JP6657923B2 - 車両のボデー支持構造 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態の支持構造が適用される車両1のボデー2を透視して示す模式的な上面図である。この車両1は、シャシフレーム3の上方にボデー2(フロアパネル)が配置される車体構造を持つ。シャシフレーム3は、車両前後方向に延設された左右一対のサイドフレーム4(フレーム)と、これらのサイドフレーム4の間を接続する複数のクロスメンバ5とを備えた骨格部材である。ボデー2は、複数の防振部材10を介してサイドフレーム4に支持される。
(1)上述の支持構造では、サイドフレーム4とボデー2との間に設けられる防振部材10が、弾性部品であるアッパマウント11と、この上面11aに接着されて一体化されたアッパプレート13とを有する。このアッパプレート13は逆皿形状に形成されていることから、仮に、アッパプレート13の底面部13aが当接するボテー2の下面2bの面積が小さくても、アッパマウント11を傾斜面部13eに沿って外周端部13dにまで拡大することができ、ゴム容量を増大させることできる。すなわち、ボデー2の形状の制約を受け難くすることができるため、例えば複数の車種で共通のボデー2を使用することが可能となり、コストを抑制することができる。また、ゴム容量を増大させることで、防振部材10による振動やロードノイズの吸収性能(NVH性能)を高めることができる。
上述したボデー2,ブラケット6及び防振部材10の構成は一例であって、上述したものに限られない。例えば、ボデー2のビード21の傾斜部21eが平面状でなく、曲面状であってもよい。この場合には、アッパプレート13に最も近い位置における傾斜部21eの接線と平面部20とのなす角を角度βとして、アッパプレート13の角度αを設定すればよい。また、ボデー2がビード21を有していないものであってもよい。
また、防振部材10は、少なくともアッパマウント11とアッパプレート13とが一体で設けられたものであればよく、例えばロアマウント12及びロアプレート15がないものであってもよい。また、インナプレート14がアッパマウント11とは別体で設けられていてもよいし、ロアマウント12にインナプレートが設けられていてもよい。
上述の実施形態では、左側の後輪9の後方に設けられた防振部材10(図1中のA部)を例示したが、他の位置に設けられる防振部材10を上述したものと同様の構造としてもよい。上述した防振部材10は、車体のどの部分に配置されてもよい。
2 ボデー
2b 下面
4 サイドフレーム(フレーム)
6 ブラケット
6a 上面部
6c 内壁部
6h 孔部
10 防振部材
11 アッパマウント
11a 上面
12 ロアマウント
13 アッパプレート
13a 底面部
13e 傾斜面部
14 インナプレート
20 平面部
21 ビード
21e 傾斜部
Claims (3)
- 車両の前後方向に延設されたフレームに防振部材を介してボデーを支持する支持構造において、
前記ボデーの下面と対向配置される上面部を有し、前記フレームに固定されたブラケットと、
前記ブラケットの前記上面部と前記ボデーの下面との間に配置されるアッパマウントと、前記アッパマウントの上面に接着されて前記ボデーの下面に当接配置されるアッパプレートと、を有する前記防振部材と、を備え、
前記アッパプレートは、前記ボデーの下面に当接する底面部から径方向外側へ行くほど前記下面から離隔する逆皿形状に形成され、
前記ボデーは、前記アッパプレートの前記底面部が当接する平面部と、前記平面部に近接して設けられ下方へ膨出形成されたビードと、を有し、
前記ビードは、前記平面部に対して斜め下方に傾斜した傾斜部を有し、
前記アッパプレートは、前記底面部から斜め下方に傾斜した傾斜面部を有するとともに、前記底面部に対する前記傾斜面部の角度が、前記平面部に対する前記傾斜部の角度以上の大きさに形成された
ことを特徴とする、車両のボデー支持構造。 - 前記アッパプレートは、前記ビードと上下方向に重ならないように設けられる
ことを特徴とする、請求項1記載の車両のボデー支持構造。 - 前記ブラケットは、前記上面部に穿設された孔部と、前記孔部の周縁から下方へ垂設された内壁部と、を有し、
前記防振部材は、前記アッパマウントの下部に内蔵されたインナプレートと、前記アッパマウントの下方において前記アッパマウントとともに前記ブラケットの前記上面部を挟持するロアマウントと、を有し、
前記アッパマウントは、前記インナプレートとともに前記ブラケットの前記孔部にさし込まれて前記内壁部の内面に当接し、
前記ロアマウントは、前記内壁部の外面に当接して前記アッパマウントとともに前記内壁部を挟持する
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の車両のボデー支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015249653A JP6657923B2 (ja) | 2015-12-22 | 2015-12-22 | 車両のボデー支持構造 |
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JP2017114205A JP2017114205A (ja) | 2017-06-29 |
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Family Applications (1)
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JP2015249653A Active JP6657923B2 (ja) | 2015-12-22 | 2015-12-22 | 車両のボデー支持構造 |
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KR102141230B1 (ko) * | 2020-05-15 | 2020-08-04 | (주)제이케이알에스티 | 이중 슬립마찰면을 이용하여 지진충격을 감쇄시키는 면진 장치 |
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2015
- 2015-12-22 JP JP2015249653A patent/JP6657923B2/ja active Active
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JP2017114205A (ja) | 2017-06-29 |
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