JP6659321B2 - 複合シート及びそれを備えた吸収性物品、複合シートの製造装置及び複合シートの製造方法 - Google Patents
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Description
凸部3の頂部を横切るように、フェザー剃刀(品番FAS‐10、フェザー安全剃刀(株)製)を用いて横方向Yに沿ってシートを厚み方向に切断する。
複合シート1の切断面を、走査電子顕微鏡(日本電子(株)社製のJCM−5100(商品名))を用いて拡大観察(繊維断面が30〜60本程度計測できる倍率に調整;150〜500倍)し、一定面積当たり(0.5mm2程度)の前記切断面によって切断されている繊維の断面数を数える。次に1mm2当たりの繊維の断面数に換算し、これを坪量とする。測定は3箇所行い、平均値を、そのサンプルの凸部頂部における坪量とする。
本実施態様の複合シート1の製造方法は、第1ロール11及び第2ロール12の噛み合い部分に第1シート1uを供給し、第1ロール11のロール凹部11cに第2ロール12のロール凸部12tが入り込むことで、第1シート1uが第1ロール11のロール凹部11c内に押し込まれて、複合シート1の凸部3に対応する立体賦形を行う立体賦形工程と、形成する複合シート1の凸部3の頂部の坪量に応じて、第1ロール11及び第2ロール12の噛み合い部分に第1シート1uを供給する供給速度を変更する調整工程とを備えている。調整工程では、形成する凸部3の頂部の坪量が高いほど、第1シート1uの供給速度を速くするように調整する。
第1接合部21の縦方向Xの長さL1は、1.2mm以上2.0mm以下であることが好ましく、1.4mm以上1.8mm以下であることが更に好ましい。
第1接合部21の横方向Yに沿う長さL2は、0.5mm以上1.5mm以下であることが好ましく、0.7mm以上1.2mm以下であることが更に好ましい。
第2接合部22の縦方向Xに沿う長さL3は、0.8mm以上1.5mm以下であることが好ましく、0.9mm以上1.1mm以下であることが更に好ましい。
第2接合部22の横方向Yに沿う長さL4は、0.5mm以上1.5mm以下であることが好ましく、0.7mm以上1.2mm以下であることが更に好ましい。
中心線CL上に配された第1接合部21,21どうしの間隔L5は、2mm以上8mm以下であることが好ましく、4mm以上6mm以下であることが更に好ましい。
横方向Yに隣り合う第1接合部21,21どうしの間隔L6は、1mm以上5mm以下であることが好ましく、2mm以上4mm以下であることが更に好ましい。
縦方向Xに隣り合う第1接合部21の中心部21G,21Gどうしの間隔L7は、0.1mm以上1mm以下であることが好ましく、0.2mm以上0.9mm以下であることが更に好ましい。
第1接合部21と第2接合部22との間隔L8は、0.5mm以上1.5mm以下であることが好ましく、0.8mm以上1.2mm以下であることが更に好ましい。 横方向Yに隣り合う第2接合部22,22どうしの間隔L9は、1mm以上5mm以下であることが好ましく、2mm以上4mm以下であることが更に好ましい。
縦方向Xに隣り合う第2接合部22の中心部22G,22Gどうしの間隔L10は、0.1mm以上1mm以下であることが好ましく、0.2mm以上0.9mm以下であることが更に好ましい。
縦方向Xに隣り合う凸部列3R,3Rどうしの隙間L11は、0.4mm以上2mm以下であることが好ましく、0.8mm以上1.6mm以下であることが更に好ましい。
複合シート1の第1凸部31及び第2凸部32は、それぞれの高さが、0.5mm以上2mm以下であることが好ましく、0.7mm以上1.8mm以下であることが更に好ましい。
