JP6651950B2 - 現像剤カートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、筐体内に、現像剤を収容した現像剤容器が配置された現像剤カートリッジに関する。
現像剤を収容した現像剤カートリッジや、現像剤を収容するとともに、現像ローラを支持した現像カートリッジが知られている。これらのカートリッジは、使用前に長期間保存されると湿気などにより現像剤が劣化する可能性があるため、従来より、カートリッジの筐体内に密封された別の容器に入れた現像剤を配置することがある。例えば、特許文献1に記載の現像カートリッジでは、現像カートリッジの筐体内に袋状の現像剤容器を配置し、この現像剤容器内に現像剤を収容している。そして、現像剤容器の現像剤の排出口を封止しているフィルム状のシールを剥がすことで排出口を開け、現像剤を排出口から筐体内の可撓性容器外に排出して使用している。
特開2014−016592号公報
しかしながら、従来の構成においては、現像剤は、袋状の現像剤容器から自重等により流れ落ちることで排出されるため、多くの現像剤が現像剤容器に残るおそれがあり、現像剤を効率良く使用することができなかった。
そこで、本発明は、筐体内の現像剤容器から現像剤を効率良く排出し、現像剤容器に現像剤が残るのを抑制することを目的とする。
前記した課題を解決する本発明は、筐体と、少なくとも現像剤が収容された部分が筐体内に配置された現像剤容器とを備えた現像剤カートリッジを提供する。現像剤容器は、現像剤が収容される筒部材と、筒部材内に配置され、筒部材の軸方向の一方に向けて現像剤を搬送する搬送部材と、筒部材の一方の端部から所定距離離間して配置された端部部材と、端部部材と筒部材の両方の外周面に接合されて端部部材と筒部材の隙間を封止する封止部材とを備える。そして、現像剤カートリッジは、筒部材または搬送部材の回転により封止部材を破断可能に構成される。
このような構成によると、現像剤カートリッジは、筒部材または搬送部材の回転により封止部材が破断されて開封される。そして、現像剤は、搬送部材により、筒部材の中を一方に向けて搬送され、筒部材の一方の端において開封された部分から筐体内に排出される。このように、搬送部材により現像剤が搬送されることで、筐体内の現像剤容器から現像剤を効率良く排出し、現像剤容器に現像剤が残るのを抑制することができる。
本発明によれば、筐体内の現像剤容器から現像剤を効率良く排出し、現像剤容器に現像剤が残るのを抑制することができる。
第1実施形態に係る現像カートリッジの斜視図である。 現像カートリッジの断面図である。 現像剤容器の軸心を通る断面における現像カートリッジの断面図である。 現像剤容器から筐体へのトナーの排出を説明する図(a)〜(c)である。 第2実施形態に係る現像カートリッジの、現像剤容器の軸心を通る断面図である。 第2実施形態における、現像剤容器からのトナーの排出を説明する図(a)〜(c)である。 第3実施形態に係る現像カートリッジの、現像剤容器の軸心を通る断面図(a)と、(a)のX−X断面図(b)と、(a)のY−Y断面図(c)である。 第3実施形態における、現像剤容器からのトナーの排出を説明する図(a)〜(c)である。 変形例に係る現像カートリッジの断面図である。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、第1実施形態に係る現像剤カートリッジの一例としての現像カートリッジ1は、筐体10と、少なくとも現像剤が収容された部分が筐体10内に配置された現像剤容器20とを備えてなる。筐体10は、側壁11Aに開口16を有しており、現像剤容器20は、開口16を通して筐体10に対して着脱可能とされている。また、現像剤容器20は、外部に露出した駆動入力部材の一例としての入力ギヤ27を有している。
図2に示すように、現像カートリッジ1は、筐体10に、現像ローラ12と、供給ローラ13と、層厚規制ブレード14と、撹拌部材15とを設けてなる。
現像ローラ12は、筐体10に回転可能に支持されている。
供給ローラ13は、現像ローラ12に現像剤の一例としてのトナーTを供給する部材であり、筐体10に回転可能に支持されている。
層厚規制ブレード14は、現像ローラ12に接触して現像ローラ12の表面のトナーの層厚を規制する部材である。
撹拌部材15は、筐体10内の現像剤収容室11内に配置され、筐体10に回転可能に支持されている。撹拌部材15は、外部から回転駆動力が入力されて回転することで現像剤収容室11内のトナーTを撹拌する。
