JP4138855B2 - 現像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電式プリンタ、複写機及びファクシミリの如き静電式画像形成機に使用される、静電潜像をトナー像に現像するための現像装置、更に詳しくは、トナーコンテナあるいはトナーホッパなどからなるトナー補給手段には、現像室内へのトナー補給可能状態において、トナー受入開口に連通するよう実質的にトナー受入開口に対向してトナー受入開口の上方に位置するトナー排出開口が形成されている形態の現像装置に関する。
上記形態の現像装置は、本出願人である京セラミタ株式会社によって開発され、すでに出願されている(特許文献1参照)。特許文献1に開示された現像装置は、トナーの循環径路を規定する現像室を有するハウジングと、トナーを撹拌しながら循環径路を通して搬送するための、現像室内に配設された撹拌搬送手段と、現像室内のトナーを現像すべき静電潜像に適用するためのトナー適用手段と、現像室内にトナーを補給するための、ハウジングに着脱自在に装着されるトナーコンテナとを備えている。現像室には、循環径路中のトナー受入領域の上方に位置するトナー受入開口が形成されている。トナーコンテナはトナーを収容したトナーコンテナケースを含み、トナーコンテナケースには、ハウジングにトナーコンテナが装着された時に、トナー受入開口に対向してその上方に位置するトナー排出開口が形成されている。トナーコンテナは、トナーコンテナケース内に収容されたトナーをトナー排出開口に向けて搬送するトナー搬送手段を備えている。現像室に配設された上記撹拌搬送手段の搬送能力は、トナー受入領域の下流側において局部的に低減せしめられている。
上記現像装置においては、トナーを撹拌しながら現像室内に規定されている循環径路を通して搬送する撹拌搬送手段の搬送能力が、その上方にトナー受入開口が配設されているトナー受入領域の下流側において局部的に低減せしめられているので、トナー受入領域においてトナーの滞留(よどみ)が生成される。このようなトナーの滞留量は現像室内のトナー量に応じて変動する。トナーコンテナから現像室へのトナーの補給は、トナーコンテナのトナー搬送手段の駆動制御に直接依存することなく、トナー受入領域におけるトナーの滞留量に応じて、従って現像室内のトナー量に応じて自動的に制御される。
特開2001−235933号公報(請求項1〜3、図3、図4)
上述した形態の従来の現像装置においては、現像室内に配設されたトナー量検出センサからの検出信号に基づいて、トナーコンテナのトナー搬送手段を駆動制御することにより現像室へのトナーの補給量を制御する必要がなくなるので、該センサ及びトナーコンテナのトナー搬送手段を駆動するための専用駆動源が不要となり、したがって、製作コストの低減が可能になるにもかかわらず、現像室内のトナーの減少に応じてトナーコンテナから現像室に適宜にトナーを補給することが可能になる、との優れた効果が得られる。しかしながらその反面、上方にトナーコンテナのトナー排出開口が位置するトナー受入領域においてトナーが持ち上げられて滞留が局部的に生成されるので、トナーが圧迫される傾向となり、トナー受入領域において、トナーの凝集、あるいはブロッキングが生成されてトナーの円滑な流れが阻害されるおそれがある。
本発明の目的は、トナー受入領域におけるトナーの過剰な圧迫を確実に回避しながら、トナーコンテナあるいはトナーホッパなどからなるトナー補給手段におけるトナー搬送手段を駆動するための専用駆動源を必要とすることなく、従って製作コストを充分に低減することができるにもかかわらず、現像室内のトナーの減少に応じてトナー補給手段から現像室に適宜にトナーを補給することができる、新規かつ改良された現像装置を提供することである。
本発明によれば、
トナーの循環経路を規定する現像室を有するハウジングと、トナーを撹拌しながら循環経路を通して搬送するための、現像室内に配設された撹拌搬送手段と、現像室内のトナーを現像すべき静電潜像に適用するためのトナー適用手段と、現像室内にトナーを補給するためのトナー補給手段と、トナー適用手段及び撹拌搬送手段を駆動する駆動源とを備え、循環径路は、トナー適用手段に平行に延在する第1の搬送路と、第1の搬送路とトナー適用手段との間をそれらに沿って延在する第2の搬送路と、第1及び第2の搬送路の両端領域間をそれぞれ連通する連通路とを備え、現像室には、第1の搬送路の一部領域に設定されたトナー受入領域の上方に位置するトナー受入開口が形成されており、トナー補給手段には、現像室内へのトナー補給可能状態において、トナー受入開口に連通するよう実質的にトナー受入開口に対向してトナー受入開口の上方に位置するトナー排出開口と、トナー排出開口にトナーを搬送するトナー搬送手段とが配設され、トナー搬送手段は該駆動源に連結されている現像装置において、