複合シート1の凸部3の頂部の坪量が最も低い横方向Y中央部の第1凸部31の頂部の坪量は、10g/m2以上28g/m2以下であることが好ましく、16g/m2以上22g/m2以下であることが更に好ましい。
複合シート1の凸部3の頂部の坪量が最も高い横方向Y最端部の第2凸部32の頂部の坪量は、12g/m2以上30g/m2以下であることが好ましく、18g/m2以上24g/m2以下であることが更に好ましい。
第1シートと第2シートとの積層体からなり、第1の方向と、該第1の方向に直交する第2の方向とを有する複合シートであって、前記積層体は、前記第1シートと前記第2シートとの接合部を複数有し、該第1シートが、該接合部以外の部位において該第2シートから離れる方向に突出する複数の凸部を形成しており、前記凸部が、前記複合シートの前記第2の方向の中央部分から前記第2の方向の両端部に向かって前記第1の方向及び前記第2の方向それぞれに対して傾斜した方向に間欠的に並んで配された凸部列を形成しており、前記凸部列が、前記第1の方向に一定の間隔を空けて複数配されており、各前記凸部列を構成する前記凸部は、前記複合シートの前記第2の方向の中央部分から前記第2の方向の両端部に向かって、該凸部の頂部の坪量が、漸次高くなっている複合シート。
<2>
前記凸部列は、前記第2の方向の中央部分に位置する第1凸部と、該第1凸部を基準として前記第2の方向の両端部に向かって間欠的に並んで配される第2凸部とを有し、該複合シートの凸部の配列は、各前記凸部列を構成する前記第1凸部どうしを結ぶ線を対称軸とした線対称の配列となっている前記<1>に記載の複合シート。
<3>
前記接合部は矩形をしている前記<1>又は<2>に記載の複合シート。
<4>
前記第1の方向は、前記第1シートを構成する繊維の繊維配向と一致する縦方向であり、前記第2の方向は、該縦方向に直交する横方向である前記<1>〜<3>に記載の複合シート。
<5>
前記第1の方向に隣り合う複数の前記凸部列どうしは、該複合シートを前記第2の方向から視て、重なっていない前記<1>〜<4>のいずれかに記載の複合シート。
<6>
前記接合部は、前記第1の方向に沿う長さが前記第2の方向に沿う長さよりも長い長方形状の第1接合部と、前記第1の方向に沿う長さが前記第2の方向に沿う長さL4と同じ正方形状の第2接合部22とを有している前記<1>〜<5>に記載の複合シート。
<7>
前記第1接合部は、前記第1の方向に延びる中心線上に沿って一定の間隔ずれて規則的に配されており、前記中心線上に配された各第1接合部を基準として、前記第2の方向における左右外方に一定の間隔L6ずれて別の第1接合部が間欠的に配されており、且つ、前記第2の方向に隣り合う第1接合部どうしは、その中心部どうしが前記第1の方向に一定の間隔L7ずれて配されている前記<6>に記載の複合シート。
<8>
前記第2接合部は、中心線上に配された各前記第1接合部を基準として、該第1接合部の前記第2の方向の各端部に位置して、該第2の方向における左右外方に一定の間隔ずれて一対の第2接合部が配されており、各該第2接合部を基準として、前記第2の方向の外方に一定の間隔ずれて別の第2接合部が間欠的に配されており、且つ、前記第2の方向に隣り合う第2接合部どうしは、その中心部どうしが前記第1の方向に一定の間隔L10ずれて配されている前記<6>又は<7>に記載の複合シート。
<9>
前記第1接合部と前記第2接合部との間隔は、該第1接合部の前記第2の方向の長さ及び前記第2接合部の前記第2の方向の長さと一致している前記<6>〜<8>の何れか1に記載の複合シート。
<10>
前記第2の方向に隣り合う第2接合部どうしの間隔は、前記第2の方向に隣り合う第1接合部どうしの間隔と一致している前記<6>〜<9>の何れか1に記載の複合シート。
