JP6652286B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
[画像形成装置]
図1は、実施の形態の画像形成装置を示す断面構成図である。カラー電子写真複写機本体(以下、単に本体という)40の上部には、原稿44を1枚ずつ分離した状態で自動的に搬送する自動原稿搬送装置41と、自動原稿搬送装置41によって搬送される原稿44の画像を読み取る原稿読取装置42が配設されている。原稿読取装置42は、プラテンガラス43上に載置された原稿44に光源45からの光を照射し、原稿44から反射された光を、縮小光学系を介して画像読取素子50上に走査することで露光する。なお、縮小光学系は、光学ミラー46、47、48及び結像レンズ49からなる。また、画像読取素子50は、例えばCCD等である。画像読取素子50は、原稿44上の画像を形成している各色材からの反射光像を、所定のドット密度で読み取る。
図2は、本実施の形態の制御系のブロック図である。システムコントローラ(以下、単にコントローラという)101は、本体40を統括的に制御している。コントローラ101は、主に本体40内の各負荷の駆動やセンサ類により検知した情報の収集及び解析、操作部102、即ちユーザインターフェースとのデータの送受信を制御している。コントローラ101は、上述した制御を行うために、制御手段であるCPU101aを搭載している。CPU101aは、コントローラ101に搭載したROM101bに格納されたプログラムによって、予め決められた画像形成シーケンスに関する種々のシーケンスを実行する。コントローラ101には、CPU101aが種々のシーケンスを実行する際、一時的又は恒久的に保存することが必要な書き換え可能なデータを格納するために、RAM101cも搭載している。RAM101cには、例えば後述する高圧制御部105への設定値、後述する各種データ、操作部102からの画像形成に関する指令情報などが保存される。コントローラ101は、タイマ部101dを有し、CPU101aはタイマ部101dにより時間を計測することができる。
本実施の形態の定着器3の構成を、図3(a)を用いて説明する。定着器3は、第一の回転体である定着ローラ212と、第二の回転体である加圧ローラ213とを有し、図示しない加圧機構によって定着ローラ212と加圧ローラ213が互いに圧接しながら回転可能に配置されている。なお、第一の回転体、第二の回転体はローラではなくベルトや無端フィルムであってもよい。加熱回転体である定着ローラ212は、内部に発熱体としてのハロゲンヒータ等のヒータ222を有する。加圧回転体である加圧ローラ213は、内部に発熱体であるハロゲンヒータ等のヒータ223を有する。定着ローラ212は、駆動手段であるモータ260(図中、Mと記す)によって回転駆動される。加圧ローラ213は定着ローラ212の回転に従動して回転する。なお、モータ260が加圧ローラ213を回転駆動してもよい。コントローラ101は、モータ制御部107を介してモータ260を制御する。モータ260の制御の詳細については後述する。
図3(a)で説明したモータ260の制御について詳しく説明する。図3(b)は、コントローラ101、モータ制御部107、モータ260間の各種信号の送受信を説明するブロック図である。コントローラ101は、モータ制御部107への制御信号として、回転信号、ブレーキ信号、CLK信号を出力する。回転信号は、モータ制御部107にモータ260のオン、オフを指示する信号である。ブレーキ信号は、モータ制御部107にモータ260の回転を停止させるように指示する信号であり、単に回転信号をオフした場合よりもモータ260を早く停止させることができる。モータ制御部107は、コントローラ101から入力されたCLK信号の周波数に応じた回転数で、モータ260を回転させる。
図4は、定着器3のニップ部に記録材Pを搬送する際の様子を示す図で、定着器3の要部を記載した図である。図5は、各信号のタイミングチャートであり、図5(a)は巻き付きジャムが発生しなかった場合、図5(b)、図5(c)は巻き付きジャムが発生した場合を示す。ここで、図5(b)は、巻き付きジャムと判断された後、入口センサ239が記録材Pを検知している間にモータ260が停止した場合を示す。図5(c)は、巻き付きジャムと判断された後、入口センサ239が記録材Pを検知している間にモータ260が停止しなかった場合を示す。更に、図5(a)〜図5(c)において、(i)は、定着器3に記録材Pを搬送する際の入口センサ239から出力される信号を示し、(ii)は、出口センサ240から出力される信号を示す。また、(iii)は、コントローラ101から出力されるモータ260の回転を停止させるためのブレーキ信号を示し、(iv)は、モータ260から出力されるFG信号を示す。図4(a)に示すように、入口センサ239が配置されている位置から定着ローラ212と加圧ローラ213のニップ部までの距離をa、定着ローラ212と加圧ローラ213のニップ部から出口センサ240が配置されている位置までの距離をbとする。また、画像形成装置が対応している記録材Pの中で最小のサイズの記録材Pの搬送方向の長さをeとする。
