JP6135398B2 - バルブ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばフォークリフト等に搭載されるバルブ装置に関するものである。
バッテリ式のフォークリフトは、フォークを昇降させるリフトシリンダと、マストを傾動させるティルトシリンダと、リフトシリンダ及びティルトシリンダに作動油を供給する油圧ポンプと、油圧ポンプを駆動する電動機とを備えている。このようなフォークリフトでは、フォークにより荷物を降ろすときに、荷物の重さを利用してリフトシリンダから油圧ポンプに作動油を戻して発電を行う荷役回生というものがある。しかし、例えばフォークに積荷が無い状態(軽負荷状態)のように油圧ポンプへの戻り油の圧力が低い場合には、所望の下降速度を得るために電動機により油圧ポンプを回転させる必要があるため、かえって電力を消費してしまう。
そのような不具合を解決する従来技術としては、例えば特許文献1に記載されているようなバルブ装置がある。特許文献1に記載のバルブ装置は、リフトシリンダのボトム室と油圧ポンプとの間に配設されたリフト用制御弁と、リフト用制御弁と油圧ポンプのタンク側との分岐路に設けられ、開位置と閉位置との間で切り換えられるパイロット制御式切換弁とを備えている。フォークが重負荷で下降すると、リフトシリンダからの戻り油圧がパイロット設定圧を超えるため、パイロット制御式切換弁は閉位置に切り換えられ、戻り油が油圧ポンプに強制的に圧送される。フォークが無負荷または極めて低い負荷の状態で下降すると、リフトシリンダからの戻り油圧がパイロット設定圧に達することはないため、パイロット制御式切換弁は開位置に保持され、低圧の戻り油が油圧ポンプに流れることはなく、電動機は停止保持される。
特開平2−231398号公報
しかしながら、上記従来技術においては、パイロット制御式切換弁が開いている状態のときに、積荷荷重(負荷)によってリフト用制御弁(流量制御弁)を流れる作動油の流量が大きく変わるため、結果的にリフトシリンダの作動速度(フォークの下降速度)が大きく変動してしまうという問題がある。
本発明の目的は、負荷によらず流量制御弁に一定流量の作動油を流すことができるバルブ装置を提供することである。
本発明のバルブ装置は、油圧アクチュエータと接続される第1油圧流路に配設された開閉弁と、第1油圧流路における開閉弁に対して油圧アクチュエータの反対側から分岐して設けられた第2油圧流路に配設され、開閉弁の前後圧力差に応じた開度で開く流量制御弁とを備え、流量制御弁は、油圧流路の一部を形成するスプール収容部を移動するスプールを有し、第1油圧流路における開閉弁と油圧アクチュエータとの間とスプール収容部の一方側とは、第1パイロット流路を介して連通されており、第1油圧流路と第2油圧流路との分岐点とスプール収容部の他方側とは、第2パイロット流路を介して連通されており、第2パイロット流路には、当該流路内で圧力差を発生させる第1抵抗成分が設けられており、スプール収容部の他方側は、第2パイロット流路と異なる流路を介して第2油圧流路と連通されており、第2パイロット流路と異なる流路上には、当該流路内で圧力差を発生させる第2抵抗成分が設けられていることを特徴とするものである。
このような本発明のバルブ装置においては、開閉弁の前後圧力差、第1油圧流路と第2油圧流路との分岐点とスプール収容部の他方側とを連通する第2パイロット流路に設けられた第1抵抗成分の前後圧力差、スプール収容部の他方側と第2油圧流路とを連通する、第2パイロット流路と異なる流路上に設けられた第2抵抗成分の前後圧力差、流量制御弁のスプールの受圧面積、流量制御弁のバネ定数及びバネ初期たわみ量、スプールの変位量を用いて、低負荷時及び高負荷時におけるスプールの釣り合い式が得られる。そのスプールの釣り合い式を解くと、流量制御弁のバネ定数及びバネ初期たわみ量が求められる。このとき、低負荷時における開閉弁の前後圧力差と高負荷時における開閉弁の前後圧力差とを等しくしても、バネ初期たわみ量の式が成立するため、体格上実現可能なバネを使用することができる。従って、低負荷時に流量制御弁に流れる作動油の流量と高負荷時に流量制御弁に流れる作動油の流量とを等しくすることができる。つまり、負荷によらず流量制御弁に一定流量の作動油を流すことができる。
