JP6648615B2 - 車両の制御システムおよびプログラム - Google Patents
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Description
まず、本発明の実施形態に係る制御システム2の構成例について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る制御システム2の構成例を示す機能ブロック図である。図1に示すように、本発明の実施形態に係る制御システム2が適用される車両1は、車両1の駆動力源であるエンジン11と、車両1を制動させるブレーキ12とを有している。そして、本発明の実施形態に係る制御システム2は、物体検出手段21と、運転者要求出力取得手段22と、ステアリング操作量取得手段23と、判断手段24と、エンジン出力制御手段25と、ブレーキ制動力制御手段26と、情報格納手段27とを含む。
次に、車速抑制制御について、図2を参照して説明する。図2は、制御システム2が車速抑制制御を実行した場合における、ブレーキ12の制動力とエンジン11の出力と車速の時間経過に伴う変動を模式的に示すタイムチャートである。なお、図2に示すブレーキ12の制動力とエンジン11の出力はいずれも目標値であり、エンジン出力制御手段25とブレーキ制動力制御手段26は、それぞれエンジン11の出力とブレーキ12の制動力が目標値のとおりに推移するように制御を実行する。また、図2においては、運転者要求出力取得手段22により取得された運転者要求出力が「0」より大きい所定の値を維持している例を示す。
判断手段24により実行条件が成立したと判断されると、ブレーキ制動力制御手段26は、ブレーキ12の制動力を時間の経過に伴って徐々に大きくしていく。これに対して、エンジン出力制御手段25は、エンジン11の出力を運転者要求出力に維持する。すなわち、エンジン出力制御手段25は、第1段階においては、エンジン11の出力目標値として運転者要求出力を用いる。このように、第1段階においては、ブレーキ12の制動力を時間の経過とともに徐々に大きくすることによって、車速を低減させる。
第2段階においては、ブレーキ制動力制御手段26は、ブレーキ12の制動力を所定の一定値に維持する。例えば、図3に示すように、ブレーキ制動力制御手段26は、第2段階におけるブレーキ12の制動力を、第1段階の終了のタイミングにおける制動力に維持する。エンジン出力制御手段25は、エンジン11の出力を、運転者要求出力にかかわらず所定の値に低減させる。本発明の実施形態では、エンジン出力制御手段25は、エンジン11の出力をアイドリング時の出力と同じ出力に低減させる。なお、図3に示すように、エンジン出力制御手段25は、第2段階の開始後、即座にエンジン11の出力を低減させる。換言すると、エンジン出力制御手段25は、第2段階の開始のタイミングT2において、エンジン11の出力目標値を運転者要求出力から所定の値(例えばアイドリング時と同じ出力)に即座に切替える。このような制御により、第2段階においても車速を低減させる。なお、第1段階ではエンジン11の出力が運転者要求出力に維持されていたのに対し、第2段階では所定の値に低減させられているから、時間の経過に対する車速の低減の割合が、第1段階に比較して大きくなる。
第3段階では、エンジン出力制御手段25は、エンジン11の出力を即座に運転者要求出力となるように制御する。換言すると、エンジン出力制御手段25は、第2段階から第3段階に移行するタイミングにおいて、エンジン11の出力目標値を即座に運転者要求出力に切替える。第3段階に移行したタイミング(T3)では、運転者要求出力は「0」ではないから、第2段階から第3段階に移行すると、エンジン11の出力は運転者要求出力に即座に上昇することになる。ただし、エンジン11の出力が即座に上昇すると、車両1が急発進または急加速するおそれがある。そこで、本発明の実施形態では、第2段階から第3段階に移行すると、ブレーキ制動力制御手段26は、ブレーキ12の制動力を時間の経過に伴って徐々に低減させる。すなわち、第3段階では、エンジン11の出力が運転者要求出力に復帰した状態で、ブレーキ12の制動力が徐々に低減していく。このため、第3段階では、車速が徐々に上昇していく。
第3段階への移行後、終了条件が成立した場合には、制御システム2は車速抑制制御を終了する。本発明の実施形態では、次の(a)〜(d)のいずれかの態様で、車速抑制制御を終了する。
次に、制御システム2が実行する車速抑制制御の処理の例について、図2と図3を参照して説明する。図3は、車速抑制制御の処理の例を示すフローチャートである。制御システム2は、車両1の走行中において、図3に示す処理を実行する。また、制御システム2が動作している間は、物体検出手段21は車両1の周辺に存在する物体の検出(車両1と物体との距離および相対速度の算出)を継続して実行し、運転者要求出力取得手段22は運転者要求出力の取得を継続して実行する。また、制御システム2がステアリング操作量取得手段23を有している場合には、制御システム2が動作している間は、ステアリング操作量取得手段23は、ステアリング操作量の取得を継続して実行する。
11:エンジン
12:ブレーキ
2:車両の制御システム
21:物体検出手段
22:運転者要求出力取得手段
23:ステアリング操作量取得手段
24:判断手段
25:エンジン出力制御手段
26:ブレーキ制動力制御手段
27:情報格納手段
Claims (5)
- 車両の周辺に存在する物体を検出する物体検出手段と、
前記車両が検出された前記物体に衝突する可能性があるか否かを判断する判断手段と、
前記車両の駆動力源の出力を制御する出力制御手段と、
運転者による前記駆動力源の要求出力を取得する運転者要求出力取得手段と、
前記車両のブレーキの制動力を制御するブレーキ制動力制御手段と、
を有し、
前記判断手段により検出された前記物体に前記車両が衝突する可能性があると判断された場合には、前記出力制御手段は前記駆動力源の出力を低減させるとともに、前記ブレーキ制動力制御手段は前記ブレーキを作動させ、
前記出力制御手段は前記駆動力源の出力を低減させるとともに前記ブレーキ制動力制御手段は前記ブレーキを作動させた後に、前記判断手段により前記車両が検出された前記物体に衝突する可能性があると判断されなくなった場合には、前記運転者要求出力取得手段は運転者要求出力を取得し、前記出力制御手段は前記駆動力源の出力を前記運転者要求出力取得手段により取得された前記運転者要求出力に即座に戻すことを特徴とする車両の制御システム。 - 前記出力制御手段は前記駆動力源の出力を低減させるとともに前記ブレーキ制動力制御手段は前記ブレーキを作動させた後に、前記判断手段により前記車両が検出された前記物体に衝突する可能性があると判断されなくなった場合には、前記ブレーキ制動力制御手段は、前記ブレーキの制動力を徐々に低減させることを特徴とする請求項1に記載の車両の制御システム。
- 前記ブレーキ制動力制御手段は、前記ブレーキの制動力を徐々に低減させている間に所定の条件が成立した場合には、前記ブレーキの制動力を即座に0にすることを特徴とする請求項1または2に記載の車両の制御システム。
- 前記検出手段により検出された前記物体と前記車両との距離が所定の閾値以上である場合、
前記運転者要求出力取得手段により取得された前記運転者要求出力が所定の閾値以上である場合、
前記検出手段により検出された前記車両の後方に存在する他の物体が前記車両に衝突する可能性があると判断された場合、
前記車両のステアリング操作量が所定の閾値以上である場合、
の少なくともいずれか1つである場合に、前記所定の条件が成立したと判断することを特徴とする請求項3に記載の車両の制御システム。 - コンピュータを、請求項1から4のいずれか1項に記載の車両の制御システムの各手段として機能させるためのプログラム。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2016077410A JP6648615B2 (ja) | 2016-04-07 | 2016-04-07 | 車両の制御システムおよびプログラム |
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Family Applications (1)
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