JP6653138B2 - 需要予測システムおよび需要予測方法 - Google Patents

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本発明は、需要予測システムおよび需要予測方法に関する。
一般に鉄道運行計画は、列車が何時にどの駅からどの駅へ走るのかを定めた計画である(ダイヤ)列車計画と、車両の割り当てを行う車両運用計画と、乗務員を割り当てる乗務員運用計画と、駅構内の構内作業計画とが策定され、列車計画では列車毎に、列車番号と編成(車両形式・両数)と運転区間・経路と各駅の着発時刻と使用番線と速度種別が定められる。
この列車計画を作成する技術が記載された文献としては、下記の特許文献1が挙げられ、この特許文献1には、「列車ダイヤに対して、列車座席自由席券および指定席券の発券状況から、増発が必要な列車および区間を洗い出し、実際の乗車率を考慮して、乗客をより効率的に輸送できる増発列車案を作成する技術を提供する」という記載がある。
特開2013−43574号公報
前述の特許文献1に記載された技術は、列車座席自由席券や指定席券の発券状況に基づいて増減発列車が必要な区間及び時間を考慮した増減発列車データを作成することができる効果に留まる。
そこで、本発明では、列車計画情報及び列車毎の乗車数と駅毎の乗降者数を活用して精度の良い需要予測情報を作成することができる需要予測情報作成システム及び需要予測情報作成方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明による需要予測情報作成システムは、利用者が改札口を通過する際に取得される乗車駅と乗車時刻と降車駅と降車時刻とを含む乗車履歴情報と、発駅から着駅までの間に存在する停車駅と前記停車駅を出発する発時刻とを含む停車駅追加後列車計画情報とを取得する利用者情報出力処理部を有する。また、前記利用者情報出力処理部が取得した前記乗車履歴情報と前記停車駅追加後列車計画情報とに基づき、前記利用者が乗車または降車した前記駅毎の各時間帯の利用者数を含む需要予測情報を生成する、需要予測情報作成処理部を有する。
また、本発明の一実施の形態の需要予測システムは、需要予測情報作成システムと、前記需要予測情報作成システムとネットワークを介して接続される需要予測情報活用システムと、前記需要予測情報活用システムとネットワークを介して接続される駅設置機器制御装置と、を有する需要予測システムであって、前記需要予測情報作成システムは、前記需要予測情報活用システムに、利用者が乗車または降車した駅毎の各時間帯の利用者数と、各時間帯の男性の利用者数と、各時間帯の女性の利用者数と、各時間帯の年代別の利用者数と、各時間帯の鉄道会社別の利用者数との少なくともいずれか一つ以上を含む需要予測情報を送信する。また、前記需要予測情報活用システムは、前記需要予測情報作成システムから送信された前記需要予測情報から、前記駅設置機器制御装置が設置される駅の各時間帯の利用者数と、各時間帯の男性の利用者数と、各時間帯の女性の利用者数と、各時間帯の鉄道会社別の利用者数との少なくともいずれか一つ以上を含む機器利用状況予測情報を抽出し、抽出した前記機器利用状況予測情報を前記駅設置機器制御装置へ送信する。また、前記駅設置機器制御装置は、前記需要予測情報活用システムから送信された前記機器利用状況予測情報から現在の時間帯と対応する利用者数と、男性の利用者数と、女性の利用者数と、鉄道会社別の利用者数との少なくともいずれか一つ以上の利用者数を取得し、取得した利用者数に基づき、対応する処理を実行する。
本発明の一実施の形態の需要予測システムは、需要予測情報作成システムと、前記需要予測情報作成システムとネットワークを介して接続される需要予測情報活用システムと、前記需要予測情報活用システムとネットワークを介して接続される店舗端末と、を有する需要予測システムであって、前記需要予測情報作成システムは、前記需要予測情報活用システムに、利用者が乗車または降車した駅毎の各時間帯の利用者数と、各時間帯の男性の利用者数と、各時間帯の女性の利用者数と、各時間帯の年代別の利用者数と、各時間帯の鉄道会社別の利用者数との少なくともいずれか一つ以上を含む需要予測情報を送信する。また、前記需要予測情報活用システムは、前記需要予測情報作成システムから送信された前記需要予測情報から、前記店舗端末が設置される地域と対応する駅(例えば、店舗に設置される店舗端末の半径300m以内に存在する駅)の各時間帯の利用者数と、各時間帯の男性の利用者数と、各時間帯の女性の利用者数と、各時間帯の年代別の利用者数との少なくともいずれか一つ以上を含む来客数予測情報を抽出し、抽出した前記来客数予測情報と、前記店舗端末から送信される商品の販売個数を含むフィードバックデータとに基づき、商品の販売見込み個数を算出する。また、前記店舗端末は、前記需要予測情報活用システムが算出した前記商品の販売見込み個数に基づき、商品の発注予定数を更新する。
また、本発明の一実施の形態の需要予測システムは、需要予測情報作成システムと、前記需要予測情報作成システムとネットワークを介して接続される需要予測情報活用システムと、前記需要予測情報活用システムとネットワークを介して接続される店舗端末と、を有する需要予測システムであって、前記需要予測情報作成システムは、前記需要予測情報活用システムに、利用者が乗車または降車した駅毎の各時間帯の利用者数と、各時間帯の男性の利用者数と、各時間帯の女性の利用者数と、各時間帯の年代別の利用者数と、各時間帯の鉄道会社別の利用者数との少なくともいずれか一つ以上を含む需要予測情報を送信する。また、前記需要予測情報活用システムは、前記需要予測情報作成システムから送信された前記需要予測情報から、前記店舗端末が設置される地域と対応する駅の各時間帯の利用者数を含む来客数予測情報を抽出し、抽出した前記来客数予測情報と、前記店舗端末から送信される、各時間帯の従業員数を含むフィードバックデータとに基づき、店舗への各時間帯の来客予想数を算出する。また、前記店舗端末は、前記需要予測情報活用システムが算出した店舗への各時間帯の来客予想数に基づき、各時間帯の店舗に勤務する従業員数のシフト情報を更新する。
