されていない場合には、ドーム部2・2
から離れた部位(図8中の斜線部)での曲がり強度が大
きいため、図9及び図10に示すように、電池内圧が上
昇した場合に、ドーム部2・2における破砕近傍での変
移量(安全弁9の撓み量)52が小さくなる。このた
め、特に、電池厚みが薄い電池(即ち、安全弁9が小さ
な電池)では、小さい内圧上昇では安定した作動をする
ことができない。更に、安全弁9の製造にあたって、破
砕溝の肉厚に対する公差が厳格であるため、品質管理や
金型調整が困難となり、生産性が低下する。これに対し
て、図5に示すように、破砕補助溝19・19が形成さ
れていれば、ドーム部2・2から離れた部位(図5にお
いて、図8中の斜線部に対応する部位)での曲がり強度
が小さいため、図6及び図7に示すように、電池内圧が
上昇した場合に、ドーム部2・2における破砕近傍での
変移量51が大きくなる。このため、特に、安全弁9が
小さな電池にあっては、小さい内圧上昇でも安定した作
動が可能である。更に、安全弁9の製造にあたって、破
砕溝3・4の肉厚に対する公差を緩和することができ、
品質管理や金型調整が容易となるので、生産性が向上す
る。但し、破砕補助溝19・19は、ドーム部2を2つ
有するものに限定するものではなく、ドーム部2を3つ
以上有するものであっても良いし、また、図11に示す
ように、ドーム部2を1つだけ有するものであっても良
い。この場合にも、破砕補助溝19・19は、安全弁9
の周縁近傍における破砕溝4が形成されていない部位に
形成する。
【0034】〔その他の事項〕尚、上記3つの形態にお
いては、安全弁9の平面形状を楕円状とし、ドーム部2
・2の平面形状を真円状としたが、これに限定するもの
ではない。例えば、図12及び図13に示すように、安
全弁9の平面形状を真円状又は四角形状等とし、これら
のドーム部2・2を楕円形状としても良く、或いは、図
14に示すように、安全弁9の平面形状は楕円状である
が、ドーム部2・2の平面形状を楕円状とし、これらを
破砕溝3で繋ぐような形状であっても良い。また、安全
弁9は封口板6と一体形成しているが、このような構造
に限定するものではなく、図15に示すように、枠体1
と安全弁9の弁体とを一体形成し、枠体1と外装缶8と
をレーザー溶接等により固定するような構造であっても
良い。
【0035】更に、安全弁9の弁体の厚みは、封口板6
の厚みの5.0%に限定するものではなく、0.1〜1
0%の範囲であれば、良好な結果を得ることができる。
加えて、封口板6及び安全弁9の材質としてはアルミニ
ウム合金に限定するものではなく、純アルミニウム等を
用いても良く、また本発明は上記非水電解液電池に限定
するものではなく、封口板6及び安全弁9にアルミニウ
ム材料等の傷つき易い材料を用いた電池であれば適用し
うることは勿論である。
【0036】但し、本発明を上記非水電解液電池に適用
する場合には、正極材料としては上記LiCoO2
他、例えば、LiNiO2 、LiMn2 4 或いはこれ
らの複合体等のリチウム含有複合酸化物が好適に用いら
れ、また負極材料としては上記炭素材料の他、リチウム
金属、リチウム合金、或いは金属酸化物(スズ酸化物
等)等が好適に用いられる。更に、電解液の溶媒として
は上記のものに限らず、プロピレンカーボネート、エチ
レンカーボネート、ビニレンカーボネート、γ−ブチロ
ラクトンなどの比較的比誘電率が高い溶液と、ジエチル
カーボネート、ジメチルカーボネート、メチルエチルカ
ーボネート、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシ
エタン、1,3−ジオキソラン、2−メトキシテトラヒ
ドロフラン、ジエチルエーテル等の低粘度低沸点溶媒と
を適度な比率で混合した溶媒を用いることができる。ま
た、電解液の電解質としては、上記LiPF6 の他、L
iAsF6 、LiClO4 、LiBF4 、LiCF3
3 等を用いることができる。
【0037】
【実施例】(実施例1)実施例1としては、上記発明の
実施の形態における第1の形態に示す方法と同様の方法
にて作製した電池を用いた。このようにして作製した電
池を、以下、本発明電池A1と称する。
【0038】(実施例2)実施例2としては、上記発明
の実施の形態における第2の形態に示す方法と同様の方
法にて作製した電池を用いた。このようにして作製した
電池を、以下、本発明電池A2と称する。
【0039】(実施例3)ドーム部2・2のうち一方の
ドーム部2にのみ、その周縁に弁体の破砕を容易にする
ための破砕溝4を形成する他は、上記実施例1と同様の
方法にて作製した。このようにして作製した電池を、以
下、本発明電池A3と称する。
【0040】(比較例1)従来の技術の特開平10−1
06524号公報(図16〜図19参照)に示されるも
のを用いた。このようにして作製した電池を、以下、比
較電池X1と称する。
【0041】(比較例2)従来の技術の特開平11−2
50885号公報(図20及び図21参照)に示される
ものを用いた。このようにして作製した電池を、以下、
比較電池X2と称する。
【0042】(比較例3)従来の技術の特開平11−2
73640号公報(図22及び図23参照)に示される
ものを用いた。このようにして作製した電池を、以下、
比較電池X3と称する。
【0043】(実験1)上記本発明電池A1、A2及び