好ましくは、第2パイロット流路と異なる流路は、スプール収容部の他方側と第2油圧流路とを連通する第3パイロット流路である。この場合には、第3パイロット流路が形成されるので、第2抵抗成分の配置や形状など設計の自由度が向上する。
このとき、好ましくは、第1抵抗成分及び第2抵抗成分は、第2パイロット流路及び第3パイロット流路にそれぞれ設けられたオリフィスである。この場合には、第2パイロット流路及び第3パイロット流路にそれぞれ簡単に且つ確実に圧力差を発生させることができる。
また、好ましくは、第1抵抗成分は、第2パイロット流路に設けられたオリフィスであり、第2パイロット流路と異なる流路及び第2抵抗成分は、スプール収容部の他方側と第2油圧流路とを連通するようにスプールに設けられたスプール内通路である。この場合には、第2抵抗成分を有するパイロット流路を設けなくて済むため、バルブ装置の小型化を図ることができる。
本発明によれば、負荷によらず流量制御弁に一定流量の作動油を流すことができる。これにより、例えば油圧アクチュエータがフォークリフトに搭載された昇降用油圧シリンダである場合に、積荷荷重(負荷)の変動によるフォークの下降速度の変動を抑えることが可能となる。
本発明に係るバルブ装置の一実施形態を備えたフォークリフトを示す側面図である。 本発明に係るバルブ装置の一実施形態を含む油圧駆動装置を示す油圧回路図である。 図2に示したバルブ装置の概略断面図である。 比較例として、従来のバルブ装置の一例を示す概略断面図である。 図4に示したバルブ装置において、シリンダ圧(負荷)と流量制御弁を流れる作動油のバイパス流量との関係を示すグラフである。 図3に示したバルブ装置において、シリンダ圧(負荷)と流量制御弁を流れる作動油のバイパス流量との関係を示すグラフである。 本発明に係るバルブ装置の他の実施形態を示す概略断面図である。
以下、本発明に係るバルブ装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係るバルブ装置の一実施形態を備えたバッテリ式フォークリフトを示す側面図である。同図において、フォークリフト1は、車体フレーム2と、この車体フレーム2の前部に配置されたマスト3とを備えている。
マスト3は、車体フレーム2に傾動可能に支持された左右1対のアウターマスト3aと、これらのアウターマスト3aの内側に配置され、アウターマスト3aに対して昇降可能なインナーマスト3bとからなっている。マスト3の後側には、リフトシリンダ4が配置されている。リフトシリンダ4のピストンロッド4pの先端部は、インナーマスト3bの上部に連結されている。
インナーマスト3bには、リフトブラケット5が昇降可能に支持されている。リフトブラケット5には、荷物を積載するフォーク6が取り付けられている。インナーマスト3bの上部にはチェーンホイール7が設けられ、チェーンホイール7にはチェーン8が掛装されている。チェーン8の一端部はリフトシリンダ4に連結され、チェーン8の他端部はリフトブラケット5に連結されている。リフトシリンダ4を伸縮させると、チェーン8を介してフォーク6がリフトブラケット5と共に昇降する。
車体フレーム2の左右両側には、ティルトシリンダ9がそれぞれ支持されている。ティルトシリンダ9のピストンロッド9pの先端部は、アウターマスト3aの高さ方向ほぼ中央部に回動可能に連結されている。ティルトシリンダ9を伸縮させると、マスト3が傾動する。
車体フレーム2の上部には、運転室10が設けられている。運転室10の前部には、リフトシリンダ4を作動させてフォーク6を昇降させるためのリフト操作レバー11と、ティルトシリンダ9を作動させてマスト3を傾動させるためのティルト操作レバー12とが設けられている。
また、運転室10の前部には、操舵を行うためのステアリング13が設けられている。ステアリング13は、油圧式のパワーステアリングであり、パワーステアリング(PS)シリンダ14(図2参照)により運転者の操舵をアシストすることが可能である。
また、フォークリフト1は、アタッチメント(図示せず)を動作させるアタッチメントシリンダ15(図2参照)を備えている。アタッチメントとしては、例えばフォーク6を左右移動、傾動、回転させるもの等がある。
図2は、本発明に係るバルブ装置の一実施形態を含む油圧駆動装置を示す油圧回路図である。同図において、油圧駆動装置16は、リフトシリンダ4、ティルトシリンダ9、アタッチメントシリンダ15及びPSシリンダ14を駆動する装置である。
