JP6645719B1 - フォークリフト - Google Patents

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Abstract

【課題】荷置き作業における操作手順を簡略化することができるフォークリフトを提供する。【解決手段】フォークリフト1は、フォークを昇降するためのリフトシリンダ34と、フォークを前傾させるために操作されるチルト操作装置52と、リフトシリンダ34に作動油を導く油路35と、作動油を蓄えるアキュムレータ36L,36Hと、アキュムレータ36L,36Hと油路35との間に接続されたバルブ37と、バルブ37を制御する制御装置60とを備える。バルブ37は、開状態をとることでリフトシリンダ34およびアキュムレータ36L,36Hの間の作動油の流れを許容し、閉状態をとることでリフトシリンダ34およびアキュムレータ36L,36Hの間の作動油の流れを制限し、制御装置60は、チルト操作装置52の操作が検知されており、かつ、所定の条件が成立したとき、バルブ37を開状態から閉状態に切り替える。【選択図】図2

Description

本発明は、作動油を蓄えるアキュムレータを備えたフォークリフトに関するものである。
一般的に、フォークリフトは、フォークを昇降するためのリフトシリンダを備えている。また、走行に伴うフォークの振動を抑制することを目的に、作動油を蓄えるアキュムレータを備えたフォークリフトが知られている(例えば特許文献1参照)。
図5は、従来のフォークリフト101の概略構成を示す。
図5に示すように、フォークリフト101は、フォーク121(図6参照)を昇降させるリフト装置130の構成要素として、作動油を送り出すオイルポンプ131と、作動油の流れを制御する油圧バルブ132と、作動油の最大流量を制限する流量調整弁133と、油圧により伸縮するリフトシリンダ134と、リフトシリンダ134に作動油を導く油路135と、油路135に接続されたアキュムレータ136とを備えている。アキュムレータ136は、油路135内の油圧が所定以上高くなると作動油を蓄え、油路135内の油圧が低下すると作動油を放出する。こうして、アキュムレータ136は、リフトシリンダ134内の油圧変動を緩やかにし、走行に伴うフォーク121の振動を抑制する。
また、フォークリフト101は、フォーク121を後傾および前傾させるチルト装置140と、フォーク121を昇降させるために操作されるリフト操作装置151と、フォーク121を後傾および前傾させるために操作されるチルト操作装置152とを備える。チルト装置140は、油圧により伸縮するチルトシリンダにより構成される。リフト操作装置151の操作に応じて、油圧バルブ132は、リフトシリンダ134に供給される作動油を制御し、フォーク121を昇降させるように動作する。また、チルト操作装置152の操作に応じて、油圧バルブ132は、チルト装置140に供給される作動油を制御し、フォーク121を後傾および前傾させるように動作する。
図6を参照して、フォークポケットLaが設けられた荷Lを荷置き場所Pに置く作業について説明する。なお、図6中の点Rは、フォーク121を後傾および前傾させる際の回転中心軸Rを示している。
まず、図6(A)に示すように、フォーク121を後傾させた状態で荷Lを荷置き場所Pの上まで搬送する。次いで、チルト操作装置152を操作することでフォーク121を前傾させ、図6(B)に示すように、フォーク121を水平にする。次いで、リフト操作装置151を操作することで、図6(C)に示すように、荷Lを荷置き場所Pに置くとともにフォーク121がフォークポケットLa内で荷Lを支持しない状態となるまでフォーク121を下降させる。そして、フォークリフト101を後退させ、図6(D)に示すように、フォークポケットLaからフォーク121を抜く。
特開2017−197335号公報
