JP6658593B2 - 管理装置、管理方法、管理プログラム及び発行システム - Google Patents

管理装置、管理方法、管理プログラム及び発行システム Download PDF

Info

Publication number
JP6658593B2
JP6658593B2 JP2017025082A JP2017025082A JP6658593B2 JP 6658593 B2 JP6658593 B2 JP 6658593B2 JP 2017025082 A JP2017025082 A JP 2017025082A JP 2017025082 A JP2017025082 A JP 2017025082A JP 6658593 B2 JP6658593 B2 JP 6658593B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
issuance
passbook
machines
issuing
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017025082A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018132887A (ja
Inventor
井上 崇
崇 井上
千晴 石塚
千晴 石塚
石田 稔
稔 石田
伊佐則 遠山
伊佐則 遠山
邦雄 金沢
邦雄 金沢
亮介 榊
亮介 榊
政和 木村
政和 木村
Original Assignee
株式会社 ゆうちょ銀行
株式会社 ゆうちょ銀行
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 ゆうちょ銀行, 株式会社 ゆうちょ銀行 filed Critical 株式会社 ゆうちょ銀行
Priority to JP2017025082A priority Critical patent/JP6658593B2/ja
Publication of JP2018132887A publication Critical patent/JP2018132887A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6658593B2 publication Critical patent/JP6658593B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本願は、管理装置、管理方法、管理プログラム及び発行システムに関する。
銀行では、口座の種別に応じた様々な通帳を取り扱っている(例えば、特許文献1−4を参照)。
特開2008−282290号公報 特開2010−108443号公報 特開平8−87646号公報 特開平5−282347号公報
例えば、全国に支店を有する銀行で取り扱う通帳や証書といった発行物の発行業務を一括して集中的に行う大規模な事務センターでは、大量の発行物を取り扱うため、発行物に印字を行う発行機を複数台有している。そして、発行しようとする発行物の種別に合った未印字の通帳や証書等の媒体が用意され、発行物の発行が開始される。
しかし、取り扱う発行物の種別が多岐に渡っており、発行する発行物の発行数や種別が日々変化する場合、セットされている媒体の種別が適合しないために稼働できない発行機が生じることにより、事務センター全体で発行できる発行物の発行数が減少することがある。
そこで、本願は、発行する発行物の発行数や種別が変化しても、複数の発行機全体の稼働効率の低下を抑制する発行機の管理装置、管理方法、管理プログラム及び発行システムを開示する。
上記課題を解決するため、本発明では、各発行機から取得される各発行機の状態に関する情報を基に、発行内容に対応する媒体がセットされ且つ発行開始可能な発行機を複数台の発行機の中から抽出し、抽出した発行機に対して発行物の発行処理を開始させることにした。
詳細には、本発明は、複数台の発行機を管理する管理装置であって、発行する発行物の発行内容に関するデータを取得すると、各発行機から取得される各発行機の状態に関する情報を基に、発行内容に対応する媒体がセットされ且つ発行開始可能な発行機を複数台の発行機の中から抽出する抽出手段と、抽出手段が抽出した発行機に対し、発行内容に関するデータを送信して発行物の発行処理を開始させる発行処理指示手段と、を備える。
上記の管理装置であれば、各発行機から取得される各発行機の状態に関する情報を基に、発行内容に対応する媒体がセットされた発行機が自動的に抽出されるため、例えば、発行する発行物の種別が多岐に渡り、発行する発行物の発行数や種別が日々変化する場合であっても、各種別の発行物を発行可能な発行機が速やかに抽出される。すなわち、発行機にセットされている媒体の交換といった人為的な作業を行わなくても、複数ある発行機の
