JP6657923B2 - 車両のボデー支持構造 - Google Patents

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本発明は、車両の前後方向に延設されたフレームに防振部材を介してボデーを支持する支持構造に関する。
車両の車体構造の一つとして、シャシフレームの上方にマウント(防振部材)を介してボデーを支持する構造が知られている。この構造では、マウントがシャシフレームに固定されたブラケットとボデーの下面との間に配置され、ボデーの上面からマウントを貫通したボルトがブラケットの下方でナットと締結されることで、シャシフレームとボデーとを結合する(例えば特許文献1,2参照)。
一般的にマウントは、下方から入力される荷重が局所的に作用しないように、ボデーに対して平面で接触するように設けられる。すなわち、ボデー側には平面部が形成され、この平面部に対してマウントが接触配置される。さらに、下方からの入力(荷重)を分散させてボデーに伝えるために、マウントの上面に平板状のプレートを介在させた構造も知られている。また、マウントは、そのゴム容量が大きいほどロードノイズや振動等の吸収性能〔NVH(Noise-Vibration-Harshness)性能〕が高まるため、車種毎に適切なゴム容量が設定される。
特開平11−059483号公報 特開2008−094135号公報
しかしながら、ボデー側に形状の制約があるときには、マウントの大きさや形状に対応した適切な平面部を形成することができず、所望のゴム容量を確保できないことがある。例えば、複数の車種で共通のボデーを使用する場合には、ある車種には不要となる凹凸や孔等がボデーに形成されているために、平面部の大きさや形状をマウントに合わせて変更することができないことがある。つまり、複数の車種でボデーを共用しようとすると、マウントのゴム容量を増大させることができない場合があり、ロードノイズや振動等を適切に吸収できないおそれがある。一方で、ボデーは大型部品であることから、これをマウントに合わせた形状に変更することはコスト増大に繋がるため、好ましい対応とはいえない。
本件は、このような課題に鑑み案出されたもので、コストを抑制しながらNVH性能を向上させるようにした、車両のボデー支持構造を提供することを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
(1)ここで開示する車両のボデー支持構造は、車両の前後方向に延設されたフレームに防振部材を介してボデーを支持する支持構造において、前記ボデーの下面と対向配置される上面部を有し、前記フレームに固定されたブラケットと、前記ブラケットの前記上面部と前記ボデーの下面との間に配置されるアッパマウントと、前記アッパマウントの上面に接着されて前記ボデーの下面に当接配置されるアッパプレートと、を有する前記防振部材と、を備え、前記アッパプレートは、前記ボデーの下面に当接する底面部から径方向外側へ行くほど前記下面から離隔する逆皿形状に形成され、前記ボデーは、前記アッパプレートの前記底面部が当接する平面部と、前記平面部に近接して設けられ下方へ膨出形成されたビードと、を有し、前記ビードは、前記平面部に対して斜め下方に傾斜した傾斜部を有し、前記アッパプレートは、前記底面部から斜め下方に傾斜した傾斜面部を有するとともに、前記底面部に対する前記傾斜面部の角度が、前記平面部に対する前記傾斜部の角度以上の大きさに形成されたことを特徴とする。
(2)前記アッパプレートは、前記ビードと上下方向に重ならないように設けられることが好ましい。
)前記ブラケットは、前記上面部に穿設された孔部と、前記孔部の周縁から下方へ垂設された内壁部と、を有し、前記防振部材は、前記アッパマウントの下部に内蔵されたインナプレートと、前記アッパマウントの下方において前記アッパマウントとともに前記ブラケットの前記上面部を挟持するロアマウントと、を有し、前記アッパマウントは、前記インナプレートとともに前記ブラケットの前記孔部にさし込まれて前記内壁部の内面に当接し、前記ロアマウントは、前記内壁部の外面に当接して前記アッパマウントとともに前記内壁部を挟持することが好ましい。
