JP6649681B2 - 組立型建物 - Google Patents

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本発明は工場で製作された複数のユニットを現場で接合することにより組み立てられる組立型建物に関するものである。
工場で製作された、柱・梁等の架構構成材から構成される複数のユニットを現場で接合することにより建物を構築する方法では、製作されたユニットの現場への搬入に使用されるトレーラーに課される道路交通法上の輸送高さと質量の制限にユニットの寸法と質量が制約を受けるため、ユニットの形態が必然的に制限される。
具体的には寸法上の制限からユニットの全高が制限されることで、一ユニットに建物の複数層(複数階)分の高さを持たせることができないため、ユニットを1層分の高さ以下に抑える形に形成するか(特許文献1参照)、ユニットを柱と梁等、直線状の構成材毎に分割した形にして輸送することが必要になる(特許文献2参照)。ユニットを1層分の高さ以下に抑える場合、現場でのユニットの接合による建物の完成の効率を上げる上では、ユニットを柱と2方向の梁から直方体状に形成することが有利である(特許文献1)。
例えばユニットを建物の1層分の高さで製作すれば(特許文献1)、そのユニットの高さに建物の階高が制限され、ユニットを構成する柱の長さが制限されることになる。ユニットを構成する柱、梁等の主要な架構構成材の長さは質量上の制限からも制約される。質量上の制限からはまた、ユニットを箱形に形成した場合に、ユニットに壁や床版、または外装材等の面材を付属させておくことができなくなる制約も課される。
このようにユニットの高さ、あるいは架構構成材の長さが制限されることで、ユニットの架構構成材に複数層分の高さや長さを与えることができない他、床版や壁板として建物が振動したときの振動性能や遮音性能が劣る軽量な材料を使用せざるを得ない結果を招いている。例えば床版をユニットに予め組み込む場合に、遮音性に優れたプレキャストコンクリート版(PC版)を使用することができず、PC版に比べ、遮音特性が劣る軽量のALC版を使用せざるを得ないことがある。
特開平10−131297号公報(請求項1、段落0013〜0024、図1〜図4) 特開2000−352116号公報(請求項1、段落0016〜0030、図1〜図6)
特許文献1では建物を構成するユニットを高さ(柱の長さ)の相違する3通りの形態に形成し、中間高さのユニットを輸送可能高さに合わせることで、中間高さのユニットと最低高さのユニットを箱形のまま輸送可能にしている。しかしながら、最高高さのユニットの高さは輸送可能高さを超えているため、柱を2分割することが必要になっており(段落0019)、全種類のユニットを予め箱形に組み立てた状態で輸送することはできない。
特許文献1では最高高さのユニットを、柱を軸方向に2分割した状態で輸送せざるを得ないことから、長い寸法で分割された柱が輸送中に振動し易い状態になるため、輸送中の安定性を確保する上で、柱の振動防止用の仮設部材を隣接する柱間等に架設することが必要になり得る。輸送時のユニットの安定性確保のための仮設部材はユニットの桁行方向の長さが大きくなり、輸送時に捩れを生じ易くなった場合にも必要になり得る。
また特許文献1ではユニットが2方向に並列する4本の柱と2方向の柱の脚部と頭部をつなぐ梁から箱形に組み立てられていることから、現場でユニットを高さ方向に積み上げて複数層の建物を構築しようとすれば、下側のユニットの上側の梁と上側のユニットの下側の梁が重複し、梁が二重構造化する。このため、完成する建物の梁の成が大きくなり、上下の梁の中間部に無駄な空間が生じる他、上下の各ユニット単位で構造が成立するように設計されることで、建物全体での構成要素と使用鉄骨量が過多になり、コスト高になる等の不都合がある。
特許文献2では箱形のユニットを構成材単位に分割した状態で輸送することで、箱形に組み立てる場合の高さと質量の制限を解消し、箱形の場合の梁の重複も解消しているが、箱形のユニットを構成材単位に分割する結果として現場での組み立て作業数が増加し、ユニットを工場で生産することの利点を生かしきれていない。
本発明は上記背景より、ユニットを工場生産することの利点を生かしながら、箱形の形状にユニット化する場合の梁の重複の問題を解消する形態の組立型建物を提案するものである。