該駆動源を付勢してトナー適用手段及び撹拌搬送手段を駆動すると、トナー搬送手段も駆動されて、トナーがトナー排出開口に搬送され、トナー排出開口に搬送されたトナーはトナー受入開口を介してトナー受入領域に供給され、
撹拌搬送手段は、第1の搬送路に配設された第1の撹拌搬送手段と、第2の搬送路に配設された第2の撹拌搬送手段とを備え、第1の撹拌搬送手段は第1の搬送路に沿って延在しかつ螺旋羽根を含む第1の回転螺旋羽根部材から構成され、第2の撹拌搬送手段は第2の搬送路に沿って延在しかつ螺旋羽根を含む第2の回転螺旋羽根部材から構成され、
第1の撹拌搬送手段の搬送能力がトナー受入領域の下流側において下流に向かって徐々に又は段階的に低減せしめられて、第1の搬送路において生成されるトナーの滞留量が下流からトナー受入領域に向かって徐々に増加しかつトナー受入領域から上流側においてはほぼ一定ないし上流に向かってゆるやかに増加するよう、第1の回転螺旋羽根部材の螺旋羽根のピッチ又は外径は、トナー受入領域の下流側において下流に向かって徐々に又は段階的に小さくせしめられている、
ことを特徴とする現像装置、が提供される。
以下、本発明に従って構成された現像装置の好適な実施の形態を、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
図1及び図2には、本発明に従って構成された現像装置の好適実施形態が図示されている。全体を番号2で示す図示の現像装置は、現像装置本体4と、トナー補給手段、実施形態においてはトナーコンテナ6とから構成されている。
現像装置本体4はハウジング8を含んでおり、このハウジング8はハウジング本体10とこのハウジング本体10に装着された上面壁部材12とから構成されている。適宜の合成樹脂から成形することができるハウジング本体10の、図1において左半部内には、上面(更に詳しくは左縁部を除く主要部)と左側面とが開放されている現像室14が規定されている。ハウジング本体10は底壁16、両側壁18及び20並びに連結壁22を有する。連結壁22は、両側壁18及び20の、図1において左縁部上縁間を延びている。ハウジング本体10の底壁16は、並列配置された3個の、横断面形状が円弧状である弧状部16a、16b及び16cを有する。弧状部16aと弧状部16bとの間には実質的に鉛直上方に延びる隔壁24が形成されており、隔壁24の両側には、それぞれ直線状径路である第1の搬送路26a及び第2の搬送路26bが規定されている。隔壁24の両端はハウジング本体10の両側壁18及び20の内面から離隔されており、隔壁24の両端と側壁18及び20の内面との間には所要間隙が存在する。
隔壁24の一端(図2において右端)と側壁18との間の間隙は、第1の搬送路26a及び第2の搬送路26bの各々の一端領域(図2において右端領域)を連通する連通路27aを規定し、また、隔壁24の他端(図2において左端)と側壁20との間の間隙は、第1の搬送路26a及び第2の搬送路26bの各々の他端領域(図2において左端領域)を連通する連通路27bを規定する。従って、相互に平行に延在する第1の搬送路26a及び第2の搬送路26bは、両端領域において連通路27a及び27bを介して相互に連通せしめられており、かくして第1の搬送路26aに沿って延び、次いで第1の搬送路26aの一端領域から連通路27aを介して第2の搬送路26bの一端領域に続き、第2の搬送路26bに沿って延び、そして第2の搬送路26bの他端領域から第1の搬送路26aの他端領域に続く無端状の循環径路が規定されている(後に更に言及する如く、かかる循環径路を通してトナーが循環せしめられる)。換言すれば、上記循環径路は、後述するトナー適用手段40に平行に延在する第1の搬送路26aと、第1の搬送路26aとトナー適用手段40との間を第1の搬送路26a及びトナー適用手段40に沿って延在する第2の搬送路26bと、第1の搬送路26a及び第2の搬送路26bの両端領域間をそれぞれ連通する連通路27a及び27bとを備えている。
トナーが搬送される搬送路を構成する、上述した循環径路には、トナーを撹拌しながら循環径路を通して搬送せしめるための撹拌搬送手段28が配設されている。図示の実施形態における撹拌搬送手段28は、第1の搬送路26aに配設されかつ第1の搬送路26aに沿って延在する第1の撹拌搬送手段、実施形態においては第1の回転螺旋羽根部材30aと、第2の搬送路26bに配設されかつ第2の搬送路26bに沿って延在する第2の撹拌搬送手段、実施形態においては第2の回転螺旋羽根部材30bとから構成されている。適宜の合成樹脂から成形することができる第1の回転螺旋羽根部材30aは中心軸部32aと螺旋羽根34aとを有する。同様に、適宜の合成樹脂から成形することができる第2の回転螺旋羽根部材30bも中心軸部32bと螺旋羽根34bとを有する。第1の回転螺旋羽根部材30aはハウジング本体10の両側壁18及び20間に回転自在に装着され、第1の搬送路26aに沿って直線状に延びている。第2の回転螺旋羽根部材30bもハウジング本体10の両側壁18及び20間に回転自在に装着され、第2の搬送路26bに沿って直線状に延びている。第1の回転螺旋羽根部材30aの中心軸部32aの一端部(図2において右端部)及び第2の回転螺旋羽根部材30bの中心軸部32bの一端部(図2において右端部)は側壁18を貫通して突出せしめられており、これらの突出端には、それぞれ入力歯車32c及び32dが固定されている。現像装置2が画像形成機の所定位置に装着されると、第1の回転螺旋羽根部材30aの入力歯車32c及び第2の回転螺旋羽根部材30bの入力歯車32dは、それぞれ図示しない伝動歯車に噛み合わされ、電動モータでよい駆動源(不図示)に駆動連結される。図示しない駆動源が付勢されると、第1の回転螺旋羽根部材30a及び第2の回転螺旋羽根部材30bは、それぞれ、図1及び図2に矢印36で示す同じ方向に同一の回転数R1(r.p.m)及びR2(r.p.m)で回転駆動される。
図2を参照することによって明確に理解されるとおり、第1の回転螺旋羽根部材30aの螺旋羽根34aと第2の回転螺旋羽根部材30bの螺旋羽根34bとは、いわゆる螺旋方向が逆に設定されており、第1の螺旋羽根部材30aが矢印36で示す方向に回転せしめられることによって、第1の搬送路26aを通してトナーが矢印37で示す方向に搬送され、第2の回転螺旋羽根部材30bが矢印36で示す方向に回転せしめられることによって、第2の搬送路26bを通してトナーが矢印38で示す方向に搬送される。第1の搬送路26aにはトナー受入領域が設定されている。トナー受入領域には、後に詳述するトナー受入開口54(図2においては二点鎖線で示している)を通してトナーが導入せしめられる。本発明において、撹拌搬送手段28の搬送能力、更に詳しくは第1の搬送路26aに配設された第1の撹拌搬送手段の搬送能力は、トナー受入領域の下流側において下流に向かって徐々に又は段階的に低減せしめられていることが重要である。図示の実施形態においては、トナー受入開口54を通してトナーが導入せしめられるトナー受入領域が設定されている第1の搬送路26aに配設された第1の撹拌搬送手段である第1の回転螺旋羽根部材30aのトナーの搬送能力は、トナー受入領域の下流側において下流に向かって徐々に低減せしめられている。更に詳述すると、第1の回転螺旋羽根部材30aの螺旋羽根34aのピッチP1は、トナー受入領域の下流側において下流に向かって徐々に小さくせしめられている。
図示の実施形態において、第1の回転螺旋羽根部材30aの中心軸部32aの直径r1と第2の回転螺旋羽根部材30bの中心軸部32bの直径r2、第1の回転螺旋羽根部材30aの螺旋羽根34aの直径D1と第2の回転螺旋羽根部材30bの螺旋羽根34bの直径D2は、それぞれ、全領域にわたって実質的に同一に規定されている(r1=r2、D1=D2)。第1の回転螺旋羽根部材30aの螺旋羽根34aのピッチP1であって、トナー受入領域から上流側の領域におけるピッチP1(徐々に小さくせしめられている領域以外の上流側領域におけるピッチP1)は、第2の回転螺旋羽根部材30bの螺旋羽根34bのピッチP2(全領域にわたって一定)と実質的に同一に規定されている。先に述べたように、第1の回転螺旋羽根部材30a及び第2の回転螺旋羽根部材30bは相互に実質的に同一の回転数(R1=R2)で回転駆動されるので、第1の回転螺旋羽根部材30aにおける、ピッチP1が徐々に小さくせしめられている領域以外の上流側領域(実質的にトナー受入領域から上流側の領域)におけるトナーの搬送能力(単位ピッチ当り)と、第2の回転螺旋羽根部材30bのトナーの搬送能力(単位ピッチ当り)とは実質的に同じであるが、第1の回転螺旋羽根部材30aの、トナー受入領域の下流側におけるトナーの搬送能力は、上記搬送能力に対し、下流に向かって徐々に低減せしめられている。
ハウジング本体10における底壁6の弧状部16cの上方にはトナー適用手段40が配設されている。このトナー適用手段40は、ハウジング本体10の側壁18及び20間に回転自在に装着された現像スリーブ41を含んでいる。この現像スリーブ41内には静止永久磁石(図示していない)が配置されている。現像スリーブ41が固定されている回転軸42の一端部は側壁18を貫通して突出せしめられており、かかる突出端には入力歯車43が固定されている。現像装置2が画像形成機の所定位置に装着されると、この入力歯車43は、図示しない伝動歯車の一つに噛み合わされ、電動モータでよい駆動源(不図示)に駆動連結される。この駆動源は、上記第1及び第2の回転螺旋羽根部材30a及び30bの駆動源と共通の駆動源である。したがってこの駆動源が付勢されると、現像スリーブ41が矢印39で示す方向に回転せしめられる。現像スリーブ41に関連せしめて穂切手段44が配設されている。現像室14内にはトナーのみから成る一成分現像剤が収容され、かかる現像剤、すなわちトナーは矢印36で示す方向に回転せしめられる第1の回転螺旋羽根部材30a及び第2の回転螺旋羽根部材30bの作用によって上記循環径路を通して循環搬送される。トナー適用手段40は、矢印39で示す方向に回転せしめられる現像スリーブ41の周表面上にトナーを保持し、かかるトナーを現像域45を通して搬送する。穂切手段44は現像スリーブ41の周表面に保持されて現像域45に搬送されるトナーの層厚さを規制する。現像域45においてはトナーが現像すべき静電潜像に適用され、かくして静電潜像がトナー像に現像される。
ハウジング本体10には上記上面壁部材12が装着される。上面壁部材12は現像室14の上面を覆う上面壁50を有する。かかる上面壁50には幅方向(図1において紙面に垂直な方向)に延びる細長い没入域52が形成されている。没入域52の横断面形状は弧状である。かかる没入域52には長方形でよいトナー受入開口54が形成されている。トナー受入開口54は、第1の搬送路26aに設定されたトナー受入領域に対向してその上方に位置付けられる。上面壁50には図示しない現像室シャッタが配設され、現像室シャッタを開位置と閉位置とに選択的に移動させることにより、トナー受入開口54を開閉することができる。
図示の実施形態において、トナー補給手段を構成するトナーコンテナ6はトナーコンテナケース60を含んでいる。トナーコンテナケース60は上面が開口した箱状トナーコンテナ本体61と、このトナーコンテナ本体61に超音波溶接の如き適宜の手段によって固定される蓋体62とから構成されている。トナーコンテナ本体61の底壁は横断面形状が弧状である2個の弧状部61a及び61bを有する。弧状部61aの曲率半径は比較的大きく、弧状部61bの曲率半径は比較的小さい。弧状部61bの曲率半径は上述した上面壁部材12の上面壁50に規定されている没入域52の曲率半径に対応せしめられている。弧状部61bには長方形でよいトナー排出開口62が形成されている。ハウジング8にトナーコンテナ6が所要とおりに装着されると、上面壁部材12の上面壁50に規定されている没入域52に対向して、トナーコンテナ本体61の弧状部61bが位置せしめられ、トナー受入開口54の上方に対向してトナー排出開口62が位置せしめられる。トナー排出開口62及び/又はトナー受入開口54近傍にてトナーのいわゆるブロッキングが発生するのを回避するために、トナー排出開口62の幅及び長さは、トナー受入開口54の幅及び長さと実質上同あるいはこれらより幾分小さくせしめられているのが好適である。
トナーコンテナ本体61は、図1において紙面に垂直な方向に間隔をおいて一対の側壁63を有している(図1には片方の側壁63のみが図示されている)。他方の側壁63には図示しない円形開口が形成されており、かかる開口を通してトナーコンテナケース60内にトナーが充填される。トナーコンテナケース60内にトナーを充填した後に、上記開口に図示しない閉鎖部材が固着されて上記開口が閉鎖される。トナーコンテナ本体61の両側壁63間には、弧状部61aに沿って延在するトナー搬送手段64と、弧状部61bに沿って延在するトナー搬送手段65とが配設されている。トナー搬送手段64は両側壁63間に回転自在に装着された回転支持軸64aと、この回転支持軸64aに固定された複数個の矩形搬送片64bとから構成されている。搬送片64bの各々は適宜の合成樹脂フィルム又はシートから形成することができる。回転支持軸64aの片端部は片方の側壁63を貫通して突出せしめられており、かかる片端部には図示しない入力歯車が固定されている。
トナー搬送手段65は、中心軸部65aと螺旋羽根65bとを有する回転螺旋羽根部材から構成されている。中心軸部65aの片端部は片方の側壁63を貫通して突出せしめられており、かかる片端部には図示しない入力歯車が固定されている。この入力歯車はトナー搬送手段64の上記入力歯車に噛み合わされている。ハウジング8にトナーコンテナ6が所要とおりに装着されると、トナー搬送手段65の入力歯車が、第1の回転螺旋羽根部材30aの入力歯車32c及び第2の回転螺旋羽根部材30bの入力歯車32dと図示しない上記駆動源とを駆動連結する伝動歯車の一つに噛み合わされる。したがって、上記駆動源が付勢されると、上述したとおり現像室14に配設されている第1の回転螺旋羽根部材30a、第2の回転螺旋羽根部材30b及び現像スリーブ41がそれぞれ矢印36及び39で示す方向に回転せしめられることに加えて、トナーコンテナ6のトナー搬送手段64及び65もそれぞれ矢印66及び67で示す方向に回転せしめられる。トナー搬送手段64が矢印66で示す方向に回転せしめられることによって、搬送片64bの作用によって弧状部61a上に存在するトナーが弧状部61b上に搬送され、トナー搬送手段65が矢印67で示す方向に回転せしめられることによって、弧状部61b上のトナーがトナー排出開口62に向けて搬送せしめられる。本発明に従って構成された図示の実施形態においては、トナーコンテナ6のトナー搬送手段64及び65を回転せしめるための専用駆動源を必要としないことが注目されるべきである。
トナーコンテナケース60内にはコンテナシャッタ70が配設されている。コンテナシャッタ70は両端部が円筒形状をなし、中間部に存在するシャッタ部72はほぼ200度の角度範囲にわたる弧状をなしている。シャッタ部72には長方形でよいトナー通過開口74が形成されている。このトナー通過開口74の大きさはトナーコンテナ本体61に形成されている上記トナー排出開口62と実質上同一でよい。シャッタ部72の外周面には、トナー通過開口74に沿って延びる長方形状でよいシール部材76が貼着されている。スポンジの如き柔軟な材料から形成することができるシール部材76の寸法は、上記トナー排出開口62よりも幾分大きいのが好都合である。コンテナシャッタ70はトナーコンテナ本体61の弧状部61b内に配置され、上記トナー搬送手段65はコンテナシャッタ70の両端部を貫通して延びている。トナーコンテナ本体61の他方の側壁63には、図示しない旋回操作部材が回転自在に配設され、旋回操作部材の一端部はコンテナシャッタ70の軸方向の一端部に連結され、他端部はトナーコンテナ本体61の他方の側壁63から外方に突出している。トナーコンテナ本体61の外側から上記旋回操作部材を旋回操作することにより、コンテナシャッタ70を、トナー排出開口62を閉じる図示しない閉位置と、トナー通過開口74がトナー排出開口62の上方に整合して位置付けられる開位置(図1参照)とのいずれかに旋回させて位置付けることができる。トナーコンテナ6が現像装置本体4のハウジング8に離脱自在に装着されていないときには、コンテナシャッタ70は閉位置に位置付けられている。コンテナシャッタ70が閉位置に位置付けられると、シール部材76が、トナー排出開口62をシールして閉塞するので、トナーの洩れは十分確実に防止される。
図1に図示する如く、トナーコンテナ6は現像装置本体4のハウジング8に離脱自在に装着される。図示しない現像室シャッタを開位置に移動させてトナー受入開口54を開いた状態で、トナーコンテナ6をハウジング8の所要位置に装着すると、トナーコンテナ本体61のトナー排出開口62と、上面壁部材12に形成されたトナー受入開口54とがコンテナシャッタ70を介して上下方向に整合される。トナーコンテナ6をハウジング8の所要位置に装着した後、上記旋回操作部材を操作して、コンテナシャッタ70を開位置に位置付ける。図1に示されているように、コンテナシャッタ70のトナー通過開口74が、トナーコンテナ本体61のトナー排出開口62と整合させられて、トナー排出開口62が開放される。トナー排出開口62は、トナー受入開口54に連通するようトナー受入開口54に対向してトナー受入開口54の上方に位置することになる。これにより、トナー補給手段を構成するトナーコンテナ6は、現像室14内へのトナー補給可能状態となる。したがって、トナーコンテナケース60内のトナーがトナー通過開口74、トナー排出開口62及びトナー受入開口54を通して現像室14内に供給される。トナーの供給については後に更に言及する。
上述したとおりの形態の図示の現像装置においては、現像室14内にはトナーのみからなるいわゆる一成分現像剤が充填される。現像が遂行されると、トナー適用手段40によってトナーが静電潜像に適用されるので、現像の遂行に応じてトナーが消費される。従って、トナーの消費に応じて現像室14内にトナーを適宜に補給することが重要である。本発明に従って構成された図示の現像装置においては、トナーコンテナ6に配設されているトナー搬送手段64及び65を必要に応じて選択的に回転せしめるための専用駆動源を必要とすることなく、トナーコンテナ6から現像室14へのトナーの補給が適切に制御される。更に詳述すると、本発明に従って構成された図示の現像装置においては、現像を遂行するために図示しない上記駆動源を付勢してトナー適用手段40と共にトナー撹拌搬送手段28(すなわち第1の回転螺旋羽根部材30a及び第2の回転螺旋羽根部材30b)を回転せしめると、トナーコンテナ6のトナー搬送手段64及び65も上記駆動源に連結されている故に、トナーコンテナ6のトナー搬送手段64及び65も駆動され、従ってトナーコンテナケース60内においてトナーがトナー通過開口74及びトナー排出開口62に向けて搬送される。
一方、現像室14内においては、撹拌搬送手段28の搬送能力、実施形態においては、第1の搬送路26aに配設された第1の回転螺旋羽根部材30aの搬送能力(搬送速度)が、トナー受入領域の下流側において下流に向かって徐々に低減せしめられている。撹拌搬送手段28の、その他の領域における搬送能力(単位ピッチ当り)は実質的に同一に規定されている。それ故に、第1の搬送路26aにおいて生成されるトナーの滞留量は、下流から上流に向かって、特に下流からトナー受入領域に向かって徐々に増加し、トナー受入領域から上流側においては、ほぼ一定ないし上流に向かってゆるやかに増加する。換言すれば、第1の搬送路26aにおけるトナーのレベルは、下流から上流に向かって、特に下流からトナー受入領域に向かって徐々に増加し、トナー受入領域から上流側においては、ほぼ一定ないし上流に向かってゆるやかに増加する。かかるトナーの滞留は、トナー受入開口54を通してトナーが現像室14内に進入するのを抑制する。トナー受入領域におけるトナーの滞留量は、現像室14内のトナー量に応じて変動する。従って、現像室14内へのトナーの進入に対する抑制度合いが現像室14内のトナー量によって変動せしめられ、トナー量が低減すると現像室14内へのトナーの導入が増大し、トナー量が増大すると現像室14内へのトナーの導入が減少する。かくして、トナーコンテナ6のトナー搬送手段64及び65の駆動制御に直接依存することなく、現像室14へのトナーの補給が適切に制御される。
したがって本願発明に係る現像装置よれば、先に述べた従来装置における如く、トナーコンテナ6のトナー排出開口54が位置するトナー受入領域において滞留が局部的に生成されることがなくなるので、トナーを過剰に圧迫することが回避される。その結果、トナー受入領域において、トナーの凝集、あるいはブロッキングが生成されてトナーの円滑な流れが阻害されるおそれがなくなるので、現像室14内のトナーの減少に応じてトナーコンテナ6から現像室14に適宜にトナーを補給することができる。すなわち本願発明によれば、トナーの過剰な圧迫を確実に回避しながら、トナー補給手段、実施形態においてはトナーコンテナ6におけるトナー搬送手段64及び65のを駆動するための専用駆動源を必要とすることなく、従って製作コストを充分に低減することができるにもかかわらず、現像室14内のトナーの減少に応じてトナーコンテナ6から現像室14に適宜にトナーを補給することができる。
トナーコンテナケース60内のトナーが消尽された場合には、トナーコンテナ6を交換することが必要である。この場合には、トナーコンテナ本体61の外側から上記旋回操作部材を旋回操作して、コンテナシャッタ70を、トナー排出開口62を閉じる閉位置に位置付けた後に、トナーコンテナ6を現像装置本体4のハウジング8から離脱させることができる。次いで、図示しない現像室シャッタを開位置から閉位置に移動せしめ、かくして現像室14のトナー受入開口54を閉塞する。トナーコンテナ6をハウジング8から離脱せしめた後においては、上述した手順にて新しいトナーコンテナ6をハウジング8に装着することができる。上記旋回操作部材を旋回操作して、コンテナシャッタ70を開位置に位置付けてトナー排出開口62を開く。かくして、新しいトナーコンテナ6から現像室14内にトナーを適宜に補給することが可能になる。
本願発明に係る現像装置2においては、撹拌搬送手段28の搬送能力は、トナー受入領域の下流側において下流に向かって徐々に低減せしめられている、すなわち図示の実施形態においては、第1の回転螺旋羽根部材30aの搬送能力が、トナー受入領域の下流側において下流に向かって徐々に低減せしめられていることが重要である。そして、上記実施形態においては、第1の回転螺旋羽根部材30aの螺旋羽根34aのピッチP1が、トナー受入領域の下流側において下流に向かって徐々に小さくせしめられているが、これに代えて、第1の回転螺旋羽根部材30aの螺旋羽根34aの直径D1を、トナー受入領域の下流側において下流に向かって徐々に小さくせしめる他の実施形態でもよいし、他の様々な実施形態、あるいは組合せが考えられることはいうまでもない。