アッパプレートを逆皿形状とすることで、アッパプレートの底面部が当接するボテー側の下面の面積が小さかったとしても、アッパマウントのゴム容量を増大させることができる。すなわち、ボデーの形状の制約を受け難くすることができるため、複数の車種で共通のボデーを使用することが可能となり、コストを抑制することができる。また、ゴム容量を増やすことでNVH性能を高めることができる。
さらに、アッパプレートをアッパマウントに接着して一体ものにすることで、アッパマウントとアッパプレートとの相互の位置ずれが規制されるとともに、アッパマウントが圧縮変形したときの径方向外側への変形量が抑制されるため、アッパプレートの外周端部のぎりぎりまでアッパマウントを拡大することができる。これにより、ゴム容量をより一層増大させることができるため、NVH性能をさらに高めることができる。
実施形態に係るボデー支持構造が適用される車両の模式的な上面図である。 図1のA部を下方から見た拡大斜視図である。 図1のB−B矢視断面図である。 図3のC部拡大図である。
図面を参照して、実施形態としての車両のボデー支持構造について説明する。以下に示す各実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の各実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.構成]
図1は、本実施形態の支持構造が適用される車両1のボデー2を透視して示す模式的な上面図である。この車両1は、シャシフレーム3の上方にボデー2(フロアパネル)が配置される車体構造を持つ。シャシフレーム3は、車両前後方向に延設された左右一対のサイドフレーム4(フレーム)と、これらのサイドフレーム4の間を接続する複数のクロスメンバ5とを備えた骨格部材である。ボデー2は、複数の防振部材10を介してサイドフレーム4に支持される。
本実施形態の車両1は、左右の前輪8の各前後と左右の後輪9の各前後(すなわち八箇所)に防振部材10が設けられている。以下の説明では、左側の後輪9の後方に設けられた防振部材10(図1中のA部)を例に挙げて説明する。なお、本実施形態のボデー2は、図2に示すように、後輪9の後方において防振部材10と当接する位置に水平方向に延在する平面状の平面部20が形成されている。また、この平面部20の前後には、車両前後方向に延設されるとともに下方へ膨出形成された二つのビード21が設けられる。何れのビード21も平面部20に近接した位置に設けられ、平面部20に対して斜め下方に傾斜した傾斜部21eを有する。本実施形態の傾斜部21eは、平面状に形成される。
本実施形態のボデー支持構造は、サイドフレーム4に固定されたブラケット6と、ロードノイズや振動を吸収する防振部材10とから構成される。図2及び図3に示すように、ブラケット6は、サイドフレーム4の外側面4dに固定されて、外側面4dから車両外方へ突設された板状の部材である。ブラケット6は、上面部6a,内壁部6c,外壁部6d,フランジ部6fを一体で有する。
上面部6aは、ボデー2の下面2bと対向配置される平面状の部位であり、後述するマウント11,12が装着される。上面部6aの略中央には、ボルト16が挿通される円形状の孔部6hが貫設される。内壁部6cは、上面部6aにおける孔部6hの周縁から下方へ屈曲形成された部位であり、孔部6hの周縁部に垂設される。内壁部6cは、マウント11,12のブラケット6に対する変位(位置ずれ)を規制する機能を持つ。外壁部6dは、上面部6aの周囲から下方に垂設された部位であり、その高さ寸法(上下方向長さ)が内壁部6cよりも大きい。外壁部6dは、後述するロアマウント12が圧縮変形したときに径方向外側へ膨らむ変形量を規制する機能を持つ。なお、フランジ部6fは、ブラケット6の最も車両内側に設けられ、サイドフレーム4の外側面4dに固定される部位である。フランジ部6fは、外側面4dに沿う平面として設けられ、本実施形態では側面視で下方が開放されたコ字状をなす。
防振部材10は、二つのマウント11,12と、三つのプレート13,14,15と、これらを結合するための締結部品(ボルト16,ナット17,スペーサ18,ワッシャ19)とを備える。マウント11,12は、車両走行時のロードノイズや振動等を吸収するゴム製の弾性部品であり、上下方向において同軸上に設けられる。マウント11,12の中心にはボルト16及びスペーサ18が挿通される貫通孔が形成される。
上側のマウント11(以下「アッパマウント11」と呼ぶ)は、ブラケット6の上面部6aとボデー2の下面2bとの間に配置される。一方、下側のマウント12(以下「ロアマウント12」と呼ぶ)は、アッパマウント11の下方においてアッパマウント11とともにブラケット6の上面部6aを挟持する。すなわち、ロアマウント12は、ブラケット6の下方に配置される。
アッパマウント11の上面11aには、アッパプレート13が加硫接着されて、アッパマウント11と一体に設けられる。アッパプレート13は、ボデー2の下面2bに当接配置される板状の部材であり、アッパマウント11の形状を規定する機能と、下方からの入力(荷重)を分散させてボデー2に伝える機能とを併せ持つ。アッパプレート13は、下面2bに当接する円形状の底面部13aを有し、この底面部13aから径方向外側へ行くほど下面2bから離隔した形状に形成されている。アッパプレート13の全体形状は、ボルト16の軸方向に直交する方向から見たときに、浅く平たい皿を逆さまにした逆皿形状に準えることができる。底面部13aは、二つのビード21の間に設けられた平面部20の前後方向長さよりも短い直径を有する。
アッパプレート13は、底面部13aから斜め下方に傾斜した傾斜面部13eを有する。本実施形態の傾斜面部13eは、図3及び図4に示すように、ボデー2に形成されたビード21の傾斜部21eと略平行に設けられる。すなわち、底面部13aに対する傾斜面部13eの角度αが、平面部20に対するビード21の傾斜部21eの角度βと略同一に形成されている。これにより、アッパプレート13の傾斜面部13eと傾斜部21eとの間には、一定の隙間Dが形成される。なお、角度αと角度βとの大小関係はこれに限られず、例えば角度αが角度βよりも大きくてもよい。この場合であっても、傾斜面部13eと傾斜部21eとの間には隙間が形成されることが好ましい。
アッパプレート13は、傾斜面部13eの径方向外側の外周端部13dが底面部13aと略平行に設けられる。アッパプレート13は、ビード21と上下方向に重ならないように設けられる。すなわち、アッパプレート13は、外周端部13dがビード21の膨出した下面の真下には位置しないような大きさに形成される。なお、アッパマウント11とアッパプレート13とは加硫接着されることから、アッパマウント11の上面11aは、アッパプレート13との間に隙間ができないように、アッパプレート13の形状に対応した形状となる。
アッパマウント11の下部には、インナプレート14が内蔵されている。インナプレート14は、アッパマウント11が圧縮変形したときに径方向外側へ膨らむ変形量を規制する機能と、アッパマウント11を補強する機能とを併せ持つ。インナプレート14は、ブラケット6の上面部6aに沿う第一面部14aから径方向外側に向かって上方へ傾斜した第二面部14bと、第一面部14aの径方向内側において下方に屈曲形成された筒部14cとを有する。第二面部14bは、アッパマウント11が圧縮変形したときに外側へ広がらないように規制する部位である。筒部14cは、ブラケット6の孔部6hに入り込み、アッパマウント11の形状を規制する部位である。すなわち、アッパマウント11は、その下端部がインナプレート14とともに孔部6hにさし込まれ、ブラケット6の内壁部6cの内面に当接する。
ロアマウント12は、その上面12aがブラケット6の上面部6aの下面に当接配置され、アッパマウント11の下面との間に上面部6aを挟持する。ロアマウント12の上面12aは、その中央部が下方に切り欠かれた凹状に形成されている。この凹部12rの内周面12cには、ブラケット6の内壁部6cが当接する。言い換えると、ロアマウント12は、ブラケット6の内壁部6cの外面に当接して、アッパマウント11とともに内壁部6cを挟持する。
ロアマウント12の下面12bには、ロアマウント12とは別体で設けられたロアプレート15が接触配置される。アッパプレート13とロアプレート15との間には、軸方向に延びるスペーサ18が配置される。スペーサ18はパイプ状の部品であり、アッパプレート13とロアプレート15との距離を一定に保持する機能を持つ。ボルト16は、ボデー2の上方から挿通されるとともにこのスペーサ18の内部に挿通され、ロアプレート15の下方でナット17と螺合されることで、ボデー2とサイドフレーム4とが防振部材10を介して取り付けられる。なお、ワッシャ19は、ボデー2の上面側に配置されてボルト16によりボデー2に締結される。
[2.作用,効果]
(1)上述の支持構造では、サイドフレーム4とボデー2との間に設けられる防振部材10が、弾性部品であるアッパマウント11と、この上面11aに接着されて一体化されたアッパプレート13とを有する。このアッパプレート13は逆皿形状に形成されていることから、仮に、アッパプレート13の底面部13aが当接するボテー2の下面2bの面積が小さくても、アッパマウント11を傾斜面部13eに沿って外周端部13dにまで拡大することができ、ゴム容量を増大させることできる。すなわち、ボデー2の形状の制約を受け難くすることができるため、例えば複数の車種で共通のボデー2を使用することが可能となり、コストを抑制することができる。また、ゴム容量を増大させることで、防振部材10による振動やロードノイズの吸収性能(NVH性能)を高めることができる。
また、上述の防振部材10は、アッパプレート13がアッパマウント11に接着されて一体ものとして成型される。このため、アッパマウント11とアッパプレート13との相互の位置ずれが規制されるとともに、アッパマウント13が圧縮変形したときの径方向外側への変形量が抑制されるため、アッパプレート13の外周端部13dのぎりぎりまでアッパマウント11を拡大することができる。これにより、ゴム容量をより一層増大させることができるため、NVH性能をさらに高めることができる。
(2)上述のボデー2は、アッパプレート13の底面部13aが当接する平面部20に近接して、二つのビード21が設けられることから、ボデー2の剛性を高めることができる。また、上述の防振部材10であれば、上述のボデー2のように、平面部20の周辺にビード21のような凹凸形状が設けられていたとしても、アッパマウント11のゴム容量を増大させることができるため、NVH性能を高めつつ、ボデー2の剛性も高めることができる。
(3)また、上述のアッパプレート13は、底面部13aに対する傾斜面部13eの角度αが、平面部20に対するビード21の傾斜部21eの角度βと略同一になるように形成されている。角度αを角度β以上の大きさ(α≧β)にすることで、アッパマウント11とビード21との間に最大で隙間Dを確保することができるとともに、アッパマウント11に対して局所的な荷重が作用することを抑制でき、防振部材10の耐久性を高めることができる。すなわち、角度αが小さいほど(直角に近づくほど)、アッパマウント11の圧縮変形時に、底面部13aと傾斜面部13eとのなす角部に対して局所的な荷重が作用しやすくなるという課題があるが、上述したようにα≧βとしておくことで、隙間を確保しつつ局所的な荷重が作用しにくい形状とすることができる。さらに、角度αが大きいほどゴム容量を増やすことができるため、NVH性能を向上させることができる。
また、角度αを角度βと略同一とすることで、底面部13aを平面部20のぎりぎりのサイズに設定してもアッパプレート13とボデー2の下面2bとの間に一定の隙間Dを確保することができる。すなわち、アッパプレート13の底面部13aのサイズを大きく設定することができることに加え、傾斜面部13eをも利用することにより、アッパマウント11の上面の面積を大きく設定することができるため、アッパマウント11のゴム容量を増やすことができる。これにより、NVH性能をさらに向上させることができる。
(4)上述のアッパプレート13は、ビード21と上下方向に重ならないように設けられることから、アッパマウント11の圧縮変形によりアッパプレート13が仮に変形したとしても、アッパプレート13とボデー2との接触を回避することができる。これにより、防振部材10の耐久性を高めることができる。
(5)また、上述の防振部材10では、アッパマウント11の下部に内蔵されたインナプレート14によってアッパマウント11が補強されるとともに、アッパマウント11が圧縮変形したときの変形量が規制される。さらに、アッパマウント11は、インナプレート14ととともにブラケット6の孔部6hにさし込まれて内壁部6cの内面に当接する。一方、アッパマウント11の下方に配置されたロアマウント12は、ブラケット6の内壁部6cの外面に当接してアッパマウント11とともに内壁部6cを挟持する。このため、サイドフレーム4に固定されたブラケット6とボデー2とに対するマウント11,12の変位を規制することができ、これらのマウント11,12の位置を安定させることができる。これにより、防振部材10のNVH性能をより高めることができる。