また、本発明の一実施の形態の需要予測情報作成方法は、利用者情報出力処理部と需要予測情報作成処理部とを有する需要予測情報作成システムにおける需要予測情報作成方法であって、前記利用者情報出力処理部が、利用者が改札口を通過する際に取得される乗車駅と乗車時刻と降車駅と降車時刻とを含む乗車履歴情報と、発駅から着駅までの間に存在する停車駅と前記停車駅を出発する発時刻とを含む停車駅追加後列車計画情報とを取得するステップを実行する。また、前記需要予測情報作成処理部が、前記利用者情報出力処理部が取得した前記乗車履歴情報と前記停車駅追加後列車計画情報とに基づき、前記利用者が乗車または降車した前記駅毎の各時間帯の利用者数を含む需要予測情報を生成するステップを実行する。
本発明による需要予測情報作成システム及び需要予測情報作成方法は、列車計画情報及び列車毎の乗車数と駅毎の乗降者数を活用して精度の良い需要予測情報を作成できる。
本発明の一実施の形態における需要予想システムの構成例の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における需要予測情報作成システムの構成例の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における需要予測情報作成システムが備える列車情報DBに格納されている情報の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における需要予測情報作成システムが備える列車情報DBに格納されている情報の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における需要予測情報作成システムが備える停車駅パターンDBに格納されている情報の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における需要予測情報作成システムが備える乗車履歴DBに格納されている情報の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における需要予測情報作成システムが備える需要予測DBに格納されている情報の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における列車計画情報及び停車駅情報を収集するフロー図である。 本発明の一実施の形態における乗車履歴情報処理のフロー図である。 本発明の一実施の形態における需要予測情報のソート及び格納処理のフロー図である。 本発明の一実施の形態における需要予測情報活用システムにより抽出される利用状況予想情報の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における需要予測情報活用システムにより抽出される来客数予測情報の概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における店舗端末又は駅設置機器制御装置により送信されるフィードバックデータの概要を示す図である。 本発明の一実施の形態における利用状況予測処理の概要示すフロー図である。 本発明の一実施の形態における顧客需要予測処理の概要を示すフロー図である。
以下、本発明の実施例による需要予測情報作成方法を適用した需要予測情報作成システムを説明する。
[構成]
以下、図1と図2とを用いて、本発明の需要予測システム1の構成例について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における需要予測システム1の構成例の概要を示す図である。図1に示されるように、需要予測システム1は、需要予測情報作成システム100と、需要予測情報作成システム100とネットワークを介して接続される需要予測情報活用システム200と、需要予測情報活用システム200とネットワークを介して接続される店舗端末300と、需要予測情報活用システム200とネットワークを介して接続される駅設置機器制御装置400とを有する。
需要予測情報活用システム200は、利用状況予測情報抽出部210と、顧客需要予測部220とを有する。
需要予測情報作成システム100は、需要予測情報活用システム200に、利用者が乗車または降車した駅の各時間帯の利用者数と、各時間帯の男性の利用者数と、各時間帯の女性の利用者数と、各時間帯の年代別の利用者数と、各時間帯の鉄道会社別の利用者数との少なくともいずれか一つ以上を含む需要予測情報を送信する。また、需要予測情報作成システム100は、需要予測情報活用システム200を介して店舗端末300から送信されるフィードバックデータ(後述、図13)を受信する。そして、需要予測情報作成システム100は、受信したフィードバックデータに基づいて需要予測情報(後述、図7)を更新する。
需要予測情報活用システム200の利用状況予測情報抽出部210は、需要予測情報作成システム100から送信された需要予測情報から、店舗端末300が設置される地域と対応する駅の各時間帯の利用者数と、各時間帯の男性の利用者数と、各時間帯の女性の利用者数と、各時間帯の年代別の利用者数との少なくともいずれか一つ以上を含む来客数予測情報(後述、図12)を抽出する。また、利用状況予測情報抽出部210は、抽出した来客数予測情報と、店舗端末300から送信される、商品の販売個数を含むフィードバックデータとに基づき、商品の販売見込み個数を算出する。そして、需要予測情報活用システム200は、利用状況予測情報抽出部210が算出した販売見込み個数を店舗端末300へ送信する。
また、需要予測情報活用システム200の利用状況予測情報抽出部210は、需要予測情報作成システム100から送信された需要予測情報から、店舗端末300が設置される地域と対応する駅の各時間帯の利用者数を含む来客数予測情報を抽出する。また、利用状況予測情報抽出部210は、抽出した来客数予測情報と、店舗端末300から送信される、各時間帯の従業員数を含むフィードバックデータとに基づき、店舗への各時間帯の来客予想数を算出する。
また、需要予測情報活用システム200の顧客需要予測部220は、需要予測情報作成システム100から送信された需要予測情報から、駅設置機器制御装置400が設置される駅の各時間帯の利用者数と、各時間帯の男性の利用者数と、各時間帯の女性の利用者数と、各時間帯の鉄道会社別の利用者数との少なくともいずれか一つ以上を含む機器利用状況予測情報を抽出する。そして、需要予測情報活用システム200は、顧客需要予測部220が抽出した機器利用状況予測情報を駅設置機器制御装置400へ送信する。
