JP6653335B2 - 1バール未満の酸素分圧での触媒によるギ酸の生成およびそれのために使用される触媒の再生成のための方法 - Google Patents

1バール未満の酸素分圧での触媒によるギ酸の生成およびそれのために使用される触媒の再生成のための方法 Download PDF

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Description

本発明は、触媒によるギ酸の生成およびそれにおいて使用される触媒の再生成のための方法に関する。かかる方法はEP 2 473 467 B1から公知であり、ここで、触媒として働く一般式[PMo405−で表されるポリオキシメタラートイオンが、アルファ−ヒドロキシアルデヒド、アルファ−ヒドロキシカルボン酸、炭水化物、またはグリコシドと、容器における液体溶液中で70℃超および120℃未満の温度で接触され、ここで、6<x<11および1<y<6およびx+y=12であり、ここで、xおよびyは各々整数である。これによって還元された触媒は、酸化によってその最初の状態に戻される。
EP 2 473 467 B1によると、接触が1〜500バールの酸素分圧の下で起こると有利である。酸素分圧がより高いほど、触媒の酸化はより急速であり、それはこのプロセスで還元されるようになる。しかしながら、このプロセスを実行するために用いられる鋼でできている圧力容器が、重い腐食を起こすことが、現在分かっている。これを回避するために、非常に耐食性であるが、比較的高価なニッケル−クロミウム−モリブデン合金(例えばヘインズインターナショナル社、ココモ、米国からのいわゆる「Hastelloy C」)が、用いられることができる。容器がかかる合金でできている場合、このプロセスを実行することは比較的高価になる。本発明の目的は従って、このプロセスを実行するために、より低価格の選択肢を提供することである。
この目的は、請求項1の構成要件によって達成される。好都合な実施形態は、請求項2〜15の構成要件から導かれる。
本発明によると、1バール未満の酸素分圧での触媒によるギ酸の生成およびこのプロセスにおいて使用される触媒の再生成のための方法が提供され、ここで、一般式[PMo40n−で表されるポリオキソメタレートイオンが、アルファ−ヒドロキシアルデヒド、アルファ−ヒドロキシカルボン酸、炭水化物、グリコシド、または、置換基として炭素鎖に繰り返し結合される少なくとも一つのOH基と、および/または炭素鎖において繰り返し生じるO、N、またはS原子を有する炭素鎖を含むポリマーと、容器における液体溶液中で、70℃超および120℃未満の温度で接触され、ここで、6≦x≦11および1≦y≦6および3<n<10およびx+y=12であり、ここで、xおよびyは、各々整数である。本方法の一の実施形態において、n=3+yである。電荷は、pH等の反応混合物の条件に応じて、4〜9の他の値を呈してもよい。
この反応において還元されてギ酸を形成する触媒は、酸化によってその最初の状態に戻される。本発明の意味において、触媒は、このようにプロセスの間に還元により変化し、酸化によってその最初の状態に戻される物質であるとも理解される。接触は、容器において1バール未満の酸素分圧で起こる。触媒の酸化のために、液体溶液のいくらかは、容器から排出され、酸素または酸素を含むガス混合物に、1〜500バール、特に5〜500バール、特に10〜500バールの酸素分圧で曝露され、その後液体溶液の残りに戻される。この際、容器の酸素分圧は、常に1バール未満に保たれる。そのために、液体溶液のその部分に作用する酸素分圧は、その部分が液体溶液の残りに戻される前に、1〜500バールから5バール未満、特に1バール未満の値まで減少される。
5バール未満、特に1バール未満の酸素分圧の下で、液体溶液のその部分は、液体溶液の残りがその圧力下にある圧力より高い圧力で、液体溶液の残りに供給されることが可能である。この際、供給される液体溶液のその部分は、液体溶液の残りが曝露されるより低い圧力のため、脱気される。1バール以上への圧力の増加を防止するために、液体から逃れるガスは、十分量で容器から逃れることを許されなければならない。
