JP6301864B2 - 評価システム及び運行情報の評価方法 - Google Patents
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Description
以降、本発明の実施例を、図等を参照して説明する。本実施例では、主に鉄道の駅の例として説明するが、本発明の適用範囲は、鉄道の駅に限定されることなく、予め定められた時刻で運行する公共交通機関(例えば、路線バスや、船舶、航空機など)にも適用可能である。
図1は、本実施例のダイヤ評価装置1の構成を示す図である。
図2(A)は、交通機関利用者情報31の構成例を示す図である。
図2(B)は、交通機関運行情報32の構成例を示す図である。
図2(C)は、移動パタン情報33の構成例を示す図である。
図3は、乗客流マトリクス34の構成例を示す図である。
図1に戻り、説明を続ける。ダイヤ評価結果35は、ダイヤ評価部22によるダイヤの評価によって得られた情報であり、その詳細は後述する。
図6は、乗客流マトリクス生成部21が乗客流マトリクス34を生成する処理のフローチャートである。
図7は、ダイヤ評価部22がダイヤを評価する処理のフローチャートである。
ダイヤ評価装置1は、オペレータが乗客流マトリクス作成及びダイヤ評価を行う条件を入力する画面、及びダイヤ評価結果を表示する画面などを出力する。これらの画面は、乗客流マトリクス生成部21及びダイヤ評価部22が生成する。以下に、具体的な画面の一例を説明する。
図11は、メニュー画面61の一例を示す図である。
図12は、ダイヤ評価画面の一例を示す図である。
前述した実施例では、一つのダイヤを評価するための処理フローについて説明した。しかし、実際にダイヤを修正する場合、複数のダイヤ案を比較したり、刻々と変化する状況に合わせてダイヤを再修正する必要が生じたりする。すなわち、軽微な修正や更新されたダイヤについて、乗客の不効用を考慮したダイヤ評価を高速に行うことが重要となる。
前述した実施例では、乗客の不効用を用いたダイヤ評価について説明した。しかし、ダイヤを評価指標には乗客の不効用以外にも、運行のための電力、CO2排出量、乗務員の労働時間など、企業収益に関連する評価指標もある。ダイヤ評価装置1は列車の運行本数から消費電力を推定してもよい。また、ネットワーク4によって接続された外部システム2から取得したデータを用いて、従業員や環境に関する不効用値を算出し(又は、ネットワーク4によって接続された外部システム2から乗務員や環境に関する不効用を取得し)、乗客の不効用とともに表示してもよい。これによって、より多様な視点でダイヤを評価することができる。
図14は、拡張したダイヤ評価画面63の一例を示す図である。図14に示す拡張したダイヤ評価画面63は、図12に示すダイヤ評価画面62と同一の部分は、ダイヤ評価画面62と同じ符号を付して説明を省略し、拡張したダイヤ評価画面63とダイヤ評価画面62との異なる部分について説明する。
前述した乗客流マトリクス34は、移動パタン情報33を参照して交通機関利用者情報31に移動ルートを割り当て、利用路路線を推定して作成される。このとき、移動ルート割り当ての正確さがダイヤ評価の精度に影響する。すなわち、ダイヤ評価の精度を向上するためには、移動ルート推定の精度の向上が課題となる。以下、その課題の解決方法について説明する。
駅間に複数の移動ルートの候補がある場合に、交通機関利用者情報31に移動パタン情報33から移動ルートを割り当てる方法について説明する。
駅間に複数の移動ルートの候補があり、かつ交通機関利用者の所要時間から移動ルートを推定することが困難な場合に、交通機関利用者情報31に移動パタン情報33から移動ルートを割り当てる方法について説明する。
図3、図4で示す他路線からの迂回旅客や他路線への迂回旅客のモデルを作成する方法について説明する。
(1)本実施例のダイヤ評価装置1は、乗客の列車の乗車位置への到着時刻を推定し、路線、時間帯及び入場駅毎に各駅間を利用する乗客数によって表される乗客流マトリクスを生成し、前記乗客流マトリクス及びダイヤを用いて交通機関の乗車人数を推定し、乗客の不効用値を算出するので、乗客の不効用を考慮してダイヤを高速に評価することができる。よって、輸送障害や災害が発生した際に乗客への影響が少ないダイヤを迅速に作成することができる。
2 外部システム
3 外部サーバ
4 ネットワーク
11 中央制御装置(制御部)
12 入力装置
13 出力装置
14 通信装置
15 主記憶装置(記憶部)