小売店など設置される店舗端末300は、需要予測情報活用システム200の利用状況予測情報抽出部210が算出した商品の販売見込み個数に基づき、商品の発注予定数を更新する。また、飲食店などに設置される店舗端末300は、需要予測情報活用システム200が算出した店舗への各時間帯の来客予想数に基づき、各時間帯の店舗に勤務する従業員数のシフト情報を更新する。
駅設置機器制御装置400は、需要予測情報活用システム200から送信された機器利用状況予測情報から現在の時間帯と対応する利用者数と、男性の利用者数と、女性の利用者数と、鉄道会社別の利用者数との少なくともいずれか一つ以上の利用者数を取得し、取得した利用者数に基づき、対応する処理を実行する。例えば、駅設置機器制御装置400は、時間帯と対応する男性の利用者数と女性の利用者数とに基づき、駅のトイレ内に設置される便器洗浄機を洗浄させる頻度を変化させる。また、駅設置機器制御装置400は、時間帯と対応する鉄道会社別の利用者数に基づき、駅に設置される券売機を稼働させる台数を変化させる。
また、本実施例による需要予測情報作成システム100は、図2に示す如く、列車情報DB10と、停車駅パターンDB30と、停車駅時刻DB40と、乗車履歴DB20と、データ取り込み処理部60と、利用者情報出力処理部70と、需要予測情報作成処理部80と、需要予測DB50とを備える。
前記列車情報DB10には、図3に示す如く、列車番号毎に列車毎の始発駅である発駅と、終着駅である着駅と、始発時刻を表す発時刻と、終着時刻を表す着時刻と、停車する駅のパターン(例えば、各駅停車駅、急行停車駅、特急停車駅等のパターン)を表す停車駅パターンIDとからなる列車計画情報が格納されている。この列車情報DB10には、例えば、列車番号A0001の列車の発駅が「東京」、着駅が「小田原」、発時刻が「4:00」、着時刻が「7:30」、停車駅パターンIDが「100101」である列車計画情報が格納されている。
また、前記列車情報DB10には、図4に示されるように、列車番号毎に列車毎の発駅と、着駅と、発駅から着駅までの間に存在する停車駅(1つ以上存在する)と、発駅を出発の発時刻と、停車駅毎の発時刻と、着駅に到着する着時刻とからなる停車駅追加後列車計画情報が格納されている。例えば、列車番号A0001の列車の発駅が「東京」、停車駅が「品川」、着駅が「小田原」、東京の発時刻が「4:00」、品川の発時刻が4:10、小田原の着時刻が「5:30」である停車駅追加後列車計画情報が格納されている。
前記停車駅パターンDB30は、図5に示す如く、列車駅パターンID毎の停車駅の発時刻や着時刻を格納したものであって、例えば、列車停車時刻情報として、停車駅パターンID「100101」の東京駅を出発する時刻が「4:00」、品川駅を出発する時刻が「4:10」、川崎駅を出発する時刻が「4:25」、「小田原駅」に到着する時刻が「5:30」の如く格納されている。
前記停車駅時刻DB40には、図示を省略するが駅毎の停車する列車時刻及び前記列車の車両番号等を含む駅停車列車時刻情報が格納されるものである。
前記乗車履歴DB20には、図6に示す如く、ICカードを使用した公共機関で使用できる公共交通機関共通乗車カードに固有に付与された顧客IDと、顧客IDが付与された公共交通機関共通乗車カード(乗車カード)が改札口を通過することにより取得される乗車駅と、乗車時刻と、降車駅と、降車時刻と、顧客(利用者)の性別と、顧客の年代と、顧客が利用する鉄道会社の会社名とを含む乗車履歴情報が格納されている。例えば、乗車履歴DB20には、乗車履歴情報として、顧客ID「P−1002001」の公共交通機関共通乗車カードを利用する顧客が東京駅の改札を5時55分に入り、横浜駅の改札を6時30分に出ており、顧客の性別が男性であり、顧客の年代が20代であり、顧客が利用する鉄道会社がA社であることを示す情報が格納されている。この顧客ID毎の乗降車駅及び乗降車時刻の情報(乗降車駅時刻情報)は、顧客が公共交通機関共通乗車カードを使用して改札を通過する度にオンラインでリアルタイムに乗車履歴DB20に格納される。
前記需要予測DB50には、本システムに適用する駅毎且つ列車番号と停車駅パターンID毎の時刻帯毎の乗客利用者数を含む需要予測情報が格納されている。図7に示す如く、例えば、列車番号「A0001」、停車駅パターンID「1001001」の時間帯「4時〜4時30分」における利用者数が「200人」、男性の利用者数が「120人」、女性の利用者数が「80人」、A社の利用者数が「150人」、B社の利用者数が「50人」、10代の利用者数が「10人」、60代の利用者数が「20人」、東京駅の利用者数が「100人」、品川駅の利用者数が50人、小田原駅の利用者の総数が10人の如く格納されている。
前記データ取り込み処理部60は、列車情報DB10及び乗車履歴DB20から需要予測情報作成に必要な列車計画情報及び乗車履歴情報を抽出するものであって、前記列車計画情報としては、列車番号、停車駅、開始駅、終了駅、着時刻、発時刻が挙げられ、乗車履歴情報としては、顧客ID、乗車駅、降車駅、乗車時刻、降車時刻が挙げられる。尚、前記顧客IDは、公共交通機関共通乗車カードを読み取る改札機のICデータ読取装置が、定期や記名カードの場合、利用者氏名、性別年齢その他の乗車カードDB情報を格納した公共交通機関共通乗車カードDBに接続され、これら乗車カードDB情報を顧客IDを用いて抽出し、乗車履歴情報に性別や年齢を含ませることができる。
利用者情報出力処理部70は、前記データ取り込み処理部60が抽出した需要予測情報作成に必要な列車計画情報及び乗車履歴情報から駅毎の乗客数を抽出する。
前記需要予測情報作成処理部80は、前記利用者情報出力処理部70が抽出した駅毎の乗客数に基づいて、各列車に対して停車駅毎の乗客数に基づいて駅毎の時間単位での乗客数需要予測数を算出する。
需要予測情報活用システム200の顧客需要予測部220により抽出される利用状況予想情報は、図11に示されるように、日時と、駅設置機器制御装置400が設置される駅の各時間帯の利用者数と、各時間帯の男性の利用者数と、各時間帯の女性の利用者数と、鉄道会社別の各時間帯の利用者数と、各時間帯の目的地別の利用者数とを含む。また、来客数予測情報は、利用者の総数と、男性の利用者の総数と、女性の利用者の総数と、鉄道会社別の利用者の総数と、目的地別の利用者の総数とを含む。