図3に示すように、現像剤容器20は、筒部材21と、端部部材22と、封止部材23と、筐体10に対して回転する、搬送部材の一例としてのオーガ24と、キャップ25と、入力ギヤ27とを備えてなる。
筒部材21は、円筒形状に形成され、内部にトナーTが収容されている。
端部部材22は、筒部材21の直径と同じ直径を有し、筒部材21の一方の端、図3においては左端から所定距離だけ左に離間して配置されている。端部部材22の一方の端面には、十字断面で凹んだ回り止めの凹部22Bが形成されている。筐体10の一方側の側壁11B(側壁11Aと反対側の壁)の内面には、十字断面で突出した回り止めの凸部17が設けられている。凹部22Bが凸部17と係合することで、端部部材22は筐体10に対して回転しないようになっている。
封止部材23は、端部部材22の外周面22Aと筒部材21の外周面21Aに接合されて端部部材22と筒部材21の隙間を封止する部材である。本実施形態においては、封止部材23は、接着剤31により端部部材22と筒部材21に接合されているが、粘着剤や、溶着により接合されていてもよい。
封止部材23は、封止部材23の他の部分よりも破断しやすい破断部の一例としてのミシン目23Pをオーガ24の回転方向に沿って有している。このミシン目23Pにより、封止部材23は、一端側の第1部分23Aと、他端側の第2部分23Bに区画されている。第1部分23Aは、端部部材22に接合され、第2部分23Bは、筒部材21に接合されている。
ミシン目23Pは、端部部材22の外周面22Aに対向して配置されている。ミシン目23Pは、封止部材23を貫通する切れ目が並ぶことで形成されていてもよいし、封止部材23の厚みの一部のみに形成された切れ目が並ぶことで形成されていてもよい。本実施形態では、ミシン目23Pは、端部部材22の外周面22Aに対向して配置されているので、仮に、ミシン目23Pが封止部材23を貫通する切れ目により構成されていても、ミシン目23Pが切れる前において、筒部材21内のトナーTがミシン目23Pから外部へ漏れにくくなっている。
オーガ24は、回転軸24Aと、回転軸24Aの周りに回転軸24Aと一体に設けられた螺旋状の翼24Bとを有してなる。回転軸24Aは、図3における左側の一端部24Eが、端部部材22に回転可能に軸支され、他端側、すなわち図3における右側の端部に、D字形状の断面の係合部24Cを有している。係合部24Cが、入力ギヤ27に設けられた対応するD字形状の係合孔27Cと係合することで、入力ギヤ27とオーガ24は一体に回転するようになっている。入力ギヤ27によりオーガ24に回転力が入力されると、オーガ24が一方向に回転し、トナーTを筒部材21の軸方向の一方、つまり、図3の左方向に向けて搬送する。
キャップ25は、筒部材21の他端、つまり図3の右端を封止する部材である。キャップ25は、回転軸24Aが貫通する円板部25Aと、円板部25Aの外周端部から他方側に延びる筒形状の小径部25Bと、小径部25Bの他端から拡径して他端側に延びる筒形状の大径部25Cと、大径部25Cの他端側の端部から径方向に広がるフランジ25Dとを有して構成されている。
小径部25Bの外周は、筒部材21の内周と嵌合しており、キャップ25と筒部材21とは、一体に回転するようになっている。
大径部25Cの外径は、筒部材21の外径より少し大きい。また、大径部25Cは、トナーTのシール機能を有する軸受33を介して筐体10の開口16の内周面に支持されている。キャップ25の小径部25Bの内側には、スポンジからなるシール部材26が設けられており、回転軸24Aと入力ギヤ27の間からトナーTが漏れることが抑制されている。
入力ギヤ27は、ギヤ部27Aと、ギヤ部27Aの一方側から円筒形状に突出した軸部27Bとを有している。軸部27Bの中には回転軸24Aが通っている。また、軸部27Bの外周は、キャップ25の大径部25Cの内周に圧入されており、キャップ25は、入力ギヤ27と一体に回転するようになっている。このため、入力ギヤ27と筒部材21は、キャップ25を介して一体に回転するようになっている。すなわち、入力ギヤ27と、筒部材21と、オーガ24とはすべて一体となって筐体10に対して回転するようになっている。一方、端部部材22は、筐体10に対して回転不能とされているので、入力ギヤ27の回転により筒部材21が回転すると、この回転力により封止部材23が捩れてミシン目23Pで破断可能とされている。
以上のように構成された現像カートリッジ1の使用開始時の動作について説明する。
図4(a)に示すように、図示しない画像形成装置の本体から入力ギヤ27に駆動力が入力されて入力ギヤ27が回転すると、入力ギヤ27、筒部材21およびオーガ24が一体となって回転する。封止部材23は、第1部分23Aが、筐体10に対して回転しない端部部材22の外周面22Aに接合されているのに対して、第2部分23Bは筒部材21の外周面21Aに接合されているため、第1部分23Aと第2部分23Bの境界であるミシン目23Pにおいて大きな剪断力が働き、ミシン目23Pが破断される。そして、この破断されたミシン目23Pの隙間からトナーTが現像剤収容室11内の現像剤容器20の外へ排出される。
そして、さらに入力ギヤ27が回転すると、図4(b)に示すように、オーガ24が回転することで筒部材21内のトナーTが一端側へ搬送される。一端側へ搬送されたトナーTは、破断されたミシン目23Pの隙間から現像剤収容室11内の現像剤容器20の外へさらに排出される。
そして、さらに入力ギヤ27が回転すると、図4(c)に示すように、オーガ24が回転することで筒部材21内の残り少ないトナーTも徐々に一端側へ搬送される。このため、筒部材21内のトナーTは、破断されたミシン目23Pの隙間から徐々に現像剤収容室11内の現像剤容器20の外へ排出され、最終的には、現像剤容器20からほぼすべてのトナーTが排出される。
以上のようにして、本実施形態の現像カートリッジ1によれば、筒部材21の回転により封止部材23が破断されて開封される。そして、トナーTは、オーガ24により、筒部材21の中を一方に向けて搬送され、筒部材21の一方の端において開封されたミシン目23Pから筐体10の現像剤収容室11内に排出される。このように、オーガ24によりトナーTが搬送されることで、筐体10内の現像剤容器20からトナーTを効率良く排出し、現像剤容器20にトナーTが残るのを抑制することができる。
また、ミシン目23Pは、端部部材22の外周面22Aに対向して配置されているので、仮に、ミシン目23Pが封止部材23を貫通する切れ目により構成されていても、ミシン目23Pが切れる前において、筒部材21内のトナーTがミシン目23Pから外部へ漏れることを抑制することができる。
そして、現像剤容器20は、筐体10に対して着脱可能であるので、現像剤収容室11内のトナーTが画像形成に必要な量が無くなった場合など、トナーTを補充する場合には、現像剤容器20を交換することで現像カートリッジ1を再度使用することができる。すなわち、現像カートリッジのリサイクル性を向上することができる。
[第2実施形態]
次に、図5および図6を参照して、第2実施形態に係る現像カートリッジ100について説明する。本実施形態においては、第1実施形態と異なる点を中心に説明し、同様の部分については図面に同じ符号を付して説明を省略する。
第2実施形態に係る現像カートリッジ100は、第1実施形態の現像カートリッジ1に対し、筒部材121を筐体110に対して回転不能とし、オーガ124の回転軸124Aの一端部に封止部材123を接合したものである。
具体的には、現像剤容器120は、筒部材121と、端部部材122と、封止部材123と、オーガ124と、キャップ25と、入力ギヤ127とを備えてなる。
筒部材121の他端部の内周は、キャップ25の小径部25Bの外周に圧入されており、キャップ25の大径部25Cの外周は、筐体110の開口116に直接圧入されて固定されている。これにより、筒部材121は、筐体110に対して回転不能とされている。
オーガ124の回転軸124Aは、一端部124Eが筐体110の側壁11Bの内側面に形成された軸受117に軸支され、他端部124Fは、軸受133を介してキャップ25の大径部25Cに軸支されている。これにより、オーガ124は、筐体110に対して回転可能とされている。また、オーガ124の回転軸124Aの一端部124Eには、当該一端部124Eよりも大きな直径の端部部材122が外周に固定されている。これにより、端部部材122は、回転軸124Aと一体に回転するようになっている。なお、端部部材122の直径は、筒部材121の直径と同じである。
封止部材123は、オーガ124の回転方向に沿ったミシン目123Pを有し、ミシン目123Pの一端側の第1部分123Aは端部部材122の外周面122Aに接着剤31で接合され、ミシン目123Pの他端側の第2部分123Bは、筒部材121の外周面121Aに接着剤31で接合されている。ミシン目123Pは、筒部材121と端部部材122の間に配置されている。