比較電池X1〜X3について、70℃で1時間保持した
後−30℃で1時間保持するという1サイクルのヒート
ショックを100サイクル繰り返して、100サイクル
経過後に電解液の漏れ数を調べるというヒートショック
試験、バーナーで電池を加熱して電池の破裂、発火を調
べる加熱試験、及び安全弁の作動圧力の差を調べる作動
圧力差試験を行ったので、それらの結果を下記表1に示
す。
【0044】
【表1】
【0045】上記表1から明らかなように、比較電池X
1では、ヒートショック試験で電解液の漏れが発生する
と共に、作動圧力差試験で作動圧力差が大きくなってお
り、また比較電池X2では、加熱試験で電池の破裂、発
火が生じており、更に比較電池X3では、ヒートショッ
ク試験で電解液の漏れが発生している。これに対して、
本発明電池A1、A2では、ヒートショック試験で電解
液の漏れが発生せず、加熱試験で電池の破裂、発火が生
じず、しかも作動圧力差試験で作動圧力差が小さくなっ
ていることが認められる。
【0046】これらのことから、本発明電池A1、A2
は比較電池X1〜X3に比べて、安全弁9に要求される
各種の性能が向上していることがわかる。但し、本発明
電池A2は本発明電池A1に比べて、作動圧力差試験で
作動圧力差がより小さくなっていることが認められる。
したがって、作動圧力差を小さくするには、安全弁にア
ニール処理を施すのが好ましいことがわかる。
【0047】(実験2)安全弁の厚みを種々変化させ、
上記実験1と同様の条件でヒートショック試験、及び作
動圧力差試験を行ったので、それらの結果を下記表2に
示す。尚、封口板の厚みは1.0mmであり、安全弁9
のアニール処理は行っていない。
【0048】
【表2】
【0049】上記表2から明らかなように、安全弁の厚
みが0.5μm(封口板の厚みに対する安全弁の厚みが
0.05%)のものは、ヒートショック試験で電解液の
漏れが発生し、また、安全弁の厚みが150μm(封口
板の厚みに対する安全弁の厚みが15.0%)のもの
は、作動圧力差試験で作動圧力差が大きくなっている。
これに対して、安全弁の厚みが1〜100μm(封口板
の厚みに対する安全弁の厚みが0.1〜10.0%)の
ものは、ヒートショック試験で電解液の漏れが発生せ
ず、しかも作動圧力差試験で作動圧力差が小さくなって
いることが認められる。したがって、封口板の厚みに対
する安全弁の厚みは、0.1〜10.0%であることが
好ましいことがわかる。
【0050】(実験3)上記本発明電池A1、A3につ
いて、上記実験1と同様の条件で作動圧力差試験を行っ
たので、その結果を下記表3に示す。尚、封口板の厚み
は1.0mmである。
【0051】
【表3】
【0052】上記表3から明らかなように、両方のドー
ム部2の周縁に破砕溝4を形成した本発明電池A1は、
作動圧力差が小さくなっているのに対して、一方のドー
ム部2の周縁にのみ破砕溝4を形成した本発明電池A3
は、作動圧力差が大きくなっていることが認められる。
したがって、破砕溝4は両方のドーム部2の周縁に形成
することが好ましいことがわかる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電池毎の安全弁の作動圧力差を小さくしつつ、安全弁作
動時に十分な開放面積を確保し、しかも電解液が漏れた
りするのを防止することができるといった優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る安全弁の平面図。
【図2】図1のA−A線矢視断面図。
【図3】本発明に係る安全弁を用いた非水電解液電池の
平面図。
【図4】図3のB−B線矢視断面図。
【図5】他の例に係る安全弁の平面図。
【図6】図5の安全弁を備えた電池の内圧が上昇したと
きの安全弁の作動状態を示す説明図。
【図7】図6の要部拡大図。
【図8】弁体の曲がり強度が強い部分を示す平面図。
【図9】図8の安全弁を備えた電池の内圧が上昇したと
きの安全弁の作動状態を示す説明図。
【図10】図9の要部拡大図。
【図11】他の例に係る安全弁の平面図。
【図12】他の例に係る安全弁の平面図。
【図13】他の例に係る安全弁の平面図。
【図14】他の例に係る安全弁の平面図。
【図15】他の例に係る安全弁の平面図。
【図16】従来例に係る安全弁の平面図。
【図17】図16のC−C線矢視断面図。
【図18】従来例に係る安全弁を用いた非水電解液電池
の平面図。
【図19】図18のD−D線矢視断面図。
【図20】従来例の他の例に係る安全弁の平面図。
【図21】図20のE−E線矢視断面図。
【図22】従来例の他の例に係る安全弁の平面図。
【図23】図22のF−F線矢視断面図。
【符号の説明】
2:ドーム部 3:破砕溝 4:破砕溝 7:発電要素 8:外装缶 6:封口板 9:安全弁 17:開放孔 18a:仮想面 18b:仮想面 19:破砕補助溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月24日(2001.1.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】(2)特開平11−250885号公報
(図20及び図21参照)に示されるように、封口板2
5の開放孔25aの中程に、破砕溝26を有するもの。 (3)特開平11−273640号公報(図22及び図
