JP6658496B2 - 電極板製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は,電極板製造装置に関する。さらに詳細には,集電箔を搬送しつつ,搬送されている集電箔の表面に電極合剤層を形成することで電極板を製造する電極板製造装置に関する。
リチウムイオン二次電池などの電池に用いられる電極板は,集電箔の表面に,電極合剤材料によって電極合剤層を形成することで製造される。また,電池用の電極板は,電池の製造に使用するときよりも長い状態で製造された後,電池の製造に使用する長さに切り出されることがある。
このような長尺の電極板は,例えば,特許文献1に記載のように,長尺の集電箔を長手方向に搬送しつつ,その搬送される集電箔の表面に電極合剤層を形成することで製造される。具体的には,特許文献1には,集電箔の表面に電極合剤材料を塗工する塗工装置,集電箔に塗工された,電極合剤材料をその厚み方向に加圧するプレスローラー対を有する電極板製造装置が記載されている。また,特許文献1の電極板製造装置は,プレスローラー対を通過した電極板をプレスローラー対の下流側へと搬送するための搬送ローラーを有している。
特開2014−123491号公報
ところで,プレスローラー対によって厚み方向に圧迫された電極板において,電極合剤層が形成されている形成部は,電極合剤層が形成されていない非形成部と比較して搬送方向について伸びる傾向にある。形成部では,非形成部よりも厚みが厚いため,プレスローラー対の圧迫力を強く受けるからである。
このように,プレスローラー対を通過後の,形成部と非形成部とで伸び量が異なっている電極板では,その伸び量が異なっていることによる残留応力が発生する。また,その残留応力は,電極板に,その幅方向に湾曲変形させるように作用する傾向にある。よって,そのまま電極板を搬送し続けた場合,電極板の蛇行等が生じ,電極板にしわが形成されてしまうおそれがある。
このような電極板に湾曲変形するように作用する残留応力は,プレスローラー対の通過時に伸び量の少ない非形成部を,形成部に合わせて伸ばすことで解消できるとも考えられる。また,電極板の非形成部を伸ばすためには,プレスローラー対を通過した直後の電極板に張力をかけることが考えられる。しかし,プレスローラー対を通過した直後の電極板に張力をかけた場合には,張力が集中した電極板の箇所にしわを発生させてしまうという問題があった。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点の解決を目的としてなされたものである。すなわちその課題とするところは,しわの発生を抑制しつつ電極板を製造することができる電極板製造装置を提供することである。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の電極板製造装置は,集電箔をその長手方向に搬送しつつ,集電箔の幅方向について,集電箔の表面に電極合剤層が形成されてなる形成部および電極合剤層が形成されていない非形成部とを有する電極板を製造する電極板製造装置であって,形成位置にて,集電箔の形成部となる表面に,電極合剤材料によって電極合剤層を形成して電極板とする電極合剤層形成部と,集電箔の搬送方向における形成位置の下流の圧迫位置にて,電極板の電極合剤層を集電箔とともに,その厚み方向に圧迫するプレスローラー対と,搬送方向における圧迫位置の下流のニップ位置にて,電極板を厚み方向に挟み込むニップローラー対と,搬送方向におけるニップ位置の下流の押圧位置にて,電極板の表面を押圧することで電極板に張力を付与する張力ローラーとを有し,プレスローラー対が,第1のプレスローラーと,圧迫位置にて第1のプレスローラーに対向して設けられた第2のプレスローラーとにより構成されており,ニップローラー対が,第2のプレスローラーと,ニップ位置にて第2のプレスローラーに対向して設けられたニップローラーとにより構成されていることを特徴とする電極板製造装置である。
本発明に係る電極板製造装置は,ニップローラー対の挟み込みにより,張力ローラーによって電極板にかけられる張力が,プレスローラー対を通過した直後の電極板にまでおよんでしまうことを抑制することができる。これにより,プレスローラー対を通過した直後の電極板に張力が集中することによる,しわの発生を抑制することができる。さらに,電極板を圧迫位置からニップ位置まで,第2のプレスローラーの外周面に沿って搬送することで,その間の電極板の長手方向におけるたるみを抑制することができる。これにより,たるんだ状態でニップローラー対を通過したときに電極板に形成されてしまうしわを抑制することができる。