前記第1の方向に隣り合う第2接合部の中心部どうしの間隔は、前記第1の方向に隣り合う第1接合部の中心部どうしの間隔と一致している前記<6>〜<10>の何れか1に記載の複合シート。
<12>
第1接合部の前記第1の方向の長さは、1.2mm以上2.0mm以下であることが好ましく、1.4mm以上1.8mm以下であることが更に好ましい前記<6>〜<11>の何れか1に記載の複合シート。
<13>
前記第1接合部の前記第2の方向に沿う長さは、0.5mm以上1.5mm以下であることが好ましく、0.7mm以上1.2mm以下であることが更に好ましい前記<6>〜<12>の何れか1に記載の複合シート。
<14>
前記第2接合部の前記第1の方向に沿う長さは、0.8mm以上1.5mm以下であることが好ましく、0.9mm以上1.1mm以下であることが更に好ましい前記<6>〜<13>の何れか1に記載の複合シート。
<15>
前記第2接合部の前記第2の方向に沿う長さは、0.5mm以上1.5mm以下であることが好ましく、0.7mm以上1.2mm以下であることが更に好ましい前記<6>〜<14>の何れか1に記載の複合シート。
<16>
中心線上に配された前記第1接合部どうしの間隔は、2mm以上8mm以下であることが好ましく、4mm以上6mm以下であることが更に好ましい前記<6>〜<15>の何れか1に記載の複合シート。
<17>
前記第2の方向に隣り合う第1接合部どうしの間隔は、1mm以上5mm以下であることが好ましく、2mm以上4mm以下であることが更に好ましい前記<6>〜<16>の何れか1に記載の複合シート。
<18>
前記第1の方向に隣り合う第1接合部の中心部どうしの間隔は、0.1mm以上1mm以下であることが好ましく、0.2mm以上0.9mm以下であることが更に好ましい前記<6>〜<17>の何れか1に記載の複合シート。
<19>
前記第1接合部と前記第2接合部との間隔L8は、0.5mm以上1.5mm以下であることが好ましく、0.8mm以上1.2mm以下であることが更に好ましく、前記第2の方向に隣り合う第2接合部どうしの間隔は、1mm以上5mm以下であることが好ましく、2mm以上4mm以下であることが更に好ましい前記<6>〜<18>の何れか1に記載の複合シート。
<20>
前記第1の方向に隣り合う第2接合部の中心部どうしの間隔は、0.1mm以上1mm以下であることが好ましく、0.2mm以上0.9mm以下であることが更に好ましい前記<6>〜<19>の何れか1に記載の複合シート。
前記第1の方向に隣り合う凸部列どうしの隙間は、0.4mm以上2mm以下であることが好ましく、0.8mm以上1.6mm以下であることが更に好ましい前記<1>〜<20>の何れか1に記載の複合シート。
<22>
前記複合シートの前記第1の方向に延びる中心線に沿って配された第1凸部及び該第1凸部よりも前記第2の方向の左右外方に配され、前記第1凸部の底面積と同じ底面積の第2凸部は、それぞれの高さが、0.5mm以上2mm以下であることが好ましく、0.7mm以上1.8mm以下であることが更に好ましい前記<1>〜<21>の何れか1に記載の複合シート。
<23>
前記複合シートの前記凸部の頂部の坪量が最も低い前記第2の方向の中央部の第1凸部の頂部の坪量は、10g/m2以上28g/m2以下であることが好ましく、16g/m2以上22g/m2以下であることが更に好ましい前記<22>に記載の複合シート。
<24>
前記複合シートの前記凸部の頂部の坪量が最も高い前記第2の方向の最端部の第2凸部の頂部の坪量は、12g/m2以上30g/m2以下であることが好ましく、18g/m2以上24g/m2以下であることが更に好ましい前記<22>又は<23>に記載の複合シート。
<25>
