JP6654796B2 - ミラーステー支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、ミラーを支持するミラーステーの支持構造に関する。
特許文献1には、ミラー取付用ステイを備える車両用ミラー装置が記載されている。ミラー取付用ステイにはミラーが取り付けられる。ミラー取付用ステイのステイ基部は、モータユニットの旋回軸に取り付けられている。旋回軸には、ステイ基部を保持するための締付手段が設けられている。締付手段は、旋回軸の上端部に設けられた鍔状のステイ取付座と、ステイ取付座から上方に突出するボルト部と、コ状の摩擦板と、ボルト部に螺合させられたナットなどを備えている。ボルト部にはステイ基部に設けられた孔が装着される。ステイ基部は偏平な形状に形成されており、このステイ基部を上下両方向から挟み込むようにして摩擦板が嵌合させられている。摩擦板は、ステイ基部の上側に位置する上板と、ステイ基部の下側に位置する下板と、上板と下板とをつなぐ連結部を有する。摩擦板の下板は、ステイ基部に設けられた溝に嵌合している。ナットを所定トルクで締付けることにより、ステイ基部が旋回軸と一体に回転できる。ある程度以上の外力がミラー取付用ステイ側から入力された時には、摩擦板の摩擦力に抗してステイ基部が旋回軸に対して相対回転できる。
特開平7−257278号公報
特許文献1に記載の車両用ミラー装置では、ミラー取付用ステイ(ミラーステー)のステイ基部がコ状の摩擦板に挟まれている。摩擦板の下板は、ステイ基部に設けられた溝に嵌合しているので、ある程度以上の外力がミラー取付用ステイ側から入力されてステイ基部が旋回軸に対して回転する際、ステイ基部と共に摩擦板が旋回軸に対して回転する可能性がある。ステイ基部と共に摩擦板が旋回軸に対して回転すると、ナットに回転力が伝わり、ナットが緩んでしまうおそれがある。
また、摩擦板がコ状に形成されている。コ状の摩擦板は、ステイ基部の厚さに対して上板と下板との間隙が狭いとステイ基部を挟み込むことができないので、ステイ基部の厚さよりも上板と下板との間隙を広くする必要がある。しかし、ステイ基部の厚さに対して上板と下板との間隙を広くすると、ナットによる締め付け力がステイ基部に伝わり難くなってしまう可能性があり、ミラーステーに必要な保持力を得ることができないおそれがある。
そこで、本発明は、ミラーステーに必要な保持力を得ることができ、且つミラーステーを回転させた際のナットの緩みを防止することが可能なミラーステー支持構造の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本開示に係るミラーステー支持構造は、ステー支持部とミラーステーとワッシャとナットとを備える。ステー支持部は、車体側の基部から突出するボルト軸と、ボルト軸の基端部の外周に固定される台座とを有する。ミラーステーは、ミラーを支持するステー本体と、ステー本体の端部に設けられる平板状の連結板部と、連結板部に形成されてボルト軸が挿通する軸挿通孔とを有し、ボルト軸が軸挿通孔を挿通した状態で、台座に連結板部がボルト先端側から重なる。ワッシャは、ボルト軸が挿通する内径部を有し、ボルト軸が軸挿通孔と内径部とを挿通した状態で、連結板部にボルト先端側から重なる。ナットは、ワッシャのボルト先端側でボルト軸に螺合する。台座及びワッシャの一方は、台座と連結板部とワッシャとが重なる締結可能状態で、連結板部の外側をボルト軸の軸方向に沿って延びる係止アームを有する。台座及びワッシャの他方は、締結可能状態で、係止アームと係合する係合凹部を有する。係止アームと係合凹部とは、軸方向に沿った台座とワッシャとの相対移動を許容するとともに、ボルト軸を中心とした回転方向に係合して台座とワッシャとの相対回転を規制する。ナットは、締結可能状態で締め付けられて連結板部を台座に締結する。
本発明の第1の態様は、上記ミラーステー支持構造であって、台座及びワッシャの他方は、上記他方の外周縁部に設けられて径方向外側から内側へ凹み、締結可能状態で、係止アームと係合する係合凹部を有する。係合凹部は、台座及びワッシャの上記他方において、締結可能状態で連結板部に対向し且つ軸方向と交叉する面から、連結板部とは反対側の面まで延びる。