(a+b)÷v<T1<(e−z)÷v・・・式(1)
CPU101aは、図6のS6で、定着器3で巻き付きジャムが発生したと判断した場合、モータ制御部107によってモータ260を停止させる。しかし、モータ260のブレーキ故障やブレーキ束線の断線、その他の要因によりブレーキの効きが低下する場合がある。このような場合、CPU101aがブレーキ信号を出力したとしても、記録材Pが上述した距離zを超えて搬送され、記録材Pの後端が入口センサ239を通過してしまう可能性がある。CPU101aは、入口センサ239の出力も出口センサ240の出力もローレベルとなっているため、定着ローラ212に記録材Pが巻き付いていることを判断できない。即ち、CPU101aは、記録材Pが除去されたと判断してしまい、プリント可能な状態に移行してしまう。定着器3に記録材Pが巻き付いた状態でプリントを行うと、定着ローラ212に巻き付いている記録材Pによって、次に定着器3に搬送されてきた後続の記録材Pのトナーに十分に熱が伝導されないこととなる。これにより、後続の記録材Pへの定着性が低下して、後続の記録材Pが画像不良となってしまう。このように、入口センサ239が記録材Pを検知しない位置まで記録材Pを搬送してしまった場合を、以降、全巻き付きジャムという。
N=(e−T1×v)÷y・・・式(2)
212 定着ローラ
213 加圧ローラ
239 入口センサ
240 出口センサ
Claims (9)
- 記録材を搬送する回転体と、
記録材の搬送方向における前記回転体の上流側に設けられ、記録材を検知する第一の検知手段と、
記録材の搬送方向における前記回転体の下流側に設けられ、記録材を検知する第二の検知手段と、
前記第一の検知手段及び前記第二の検知手段の検知結果に基づいて、記録材の後端を除いた部分が前記回転体に巻き付いた第一の巻き付きが発生したことを判断し、前記回転体の回転を停止させるように制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記第一の巻き付きが発生したと判断した場合に、前記回転体の回転に伴って出力される信号をカウントした値に基づいて、記録材の後端が前記回転体に巻き付いた第二の巻き付きが発生したか否かを判断することを特徴とする画像形成装置。 - 前記回転体を駆動するモータを備え、
前記モータは、前記モータの回転に伴いFG信号を出力し、
前記制御手段は、前記第一の巻き付きが発生したと判断した場合に、前記モータを停止させるように制御した後、前記FG信号のパルスをカウントした値に基づいて、前記第二の巻き付きが発生したか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、カウントした値が所定の値を超えた場合、記録材の後端が前記第一の検知手段を通過して前記第二の巻き付きが発生したと判断することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、カウントした値が前記所定の値以下である場合、記録材の後端が前記第一の検知手段を通過しておらず前記第二の巻き付きが発生していないと判断することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記第一の検知手段により記録材の先端を検知してから所定の時間が経過しても、前記第二の検知手段により前記記録材の先端を検知できない場合には、前記第一の巻き付きが発生したと判断することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記所定の時間は、
前記所定の時間をT、
前記第一の検知手段と前記回転体との距離をa、
前記回転体と前記第二の検知手段との距離をb、
記録材の搬送速度をv、
記録材の搬送方向の長さをe、
前記モータを停止させてから記録材が進む距離をz、
とすると、
(a+b)÷v<T<(e−z)÷v
を満たすように決定されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記所定の値は、
前記所定の値をN、
前記FG信号の1パルスで記録材が搬送される距離をy、
とすると、
N=(e−T×v)÷y
を満たすように決定されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記制御手段は、記録材の巻き付きの状態を報知することを特徴とする請求項1から請
求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 更に、記録材に形成されたトナー画像を定着するための定着手段を有し、
前記定着手段は前記回転体を有することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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