前記<1>〜<24>の何れか1に記載の複合シートの製造装置であって、周面に複数のロール凹部及びロール凸部を有する凹凸形状の第1ロールと、該第1ロールの該ロール凹部及び該ロール凸部と噛み合い形状となっている複数のロール凹部及びロール凸部を周面に有する凹凸形状の第2ロールとを備え、前記製造装置は、前記第1ロール及び前記第2ロールの噛み合い部分に前記第1シートを供給し、該第1ロールの前記ロール凹部に該第2ロールの前記ロール凸部が入り込むことで、該第1シートが該第1ロールの該ロール凹部内に押し込まれて、前記複合シートの凸部に対応する立体賦形を行う装置であり、前記第1ロールは、前記ロール凹部が、該第ロールの軸心方向の中央部分から軸心方向の両端部に向かって回転方向及び軸心方向それぞれに対して傾斜した方向に間欠的に並んで配されたロール凹部列を有しており、前記第1ロールには、前記ロール凹部列が、回転方向に一定の間隔を空けて複数配されており、形成する前記複合シートの前記凸部の頂部の坪量に応じて、前記第1ロール及び前記第2ロールの噛み合い部分に前記第1シートを供給する供給速度を変更する調整部を備え、前記調整部は、前記第1シートを前記第1ロールの前記ロール凹部内に押し込んで前記複合シートの凸部の頂部を形成している際の前記第1シートの供給速度を速くすることで形成される前記凸部の頂部の坪量を高くし、前記第1シートの供給速度を遅くすることで形成される前記凸部の頂部の坪量を低くするよう調整する、複合シートの製造装置。
<26>
前記第1ロールの前記ロール凹部列は、前記ロール凹部が、該第1ロールの軸心方向の中央部分から軸心方向の両端部に向かって回転方向及び軸心方向それぞれに対して傾斜して回転方向下流側に向かって間欠的に配されて形成されており、前記調整部は、前記第1シートを前記第1ロールの前記ロール凹部内に押し込んで前記複合シートの凸部の頂部を形成している際の該第1シートの供給速度を、前記第1ロールの各前記ロール凹部列の軸心方向の両端部の前記ロール凹部から軸方向中央部分にある前記ロール凹部に向かって、段階的に遅く調整しており、該供給速度の調整を、該第1ロールの回転方向に間欠的に配された前記ロール凹部列毎に繰り返している前記<25>に記載の複合シートの製造装置。
<27>
前記第1ロールの前記ロール凹部列は、前記ロール凹部が、該第1ロールの軸心方向の中央部分から軸心方向の両端部に向かって回転方向及び軸心方向それぞれに対して傾斜して回転方向上流側に向かって間欠的に配されて形成されており、前記調整部は、前記第1シートを前記第1ロールの前記ロール凹部内に押し込んで前記複合シートの凸部の頂部を形成している際の該第1シートの供給速度を、前記第1ロールの各前記ロール凹部列の軸方向中央部分にある前記ロール凹部から軸心方向の両端部の前記ロール凹部に向かって、段階的に速く調整しており、該供給速度の調整を、該第1ロールの回転方向に間欠的に配された前記ロール凹部列毎に繰り返している前記<25>に記載の複合シートの製造装置。
<28>
前記第1ロールのロール周面に対向して配されるヒートロールを有し、前記第1ロールにおける前記ロール凸部と前記ヒートロールとの間で加熱下に挟圧して接合部を形成する前記<25>〜<27>の何れか1に記載の複合シートの製造装置。
<29>
前記ヒートロールは、周面に凹凸を有していないフラットなアンビルロールからなる前記<28>に記載の複合シートの製造装置。
<30>