上記構成では、例えば、トラック等の車両の車幅方向外側へ突出するミラーを手動で車幅方向内側に格納する際に、ミラーステーを手で掴んでボルト軸に対して回転させると、ミラーステーの連結板部がナットの締結力に抗してボルト軸に対して回転し、ミラーステーの連結板部の回転力がワッシャに伝わる。ミラーステーの連結板部の回転力がワッシャに伝わっても、台座及びワッシャの一方の係止アームと他方の係合凹部とがボルト軸を中心とした回転方向に係合して台座とワッシャとの相対回転を規制するので、ボルト軸に対するワッシャの回転を防止することができる。このため、ミラーステーをボルト軸に対して回転させてもミラーステーの連結板部の回転力がナットに伝わらないので、ナットの緩みを防止することができる。
また、台座及びワッシャの一方の係止アームと他方の係合凹部とは、軸方向に沿った台座とワッシャとの相対移動を許容する。すなわち、ミラーステーの連結板部をナットによって台座に締結する際の軸方向に沿った台座側へのワッシャの移動が規制されないので、台座側へのナットの移動がワッシャによって規制されず、ナットによる締め付け力をミラーステーの連結板部に対して確実に伝えることができる。
本発明によれば、ミラーステーに必要な保持力を得ることができ、且つミラーステーを回転させた際のナットの緩みを防止することができる。
本実施形態に係るミラーステー支持構造が適用された車両の斜視図である。 図1のミラーステー支持部の斜視図である。 図2のミラーステー支持部の分解斜視図である。 他の実施形態に係る台座の斜視図である。 他の実施形態に係るミラーステー支持部の斜視図である。
以下、本発明の第1実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、上下方向は、図1〜図5の上下方向に対応する。また、左右方向は車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。
図1に示すように、本実施形態に係わる車両1は、キャブ2が概ねエンジン(図示省略)の上方に位置するキャブオーバー型の車両であり、車幅方向両側に後方確認用の左右のミラー3,4がミラーステー5を介して取り付けられている。左右のミラー3,4は、車両1の車幅方向両側へ突出している。
助手席側のミラー3を支持するミラーステー5は、電動格納式のミラーステー5であって、パイプ状部材を用いて略コ字状に一体的に形成されるステー本体28と、ステー本体28の端部に設けられる平板状の連結板部12(図2参照)とを有する。ステー本体28は、キャブ2の左端部の前方で上下方向に延びてミラー3が固定される中間ロッド部5aと、中間ロッド部5aの下端から略水平方向にキャブ2の左端部側(車体側)へ曲折して延びる下ロッド部5bと、中間ロッド部5aの上端から略水平方向にキャブ2の左端部側へ曲折して延びる上ロッド部5cとによって曲折形成される。キャブ2のフロントウィンドウ8の左側のピラー9の上端部には、支持ブラケット6が固定されて前方へ延びる。支持ブラケット6の前端部には、上下方向に延びる支持ボルト(図示省略)を有する上側のステー支持部33が固定される。上ロッド部5cの先端部は、上側のステー支持部33の支持ボルトの軸を中心として支持ロッド6に回転自在に支持される。連結板部12は、ミラーステー5の下ロッド部5bの先端部に一体的に設けられ、キャブ2の左端部から前方へ突出するモータ収容部7の上方に配置されて、モータ収容部7に収容されるモータ(図示省略)の上下方向に延びる回転軸を中心としてキャブ2に対して回転自在に支持される。モータの回転軸(後述するボルト軸11の回転軸)と上側のステー支持部33の支持ボルトの軸とは、同軸である。
図2及び図3に示すように、ミラーステー5の支持構造10は、モータ収容部7の上面17から上方へ突出する下側のステー支持部(ステー支持部)13(以下、単にステー支持部13という)と、ミラーステー5の連結板部12と、ミラーステー5の連結板部12の下方に配置される下ワッシャ14と、ミラーステー5の連結板部12の上方に配置される上ワッシャ(ワッシャ)15と、後述するボルト軸11に螺合するナット16とを備える。