液体溶液の残りより高い圧力の下において液体溶液のその部分をこの圧力で液体溶液の残りへ供給することは、液体溶液の残りへの液体溶液のその部分の流入として構成されることもでき、液体溶液のその部分と液体溶液の残りの間の圧力差のため、液体溶液の完全な混合を成し遂げるために利用されることもできる。流入は、適切に設計されたノズル、特に流れの方向および/または流出口直径において変化されることができるノズルを通して、起こってもよい。流出口直径を変化させることによって、ノズルからの液体溶液のその部分の流出速度は、変化されることができる。
酸素を含むガス混合物は、例えば空気でもよい。ガス混合物は、10容量%超の酸素を含んでもよい。酸素またはガス混合物への露出は、例えば、液体溶液のその部分へ酸素またはガス混合物を注入することによって起こってもよい。
溶液は、溶媒を含んでもよい。アルファ−ヒドロキシアルデヒド、アルファ−ヒドロキシカルボン酸、炭水化物、グリコシド、またはポリマーがすでに液体状態にある場合、溶媒を提供することは必要ない。アルファ−ヒドロキシアルデヒドは、OH基がC原子に直接結合される分子であると理解され、ここで、アルデヒド基のC原子は、C原子に直接にも結合される。アルファ−ヒドロキシカルボン酸は、OH基がC原子に直接結合される分子であると理解され、ここで、カルボキシ基のC原子は、C原子に直接にも結合される。アルファ−ヒドロキシアルデヒドおよびアルファ−ヒドロキシカルボン酸は、それぞれアルファ−ヒドロキシアルデヒドまたはアルファ−ヒドロキシカルボン酸を含む物質であると、おのおの理解されてもよい。
本発明の発明者らは、EP 2 473 467 B1から公知の方法を実行するために用いられる鋼容器の腐食が、上昇された酸素分圧と70℃超および120℃未満の温度との相互作用によって、大いに促進されることを認識した。彼らは、還元された触媒の有効な酸化のために、 酸素または酸素を含むガス混合物への曝露が、70℃超および120℃未満の温度で、1〜500バールの酸素分圧で起こることは必要ないことも、認識した。
本発明による方法は、液体溶液のその部分を冷やし、その後上昇された酸素分圧へそれを曝露することを可能にし、その結果、このようにして、酸素または酸素を含むガス混合物への曝露の間、液体溶液のその部分と接触する他の容器は、それゆえ大いに増加される腐食に付されない。あるいは、冷却ステップは省略されてもよく、その後比較的小さな追加容器だけが、酸素またはガス混合物への曝露のために用いられてもよい。
非常に耐食性の材料の比較的高い費用は、アルファ−ヒドロキシアルデヒド、アルファ−ヒドロキシカルボン酸、炭水化物、またはグリコシドとの触媒反応が起こる、かかる非常に耐食性の材料でできている比較的大きな容器を提供する場合ほどには、比較的小さな追加容器にとって重大ではない。その中で触媒反応が起こる容器は、非常に安価な材料でできていることが可能である。触媒反応は大気圧でも起こり得るので、それは上部が開いていてもよい。それゆえ、容器が耐圧である必要はない。
液体中に分配される固体を保持するためには、液体溶液の一部が容器から排出される場合に、固体を保持するためにフィルタは提供されてもよい。かかるフィルタは、固体がプロセスを実行するための装置の下流部分に入ることから防止することができ、弁またはそこの装置の他の部分の目詰まりを引き起こし得、さもなくばそれらの機能を妨げ得る。
本発明による方法の一つの態様において、アルファ−ヒドロキシアルデヒド、アルファ−ヒドロキシカルボン酸、炭水化物、グリコシド、またはポリマーは、液体溶液中に、その中に配される固体の形で存在する。これらの固体は、液体溶液中で細く配されてもよくまたは粗く配されてもよい。
ポリマーは、ポリエステル、ポリアミン、またはポリアミド、特にポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン)であってもよい。ポリマーは、可塑剤を伴わないポリマーであってもよい。可塑剤は、触媒の活性に負の影響を及ぼし得る。