16 補助記憶装置(記憶部)
21 乗客流マトリクス生成部
22 ダイヤ評価部
31 交通機関利用者情報
32 交通機関運行情報
33 移動パタン情報
34 乗客流マトリクス
35 ダイヤ評価結果
Claims (13)
- 交通機関の運行情報を評価する評価システムであって、
乗客が交通機関を利用した履歴が記録される交通機関利用者情報と、入場駅と出場駅との間の移動ルートが記録される移動パタン情報とを格納する記憶部と、
前記交通機関利用者情報及び移動パタン情報を参照し、乗客の列車の乗車位置への到着時刻を推定し、路線、前記到着時刻の時間帯及び入場駅毎に各駅間を利用する乗客数によって表される乗客流マトリクスを生成する乗客流マトリクス生成部と、
前記乗客流マトリクス及び前記運行情報を用いて交通機関の乗車人数を推定し、乗客の不効用値を算出する評価部と、を備えることを特徴とする評価システム。 - 請求項1に記載の評価システムであって、
前記評価部は、変更前後の運行情報の差分及び前記乗客流マトリクスを用いて、変更後の運行情報における乗客の不効用値を算出することを特徴とする評価システム。 - 請求項1に記載の評価システムであって、
ある駅間の乗客数は、当該駅間の前の駅間の乗客数と乗客が次駅間まで継続して乗車する確率からなる確率モデルを用いて表されることを特徴とする評価システム。 - 請求項1に記載の評価システムであって、
ある駅間の乗客数は、自路線輸送力、他路線輸送力、及び他列車へ乗り換える乗客数の少なくとも一つを説明変数としたモデルを用いて表されることを特徴とする評価システム。 - 請求項1に記載の評価システムであって、
前記評価部は、車両の混雑区間数、乗客の総待ち時間、総乗車時間の増加値、及び乗換人数の少なくとも一つを用いて、乗客の不効用値を算出することを特徴とする評価システム。 - 請求項1から5のいずれか一つに記載の評価システムであって、
前記乗客流マトリクスを集計する時間幅が可変であることを特徴とする評価システム。 - 請求項1から5のいずれか一つに記載の評価システムであって、
入場駅と出場駅との間に複数の移動ルートがある場合、乗客の入場駅、入場時刻、出場駅、出場時刻及び所要時間を用いて、当該乗客が利用した路線を推定することを特徴とする評価システム。 - 請求項1から5のいずれか一つに記載の評価システムであって、
入場駅と出場駅との間に複数の移動ルートがある場合、一人の乗客の移動データにルート選択確率を乗じることによって、前記複数の移動ルートの各々の乗客移動データを生成することを特徴とする評価システム。 - コンピュータを用いて交通機関の運行情報を評価する方法であって、
前記コンピュータは、プログラムを実行するプロセッサと、前記プログラムを格納するメモリとを有し、
前記メモリは、乗客が交通機関を利用した履歴が記録される交通機関利用者情報と、入場駅と出場駅との間の移動ルートが記録される移動パタン情報とを格納し、
前記方法は、
前記プロセッサが、前記交通機関利用者情報及び移動パタン情報を参照し、乗客の列車の乗車位置への到着時刻を推定し、路線、前記到着時刻の時間帯及び入場駅毎に各駅間を利用する乗客数によって表される乗客流マトリクスを生成し、前記メモリに格納する乗客流マトリクス生成ステップと、
前記プロセッサが、前記乗客流マトリクス及び前記運行情報を用いて交通機関の乗車人数を推定し、乗客の不効用値を算出する評価ステップと、を含むことを特徴とする運行情報の評価方法。 - 請求項9に記載の評価方法であって、
前記評価ステップでは、前記プロセッサは、変更前後の運行情報の差分及び前記乗客流マトリクスを用いて、変更後の運行情報における乗客の不効用値を算出することを特徴とする評価方法。 - 請求項9に記載の評価方法であって、
ある駅間の乗客数は、当該駅間の前の駅間の乗客数と乗客が次駅間まで継続して乗車する確率からなる確率モデルを用いて表されることを特徴とする評価方法。 - 請求項9に記載の評価方法であって、
ある駅間の乗客数は、自路線輸送力、他路線輸送力、及び他列車へ乗り換える乗客数の少なくとも一つを説明変数としたモデルを用いて表されることを特徴とする評価方法。 - 請求項9に記載の評価方法であって、
前記評価ステップでは、車両の混雑区間数、乗客の総待ち時間、総乗車時間の増加値、及び乗換人数の少なくとも一つを用いて、乗客の不効用値を算出することを特徴とする評価方法。
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