本発明によれば,しわの発生を抑制しつつ電極板を製造することができる電極板製造装置が提供されている。
参考形態および実施形態に係る電極板を示す図である。 参考形態に係る電極板製造装置の概略構成図である。 ニップ位置における断面図である。 押圧位置における断面図である。 施形態に係る電極板製造装置の概略構成図である。 比較例に係る電極板製造装置の概略構成図である。
以下,本発明を具体化した最良の形態について,図面を参照しつつ詳細に説明する。
参考形態]
まず,図1により,本形態に係る電極板1について説明する。図1に示す電極板1は,本形態においては,リチウムイオン二次電池に使用される正極板である。本形態の電極板1は,集電箔10と,電極合剤層20,30とを有している。
集電箔10としては,例えば,金属箔を用いることができる。具体的に,リチウムイオン二次電池の正極板用である本形態では,集電箔10としてアルミニウム箔を用いている。電極合剤層20,30はそれぞれ,集電箔10の第1面11上,第2面12上に形成されている。本形態において,電極合剤層20,30は,同じ電極合剤材料により形成されたものである。
具体的に,電極合剤層20,30は,電極合剤材料として少なくとも,活物質,バインダーを含んでいる。また,リチウムイオン二次電池の正極板用である本形態では,活物質として三元系正極活物質であるNMC(LiNi1/3Co1/3Mn1/3)を,バインダーとしてポリフッ化ビニリデン(PVdF)を使用している。さらに,リチウムイオン二次電池の正極板用である本形態において,電極合剤材料には,導電助剤としてのアセチレンブラック(AB)も含まれている。
また,図1には,電極板1の長手方向Lと,幅方向Wとを示している。電極板1は,図1に示すように,長手方向Lについて長い,長尺のものである。また,図1に示すように,電極板1は,電極合剤層20,30が,幅方向Wの全体ではなく一部に形成されているものである。具体的には,電極合剤層20,30は,幅方向Wの中央領域に形成されている。その電極合剤層20,30が形成されている部分を,図1に形成部W1として示している。一方,電極板1の形成部W1よりも幅方向Wの外側は両方とも,電極合剤層20,30が形成されていない非形成部W2となっている。なお,非形成部W2では,集電箔10の第1面11および第2面12が露出している。
図2に,本形態の電極板製造装置100を示す。電極板製造装置100は,図2に矢印で示すように集電箔10をその長手方向に搬送しつつ,その表面に電極合剤層20,30を形成して電極板1を製造することのできるものである。図2に示すように,電極板製造装置100は,集電箔10の搬送方向について,塗工部110,プレスローラー対120,ニップローラー対130,張力ローラー140を,この順で有している。また,プレスローラー対120よりも下流側には,その他の複数の搬送ローラー150が設けられている。
塗工部110は,形成位置Aにて,集電箔10の表面に電極合剤層20,30を形成することのできるものである。塗工部110は,集電箔10の第1面11側に設けられている第1塗工部111と,集電箔10の第2面12側に設けられている第2塗工部112とを有している。第1塗工部111は,集電箔10の第1面11に電極合剤材料によって電極合剤層20を形成するものである。第2塗工部112は,集電箔10の第2面12に電極合剤材料によって電極合剤層30を形成するものである。また,塗工部110は,集電箔10の第1面11,第2面12のうち,形成部W1となる領域にのみ電極合剤層20,30を形成する。
なお,本形態の第1塗工部111および第2塗工部112はともに,集電箔10の表面に電極合剤ペーストの塗工によって電極合剤層20,30を形成するものである。具体的に,電極合剤ペーストは,電極合剤材料を溶媒中に分散させてなるものである。本形態では。電極合剤ペーストの溶媒として,N−メチルピロリドン(NMP)を用いている。なお,その他の溶媒を用いることも可能である。
プレスローラー対120は,圧迫位置Bにて互いに対向して設けられた第1プレスローラー121および第2プレスローラー122を有している。圧迫位置Bには,形成位置Aを通過した電極合剤層20,30が形成された集電箔10,すなわち電極板1が通されている。これにより,プレスローラー対120は,圧迫位置Bにて,通過する電極板1の電極合剤層20,30を集電箔10とともに,その厚み方向に圧迫することができる。このプレスローラー対120の圧迫により,電極合剤層20,30は,目標とする目付量および厚みとされる。