ステー支持部13は、キャブ2の左端部側のモータ収容部7の上面17から上方へ突出する円筒状の基部27と、基部27の内径部を挿通して上方へ突出するボルト軸11と、ボルト軸11の基端部の外周にネジ18によって固定される台座19とを有する。ボルト軸11は、モータ収容部7の内部でモータに連結され、モータよって回転する。台座19は、ドーナツ盤状に形成され、その内径部にボルト軸11が挿通する。台座19は、台座19の外周面19aから内径部を区画する内周面まで貫通する貫通孔20と、台座19の外周に切欠き溝状に形成された係合凹部21とを有する。貫通孔20の内周面にはネジ18が螺合する雌ネジが形成される。貫通孔20にネジ18を螺合し、ネジ18の先端がボルト軸11に当接した状態でネジ18を締付けることにより、台座19がボルト軸11に固定される。すなわち、モータの回転力によりボルト軸11が回転する際には、台座19もボルト軸11に連動して回転する。係合凹部21は、台座19の外周面19aからボルト軸11を中心とした径方向(以下単に径方向という)の内側へ向かって延びるとともにボルト軸11を中心とした周方向(以下単に周方向という)に離間して相対向する1対の係止面22と、1対の係止面22の径方向の内端同士を連結する内側面23とによって形成される。1対の係止面22と内側面23とは、台座19の上面から下面まで延び、後述する係止アーム24が収容されるアーム収容空間25を区画する。アーム収容空間25は、上方、下方、及び径方向外側へ開放しており、後述する係止アーム24の上下方向のスライド移動を許容する。なお、モータ収容部7の上面17から上方へ突出する基部27を有することなく、モータ収容部7自体が基部となり、モータ収容部7の上面17からボルト軸11が突出してもよい。また、本実施形態では、台座19が、ボルト軸11とは別体であり、ネジ18によってボルト軸11に固定されたが、台座19がボルト軸11と一体形成されることによりボルト軸11に固定されてもよい。
下ワッシャ14は、台座19よりも小径の外径を有するドーナツ盤状に形成される。下ワッシャ14の内径部には、ボルト軸11が挿通する。下ワッシャ14は、下ワッシャ14の下面が台座19の上面に面接触する状態で下ワッシャ14の内径部にボルト軸11を挿通させて、台座19の上方に配置される。なお、下ワッシャ14を有さなくてもよい。
ミラーステー5の連結板部12は、下ワッシャ14よりも僅かに大径の外径を有し、略中央部に上下方向に貫通する軸挿通孔26が形成される。軸挿通孔26には、ボルト軸11が挿通する。ミラーステー5の連結板部12は、連結板部12の下面が下ワッシャ14の上面に面接触する状態で軸挿通孔26にボルト軸11を挿通させて、下ワッシャ14の上方に配置される。すなわち、ボルト軸11が軸挿通孔26を挿通した状態で、連結板部12はボルト軸11の先端側から台座19に重なる。
上ワッシャ15は、ミラーステー5の連結板部12よりも僅かに小径の外径を有するドーナツ盤状に形成されるワッシャ本体32と、ワッシャ本体32の外縁から連続して延びる略L状の係止アーム24とを一体的に有する。係止アーム24は、ワッシャ本体32の外縁から径方向外側へ延びてから下方へ曲折し、軸方向に沿って延びる。ワッシャ本体32の内径部29の中心から係止アーム24の径方向の外端までの距離は、ボルト軸11の中心から台座19の外端までの距離と略同じである。係止アーム24の板厚は、台座19の係合凹部21の径方向の深さ(台座19の外周面19aから係合凹部21の内側面23までの距離)と略同じである。係止アーム24の周方向の長さは、台座19の係合凹部21の1対の係止面22の相互間の離間距離よりも僅かに短い。上ワッシャ15は、ワッシャ本体32の下面がミラーステー5の連結板部12の上面に面接触する状態でワッシャ本体32の内径部29にボルト軸11を挿通させて、ミラーステー5の連結板部12の上方に配置される。係止アーム24は、ワッシャ本体32がミラーステー5の連結板部12に上方から重なった状態で、ミラーステー5の連結板部12の径方向外側で下方へ延び、台座19の係合凹部21のアーム収容空間25に収容されて係合凹部21と係合する。係止アーム24の下端は、モータ収容部7の上面17の基部27の上端よりも上方に配置される。係止アーム24のうちアーム収容空間25に収容される領域24aの周方向の両端は、係合凹部21の係止面22にそれぞれ近接する。なお、係止アーム24の領域24aの周方向の両端が係合凹部21の係止面22に接触してもよい。