請求項1に記載の発明の組立型建物は、スパン方向と桁行方向の各方向に並列し、1層分の柱の長さより短い長さの4本以上の端部柱部材と、この4本以上の端部柱部材に跨り、各端部柱部材の軸方向のいずれかの部分に接合され、支持される、スパン方向の梁と桁行方向の梁を含む床部材を有する少なくとも1個の柱・床ユニットと、この柱・床ユニットの前記各端部柱部材に接続され、1層分の柱の長さより短い長さの4本以上の中間部柱部材を有し、前記スパン方向の梁と前記桁行方向の梁を含まない少なくとも1個の柱ユニットの組み合わせから成立し、前記柱・床ユニットの各端部柱部材と前記柱ユニットの各中間部柱部材が軸方向に接合されて構築され、
前記中間部柱部材の上下の端部と前記端部柱部材の上下の端部の内、少なくとも互いに接合される側の端部に、前記中間部柱部材と前記端部柱部材の断面積より大きい面積を持ち、互いに突き合わせられ、重ね合わせられて接合される接合部材が予め接合されていることを構成要件とする。
請求項2に記載の発明の組立型建物は、スパン方向と桁行方向の各方向に並列し、1層分の柱の長さより短い長さの4本以上の端部柱部材と、この4本以上の端部柱部材に跨り、各端部柱部材の軸方向のいずれかの部分に接合され、支持される、スパン方向の梁と桁行方向の梁を含む床部材を有する少なくとも1個の柱・床ユニットと、この柱・床ユニットの前記各端部柱部材に接続され、1層分の柱の長さより短い長さの4本以上の中間部柱部材を有し、前記スパン方向の梁と前記桁行方向の梁を含まない少なくとも1個の柱ユニットの組み合わせから成立し、前記柱・床ユニットの各端部柱部材と前記柱ユニットの各中間部柱部材が軸方向に接合されて構築され、
前記柱・床ユニットの前記端部柱部材と前記柱ユニットの前記中間部柱部材の少なくともいずれか一方のいずれかの部分に、水平方向に隣接する前記柱・床ユニットの前記端部柱部材、または前記柱ユニットの前記中間部柱部材との接合のためのブラケットが突設されていることを構成要件とする。
「スパン方向と桁行方向の各方向に並列する4本以上の端部柱部材」とは、図2に示すように柱・床ユニット2の平面上の少なくとも四隅位置に端部柱部材21が配置され、その内、2本以上の端部柱部材21、21がスパン方向に並列し、2本以上の端部柱部材21、21が桁行方向に並列することを言う。「4本以上」とは、端部柱部材21が柱・床ユニット2の平面上の四隅位置に配置される場合と、四隅位置に加え、各方向の中間部に1本以上、配置される場合があることを言う。
柱ユニット3の中間部柱部材31は高さ方向(中間部柱部材31の軸方向)に隣接する柱・床ユニット2の端部柱部材21の端部に接合されることにより柱として連続するため、柱ユニット3の中間部柱部材31の本数は柱・床ユニット2の端部柱部材21の本数に等しい。但し、柱ユニット3は互いに分離している4本以上の中間部柱部材31から構成されるため、必ずしも中間部柱部材31が互いに距離を置き、組み立てられた状態でユニット化されている訳ではなく、4本以上の中間部柱部材31は輸送時には互いに独立するか、または束になった状態になる。
「端部柱部材」は柱・床ユニット2を構成する柱部材に床部材22が接合される関係から、各層での柱脚部と柱頭部の少なくとも一方を含む柱部材であることを意味し、「中間部柱部材」は柱脚部から柱頭部までの区間に配置される柱部材であることを意味する。柱・床ユニットが接合される「軸方向のいずれかの部分」とは、端部柱部材自身の軸方向の脚部から頭部までの区間を指す。
柱・床ユニット2の端部柱部材21の長さは建物の1層分の柱の長さより短い長さで、柱ユニット3を構成する1本の中間部柱部材31と軸方向に接合されたときに例えば1層分の柱の長さになる。基本的には1本の端部柱部材21に1本の中間部柱部材31が接合されることにより1層分の柱になるが、必ずしもその必要はなく、1本の端部柱部材21に2本以上の中間部柱部材31が接合されて1層分の柱になることもある。