以上のように構成された現像カートリッジ100の使用開始時の動作について説明する。
図6(a)に示すように、図示しない画像形成装置の本体から入力ギヤ127に駆動力が入力されて入力ギヤ127が回転すると、入力ギヤ127とオーガ124が一体となって回転する。封止部材123は、第1部分123Aが、筐体110に対して回転するオーガ124の一端部124Eに固定された端部部材122の外周面122Aに接合されているのに対して、第2部分123Bは筐体110に対して回転不能な筒部材121の外周面121Aに接合されているため、第1部分123Aと第2部分123Bの境界であるミシン目123Pにおいて大きな剪断力が働き、ミシン目123Pが破断される。そして、この破断されたミシン目123Pの隙間からトナーTが現像剤収容室11内の現像剤容器120の外へ排出される。
そして、さらに入力ギヤ127が回転すると、図6(b)に示すように、オーガ124が回転することで筒部材121内のトナーTが一端側へ搬送される。一端側へ搬送されたトナーTは、破断されたミシン目123Pの隙間から現像剤収容室11内の現像剤容器120の外へさらに排出される。
そして、さらに入力ギヤ127が回転すると、図6(c)に示すように、オーガ124が回転することで筒部材121内の残り少ないトナーTも徐々に一端側へ搬送される。このため、筒部材121内のトナーTは、破断されたミシン目123Pの隙間から徐々に現像剤収容室11内の現像剤容器120の外へ排出され、最終的には、現像剤容器120からほぼすべてのトナーTが排出される。
以上のようにして、本実施形態の現像カートリッジ100によれば、オーガ124の回転により封止部材123が破断されて開封される。そして、トナーTは、オーガ124により、筒部材121の中を一方に向けて搬送され、筒部材121の一方の端において開封されたミシン目123Pから筐体110の現像剤収容室11内に排出される。このように、オーガ124によりトナーTが搬送されることで、筐体110内の現像剤容器120からトナーTを効率良く排出し、現像剤容器120にトナーTが残るのを抑制することができる。
また、ミシン目123Pは、筒部材121と端部部材22の間に配置されているので、現像剤容器120内のトナーTは、破断されたミシン目123Pから現像剤容器120の外へ排出されやすく、現像カートリッジ100の使用を開始した後、速やかにほぼすべてのトナーTを現像剤容器120から排出することができる。
[第3実施形態]
次に、図7および図8を参照して、第3実施形態に係る現像カートリッジ200について説明する。本実施形態においては、第1実施形態および第2実施形態と異なる点を中心に説明し、同様の部分については図面に同じ符号を付して説明を省略する。
図7(a)に示すように、第3実施形態に係る現像カートリッジ200は、第2実施形態の現像カートリッジ100に対し、搬送部材をオーガ124ではなく、ボールネジ機構を使用したピストン搬送部材224にしたものである。
具体的には、現像剤容器220は、筒部材221と、端部部材22と、封止部材223と、ピストン搬送部材224と、キャップ25と、入力ギヤ127とを備えてなる。
筒部材221の他端部の内周は、第2実施形態と同様に、キャップ25の小径部25Bの外周に圧入されており、キャップ25の大径部25Cの外周は、軸受を介することなく筐体10の開口16に圧入されて固定されている。これにより、筒部材221は、筐体10に対して回転不能とされている。
また、筒部材221は、後述するピストン224Bとの間で互いに相対回転しないように、軸方向の一端から他端まで延びる回り止めの一例としてのレール221Bが内周面から突出して形成されている。
ピストン搬送部材224は、ネジ軸224Aと、ピストン224Bとを備えてなる。
ネジ軸224Aは、一端部24Eが端部部材22に回転可能に軸支され、他端部は軸受133を介してキャップ25の大径部25Cに回転可能に支持されている。また、ネジ軸224Aの他端部の係合部24Cは、入力ギヤ127の係合孔27Cと係合することで、ネジ軸224Aは、入力ギヤ127と一体に回転するようになっている。また、ネジ軸224Aの端部部材22から少し離れた位置には、ネジ軸224Aと一体に回転するように、カッター228が固定されている。カッター228は、その先端228Aが筒部材221の径方向に突出するように設けられている。