油圧駆動装置16は、単一の油圧ポンプモータ17と、この油圧ポンプモータ17を駆動する単一の電動モータ18とを備えている。油圧ポンプモータ17は、作動油を吸い込むための吸込口17aと、作動油を吐出するための吐出口17bとを有している。油圧ポンプモータ17は、一方向に回転可能な構成とされている。
電動モータ18は、電動機または発電機として機能する。具体的には、油圧ポンプモータ17が油圧ポンプとして作動する場合には、電動モータ18は電動機として機能し、油圧ポンプモータ17が油圧モータとして作動する場合には、電動モータ18は発電機として機能する。電動モータ18が発電機として機能すると、電動モータ18で発生した電力がバッテリ(図示せず)に蓄電される。つまり、回生動作が行われることとなる。
油圧ポンプモータ17の吸込口17aには、作動油を貯留するタンク19が油圧流路20を介して接続されている。油圧流路20には、タンク19から油圧ポンプモータ17への方向にのみ作動油を流通させる逆止弁21が設けられている。
油圧ポンプモータ17の吐出口17bとリフトシリンダ4のボトム室4bとは、油圧流路22を介して接続されている。油圧流路22には、リフト上昇用の電磁比例弁23が配設されている。電磁比例弁23は、油圧ポンプモータ17からリフトシリンダ4のボトム室4bへの作動油の流通を許容する開位置23aと、油圧ポンプモータ17からリフトシリンダ4のボトム室4bへの作動油の流通を遮断する閉位置23bとの間で切り換えられる。
電磁比例弁23が閉位置23b(図示)から開位置23aに切り換わると、油圧ポンプモータ17からリフトシリンダ4のボトム室4bに作動油が供給され、リフトシリンダ4が伸長し、これに伴ってフォーク6が上昇する。油圧流路22における電磁比例弁23とリフトシリンダ4との間には、電磁比例弁23からリフトシリンダ4への方向にのみ作動油を流通させる逆止弁24が設けられている。
油圧流路22における油圧ポンプモータ17と電磁比例弁23との間には、油圧流路25を介してティルト用の電磁比例弁26が接続されている。油圧流路25には、油圧ポンプモータ17から電磁比例弁26への方向にのみ作動油を流通させる逆止弁27が設けられている。
電磁比例弁26とティルトシリンダ9のロッド室9a及びボトム室9bとは、油圧流路28,29を介してそれぞれ接続されている。電磁比例弁26は、油圧ポンプモータ17からティルトシリンダ9のロッド室9aへの作動油の流通を許容する開位置26aと、油圧ポンプモータ17からティルトシリンダ9のボトム室9bへの作動油の流通を許容する開位置26bと、油圧ポンプモータ17からティルトシリンダ9への作動油の流通を遮断する閉位置26cの間で切り換えられる。
電磁比例弁26が閉位置26c(図示)から開位置26aに切り換わると、油圧ポンプモータ17からティルトシリンダ9のロッド室9aに作動油が供給され、リフトシリンダ9が収縮し、これに伴ってマスト3が後傾する。電磁比例弁26が閉位置26c(図示)から開位置26bに切り換わると、油圧ポンプモータ17からティルトシリンダ9のボトム室9bに作動油が供給され、リフトシリンダ9が伸長し、これに伴ってマスト3が前傾する。なお、このようなマスト3の前後傾動作をティルト動作と呼ぶこととする。
油圧流路25における逆止弁27の上流側には、油圧流路30を介してアタッチメント用の電磁比例弁31が接続されている。油圧流路30には、油圧ポンプモータ17から電磁比例弁31への方向にのみ作動油を流通させる逆止弁32が設けられている。
電磁比例弁31とアタッチメントシリンダ15のロッド室15a及びボトム室15bとは、油圧流路33,34を介してそれぞれ接続されている。電磁比例弁31は、油圧ポンプモータ17からアタッチメントシリンダ15のロッド室15aへの作動油の流通を許容する開位置31aと、油圧ポンプモータ17からアタッチメントシリンダ15のボトム室15bへの作動油の流通を許容する開位置31bと、油圧ポンプモータ17からアタッチメントシリンダ15への作動油の流通を遮断する閉位置31cの間で切り換えられる。なお、電磁比例弁31及びアタッチメントシリンダ15の動作については省略する。