中から発行物の発行に適当な発行機が抽出される。よって、発行する発行物の情報を得る度に、各発行機にセットされている媒体を調べてから発行物の発行を開始する場合に比べると、発行物の発行を速やかに開始することが可能であり、結果的に複数の発行機全体の稼働効率の低下の抑制が図られることになる。
ところで、各発行機の状態に関する情報には、少なくとも各発行機にセットされている媒体の種別と発行数に関する情報が含まれており、抽出手段は、発行する発行物の発行内容に関するデータを取得すると、各発行機から取得される各発行機の状態に関する情報を基に、発行内容に対応する種別の媒体がセットされ且つ発行開始可能な発行機を複数台の発行機の中から抽出してもよい。上記の管理装置がこのように構成されていれば、複数ある発行機の中から各種別の発行物の発行に適当な発行機が抽出される。よって、発行する発行物の種別に関する情報を受ける度に、各発行機にセットされている媒体の種別を調べてから発行物の発行を開始する場合に比べると、速やかに発行物の発行を開始することが可能であり、結果的に複数の発行機全体の稼働効率の低下の抑制が図られることになる。
なお、本発明は、上記管理装置を方法、プログラムまたは発行システムの側面から捉えたものであってもよい。
上記の管理装置、管理方法、管理プログラム及び発行システムであれば、発行する発行物の発行数や種別が変化しても、複数の発行機全体の稼働効率の低下を抑制可能である。
図1は、通帳発行に関わる装置を示した全体構成図である。 図2は、通帳発行機コントローラが実行する処理のフローチャートを示した図である。 図3は、通帳発行機コントローラが取得する通帳の発行データの一例を示した図である。 図4は、通帳発行機コントローラが参照する各通帳発行機の状態の一例を示した図である。 図5は、通帳発行機の一例を示した図である。 図6は、各通帳発行機の制御装置で実行される処理フローの一例を示した図である。 図7は、通帳発行機コントローラの操作画面に表示される各通帳発行機の状態の一覧を示した図の一例である。
以下、実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、単なる例示であり、本開示の技術的範囲を以下の態様に限定するものではない。
図1は、通帳発行に関わる装置を示した全体構成図である。説明の便宜上、本実施形態では、図1に示す各装置が形成するシステムを「通帳発行システム」と呼ぶことにするが、当該システムは通帳発行に関わる処理のみを実行する装置で形成されたものに限定されるものではなく、各装置が通帳発行以外の処理を実行するものであってもよい。また、本実施形態では、本願でいう「発行物」の一例として通帳を挙げているが、証書等のその他発行物であってもよい。
通帳発行システム1は、上位装置10、通帳発行機コントローラ20(本願でいう「管理装置」の一例である)、複数の通帳発行機30−1〜Nを有する。通帳発行機コントローラ20および通帳発行機30−1〜Nは、例えば、銀行で取り扱う通帳の発行業務を集
中的に行う事務センターに設置される装置であり、通帳発行機コントローラ20が上位装置10から取得したデータに基づいて通帳を発行する。上位装置10は、例えば、銀行の勘定系システムが設置されている電算センターに設置される装置であり、通帳の発行に必要なデータを通信網経由で通帳発行機コントローラ20へ提供する。
上位装置10および通帳発行機コントローラ20は、何れもCPU(Central Processing Unit)やメモリ、入出力インタフェース等を備える情報処理装置であり、メモリに読
み込んだコンピュータプログラムを実行することにより各種機能部を実現する。例えば、通帳発行機コントローラ20は、メモリに読み込んだコンピュータプログラムを実行することにより、複数の通帳発行機30−1〜Nの中から通帳の発行処理を実行させる通帳発行機の抽出を司る機能部(本願でいう「抽出手段」の一例である)や、抽出された通帳発行機に対するデータ送信を司る機能部(本願でいう「発行処理指示手段」の一例である)を実現する。
通帳発行機30−1〜Nは、演算処理装置やメモリ、入出力インタフェース、印字前の通帳がセットされるカセット、印字装置、磁気記録装置等を備える装置であり、通帳発行機コントローラ20から送信されたデータを処理して印字装置や磁気記録装置等を動作させることにより通帳の発行処理を実現する。通帳発行機コントローラ20と各通帳発行機30−1〜Nとの間の通信は、各通帳発行機30−1〜NのIPアドレスを用いてLAN(Local Area Network)で行われてもよいし、通帳発行機コントローラ20と各通帳発行機30−1〜Nとを各々直接繋ぐケーブルを用いたシリアル通信で行われてもよい。