本発明における上記実施形態において、撹拌搬送手段28の搬送能力はトナー受入領域の下流側において下流に向かって徐々に低減せしめられているが、これに代えて、撹拌搬送手段28の搬送能力、したがって第1の回転螺旋羽根部材30aの搬送能力をトナー受入領域の下流側において下流に向かって段階的に低減せしめる他の実施形態もある。好適例としては、第1の回転螺旋羽根部材30aの螺旋羽根34aのピッチP1を段階的に小さくする、第1の回転螺旋羽根部材30aの螺旋羽根34aの直径D1を段階的に小さくする、などを挙げることができる。また、第1の回転螺旋羽根部材30aの螺旋羽根34aにおける螺旋方向の一部をカットしかつ該カット量を段階的に増加させる、第1の回転螺旋羽根部材30aの中心軸部32aに二条の螺旋羽根領域を配設しかつ該二条の螺旋羽根領域の直径を段階的に小さくする、第1の回転螺旋羽根部材30aの中心軸部32aの軸方向に間隔をおいて半径方向外方に延び出すリブを設け、該リブの周方向に面した面積を段階的に大きくする、などの実施形態も考えられる。
図3には、第1の回転螺旋羽根部材30aの螺旋羽根34aにおける螺旋方向の一部をカットした実施形態の一部が図示されている。図3において、符号C1及びC2は、それぞれ螺旋羽根34aに、回転方向においてほぼ90°の間隔をおいて施されたカット部分を示しており、カット部分C2の螺旋方向幅は、カット部分C1の螺旋方向幅よりも大きい。第1の回転螺旋羽根部材30aの搬送能力をトナー受入領域の下流側において下流に向かって段階的に低減せしめるためには、図3において更に下流側における少なくとも一つの所定の軸方向範囲における螺旋羽根34aに、更に螺旋方向幅の大きなカット部分C1及びC2を形成すればよい。
図4には、第1の回転螺旋羽根部材30aの中心軸部32aに二条の螺旋羽根領域を配設した実施形態の一部が図示されている。図4において、符号34cは、中心軸部32aの軸方向の所定の範囲にわたって配設された他の螺旋羽根を示している。中心軸部32aの軸方向の所定の範囲には、螺旋羽根34aと他の螺旋羽根34cとにより二条の螺旋羽根領域が形成される。第1の回転螺旋羽根部材30aの搬送能力をトナー受入領域の下流側において下流に向かって段階的に低減せしめるためには、図4において更に下流側における中心軸部32aに、更に直径の小さな、又はピッチの小さな二条の螺旋羽根領域を少なくとも1か所配設すればよい。なお、第1の回転螺旋羽根部材30aの搬送能力をトナー受入領域の下流側において下流に向かって段階的に低減せしめるためには、上記した実施形態の他に、様々な組合せが考えられることはいうまでもない。
なお、本発明に係る上記実施形態においては、本発明の特徴を可能な限り簡潔明瞭に示すために、トナーコンテナ6を解除自在にロックするロック手段及び現像室シャッタを含む上面壁部材12、及びコンテナシャッタ70を含むトナーコンテナ6などの構成は最小限に簡略化した形態で示されている。しかしながら、上記した本発明の特徴をなす構成を除く、上記各部材の構成については、基本的には、先に紹介した特許文献1に開示された構成を利用することでよく、それらの詳細については特許文献1に説明されているのでそれに委ね、本明細書及び図面においては省略する。もちろん、本発明の特徴をなす上記構成を除く他の構成については、特許文献1に開示された構成を利用してもしなくてもよい。
また、上記実施形態において、現像室14内へトナーを補給するためのトナー補給手段は、ハウジング8に離脱自在に装着されるトナーコンテナ6から構成されているが、これに限定されるものではなく、ハウジング8及び/又は画像形成機本体に離脱自在に装着されるトナーコンテナ6であればよい。更にはまた、他のトナー補給手段、例えば、ハウジング8及び/又は画像形成機本体に装着されて、収容されたトナーが消尽された場合にはトナーが補給されるトナーホッパ(現像室14内にトナーを搬送・補給するための搬送手段を備えている)であってもよい。いずれの形態のトナー補給手段であっても、現像室14内へのトナー補給可能状態において、トナー受入開口54又はこれに相当するトナー受入開口に連通するよう、実質的にトナー受入開口54又はこれに相当するトナー受入開口に対向してトナー受入開口54又はこれに相当するトナー受入開口の上方に位置するトナー排出開口62又はこれに相当するトナー排出開口が形成されていることが必須である。トナー補給手段が、少なくとも画像形成機本体に装着されるトナーコンテナ6又はトナーホッパから構成される場合には、これらが現像室14内へのトナー補給可能状態となる所要位置に位置付けられた状態において、トナー排出開口62又はこれに相当するトナー排出開口は、トナー受入開口54又はこれに相当するトナー受入開口に連通するよう、トナー受入開口54又はこれに相当するトナー受入開口の上方に整合して(対向して)位置付けられる場合が一般的である。しかしながら、上方位置ではあっても、レイアウト上、横方向にずれた位置に位置付けられる場合もある。この場合、トナー排出開口62又はこれに相当するトナー排出開口と、トナー受入開口54又はこれに相当するトナー受入開口との間には、適宜の連通路、すなわちトナーの自由落下を許容する適宜の連通路が配設されることはいうまでもない。したがって、本発明において、“トナー補給手段には、現像室内へのトナー補給可能状態において、トナー受入開口に連通するよう実質的にトナー受入開口に対向してトナー受入開口の上方に位置するトナー排出開口が形成されている”とは、いずれの実施形態をも含むことを意味するものである。