ナット16は、内周面にボルト軸11に螺合する雌ネジが形成され、ステー支持部13の台座19と下ワッシャ14とミラーステー5の連結板部12と上ワッシャ15とが重なった締結可能状態で、ボルト軸11の先端側に螺合する。
締結可能状態でナット16をボルト軸11の先端側に螺合して締め付けると、ナット16は、回転しながら下方へ移動し、上ワッシャ15のワッシャ本体32を下方へ押圧する。下方へ押圧される上ワッシャ15の係止アーム24が台座19の係合凹部21に沿ってアーム収容空間25を下方へ移動するとともに、上ワッシャ15のワッシャ本体32が下方へ移動する。ミラーステー5の連結板部12は、上ワッシャ15のワッシャ本体32と下ワッシャ14とによって挟まれた状態で、ナット16の締結力によって台座19側へ締め付けられて締結状態となる。
車両1の助手席側のミラー3を電動で車幅方向内側に格納する際には、作業者が車室内のスイッチ(図示省略)等を操作することにより、モータに通電されてモータがボルト軸11を回転させる。ボルト軸11が回転すると、ボルト軸11に固定されている台座19が回転する。台座19が回転すると、締結状態のナット16の締結力によって台座19と下ワッシャ14とミラーステー5の連結板部12と上ワッシャ15とのそれぞれの間に摩擦力が発生するので、この摩擦力によってミラーステー5の連結板部12は、ボルト軸11と共に回転する。これにより、ミラーステー5が車幅方向内側へ回転し、ミラー3が車幅方向内側に格納される。なお、台座19が回転する際、締結状態で台座19の係合凹部21に係合している上ワッシャ15の係止アーム24が台座19と共に回転するので、上ワッシャ15は、台座19の係合凹部21との係合によりボルト軸11と共に回転する。
車両1の助手席側のミラー3を手動で車幅方向内側に格納する際には、作業者は、ミラーステー5の中間ロッド部5a等を手で掴んで、ミラーステー5をボルト軸11の回転軸(支持ブラケット6の支持ボルトの軸)を中心として車幅方向内側へ回転させる。ミラーステー5の連結板部12は、作業者の力によって、締結状態で上ワッシャ15及び下ワッシャ14の双方との間に発生する摩擦力に抗してボルト軸11に対して回転する。これにより、ミラーステー5が車幅方向内側へ回転し、ミラー3が車幅方向内側に格納される。なお、モータ(ボルト軸11)は、作業者がミラーステー5を回転させる力によっては回転しないように設定される。
上記のように構成された支持構造10では、車両1の助手席側のミラー3を手動で車幅方向内側に格納する際に、ミラーステー5の連結板部12の回転力が上ワッシャ15に伝わっても、上ワッシャ15の係止アーム24と台座19の係合凹部21とがボルト軸11を中心とした回転方向に係合して、係止アーム24が係合凹部21の係止面22に当接することにより、台座19と上ワッシャ15との相対回転が規制されるので、ボルト軸11に対する上ワッシャ15の回転を防止することができる。このため、ミラーステー5をボルト軸11に対して回転させてもミラーステー5の連結板部12の回転力がナット16に伝わらないので、ナット16の緩みを防止することができる。
また、締結可能状態でナット16をボルト軸11の先端側に螺合して締め付ける際、上ワッシャ15の係止アーム24が台座19の係合凹部21に沿ってアーム収容空間25を下方へ移動するとともに、上ワッシャ15のワッシャ本体32が下方へ移動する。このように、上ワッシャ15から下方へ延びる係止アーム24を設けても、軸方向に沿った台座19側への上ワッシャ15の移動を係止アーム24が規制しないので、ナット16による締結力をミラーステー5の連結板部12に対して確実に伝えることができ、ミラーステー5の保持力を確保することができる。
従って、本実施形態によれば、ミラーステー5に必要な保持力を得ることができ、且つミラーステー5を回転させた際のナット16の緩みを防止することができる。
なお、本実施形態では、支持構造10を電動格納式のミラーステー5に適用したが、これに限定されるものではなく、モータ等を有さない手動格納式のミラーステーに適用してもよい。また、助手席側のミラー3に限定されない。
また、ミラーステー5の形状は、上記コ字状に限定されない。