ピストン224Bは、ネジ軸224Aの雄ねじに螺合した図示しない雌ねじを有している。また、ピストン224Bは、外周に凹部224Cを有し、凹部224Cが筒部材221のレール221Bに係合している(図7(b)参照)。これにより、ネジ軸224Aが回転すると、ピストン224Bは、筒部材221に対して回転することなく、軸方向に沿ってスライド移動することができるようになっている。
封止部材223は、一端側が端部部材22の外周面22Aに接着剤31により接合され、他端側が筒部材221の外周面221Aに接着剤31により接合されている。図7(c)に示すように、封止部材223は、ネジ軸224Aの回転中心を中心とするカッター228の先端を通る円筒面228B内に配置されてカッター228により切断される切断部223Aと、切断部223Aから径方向外側に突出してカッター228を逃げた形状の逃げ部223Bとを有している。
以上のように構成された現像カートリッジ200の使用開始時の動作について説明する。
図8(a)に示すように、図示しない画像形成装置の本体から入力ギヤ127に駆動力が入力されて入力ギヤ127が回転すると、入力ギヤ127、ネジ軸224Aおよびカッター228が一体となって回転する。カッター228が回転することで、封止部材223は、逃げ部223A以外の切断部223Aが切断(破断)される。すなわち、搬送部材の一部であるネジ軸224Aの回転により、封止部材223を破断可能となっている。そして、この切断された封止部材223の隙間からトナーTが現像剤収容室11内の現像剤容器220の外へ排出される。
そして、さらに入力ギヤ127が回転すると、図8(b)に示すように、ネジ軸224Aの回転に伴いピストン224Bが他端側から一端側へ向けて移動し、筒部材221内のトナーTが一端側へ搬送される。一端側へ搬送されたトナーTは、切断された封止部材223の隙間から現像剤収容室11内の現像剤容器220の外へさらに排出される。
そして、さらに入力ギヤ127が回転すると、図8(c)に示すように、ピストン224Bが一端側へ移動することで筒部材221内の残り少ないトナーTも徐々に一端側へ搬送される。このため、筒部材221内のトナーTは、切断された封止部材223の隙間から徐々に現像剤収容室11内の現像剤容器220の外へ排出され、最終的には、現像剤容器220からほぼすべてのトナーTが排出される。
以上のようにして、本実施形態の現像カートリッジ1によれば、ネジ軸224Aの回転によるカッター228の移動により封止部材223が切断されて開封される。そして、トナーTは、ピストン224Bにより、筒部材221の中を一方に向けて搬送され、筒部材221の一方の端において開封された封止部材223から筐体10の現像剤収容室11内に排出される。このように、ピストン224BによりトナーTが搬送されることで、筐体10内の現像剤容器220からトナーTを効率良く排出し、現像剤容器220にトナーTが残るのを抑制することができる。
以上に本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されることなく適宜変形して実施することができる。
例えば、前記各実施形態においては、現像剤容器は、筐体に対して1つのみ設けられていたが、図9に示す変形例の現像カートリッジ300のように、1つの筐体310に対して複数の現像剤容器20を備えていてもよい。この場合、各現像剤容器20の入力ギヤ27の両方に係合する駆動ギヤ327を設け、駆動ギヤ327により2つの入力ギヤ27を駆動するように構成することができる。
第1実施形態において、破断部であるミシン目23Pは、端部部材22の外周面22Aに対向して配置されていたが、筒部材21の外周面21Aに対向して配置されていてもよい。この場合においても、ミシン目23PからトナーTが漏れにくいという同様の効果を得ることができる。
第3実施形態においては、ネジ軸224Aが回転することでピストン224Bがスライド移動するように構成されていたが、筒部材およびピストンが回転し、ネジ軸が回転しない構成によりピストンを回転させながらネジ軸に沿ってスライド移動させてもよい。
前記各実施形態において、現像剤容器は、一部のみが筐体内に入っていたが、現像剤容器は、全体が筐体内に入っていてもよい。
前記実施形態において、駆動入力部材は、ギヤにより駆動力を受けるものであったが、軸方向に係合するカップリングを用いてもよい。