アルファ−ヒドロキシアルデヒド、アルファ−ヒドロキシカルボン酸、炭水化物、およびグリコシドは、再生可能な多数の原材料、例えば澱粉、セルロース、またはヘミセルロースにおいて生じる。例えば、作物の副生成物として、または紙を作るための木の産業的な消化において、セルロースおよびヘミセルロースは、多量に得られる。
アルファ−ヒドロキシアルデヒド、アルファ−ヒドロキシカルボン酸、炭水化物、またはグリコシドは、単糖、特にアルドース、二糖、オリゴ糖または多糖、澱粉、セルロース、ヘミセルロース、ブドウ糖、蔗糖、キシロース、セロビオース、キシラン、ヘテロ−オリゴ糖、ヘテロ多糖、グリコール酸または乳酸またはアルファ−ヒドロキシアルデヒド、アルファ−ヒドロキシカルボン酸、炭水化物、またはグリコシドを含む残留材料または原材料、または特に再生可能な原材料、特に未処理であるものであってもよい。
ここで「未処理の」とは、原材料が最初に化学的に消化されなかったことを意味する。残留材料または再生可能な原材料は、植物、真菌または細菌または植物の構成成分、真菌または細菌、木(特におがくずまたは削りくずの形の)、紙(特に古紙、再生用のくず紙、および再生紙)、藻、シアノバクテリア、またはサイレージでもよい。アルファ−ヒドロキシアルデヒド、アルファ−ヒドロキシカルボン酸、炭水化物、またはグリコシドは、例えば亜炭または泥炭の場合のように、前記の物質の少なくとも2つ、または前記の物質または混合物の少なくとも1つの混合物の形において存在してもよい。
前記の原材料の多くは、例えば、製紙においてまたは木の処理において、副産物として得られる。それらは、本発明に従う方法のための安価な出発材料として、このように利用できる。それゆえ、本発明に従う方法は、非常に安価に実行されることができる。それゆえ、触媒反応において還元される触媒の酸化(=再酸化)は、これに貢献し、触媒が非常に長い間使用されつづけることを許す。
容器における接触は大気圧で起こってもよく、ここで、容器におけるガス圧は、常に大気圧に保たれる。それゆえ、それが上昇された圧力に耐える必要がないので、容器は非常に安価に提供されることができる。それはプラスチック容器でもよく、例えば、それは70℃超および120℃未満の温度に耐えることができる。前記の腐食の問題は、かかるプラスチック容器で生じない。大気圧は、プロセスが実行される海面より上と同じ高度で、建物の外の容器の環境において、プロセスが実行される場合に広がる空気の圧力であると、理解される。
容器において、溶液は、1バール未満の酸素分圧、特に大気圧で、数時間、数日、または数週の間にわたってさえ反応されてもよい。容器の腐食を防止するために、容器との接触時間を制限する必要はない。
容器におけるガス圧を常に大気圧に保つために、容器は、例えば最上部に単に開口を有することにより、外に導かれる開口を有してもよい。形成されるいかなるギ酸も、蒸気の形において、この開口を通ってかかる容器から逃げることを防止するために、容器は、形成されるいかなるギ酸の蒸気も凝縮させることができる凝縮装置を開口に備えていてもよく、その結果、それにより形成されるいかなる凝縮物も、容器の中にたれ落ちて戻るか流れ戻ることができる。
液体溶液のその部分の触媒の酸化は、数分または数秒でさえ起こり得る。例えば最大10分間、特に最大5分間、特に最大2分間、特に最大1分間、特に最大40秒間、特に最大30秒間、特に最大20秒間、特に最大10秒間、特に最大5秒間に、1〜500バールの酸素分圧で、液体溶液を酸素またはガス混合物に曝露することが可能である。
液体溶液のその部分は、容器から連続的にまたは間隔をおいて(特に定期的に)排出され、1〜500バールの酸素分圧で酸化され、そしてその後、連続的にまたは間隔をおいて(特に定期的に)液体溶液の残りに戻されてもよい。酸化も、連続的にまたは間隔をおいて(特に定期的に)起こってもよい。これは、比較的高価な触媒を使用する必要なく、全体のプロセスの間に、容器に十分量含まれる触媒を(特に酸化された形において、および、このようにアルファ−ヒドロキシアルデヒド、アルファ−ヒドロキシカルボン酸、炭水化物、グリコシド、または適切な形のポリマーの変換のための形において)提供することを可能にする。
