JP6651336B2 - 着圧ストッキング - Google Patents
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Description
(1)足首部と脹脛部をもち、着用時、該脹脛部において少なくとも脹脛に着圧を与える、非弾性糸に弾性糸が挿入編みされた着圧ストッキングにおいて、該足首部の上下方向の19.6N荷重時の伸長率が10〜50%であり、かつ、該着圧ストッキングの足首部を90mm×90mmの大きさに採取し、カトーテック社製2軸引張り試験機KES−G2本体に該着圧ストッキングの周径方向を72.5mm、上下方向を73mmに把持し、該着圧ストッキングの上下方向は把持したままで伸長させずに、着圧ストッキングの足首部にスイスラスティック社製着圧測定用木製足型7型のかかと部分を通過させる際に以下の式(B):
着圧ストッキングの足首部が木製足型のかかと部分を通過する際の着圧ストッキングの最大伸び率(%)=310(mm)−(着圧ストッキングの足首部の置き寸(mm)×2)}/(着圧ストッキングの足首部の置き寸(mm)×2)×100・・・(B)
で求められる最大伸び率まで、該着圧ストッキングの周径方向を、引張速度300mm/分で、伸ばした時の該足首部の周径方向の伸長応力が19.6N以下であることを特徴とする前記着圧ストッキング。
(2)前記足首部の肌面の動摩擦係数が0.1〜0.5である、(1)に記載の着圧ストッキング。
(3)前記足首部の着圧が10〜50hPaである、(1)又は(2)に記載の着圧ストッキング。
(4)前記脹脛部の着圧が5〜40hPaである、(1)〜(3)のいずれかに記載の着圧ストッキング。
(5)厚みが0.4〜0.8mm、かつ、通気性が100cc/cm2/s以上である、(1)〜(4)のいずれかに記載の着圧ストッキング。
(6)前記足首部を形成する非弾性糸の糸長が100〜200mm/100wである、(1)〜(5)のいずれかに記載の着圧ストッキング。
(7)前記足首部を形成する弾性糸の糸長が10〜40mm/100wである、(1)〜(6)のいずれかに記載の着圧ストッキング。
(8)非弾性糸としてセルロース繊維を含有する、(1)〜(7)のいずれかに記載の着圧ストッキング。
(9)吸湿率が7%以上である、(1)〜(8)のいずれかに記載の着圧ストッキング。
本実施形態の着圧ストッキングは、下肢に着圧を与えることを特徴とする。下肢に着圧を与えるような形態であれば、どのような形態であってもよい。例えば、つま先から膝下もしくは膝上までの丈のハイソックスタイプや、足首から膝下までの丈のゲイタータイプ、つま先から腰まであるパンストタイプなどがある。
本実施形態の着圧ストッキングは、弾性糸が挿入編みされていることを特徴とする。該弾性糸が挿入編みでなく、非弾性糸と添え編みされていると、着圧ストッキングのタテ方向が伸びやすくなることから、着脱性が困難となることがある。弾性糸を挿入編みすることで、着圧ストッキングの周径方向のみに弾性糸の伸長性が発揮されることになり、弾性糸のパワーが直接的に着圧の大小につながるので、着圧のコントロールも容易である。
伸長率(%)=310−(足首部の置き寸×2)/(足首部の置き寸×2)×100
ここでいう310の数値はスイスラスティック社製着圧測定用木製足型(7型)のかかとの周径(mm)である。置き寸とは、着圧ソックスを机上に皺なく、無緊張状態で置いた時の着圧ソックスのヨコ方向の寸法であり、周径は置き寸を2倍した数値となる。上記式は、着圧ソックスが木製足型のかかと部を通過する時の伸長率を算出する式である。
動摩擦係数を0.1〜0.5の範囲に設定する方法として、図2のような編み組織とすることが好ましい。編成されている弾性糸と弾性糸の間において、弾性糸がタックループとなっている箇所のタテ方向の非弾性糸の編みループがニットループで連続することで弾性糸と弾性糸の間の空間を非弾性糸のニットループが埋めることになり、表面の凹凸を少なくし、動摩擦係数を低く抑えることができる。
本実施形態の着圧ストッキングに吸湿性を付与させるための方法に特に制限はなく、吸湿性繊維や吸湿性が得られる物質を練り込んだ繊維を使用してもよいし、吸湿効果の出る加工剤を付与してもよい。好ましくは、セルロース繊維を使用することが好ましい。該セルロース繊維の含有率については、着圧ストッキングの吸湿率が7%以上となるように設定すればよく、特に限定されない。該セルロース繊維としては、キュプラ、レーヨン、竹繊維、綿、モダール、テンセルなどこれらに限定されるものではないが、特に再生セルロース繊維が好ましい。セルロース繊維は、フィラメント糸の形態では、原糸(未加工糸)、仮撚加工糸、先染糸などのいずれであってもよく、また、ポリエステル系繊維やポリアミド系繊維などとの複合糸であってもよい。また、紡績糸でもよく、ポリエステル系繊維やポリアミド系繊維などとの混紡糸であってもよい。複合糸はエア混繊、合撚、カバリング、仮撚混繊等、特に限定されない。セルロース繊維として好ましくはキュプラ繊維がよい。使用するセルロース繊維の繊度は、フィラメント糸の場合、30〜200dtexのものが好ましく、より好ましくは40〜170dtex、更に好ましくは50〜120dtexである。又、紡績糸の場合、60番〜30番の紡績糸が好ましく、より好ましくは50番〜40番である。合成繊維とセルロース繊維の混率は任意に設定可能であるが、好ましくは20〜80%、より好ましくは25〜75%である。
実施例における各評価方法は次のとおりであった。
(i)上下方向の19.6N荷重時の伸長率
カトーテック社製2軸引張り試験機KES−G2にて、本実態形態の着圧ストッキングの足首部および脹脛部を90mm×90mmの大きさに採取し、試験機本体に着圧ストッキングの上下方向を72.5mm、周径方向を73mmに把持し、着圧ストッキングの上下方向を引張速度300mm/分で29.4Nまで伸長させた時の伸びを測定する。その際の着圧ストッキングの周径方向は把持したまま伸長させない。N=2(枚)測定し、下記式(A)により伸長率(%)を求める。
伸長率(%)={(生地の伸び(mm))/72.5mm}×100・・・(A)
カトーテック社製2軸引張り試験機KES−G2にて、本実態形態の着圧ストッキングの足首部および脹脛部を90mm×90mmの大きさに採取し、試験機本体に着圧ストッキングの周径方向を72.5mm、上下方向を73mmに把持し、着圧ストッキングの周径方向を引張速度300mm/分でスイスラスティック社製着圧測定用木製足型7型のかかと部分を通過する際の最大伸び率まで伸ばした時の応力を測定する。その際の着圧ストッキングの上下方向は把持したままで伸長させない。応力測定時の伸び率は、着圧ストッキングの足首部及び脹脛部のそれぞれにおいて、下記計算式(B)、(C)で算出する。
着圧ストッキングの足首部が木製足型のかかと部分を通過する際の着圧ストッキングの最大伸び率(%)=310(mm)−(着圧ストッキングの足首部の置き寸(mm)×2)}/(着圧ストッキングの足首部の置き寸(mm)×2)×100・・・(B)
着圧ストッキングの脹脛部が木製足型のかかと部分を通過する際の着圧ストッキングの最大伸び率(%)310(mm)−(着圧ストッキングの脹脛部の置き寸(mm)×2)}/(着圧ストッキングの脹脛部の置き寸(mm)×2)×100・・・(C)
本実施形態の着圧ストッキングのMサイズを105℃±2度の熱風乾燥機で恒量になるまで4時間放置した後、ポリエチレン製の密閉袋に入れ、電子天秤で1分以内に絶乾質量をひょう量する。ひょう量後、本実施形態の着圧ストッキングをポリエチレン製の密閉袋から取り出し、35℃×90%RHの環境下で机上に15時間放置した後、電子天秤でひょう量する。N=3本測定し、下記式(D)により吸湿率を求める。
吸湿率(%)={35℃×90%RHで15時間放置後の質量(g)−絶乾質量(g)}/絶乾質量×100・・・(D)
着圧ストッキングのMサイズの脹脛部を、スイスラスティック社製着圧測定用木製足型の7型に着用させた時の伸びまで伸張させた状態にした試料の肌面をカトーテック社製表面試験機KES−FB4−AUTO−Aにて、動摩擦係数を3か所測定し、平均する。
スイスラスティック社製着圧測定用木製足型の7型の足首部及び脹脛部にエーエムアイ・テクノ社製着圧測定器AMI−3037−10に接続したエアパックを貼付け、着圧ストッキングのMサイズを着用させた時の着圧(kPa)を脱着を3回繰り返し測定し、その平均を求める。
Peacock社製の厚み測定器を用い、φ3.0cmの測定部を5gの荷重にて編地に接触させ、3か所測定し、平均する。
カトーテック社製通気抵抗測定器KES−F8−AP1にて、通気抵抗値(kPa・s/m)を3か所測定し、下記式(E)により通気度(cc/cm2/sec)を求める。
通気度(cc/cm2/sec)=12.5/通気抵抗値(kPa・s/m)・・・(E)
編地上に100ウェール分の範囲をマーキングし、非弾性糸及び弾性糸を編地からほどく。ほどいた非弾性糸の上端を固定し、下端に0.088cN/dtexの荷重をかけ、30秒後の長さを測定する。ほどいた弾性糸は上端を固定し、弾性糸が伸長しない程度に伸ばした状態で長さを測定する。各々最も短い糸長を選び、N=3の平均を算出する。
着用と脱着を各3回繰り返し、以下の評価基準で評価した。効果を発揮しているのは下記の基準で3以上である。
5 : 着脱するのにほとんど力が要らず、簡単に着脱できる。
4 : 着脱するのにあまり力が要らず、比較的簡単に着脱できる。
3 : 着脱するのに多少の力が必要であるが、普通に着脱できる。
2 : 着脱するのにまあまあの力が必要で、着脱に時間を要する。
1 : 着脱するのにかなりの力が必要で、着脱に非常に時間を要する。
8時間着用した際の蒸れ感を以下の評価基準で主観的に評価した。効果を発揮しているのは下記の基準で3以上である。
5 : 蒸れを全く感じない。
4 : 蒸れをほとんど感じない。
3 : 蒸れをやや感じる。
2 : 蒸れをかなり感じる。
1 : 蒸れを非常に感じる。
8時間着用した際のむくみ感を以下の評価基準で主観的に評価した。効果を発揮しているのは下記の基準で3以上である。
5 : むくみ感を全く感じない。
4 : むくみ感をほとんど感じる。
3 : むくみ感をやや感じる。
2 : むくみ感をかなり結構感じる。
1 : むくみ感を非常に感じる。
LANATI社製LA45MEの釜径4.5インチ、針本数400本のパンスト編み機を用いて、つま先部・かかと部・口ゴム以外の足首から脹脛を覆う部分及び足首からつま先に入る部分に弾性糸としてジオール成分として一部が同一の炭素上に側鎖として2つのメチル基を有するポリウレタン弾性糸235dtex(ベア挿入編み)、また、非弾性糸としてキュプラ66dtex43fとナイロン36dtex26fの仮撚複合糸(BB/NY複合糸A)を用い、図2の編み組織にて編成し、その後、漂白加工、柔軟加工した後に、スチームセットし、以下の表1に記載の物性を有する着圧ストッキングを得た。得られた着圧ストッキングは着脱性に優れ、蒸れ感やむくみ感を感じないものであった。
ポリウレタン弾性糸の糸長と仮撚複合糸の糸長を変更した以外は実施例1と同様の方法で、以下の表1に記載の物性を有する着圧ストッキングを得た。得られた着圧ストッキングは、着圧が実施例1よりもやや高く、着脱性が良好で、蒸れ感が感じにくく、むくみ感を感じないものであった。
実施例1と同じ編み機、同じ糸使いで図3の編み組織にて編成し、その後、漂白加工、柔軟加工した後に、スチームセットし、以下の表1に記載の物性を有する着圧ストッキングを得た。得られた着圧ストッキングは実施例1よりも動摩擦抵抗がやや高めであるが、着脱性が良好で、蒸れ感が感じにくく、むくみ感を感じないものであった。
ポリウレタン弾性糸の糸長を変更した以外は実施例1と同様の方法で、以下の表1に記載の物性を有する着圧ストッキングを得た。得られた着圧ストッキングは着圧が実施例1よりもやや低く、着脱性に優れ、蒸れ感を感じず、むくみ感を感じにくいものであった。
非弾性糸の糸長を変更した以外は実施例1と同様の方法で、以下の表1に記載の物性を有する着圧ストッキングを得た。得られた着圧ストッキングは着圧が実施例1よりもやや高く、上下方向の定荷重伸長率が低めで、足首部の周径方向の定伸長応力が高めであるが、着脱性が良好で、蒸れ感やむくみ感を感じないものであった。
実施例1に使用したポリウレタン弾性糸に替えて、同ポリウレタン弾性糸の周りにナイロン33TをダブルカバリングしたDCY(DCY挿入編み)を使用して図3の編み組織にて編成し、その後、漂白加工、柔軟加工した後に、スチームセットし、以下の表1に記載の物性を有する着圧ストッキングを得た。得られた着圧ストッキングは着圧が実施例1よりも高めで、動摩擦抵抗がやや高めであるが、着脱性が良好で、蒸れ感やむくみ感を感じないものであった。
実施例1に使用したポリウレタン弾性糸に替えて、同種のポリウレタン弾性糸470dtexにナイロン33dtex/24fをダブルカバリングしたDCYと、吸湿性ナイロン加工糸167dtex/72fを使用し、図5の編み組織にて編成し、その後、漂白加工、柔軟加工した後に、スチームセットし、以下の表1に記載の物性を有する着圧ストッキングを得た。得られた着圧ストッキングは、着脱性は概ね良好で、蒸れ感はやや感じるものの、むくみ感は感じないものであった。
実施例3に使用したポリウレタン弾性糸235dtexに替えて、ポリウレタン弾性糸470dtexの周りにナイロン33TをダブルカバリングしたDCYを使用して図3の編み組織にて編成し、その後、漂白加工、柔軟加工した後に、スチームセットし、以下の表1に記載の物性を有する着圧ストッキングを得た。得られた着圧ストッキングの着脱性はやや良好で、蒸れ感やむくみ感をあまり感じないものであった。
