JP6656664B1 - 表示誤り検出支援プログラム、表示誤り検出支援方法、および、表示誤り検出支援装置 - Google Patents

表示誤り検出支援プログラム、表示誤り検出支援方法、および、表示誤り検出支援装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コンピュータプログラムにおける表示の誤りを画面上で効率的に検出する表示誤り検出支援装置を提供する。【解決手段】表示誤り検出支援装置20は、通信部21、入力部22、表示部23、記憶部24、及び、制御部25を備える。通信部は、有線通信又は無線通信により端末装置10と通信を行う通信デバイスである。入力部は、キーボードやマウスなどの入力デバイスである。表示部は、ディスプレイなどの表示デバイスである。端末装置でコンピュータプログラムを実行して表示の誤りを検出する際には、端末装置の表示部に表示された画面がミラーリングにより表示誤り検出支援装置の表示部にも表示される。記憶部は、表示部に表示される各画面において確認の不要な領域をマスクするマスク画像を記憶する。制御部は、表示部に表示される画面に対応するマスク画像を記憶部から読み出して、読み出したマスク画像を上記画面に重ねて表示する。【選択図】図1

Description

本開示は、表示誤り検出支援プログラム、表示誤り検出支援方法、および、表示誤り検出支援装置に関する。
従来、コンピュータプログラムにおける表示の誤りを取り除く作業を支援するための装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、表示装置に表示を行うプログラムについて、単に変数の内容を表示させるだけでなく、実際に表示装置に表示を行わせることにより、プログラムの経過点ごとに視覚的に動作確認を行うことを可能とする試験装置が開示されている。
特開2014−48974号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術では、表示の誤りを表示装置上で確認する際、余分な情報が多くなると、効率的に誤りを検出することが難しくなるという課題がある。
本開示は、コンピュータプログラムにおける誤りを画面上で効率的に検出することが可能な表示誤り検出支援プログラム、表示誤り検出支援方法、および、表示誤り検出支援装置を提供することを目的とする。
本開示の表示誤り検出支援プログラムは、コンピュータプログラムにおける表示の誤りの検出を支援する表示誤り検出支援プログラムであって、コンピュータに、表示部に表示される各画面に対応付けて設定され、各画面において確認の不要な領域をマスクするマスク画像を記憶する記憶部から、表示部に表示される画面に対応するマスク画像を読み出す読出手順と、読出手順により読み出されたマスク画像を上記画面に重ねて表示する表示手順と、を実行させ、表示部に表示される1つの画面に対応する異なる複数のマスク画像があり、表示手順では、異なる複数のマスク画像を順次表示する。また、本開示の表示誤り検出支援プログラムは、コンピュータプログラムにおける表示の誤りの検出を支援する表示誤り検出支援プログラムであって、コンピュータに、表示部に表示される各画面に対応付けて設定され、各画面において確認の不要な領域をマスクするマスク画像を記憶する記憶部から、表示部に表示される画面に対応するマスク画像を読み出す読出手順と、読出手順により読み出されたマスク画像を上記画面に重ねて表示する表示手順と、を実行させ、マスク画像には付加情報が対応付けられており、表示手順では、マスク画像を付加情報とともに表示し、付加情報は、確認を要する複数の領域の関連性を示す情報である。
また、本開示の表示誤り検出支援方法は、コンピュータプログラムにおける表示の誤りの検出を支援する表示誤り検出支援方法であって、コンピュータが、表示部に表示される各画面に対応付けて設定され、各画面において確認の不要な領域をマスクするマスク画像を記憶する記憶部から、表示部に表示される画面に対応するマスク画像を読み出す読出ステップと、読出ステップにおいて読み出されたマスク画像を上記画面に重ねて表示する表示ステップと、を実行し、表示部に表示される1つの画面に対応する異なる複数のマスク画像があり、表示ステップでは、異なる複数のマスク画像を順次表示する。また、本開示の表示誤り検出支援方法は、コンピュータプログラムにおける表示の誤りの検出を支援する表示誤り検出支援方法であって、コンピュータが、表示部に表示される各画面に対応付けて設定され、各画面において確認の不要な領域をマスクするマスク画像を記憶する記憶部から、表示部に表示される画面に対応するマスク画像を読み出す読出ステップと、読出ステップにおいて読み出されたマスク画像を上記画面に重ねて表示する表示ステップと、を実行し、マスク画像には付加情報が対応付けられており、表示ステップでは、マスク画像を付加情報とともに表示し、付加情報は、確認を要する複数の領域の関連性を示す情報である。