油圧流路30における逆止弁32の上流側には、油圧流路35を介してPS用の電磁比例弁36が接続されている。油圧流路35には、油圧ポンプモータ17から電磁比例弁36への方向にのみ作動油を流通させる逆止弁37が設けられている。
電磁比例弁36とPSシリンダ14のロッド室14a,14bとは、油圧流路38,39を介してそれぞれ接続されている。電磁比例弁36は、油圧ポンプモータ17からPSシリンダ14の一方のロッド室14aへの作動油の流通を許容する開位置36aと、油圧ポンプモータ17からPSシリンダ14の他方のロッド室14bへの作動油の流通を許容する開位置36bと、油圧ポンプモータ17からPSシリンダ14への作動油の流通を遮断する閉位置36cの間で切り換えられる。なお、電磁比例弁36及びPSシリンダ14の動作については省略する。
油圧流路22における油圧ポンプモータ17と電磁比例弁23との間は、油圧流路40を介してタンク19と接続されている。油圧流路40には、アンロード弁41が設けられている。また、油圧流路40と電磁比例弁26,31,36とは、油圧流路43〜45を介して接続されている。さらに、電磁比例弁23,26,31,36は、油圧流路46を介して油圧流路40と接続されている。
本実施形態のバルブ装置42は、リフトシリンダ4とタンク19との間に配置されている。リフトシリンダ4のボトム室4bと上記の油圧流路20とは、油圧流路(第1油圧流路)43を介して接続されている。油圧流路43の一端は、油圧流路20における油圧ポンプモータ17と逆止弁21との間に接続・連通されている。油圧流路43には、油圧流路(第2油圧流路)44が分岐して接続・連通されている。油圧流路44の一端は、タンク19に接続されている。
バルブ装置42は、図3にも示すように、リフトシリンダ4側からタンク19側に向かって順に配設されたリフト下降用の電磁比例弁45、圧力補償機能付きの流量制御弁46及びバイパス用の電磁切換弁47を備えている。これらの電磁比例弁45、流量制御弁46及び電磁切換弁47は、弁本体48(図3参照)に一体的に設けられている。
電磁比例弁45は、油圧流路43におけるリフトシリンダ4と油圧流路43,44の分岐点との間に配設されている。
電磁比例弁45は、リフトシリンダ4のボトム室4bから油圧ポンプモータ17の吸込口17aまたはタンク19への作動油の流通を許容する開位置45aと、リフトシリンダ4のボトム室4bから油圧ポンプモータ17の吸込口17aまたはタンク19への作動油の流通を遮断する閉位置45bとの間において、操作者によるリフト操作レバー11の操作量に応じて開度が調整される開閉弁である。
電磁比例弁45が閉位置45b(図示)から操作者によるリフト操作レバー11の操作量に応じた所定の開度の開位置45aに切り換わると、フォーク6の自重によりフォーク6が下降し、これに伴ってリフトシリンダ4が収縮し、リフトシリンダ4のボトム室4bから作動油が流れ出る。なお、このようなフォーク6の下降動作をリフト下降動作と呼ぶこととする。
流量制御弁46は、油圧流路44に配設されている。流量制御弁46は、作動油の流通を許容する開位置46aと、作動油の流通を遮断する閉位置46bと、作動油の流通量を調整する絞り位置46cとの間で切り換えられる弁である。流量制御弁46の閉位置46b側と油圧流路43における電磁比例弁45とリフトシリンダ4との間とは、パイロット流路(第1パイロット流路)49を介して接続されている。流量制御弁46の開位置46a側と油圧流路43,44の分岐点とは、パイロット流路(第2パイロット流路)50を介して接続されている。
具体的には、流量制御弁46は、図3に示すように、油圧流路4の一部を形成するスプール収容部51を移動するスプール52を有している。スプール収容部51におけるスプール52の一方側には、バネ53が配置されている。パイロット流路49の一端は、油圧流路43における電磁比例弁45とリフトシリンダ4との間に接続・連通され、パイロット流路49の他端は、スプール収容部51の一方側(バネ53の反対側)に接続・連通されている。パイロット流路50の一端は、油圧流路43,44の分岐点に接続・連通され、パイロット流路50の他端は、スプール収容部51の他方側(バネ53側)に接続・連通されている。