23参照)に示されるように、封口板28の開放孔28
aの下端部から、ドーム状を成す薄肉の弁体29が形成
されたもの。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】〔その他の事項〕尚、上記3つの形態にお
いては、安全弁9の平面形状を楕円状とし、ドーム部2
・2の平面形状を真円状としたが、これに限定するもの
ではない。例えば、図12及び図13に示すように、安
全弁9の平面形状を真円状又は四角形状等とし、これら
のドーム部2・2を楕円形状としても良く、或いは、図
14に示すように、安全弁9の平面形状は楕円状である
が、ドーム部2・2の平面形状を楕円状とし、これらを
破砕溝3で繋ぐような形状であっても良い。また、安全
弁9は封口板6と一体形成しているが、このような構造
に限定するものではなく、図15に示すように、枠体1
と安全弁9の弁体とを一体形成し、枠体1と封口板6
をレーザー溶接等により固定するような構造であっても
良い。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 繁樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 飛田 芳宏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H011 AA13 AA17 CC06 DD05 DD09 DD13 KK01 KK02 KK04 5H012 AA01 AA07 BB02 CC01 DD05 DD17 EE04 FF01 GG01 JJ02 JJ10 5H029 AJ12 AJ15 AK03 AL07 AM02 AM03 AM04 AM05 AM07 BJ02 BJ27 CJ02 CJ03 CJ05 DJ02 DJ14 EJ01 HJ04 HJ12 HJ15

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を封口する板状の封口板に薄肉の弁
    体が形成されて、電池内部圧力が所定値以上となったと
    きに上記弁体が破砕して電池内のガスを電池外に放出す
    る電池の安全弁において、 上記弁体にはドーム形状を成すドーム部が形成され、且
    つ弁体の中央部又はその近傍には弁体の破砕を容易にす
    るための破砕溝が形成されていることを特徴とする電池
    の安全弁。
  2. 【請求項2】 上記ドーム部が1つ設けられている、請
    求項1記載の電池の安全弁。
  3. 【請求項3】 上記破砕溝が、上記ドーム部の周縁に形
    成されている、請求項2記載の電池の安全弁。
  4. 【請求項4】 上記ドーム部が2以上設けられている、
    請求項1記載の電池の安全弁。
  5. 【請求項5】 上記破砕溝が、上記2以上のドーム部う
    ち少なくとも1つのドーム部の周縁に形成されている、
    請求項4記載の電池の安全弁。
  6. 【請求項6】 上記弁体全体が、上記封口板の外側面と
    面一の仮想面と上記封口板の内側面と面一の仮想面との
    間にある、請求項1〜5記載の電池の安全弁。
  7. 【請求項7】 上記ドーム部は、電池の外側方向に膨ら
    んでドーム形状を成す、請求項1〜6記載の電池の安全
    弁。
  8. 【請求項8】 上記弁体の厚みは、上記封口板の厚みに
    対して、0.1〜10%に規制される、請求項1〜7記
    載の電池の安全弁。
  9. 【請求項9】 上記弁体の平面形状が、真円状、楕円
    状、又は四角形状である、請求項1〜8記載の電池の安
    全弁。
  10. 【請求項10】 上記弁体と封口板とが一体的に形成さ
    れている、請求項1〜9記載の電池の安全弁。
  11. 【請求項11】 上記破砕溝とは別に、上記弁体の周縁
    近傍に破砕補助溝が形成されている、請求項1〜10記
    載の電池の安全弁。
  12. 【請求項12】 電池を封口する板状の封口板に、ドー
    ム形状を成すドーム部を備え、且つ、中央部又はその近
    傍には弁体の破砕を容易にするための破砕溝が形成され
    た薄肉の弁体を、塑性加工によって形成する弁体形成工
    程を有することを特徴とする電池の安全弁の製造方法。
  13. 【請求項13】 上記弁体形成工程において、上記弁体
    を、上記封口板の外側面と面一の仮想面と上記封口板の
    内側面と面一の仮想面との間に形成する、請求項12記
    載の電池の安全弁の製造方法。
  14. 【請求項14】 上記弁体形成工程において、電池外側
    方向に膨らむようにドーム部を形成する、請求項12又
    は13記載の電池の安全弁の製造方法。
  15. 【請求項15】 上記弁体形成工程において、上記破砕
    溝とは別に、上記弁体の周縁近傍に破砕補助溝を形成す
    る、請求項12〜14記載の電池の安全弁の製造方法。
  16. 【請求項16】 上記弁体形成工程の後工程に、弁体に
    アニール処理を施すアニール処理工程を有する、請求項
    12〜15記載の電池の安全弁の製造方法。
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