なお,本形態では,第1プレスローラー121および第2プレスローラー122としてともに,電極板1と対面する表面が軸方向についてほぼ均一なストレートローラーを用いている。また,本形態では,電極板1の製造時には,第1プレスローラー121および第2プレスローラー122はともに,それぞれ図2に矢印で示す向きに,同じ周速で回転駆動される。
ニップローラー対130は,ニップ位置Cにて互いに対向して設けられたニップローラー131と駆動ローラー132とを有している。ニップ位置Cにも,電極板1が通されている。図3には,ニップ位置Cにおける断面図を示している。図3に示すように,本形態のニップローラー131は,軸方向の中央に位置する大径部135と,両端部に位置するとともに,大径部135よりも直径の小さな小径部136とを有する段付きローラーである。大径部135は,軸方向について,電極板1の形成部W1と対向した位置に設けられている。また,大径部135の軸方向の長さWNは,電極板1の形成部W1の幅よりも狭いものである。
駆動ローラー132は,ニップローラー131とは異なり,電極板1と対面する表面が軸方向についてほぼ均一なストレートローラーである。そして,駆動ローラー132は,電極板1の製造時には,図2に矢印で示す向きに回転駆動される。また,本形態のニップローラー131は,駆動ローラー132に向けて圧接されている。この圧接により,ニップ位置Cでは,ニップローラー対130によって電極板1がその厚み方向に挟み込まれる。そして,ニップローラー131は,駆動ローラー132が回転駆動されている間,圧接による摩擦力によって従動回転する。
また,ニップ位置Cにおいて,電極板1は,その形成部W1のみが,ニップローラー対130によって挟み込まれる。ニップローラー対130の一方が,前述したように大径部135を有する段付きのニップローラー131だからである。
張力ローラー140は,押圧位置Dにて,電極板1の表面を押圧することのできるローラーである。そのため,張力ローラー140は,所定の押圧力で電極板1の表面に押し付けられている。本形態では,張力ローラー140は,電極板1における集電箔10の第1面11側に押し付けられている。そして,張力ローラー140は,電極板1の表面との間に生ずる摩擦力によって従動回転する。
また,図4には,押圧位置Dにおける断面図を示している。図4に示すように,本形態の張力ローラー140は,軸方向の両端にそれぞれ位置する大径部141,142と,中央に位置するとともに,大径部141,142よりも直径の小さな小径部143とを有する段付きローラーである。小径部143は,軸方向について,電極板1の形成部W1と対向した位置に設けられている。また,小径部143の軸方向の長さWTは,電極板1の形成部W1の幅よりもわずかに長いものである。さらに,大径部141,142と小径部143との段差は,電極合剤層20の厚みよりも大きくされている。これにより,本形態の張力ローラー140は,軸方向の両端に位置する大径部141,142により,電極板1の非形成部W2を押圧することができるものである。
なお,電極板1は,押圧位置Dを通過した後,電極板製造装置100より排出される。また,電極板製造装置100から排出された電極板1は,これを巻き取る巻取部によって回収される。その後,製造された電極板1(図1)は,リチウムイオン二次電池の製造に使用される際には,長手方向Lおよび幅方向Wについて,適宜,所定の大きさに切断される。
ここで,電極板1は,圧迫位置Bにおいて,プレスローラー対120によって厚み方向に圧迫されている。この圧迫位置Bの圧迫によって,電極板1の電極合剤層20,30は,その目付量や厚みが適切な値となるようになされている。しかし,圧迫位置Bにおける圧迫力は,電極板1のうち,その幅方向の形成部W1に集中してかかることとなる。電極板1の形成部W1は,電極合剤層20,30が形成されているため,非形成部W2よりも厚みが厚いからである。よって,圧迫位置Bにて圧迫された電極板1の集電箔10は,その形成部W1において,非形成部W2よりも大きく延伸される。つまり,圧迫位置Bを通過した電極板1の集電箔10には,形成部W1と非形成部W2との伸び量が異なることで,残留応力が存在している。
この残留応力がそのまま残っている状態の電極板1を長距離搬送した場合,電極板1は蛇行してしまうおそれがある。またこれにより,電極板1にしわが形成されてしまうおそれもある。形成部W1と非形成部W2との伸び量が異なることによる残留応力が,電極板1に,その幅方向に湾曲変形させるように作用するからである。