間隔をおいて酸化を実行するために、例えば、他の容器に液体溶液の一部を導入し、そこで液体溶液のその部分へ酸素またはガス混合物を注入し、その後、例えば5分間までの1〜500バールの酸素分圧への水圧プレスによって、液体溶液のその一部を曝露することが可能である。その後、液体溶液のその部分は、追加容器から圧力を開放した後に排出され、液体溶液の残りに戻されることができる。
全体のプロセスは、連続的にまたは間隔を置いて(特に定期的に)、実行されてもよい。そのために、例えば、液体溶液の他の部分は、容器から間隔をおいて(特に定期的に)放出され、その一方で、その中にホルマートの形で含まれるギ酸および液体溶液の残りの部分は、液体溶液の残りに戻されてもよい。そうするための適切なプロセスは、例えば、未発表の国際特許出願PCT/EP2014/074930中に記載されている。
本発明に従う方法の他の実施形態において、液体溶液のその部分は、酸素またはガス混合物に曝露される前に冷やされ、最大95℃、特に最大85℃、特に最大75℃、特に最大65℃、特に最大55℃、特に最大45℃、特に最大35℃、特に最大25℃の温度で、1〜500バールの酸素分圧に曝露される。
液体溶液の部分の冷却が強いほど、そして、液体溶液のその部分が、1〜500バールの酸素分圧に曝露される温度が低いほど、酸素またはガス混合物への曝露が起こる追加容器の材料の耐食性の要求は、より低くなる。冷却は、熱交換器によって起こってもよく、液体溶液の部分が液体溶液の残りに戻される前に、それは液体溶液の部分から液体溶液のその部分へと抜き取られる熱を供給することを可能にする。これは、例えばヒートポンプの助けを借りて達成されてもよい。
液体溶液のその部分は、少なくとも一つのポンプ、特に高密度固体ポンプによってポンプされることができる。ポンピングは、1〜500バールの酸素分圧への曝露の前におよび/またはその後に、起こり得る。高密度固体ポンプは、液体溶液中に配される固体をろ過で除去する必要なく、液体溶液のその部分をポンプすることを可能にする。
液体溶液のその部分は、他の容器において、1〜500バールの酸素分圧に曝露されてもよい。それ故、追加容器は比較的小さく設計されていてもよい。液体をガス化するためのEP 0090128 A1から公知の方法は、1〜500バールの酸素分圧に液体溶液のその部分を曝露するために適している。ガス化の他の可能性は、液体溶液のその部分を溶液によって濡らされるように比較的大きい表面の上に流し、それによって酸素を含むガス混合物を1〜500バールの酸素分圧に曝露することからなる。酸素または酸素を含むガス混合物は、その後溶液に対して向流において流れることができる。
液体溶液のその部分に作用する1〜500バールの酸素分圧は、液体溶液のその部分が、液体溶液の残りに戻される前に、1バール未満、特に大気圧に広がる酸素分圧に減少されてもよい。
本方法の一つの実施形態において、酸素またはガス混合物は、液体溶液のその部分に供給され、追加の容器がねじ突き固め機の筐体であり、そして、液体溶液のその部分が、酸素またはガス混合物と共にねじ突き固め機によって圧縮されるという事実により、酸素分圧が増大される。酸素またはガス混合物は、ガスボウルの形において液体溶液のその部分に含まれてもよい。ねじ突き固め機は、筐体中で回転するコンベアスクリューが、例えば流路において接される流出口に対して液体溶液を圧搾し、これにより溶液への圧力を発揮する装置である。
一つのコンベアスクリューの代わりに、二つの噛み合うコンベアスクリューが、一つの筐体において提供されてもよい。ねじ突き固め機は、ポンプの、または高密度固体ポンプの機能を満たしてもよい。一つの実施形態において、ねじ突き固め機は、追加でミートグラインダーと類似した微粉砕装置を備えていてもよい。例えば、回転羽根は、流出口の背後で破砕機として直接提供されてもよい。この回転板羽根は、それらが放出口から現れる場合、任意に液体溶液のその部分に存在する固体を細断する。同時の、細断および溶液中で配される固体の消化は、それ故可能である。ねじ突き固め機は、非常に耐食性の材料(例えば上記の「Hastelloy C」合金)でできていてもよい。