また、本開示の表示誤り検出支援装置は、コンピュータプログラムにおける表示の誤りの検出を支援する表示誤り検出支援装置であって、表示部に表示される各画面に対応付けて設定され、各画面において確認の不要な領域をマスクするマスク画像を記憶する記憶部と、表示部に表示される画面に対応するマスク画像を記憶部から読み出して、読み出したマスク画像を上記画面に重ねて表示させる制御部と、を備え、表示部に表示される1つの画面に対応する異なる複数のマスク画像があり、制御部は、異なる複数のマスク画像を順次表示させる。また、本開示の表示誤り検出支援装置は、コンピュータプログラムにおける表示の誤りの検出を支援する表示誤り検出支援装置であって、表示部に表示される各画面に対応付けて設定され、各画面において確認の不要な領域をマスクするマスク画像を記憶する記憶部と、表示部に表示される画面に対応するマスク画像を記憶部から読み出して、読み出したマスク画像を上記画面に重ねて表示させる制御部と、を備え、マスク画像には付加情報が対応付けられており、制御部は、マスク画像を付加情報とともに表示させ、付加情報は、確認を要する複数の領域の関連性を示す情報である。
本開示によれば、コンピュータプログラムにおける表示の誤りを画面上で効率的に検出することができる。
本実施の形態における表示誤り検出支援システムの一例を示す図 確認項目データの一例を示す図 ミラーリングにより表示部に表示される画面の一例を示す図 確認の不要な領域をマスクするマスク画像の一例を示す図 マスク画像が重ねて表示された画面の一例を示す図 確認結果データの一例を示す図 表示誤り検出支援装置が行う表示誤り検出支援処理の処理手順の一例を示すフローチャート 表示誤り検出支援処理時に表示される操作画面の一例を示す図
以下に、本実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態は一例であり、本発明はこの実施の形態により限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態の変更が可能である。
まず、本開示の技術の背景について説明する。ゲームのようなエンドユーザが利用するアプリケーションは、プログラムロジック、テキストデータ、画像データなどから構成されている。ゲームなどのコンピュータプログラムは、これらの要素を作成し、それらを組み合わせて構成される。
個々の要素は、アプリケーションの開発者によりチェックされ、その後品質保証を行う者によりチェックされるが、単に各要素を組み合わせればアプリケーションが完成したということにはならない。
例えば、各要素の組み合わせに誤りがある場合や、画像を表示する順番に誤りがある場合、特定のデータと特定のプログラムロジックとの組み合わせで問題が生じる場合があるなど、各要素を一つにまとめないと顕在化しない問題もある。
このような問題が生じないかを確認し、アプリケーション全体が正しく動作するようにするのも、上述した品質保証の重要な役割の1つである。
この品質保証の作業においては、現状、多数の人が実際にゲームなどのアプリケーションを操作して、大量の確認すべき項目を表示画面上で確認している。
そのため、確認ミスがあったり、作業者間での確認能力にばらつきが出たり、長時間の作業や難易度が高い作業により作業者に疲労がたまるなどの問題が生じる可能性がある。
本開示の技術は、このような問題の解決に用いることができるものであり、特に上述した品質保証の作業において有用なものである。
図1は、本実施の形態における表示誤り検出支援システムの一例を示す図である。図1に示すように、この表示誤り検出支援システムは、端末装置10と表示誤り検出支援装置20とを備える。
端末装置10は、スマートフォンやゲーム機、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどの装置である。端末装置10は、端末装置10に備わる表示部に表示を行うゲームなどのコンピュータプログラムを実行する。
表示誤り検出支援装置20は、コンピュータプログラムにおける表示の誤りの検出を支援するパーソナルコンピュータなどの装置である。
表示誤り検出支援装置20は、通信部21、入力部22、表示部23、記憶部24、および、制御部25を備える。
通信部21は、有線通信または無線通信により端末装置10と通信を行う通信デバイスである。入力部22は、キーボードやマウスなどの入力デバイスである。
表示部23は、ディスプレイなどの表示デバイスである。端末装置10でコンピュータプログラムを実行して表示の誤りを検出する際には、端末装置10の表示部に表示された画面がミラーリングにより表示誤り検出支援装置20の表示部23にも表示される。
そして、表示部23に表示された画面において、作業者により表示の誤り検出が行われる。そのため、端末装置10で実行されるコンピュータプログラムを表示誤り検出支援処理用に改変する必要がなく、容易に表示の誤りの検出支援処理を行うことができる。
例えば、端末装置10がスマートフォンであり、表示誤り検出支援装置20がスマートフォンの画面よりも大きな画面を有するパーソナルコンピュータである場合には、スマートフォンよりも大きな画面で表示の誤り検出を行うことができるので、表示の誤り検出を容易に行うことができる。
なお、ここでは、表示部23に表示された画面において表示の誤り検出を行う場合について説明するが、端末装置10に表示された画面において同様の方法で表示の誤り検出を行うこととしてもよい。
また、表示誤り検出支援装置20がパーソナルコンピュータである場合、表示誤り検出支援装置20でそのコンピュータプログラムを実行し、同じ表示誤り検出支援装置20で表示の誤りの検出支援処理を行うことも可能である。
この場合のコンピュータプログラムは、パーソナルコンピュータ用のプログラムであってもよいし、表示誤り検出支援装置20で動作するエミュレータで実行可能なプログラムであってもよい。
記憶部24は、種々のデータを記憶するメモリやハードディスクなどの記憶デバイスである。記憶部24は、例えば、確認項目データ24a、マスク画像データ24b、および、確認結果データ24cを記憶する。
確認項目データ24aは、コンピュータプログラムにおいて表示の誤りが無いかの確認を要する項目が登録されたデータである。確認項目データ24aに登録された各項目について表示の誤り検出が行われる。図2は、確認項目データ24aの一例を示す図である。
図2に示すように、確認項目データ24aには、項目番号、確認観点、確認画面、作業内容、期待結果、画面番号の情報が登録されている。
項目番号は、各項目に割り当てられた番号である。確認観点は、表示の誤りを検出する際の各項目の観点の情報である。確認画面は、表示の誤りを検出する画面の情報である。作業内容は、表示の誤りを検出する際に行うべき作業内容の情報である。期待結果は、表示の誤りがない場合に期待される確認結果の情報である。画面番号は、各項目の確認が行われる画面の番号である。
マスク画像データ24bは、各項目についての表示の誤り検出時に、ミラーリングにより表示部23に表示される画面において、確認の不要な領域をマスクするマスク画像のデータである。マスク画像は、表示の誤り検出を行う各画面に対応付けて設定される。
図3は、ミラーリングにより表示部23に表示される画面の一例を示す図である。図4は、確認の不要な領域をマスクするマスク画像40の一例を示す図である。また、図5は、マスク画像40が重ねて表示された画面の一例を示す図である。
図3に示す画面には、武器のイラスト30と槍のアイコン31とが示されている。この画面には、それらの画像以外にも文字や数字、ボタンなどの様々な情報が表示されている。
例えば、武器のイラスト30とアイコン31の内容とが一致しているかどうかを確認する場合、様々な情報が表示されていると、注意が散漫になって確認ミスが生じたり、確認すべき領域を探すのに時間を要したりして作業者の負担になる場合がある。
このような課題を解決するため、図5に示すように、図4に示したマスク画像40が図3に示した画面に重ねて表示され、武器のイラスト30とアイコン31以外の確認の不要な領域がマスクされる。
また、このような処理を行うことにより、管理者は作業者に対してより明確に確認内容について指示を与えることができ、また、作業者間における確認作業の質のばらつきを抑えることができる。
確認結果データ24cは、表示の誤りがあるかどうかの確認結果が登録されたデータである。図6は、確認結果データ24cの一例を示す図である。
図6に示すように、確認結果データ24cには、項目番号、確認結果、日付、名前、機種名、OS、バージョン、および、備考の情報が登録される。
項目番号は、図2を用いて説明した項目番号と同じ番号である。確認結果は、表示の誤りの有無についての確認結果の情報である。日付は、確認を行った日付の情報である。名前は、確認を行った作業者の名前の情報である。機種名は、表示の誤りの検出対象であるコンピュータプログラムが実行される機種の名称の情報である。OSは、表示の誤りの検出対象であるコンピュータプログラムが実行されるオペレーティングシステムの情報である。バージョンは、表示の誤りの検出対象であるコンピュータプログラムのバージョンの情報である。備考は、表示の誤りの有無の確認時に作業者により入力されたコメントやスクリーンショットの情報などである。
スクリーンショットの情報は、表示の誤りの有無について作業者がプログラマなどに後で確認する場合などに有用である。なお、確認を行った日付、機種名、および、OSの情報は、以下に説明する制御部25により自動で取得され、確認結果データ24cに登録される。
図1の説明に戻ると、制御部25は、表示誤り検出支援装置20を制御するプロセッサなどの制御デバイスである。例えば、制御部25は、ミラーリングにより表示部23に表示される画面に対応するマスク画像40を記憶部24から読み出して、読み出したマスク画像40を上記画面に重ねて表示させる処理などを行う。