そこで,本形態では,張力ローラー140によって電極板1に張力を発生させている。具体的には,電極板1の非形成部W2に,張力ローラー140によって張力を発生させている。そして,張力ローラー140によって電極板1に張力を発生させることで,圧迫位置Bの通過によって形成部W1よりも短くなってしまっていた非形成部W2を搬送方向に伸ばし,形成部W1と非形成部W2との搬送方向における長さを揃えることができる。これにより,集電箔10の形成部W1と非形成部W2との伸び量が異なることによって発生していた残留応力を除去し,電極板1の蛇行やしわの発生を抑制することができている。
ただし,張力ローラー140によって発生する張力が,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1にまでおよんでしまうことは好ましくない。張力ローラー140によって発生した張力が圧迫位置Bを通過した直後の電極板1にかかった場合,その張力が,搬送方向について長さに余裕のない非形成部W2に集中してしまい,非形成部W2にしわが発生してしまうからである。
そこで,本形態の電極板製造装置100では,圧迫位置Bと押圧位置Dとの間のニップ位置Cにて,電極板1を,ニップローラー対130によって挟み込んでいる。このニップローラー対130の挟み込みにより,本形態では,圧迫位置Bと押圧位置Dとの間のニップ位置Cを境目として,電極板1にかかる張力が異なるようにされている。すなわち,張力ローラー140により押圧位置Dにて発生する電極板1の張力が,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1にまでおよんでしまうことがないようになされている。これにより,本形態では,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1の非形成部W2に,しわが発生してしまうことを抑制している。
次に,本形態の実施に係る参考例について,比較例とともに説明する。本形態に係る参考例では,上記で説明した電極板製造装置100を用いて電極板1を製造した。
一方,比較例では,図6に示す電極板製造装置900を用いて電極板1を製造した。比較例で使用する電極板製造装置900は,参考例に係る電極板製造装置100の構成を一部,除いたものである。具体的には,比較例に係る電極板製造装置900は,ニップローラー対130の構成を除いたものである。それ以外は,比較例に係る電極板製造装置900についても,本形態に係る電極板製造装置100と同じである。
なお,参考例および比較例はともに,電極板1の製造に使用した材料は同じである。また,参考例および比較例ではともに,圧迫位置Bを通過後の電極合剤層20,30の厚みを100μmとした。またこのため,本形態に係る参考例では,使用する段付きローラー(ニップローラー131,張力ローラー140)の段差(大径部と小径部との半径差)の大きさを300μmとした。
次の表1に,参考例および比較例の各条件を示している。
Figure 0006658496
表1に示すように,参考例1〜9はいずれも,ニップローラー対130が「あり」である。これに対し,比較例1,2はともに,ニップローラー対130が「なし」である。
また,表1には,電極板1にかかる張力を示している。すなわち,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1にかかる張力と,押圧位置Dにおいて電極板1にかかる張力とを示している。この圧迫位置Bを通過した直後の電極板1にかかる張力は,参考例1〜9においては,圧迫位置Bからニップ位置Cまでの間において,電極板1にかかる張力のことである。この圧迫位置Bからニップ位置Cまでの間に電極板1にかかる張力は,例えば,ニップローラー対130による電極板1を挟み込む力の大きさ,すなわちニップローラー131の圧接力によって調整することができる。そして,参考例1〜9はそれぞれに,ニップローラー対130による電極板1を挟み込む力の大きさを異なる大きさとすることで,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1にかかる張力を調整したものである。また,押圧位置Dにおいて電極板1にかかる張力は,張力ローラー140の押圧力を調整することによって調整することができる。なお,参考例1〜9ではいずれも,この張力ローラー140の押圧力を同じとし,押圧位置Dにおいて電極板1にかかる張力を同じとした。
一方,比較例1,2ではともに,ニップローラー対130のない電極板製造装置900を用いている。このため,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1に係る張力と,押圧位置Dにおいて電極板1にかかる張力とが同じである。