第1シートと第2シートとの積層体からなり、該積層体は、前記第1シートと前記第2シートとの接合部を複数有し、該第1シートが、該接合部以外の部位において該第2シートから離れる方向に突出する複数の凸部を形成している複合シートの製造方法であって、周面に複数のロール凹部及びロール凸部を有する凹凸形状の第1ロールと、該第1ロールの該ロール凹部及び該ロール凸部と噛み合い形状となっている複数のロール凹部及びロール凸部を周面に有する凹凸形状の第2ロールとを用い、前記第1ロール及び前記第2ロールの噛み合い部分に前記第1シートを供給し、該第1ロールの前記ロール凹部に該第2ロールの前記ロール凸部が入り込むことで、該第1シートが該第1ロールの該ロール凹部内に押し込まれて、前記複合シートの凸部に対応する立体賦形を行う立体賦形工程と、
形成する前記複合シートの前記凸部の頂部の坪量に応じて、前記第1ロール及び前記第2ロールの噛み合い部分に前記第1シートを供給する供給速度を変更する調整工程とを備え、前記第1ロールは、前記ロール凹部が、該第1ロールの軸心方向の中央部分から軸心方向の両端部に向かって回転方向及び軸心方向それぞれに対して傾斜して間欠的に配されたロール凹部列を有しており、前記第1ロールには、前記ロール凹部列が、回転方向に一定の間隔を空けて複数配されており、前記調整工程は、形成する前記凸部の頂部の坪量が高いほど、前記第1シートの供給速度を速くする、複合シートの製造方法。
<31>
前記立体賦形工程で用いる前記第1ロールの前記ロール凹部列は、前記ロール凹部が、該第1ロールの軸心方向の中央部分から軸心方向の両端部に向かって回転方向及び軸心方向それぞれに対して傾斜して回転方向下流側に向かって間欠的に配されて形成されており、前記調整工程は、前記第1シートを前記第1ロールの前記ロール凹部内に押し込んで前記複合シートの凸部の頂部を形成している際の該第1シートの供給速度を、前記第1ロールの各前記ロール凹部列の軸心方向の両端部の前記ロール凹部から軸方向中央部分にある前記ロール凹部に向かって、段階的に遅く調整しており、該供給速度の調整を、該第1ロールの回転方向に間欠的に配された前記ロール凹部列毎に繰り返す前記<30>に記載の複合シートの製造方法。
<32>
前記立体賦形工程で用いる前記第1ロールの前記ロール凹部列は、前記ロール凹部が、該第1ロールの軸心方向の中央部分から軸心方向の両端部に向かって回転方向及び軸心方向それぞれに対して傾斜して回転方向上流側に向かって間欠的に配されて形成されており、前記調整工程は、前記第1シートを前記第1ロールの前記ロール凹部内に押し込んで前記複合シートの凸部の頂部を形成している際の該第1シートの供給速度を、前記第1ロールの各前記ロール凹部列の軸方向中央部分にある前記ロール凹部から軸心方向の両端部の前記ロール凹部に向かって、段階的に速く調整しており、該供給速度の調整を、該第1ロールの回転方向に間欠的に配された前記ロール凹部列毎に繰り返す前記<30>に記載の複合シートの製造方法。
<33>
前記<1>〜<24>のいずれ1に記載の複合シートからなる表面シートを備え、該複合シートの第1シートが着用者の肌側に位置するように該複合シートが配置されている吸収性物品。
1u 第1シート
1d 第2シート
2 接合部
21 第1接合部
22 第2接合部
3 凸部
31 第1凸部
32 第2凸部
3R 凸部列
100 製造装置
11 第1ロール
11t ロール凸部
11c ロール凹部
11c1 第1ロール第1凹部
11c2 第1ロール第2凹部
11cR ロール凹部列
111 第1歯車
111a 歯
111f 歯先面
112 第2歯車
112a 歯
112f 歯先面
113 スペーサ
114 切り欠き部
115 ビーム
116 開口部
X 縦方向
Y 横方向
Claims (9)
- 第1シートと第2シートとの積層体からなり、第1の方向と、該第1の方向に直交する第2の方向とを有する複合シートであって、
前記積層体は、前記第1シートと前記第2シートとの接合部を複数有し、該第1シートが、該接合部以外の部位において該第2シートから離れる方向に突出する複数の凸部を形成しており、