各通帳発行機30−1〜Nのカセットには、様々な種別の通帳がセットされている。例えば、通帳発行機30−1のカセットには緑色の普通預金用通帳がセットされ、通帳発行機30−2のカセットにはピンク色の普通預金用通帳がセットされ、通帳発行機30−3のカセットには黒色の普通預金用通帳がセットされ、通帳発行機30−4のカセットには定期預金口座通帳がセットされてもよい。また、各通帳発行機30−1〜Nにカセットが複数ある場合は、例えば、通帳発行機30−1の第1番目のカセットには緑色の普通預金用通帳がセットされ、通帳発行機30−1の第2番目のカセットにはピンク色の普通預金用通帳がセットされ、通帳発行機30−2の第1番目のカセットには黒色の普通預金用通帳がセットされ、通帳発行機30−2の第2番目のカセットには定期預金口座通帳がセットされてもよい。
図2は、通帳発行機コントローラ20が実行する処理のフローチャートを示した図である。通帳発行機コントローラ20は、発行する通帳の発行データを上位装置10から取得すると(S101)、通帳発行機30−1〜Nの状態を参照する。そして、通帳発行機コントローラ20は、上位装置10から取得した発行データで指示されている通帳を、何れかの通帳発行機30−1〜Nで発行可能か否かの判定を行う(S103)。なお、通帳発行機コントローラ20は、ステップS103の処理に係る判定処理を全ての通帳発行機30−1〜Nについて行う形態に限定されるものでない。例えば、通帳発行機コントローラ20側で通帳の発行を受け入れる条件等が規定されており、その情報がメモリに格納されていれば、通帳発行機コントローラ20は、ステップS103の処理に係る判定処理で状態確認を行う通帳発行機を通帳発行機30−1〜Nの中から予め絞り込んでもよい。通帳発行機コントローラ20は、ステップS103で否定判定を行った場合、他の通帳発行機30−1〜Nの状態を参照することにし(S104)、ステップS102以降の処理を再び実行する。また、通帳発行機コントローラ20は、ステップS103で肯定判定を行った場合、通帳発行機30−1〜Nの抽出処理を終え(S105)、当該通帳発行機30−1〜Nに対し、通帳の発行を指示する旨の発行指示電文を送信する(S106)。
以下、各処理の詳細について説明する。
図3は、通帳発行機コントローラ20が取得する通帳の発行データの一例を示した図である。上位装置10から取得する通帳の発行データには、例えば、図3に示されるように、発行する通帳の種別、口座番号といった印字内容等が通帳1件ごとに示されている。通帳発行機コントローラ20は、ステップS101の処理でこのような発行データを取得することにより、各通帳発行機30−1〜Nに発行させる通帳の種別や印字内容を把握することができる。
図4は、通帳発行機コントローラ20が参照する各通帳発行機30−1〜Nの状態の一例を示した図である。通帳発行機コントローラ20が参照する各通帳発行機30−1〜Nの状態には、例えば、図4に示されるように、発行機の空き状況、印刷可能な通帳の種別、通帳の残数等が示されている。なお、各通帳発行機30−1〜Nに複数のカセットがあり、1台の通帳発行機で複数の通帳種別に対応できる場合、通帳発行機コントローラ20は、印刷可能な通帳の種別、通帳の残数を通帳発行機のカセット毎に参照してもよい。各通帳発行機30−1〜Nの状態は、ステップS102の処理を実行する際に通帳発行機コントローラ20が各通帳発行機30−1〜Nにアクセスして取得してもよいし、各通帳発行機30−1〜Nから通帳発行機コントローラ20へ定期的に送信されて通帳発行機コントローラ20のメモリに蓄積されていてもよいし、或いは、管理者が通帳発行機コントローラ20へキーボードで入力してもよい。通帳発行機コントローラ20は、ステップS102の処理でこのような各通帳発行機30−1〜Nの状態に関する情報を取得することにより、各通帳発行機30−1〜Nの状態を把握することができる。