つぎに、表示誤り検出支援装置20が行う表示誤り検出支援処理の処理手順について説明する。図7は、表示誤り検出支援装置20が行う表示誤り検出支援処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
なお、この表示誤り検出支援処理が行われる前に、端末装置10と表示誤り検出支援装置20との間で通信が確立されており、表示誤り検出支援装置20において表示誤り検出支援処理を行うコンピュータプログラムが起動されているものとする。
まず、表示誤り検出支援装置20の制御部25は、記憶部24に記憶された確認項目データ24aを読み込む(ステップS10)。ここで、確認項目データ24aが複数ある場合、制御部25は、作業者に複数ある確認項目データ24aのうちいずれかを選択させ、選択された確認項目データ24aを読み込む。
続いて、制御部25は、端末装置10でコンピュータプログラムが実行された結果表示されるゲーム画面を表示部23に表示させるミラーリングを開始する(ステップS11)。
そして、制御部25は、図8に示す操作画面50において、作業者より種々の情報の入力を受け付ける(ステップS12)。例えば、制御部25は、作業者より作業者の名前や表示の誤りの検出対象であるコンピュータプログラムのバージョンの情報の入力を受け付ける。
図8は、表示誤り検出支援処理時に表示される操作画面50の一例を示す図である。この操作画面50には、確認観点欄51a、確認画面欄51b、作業内容欄51c、期待結果欄51d、コメント欄52、作業者入力欄53、バージョン入力欄54、画面番号欄55、マスクチェック欄56、戻るボタン57a、次へボタン57b、OKボタン58a、NGボタン58b、保留ボタン58cが表示される。
確認観点欄51a、確認画面欄51b、作業内容欄51c、および、期待結果欄51dはそれぞれ、図2に示した確認観点、確認画面、作業内容、および、期待結果の情報が表示される欄である。
コメント欄52は、作業者によるコメントの入力を受け付ける欄である。なお、スクリーンショットが撮影された場合には、コメント欄52には、スクリーンショットの画像ファイルの情報が制御部25により自動的に登録される。
作業者入力欄53は、表示の誤りの確認作業を行う作業者の名前の入力を作業者から受け付ける欄である。バージョン入力欄54は、表示の誤りの検出対象であるコンピュータプログラムのバージョンの情報の入力を作業者から受け付ける欄である。画面番号欄55は、表示の誤りの有無の確認を行うゲーム画面の番号が表示される欄である。
マスクチェック欄56は、ゲーム画面に重ねて表示されているマスク画像を取り除く指示を作業者から受け付ける欄である。マスクチェック欄56にチェックが入っている場合に、そのチェックを外すことにより、ゲーム画面全体を確認することができる。また、再度チェックを入れることによりゲーム画像にマスク画像を再度重ねて表示させることができる。
戻るボタン57a、および、次へボタン57bはそれぞれ、前の項目、および、次の項目に表示の誤りの有無の確認作業を進めるボタンである。
例えば、図2に示した項目番号2の項目について確認作業を行っている場合に、戻るボタン57aが作業者により押下された場合、項目番号1の項目についての確認作業に作業を戻すことができる。同様に、項目番号2の項目について確認作業を行っている場合に、次へボタン57bが作業者により押下された場合、項目番号3の項目についての確認作業に作業を進めることができる。
なお、制御部25が、図2に示した確認項目データ24aを表示部23に表示させ、作業者により確認作業を行いたい項目の選択をその表示画面上で受け付けて、その項目の確認作業に移るようにしてもよい。
OKボタン58aは、確認の結果表示の誤りがなかった場合に作業者が押下するボタンである。NGボタン58bは、確認の結果表示の誤りがあった場合に作業者が押下するボタンである。
保留ボタン58cは、表示の誤りがあるかどうかの判断を保留する場合に作業者が押下するボタンである。保留ボタン58cが作業者により押下されると、制御部25によりマスク画像が重ねて表示された画面のスクリーンショットが撮影され、その画像ファイルの情報がコメント欄52に登録される。なお、スクリーンショットの撮影は、作業者が手動で行ってもよい。
作業者により入力された確認結果の情報は、制御部25により、図6に示した確認結果データ24cに登録される。
図7の説明に戻ると、制御部25は、作業者の操作により表示の誤りの検出対象として選択されたゲーム画面を表示部23に表示させる(ステップS13)。
続いて、制御部25は、記憶部24にマスク画像データ24bとして記憶されたマスク画像の中から表示部23に表示されたゲーム画面に対応するマスク画像を読み出す(ステップS14)。具体的には、制御部25は、図2に示した確認項目データ24aにおける画面番号に対応するマスク画像を読み出す。そして、制御部25は、読み出したマスク画像をゲーム画面に重ねて表示させる(ステップS15)。
その後、制御部25は、作業者が表示の誤りの有無の確認を行った確認結果の入力を受け付ける(ステップS16)。具体的には、図8に示した操作画面50におけるOKボタン58a、NGボタン58b、保留ボタン58cのいずれかの押下操作を受け付ける。
そして、制御部25は、すべての確認項目について表示の誤りの有無の確認が完了したか否かを判定する(ステップS17)。
すべての確認項目について表示の誤りの有無の確認が完了していない場合(ステップS17においてNOの場合)、確認が完了していない項目について、ステップS13以降の処理が実行される。
具体的には、図8に示した操作画面50における次へボタン57bが作業者により押下され、また、確認対象となる画面までゲーム画面が進められることにより、次の項目について表示の誤りがないかどうかが確認される。
すべての確認項目について表示の誤りの有無の確認が完了した場合(ステップS17においてYESの場合)、この表示誤り検出支援処理は終了する。
なお、図4の例では、1つのマスク画像に対して、マスクされていない領域が2つあることとしたが、マスクされていない領域は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
また、制御部25が、マスク画像に付加情報を対応付けてマスク画像データ24bに登録しておき、マスク画像を付加情報とともに表示することとしてもよい。
具体的には、制御部25は、マスクされていない領域が3つ以上である場合、関連性を有する領域については、それらの関連性を示す付加情報として、それらの領域の枠を同じ色で表示したり、同じ種類の線で表示したりなどして、作業者が確認しやすくなるようにしてもよい。
また、制御部25は、マスクされていない領域に対応付けて、確認に関する説明の情報を付加情報として表示するようにしてもよい。説明の情報とは、例えば、確認を行う際の注意事項や補足事項の説明、マスクされていない領域に表示されている対象の名称の情報などである。
また、1つの画面に対してマスク画像が1つだけ用意されるとは限らず、複数用意することとしてもよい。
例えば、1つの画面において確認すべき領域が多数ある場合には、制御部25は、領域ごとに用意された複数のマスク画像、または、複数の領域のグループごとに用意された複数のマスク画像を順次切り替えて1つの画面に重ねて表示するようにしてもよい。
これにより、作業者が一度に確認すべき領域の数を減らすことができ、作業者の確認ミスが生じることを防止することができる。
以上、本発明に係る実施形態について図面を参照して詳述してきたが、上述した各装置の機能は、コンピュータプログラムにより実現され得る。
上述した各装置の機能をプログラムにより実現するコンピュータは、キーボードやマウス、タッチパッドなどの入力装置、ディスプレイやスピーカなどの出力装置、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスク装置やSSD(Solid State Drive)などの記憶装置、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)やUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置、ネットワークを介して通信を行うネットワークカードなどを備え、各部はバスにより接続される。
そして、読取装置は、上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置に記憶させる。あるいは、ネットワークカードが、ネットワークに接続されたサーバ装置と通信を行い、サーバ装置からダウンロードした上記各装置の機能を実現するためのプログラムを記憶装置に記憶させる。
そして、CPUが、記憶装置に記憶されたプログラムをRAMにコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAMから順次読み出して実行することにより、上記各装置の機能が実現される。
本開示の技術は、コンピュータプログラムにおける表示の誤りの検出を支援する表示誤り検出支援技術に利用可能である。
10 端末装置
20 表示誤り検出支援装置
21 通信部
22 入力部
23 表示部
24 記憶部
24a 確認項目データ
24b マスク画像データ
24c 確認結果データ
25 制御部
30 イラスト
31 アイコン
40 マスク画像
50 操作画面
51a 確認観点欄
51b 確認画面欄
51c 作業内容欄
51d 期待結果欄
52 コメント欄
53 作業者入力欄
54 バージョン入力欄
55 画面番号欄
56 マスクチェック欄
57a 戻るボタン
57b 次へボタン
58a OKボタン
58b NGボタン
58c 保留ボタン

Claims (9)

  1. コンピュータプログラムにおける表示の誤りの検出を支援する表示誤り検出支援プログラムであって、
    コンピュータに、
    表示部に表示される各画面に対応付けて設定され、各画面において確認の不要な領域をマスクするマスク画像を記憶する記憶部から、前記表示部に表示される画面に対応するマスク画像を読み出す読出手順と、
    前記読出手順により読み出されたマスク画像を前記画面に重ねて表示する表示手順と、
    を実行させ
    前記表示部に表示される1つの画面に対応する異なる複数のマスク画像があり、前記表示手順では、前記異なる複数のマスク画像を順次表示する表示誤り検出支援プログラム。
  2. 前記マスク画像には付加情報が対応付けられており、前記表示手順では、前記マスク画像を前記付加情報とともに表示する請求項に記載の表示誤り検出支援プログラム。
  3. 前記付加情報は、前記確認に関する説明の情報である請求項に記載の表示誤り検出支援プログラム。
  4. コンピュータプログラムにおける表示の誤りの検出を支援する表示誤り検出支援プログラムであって、
    コンピュータに、
    表示部に表示される各画面に対応付けて設定され、各画面において確認の不要な領域をマスクするマスク画像を記憶する記憶部から、前記表示部に表示される画面に対応するマスク画像を読み出す読出手順と、
    前記読出手順により読み出されたマスク画像を前記画面に重ねて表示する表示手順と、
    を実行させ、
    前記マスク画像には付加情報が対応付けられており、前記表示手順では、前記マスク画像を前記付加情報とともに表示し、
    前記付加情報は、前記確認を要する複数の領域の関連性を示す情報である表示誤り検出支援プログラム。
  5. 前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータとは別の装置において実行され、前記表示手順では、前記マスク画像をミラーリングにより表示された画面に重ねて表示する請求項1〜のいずれか1項に記載の表示誤り検出支援プログラム。
  6. コンピュータプログラムにおける表示の誤りの検出を支援する表示誤り検出支援方法であって、
    コンピュータが、
    表示部に表示される各画面に対応付けて設定され、各画面において確認の不要な領域をマスクするマスク画像を記憶する記憶部から、前記表示部に表示される画面に対応するマスク画像を読み出す読出ステップと、
    前記読出ステップにおいて読み出されたマスク画像を前記画面に重ねて表示する表示ステップと、
    を実行し、
    前記表示部に表示される1つの画面に対応する異なる複数のマスク画像があり、前記表示ステップでは、前記異なる複数のマスク画像を順次表示する表示誤り検出支援方法。
  7. コンピュータプログラムにおける表示の誤りの検出を支援する表示誤り検出支援方法であって、
    コンピュータが、
    表示部に表示される各画面に対応付けて設定され、各画面において確認の不要な領域をマスクするマスク画像を記憶する記憶部から、前記表示部に表示される画面に対応するマスク画像を読み出す読出ステップと、
    前記読出ステップにおいて読み出されたマスク画像を前記画面に重ねて表示する表示ステップと、
    を実行し、
    前記マスク画像には付加情報が対応付けられており、前記表示ステップでは、前記マスク画像を前記付加情報とともに表示し、
    前記付加情報は、前記確認を要する複数の領域の関連性を示す情報である表示誤り検出支援方法。
  8. コンピュータプログラムにおける表示の誤りの検出を支援する表示誤り検出支援装置であって、
    表示部に表示される各画面に対応付けて設定され、各画面において確認の不要な領域をマスクするマスク画像を記憶する記憶部と、
    前記表示部に表示される画面に対応するマスク画像を前記記憶部から読み出して、読み出したマスク画像を前記画面に重ねて表示させる制御部と、
    を備え
    前記表示部に表示される1つの画面に対応する異なる複数のマスク画像があり、前記制御部は、前記異なる複数のマスク画像を順次表示させる表示誤り検出支援装置。
  9. コンピュータプログラムにおける表示の誤りの検出を支援する表示誤り検出支援装置であって、
    表示部に表示される各画面に対応付けて設定され、各画面において確認の不要な領域をマスクするマスク画像を記憶する記憶部と、
    前記表示部に表示される画面に対応するマスク画像を前記記憶部から読み出して、読み出したマスク画像を前記画面に重ねて表示させる制御部と、
    を備え、
    前記マスク画像には付加情報が対応付けられており、前記制御部は、前記マスク画像を前記付加情報とともに表示させ、
    前記付加情報は、前記確認を要する複数の領域の関連性を示す情報である表示誤り検出支援装置。
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