また、流量制御弁46の開位置46a側と油圧流路44における流量制御弁46と電磁切換弁47との間とは、パイロット流路(第3パイロット流路)54を介して接続されている。パイロット流路54の一端は、パイロット流路50に接続・連通され、パイロット流路54の他端は、油圧流路44における流量制御弁46と電磁切換弁47との間(油圧流路44における流量制御弁46に対して油圧流路43,44の分岐点の反対側)に接続・連通されている。
パイロット流路50には、当該パイロット流路50内に圧力差を発生させるオリフィス(第1抵抗成分)55が設けられている。パイロット流路54には、当該パイロット流路54内に圧力差を発生させるオリフィス(第2抵抗成分)56が設けられている。このため、油圧流路43,44の分岐点から油圧流路44における流量制御弁46と電磁切換弁47との間までには、パイロット流路50,54を通る作動油の流れが発生するようになる。
このような流量制御弁46は、電磁比例弁45の上流側と下流側との圧力差(前後圧力差)に応じた開度で開く。具体的には、流量制御弁46は、通常は開位置46a(図示)にある。そして、電磁比例弁45の前後圧力差が大きくなるほど、流量制御弁46の開度が小さくなる。
電磁切換弁47は、作動油の流通を許容する開位置47aと作動油の流通を遮断する閉位置47bとの間で切り換えられるON/OFF弁である。電磁切換弁47は、図3に示すように、リフトロック弁57及びパイロット電磁弁58から構成されている。リフトロック弁57は、油圧流路44における流量制御弁46とタンク19との間に配設されている。パイロット電磁弁58は、リフトロック弁57と油圧流路44との間に接続されるパイロット流路59に配設されている。
以上のように構成した油圧駆動装置16において、リフト下降単独動作を行う場合は、リフト操作レバー11の操作量に応じた電流指令値が電磁比例弁45に出力され、電磁比例弁45が閉位置45bから開位置45aに切り換えられる。また、リフト操作レバー11の操作量に応じたモータ指令回転数が電動モータ18に出力される。
このとき、積荷荷重が大きい状態(高負荷状態)では、電磁比例弁45の前後圧力差が大きくなるため、流量制御弁46が開位置46aから閉位置46b側に切り換えられる。また、電磁切換弁47がOFF状態(閉位置47b)に維持される。これにより、リフトシリンダ4からの作動油が全て油圧ポンプモータ17に供給されるため、油圧ポンプモータ17が油圧モータとして機能し、電動モータ18が発電機として機能するようになる。その結果、上述した荷役回生を効率的に行うことができる。
一方、積荷荷重が無い状態(低負荷状態)では、電磁比例弁45の前後圧力差が小さいため、流量制御弁46が開いた状態に維持される。また、電磁切換弁47がOFF状態(閉位置47b)からON状態(開位置47a)に切り換えられる。これにより、リフトシリンダ4からの作動油が流量制御弁46及び電磁切換弁47を通ってタンク19に戻るようになる。従って、必要なリフト下降速度を確保することができる。また、電動モータ18を力行させることは無いので、消費電力を低く抑えることができる。
また、リフト下降動作とティルト動作とを同時に行う場合は、リフト操作レバー11の操作量に応じた電流指令値が電磁比例弁45に出力され、電磁比例弁が閉位置45bから開位置45aに切り換えられると共に、ティルト操作レバー12の操作量に応じた電流指令値が電磁比例弁26に出力され、電磁比例弁26が閉位置26cから開位置26a,26bの何れかに切り換えられる。また、ティルト操作レバー12の操作量に応じたモータ指令回転数が電動モータ18に出力される。
このとき、積荷荷重が大きい状態(高負荷状態)では、リフト下降単独動作時に比べて、油圧ポンプモータ17に供給される作動油の流量が少なくなるが、タンク19に戻る作動油のバイパス流量が増加するように流量制御弁46の開度が大きくなり、リフトシリンダ4から流れる作動油の流量がほぼ一定になる。
一方、積荷荷重が無い状態(低負荷状態)では、リフト下降単独動作時に比べて、油圧ポンプモータ17に供給される作動油の流量が多くなるが、タンク19に戻る作動油のバイパス流量が減少するように流量制御弁46の開度が小さくなり、リフトシリンダ4からの作動油の流量がほぼ一定になる。
このようなリフト下降動作とティルト動作とを同時に行う際には、高負荷時にも低負荷時にも、流量制御弁46に同じ流量の作動油を流して、リフト下降速度を一定に保つことが要求されている。