通帳発行機コントローラ20は、例えば、図3に示すような発行データを上位装置10から取得すると、各通帳発行機30−1〜Nの状態を参照し、「普通預金用通帳(黒色)」を発行可能な通帳発行機の抽出を行う。各通帳発行機30−1〜Nが図4に示すような状態の場合、通帳発行機コントローラ20は、カセットに黒色の普通預金用通帳がセットされていてオンライン中(発行可)の通帳発行機30−1に対し、発行する通帳の種別や印字内容を記した発行指示電文を送信する。通帳発行機コントローラ20から発行指示電文を受信した通帳発行機30−1は、発行指示電文の内容に従い、カセットにセットされている「普通預金用通帳(黒色)」を印字装置や磁気記録装置に取り込んで発行処理を行い、通帳を発行する。なお、通帳発行機コントローラ20は、上位装置10から取得した発行データにデータ入力日(例えば、店舗で口座開設の申し込みを受け付けた日付)が付加されている場合であれば、通帳発行機30−1〜Nに対する発行処理の指示をデータ入力日単位で行ってもよい。また、通帳発行機コントローラ20は、上位装置10から取得した発行データが、通帳発行機30−1〜Nによる印字の他に手書きで補記が必要な通帳のように「要手書き」という内容が示されているなど、後続処理が通常と異なる通帳の発行データである場合であれば、通帳発行機30−1〜Nに対する発行処理の指示をそのようなデータの種類毎の単位で行ってもよい。また、通帳発行機コントローラ20は、後続の通帳発送をスムーズに処理できるよう、発行データに示されている住所毎の単位で通帳発行機30−1〜Nに対する発行処理の指示を行うようにしてもよい。また、通帳発行機コントローラ20は、操作者によって優先的に発行することが選択された発行データや、至急の発行である旨を示すフラグのついた発行データを他の発行データよりも優先して通帳発行機30−1〜Nへ発行指示してもよい。
また、通帳発行機コントローラ20は、通帳を発行させる通帳発行機の抽出処理を行う際、例えば、上位装置10から取得した発行データを集計して、発行する通帳の冊数を通帳の種別ごとまたは発行データ内容に基づく発行種別ごとに予め計算し、各通帳発行機30−1〜Nの中からカセットに残っている通帳の残数が十分な通帳発行機を選定するようにしてもよい。通帳発行機コントローラ20は、例えば、上位装置10から取得した発行データを集計した結果、「普通預金用通帳(黒色)」の発行数が550冊であるという計
算結果を得た場合、カセットに黒色の普通預金用通帳が550冊以上セットされていてオンライン中(発行可)の通帳発行機30−1に対し、発行する通帳の種別や印字内容を記した発行指示電文を送信するようにしてもよい。また、通帳発行機コントローラ20は、「普通預金用通帳(黒色)」の発行数が550冊であるという計算結果を得たにも関わらず、例えば、カセットに黒色の普通預金用通帳が550冊以上セットされていてオンライン中(発行可)の通帳発行機が存在しない場合、通帳の発行を複数の通帳発行機に分散させてもよい。特定の種別の通帳を1台の通帳発行機に集中して発行させると通帳発行システム1全体の稼働効率が低下するため、通帳の発行は複数の通帳発行機に分散させた方が効率的である。
図5は、通帳発行機30−1〜Nの一例を示した図である。通帳発行機30−1〜Nは、例えば、図5に示すように、新規の通帳2がセットされるカセット31、各カセット31から通帳2を繰り出すホッパ32、通帳2に印字する印字装置33、通帳2の磁気ストライプに磁気データを書き込む磁気記録装置34、処理を終えた通帳2が溜まるスタッカ35、通帳発行機30−1〜Nの各部を制御する制御装置36を備える。制御装置36には、通帳発行機コントローラ20に繋がる通信線3が接続される。
ホッパ32は、例えば、No.1からNo.4までの4台のカセット31が装着可能になっている。ホッパ32は、複数あるカセット31のうち制御装置36から指示された何れかのカセット31から通帳2を繰り出す。各カセット31には、全て同じ種別の通帳2がセットされていてもよいし、互いに異なる種別の通帳2がセットされていてもよい。ホッパ32には、カセット31に付されているバーコードを読み取るリーダが備わっており、ホッパ32に装着されたカセット31にセットされている通帳2の種別や冊数といった通帳2に関する情報を制御装置36へ送信する。
印字装置33には、インクを吐出する印字ヘッドの他に、通帳2の各ページを開くページ送り機構や通帳2の頁マークを読み取るリーダが備わっており、ホッパ32から印字装置33へ送り込まれた通帳2に関する情報を制御装置36へ送信する。制御装置36へ送信される頁マーク等の情報は、印字装置33に送り込まれた通帳2の種別が、発行指示電文で指定された通帳の種別と整合しているか否かの判定に用いられる。