需要予測情報活用システム200の利用状況予測情報抽出部210により抽出される来客数予測情報は、図12に示されるように、日時と、店舗端末300が設置される地域と対応する駅の各時間帯の利用者数と、各時間帯の男性の利用者数と、各時間帯の女性の利用者数と、各時間帯の年代別の利用者数と、各時間帯の目的地別の利用者数とを含む。また、来客数予測情報は、利用者の総数と、男性の利用者の総数と、女性の利用者の総数と、年代別の利用者の総数と、目的地別の利用者の総数とを含む。
[動作]
本実施例による需要予測情報作成システム100は、図8に示す次の各ステップを実行することによって、列車計画情報及び乗車履歴情報の収集並びに列車データの停車駅と停車時刻を算出する。そして、データ取り込み処理部60は、列車計画情報に停車駅ごとの発時間と着時間とを追加した停車駅追加後列車計画情報を生成する。
ステップS801:データ取り込み処理部60が、列車情報DB10及び乗車履歴DB20にアクセス処理を行うステップを実行する。
ステップS802:データ取り込み処理部60が、前記ステップS801により列車情報DB10に1件(1レコード)以上の列車計画情報が存在するか否かを判定し、存在しないと判定したときにエラー処理のステップS807に移行するステップを実行する。
ステップS803:前記ステップS802において列車情報DB10に1件以上の列車計画情報が存在すると判定したとき、データ取り込み処理部60が、乗車履歴DB20に1件(1レコード)以上の乗車履歴情報が存在するか否かを判定し、存在しないと判定したときにエラー処理のステップS807に移行するステップを実行する。
ステップS804:前記ステップS803において乗車履歴DB20に1件以上の乗車履歴情報が存在すると判定したとき、データ取り込み処理部60が、列車情報DB10から列車計画情報を全件取得し、図示しない一次記憶領域であるデータ格納領域へ列車計画情報を格納するステップを実行する。
ステップS805:データ取り込み処理部60が、前記ステップS804によりデータ格納領域へ格納した列車計画情報に基づいて列車が停車する停車駅毎の停車時刻を算出するステップを実行する。
この停車駅毎の停車時刻の算出方法は、次の通りである。
(1)データ取り込み処理部60は、S804にて取得した列車計画情報に含まれる停車駅パターンIDをキーに停車駅パターンDB30を検索し、停車駅パターンIDに該当する停車駅パターン(既に内部で停車駅パターンDBから列車駅パターンID毎の停車駅の停車時刻を取得済みである前提とする)を取得する工程を実行する。
(2)データ取り込み処理部60は、列車計画情報の発時刻、着時刻に駅間の所要時分(停車駅パターンから算出される)を加算し、各停車駅の着時刻、発時刻を算出する工程を実行する。そして、データ取り込み処理部60は、停車駅パターンに含まれる各停車駅と、停車駅毎の発時刻とを列車計画情報に追加することで、停車駅追加後列車計画情報を生成する。そして、データ取り込み処理部60は、生成した停車駅追加後列車計画情報(前述、図9)を、列車情報DB10に格納する。
ステップS806:乗車履歴DB20から乗車履歴情報を全件取得し、図示しない一次記憶領域であるデータ格納領域へデータを格納し、図9に示す需要予測処理に移行するステップを実行する。
次いで、本実施例による需要予測情報作成システムは、列車(列車番号)の利用者の乗車数(列車乗車数)と列車(列車番号)の乗車駅の利用者数(駅乗車利用数)と列車(列車番号)の降車駅の利用者数(駅降車利用数)とを算出する利用者情報取得処理に移行する。この利用者情報取得処理は図9に示す次のステップにより実行される。
ステップS901:利用者情報出力処理部70が、乗車履歴DB20にアクセスし、乗車履歴情報を取得する。また、利用者情報出力処理部70は、乗車履歴情報のレコード数を取得する。そして、利用者情報出力処理部70は、取得した乗車履歴情報のレコード数分の処理を開始するステップを実行する。乗車履歴情報には、顧客IDと、顧客IDが付与された公共交通機関共通乗車カード(乗車カード)が改札口を通過することにより取得される乗車駅と、乗車時刻と、降車駅乗車時刻と、降車駅と、降車時刻と、顧客(利用者)の性別と、顧客の年代と、顧客が利用する鉄道会社の会社名とが含まれる。
ステップS902:利用者情報出力処理部70が、乗車履歴DB20から1レコード分の乗車履歴情報を取得するステップを実行する。
ステップS903:利用者情報出力処理部70が、S902にて取得した乗車履歴情報に含まれる顧客IDから特定される顧客が乗車する可能性がある列車の停車駅追加後列車計画情報を、すべて取得する。停車駅追加後列車計画情報には、列車番号、発駅、複数の停車駅、着駅、停車駅毎の発時刻(発駅の発時刻も含む)、着駅の着時刻が含まれる。
詳細には、利用者情報出力処理部70が、列車情報DB10から乗車駅と降車駅が停車駅となる停車駅追加後列車計画情報を取得する。このステップS903では、利用者情報出力処理部70は、取得条件を「乗車履歴情報に含まれる乗車駅が列車計画情報に含まれる停車駅、発駅のいずれかと等しい」又は「乗車履歴情報に含まれる降車駅が列車計画情報に含まれる停車駅、着駅のいずれかと等しい」とすることにより、利用者が乗車または降車した列車(番号)及び利用者が乗車または降車した駅に関する停車駅追加後列車計画情報を取得する。即ち、利用者情報出力処理部70は、S902にて取得した乗車履歴情報に含まれる乗車駅をキーに列車情報DB10を検索し、キーと一致する駅(発駅、停車駅のいずれか)を含む停車駅追加後列車計画情報を取得する。また、利用者情報出力処理部70は、S902にて取得した乗車履歴情報に含まれる降車駅をキーに列車情報DB10を検索し、キーと一致する駅(停車駅、着駅のいずれか)を含む停車駅追加後列車計画情報を取得する。
ステップS904:利用者情報出力処理部70が、前記ステップS903により取得した停車駅追加後列車計画情報から「乗車時刻<列車の発時刻 AND 降車時刻>列車の着時刻」の条件に合致する停車駅追加後列車計画情報を抽出する。即ち、本ステップS904では、利用者情報出力処理部70は、ステップS903により抽出した停車駅追加後列車計画情報から、S902にて取得した乗車履歴情報に含まれる乗車時刻(正確には改札通過時刻)が乗車した駅(発駅または停車駅)の発時刻より早く且つ、S902にて取得した乗車履歴情報に含まれる降車時刻(正確には改札通過時刻)が降車した駅(停車駅または着駅)の発時刻(着駅の場合は着時刻)より遅い停車駅追加後列車計画情報を抽出する。即ち、ステップS904では、S903により取得した停車駅追加後列車計画情報から利用者の駅を特定した乗車時刻及び駅を特定した降車時刻の範囲の時間帯で利用者が利用した可能性のある列車の列車番号を含む停車駅追加後列車計画情報を取得する。
ステップS905:需要予測情報作成処理部80は、前記ステップS904により取得した停車駅追加後列車計画情報に含まれる列車番号に基づいて列車毎の乗車数(列車乗車数)と駅毎の乗車のための利用数(駅乗車利用数)と駅毎の降車のための利用数(駅降車利用数)の集計を行う集計処理を実行する。
この集計処理は、次の工程を需要予測情報作成処理部80が実行することによって行われる。
(1)需要予測情報作成処理部80は、列車乗車数(列車番号毎の集計)に+1する。即ち、ステップS904により抽出した列車(列車番号)の利用者の総数(列車乗車数)をインクリメントする。詳細には、需要予測情報作成処理部80は、乗車駅(S902にて取得した乗車履歴情報に含まれる)の時間帯(S902にて取得した乗車履歴情報に含まれる乗車時刻から特定される)における、列車番号(S904により抽出した停車駅追加後列車計画情報に含まれる)から特定される列車の利用者数をインクリメントする。例えば、S902にて取得した乗車履歴情報に含まれる乗車駅が「東京」であり、乗車時刻が「05:25」であり、列車番号が「A0001」である場合、需要予測情報作成処理部80は、列車番号「A0001」の列車の利用者数をインクリメントする。
(2)需要予測情報作成処理部80は、乗車した駅の利用者数(駅毎に各時間帯利用者数を集計)と、性別別の利用者数(男性の利用者数または女性の利用者数のいずれか)と、鉄道会社別の利用者数と、年代別の利用者数(10代〜80代のいずれか)とに+1する。即ち、ステップS904により抽出した列車(列車番号)の乗車駅の利用者数(改札に入った人数である駅乗車利用数)と、性別別の利用者数(男性の利用者数または女性の利用者数のいずれか)と、鉄道会社別の利用者数と、年代別の利用者数(10代〜80代のいずれか)とをインクリメントする。
詳細には、需要予測情報作成処理部80は、乗車駅(S902にて取得した乗車履歴情報に含まれる)の時間帯(S902にて取得した乗車履歴情報に含まれる乗車時刻が含まれる時間帯)における、駅の利用者数と、性別別の利用者数(男性の利用者数または女性の利用者数のいずれか)と、鉄道会社別の利用者数と、年代別の利用者数(10代〜80代のいずれか)とをインクリメントする。
例えば、S902にて取得した乗車履歴情報に含まれる乗車駅が「東京」であり、性別が「男性」であり、年代が「20代」であり、会社名が「A社」であり、乗車時刻が「05:25」である場合、需要予測情報作成処理部80は、「05:00〜05:30」の時間帯における「東京」駅の利用者の総数と、「05:00〜05:30」の時間帯における「東京」駅の「男性」の利用者数と、「05:00〜05:30」の時間帯における「東京」駅の「20代」の利用者数と、「05:00〜05:30」の時間帯における「東京」駅の「A社」の利用者数とをインクリメントする。
(3)需要予測情報作成処理部80は、降車した駅の利用者数(駅毎に各時間帯の利用者数を集計)と、性別別の利用者数(男性の利用者数または女性の利用者数のいずれか)と、鉄道会社別の利用者数と、年代別の利用者数(10代〜80代のいずれか)とに+1する。即ち、ステップS904により抽出した列車(列車番号)の降車駅の利用者数(改札を出た人数である駅降車利用数)と、性別別の利用者数(男性の利用者数または女性の利用者数のいずれか)と、鉄道会社別の利用者数と、年代別の利用者数(10代〜80代のいずれか)とをインクリメントする。
詳細には、需要予測情報作成処理部80は、降車駅(S902にて取得した乗車履歴情報に含まれる)の時間帯(S902にて取得した乗車履歴情報に含まれる降車時刻が含まれる時間帯)における、駅の利用者数と、性別別の利用者数と、鉄道会社別の利用者数と、年代別の利用者数とをインクリメントする。
例えば、S902にて取得した乗車履歴情報に含まれる降車駅が「品川」であり、性別が「男性」であり、年代が「20代」であり、会社名が「A社」であり、降車時刻が「05:35」である場合、需要予測情報作成処理部80は、「05:30〜06:00」の時間帯における「品川」駅の利用者の総数と、「05:30〜06:00」の時間帯における「品川」駅の「男性」の利用者数と、「05:30〜06:00」の時間帯における「品川」駅の「20代」の利用者数と、「05:30〜06:00」の時間帯における「品川」駅の「A社」の利用者数とをインクリメントする。
ステップS906:利用者情報出力処理部70が、ステップS901により取得したレコード数分のステップS902〜ステップS905の処理が終了したか否かを判定し、終了していないと判定したときに前記ステップS902に戻り、終了したと判定したときに利用者情報取得処理を終了するステップを実行する。
さらに、本実施例による需要予測情報作成システムは、図10に示す需要予測処理に移行する。この需要予測処理は次のステップにより実行される。
ステップS1001:需要予測情報作成処理部80が、前記利用者情報取得処理のS905にて集計した取得した列車(列車番号)毎の利用者の総数(列車乗車数)と、列車(列車番号)毎と駅毎に各時間帯の利用者数(利用者の数と、性別別の利用者数と、鉄道会社別の利用者数と、年代別の利用者数)とからなる需要予測情報を駅毎及び列車毎に生成するステップを実行する。例えば、需要予測情報作成処理部80は、各時間帯の乗車駅の利用者数(降車した人数や、乗車した人数や、降車した人数と乗車した人数との合計人数など)を列車(列車番号)毎に生成する。
ステップS1002:需要予測情報作成処理部80が、前記ステップS1001によりソートした駅毎及び列車毎の列車乗車数と駅乗車利用数と駅降車利用数を含む需要予測情報を需要予測DB50へ格納するステップを実行する。
ステップS1003:需要予測情報作成処理部80が、前記ステップS1002により需要予測DB50に格納した需要予測情報のデータ形式を表計算ソフトウェア等のデータ形式に変換し、出力用ファイルを作成するステップを実行する。
図14は、本発明の一実施の形態における利用状況予測処理の概要を示す。まず、S1401にて、需要予測情報作成システム100が、需要予測情報を需要予測情報活用システム200へ送信する。
次に、S1402にて、需要予測情報活用システム200が、S1401にて送信された需要予測情報を受信する。
次に、S1403にて、需要予測情報活用システム200の利用状況予測情報抽出部210が、駅設置機器制御装置400が設けられる駅の駅名を選択する。
次に、S1404にて、需要予測情報活用システム200の利用状況予測情報抽出部210が、機器利用状況予測情報を算出する日時を選択する。例えば、利用状況予測情報抽出部210は、現在の日時と曜日が等しい直近の日時(1週間前の日時)を選択する。なお、利用状況予測情報抽出部210は、1年前の日時であって、曜日が等しい日時を選択しても良い。
次に、S1405にて、需要予測情報活用システム200の利用状況予測情報抽出部210が、S1403にて選択した駅名と、S1404にて選択した日時とをキーに、S1402にて受信した需要予測情報から、利用状況予想情報(前述、図11)を抽出する。
詳細には、利用状況予測情報抽出部210は、S1403にて選択した駅名と、S1404にて選択した日時とをキーにS1402にて受信した需要予測情報を検索し、各時間帯の利用者数と、各時間帯の男性の利用者数と、各時間帯の女性の利用者数と、各時間帯の鉄道会社別の利用者数と、各時間帯の目的地別の利用者数とを抽出する。また、利用状況予測情報抽出部210は、S1403にて選択した駅名と、S1404にて選択した日時とをキーにS1402にて受信した需要予測情報を検索し、駅の利用者の総数と、男性の利用者の総数と、女性の利用者の総数と、鉄道会社別の利用者の総数と、目的地別の利用者の総数とを抽出する。
次に、S1406にて、需要予測情報活用システム200の利用状況予測情報抽出部210が、S1405にて取得した機器利用状況予測情報をCSV(Comma Separated Values)ファイルへ変換する。
次に、S1407にて、需要予測情報活用システム200の利用状況予測情報抽出部210が、S1406にて変換した後の機器利用状況予測情報のCSVファイルを駅設置機器制御装置400へ送信する。
次に、S1408にて、駅設置機器制御装置400は、S1407にて送信された機器利用状況予測情報のCSVファイルを受信する。
次に、S1409にて、駅設置機器制御装置400は、定期的にS1408にて受信した利用状況予測情報のCSVファイルを参照することで、現在の時間帯と対応する利用者数(利用者数と、男性の利用者数と、女性の利用者数と、鉄道会社別の利用者数と、目的地別の利用者数との少なくともいずれか一つ以上の利用者数)または利用者総数(利用者の総数と、男性の利用者の総数と、女性の利用者の総数と、鉄道会社別の利用者の総数と、目的地別の利用者の総数とのいずれか一つ以上の利用者総数)を取得する。そして、駅設置機器制御装置400は、取得した利用者数(利用者数と、男性の利用者数と、女性の利用者数と、鉄道会社別の利用者数と、目的地別の利用者数との少なくともいずれか一つ以上の利用者数)に基づき、対応する処理を実行する。
例えば、便器洗浄機(S1403にて選択された駅名の駅のトイレ内に設けられる)を制御する駅設置機器制御装置400は、各時間帯の男性の利用者数に基づき、男子トイレ内の便器(大便器や小便器)を洗浄させる頻度を時間帯毎に変化させる。また、駅設置機器制御装置400は、各時間帯の女性の利用者数に基づき、女子トイレ内の便器(大便器)を洗浄させる頻度を変化させる。すなわち、駅設置機器制御装置400は、取得した利用者の数(男性の利用者の数や、女性の利用者の数)が多くなるほど、対応する時間帯の間、便器を洗浄させる頻度が多くなるように便器洗浄機を制御する。一方、駅設置機器制御装置400は、取得した利用者の数が少なくなるほど、対応する時間帯の間、便器を洗浄させる頻度が少なくなるように便器洗浄機を制御する。例えば、取得した利用者の数(男性の利用者の数や、女性の利用者の数)が0名以上10名未満の場合、駅設置機器制御装置400は、対応する時間帯の間、便器洗浄機に前回洗浄してから2時間毎に便器を洗浄させる。また、取得した利用者の数が10名以上50名未満の場合、駅設置機器制御装置400は、対応する時間帯の間、便器洗浄機に前回洗浄してから1時間毎に便器を洗浄させる。また、取得した利用者の数が50名以上の場合、駅設置機器制御装置400は、対応する時間帯の間、便器洗浄機に前回洗浄してから30分毎に便器を洗浄させる。
また、券売機(S1403にて選択された駅名の駅に設けられる)を制御する駅設置機器制御装置400は、各時間帯の利用者の総数に基づき、稼働させる券売機の台数を時間帯毎に変化させる。すなわち、駅設置機器制御装置400は、取得した利用者の総数が多くなるほど、稼働する券売機の台数が増加するように各券売機を制御する。一方、駅設置機器制御装置400は、取得した利用者の総数が少なくなるほど、稼働する券売機の台数が減少するように各券売機を制御する。例えば、取得した利用者の総数が、0名以上300名未満の場合、駅設置機器制御装置400は、対応する時間帯の間、稼働する券売機の台数が3台になるように、各券売機を制御する。また、取得した利用者の総数が、300名以上600名未満の場合、駅設置機器制御装置400は、対応する時間帯の間、稼働する券売機の台数が6台になるように、各券売機を制御する。また、取得した利用者の総数が、600名以上900名未満の場合、駅設置機器制御装置400は、対応する時間帯の間、稼働する券売機の台数が9台になるように、各券売機を制御する。
なお、券売機を制御する駅設置機器制御装置400は、各時間帯の鉄道会社別の利用者数に基づき、稼働させる券売機の台数を時間帯毎に変化させても良い。例えば、A社の利用者数が、0名以上300名未満の場合、駅設置機器制御装置400は、対応する時間帯の間、稼働する券売機(A社の鉄道の乗車券を販売する券売機)の台数が3台になるように、各A社の券売機を制御する。一方、B社の利用者数が、0名以上300名未満の場合、駅設置機器制御装置400は、対応する時間帯の間、稼働する券売機(B社の鉄道の乗車券を販売する券売機)の台数が3台になるように、各B社の券売機を制御する。
図15は、本発明の一実施の形態における顧客需要予測処理の概要を示す図である。まず、S1501にて、需要予測情報作成システム100は、需要予測情報を需要予測情報活用システム200へ送信する。
次に、S1502にて、需要予測情報活用システム200は、S1501にて送信された需要予測情報を受信する。
次に、S1503にて、需要予測情報活用システム200の顧客需要予測部220が、店舗端末300が設けられる駅の駅名を選択する。
次に、S1504にて、需要予測情報活用システム200の顧客需要予測部220が、来客数予測情報を算出する日時を選択する。例えば、利用状況予測情報抽出部210は、現在の日時と曜日が等しい直近の日時(1週間前の日時)を選択する。なお、利用状況予測情報抽出部210は、1年前の日時であって、曜日が等しい日時を選択しても良い。
次に、S1505にて、需要予測情報活用システム200の顧客需要予測部220が、S1503にて選択した駅名と、S1504にて選択した日時とをキーに、S1502にて受信した需要予測情報から、来客数予測情報(前述、図12)を抽出する。
詳細には、顧客需要予測部220は、S1503にて選択した駅名と、S1504にて選択した日時とをキーにS1502にて受信した需要予測情報を検索し、各時間帯の利用者数と、各時間帯の男性の利用者数と、各時間帯の女性の利用者数と、各時間帯の年代別の利用者数と、各時間帯の目的地別の利用者数とを抽出する。また、顧客需要予測部220は、S1503にて選択した駅名と、S1504にて選択した日時とをキーにS1502にて受信した需要予測情報を検索し、利用者の総数と、男性の利用者の総数と、女性の利用者の総数と、年代別の利用者の総数と、目的地別の利用者の総数とを抽出する。
次に、S1506にて、需要予測情報活用システム200は、店舗端末300から送信されるフィードバックデータを受信する。
次に、S1507にて、需要予測情報活用システム200の顧客需要予測部220が、S1506にて受信したフィードバックデータに含まれる商品ごとの販売個数を、利用者の総数(駅利用者の総数)で除算することで、商品ごとの販売率を算出する。
例えば、フィードバックデータに含まれる「商品A」についての販売個数が「1000」であり、利用者の総数が、「10000」である場合、顧客需要予測部220は、販売個数「1000」を利用者の総数「10000」で除算することで、「商品A」についての販売率「0.1」を算出する。
次に、S1508にて、需要予測情報活用システム200の顧客需要予測部220が、S1507にて算出した販売率を、来客数予測情報に含まれる利用者の総数に乗算することで、商品ごとの販売見込み個数を算出する。
例えば、フィードバックデータに含まれる「商品A」についての販売率が「0.1」であり、利用者の総数が「8000」である場合、顧客需要予測部220は、販売率が「0.1」を利用者の総数「8000」で乗算することで、「商品A」についての販売見込み個数「800」を算出する。
次に、S1509にて、需要予測情報活用システム200の顧客需要予測部220が、S1508にて算出した販売見込み個数と、S1506にて受信したフィードバックデータに含まれる発注予定数とに基づき、発注精度指数として算出する。詳細には、顧客需要予測部220は、S1508にて算出した販売見込み個数と、S1506にて受信したフィードバックデータに含まれる発注予定数との差分を発注精度指数として算出する。また、顧客需要予測部220は、算出した発注精度指数が所定値以上である場合に、来客数予測情報に含まれる対応する商品に警告情報を付加する。
次に、S1510にて、需要予測情報活用システム200の顧客需要予測部220が、S1508にて算出した商品ごとの販売見込み個数を、来客数予測情報に付加する。
次に、S1511にて、需要予測情報活用システム200の顧客需要予測部220が、S1510にて販売見込み個数を付加した後の来客数予測情報をCSV(Comma Separated Values)ファイルへ変換する。
次に、S1512にて、需要予測情報活用システム200の顧客需要予測部220が、S1511にて変換した後の来客数予測情報を店舗端末300へ送信する。
次に、S1513にて、店舗端末300は、S1512にて送信された来客数予測情報のCSVファイルを受信する。
次に、S1514にて、店舗端末300は、S1513にて受信した来客数予測情報のCSVファイルに付加されている販売見込み個数に基づき、商品ごとの発注予定数を更新する。
なお、S1506にて受信するフィードバックデータが、各時間帯の従業員数(例えば、飲食店に勤務する従業員の数)を含むものであっても良い。その場合、需要予測情報活用システム200の顧客需要予測部220は、店舗端末300が設置される地域と対応する駅(例えば、店舗に設置される店舗端末の半径300m以内に存在する駅)の各時間帯の利用者数に基づき、店舗(店舗端末300が設置される店舗)への各時間帯の来客予想数を算出する。そして、顧客需要予測部220は、算出した来客予想数を、受信したフィードバックデータに含まれる各時間帯の従業員数で除算した各時間帯の比率を算出する。そして、顧客需要予測部220は、算出した比率が所定値以上、大きいまたは小さい時間帯について、警告情報を付加する。また、顧客需要予測部220は、各時間帯の来客予想数に基づき、各時間帯の適正従業員数を算出する。そして、顧客需要予測部220は、警告情報と各時間帯の適正従業員数とを付加した後の来客数予測情報をCSVファイルへ変換し、変換した後の来客数予測情報を店舗端末300へ送信する。店舗端末300は、受信した来客数予測情報に基づき、各時間帯の店舗に勤務する従業員数のシフト情報を更新する。
これらステップを実行することによって、本実施例による需要予測情報作成システムは、乗客が利用した列車毎及び駅毎の乗降者数である需要予測情報を出力することができ、策定者は実績に基づいた需要予測情報を参考に列車計画を策定できる。
このように本実施例による需要予測情報作成システム及び需要予測情報作成方法は、列車計画情報及び列車毎の乗車数と駅毎の乗降者数実績値を活用して精度の良い需要予測情報を作成できる。
即ち、従来技術においては、過去に作成した列車計画を基に休祭日や季節変動を考慮した乗客数を予測したうえで現行の列車計画を作成しているが、実際に作成した列車計画に対して、どの時間帯に、どれ程の乗客が、どの列車を利用するか、といった情報を考慮しておらず、作成した列車計画から乗客の需要予測を行う事は考慮されていなかったのに対し、本実施例は、乗車履歴DB20が保持している「乗客の乗車降車情報」と列車情報DB10の保持している「列車特定情報」を比較し、列車一本の「始発駅〜終着駅」、「始発時刻〜終着時刻」に該当する全ての乗客を乗車履歴情報から抽出し、抽出結果から駅毎に時間当たり乗客数を算出することによって、乗客の需要予測情報を生成できる。
また、本実施例による需要予測システムは、需要予測情報を需要予測情報活用システム200が独自分析することで、駅構内の電力や水道の消費量を抑制できる。また、小売店などの受発注精度を向上できる。そして、小売店などにおける店内の品揃えを重点的に販売すべき商品へ絞ることができ、売り上げや利益率を改善できる。また、人材の効率的配置による人件費の削減ができる。
1…需要予測システム、
10…列車情報DB、20…乗車履歴DB、30…停車駅パターンDB、40…停車駅時刻DB、50…需要予測DB、
60…データ取り込み処理部、70…利用者情報出力処理部、80…需要予測情報作成処理部、
100…需要予測情報作成システム、
200…需要予測情報活用システム、
300…店舗端末、
400…駅設置機器制御装置。

Claims (2)

  1. 需要予測情報作成システムと、前記需要予測情報作成システムとネットワークを介して接続される需要予測情報活用システムと、前記需要予測情報活用システムとネットワークを介して接続される駅設置機器制御装置と、を有する需要予測システムであって、
    前記需要予測情報作成システムは、
    利用者が改札口を通過する際に取得される乗車駅と乗車時刻と降車駅と降車時刻とを含む乗車履歴情報と、発駅から着駅までの間に存在する停車駅と前記停車駅を出発する発時刻とを含む停車駅追加後列車計画情報とを取得する利用者情報出力処理部と、
    前記利用者情報出力処理部が取得した前記乗車履歴情報と前記停車駅追加後列車計画情報とに基づき、前記利用者が乗車または降車した駅毎の各時間帯の利用者数を含む需要予測情報を生成する需要予測情報作成処理部と、
    を有し、
    前記利用者情報出力処理部は、前記乗車時刻が乗車した駅の前記発時刻より早く、且つ、前記降車時刻が降車した駅の前記発時刻より遅い条件に合致する前記停車駅追加後列車計画情報を取得し、
    前記需要予測情報作成処理部は、前記利用者情報出力処理部が取得した前記停車駅追加後列車計画情報に含まれる列車番号に基づいて、前記需要予測情報として、列車に乗車する前記利用者の人数と、前記駅毎の各時間帯の利用者数を含む需要予測情報を生成し、当該需要予測情報を前記需要予測情報活用システムへ送信し、
    前記需要予測情報活用システムは、
    前記需要予測情報作成システムから需要予測情報を受信し、受信した需要予測情報に基づいて、駅設置機器の利用状況予測情報を抽出し、当該利用状況予測情報を前記駅設置機器制御装置へ送信し、
    前記駅設置機器制御装置は、
    前記需要予測情報活用システムから送信された前記利用状況予測情報に基づき、駅設置機器に対する制御を
    前記乗車履歴情報には、利用者の性別を示す情報を含み、
    前記需要予測情報作成処理部は、時間帯別の乗客利用者の男女別の情報をさらに含む需要予測情報を生成し、
    前記需要予測情報活用システムは、
    前記需要予測情報に基づいて、時間帯別の男女別の乗客利用者数に基づいた、駅設置機器の利用状況予測情報を抽出し、
    前記駅設置機器制御装置は、
    前記利用状況予測情報に基づき、駅のトイレ内に設置される便器洗浄機を洗浄させる頻度を変化させる、
    需要予測システム。
  2. 需要予測情報作成システムと、前記需要予測情報作成システムとネットワークを介して接続される需要予測情報活用システムと、前記需要予測情報活用システムとネットワークを介して接続される駅設置機器制御装置と、を有する需要予測システムで実行する需要予測方法であって、
    前記需要予測情報作成システムが、利用者が改札口を通過する際に取得される乗車駅と乗車時刻と降車駅と降車時刻とを含む乗車履歴情報と、発駅から着駅までの間に存在する停車駅と前記停車駅を出発する発時刻とを含む停車駅追加後列車計画情報とを取得する利用者情報出力処理ステップと、
    前記需要予測情報作成システムが、前記利用者情報出力処理ステップで取得した前記乗車履歴情報と前記停車駅追加後列車計画情報とに基づき、前記利用者が乗車または降車した駅毎の各時間帯の利用者数を含む需要予測情報を生成する需要予測情報作成処理ステップと、
    前記需要予測情報活用システムが、前記需要予測情報作成システムから需要予測情報を受信し、受信した需要予測情報に基づいて、駅設置機器の利用状況予測情報を抽出し、当該利用状況予測情報を前記駅設置機器制御装置へ送信する送信ステップと、
    前記駅設置機器制御装置が、前記需要予測情報活用システムから送信された前記利用状況予測情報に基づき、駅設置機器に対する制御をする制御ステップと、を含み、
    前記利用者情報出力処理ステップでは、前記乗車時刻が乗車した駅の前記発時刻より早く、且つ、前記降車時刻が降車した駅の前記発時刻より遅い条件に合致する前記停車駅追加後列車計画情報を取得し、
    前記需要予測情報作成処理ステップでは、前記利用者情報出力処理ステップで取得した前記停車駅追加後列車計画情報に含まれる列車番号に基づいて、前記需要予測情報として、列車に乗車する前記利用者の人数と、前記駅毎の各時間帯の利用者数を含む需要予測情報を生成し、当該需要予測情報を前記需要予測情報活用システムへ送信し、
    前記乗車履歴情報には、利用者の性別を示す情報を含み、
    前記需要予測情報作成処理ステップでは、時間帯別の乗客利用者の男女別の情報をさらに含む需要予測情報を生成し、
    前記需要予測情報活用システムの送信ステップでは、
    前記需要予測情報に基づいて、時間帯別の男女別の乗客利用者数に基づいた、駅設置機器の利用状況予測情報を抽出し、
    前記駅設置機器制御装置の制御ステップでは、
    前記利用状況予測情報に基づき、駅のトイレ内に設置される便器洗浄機を洗浄させる頻度を変化させる、
    需要予測方法。
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