ところで、従来の荷置き作業では、フォーク121を前傾させた後、フォーク121を下降させる工程と、荷Lからフォーク121を抜く工程とが必要であり、より効率の良い荷役のために荷置き作業を簡略化することが求められていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、荷置き作業を簡略化することができるフォークリフトを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために鋭意検討した結果、本発明者は、アキュムレータと油路との間にバルブを設ければ荷置き作業におけるフォークを下降させる工程を省略できることを見出し、下記の発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に記載のフォークリフトは、フォークを昇降させるためのリフトシリンダと、前記リフトシリンダに作動油を導く油路と、前記作動油を蓄えるアキュムレータと、前記アキュムレータと前記油路との間に接続されたバルブと、前記バルブを制御する制御装置と、前記フォークを前傾させるために操作されるチルト操作装置と、を備え、前記バルブは、開状態をとることで前記リフトシリンダおよび前記アキュムレータの間の作動油の流れを許容し、閉状態をとることで前記リフトシリンダおよび前記アキュムレータの間の作動油の流れを制限し、前記制御装置は、前記チルト操作装置の操作が検知されており、かつ、所定の条件が成立したとき、前記バルブを前記開状態から前記閉状態に切り替えることを特徴とする。
なお、バルブを設けずにリフトシリンダおよびアキュムレータの間の作動油の流れが常に許容されている場合は、チルト操作装置を操作して荷を荷置き場所に置くと、リフトシリンダ内の油圧が低下するのを防ぐために、アキュムレータからリフトシリンダに作動油が流れる。その結果、フォークが上昇してフォークポケットにフォークが密着し、フォークポケットからフォークを抜くことができない。したがって、この場合は、フォークポケットからフォークを抜くために、チルト操作装置の操作後にフォークを下降させる工程が必要となる。
また、請求項2に記載のフォークリフトは、請求項1に記載のフォークリフトにおいて、前記所定の条件には、所定未満の車速が検知されていることが含まれることを特徴とする。
また、請求項3に記載のフォークリフトは、請求項1または2に記載のフォークリフトにおいて、前記所定の条件には、所定未満のチルト角が検知されていることが含まれることを特徴とする。
また、請求項4に記載のフォークリフトは、請求項1〜3のいずれか一項に記載のフォークリフトにおいて、前記所定の条件には、所定範囲内の前記フォークの揚高が検知されていることが含まれることを特徴とする。
また、請求項5に記載のフォークリフトは、請求項1に記載のフォークリフトにおいて、前記制御装置は、前記チルト操作装置の操作が検知されており、かつ、前記所定の条件として下記条件(A)〜(C)の全てが成立したとき、前記バルブを前記開状態から前記閉状態に切り替え、下記条件(A)〜(C)の少なくとも1つが成立しなくなったとき、前記バルブを前記閉状態から前記開状態に切り替えることを特徴とする。
条件(A):車速が所定の速度よりも小さい
条件(B):チルト角が所定の角度よりも小さい
条件(C):前記フォークの揚高が所定範囲内である
本発明によれば、荷置き作業を簡略化することができるフォークリフトを提供することができる。
(A)および(B)は、本発明の一実施形態に係るフォークリフトの外観図である。 同実施形態に係るフォークリフトの概略構成図である。 同実施形態に係るフォークリフトが行うバルブ制御処理の流れを示すフローチャートである。 (A)〜(C)は、同実施形態に係るフォークリフトによる荷置き作業の工程を示す模式図である。 従来のフォークリフトの概略構成図である。 (A)〜(D)は、従来のフォークリフトによる荷置き作業の工程を示す模式図である。
図1〜4を参照して、本発明の一実施形態について説明する。図1(A)および(B)は、カウンターバランス式のフォークリフト1の側面図である。
図1(A)に示すように、フォークリフト1は、オペレータ(不図示)が乗車する車両本体10と、荷役を行う荷役装置20とを備える。フォークリフト1は、荷役装置20に含まれる要素として、フォーク21と、フォーク21を昇降させるリフト装置30と、フォーク21を後傾および前傾させるチルト装置40とを備えている。
図1(B)は、図1(A)で示したフォーク21をチルト装置40が後傾させた様子を示している。同図において、θで示されたチルト角θは、フォーク21が水平方向に延びているときに0°となり、フォーク21を後傾させるほど正の方向に大きくなる。また、同図においてHで示されたフォーク21の揚高Hは、チルト角θを0°とした場合の地面からの高さであって、フォーク21を上昇させるほど正の方向に大きくなる。