つま先部・かかと部・口ゴム以外の足首から脹脛を覆う部分及び足首からつま先に入る部分において、弾性糸としてポリウレタン弾性糸130dtexにナイロン17dtex/7fをダブルガバリングしたDCY(DCY挿入編み)とナイロン加工糸56dtex/5f(NY)を使用し、図4の編み組織にて編成作成された市販品Aの物性を以下の表1に記載する。市販品Aは着脱性しにくく、蒸れ感を感じるものであるが、むくみ感は感じないものであった。
LANATI社製LA45MEの釜径4.5インチ、針本数400本のパンスト編み機を用いて、つま先部・かかと部・口ゴム以外の足首から脹脛を覆う部分及び足首からつま先に入る部分に弾性糸としてジオール成分として一部が同一の炭素上に側鎖として2つのメチル基を有するポリウレタン弾性糸78dtex(ベアプレーティング)と非弾性糸としてキュプラ66dtex43fとナイロン36dtex26fの仮撚複合糸(BB/NY複合糸A)を引きそろえて、図6の編み組織にて編成し、その後、漂白加工、柔軟加工した後に、スチームセットし、以下の表1に記載の物性を有する着圧ストッキングを得た。得られた着圧ストッキングは上下方向の定荷重伸長率が高く、着脱性しにくく、蒸れ感やむくみ感を感じないものであった。
非弾性糸の糸長を変更した以外は実施例1と同様の方法で、以下の表1に記載の物性を有する着圧ストッキングを得た。得られた着圧ストッキングは着圧が実施例1よりも高く、上下方向の定荷重伸長率が低めで、足首部の周径方向の定伸長応力が高く、着脱しにくく、蒸れ感を多少感じるものの、むくみ感は感じないものであった。
非弾性糸をナイロン加工糸(NY)に変更した以外は実施例1と同様の方法で、以下の表1に記載の物性を有する着圧ストッキングを得た。得られた着圧ストッキングは、上下方向の定荷重伸長率が実施例1よりも高く、足首部の周径方向の定伸長応力が低くめで、着脱しにくく、蒸れを感じるものであったが、むくみ感は感じないものであった。
b 脹脛部
c 非弾性糸
d 弾性糸
K ニット
T タック
W ウェルト
Claims (9)
- 足首部と脹脛部をもち、着用時、該脹脛部において少なくとも脹脛に着圧を与える、非弾性糸に弾性糸が挿入編みされた着圧ストッキングにおいて、該足首部の上下方向の19.6N荷重時の伸長率が10〜50%であり、かつ、該着圧ストッキングの足首部を90mm×90mmの大きさに採取し、カトーテック社製2軸引張り試験機KES−G2本体に該着圧ストッキングの周径方向を72.5mm、上下方向を73mmに把持し、該着圧ストッキングの上下方向は把持したままで伸長させずに、着圧ストッキングの足首部にスイスラスティック社製着圧測定用木製足型7型のかかと部分を通過させる際に以下の式(B):
着圧ストッキングの足首部が木製足型のかかと部分を通過する際の着圧ストッキングの最大伸び率(%)=310(mm)−(着圧ストッキングの足首部の置き寸(mm)×2)}/(着圧ストッキングの足首部の置き寸(mm)×2)×100・・・(B)
で求められる最大伸び率まで、該着圧ストッキングの周径方向を、引張速度300mm/分で、伸ばした時の該足首部の周径方向の伸長応力が19.6N以下であることを特徴とする前記着圧ストッキング。 - 前記足首部の肌面の動摩擦係数が0.1〜0.5である、請求項1に記載の着圧ストッキング。
- 前記足首部の着圧が10〜50hPaである、請求項1又は2に記載の着圧ストッキング。
- 前記脹脛部の着圧が5〜40hPaである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の着圧ストッキング。
- 厚みが0.4〜0.8mm、かつ、通気性が100cc/cm2/s以上である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の着圧ストッキング。
- 前記足首部を形成する非弾性糸の糸長が100〜200mm/100wである、請求項1〜5のいずれか1項に記載の着圧ストッキング。
- 前記足首部を形成する弾性糸の糸長が10〜40mm/100wである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の着圧ストッキング。
- 非弾性糸としてセルロース繊維を含有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の着圧ストッキング。
- 吸湿率が7%以上である、請求項1〜8のいずれか1項に記載の着圧ストッキング。
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