前記実施形態において、破断部はミシン目であったが、破断部は、ミシン目ではなく、封止部材の一部を薄くした線状の部分であってもよい。また、破断部は無くてもよい。例えば筒部材よりも破けやすい材料を封止部材に用いてもよいし、封止部材と筒部材または端部部材との接合部分が剥がれやすいように弱く接着してもよい。
前記実施形態においては、現像剤カートリッジの一例として現像ローラを備える現像カートリッジを示したが、現像剤カートリッジは、現像ローラを備えなくてもよい。
1 現像カートリッジ
10 筐体
11 現像剤収容室
12 現像ローラ
16 開口
20 現像剤容器
21 筒部材
21A 外周面
22 端部部材
22A 外周面
23 封止部材
23P ミシン目
24 オーガ
24A 回転軸
25 キャップ
27 入力ギヤ
33 軸受

Claims (11)

  1. 筐体と、少なくとも現像剤が収容された部分が前記筐体内に配置された現像剤容器とを備えた現像剤カートリッジであって、
    前記現像剤容器は、
    前記現像剤が収容される筒部材と、
    前記筒部材内に配置され、前記筒部材の軸方向の一方に向けて現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記筒部材の前記一方の端部から所定距離離間して配置された端部部材と、
    前記端部部材と前記筒部材の両方の外周面に接合されて前記端部部材と前記筒部材の隙間を封止する封止部材とを備え、
    前記筒部材または前記搬送部材の回転により前記封止部材を破断可能に構成されたことを特徴とする現像剤カートリッジ。
  2. 前記搬送部材と前記筒部材は、前記筐体に対して一体に回転し、
    前記端部部材は、前記筐体に対して回転不能であることを特徴とする請求項1に記載の現像剤カートリッジ。
  3. 前記筒部材は、前記筐体に対して回転不能であり、
    前記搬送部材は、前記筐体に対して回転可能に構成され、
    前記端部部材は、前記搬送部材と一体に回転することを特徴とする請求項1に記載の現像剤カートリッジ。
  4. 前記搬送部材は、回転軸を有し、
    前記端部部材は、前記回転軸より大きな直径を有し、前記回転軸と一体に回転することを特徴とする請求項3に記載の現像剤カートリッジ。
  5. 前記搬送部材は、前記筐体に対して回転するオーガであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像剤カートリッジ。
  6. 前記搬送部材は、ネジ軸と、当該ネジ軸に螺合したピストンとを有し、
    前記筒部材は、前記ピストンとの間で互いに相対回転しないように係合する回り止めを有することを特徴とする請求項1に記載の現像カートリッジ。
  7. 前記封止部材は、他の部分よりも破断しやすい破断部を前記筒部材または前記搬送部材の回転方向に沿って有し、当該破断部は、前記筒部材または前記端部部材の外周面に対向して配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像剤カートリッジ。
  8. 前記封止部材は、他の部分よりも破断しやすい破断部を前記筒部材または前記搬送部材の回転方向に沿って有し、当該破断部は、前記筒部材と前記端部部材の間に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像剤カートリッジ。
  9. 前記搬送部材と一体に回転するように前記搬送部材に設けられ、先端が前記筒部材の径方向に突出したカッターをさらに備え、
    前記封止部材は、前記搬送部材の回転中心を中心とする前記カッターの先端を通る円筒面内に配置されて前記カッターにより切断される切断部と、前記切断部から前記径方向外側に突出して前記カッターを逃げた形状の逃げ部とを有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像剤カートリッジ。
  10. 前記筐体に回転可能に支持された現像ローラをさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の現像剤カートリッジ。
  11. 前記現像剤容器を複数備えることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の現像剤カートリッジ。
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