[3.変形例]
上述したボデー2,ブラケット6及び防振部材10の構成は一例であって、上述したものに限られない。例えば、ボデー2のビード21の傾斜部21eが平面状でなく、曲面状であってもよい。この場合には、アッパプレート13に最も近い位置における傾斜部21eの接線と平面部20とのなす角を角度βとして、アッパプレート13の角度αを設定すればよい。また、ボデー2がビード21を有していないものであってもよい。
ブラケット6は、少なくとも上面部6aとフランジ部6fとを有した形状であればよく、内壁部6c及び外壁部6dを省略してもよい。
また、防振部材10は、少なくともアッパマウント11とアッパプレート13とが一体で設けられたものであればよく、例えばロアマウント12及びロアプレート15がないものであってもよい。また、インナプレート14がアッパマウント11とは別体で設けられていてもよいし、ロアマウント12にインナプレートが設けられていてもよい。
アッパプレート13の形状は、底面部13aから径方向外側へ行くほど下面2bから離隔する逆皿形状であればよく、底面部13aと傾斜面部13eとのなす角度αをビード21とは関係なく設定してもよい。また、アッパプレート13の一部がビード21と上下方向において重なっていてもよい。
上述の実施形態では、左側の後輪9の後方に設けられた防振部材10(図1中のA部)を例示したが、他の位置に設けられる防振部材10を上述したものと同様の構造としてもよい。上述した防振部材10は、車体のどの部分に配置されてもよい。
1 車両
2 ボデー
2b 下面
4 サイドフレーム(フレーム)
6 ブラケット
6a 上面部
6c 内壁部
6h 孔部
10 防振部材
11 アッパマウント
11a 上面
12 ロアマウント
13 アッパプレート
13a 底面部
13e 傾斜面部
14 インナプレート
20 平面部
21 ビード
21e 傾斜部

Claims (3)

  1. 車両の前後方向に延設されたフレームに防振部材を介してボデーを支持する支持構造において、
    前記ボデーの下面と対向配置される上面部を有し、前記フレームに固定されたブラケットと、
    前記ブラケットの前記上面部と前記ボデーの下面との間に配置されるアッパマウントと、前記アッパマウントの上面に接着されて前記ボデーの下面に当接配置されるアッパプレートと、を有する前記防振部材と、を備え、
    前記アッパプレートは、前記ボデーの下面に当接する底面部から径方向外側へ行くほど前記下面から離隔する逆皿形状に形成され
    前記ボデーは、前記アッパプレートの前記底面部が当接する平面部と、前記平面部に近接して設けられ下方へ膨出形成されたビードと、を有し、
    前記ビードは、前記平面部に対して斜め下方に傾斜した傾斜部を有し、
    前記アッパプレートは、前記底面部から斜め下方に傾斜した傾斜面部を有するとともに、前記底面部に対する前記傾斜面部の角度が、前記平面部に対する前記傾斜部の角度以上の大きさに形成され
    ことを特徴とする、車両のボデー支持構造
  2. 前記アッパプレートは、前記ビードと上下方向に重ならないように設けられる
    ことを特徴とする、請求項記載の車両のボデー支持構造。
  3. 前記ブラケットは、前記上面部に穿設された孔部と、前記孔部の周縁から下方へ垂設された内壁部と、を有し、
    前記防振部材は、前記アッパマウントの下部に内蔵されたインナプレートと、前記アッパマウントの下方において前記アッパマウントとともに前記ブラケットの前記上面部を挟持するロアマウントと、を有し、
    前記アッパマウントは、前記インナプレートとともに前記ブラケットの前記孔部にさし込まれて前記内壁部の内面に当接し、
    前記ロアマウントは、前記内壁部の外面に当接して前記アッパマウントとともに前記内壁部を挟持する
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載の車両のボデー支持構造。
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