スタッカ35には、スタッカ35に溜まる通帳2が上限量に達しているか否かを検知するセンサ37が備わっている。なお、スタッカ35に溜まる通帳2が上限量に達しているか否かを検知する手段としては、スタッカ35内の通帳2が上限量に達したか否かを物理的に検知するセンサ37の他、例えば、発行数をカウントするカウンタが一定数(スタッカ上限量数)に達したか否かを判定する判定処理手段が挙げられる。この判定処理手段は、通帳発行機30−1〜Nに備わっていてもよいし、通帳発行機コントローラ20に備わっていてもよい。なお、通帳発行システム1は、スタッカ35に溜まる通帳2が、スタッカ35に溜めることが可能な上限量に達した場合にスタッカ35から排出される形態に限定されるものではない。例えば、通帳発行機コントローラ20から送信された発行指示電文に「終了」フラグがある場合、当該発行指示電文を受けて通帳の発行を終えた通帳発行機の状態を「通帳取り出し待ち(発行不可)」として取り扱うようにしてもよい。
また、センサ37は、スタッカ35に溜まる通帳2が上限量に達しているか否かを検知するのみならず、例えば、スタッカ35から通帳2が取り出されたか否かの検知に用いられてもよい。スタッカ35から通帳2が取り出されたか否かの情報は、例えば、通帳発行機コントローラ20や上位装置10へ格納され、発行済みの通帳2に関するデータである発行完了データとして後続の処理(例えば、発行管理記録や通帳発送といった各種処理に纏わる帳票の発行等)に利用されてもよい。
各通帳発行機30−1〜Nでは、通帳発行機コントローラ20から送信される発行指示電文を受信した制御装置36が、ホッパ32や印字装置33、磁気記録装置34等の各部を作動させることにより、発行指示電文に従った通帳2の発行処理が行われる。また、印字装置33に送り込まれた通帳2の種別が、発行指示電文で指定された通帳の種別と整合していない場合、制御装置36は、通帳の発行処理を一時停止し、通帳発行機コントローラ20へエラー情報を送信する。また、発行指示電文で指定された通帳の発行が完了した場合、制御装置36は、通帳発行機コントローラ20に対し、通帳の発行が正常に終了した旨の発行終了通知電文を送信する。通帳発行機コントローラ20あるいは上位装置10では、各通帳発行機30−1〜Nから送信された発行終了通知電文を基に発行完了データが生成され、メモリ等に記憶される。
図6は、各通帳発行機30−1〜Nの制御装置36で実行される処理フローの一例を示した図である。通帳発行機コントローラ20が参照する各通帳発行機30−1〜Nの状態は、例えば、図6に示される処理フローの一連の処理を各通帳発行機30−1〜Nの制御装置36が繰り返し実行することにより、随時更新される。すなわち、制御装置36は、通帳2を発行中であるか否かの判定を行い(S201)、通帳2を発行中でない場合にはスタッカ35に溜まる通帳2が上限量に達しているか否かの判定を行う(S202)。制御装置36は、ステップS201とステップS202の何れにおいても否定判定を行った場合、カセット31に残っている通帳2の有無の確認をホッパ32に対して行う(S203)。カセット31に通帳2が残っている場合、制御装置36は、カセット31に残っている通帳2の種別と冊数の確認をホッパ32に対して行う(S204)。制御装置36は、ステップS204の処理を終えると、通帳発行の可否に関する情報を「発行可能」に更新し、発行可能な通帳の種別や冊数の情報を更新する(S205)。また、制御装置36は、ステップS201とステップS202の何れかで肯定判定を行うか、或いはステップS202で否定判定を行った場合、通帳発行の可否に関する情報を「発行不能」に更新する(S206)。
制御装置36が更新する各通帳発行機30−1〜Nの状態に関する情報は、制御装置36のメモリに格納され、当該メモリの情報を通帳発行機コントローラ20が定期的に参照してもよい。また、制御装置36が更新する状態の情報は、通帳発行機コントローラ20のメモリに格納され、当該メモリの情報を各通帳発行機30−1〜Nの制御装置36が通信線3経由で定期的に更新してもよい。
通帳発行機30−1〜Nの制御装置36で上記の処理フローが繰り返し実行されることにより、通帳発行機コントローラ20が参照する各通帳発行機30−1〜Nの状態の情報が随時更新されることになる。図7は、通帳発行機コントローラ20の操作画面に表示される各通帳発行機30−1〜Nの状態の一覧を示した図の一例である。図7に示されるように、通帳発行機コントローラ20の操作画面には、各通帳発行機30−1〜Nの状態が表示される。よって、通帳発行機コントローラ20の管理者は、各通帳発行機30−1〜Nの状態を容易に把握することできる。なお、通帳発行機コントローラ20は、各通帳発行機30−1〜Nの状態の情報を随時参照する形態に限定されるものでなく、例えば、各通帳発行機30−1〜Nから情報が更新された旨の通知(例えば、カセット31に残っている通帳2の残数が一定以下になった場合等に行われる通知等)を受けた場合に、操作画面に表示する情報を更新するようにしてもよい。また、通帳発行機30−1〜Nの制御装置36で実行される上記処理フローは、常に繰り返される形態に限定されるものではない。通帳発行機30−1〜Nの制御装置36で実行される上記処理フローは、例えば、カセット31に残っている通帳2の残数が一定以下になった場合や、スタッカ35に溜まる通帳2の冊数が一定以上になった場合にのみ繰り返し実行されてもよい。