図2に示すように、フォークリフト1は、リフト装置30を構成する要素として、オイルポンプ31と、油圧バルブ32と、流量調整弁33と、リフトシリンダ34と、油路35と、アキュムレータ36L,36Hと、バルブ37とを備えている。
オイルポンプ31は、作動油タンクから油圧バルブ32に作動油を送り出す。油圧バルブ32は、作動油が流れる方向および油圧を制御する。流量調整弁33は、作動油の最大流量を制限する。リフトシリンダ34は、油圧により伸縮することでフォーク21を昇降させる。油路35は、作動油をリフトシリンダ34に導く。
アキュムレータ36L,36Hは、油路35内の油圧が所定以上高くなると作動油を蓄え、油路35内の油圧が低下すると作動油を放出する。こうして、アキュムレータ36L,36Hは、リフトシリンダ34内の油圧変動を緩やかにし、走行に伴うフォーク21の振動を抑制する。なお、アキュムレータ36Lは、低圧における油圧変動を効果的に吸収できるように構成され、アキュムレータ36Hは、高圧における油圧変動を効果的に吸収できるように構成されている。
バルブ37は、アキュムレータ36L,36Hと油路35との間に接続されている。バルブ37は、開状態をとることでリフトシリンダ34およびアキュムレータ36L,36Hの間の作動油の流れを許容し、閉状態をとることでリフトシリンダ34およびアキュムレータ36L,36Hの間の作動油の流れを制限する。
チルト装置40は、油圧により伸縮することでフォーク21を後傾および前傾させる、チルトシリンダにより構成されている。チルト装置40は、油圧バルブ32を介してオイルポンプ31から作動油が供給されることにより動作する。
また、フォークリフト1は、フォーク21を昇降させるために操作されるリフト操作装置51と、フォーク21を後傾および前傾させるために操作されるチルト操作装置52と、車速センサ53と、チルト角センサ54と、揚高センサ55と、制御装置60とを備えている。
リフト操作装置51は、例えばリフトレバーにより構成され、当該リフトレバーのオペレータによる操作を検知する。リフト操作装置51の操作に応じて、油圧バルブ32は、リフトシリンダ34に供給される作動油を制御し、フォーク21を昇降させるように動作する。チルト操作装置52は、例えばリフト操作装置51とは異なるチルトレバーにより構成され、当該チルトレバーのオペレータによる操作を検知する。チルト操作装置52の操作に応じて、油圧バルブ32は、チルト装置40に供給される作動油を制御し、フォーク21を後傾および前傾させるように動作する。
車速センサ53は、フォークリフト1の車速V、すなわち車両本体10の移動速度を検知する。チルト角センサ54は、チルト角θ(図1(B)参照)を検知する。揚高センサ55は、フォーク21の揚高H(図1参照)を検知する。制御装置60は、チルト操作装置52の操作等に基づいて、バルブ37を制御する。
また、制御装置60は、チルト操作装置52の操作が検知されており、かつ、下記の所定の条件(A)〜(C)の全てが成立したとき、バルブ37を開状態から閉状態に切り替える。また、制御装置60は、下記の所定の条件(A)〜(C)の少なくとも1つが成立しなくなったとき、バルブ37を閉状態から開状態に切り替える。
(A)車速Vが所定未満である
(B)チルト角θが所定未満である
(C)揚高Hが所定範囲内である
図3を参照して、制御装置60によるバルブ制御処理の流れを説明する。
まず、制御装置60は、車速センサ53の出力に基づいて、車速Vが所定未満であるか否かを判定する(ステップS1)。例えば、制御装置60は、車速Vが秒速1m未満であるとき、すなわち走行していないとき、車速Vが所定未満であると判定する。
次いで、制御装置60は、チルト角センサ54の出力に基づいて、チルト角θが所定未満であるか否かを判定する(ステップS2)。例えば、制御装置60は、チルト角θが1°未満であるとき、すなわちフォーク21が大きく後傾していないとき、チルト角θが所定未満であると判定する。
次いで、制御装置60は、揚高センサ55の出力に基づいて、フォーク21の揚高Hが所定範囲内であるか否かを判定する(ステップS3)。例えば、制御装置60は、フォーク21の揚高Hが荷置き場所の上方10〜15cm内であるとき、すなわちフォーク21を前傾させると荷を荷置き場所に置けるとき、揚高Hが所定範囲内であると判定する。
