JP6648410B2 - 搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
搬送装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6648410B2 JP6648410B2 JP2015067411A JP2015067411A JP6648410B2 JP 6648410 B2 JP6648410 B2 JP 6648410B2 JP 2015067411 A JP2015067411 A JP 2015067411A JP 2015067411 A JP2015067411 A JP 2015067411A JP 6648410 B2 JP6648410 B2 JP 6648410B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- roll
- elastic member
- image forming
- transport device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Description
固定された位置で回転する第1の回転体と、
軸に取り付けられ、前記第1の回転体に圧接して回転する第2の回転体と、
前記軸を回転自在に支持する軸受と、
前記軸受を前記第2の回転体が前記第1の回転体に対して接近及び離間する方向に移動自在に保持する保持部と前記軸受の前記離間する方向への移動を規制する規制部を有する保持部材と、
前記保持部材の規制部と前記軸受との間に介在して少なくとも当該軸受と接触する側の部位が面で形成されており、前記第2の回転体が前記第1の回転体に圧接しているときに弾性変形する弾性部材と
を備え、
前記弾性部材は、前記軸受の外周面の形状にほぼ対応した円環状に成形されているとともに前記軸受に固定されているものである。
図1及び図2は、実施の形態1に係る搬送装置を備えた画像形成装置を示すものである。図1はその画像形成装置の内部の概要を示し、図2はその画像形成装置の要部(搬送装置とその周囲の構成部分)を示している。各図面中に符号X,Y,Zで示す矢印は、各図面において想定した3次元空間の幅、高さ及び奥行の各方向を示す直交座標軸(の方向)である。
実施の形態1に係る画像形成装置1は、現像剤で構成される画像を記録媒体の一例である記録用紙9に形成するものであり、例えば、情報端末機等の外部機器から入力される画像情報を受けて画像の形成を行うプリンタとして構成されている。
この中間転写部3は、各作像装置2(Y,M,C,K)における(一次転写位置で)感光ドラム21の上側の部位に接触して通過するよう矢印で示す方向に回転する中間転写ベルト31と、中間転写ベルト31をその内周面から接触して所望の状態に保持して回転自在に支持する複数の支持ロール32a〜32eと、作像装置2(Y,M,C,K)の感光ドラム21上に形成されるトナー像を中間転写ベルト31上に一次転写させるロール接触型の一次転写装置34と、支持ロール32aに支持されている中間転写ベルト31に記録用紙9を押し付けて中間転写ベルト31上のトナー像を記録用紙9に二次転写させる接触ロール型の二次転写装置35と、二次転写装置35とで構成される二次転写位置を通過した後に中間転写ベルト31に残留して付着するトナー等の不要物を除去するベルト清掃装置36とで主に構成されている。
このうち複数の支持ロール32a〜32eについては、支持ロール32aが中間転写ベルト31を回転駆動させる駆動ロール兼二次転写のバックアップロールとして、支持ロール32bがベルト清掃装置36のバックアップロールとして、支持ロール32cが中間転写ベルト31に所要の張力を付与する張力付与ロールとして、支持ロール32d,32eが中間転写ベルト31の一次転写面を形成して保持する面出しロールとして、それぞれ構成されている。
次に、画像形成装置1による基本的な画像形成動作について説明する。ここでは、フルカラーモードによるフルカラー画像を形成する場合の動作を例にして説明する。
次に、搬送装置6について説明する。
駆動ロール61は、円柱状のロール本体61aと、ロール本体61aの外周面に形成される表面層61b等で構成された構造になっており、そのロール本体61aが軸65に固定された状態で取り付けられている。一方、従動ロール62は、円柱状のロール本体62aと、ロール本体62aの外周面に形成される表面層62b等で構成された構造になっており、そのロール本体62aが軸66に固定した状態で取りけられている。
また、駆動ロール61と従動ロール62は、各軸65,66に対して間隔をあけて複数取り付けられている(図5参照)。軸65は少なくとも2箇所において軸受67に回転自在に支持されており、また軸66は少なくとも2箇所において軸受68,68に回転自在に支持されている。
さらに、駆動ロール61は、その軸受67が、例えば画像形成装置1の筐体10の一部を構成する支持部材に固定した状態で取り付けられており、これにより固定された位置で回転駆動するようになっている。一方、従動ロール62は、その軸受68が、後述するように駆動ロール61に対して接近及び離間する方向に移動自在に保持部材70に保持されており、駆動ロール61に接近する方向に移動して圧接した状態になることで従動回転するようになっている。
詳しくは、上記加圧支持構造においては、コイルばね100のコイル部102が軸受68の外周面に対して数点でしか接触しておらず、そのコイル部102の円形状も起因して接触点の偏りが起こりやすい。しかも、コイルばね100は、そのコイル部102が三次元的に複雑に変形するので、本来の加圧方向(E1)でなく軸66の方向へ向かう加圧力が発生することもある。このため、上記加圧支持構造では、軸受68がコイルばね100から受ける加圧力の偏りにより上記片当たりが発生していると推測される。つまり、コイルばね100は、軸受66に対して安定した固定状態にしにくい状況にあり、これが片当たりの発生原因になり、ひいては異音の発生原因にもなっていると推測される。