組立型建物1は図1、図2に示すように柱・床ユニット2と柱ユニット3の組み合わせから構築されるが、柱・床ユニット2と柱ユニット3はそれぞれ、端部柱部材21と中間部柱部材31の長さが一定である等、一種類の形態であるとは限らず、柱・床ユニット2としては端部柱部材21の長さが相違するか、または端部柱部材21への床部材22の接合位置が相違する複数種類の柱・床ユニット2が使用(用意)されることもある。柱ユニット3としても中間部柱部材31の長さが相違する複数種類の柱ユニット3が使用されることがある。柱・床ユニット2と柱ユニット3の各架構構成材である柱部材21、31と後述の梁22a、22bは主に鉄骨、またはプレキャストコンクリートで製作されるが、これらの構造種別は問われず、合成構造、または木造であることもある。梁22aはスパン方向の梁を、梁22bは桁行方向の梁を指す。
柱ユニット3は主に1層分の柱の長さより短い長さの4本以上の中間部柱部材31からなり、柱・床ユニット2の端部柱部材21の長さも1層分の柱の長さより短いため、組立型建物1の完成には少なくとも1個の柱・床ユニット2と1個の柱ユニット3を必要とする。組立型建物1は柱・床ユニット2と柱ユニット3から現場で組み立てられて完成する建物であることを意味する。柱ユニット3は原則的には中間部柱部材31のみから構成されるが、例えば建物が鉄骨造である場合の中間部柱部材31を被覆する耐火被覆材や仕上げ材、設備等が付属することもある。
請求項1における「柱・床ユニットと柱ユニットの組み合わせから成立し」とは、組立型建物1が少なくとも高さ方向に1個の柱・床ユニット2と1個の柱ユニット3の組み合わせのみから構成される場合と、柱・床ユニット2と柱ユニット3のいずれかが2個以上、組み合わせられる場合があることを言う。複数の柱・床ユニット2と複数の柱ユニット3は図8に示すように水平方向に組み合わせられることもある。柱・床ユニット2は少なくとも四隅に端部柱部材21が配置される形態を有するため、水平方向に組み合わせられる場合、水平方向に隣接する柱・床ユニット2、2はそれぞれの端部柱部材21、21において互いに接合される。
柱・床ユニット2と柱ユニット3はそれぞれの端部柱部材21と中間部柱部材31が軸方向に接合されることにより組立型建物1を構成するため、端部柱部材21と中間部柱部材31の平面上の配置位置は同一であり、柱・床ユニット2が形成する空間の平面積と柱ユニット3が形成する空間の平面積は実質的に同一になる。「実質的に」とは、柱・床ユニット2の四隅の端部柱部材21の中心線で囲まれた領域と、柱ユニット3の四隅の中間部柱部材31の中心線で囲まれた領域の面積が同一であることを意味する。
床部材22の端部柱部材21への軸方向の接合位置は建物の設計に応じて、すなわち柱・床ユニット2の上側、または下側に組み合わせられる柱ユニット3の中間部柱部材31の長さに応じて異なるが、完成する建物の階高は下層側に配置される柱・床ユニット2の床部材22の天端のレベルから、少なくとも1個の柱ユニット3を挟んで上層側に配置される柱・床ユニット2の床部材22の天端のレベルまでの距離になる。
床部材22は主に床版22cを指すが、柱・床ユニット2としての輸送時の形態維持能力(剛性)を持たせる上では、床部材22は少なくともスパン方向の梁22aと桁行方向の梁22bと一部の面材としての床版22cを含む。但し、床部材22の床版22cは図2に示すように必ずしも4本の端部柱部材21を含む全領域を覆う面積を持つ必要はなく、柱・床ユニット2の輸送時の軽量化を図る上で、図3−(a)、(b)に示すように全領域の一部が開放し、抜けていることもある。
以上のように柱・床ユニット2の端部柱部材21と柱ユニット3の中間部柱部材31が共に、建物の1層分の柱の長さより短いことで、例えば1層分の柱の長さが輸送高さ制限に等しいか、それを超える場合にも、工場生産される柱・床ユニット2と柱ユニット3の高さを輸送高さ制限内に抑えることが可能になる。
柱・床ユニット2は4本以上の端部柱部材21と、梁22aと梁22bを含む床部材22から構成され、柱と梁を含む主要な架構構成材から立体的に組み立てられながらも、全柱・床ユニット2と全柱ユニット3の高さが輸送高さ制限内に抑えられることで、いずれのユニットも現場では製作された形のまま、現場へ輸送し、現場で組み立てればよく、特許文献1のように輸送に際し、ユニットの柱を分割することを要しない。
柱ユニット3は4本以上の中間部柱部材31から構成されることで、輸送時には各中間部柱部材31が独立しているため、柱・床ユニット2と組み合わせて輸送する際に、図6−(b)に示すように柱・床ユニット2の床部材22上に寝かせた状態で載置することができる。従って例えば建物の1層が1個の柱・床ユニット2と1個の柱ユニット3から構成される場合には、1層分の1組のユニットを一括で輸送することが可能である。
柱部材に水平材が一体化したユニットである柱・床ユニット2の床部材22の周辺部分には、前記のように輸送時の剛性確保の目的で、スパン方向の梁22aと桁行方向の梁22bが一体化しているか、床部材22に梁22aと梁22bが内蔵される。柱・床ユニット2は下層側、もしくは上層側の少なくともいずれかに隣接する柱ユニット3が接合されることにより組立型建物1を構成するが、柱・床ユニット2の高さ方向に隣接する柱ユニット3が主に中間部柱部材31のみからなることで、柱・床ユニット2と柱ユニット3の接合によって梁22aと梁22b、あるいは床部材22が上下に重複することはないため、特許文献1の抱える梁の二重構造化は回避される。
また柱・床ユニット2は4本以上の端部柱部材21の軸方向の脚部から頭部までのいずれかの部分に、全端部柱部材21に跨る床部材22が接合された形態をすることで、例えば床部材22が端部柱部材21の脚部と頭部を除く軸方向中間部に接合された場合には、柱・床ユニット2が立面上、H形の形状をし、床部材22の上下に端部柱部材21の半分程度の長さの柱部材が接合された形になる。
この結果、端部柱部材21の頭部、もしくは脚部に床部材22が接合され、端部柱部材21のほぼ全長が床部材22の天端、もしくは下端から張り出す場合より端部柱部材21の床部材22からの張り出し長さが短くなり、端部柱部材21が輸送時に振動を生じにくくなる。その上、端部柱部材21自身の長さが1層分の柱の長さより短いことで、端部柱部材21の変形に対する安定性が高まるため、特許文献1のように端部柱部材21に振動防止用の仮設部材を架設する必要性が低い。加えて床部材22は四周の梁のみからなるフレームと異なり、2方向の梁22a、22bのフレームに少なくとも一部の床版22cが一体化した面材であることで、捩れに対する安定性も高いため、輸送時の捩れに対する安定性を確保するための仮設部材を付加する必要性も低い。
柱・床ユニット2は4本以上の端部柱部材21に、梁22a、22bを有する床部材22を接合することにより製作されるが、質量制限の範囲内で床仕上げ材、または天井仕上げ材等や、各種の配管、設備機器等を一体化させておくこともできるため、ユニット化による現場での作業数の低減と、それによる工期の短縮化を図ることが可能である。
組立型建物1は少なくとも1個(1組)の柱・床ユニット2と少なくとも1個(1組)の柱ユニット3の組み合わせにより構築されるが、複数個の柱・床ユニット2が使用される場合、建物の最上部に配置される柱・床ユニット2において端部柱部材21の頭部を床部材22の天端より必要以上に上方へ突出させないよう、最上部の柱・床ユニット2の床部材22は端部柱部材21の頭部に、もしくは頭部寄りの位置に接合される(請求項)。「頭部寄りの位置」とは、端部柱部材21の軸方向中間部より頭部寄りの区間を指す。
この場合、床部材22の天端より端部柱部材21の頭部の上方への突出がないか、少ないことで、最上部の柱・床ユニット2の端部柱部材21の長さを必要な大きさに設定することができるため、柱・床ユニット2の高さと質量を抑えることが可能になる。また柱・床ユニット2の質量を節減できる分、多くの外装材や設備機器等を柱・床ユニット2に付加することが可能になるため、現場での作業数を更に削減し、作業効率の一層の向上も図られる。
同様に組立型建物1に複数個の柱・床ユニット2が使用される場合、建物の最下部に配置される柱・床ユニット2において端部柱部材21の脚部を床部材22の下端より必要以上に下方へ突出させないよう、最下部の柱・床ユニット2の床部材22は端部柱部材21の脚部に、もしくは脚部寄りの位置に接合される(請求項)。「脚部寄りの位置」とは、端部柱部材21の軸方向中間部より脚部寄りの区間を指す。この場合も最下部の柱・床ユニット1の端部柱部材21の長さを必要な大きさに設定することができ、柱・床ユニット1の高さと質量を抑えることができるため、現場での作業数の削減と作業効率の向上が図られる。
柱・床ユニットの端部柱部材と柱ユニットの中間部柱部材が共に、1層分の柱の長さより短いため、例えば1層分の柱の長さが輸送高さ制限である場合にも、工場生産される柱・床ユニットと柱ユニットの高さを輸送高さ制限内に抑えることができる。特に柱・床ユニットは柱と梁を含む主要な架構構成材から立体的に組み立てられながらも、全柱・床ユニットと全柱ユニットの高さが輸送高さ制限内に抑えられることで、いずれのユニットも工場で製作された状態のまま、分割を要することなく現場に輸送することができる。
また組立型建物は柱・床ユニットの端部柱部材と中間部柱部材からなる柱ユニットの中間部柱部材が接合されることにより構成されることで、柱・床ユニットと柱ユニットの接合によって2方向の梁、あるいは床部材が重複することがないため、梁の二重構造化は回避される。
2層の組立型建物を構成する3個の柱・床ユニットと2個の柱ユニットの製作例と組み合わせの要領を示した立面図である。 図1に示す複数個の柱・床ユニットと柱ユニットを下層側から順次、積み上げて組み立てる様子を示した斜視図である。 (a)は端部柱部材に2方向の梁と小梁、及び一部の床部材が一体化した図1の最上部に配置される柱・床ユニットの製作例を示した仰観図(斜視図)、(b)は(a)に示す柱・床ユニットの端部柱部材と2方向の梁が鉄骨である場合にこれらに耐火被覆を施した様子を示した仰観図である。 (a)は図3−(b)に示す柱・床ユニットに天井下地材と下り壁を付属させた様子を示した仰観図、(b)は(a)に示す柱・床ユニットに天井内配管と設備機器を収納した様子を示した仰観図、(c)は(b)に示す柱・床ユニットに照明機器を収納し、天井下地材の下に天井板を設置した様子を示した仰観図である。 (a)は図4−(c)に示す柱・床ユニットを上方から見た様子を示した俯瞰図(斜視図)、(b)は(a)に示す柱・床ユニットの床部材上に柱ユニットを構成する中間部柱部材を寝かせて配置した様子を示した俯瞰図、(c)は(a)に示す柱・床ユニットを現場に設置し、その上に(b)に示す柱ユニットの中間部柱部材を接合すると共に、柱・床ユニットの残りの床版を設置した様子を示した俯瞰図である。 (a)は図5−(c)に示す柱・床ユニットと柱ユニットをトレーラーに積載したときの様子を示した斜視図、(b)は(a)に示す柱ユニットを柱・床ユニット上に寝かせて設置した様子を示した斜視図である。 トレーラーに積載した図6−(a)に示す柱・床ユニット上に柱ユニットをクレーンを用いて吊り込む様子、またはトレーラーから吊り出す様子を示した斜視図である。 柱・床ユニットと柱ユニットが水平方向に組み合わせられて建物が完成する場合の建物の構成例と各ユニットに外壁材を張り付けた様子を示した斜視図である。
図1、図2はスパン方向と桁行方向の各方向に並列し、建物の1層分の柱の長さより短い長さの4本以上の端部柱部材21と、4本以上の端部柱部材21に跨って支持される床部材22を有する柱・床ユニット2と、柱・床ユニット2の各端部柱部材21に接続され、1層分の柱の長さより短い長さの4本以上の中間部柱部材31を有する柱ユニット3の組み合わせによる組立型建物(以下、建物)1の構成例を示す。床部材22は各端部柱部材21の軸方向のいずれかの部分(脚部から頭部までの区間)に接合される。建物1は柱・床ユニット2の各端部柱部材21と柱ユニット3の各中間部柱部材31が軸方向に接合されることにより構築される。
図1、図2は3個の柱・床ユニット2と上下の柱・床ユニット2、2間に挟まれる2個の柱ユニット3から2層の高さを有する建物1の構成例を示す。図1は最下部の柱・床ユニット2の上に柱ユニット3が積み重なって接合され、その上に中間部の柱・床ユニット2が積み重なって接合され、その上に柱ユニット3が積み重なり、その上に最上部の柱・床ユニット2が積み重なる様子を示しているが、建物1は少なくとも1個の柱ユニット3と1個の柱・床ユニット2の組み合わせにより構築される。
図1、図2に示すように各柱・床ユニット2の端部柱部材21の長さと、端部柱部材21への床部材22の接続位置は必ずしも同一とは限らず、柱・床ユニット2毎に異なる場合と同一の場合がある。柱・床ユニット2と柱ユニット3はそれぞれ水平方向に組み合わせられて接合されることもあり、水平方向の組み合わせ方により建物1の平面形状も自由に決められる。