次いで、制御装置60は、チルト操作装置52からの入力に基づいて、チルト操作装置52が操作されているか否かを判定する(ステップS4)。すなわち、制御装置60は、チルト操作装置52からの入力を検知したとき(すなわち、チルト操作装置52でオペレータの操作を検知したとき)、チルト操作装置52が操作されていると判定する。
そして、制御装置60は、車速Vが所定未満であるとステップS1で判定し(ステップS1のYES)、かつ、チルト角θが所定未満であるとステップS2で判定し(ステップS2のYES)、揚高Hが所定範囲内であるとステップS3で判定し(ステップS3のYES)、チルト操作装置52が操作されているとステップS4で判定したとき(ステップS4のYES)、バルブ37を開状態から閉状態に切り替える(ステップS5)。なお、制御装置60は、ステップS5でバルブ37が既に閉状態である場合には、その状態を維持する。
一方、制御装置60は、車速Vが所定未満でないとステップS1で判定したとき(ステップS1のNO)、または、チルト角θが所定未満でないとステップS2で判定したとき(ステップS2のNO)、または、揚高Hが所定範囲内でないとステップS3で判定したとき(ステップS3のNO)、バルブ37を閉状態から開状態に切り替える(ステップS6)。また、チルト操作装置52が操作されていないとステップS4で判定したとき(ステップS4のNO)、フォーク21が水平になっていると判定され、ステップS1以降が繰り返される。なお、制御装置60は、ステップS6でバルブ37が既に開状態である場合には、その状態を維持する。
図4を参照して、フォークポケットLaが設けられた荷Lを荷置き場所Pに置く作業について説明する。なお、図4中の点Rは、フォーク21を後傾および前傾させる際の回転中心軸Rを示している。
まず、図4(A)に示すように、フォーク21を後傾させた状態で荷Lを荷置き場所Pの上まで搬送する。次いで、チルト操作装置52を操作することでフォーク21を前傾させ、図4(B)に示すように、フォーク21を水平にし、荷Lを荷置き場所Pに置く。このとき、リフトシリンダ34内および油路35内の油圧が低下するが、制御装置60が、バルブ37を開状態から閉状態に切り替えるため、アキュムレータ36L,36Hからリフトシリンダ34に作動油が流れることはない。したがって、荷Lを荷置き場所Pに置いたときに、フォーク21が上昇してフォークポケットLaとフォーク21とが密着してしまいフォーク21が抜けなくなることを防ぐことができる。すなわち、チルト操作装置52の操作後にフォーク21を下降させることなく、フォークポケットLaからフォーク21を抜くことができる。最後に、フォークリフト1を後退させ、図4(C)に示すように、フォークポケットLaからフォーク21を抜く。
なお、アキュムレータ36L,36Hは、バルブ37が開状態であるときに走行に伴うフォーク21の振動を抑制するため、バルブ37は、荷置き作業時のみ閉状態とすることが好ましい。本実施形態では、荷置き作業を行っていると考えられる状況であるか否かを判定するために、バルブ37を閉状態に切り替える条件として上記の条件(A)〜(C)が設定されている。すなわち、制御装置60は、車速V、チルト角θ、および、フォーク21の揚高Hを参照し、上記の条件(A)〜(C)の全てが成立した場合に、荷置き作業を行っていると考えられる状況であると判定して、バルブ37を閉状態に切り替えている。一方、制御装置60は、上記の条件(A)〜(C)が成立しない場合(例えば、走行している場合や、フォーク21が大きく後傾している場合や、フォーク21を前傾させても荷Lを荷置き場所Pに置けない場合)には、荷置き作業を行っていると考えられない状況であると判定して、バルブ37を開状態で維持する。
本実施形態では以下の効果が得られる。
(1)制御装置60は、チルト操作装置52の操作が検知されており、かつ、所定の条件が成立しているとき、バルブ37を開状態から閉状態に切り替える。この構成によれば、チルト操作装置52の操作がなされ、荷置き作業を行っていると考えられる状況において、バルブ37を開状態から閉状態に切り替えることができる。その結果、リフトシリンダ34およびアキュムレータ36L,36Hの間の作動油の流れが制限され、上記の荷置き作業で説明したように、チルト操作装置52の操作後にリフト操作装置51を操作することなく、荷Lを荷置き場所Pに置くことができるため、荷置き作業を簡略化することができる。