また上記説明から容易に理解されるように、本発明における現像装置において、“現像室内にトナーを補給するためのトナー補給手段を備え”とは、トナー補給手段が現像装置本体4に直接装着される実施形態、トナー補給手段が画像形成機本体に装着ないし配設される実施形態、あるいはトナー補給手段が画像形成機本体と現像装置本体4とに跨がって装着される実施形態、のいずれをも含むものである。現像装置本体4が、あるいはまた現像装置2が、それぞれユニットとして画像形成機本体に離脱自在に装着される実施形態も本発明に含まれることはいうまでもない。
本発明による現像装置によれば、トナー受入領域におけるトナーの過剰な圧迫を確実に回避しながら、トナーコンテナあるいはトナーホッパなどからなるトナー補給手段におけるトナー搬送手段を駆動するための専用駆動源を必要とすることなく、従って製作コストを充分に低減することができるにもかかわらず、現像室内のトナーの減少に応じてトナー補給手段から現像室に適宜にトナーを補給することができる。
本発明に従って構成された現像装置の好適実施形態を示す断面図。 図1に示す現像装置における現像装置本体の平面図。 第1の回転螺旋羽根部材の他の実施形態の一部を示す平面図。 第1の回転螺旋羽根部材の更に他の実施形態の一部を示す平面図。
符号の説明
2 現像装置
4 現像装置本体
6 トナーコンテナ
8 ハウジング
14 現像室
24 隔壁
26a 第1の搬送路
26b 第2の搬送路
27a、27b 連通路
28 撹拌搬送手段
30a 第1の回転螺旋羽根部材(第1の撹拌搬送手段)
32a 中心軸部
34a 螺旋羽根
30b 第2の回転螺旋羽根部材(第2の撹拌搬送手段)
32b 中心軸部
34b 螺旋羽根
40 トナー適用手段
54 トナー受入開口
61 トナーコンテナ本体
62 トナー排出開口

Claims (1)

  1. トナーの循環経路を規定する現像室を有するハウジングと、トナーを撹拌しながら循環経路を通して搬送するための、現像室内に配設された撹拌搬送手段と、現像室内のトナーを現像すべき静電潜像に適用するためのトナー適用手段と、現像室内にトナーを補給するためのトナー補給手段と、トナー適用手段及び撹拌搬送手段を駆動する駆動源とを備え、循環径路は、トナー適用手段に平行に延在する第1の搬送路と、第1の搬送路とトナー適用手段との間をそれらに沿って延在する第2の搬送路と、第1及び第2の搬送路の両端領域間をそれぞれ連通する連通路とを備え、現像室には、第1の搬送路の一部領域に設定されたトナー受入領域の上方に位置するトナー受入開口が形成されており、トナー補給手段には、現像室内へのトナー補給可能状態において、トナー受入開口に連通するよう実質的にトナー受入開口に対向してトナー受入開口の上方に位置するトナー排出開口と、トナー排出開口にトナーを搬送するトナー搬送手段とが配設され、トナー搬送手段は該駆動源に連結されている現像装置において、
    該駆動源を付勢してトナー適用手段及び撹拌搬送手段を駆動すると、トナー搬送手段も駆動されて、トナーがトナー排出開口に搬送され、トナー排出開口に搬送されたトナーはトナー受入開口を介してトナー受入領域に供給され、
    撹拌搬送手段は、第1の搬送路に配設された第1の撹拌搬送手段と、第2の搬送路に配設された第2の撹拌搬送手段とを備え、第1の撹拌搬送手段は第1の搬送路に沿って延在しかつ螺旋羽根を含む第1の回転螺旋羽根部材から構成され、第2の撹拌搬送手段は第2の搬送路に沿って延在しかつ螺旋羽根を含む第2の回転螺旋羽根部材から構成され、
    第1の撹拌搬送手段の搬送能力がトナー受入領域の下流側において下流に向かって徐々に又は段階的に低減せしめられて、第1の搬送路において生成されるトナーの滞留量が下流からトナー受入領域に向かって徐々に増加しかつトナー受入領域から上流側においてはほぼ一定ないし上流に向かってゆるやかに増加するよう、第1の回転螺旋羽根部材の螺旋羽根のピッチ又は外径は、トナー受入領域の下流側において下流に向かって徐々に又は段階的に小さくせしめられている、
    ことを特徴とする現像装置。
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