柱・床ユニット2と柱ユニット3が水平方向に組み合わせられる場合、水平方向に隣接する柱・床ユニット2、2と柱ユニット3、3は図8に示すようにそれぞれの隅角部に配置される端部柱部材21、21と中間部柱部材31、31が並列した状態で組み合わせられ、互いに接合される。この場合、図1に示すように少なくともいずれかのユニット2、3の柱部材21、31のいずれかの部分には水平方向に隣接する柱・床ユニット2の端部柱部材21、または柱ユニット3の中間部柱部材31との接合のためのブラケット21b等が突設される。
柱・床ユニット2は4本以上の端部柱部材21と全端部柱部材21をつなぐ床部材22から構成されることで、立体的に組み立てられるが、柱ユニット3は4本以上の中間部柱部材31からなり、中間部柱部材31をつなぐ床部材を持たないことから、柱・床ユニット2のように立体的に組み立てられることはなく、輸送時には図5−(b)、は図6−(b)に示すように4本以上の中間部柱部材31が独立しているか、複数本単位で束ねられる。
建物1が構築される現場では図1に示すように建物1の最下部に配置される柱・床ユニット2の端部柱部材21の下端、もしくは柱ユニット3の中間部柱部材31の下端が建物1の下部構造としての基礎4の天端に載置され、接合(定着)される。図1では基礎4の天端が建物1の全平面に亘って平坦になっているが、基礎4はいずれかのユニットの柱部材を受ける部分に柱部材を接合するために独立基礎のように部分的に配置されることもある。基礎4に定着された柱部材を有する柱・床ユニット2、もしくは柱ユニット3の上に柱ユニット3、もしくは柱・床ユニット2が載置され、それぞれの柱部材21、31が互いに接合される。
基礎4の天端に載置される端部柱部材21の下端、もしくは中間部柱部材31の下端には図1、図2に示すように基礎4との接合のためのベースプレート等の接合部材21a、31aが予め接合される。接合部材21a、31aは互いに突き合わせられて接合される端部柱部材21の上下の端部と中間部柱部材31の上下の端部にも予め接合される。
最小規模の建物1は例えば基礎4上に載置され、接合された柱ユニット3とその上に接合された柱・床ユニット2から完成するが、図1、図2では2層の高さを有する建物1を完成させるために、基礎4上に最下部の柱・床ユニット2を設置し、その上に2個(2組)の柱ユニット3と2個(2組)の柱・床ユニット2を交互に設置し、互いに接合している。図1、図2では柱・床ユニット2として、建物1の最下部に配置される柱・床ユニット2と最上部に配置される柱・床ユニット2と中間部に配置される柱・床ユニット2の、形態の異なる3通りの柱・床ユニット2が用意されているが、必ずしも最下部と中間部と最上部とで形態を異ならせる必要はない。
「柱・床ユニット2の形態が異なる」とは、各柱・床ユニット2の端部柱部材21の長さが相違する場合と、端部柱部材21への床部材22の接合位置が相違し、床部材22の天端からの端部柱部材21の突出長さと、床部材22の下端からの端部柱部材21の突出長さが複数の柱・床ユニット2毎に相違する場合があることを言う。
3通りの形態の柱・床ユニット2が用意される場合、建物1の最下部に配置される柱・床ユニット2の床部材22は基礎4との間の距離を抑え、各階の階高を稼ぐために端部柱部材21の脚部に、もしくは脚部寄りの位置に接合される。建物1の最上部に配置される柱・床ユニット2の床部材22も同様の目的から、端部柱部材21の頭部に、もしくは頭部寄りの位置に接合され、中間部の柱・床ユニット2の床部材22から最上部の柱・床ユニット2の床部材22までの距離が大きく取られる。
柱・床ユニット2は少なくとも平面上の隅角部に配置される4本以上の端部柱部材21と、全端部柱部材21に跨り、端部柱部材21の軸方向のいずれかの部分に接合される床部材22から構成される。床部材22は少なくとも柱・床ユニット2のスパン方向に並列する端部柱部材21、21間に架設される梁22aと、桁行方向に並列する端部柱部材21、21間に架設される梁22bと、これら2方向の梁22a、22bに支持され、全端部柱部材21が区画する床面の内、少なくとも一部を覆う床版22cから構成される。床部材22は端部柱部材21には梁22aの両端部と梁22bの両端部において接合される。
床版22cは床部材22の一部として予め柱・床ユニット2に組み込まれる床部分を指し、図2に示すように柱・床ユニット2の全平面を覆う面積を持つ場合と、図3に示すように全平面の一部のみを覆う面積を持つ場合がある。床版22cを構成する単位となる床板は一定の幅と長さの寸法を持って製作されるが、床版22cは複数枚の床板の組み合わせにより構成され、柱・床ユニット2の一部の平面のみを覆う場合は、残りの領域に配置されるべき床板は現場において敷設される。床版22(床板)には遮音性能等の確保の面から主にプレキャストコンクリート版が使用されるが、床版22の材料は建物1の用途に応じて自由に選択される。
図3−(a)は端部柱部材21の他、2方向の梁22a、22bと、柱・床ユニット2の一部の平面を覆う床版22cと、スパン方向に対向する梁22b、22b間に架設される小梁22dから組み立てられた柱・床ユニット2の構成例を示す。図面では端部柱部材21と梁22a及び桁22bが鉄骨である場合の例を示しているが、鉄骨以外の構造の場合もある。(b)は(a)に示す柱・床ユニット2の端部柱部材21の周囲と、梁22a、22bの周囲に耐火被覆材21c、22eを配置した場合の構成例を示す。耐火被覆材31bは図2に示すように柱ユニット3の中間部柱部材31の回りにも配置される。
図4−(a)は図3−(b)に示す柱・床ユニット2の床版22cの下に天井下地材22fを配置し、天井下地材22fを端部柱部材21と床部材22の少なくともいずれかに支持させると共に、下り壁(垂れ壁)22gを端部柱部材21と床部材22の少なくともいずれかに支持させて配置した場合の例を示す。(b)は(a)に示す床版22cと天井下地材22fとの間に天井内配管22hと空調装置等の設備機器22iを収納した場合の例を、(c)は(a)、もしくは(b)に示す天井下地材22fに天井板22jを張り付け、床版22cと天井板22jとの間に照明機器22kと設備機器22iを設置した場合の例を示す。
前記のように床部材22が端部柱部材21の軸方向の脚部から頭部までの区間に接合されていることで、図2に示すように床部材22の底面より下方に端部柱部材21の下部が突出した状態になる。この結果、床版22cの下に天井内配管22h、設備機器22i等を収納しておく場合でも、これらを端部柱部材21の下端より上方に納めることが可能であるため、柱・床ユニット2の運送中、並びに現場への搬入時に柱・床ユニット2を一時的に地面に降ろす場合にも、天井内配管22h等を損傷させずに済む他、専用のスタンドを用いるまでもなく、柱・床ユニット2を自立させておくことができる利点がある。
図5−(a)は図4−(a)〜(c)のいずれかの柱・床ユニット2を上方から見下ろした様子を示す。図5−(b)は(a)に示す柱・床ユニット2の桁行方向両側の床版22c上に柱ユニット3を構成する4本の中間部柱部材31を2本ずつ、分散させて設置した様子を示す。(c)は柱・床ユニット2の端部柱部材21上に柱ユニット3の中間部柱部材31を立設し、中間部柱部材31の下端部を端部柱部材21の上端部に接合すると共に、両側の床版22c、22c間に残りの床版22cを敷設したときの様子を示す。図5−(b)は柱・床ユニット2と柱ユニット3を纏めて輸送するときの両ユニット2、3の組み合わせ例を示し、(c)は両ユニット2、3を現場で組み立てたときの状況を示している。
柱・床ユニット2を図3−(a)〜図4−(c)に示す例のいずれの形態に組み立てておくかは、主に柱・床ユニット2に許容される輸送上の高さ及び質量の制限と、現場での作業性との関係から決められる。現場での作業効率上は端部柱部材21と床部材22の他に、より多くの小梁22d等の構造部材や下地材等の非構造部材、または設備を付属させておくことが有利であるが、付属させる部材数が多くなれば、質量の制限を超えるため、いずれの部材、または設備を事前に付属させておくことが現場の作業上、合理的であるか、の現場での作業計画から柱・床ユニット2に付属させるべき部材等が決められる。
図6−(a)は図5−(a)、(b)に示す柱・床ユニット2をトレーラー5上に載置し、柱・床ユニット2の各端部柱部材21上に柱ユニット3の各中間部柱部材31を立てた状態で載置した様子を、(b)は(a)に示す柱ユニット3の各中間部柱部材31を寝かせ、輸送するときの状態を示す。図7はトレーラー5上に載置された柱・床ユニット2上にクレーンを用いて柱ユニット3を吊り込むときの様子、または柱・床ユニット2と柱ユニット3を同時に建物1の構築現場に吊り込むときの様子を示すが、図6−(a)はその直前の様子を示している。
基礎4上への柱・床ユニット2、もしくは柱ユニット3の設置とそれぞれの上への柱ユニット3、もしくは柱・床ユニット2の設置と接合を繰り返すことにより建物1の骨組が構築されるが、柱・床ユニット2と柱ユニット3の接合と並行して、または図8に示すように全柱・床ユニット2と全柱ユニット3の接合完了後に外壁材(外装材)6の設置と接合が行われる。
図8は柱・床ユニット2、2と柱ユニット3、3が共に水平方向に隣接して組み合わせられ、接合される場合の建物1の構成例を示している。水平方向に隣接する柱・床ユニット2、2は例えば図1に示すように各端部柱部材21に突設されたブラケット21b、21bが互いにボルト等により接合されることにより接合される。隣接する端部柱部材21、21同士の接合状態を補う必要がある場合には、隣接する中間部柱部材31、31同士も同様に接合される。図8では外壁材6が下側の柱・床ユニット2の上端部から上側の柱・床ユニット2の上端部までに亘る高さを持っているが、外壁材6は柱・床ユニット2と柱ユニット3単位で分割され、各ユニット2、3毎に設置されることもある。
1……組立型建物、
2……柱・床ユニット、
21……端部柱部材、21a……接合部材、21b……ブラケット、21c……耐火被覆材、
22……床部材、22a……スパン方向の梁、22b……桁行方向の梁、22c……床版、22d……小梁、22e……耐火被覆材、22f……天井下地材、22g……下り壁、22h……天井内配管、22i……設備機器、22j……天井板、22k……照明機器、
3……柱ユニット、
31……中間部柱部材、31a……接合部材、31b……耐火被覆材、
4……基礎、5……トレーラー、6……外壁材。

Claims (4)

  1. スパン方向と桁行方向の各方向に並列し、1層分の柱の長さより短い長さの4本以上の端部柱部材と、この4本以上の端部柱部材に跨り、各端部柱部材の軸方向のいずれかの部分に接合され、支持される、スパン方向の梁と桁行方向の梁を含む床部材を有する少なくとも1個の柱・床ユニットと、この柱・床ユニットの前記各端部柱部材に接続され、1層分の柱の長さより短い長さの4本以上の中間部柱部材を有し、前記スパン方向の梁と前記桁行方向の梁を含まない少なくとも1個の柱ユニットの組み合わせから成立し、前記柱・床ユニットの各端部柱部材と前記柱ユニットの各中間部柱部材が軸方向に接合されて構築され、
    前記中間部柱部材の上下の端部と前記端部柱部材の上下の端部の内、少なくとも互いに接合される側の端部に、前記中間部柱部材と前記端部柱部材の断面積より大きい面積を持ち、互いに突き合わせられ、重ね合わせられて接合される接合部材が予め接合されていることを特徴とする組立型建物。
  2. スパン方向と桁行方向の各方向に並列し、1層分の柱の長さより短い長さの4本以上の端部柱部材と、この4本以上の端部柱部材に跨り、各端部柱部材の軸方向のいずれかの部分に接合され、支持される、スパン方向の梁と桁行方向の梁を含む床部材を有する少なくとも1個の柱・床ユニットと、この柱・床ユニットの前記各端部柱部材に接続され、1層分の柱の長さより短い長さの4本以上の中間部柱部材を有し、前記スパン方向の梁と前記桁行方向の梁を含まない少なくとも1個の柱ユニットの組み合わせから成立し、前記柱・床ユニットの各端部柱部材と前記柱ユニットの各中間部柱部材が軸方向に接合されて構築され、
    前記柱・床ユニットの前記端部柱部材と前記柱ユニットの前記中間部柱部材の少なくともいずれか一方のいずれかの部分に、水平方向に隣接する前記柱・床ユニットの前記端部柱部材、または前記柱ユニットの前記中間部柱部材との接合のためのブラケットが突設されていることを特徴とする組立型建物。
  3. 最上部に配置される前記柱・床ユニットの前記床部材は前記端部柱部材の頭部に、もしくは頭部寄りの位置に接合されていることを特徴とする請求項1、もしくは請求項2に記載の組立型建物。
  4. 最下部に配置される前記柱・床ユニットの前記床部材は前記端部柱部材の脚部に、もしくは脚部寄りの位置に接合されていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の組立型建物。
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