本方法の別の実施形態において、追加容器は、静的混合物の筐体であり、ここで、酸素またはガス混合物は、液体溶液の部分に供給され、ここで、酸素またはガス混合物とともに液体溶液の部分は、1〜500バールの酸素分圧の下で、静的混合器または静的混合器の少なくとも一部分を通過する。
酸素分圧の増大の種々の可能性がある。例えば、酸素分圧は、酸素またはガス混合物が液体溶液のその部分に供給され、そして、その後液体溶液のその部分が、圧力下に置かれ、酸素またはガス混合物と共に追加のポンプまたはノズルによって圧縮されるという事実によって増大されてもよい。酸素またはガス混合物は、ガスバブルの形において液体溶液の部分に含まれてもよい。
他のポンプによって1〜500バールの酸素分圧の下に酸素またはガス混合物を置き、液体溶液のその部分にガス混合物を供給することができ、その結果、酸素分圧は液体溶液のその部分において維持されるか、または、それがまだ1〜500バールである程度にまでのみ減少される。液体溶液の部分の酸素分圧を維持するために要求される反対圧力は、ポンプまたは追加のポンプによって生成されることができる。
酸素またはガス混合物を供給するために、酸素またはガス混合物は、1または2以上のノズルを通して液体溶液のその部分の液体流に注入されてもよい。反対圧力を創成するためのポンプまたは追加のポンプからの下流の、そして、静的混合器および/または静的混合器の筐体からの上流の流れの方向に、ノズルまたはノズル群は、調整されてもよい。酸素またはガス混合物は、ガスバブルの形において液体溶液のその部分に含まれてもよい。
液体溶液のその部分が静的混合器を通過する流れの適切な速度は、静的混合器の設計に依存する。液体溶液のその部分を酸素またはガス混合物と混合する強度が、静的混合器において生じるように、それは選択されるべきである。この目的のための流れの適切な速度は、通常静的混合器の製造業者によって特定される。静的混合器は、非常に耐食性の材料(例えば上記の「Hastelloy C」合金)でできていてもよい。
液体溶液のその部分に作用する酸素分圧の減少の間か後に、または、液体溶液のその部分が液体溶液の残りに再び供給された後に、液体溶液のその部分または液体溶液自体から脱気されたガスは、プロセスを実行するために適した装置から逃げることをゆるされまたは取り除かれなければならない。液体溶液のその部分が、容器において液体溶液の残りに供給される場合、その後、容器が大気に向けて開放しているかまたは1また2バール以上の圧力上昇を防止する過剰圧力弁(excess pressure valve)で閉じられている場合に、脱気されたガスは、大気に逃げることができる。本発明は、例示的実施形態を基礎として、より詳細にここで説明されるだろう。
図1は、本プロセスを実行するのに適した装置のブロック線図を示す、そして、 図2は、本プロセスを実行するのに適した代替の装置のブロック線図を示す。
図1は、その中に含まれる液体溶液12を有する容器10を示す。液体溶液12は、触媒、およびα−ヒドロキシアルデヒド、α−ヒドロキシカルボン酸酸、炭水化物、グリコシド、または置換基として炭素鎖に繰り返し結合される少なくとも一つのOH基と、および/または炭素鎖において繰り返し生じるO、N、またはS原子とを有する炭素鎖を有するポリマーを含む。液体溶液は、70℃超および120℃未満の温度で制御される。液体溶液12の一部を取り除くために、それの前で接続されたフィルタ14を有する流出口ライン16は、容器10に提供される。
一部の液体溶液の一部は、流出口ライン16を通過し、ねじ突き固め機(駆動軸23による駆動装置22により駆動されるねじ突き固め機20が、空気流入接続部24を通りその中に導入される空気25とともにねじ突き固め機の筐体18に導入される液体溶液12のその部分を圧縮する)の筐体18の中へと移動する。液体溶液12のその部分は、穿孔された遮蔽26に対して圧搾される。この際、確かに1バール超の酸素分圧が、ねじ突き固め機において増大される。
圧力は、液体溶液12のその部分に対抗する穿孔された遮蔽26による抵抗およびねじ突き固め機の設計、特に圧縮器のねじ20のピッチおよび圧縮器のねじ20が駆動装置22によって回転する回転速度に依存する。穿孔された遮蔽26の下流に、液体溶液12のその部分は減少された酸素分圧で集まり、ここで、脱気するガス29は、通気口接続部28を通って逃げることができる。その後、液体溶液12のその部分は、流入口ライン30を通過し、容器10において液体溶液12の残りへ戻される。そのために、液体溶液12のその部分は、ポンプ(図示されず)によって流入口30を通り運搬されることができる。
図2は、その中に含まれる液体溶液12を有する容器10を示す。液体溶液12は、触媒、およびα−ヒドロキシアルデヒド、α−ヒドロキシカルボン酸酸、炭水化物、グリコシド、または置換基として炭素鎖に繰り返し結合される少なくとも一つのOH基を有し、および/または炭素鎖において繰り返し生じるO、N、またはS原子とを有する炭素鎖を有するポリマーを含む。液体溶液は、70℃超および120℃未満の温度で制御される。液体溶液12の一部を取り除くために、上流で接続されたフィルタ14を有する流出口ライン16は、容器10に提供される。
液体溶液12のその部分は、流出口ライン16を通りポンプ31に入って、上昇された圧力で、そこから接続部ライン32を通り静的混合器34に移動する。空気25は、1〜500バールの酸素分圧で、静的混合器34の筐体33における空気流入口接続部24を通り静的混合器に導入され、静的混合器34を通り流入する液体溶液のその部分と、そこで混合される。1〜500バールの酸素分圧は、ポンプ31によって静的混合器34において維持される。
液体溶液12のその部分は、穿孔された遮蔽26に対して圧搾される。ポンプ31によって増大される圧力および抵抗に、および、穿孔された遮蔽26が液体溶液12のその部分に対抗する抵抗に、静的混合器34の酸素分圧は、依存する。穿孔された遮蔽26の下流に、液体溶液12のその部分は減少された酸素分圧で集まり、ここで、脱気するガス29は、通気口接続部28を通って逃げることができる。その後、液体溶液12のその部分は、流入口ライン30を通過し、容器10において液体溶液12の残りへ戻される。そのために、液体溶液のその部分は、ポンプ(図示されず)によって流入口ライン30を通り運搬されることができる。

参照番号のリスト
10 容器
12 液体溶液
14 フィルタ
16 流出口ライン
18 ねじ突き固め機の筐体
20 圧縮器のねじ
22 駆動装置
23 駆動軸
24 空気流入接続部
25 空気
26 穿孔された遮蔽
28 脱気接続部
29 ガス
30 流入ライン
31 ポンプ
32 接続ライン
33 静的混合器の筐体
34 静的混合器

Claims (15)

  1. 1バール未満の酸素分圧での触媒によるギ酸の生成およびこのプロセスにおいて使用される触媒の再生成のための方法であって、ここで、触媒として働く一般式[PMo40n−で表されるポリオキソメタレートイオンが、アルファ−ヒドロキシアルデヒド、アルファ−ヒドロキシカルボン酸、炭水化物、グリコシド、または、置換基として炭素鎖に繰り返し結合される少なくとも一つのOH基と、および/または炭素鎖において繰り返し生じるO、N、またはS原子を有する炭素鎖を含むポリマーと容器(10)における液体溶液(12)中で70℃超および120℃未満の温度で接触され、ここで、6≦x≦11および1≦y≦6および3<n<10およびx+y=12であり、ここで、n、x、およびyは整数を各々意味し、ここで、これによって還元された触媒は、酸化によってその最初の状態に戻され、ここで、接触は、容器(10)において1バール未満の酸素分圧で起こり、ここで、液体溶液(12)の一部分が、触媒の酸化のために容器(10)から排出され、その後、酸素にまたは酸素を含むガス混合物に1〜500バールの酸素分圧で曝露され、次に液体溶液(12)の残りに戻され、ここで、容器中の酸素分圧は常に1バール未満に保たれ、ここで液体溶液(12)のその部分に作用する酸素分圧は、液体溶液(12)のその部分が液体溶液(12)の残りに戻される前に、1〜500バールから5バール未満に下げられる、前記方法。