以下、搬送装置6の主な動作について説明する。
この結果、軸受68は、弾性部材80の弾性変形した分に対応して発生する復元力Fにより、ブラケット70の保持部72において従動ロール62が駆動ロール61に接触する方向E1にむけて弾性的に加圧される。
この結果、この搬送装置6によれば、前述した記録用紙9の搬送を良好に行うことができる。
このため、駆動ロール62の軸受68は弾性部材80からほぼ均一に圧力を受けるようになり、その結果として、軸受68が軸66と均一に接触するようになり、軸受68が軸66と片当たりした状態になりにくくなる。また、このことによって軸受68と軸66の間において摩擦による自励振動が発生しにくくなり、たとえ自励振動が発生しても板状の弾性部材80と面接触していることで効率的に減衰させられる。
実施の形態1に係る搬送装置6においては、従動ロール62の軸受68を支持する構造における弾性部材(80)として、図10(a)に例示するような板ばね81を適用しても構わない。
図11は、実施の形態2に係る搬送装置6の要部を示している。
実施の形態2における板状の弾性部材84としては、図12に示すように、軸受68の外周面の一部分に接触する形態の弾性部材84Bを適用することもできる。このときの弾性部材84Bは、軸受68の外周面に粘着剤等の固定手段により固定される。この場合も、実施の形態2の場合と同様の作用効果が得られる。なお。弾性部材84Bは、前記弾性部材84に比べると、その材料の使用量を低減できる。
図13は、実施の形態3に係る搬送装置6の要部を示している。
この結果、ブラケット70は、部材77のうち軸受68の上方(本体部71とは反対側の位置)に存在する部分77aがブラケット70の本体部71と向き合う湾曲面状の規制部74として使用される。また、このブラケット70においては、部材77に取り付けられた板状の弾性部材80が、その部材77aで構成される規制部74と軸受68との間に介在するように配置される。このときの弾性部材80は、実際には軸受68の外周面に接触した状態におかれる。
実施の形態1〜3では、搬送装置6として、従動ロール62、軸受68、ブラケット70及び弾性部材80(81,84,84B)を揺動させる支持部材14に装着する構造のものを例示したが、これに限定されず、その従動ロール62、軸受68、ブラケット70及び弾性部材80(81,84,84B)も固定した支持部材に装着するように構成してもよい。搬送装置6における駆動ロール61については、ロール形態のものに限らず、例えば、半円形等の特殊な形態の回転体であってもよい。また、駆動ロール61は、ベルトを支持する支持ロールであっても構わない。さらに、搬送装置6における従動ロール62については、従動ロールに代えて、回転駆動する駆動ロールに変更してもよい。
6 …搬送装置
9 …記録用紙(用紙の一例)
14…支持部材(揺動部材の一例)
61…駆動ロール(第1の回転体の一例)
62…従動ロール(第2の回転体の一例)
66…軸
68…軸受(軸受の一例)
61…現像開口部
70…ブラケット(保持部材の一例)
72…保持部
74…規制部
77…変形し得る部材
77a…変形し得る部材の一部(規制部となる部位)
E1,E2…接近及び離間する方向
D1,D2…接触及び離間する方向
Claims (2)
- 固定された位置で回転する第1の回転体と、
軸に取り付けられ、前記第1の回転体に圧接して回転する第2の回転体と、
前記軸を回転自在に支持する軸受と、
前記軸受を前記第2の回転体が前記第1の回転体に対して接近及び離間する方向に移動自在に保持する保持部と前記軸受の前記離間する方向への移動を規制する規制部を有する保持部材と、
前記保持部材の規制部と前記軸受との間に介在して少なくとも当該軸受と接触する側の部位が面で形成されており、前記第2の回転体が前記第1の回転体に圧接しているときに弾性変形する弾性部材と
を備え、
前記弾性部材は、前記軸受の外周面の形状にほぼ対応した円環状に成形されているとともに前記軸受に固定されている搬送装置。 - 記録用紙を搬送する搬送装置として、請求項1に記載の搬送装置を備えている画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015067411A JP6648410B2 (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | 搬送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015067411A JP6648410B2 (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | 搬送装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016185874A JP2016185874A (ja) | 2016-10-27 |
JP6648410B2 true JP6648410B2 (ja) | 2020-02-14 |
Family
ID=57203574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015067411A Active JP6648410B2 (ja) | 2015-03-27 | 2015-03-27 | 搬送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6648410B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7508304B2 (ja) | 2020-07-31 | 2024-07-01 | キヤノン株式会社 | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58144122U (ja) * | 1982-03-24 | 1983-09-28 | 株式会社東芝 | 軸支持装置 |