また、本実施形態では、上ワッシャ15の係止アーム24を、ワッシャ本体32の外縁から連続して延びる略L状に形成したが、これに限定されるものではなく、例えば、ワッシャ本体32を台座19の外径よりも大径に形成し、係止アーム24をワッシャ本体32の外縁部の下面から下方へ直線上に延びるように形成してもよい。
また、本実施形態では、台座19の係合凹部21を、台座19の外周面19aから径方向の内側へ延びる1対の係止面22と内側面23とによって形成したが、これに限定されるものではない。例えば、図4に示すように、台座19の外周面19aで上下方向に延びて外周面19aから突出する1対の壁部30を設け、1対の壁部30の間の外周面19aと壁部30の内側面とによって係合凹部31を形成してもよい。
また、本実施形態では、上ワッシャ15が係止アーム24を有し、台座19が係合凹部21を有したが、これに限定されるものではなく、上ワッシャが係合凹部を有し、台座が係止アームを有してもよい。例えば、図5に示すミラーステー44の支持構造40では、上ワッシャ(ワッシャ)41は、略ドーナツ板状に形成される。上ワッシャ41は、上ワッシャ41の外周面41aから径方向外側へ突出する1対の突起42を有する。1対の突起42の間で延びる上ワッシャ41の外周面41aと、1対の突起42の相対向する内側面とによって係合凹部47が形成される。台座43は、締結可能状態でミラーステー44の連結板部45の径方向外側で軸方向に沿って延びる係止アーム46を有する。締結状態では、台座43の係止アーム46は、上ワッシャ41の係合凹部47に収容されて係合する。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、当然に本発明を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、支持構造10,40をキャブオーバー型の車両に適用したが、これに限定されるものではなく、乗用車等に適用してもよい。
1:車両
3:ミラー
5,44:ミラーステー
10,40:ミラーステー支持構造
12,45:ミラーステーの連結板部
13:下側のステー支持部(ステー支持部)
15,41:上ワッシャ(ワッシャ)
16:ナット
19,43:台座
21,31,47:係合凹部
24,46:係止アーム
26:ミラーステーの連結板部の軸挿通孔
27:基部
28:ステー本体
29:ワッシャ本体の内径部(ワッシャの内径部)
32:ワッシャ本体

Claims (1)

  1. 車体側の基部から突出するボルト軸と、前記ボルト軸の基端部の外周に固定される台座とを有するステー支持部と、
    ミラーを支持するステー本体と、前記ステー本体の端部に設けられる平板状の連結板部と、前記連結板部に形成されて前記ボルト軸が挿通する軸挿通孔とを有し、前記ボルト軸が前記軸挿通孔を挿通した状態で、前記台座に前記連結板部がボルト先端側から重なるミラーステーと、
    前記ボルト軸が挿通する内径部を有し、前記ボルト軸が前記軸挿通孔と前記内径部とを挿通した状態で、前記連結板部に前記ボルト先端側から重なるワッシャと、
    前記ワッシャの前記ボルト先端側で前記ボルト軸に螺合するナットと、を備え、
    前記台座及び前記ワッシャの一方は、前記台座と前記連結板部と前記ワッシャとが重なる締結可能状態で、前記連結板部の外側を前記ボルト軸の軸方向に沿って延びる係止アームを有し、
    前記台座及び前記ワッシャの他方は、前記他方の外周縁部に設けられて径方向外側から内側へ凹み、前記締結可能状態で、前記係止アームと係合する係合凹部を有し、
    前記係合凹部は、前記台座及び前記ワッシャの前記他方において、前記締結可能状態で前記連結板部に対向し且つ前記軸方向と交叉する面から、前記連結板部とは反対側の面まで延び、
    前記係止アームと前記係合凹部とは、前記軸方向に沿った前記台座と前記ワッシャとの相対移動を許容するとともに、前記ボルト軸を中心とした回転方向に係合して前記台座と前記ワッシャとの相対回転を規制し、
    前記ナットは、前記締結可能状態で締め付けられて前記連結板部を前記台座に締結する
    ことを特徴とするミラーステー支持構造。
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