上述した通帳発行機コントローラ20及び各通帳発行機30−1〜Nが、例えば、全国
に支店を有する銀行で取り扱う通帳の発行業務を集中的に行う大規模な事務センターに設置される場合、取り扱う通帳の種別が多岐に渡っており、発行する通帳の冊数や種別が日々変化する場合であっても、カセット31にセットされている通帳2の交換といった人為的な作業を行わなくても、複数ある通帳発行機30−1〜Nが自動的に最大限稼働される。よって、上記の通帳発行システム1であれば、発行する通帳の冊数や種別が変化しても、複数の通帳発行機30−1〜N全体の稼働効率の低下を可及的に抑制することができる。
1・・通帳発行システム:2・・通帳:3・・通信線:10・・上位装置:20・・通帳発行機コントローラ:30−1〜N・・通帳発行機:31・・カセット:32・・ホッパ:33・・印字装置:34・・磁気記録装置:35・・スタッカ:36・・制御装置:37・・センサ

Claims (5)

  1. 複数台の発行機を管理する管理装置であって、
    発行する発行物の発行内容に関するデータを取得すると、前記各発行機から取得される前記各発行機の状態に関する情報を基に、前記発行内容に対応する媒体がセットされ且つ発行開始可能な発行機を、前記発行内容に関するデータの種類毎に前記複数台の発行機の中から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した発行機に対し、前記発行内容に関するデータを送信して発行物の発行処理を開始させる発行処理指示手段と、を備え
    前記抽出手段が行う前記抽出の処理及び前記発行処理指示手段が行う前記開始させる処理を、前記各発行機における発行処理が完了したか否かに関わり無く実行する、
    管理装置。
  2. 前記各発行機の状態に関する情報には、少なくとも前記各発行機にセットされている媒体の種別と発行数に関する情報が含まれており、
    前記抽出手段は、発行する発行物の発行内容に関するデータを取得すると、前記各発行機から取得される前記各発行機の状態に関する情報を基に、前記発行内容に対応する種別の媒体がセットされ且つ発行開始可能な発行機を前記複数台の発行機の中から抽出する、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 複数台の発行機を管理する管理方法であって、
    コンピュータが、
    発行する発行物の発行内容に関するデータを取得すると、前記各発行機から取得される前記各発行機の状態に関する情報を基に、前記発行内容に対応する媒体がセットされ且つ発行開始可能な発行機を、前記発行内容に関するデータの種類毎に前記複数台の発行機の中から抽出し、
    抽出した発行機に対し、前記発行内容に関するデータを送信して発行物の発行処理を開始させ
    前記抽出の処理及び前記発行処理を開始させる処理を、前記各発行機における発行処理が完了したか否かに関わり無く実行する、
    管理方法。
  4. 複数台の発行機を管理する管理プログラムであって、
    コンピュータに、
    発行する発行物の発行内容に関するデータを取得すると、前記各発行機から取得される前記各発行機の状態に関する情報を基に、前記発行内容に対応する媒体がセットされ且つ発行開始可能な発行機を、前記発行内容に関するデータの種類毎に前記複数台の発行機の中から抽出する処理と、
    前記抽出する処理で抽出した発行機に対し、前記発行内容に関するデータを送信して発行物の発行処理を開始させる処理と、を実行させ
    前記抽出の処理及び前記発行処理を開始させる処理を、前記各発行機における発行処理が完了したか否かに関わり無く実行させる、
    管理プログラム。
  5. 複数台の発行機と、
    前記複数台の発行機を管理する管理装置と、を備え、
    前記管理装置は、
    発行する発行物の発行内容に関するデータを取得すると、前記各発行機から取得される前記各発行機の状態に関する情報を基に、前記発行内容に対応する媒体がセットされ且つ発行開始可能な発行機を、前記発行内容に関するデータの種類毎に前記複数台の発行機の中から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段が抽出した発行機に対し、前記発行内容に関するデータを送信して発行物の発行処理を開始させる発行処理指示手段と、を有し、
    前記抽出手段が行う前記抽出の処理及び前記発行処理指示手段が行う前記開始させる処理を、前記各発行機における発行処理が完了したか否かに関わり無く実行する、
    発行システム。
JP2017025082A 2017-02-14 2017-02-14 管理装置、管理方法、管理プログラム及び発行システム Active JP6658593B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017025082A JP6658593B2 (ja) 2017-02-14 2017-02-14 管理装置、管理方法、管理プログラム及び発行システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017025082A JP6658593B2 (ja) 2017-02-14 2017-02-14 管理装置、管理方法、管理プログラム及び発行システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018132887A JP2018132887A (ja) 2018-08-23
JP6658593B2 true JP6658593B2 (ja) 2020-03-04

Family

ID=63247437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017025082A Active JP6658593B2 (ja) 2017-02-14 2017-02-14 管理装置、管理方法、管理プログラム及び発行システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6658593B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018132887A (ja) 2018-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101419537B (zh) 作业处理系统及其方法
JP5836052B2 (ja) 印刷システム、印刷方法、及びプログラム
JP2020042342A (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2009153049A (ja) 画像出力装置及び画像出力方法
JP3197717B2 (ja) ネットワークプリンタ装置及びlanネットワークシステム
CN103009832A (zh) 控制装置及复合机的控制方法
CN101383070B (zh) 一种打印控制方法和装置
JP2021144621A (ja) 印刷管理装置及び印刷管理プログラム
CN104898994A (zh) 打印指令装置、打印系统以及打印指令方法
JP6658593B2 (ja) 管理装置、管理方法、管理プログラム及び発行システム
CN1959626B (zh) 下游错误处理方法和对应的制作系统
JP5031515B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2003048363A (ja) 印刷制御装置、プリンタ装置及び印刷制御システム
JP7118755B2 (ja) 画像形成装置、情報処理端末、コンピュータプログラム
JP7464163B2 (ja) 処理管理装置
JP5808368B2 (ja) 環境貢献支援装置及び支援プログラム
JP4802932B2 (ja) 印刷システム、制御装置、及びプログラム
JP2010105287A (ja) インクジェットプリンタ、インクジェットプリンタの制御方法及び制御プログラム
JP3512036B2 (ja) ネットワークプリンタ装置
JP3370055B2 (ja) ネットワークプリンタ装置
JP5279246B2 (ja) 画像形成装置および印刷システム
JP3778878B2 (ja) 発券システム、発券方法、プログラムおよび記録媒体
JP2008269000A (ja) 画像処理装置
JP2009053935A (ja) 情報処理装置及び履歴情報管理プログラム
JPH08324074A (ja) ネットワーク対応プリンタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190813

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6658593

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250