前記凸部が、前記複合シートの前記第2の方向の中央部分から前記第2の方向の両端部に向かって前記第1の方向及び前記第2の方向それぞれに対して傾斜した方向に間欠的に並んで配された凸部列を形成しており、
前記凸部列が、前記第1の方向に一定の間隔を空けて複数配されており、
各前記凸部列を構成する前記凸部は、前記複合シートの前記第2の方向の中央部分から前記第2の方向の両端部に向かって、該凸部の頂部の坪量が、漸次高くなっており、
前記第1の方向に隣り合う複数の前記凸部列どうしは、該複合シートを前記第2の方向から視て、重なっていない複合シート。 - 前記凸部列は、前記第2の方向の中央部分に位置する第1凸部と、該第1凸部を基準として前記第2の方向の両端部に向かって間欠的に並んで配される第2凸部とを有し、該複合シートの凸部の配列は、各前記凸部列を構成する前記第1凸部どうしを結ぶ線を対称軸とした線対称の配列となっている請求項1に記載の複合シート。
- 請求項1又は2に記載の複合シートの製造装置であって、
周面に複数のロール凹部及びロール凸部を有する凹凸形状の第1ロールと、該第1ロールの該ロール凹部及び該ロール凸部と噛み合い形状となっている複数のロール凹部及びロール凸部を周面に有する凹凸形状の第2ロールとを備え、
前記製造装置は、前記第1ロール及び前記第2ロールの噛み合い部分に前記第1シートを供給し、該第1ロールの前記ロール凹部に該第2ロールの前記ロール凸部が入り込むことで、該第1シートが該第1ロールの該ロール凹部内に押し込まれて、前記複合シートの凸部に対応する立体賦形を行う装置であり、
前記第1ロールは、前記ロール凹部が、該第1ロールの軸心方向の中央部分から軸心方向の両端部に向かって回転方向及び軸心方向それぞれに対して傾斜した方向に間欠的に並んで配されたロール凹部列を有しており、
前記第1ロールには、前記ロール凹部列が、回転方向に一定の間隔を空けて複数配されており、回転方向に隣り合う該ロール凹部列どうしは、該第1ロールを軸心方向から視て重なっておらず、
形成する前記複合シートの前記凸部の頂部の坪量に応じて、前記第1ロール及び前記第2ロールの噛み合い部分に前記第1シートを供給する供給速度を変更する調整部を備え、
前記調整部は、前記第1シートを前記第1ロールの前記ロール凹部内に押し込んで前記複合シートの凸部の頂部を形成している際の前記第1シートの供給速度を速くすることで形成される前記凸部の頂部の坪量を高くし、前記第1シートの供給速度を遅くすることで形成される前記凸部の頂部の坪量を低くするよう調整する、複合シートの製造装置。 - 前記第1ロールの前記ロール凹部列は、前記ロール凹部が、該第1ロールの軸心方向の中央部分から軸心方向の両端部に向かって回転方向及び軸心方向それぞれに対して傾斜して回転方向下流側に向かって間欠的に配されて形成されており、
前記調整部は、前記第1シートを前記第1ロールの前記ロール凹部内に押し込んで前記複合シートの凸部の頂部を形成している際の該第1シートの供給速度を、前記第1ロールの各前記ロール凹部列の軸心方向の両端部の前記ロール凹部から軸心方向の中央部分にある前記ロール凹部に向かって、段階的に遅く調整しており、該供給速度の調整を、該第1ロールの回転方向に間欠的に配された前記ロール凹部列毎に繰り返している、請求項3に記載の複合シートの製造装置。 - 前記第1ロールの前記ロール凹部列は、前記ロール凹部が、該第1ロールの軸心方向の中央部分から軸心方向の両端部に向かって回転方向及び軸心方向それぞれに対して傾斜して回転方向上流側に向かって間欠的に配されて形成されており、
前記調整部は、前記第1シートを前記第1ロールの前記ロール凹部内に押し込んで前記複合シートの凸部の頂部を形成している際の該第1シートの供給速度を、前記第1ロールの各前記ロール凹部列の軸方向中央部分にある前記ロール凹部から軸心方向の両端部の前記ロール凹部に向かって、段階的に速く調整しており、該供給速度の調整を、該第1ロールの回転方向に間欠的に配された前記ロール凹部列毎に繰り返している、請求項3に記載の複合シートの製造装置。 - 第1シートと第2シートとの積層体からなり、該積層体は、前記第1シートと前記第2シートとの接合部を複数有し、該第1シートが、該接合部以外の部位において該第2シートから離れる方向に突出する複数の凸部を形成している複合シートの製造方法であって、
周面に複数のロール凹部及びロール凸部を有する凹凸形状の第1ロールと、該第1ロールの該ロール凹部及び該ロール凸部と噛み合い形状となっている複数のロール凹部及びロール凸部を周面に有する凹凸形状の第2ロールとを用い、
前記第1ロール及び前記第2ロールの噛み合い部分に前記第1シートを供給し、該第1ロールの前記ロール凹部に該第2ロールの前記ロール凸部が入り込むことで、該第1シートが該第1ロールの該ロール凹部内に押し込まれて、前記複合シートの凸部に対応する立体賦形を行う立体賦形工程と、
形成する前記複合シートの前記凸部の頂部の坪量に応じて、前記第1ロール及び前記第2ロールの噛み合い部分に前記第1シートを供給する供給速度を変更する調整工程とを備え、
前記第1ロールは、前記ロール凹部が、該第1ロールの軸心方向の中央部分から軸心方向の両端部に向かって回転方向及び軸心方向それぞれに対して傾斜して間欠的に配されたロール凹部列を有しており、
前記第1ロールには、前記ロール凹部列が、回転方向に一定の間隔を空けて複数配されており、回転方向に隣り合う該ロール凹部列どうしは、該第1ロールを軸心方向から視て重なっておらず、
前記調整工程は、形成する前記凸部の頂部の坪量が高いほど、前記第1シートの供給速度を速くする、複合シートの製造方法。 - 前記立体賦形工程で用いる前記第1ロールの前記ロール凹部列は、前記ロール凹部が、該第1ロールの軸心方向の中央部分から軸心方向の両端部に向かって回転方向及び軸心方向それぞれに対して傾斜して回転方向下流側に向かって間欠的に配されて形成されており、
前記調整工程は、前記第1シートを前記第1ロールの前記ロール凹部内に押し込んで前記複合シートの凸部の頂部を形成している際の該第1シートの供給速度を、前記第1ロールの各前記ロール凹部列の軸心方向の両端部の前記ロール凹部から軸心方向中央部分にある前記ロール凹部に向かって、段階的に遅く調整しており、該供給速度の調整を、該第1ロールの回転方向に間欠的に配された前記ロール凹部列毎に繰り返す、請求項6に記載の複合シートの製造方法。 - 前記立体賦形工程で用いる前記第1ロールの前記ロール凹部列は、前記ロール凹部が、該第1ロールの軸心方向の中央部分から軸心方向の両端部に向かって回転方向及び軸心方向それぞれに対して傾斜して回転方向上流側に向かって間欠的に配されて形成されており、
前記調整工程は、前記第1シートを前記第1ロールの前記ロール凹部内に押し込んで前記複合シートの凸部の頂部を形成している際の該第1シートの供給速度を、前記第1ロールの各前記ロール凹部列の軸方向中央部分にある前記ロール凹部から軸心方向の両端部の前記ロール凹部に向かって、段階的に速く調整しており、該供給速度の調整を、該第1ロールの回転方向に間欠的に配された前記ロール凹部列毎に繰り返す、請求項6に記載の複合シートの製造方法。 - 請求項1又は2に記載の複合シートからなる表面シートを備え、該複合シートの第1シートが着用者の肌側に位置するように該複合シートが配置されている吸収性物品。
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