  2. アルファ−ヒドロキシアルデヒド、アルファ−ヒドロキシカルボン酸、炭水化物、グリコシド、またはポリマーが、液体溶液(12)においてその中に配される固体の形で存在する、請求項1に記載の方法。
  3. ポリマーが、ポリエステル、ポリアミン、またはポリアミド、特にポリヘキサメチレンアジパミドである、請求項1または2に記載の方法。
  4. 接触が、容器(10)において大気圧で起こり、ここで、容器中のガス圧は常に大気圧に保たれる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 液体溶液(12)のその部分が、容器(10)から連続的に排出され、1〜500バールの酸素分圧で酸化され、そして、その後液体溶液(12)の残りに連続的に戻される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 酸化が連続的に実施される、請求項に記載の方法。
  7. 液体溶液(12)のその部分が、酸素またはガス混合物に曝露される前に冷却され、そして、その後最大95℃、最大85℃、最大75℃、最大65℃、最大55℃、最大45℃、最大35℃、または最大25℃の温度で、1〜500バールの酸素分圧に曝露される、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 液体溶液(12)のその部分が、少なくとも一つのポンプまたは高密度固体ポンプにより運搬される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 液体溶液(12)のその部分が、追加の容器中で、1〜500バールの酸素分圧に曝露される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 酸素またはガス混合物が、液体溶液(12)のその部分に供給され、追加の容器がねじ突き固め機の筐体(18)であり、そして、液体溶液(12)のその部分がねじ突き固め機によって酸素またはガス混合物と共に圧縮されるという事実により、酸素分圧が増大させられる、請求項9に記載の方法。
  11. 追加の容器が、静的混合器の筐体(18)であり、ここで、酸素またはガス混合物が、液体溶液(12)のその部分に供給され、ここで、液体溶液(12)のその部分が、静的混合器によりまたは少なくとも静的混合器の一部分により、1〜500バールの酸素分圧の下で酸素またはガス混合物と共に通される、請求項9に記載の方法。
  12. 液体溶液(12)のその部分が液体溶液(12)の残りに戻される前に、液体溶液(12)のその部分に作用する酸素分圧が、1〜500バールから1バール未満にまたは大気圧に広がる酸素分圧に減少される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 液体溶液(12)のその部分に作用する酸素分圧の減少の間もしくは後に、または、液体溶液のその部分(12)が液体溶液(12)の残りに戻された後に、液体溶液(12)のその部分または液体溶液(12)から脱気されたガス(29)が、逃げることを許されまたは方法を実施するのに適した装置から取り除かれる、請求項1〜12のいずれか一項に記載の前記方法。
  14. ポリマーが、可塑剤を有さないポリマーである、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. n=3+yである、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
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