(2)バルブ37を開状態から閉状態に切り替えるための所定の条件には、所定未満の車速Vが検知されていることが含まれるため、荷置き作業を行っていると考えられる状況であるか否かについて車速Vを参照して判定できる。
(3)バルブ37を開状態から閉状態に切り替えるための所定の条件には、所定未満のチルト角θが検知されていることが含まれるため、荷置き作業を行っていると考えられる状況であるか否かについてチルト角θを参照して判定できる。
(4)バルブ37を開状態から閉状態に切り替えるための所定の条件には、所定範囲内のフォーク21の揚高Hが検知されていることが含まれるため、荷置き作業を行っていると考えられる状況であるか否かについて揚高Hを参照して判定できる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記構成を適宜変更することもできる。例えば、上記実施形態を、以下のように変更して実施してもよく、以下の変更を適宜組み合わせてもよい。
リフト装置30を構成するオイルポンプ31とは異なるオイルポンプ(不図示)を用いて、チルト装置40を構成するチルトシリンダに作動油を送り出してもよい。すなわち、リフトシリンダ34に作動油を送り出すオイルポンプ31は、チルトシリンダに作動油を送り出すオイルポンプを兼ねていなくてもよい。
荷置き作業を行っていると考えられる状況であるか否かを判定できるのであれば、バルブ37を開状態から閉状態に切り替えるための所定の条件を変更してもよい。例えば、チルト操作装置52の操作が検知されており、かつ、上記の条件(A)〜(C)の1つ、または2つが成立しているとき、バルブ37を開状態から閉状態に切り替えるようにしてもよい。
アキュムレータおよびバルブの個数および構成を変更してもよい。例えば、フォークリフト1は、1つ、または3つ以上のアキュムレータを備えていてもよい。また、複数のアキュムレータと油路との間には、共通するバルブが接続されていてもよく、それぞれ異なるバルブが接続されていてもよい。
1 フォークリフト
21 フォーク
34 リフトシリンダ
35 油路
36L,36H アキュムレータ
37 バルブ
52 チルト操作装置
60 制御装置

Claims (5)

  1. フォークを昇降させるためのリフトシリンダと、
    前記リフトシリンダに作動油を導く油路と、
    前記作動油を蓄えるアキュムレータと、
    前記アキュムレータと前記油路との間に接続されたバルブと、
    前記バルブを制御する制御装置と、
    前記フォークを前傾させるために操作されるチルト操作装置と、を備え、
    前記バルブは、開状態をとることで前記リフトシリンダおよび前記アキュムレータの間の作動油の流れを許容し、閉状態をとることで前記リフトシリンダおよび前記アキュムレータの間の作動油の流れを制限し、
    前記制御装置は、前記チルト操作装置の操作が検知されており、かつ、所定の条件が成立したとき、前記バルブを前記開状態から前記閉状態に切り替える
    ことを特徴とするフォークリフト。
  2. 前記所定の条件には、所定未満の車速が検知されていることが含まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。
  3. 前記所定の条件には、所定未満のチルト角が検知されていることが含まれる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のフォークリフト。
  4. 前記所定の条件には、所定範囲内の前記フォークの揚高が検知されていることが含まれる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のフォークリフト。
  5. 前記制御装置は、前記チルト操作装置の操作が検知されており、かつ、前記所定の条件として下記条件(A)〜(C)の全てが成立したとき、前記バルブを前記開状態から前記閉状態に切り替え、下記条件(A)〜(C)の少なくとも1つが成立しなくなったとき、前記バルブを前記閉状態から前記開状態に切り替える
    ことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。
    条件(A):車速が所定の速度よりも小さい
    条件(B):チルト角が所定の角度よりも小さい
    条件(C):前記フォークの揚高が所定範囲内である
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