そして,上記の参考例1〜9および比較例1,2により製造された電極板1を,下の表2に示す4つの評価項目について評価した。具体的には,電極板1について,圧迫位置Bを通過した直後のしわの程度,押圧位置Dを通過した後の幅方向における湾曲変形の程度,圧迫位置Bを通過した後の搬送方向におけるたるみの程度,ニップ位置Cを通過した直後のしわの程度について評価を行った。
Figure 0006658496
まず,1つ目の評価項目,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1のしわの程度について,参考例1〜8では「小」,参考例9では「中」であった。つまり,参考例1〜8では,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1にほとんどしわが形成されていなかった。また,参考例9では,参考例1〜8よりもやや,電極板1にしわが形成されてしまう傾向にあった。また,比較例1についても,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1にほとんどしわが形成されていなかった。一方,比較例2においては,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1の非形成部W2に,大きなしわが形成されてしまっていた。
つまり,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1にかかる張力が大きなものほど,非形成部W2に形成されるしわが大きくなってしまう傾向にあった。そして,参考例1〜9ではいずれも,比較例2のように,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1の非形成部W2に大きな張力がかかっていない。張力ローラー140の押圧力により電極板1にかかった張力が,ニップローラー対130によるニップ位置Cでの挟み込みにより,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1にまでおよぶことがないからである。よって,参考例1〜9ではいずれも,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1のしわを抑制できることが確認された。
また,2つ目の評価項目,押圧位置Dを通過した後の電極板1の幅方向における湾曲変形の程度について,参考例1〜9ではいずれも,「小」であった。つまり,参考例1〜9ではいずれも,張力ローラー140によってかけられた張力によって,圧迫位置Bの通過時における電極板1の形成部W1と非形成部W2との伸び量が異なることによって発生していた残留応力が,適切に除去されていた。また,比較例2についても,湾曲変形の程度が「小」であり,圧迫位置Bの通過時に電極板1に発生していた残留応力が適切に除去されていた。これに対し,比較例1では,圧迫位置Bの通過時に電極板1に発生していた残留応力が適切に除去されておらず,湾曲変形の程度が「大」であった。
比較例1では,張力ローラー140の押圧力により電極板1にかけられている張力が,その他の参考例1〜9および比較例2に比較して小さい。よって,比較例1では,電極板1は,圧迫位置Bの通過により生じた形成部W1と非形成部W2との伸び量の差が大きなまま,その後も搬送されることとなる。よって,比較例1では,その後の搬送において電極板1の蛇行等が生じてしまいやすい。これに対し,参考例1〜9ではいずれも,圧迫位置Bの通過により発生した電極板1の残留応力を適切に除去し,その後の搬送における蛇行等を適切に抑制できることが確認された。
また,3つ目の評価項目,圧迫位置Bを通過した後の電極板1の搬送方向におけるたるみの程度について,参考例1では「大」,参考例2,3では「中」,参考例3,4では「小」,参考例5〜9では「なし」であった。つまり,圧迫位置Bを通過した後,すなわち圧迫位置Bからニップ位置Cまでの間の電極板1にかかる張力が小さいものほど,その間の電極板1には,搬送方向についてのたるみが発生していた。なお,比較例1,2ではともに,電極板1の搬送方向におけるたるみは「なし」であった。
次に,4つ目の評価項目,ニップ位置Cを通過した直後の電極板1のしわの程度について,参考例1〜3では「大」,参考例4,5,9では「中」,参考例6,7,8では「小」であった。つまり,ニップ位置Cを通過した直後の電極板1のしわの程度は,3つ目の評価項目である圧迫位置Bを通過した後の電極板1の搬送方向におけるたるみの程度が大きなものほど,大きなものとなる傾向にあった。すなわち,圧迫位置Bからニップ位置Cまでの間の電極板1にかかっている張力が十分でなく,たるんでいる場合,電極板1には,ニップローラー対130によって挟み込まれた際に,しわが形成されてしまう傾向があることが確認された。なお,比較例1,2については,ニップローラー対130がないため,4つ目の評価項目について評価を行っていない。
よって,1つ目の評価項目より,圧迫位置Bから押圧位置Dまでの間のニップ位置Cに,電極板1を厚み方向に挟み込むニップローラー対130を設けておくことで,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1にしわが形成されてしまうことを抑制できることが確認された。また,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1にかかる張力はそれほど大きなものではないことが好ましいことについても確認された。なお,参考例1〜9によれば,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1にかかる張力,すなわち圧迫位置Bからニップ位置Cまでの間の電極板1の張力は,30N未満であることが好ましいことが確認された。
さらに,2つ目の評価項目より,電極板1に,張力ローラー140の押圧力によって適切な張力をかけることで,幅方向における湾曲変形を解消できることが確認された。加えて,3つ目および4つ目の評価項目により,圧迫位置Bからニップ位置Cまでの間の電極板1の張力を適切なものとすることで,ニップ位置Cを通過した直後の電極板1にしわが形成されてしまうことを抑制できることが確認された。なお,参考例1〜9によれば,圧迫位置Bからニップ位置Cまでの間の電極板1の張力は,6N以上であることが好ましく,より好ましくは10N以上であることが確認された。
[実施形態]
次に,実施形態について説明する。本形態においても,製造される電極板については,参考形態と同じである。また,参考形態では,プレスローラー対とニップローラー対とをそれぞれに異なるローラー対によって構成していた。これに対し。本形態では,プレスローラー対とニップローラー対とを,一方のローラーを共通のローラーとして構成している。
図5に,本形態の電極板製造装置200を示す。電極板製造装置200についても,図5に矢印で示すように集電箔10をその長手方向に搬送しつつ,その表面に電極合剤層20,30を形成して電極板1を製造することのできるものである。図5に示すように,電極板製造装置200は,集電箔10の搬送方向について,塗工部110,プレスローラー対120,ニップローラー対230,張力ローラー140を,この順で有している。また,プレスローラー対120よりも下流側には,その他の複数の搬送ローラー150が設けられている。
なお,塗工部110,プレスローラー対120,張力ローラー140については,参考形態と同じものを用いている。また,ニップローラー対230を構成する一方のローラーであるニップローラー131そのものについては,本形態においても,参考形態のものと同じである。ただし,本形態では,ニップローラー131は,ニップ位置Cにおいて,第2プレスローラー122と対向して設けられている。つまり,本形態のニップローラー対230は,第2プレスローラー122と,ニップローラー131とにより構成されている。
このため,本形態では,圧迫位置Bとニップ位置Cとがともに,第2プレスローラー122の外周面に沿って設けられている。これにより,本形態では,圧迫位置Bを通過した電極板1は,第2プレスローラー122の外周面に沿って搬送され,ニップ位置Cへと到達する。よって,本形態では,圧迫位置Bからニップ位置Cまでの間の電極板1のたるみを抑制することができる。その間,電極板1を,第2プレスローラー122の外周面に沿わせつつ搬送することができるからである。
次に,本形態の実施例について説明する。本形態に係る実施例では,上記で説明した電極板製造装置200を用いて電極板1を製造した。本形態に係る実施例でも,電極板1の製造に使用した材料は,参考形態で説明した参考例と同じである。また,本形態に係る実施例においても,形成される電極合剤層20,30の厚みを100μmとし,使用する段付きローラー(ニップローラー131,張力ローラー140)の段差(大径部と小径部との半径差)の大きさを300μmとした。
次の表3に,本形態に係る実施例の各条件を示している。
Figure 0006658496
表3に示すように,本形態に係る実施例はそれぞれ,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1にかかる張力と,押圧位置Dにおいて電極板1にかかる張力とが,参考形態に係る参考例1〜9と同じである。
そして,上記の実施例についても,製造された電極板1をそれぞれ,下の表4に示す4つの評価項目について評価した。これら4つの評価項目はいずれも,上記の表2のものと同じである。
Figure 0006658496
表4に示すように,1つ目の評価項目,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1のしわの程度について,実施例はそれぞれ,参考例1〜9と同じ評価であった。これは,実施例において,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1にかかる張力がそれぞれ,参考例1〜9と同じであったためであると考えられる。よって,実施例においても,圧迫位置Bを通過した直後の電極板1のしわを抑制できることが確認された。
また,2つ目の評価項目,押圧位置Dを通過した後の電極板1の幅方向における湾曲変形の程度についても,実施例はそれぞれ,参考例1〜9と同じ評価であった。これは,実施例において,張力ローラー140によってかけられた張力が,参考例1〜9と同じであったためであると考えられる。よって,実施例においても,圧迫位置Bの通過により発生した電極板1の残留応力を適切に除去し,その後の搬送における蛇行等を適切に抑制できることが確認された。
そして,3つ目の評価項目,圧迫位置Bを通過した後の電極板1の搬送方向におけるたるみの程度について,実施例ではいずれも,「なし」であった。この点,参考例1では「大」,参考例2,3では「中」,参考例3,4では「小」,参考例5〜9では「なし」であった参考形態と異なる。これは,本形態に係る実施例では,圧迫位置Bからニップ位置Cまでの間,電極板1を,前述したように,第2プレスローラー122の外周面に沿わせつつ搬送していることによるものであると考えられる。よって,本形態では,圧迫位置Bからニップ位置Cまでの間の電極板1の張力が低かったとしても,その間の電極板1の搬送方向におけるたるみを抑制できることが確認された。
また,4つ目の評価項目,ニップ位置Cを通過した直後の電極板1のしわの程度について,実例では「小」,実施例では「中」であった。すなわち,参考例1〜3では「大」,参考例4,5,9では「中」,参考例6,7,8では「小」であった参考形態の各参考例と比較して,本形態に係る実施例10〜18では,ニップ位置Cを通過した直後の電極板1のしわが抑制される傾向にあることが確認された。これは,本形態に係る実施例では,上記の3つ目の評価項目に示すように,圧迫位置Bを通過した後の電極板1の搬送方向におけるたるみが抑制されていることによるものであると考えられる。
これにより,本形態では,しわの発生をより抑制しつつ,電極板1を製造できることが確認された。また,本形態は,電極板1の電極合剤層20,30の目付量が多い場合に特に意義がある。電極合剤層20,30の目付量が多いほど,圧迫位置Bを通過後の電極板1には,搬送方向におけるたるみが生じやすい傾向にある。そして,本形態では,圧迫位置Bを通過後の電極板1を第2プレスローラー122に沿わせ,たるみを抑制しつつニップ位置Cまで搬送することができるからである。
なお,上記の参考形態の電極板製造装置100および実施形態の電極板製造装置200で使用するニップローラー131は,大径部135の軸方向の長さWNが,電極板1の形成部W1の幅よりも狭いものとして説明した。そして,ニップローラー131の大径部135の軸方向の長さWNはさらに,大径部135と対面した電極板1の形成部W1の,大径部135の端部からのはみ出し量が,10mm以下となるようにすることがより好ましい。すなわち,電極板1の形成部W1の,ニップローラー131の大径部135の軸方向の端部からのはみ出し量は,0mmを超え,かつ,10mm以下の範囲内であることが好ましい。はみ出し量が0mm未満,すなわち,例えば,ニップローラー131の大径部135の軸方向の端部が電極板1の形成部W1よりも出っ張っている場合,ニップローラー131と駆動ローラー132との間に電極板1が挟み込まれた際の非形成部W2に,しわが形成されてしまうおそれがあるからである。また,はみ出し量が10mmを超えていた場合,ニップローラー131と駆動ローラー132とによって,電極板1を十分に挟み込むことができないおそれがあるからである。