JPS6265860A (ja) * | 1985-09-17 | 1987-03-25 | Canon Inc | 従動ロ−ラ−支持装置 |
JPH0243847U (ja) * | 1988-09-20 | 1990-03-27 | ||
JPH0748047A (ja) * | 1993-08-03 | 1995-02-21 | Ricoh Co Ltd | 画像記録装置の用紙搬送ガイドユニット |
JP3682752B2 (ja) * | 1997-12-18 | 2005-08-10 | 株式会社リコー | 従動ローラの加圧装置 |
JP4984088B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2012-07-25 | ブラザー工業株式会社 | シート搬送装置、従動ローラの成形用型及び画像記録装置 |
-
2015
- 2015-03-27 JP JP2015067411A patent/JP6648410B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016185874A (ja) | 2016-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4858563B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
US10228639B2 (en) | Image forming apparatus with a support to adjust a rotator and a guide | |
JP6552294B2 (ja) | 画像形成装置及び押圧部材 | |
JP2010061060A (ja) | 画像形成装置 | |
US8055178B2 (en) | Cleaning device, process cartridge, and image forming apparatus having a pressing member which contacts an elastic blade | |
JP6631143B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6648410B2 (ja) | 搬送装置及び画像形成装置 | |
US8660446B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP5939434B2 (ja) | シート状部材の搬送路切替機構及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP2018159809A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5007608B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6303449B2 (ja) | 搬送装置、冷却装置及び画像形成装置 | |
JP2005107053A (ja) | カラ−画像形成装置 | |
US11520275B2 (en) | Cleaning device capable of suppressing that a sealing member constitutes a resistance to a rotational operation of a supporting member for a cleaning blade | |
US10899565B2 (en) | Paper feed apparatus and image forming apparatus | |
JP2018131325A (ja) | 用紙搬送装置及び画像形成装置 | |
JP2010197774A (ja) | タンデム型カラー画像形成装置 | |
US9727007B2 (en) | Rotary device and image forming apparatus | |
JP2024042623A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2021060495A (ja) | ベルト駆動装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP2024002833A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6217444B2 (ja) | 清掃部材、帯電装置、組立体及び画像形成装置 | |
JP6415212B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2015222315A (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2021060496A (ja) | ベルト駆動装置およびそれを備えた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181218 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190604 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190723 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191217 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191230 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6648410 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |