JP6655929B2 - 半導体装置、その製造方法、液体吐出ヘッド、液体吐出カートリッジ及び液体吐出装置 - Google Patents
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Description
図1を参照して、第1実施形態に係る半導体装置100の構成及びその製造方法を説明する。図1(a1)〜(f1)は1つの吐出素子に着目して半導体装置100の製造方法の各工程を説明する平面図であり、図1(a2)〜(f2)は、図1(a1)〜(f1)に対応するAA線断面図である。
続いて、図2を参照して、半導体装置100の別の製造方法について説明する。図2(a1)〜(f1)は1つの吐出素子に着目して半導体装置100の製造方法の各工程を説明する平面図であり、図2(a2)〜(f2)は、図2(a1)〜(f1)に対応するBB線断面図である。以下では図1の製造方法との相違点を主に説明し、重複する説明を省略する。図2の製造方法では、発熱抵抗体103及び導電膜104に対する2回のエッチングの順番が図1の製造方法とは異なる。
図3を参照して、第2実施形態に係る半導体装置300の構成及びその製造方法を説明する。図3(a1)〜(e1)は1つの吐出素子に着目して半導体装置300の製造方法の各工程を説明する平面図であり、図3(a2)〜(e2)は、図3(a1)〜(e1)に対応するCC線断面図である。
Claims (16)
- 熱エネルギーを与えることによって液体を吐出させるための半導体装置であって、
基板と、
前記基板の上にある発熱抵抗体と、
前記発熱抵抗体の上にある保護層と、
前記保護層と前記発熱抵抗体との間にあり、前記発熱抵抗体の酸化を抑制するための酸化抑制層と、を備え、
前記酸化抑制層は、少なくとも金属フッ化物を含むことを特徴とする半導体装置。 - 前記発熱抵抗体と前記保護層との間に、前記発熱抵抗体の第1部分を覆っており、前記発熱抵抗体の第2部分を覆っていない配線部材を更に有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記酸化抑制層は、前記発熱抵抗体の前記第2部分に接していることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
- 前記配線部材は、前記発熱抵抗体の前記第1部分に接していることを特徴とする請求項2又は3に記載の半導体装置。
- 前記酸化抑制層は、前記発熱抵抗体の前記第1部分と前記配線部材との間にさらに位置することを特徴とする請求項2又は3に記載の半導体装置。
- 前記発熱抵抗体は、タンタルを含み、
前記酸化抑制層は、窒化タンタルとフッ化タンタルとの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の半導体装置。 - 前記発熱抵抗体は、窒化タンタルシリコンを含むことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
- 前記発熱抵抗体は、タングステンを含み、
前記酸化抑制層は、窒化タングステンとフッ化タングステンとの少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の半導体装置。 - 前記発熱抵抗体は、窒化タングステンシリコンを含むことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
- 熱エネルギーを与えることによって液体を吐出させるための半導体装置であって、
基板と、
前記基板の上にあり、タンタルを含む発熱抵抗体と、
前記発熱抵抗体の上にある保護層と、
前記保護層と前記発熱抵抗体との間にあり、少なくともフッ化タンタルを含む層と、を備えることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の半導体装置と、前記半導体装置によって液体の吐出が制御される吐出口とを備えることを特徴とする液体吐出ヘッド。
- 請求項11に記載の液体吐出ヘッドとインクを収容する液体容器とを備えることを特徴とする液体吐出カートリッジ。
- 請求項11に記載の液体吐出ヘッドと、前記液体吐出ヘッドに液体を吐出させるための駆動信号を供給する供給手段とを有することを特徴とする液体吐出装置。
- 液体に熱エネルギーを与えることによって吐出させるための半導体装置の製造方法であって、
基板の上にある発熱抵抗体を形成する形成工程と、
前記発熱抵抗体の上に酸化抑制層を形成する工程と、
前記酸化抑制層の上に保護層を形成する工程と、を有し、
前記酸化抑制層は、金属窒化物と金属フッ化物との少なくとも何れかを含み、
前記酸化抑制層を形成する工程は、フッ素又は窒素を含むガス雰囲気において前記発熱抵抗体に対してプラズマ処理を行うことを含むことを特徴とする製造方法。 - 液体に熱エネルギーを与えることによって吐出させるための半導体装置の製造方法であって、
基板の上にある発熱抵抗体を形成する形成工程と、
前記発熱抵抗体の上に保護層を形成する工程と、
前記発熱抵抗体の上に導電膜を形成する工程と、
前記発熱抵抗体の一部を露出するように、第1レジストパターンを用いて前記導電膜の一部をエッチングする工程と、
前記第1レジストパターンを除去する工程と、
前記第1レジストパターンを除去した後に、前記発熱抵抗体の前記一部を覆う第2レジストパターンを用いて前記導電膜の他の一部をエッチングする工程と、
前記第2レジストパターンを除去する工程と、を含み、
前記第1レジストパターンの除去は、ウェットプロセスによって行われ、
前記第2レジストパターンの除去は、フッ素又は窒素を含むガス雰囲気におけるプラズマ処理によって行われ、当該プラズマ処理によって前記発熱抵抗体の一部がフッ化又は窒化することを特徴とする製造方法。 - 前記発熱抵抗体の上に前記酸化抑制層を形成する工程と、
前記酸化抑制層の上に導電膜を形成する工程と、
前記導電膜の一部をエッチングする工程と、を更に含むことを特徴とする請求項14に記載の製造方法。
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