また,実施形態の電極板製造装置200のように,電極板1をニップローラー131の外周面へ巻き掛ける場合,ニップローラー131の外周面のうち,電極板1に接触する円弧部分の角度(図5に示す抱き角θ)を10°以下とすることが好ましい。この抱き角θが大きな場合には,ニップローラー131の外周面に沿って曲げられたときの跡が電極板1に付いてしまうおそれがあるからである。
以上詳細に説明したように,上記の実施形態の電極板製造装置は,集電箔10をその長手方向に搬送しつつ,集電箔10の表面に電極合剤層20,30を形成する。これにより,集電箔10の幅方向Wについて,電極合剤層20,30が形成されてなる形成部W1および電極合剤層20,30が形成されていない非形成部W2とを有する電極板を製造する。また,電極板製造装置は,集電箔10の搬送経路に沿って設けられた形成位置A,圧迫位置B,ニップ位置C,押圧位置Dにそれぞれ,塗工部,プレスローラー対,ニップローラー対,張力ローラーを有する。塗工部は,形成位置Aにて,集電箔10の形成部W1となる第1面11,第2面12にそれぞれ,電極合剤材料によって電極合剤層20,30を形成するものである。プレスローラー対は,圧迫位置Bにて,電極板1の電極合剤層20,30を集電箔10とともに,その厚み方向に圧迫するものである。ニップローラー対は,ニップ位置Cにて,電極板1を厚み方向に挟み込むものである。張力ローラーは,押圧位置Dにて,電極板1の表面を押圧することで電極板1に張力を付与するものである。これにより,しわの発生を抑制しつつ電極板を製造することができる電極板製造装置が実現されている。さらに,実施形態の電極板製造装置では,プレスローラー対120が,第1プレスローラー121と,圧迫位置Bにて第1プレスローラー121に対向して設けられた第2プレスローラー122とにより構成されている。加えて,ニップローラー対230が,第2プレスローラー122と,ニップ位置Cにて第2プレスローラー122に対向して設けられたニップローラー131とにより構成されている。これにより,たるんだ状態でニップローラー対を通過したときに電極板に形成されてしまうしわを抑制することができている。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。従って本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,製造される電極板は,必ずしも両面に電極合剤層が形成されている必要はなく,その片面にのみ電極合剤層が形成されたものであってもよい。また,電極合剤層は,集電箔の両面に同時に形成されるものではなく,片面ずつ形成されるものであってもよい。
また例えば,上記の実施形態で説明した正極板の材料は,単なる一例にすぎず,その他の材料を用いることもできる。また例えば,本発明は,リチウムイオン二次電池の正極板に限らず,その他の種類の電池の電極板にも適用することが可能である。
1 電極板
10 集電箔
20,30 電極合剤層
100,200 電極板製造装置
110 塗工部
120 プレスロール対
130,230 ニップロール対
140 張力ローラー
A 形成位置
B 圧迫位置
C ニップ位置
D 押圧位置
W1 形成部
W2 非形成部

Claims (1)

  1. 集電箔をその長手方向に搬送しつつ,
    集電箔の幅方向について,集電箔の表面に電極合剤層が形成されてなる形成部および電極合剤層が形成されていない非形成部とを有する電極板を製造する電極板製造装置において,
    形成位置にて,集電箔の形成部となる表面に,電極合剤材料によって電極合剤層を形成して電極板とする電極合剤層形成部と,
    集電箔の搬送方向における前記形成位置の下流の圧迫位置にて,電極板の電極合剤層を集電箔とともに,その厚み方向に圧迫するプレスローラー対と,
    前記搬送方向における前記圧迫位置の下流のニップ位置にて,電極板を厚み方向に挟み込むニップローラー対と,
    前記搬送方向における前記ニップ位置の下流の押圧位置にて,電極板の表面を押圧することで電極板に張力を付与する張力ローラーとを有し,
    前記プレスローラー対が,
    第1のプレスローラーと,前記圧迫位置にて前記第1のプレスローラーに対向して設けられた第2のプレスローラーとにより構成されており,
    前記ニップローラー対が,
    前記第2のプレスローラーと,前記ニップ位置にて前記第2のプレスローラーに対向して設けられたニップローラーとにより構成されていることを特徴とする電極板製造装置。
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