ここで、比較例として、従来のバルブ装置の一例を図4に示す。図4に示すバルブ装置100は、弁本体48に設けられた上記の電磁比例弁45、流量制御弁46及び電磁切換弁47を有している。しかし、弁本体48には、上記のパイロット流路54は形成されておらず、また上記のオリフィス55,56が設けられていない。
このようなバルブ装置100では、電磁比例弁45で発生する前後圧力差がそのまま流量制御弁46のスプール52の駆動力となる。従って、無負荷時に発生する電磁比例弁45の前後圧力差をΔPP1とし、最大負荷時に発生する電磁比例弁45の前後圧力差をΔPP2とし、無負荷時に発生する流量制御弁46のパイロット流路49,50の圧力差をΔPとし、最大負荷時に発生する流量制御弁46のパイロット流路49,50の圧力差をΔPとすると、下記式が得られる。
ΔP=ΔPP1 …(1)
ΔP=ΔPP2 …(2)
また、無負荷時に流量制御弁46を流れる作動油のバイパス流量が流量Qとなるようなスプール52の変位量をxとし、最大負荷時に流量制御弁46を流れる作動油のバイパス流量が流量Qとなるようなスプール52の変位量をxとすると、下記式が得られる。
ΔP・S=k・(x+x) …(3)
ΔP・S=k・(x+x) …(4)
S:スプール受圧面積
k:バネ定数
:バネ初期たわみ量
これらの(3)式、(4)式を解くと、下記のように必要なバネ定数k及びバネ初期たわみ量xが求まる。
Figure 0006135398
ここで、無負荷時に流量制御弁46を流れる作動油の流量Qと最大負荷時に流量制御弁46を流れる作動油の流量Qとを同じ(Q=Q)にしようとすると、電磁比例弁45の開度は同じになるので、ΔPP1=ΔPP2となる。すると、(1)式及び(2)式より、ΔP=ΔPとなる。これを(5)式及び(6)式に代入すると、k=0、x=∞となり、バルブ装置100の構造が成り立たなくなる。従って、バルブ装置100の構造を成り立たせるためには、Q>Qとし、ΔP>ΔPとする必要がある。その際、QとQとの差が小さいと、ΔP−ΔPが小さくなるため、xが大きくなり、長いバネが必要になることから、体格上実現が困難となる。
従って、図5に示すように、無負荷時に流量制御弁46を流れる作動油のバイパス流量と最大負荷時に流量制御弁46を流れる作動油のバイパス流量との間には、ある程度の差が必要とならざるを得ない。その結果、無負荷時と最大負荷時とでは、リフト下降速度の差がどうしても生じてしまう。
これに対し本実施形態では、流量制御弁46のバネ53側と油圧流路44における流量制御弁46の上流側とを接続するパイロット流路50にオリフィス55が設けられていると共に、流量制御弁46のバネ53側と油圧流路44における流量制御弁46の下流側とがパイロット流路54を介して接続され、そのパイロット流路54にオリフィス56が設けられている。
ここで、オリフィス55の上流側及び下流側の圧力差(前後圧力差)をΔPとし、オリフィス56の上流側及び下流側の圧力差(前後圧力差)をΔPとすると、下記式が得られる。なお、ΔPa1は、無負荷時におけるオリフィス55の前後圧力差であり、ΔPa2は、最大負荷時におけるオリフィス56の前後圧力差である。
ΔP=ΔPP1+ΔPa1 …(7)
ΔP=ΔPP2+ΔPa2 …(8)
また、オリフィス55,56の分圧比α=ΔP/ΔPとし、ΔPFR=ΔP+ΔPとすると、流量制御弁46のスプール52の釣り合いの式は、下記の通りとなる。なお、ΔPFR1は、無負荷時における流量制御弁46の前後圧力差に相当し、ΔPFR2は、最大負荷時における流量制御弁46の前後圧力差に相当する。
Figure 0006135398
これらの(9)式及び(10)式を解くと、下記のように必要なバネ定数k及びバネ初期たわみ量xが求まる。
Figure 0006135398
ここで、ΔPFRは積荷荷重に応じた圧力となるため、ΔPFR2−ΔPFR1>0であり、ΔPP2=ΔPP1となっても、(12)式が成立する。このため、図6に示すように、無負荷時に流量制御弁46を流れる作動油のバイパス流量と最大負荷時に流量制御弁46を流れる作動油のバイパス流量とを等しくする、つまりQ=Qとすることができる。従って、流量制御弁46の良好な制御流量特性を得ることができる。
また、オリフィス55,56の分圧比αは、下記式で表される。なお、Aはオリフィス55の流路面積であり、Aはオリフィス56の流路面積であり、dはオリフィス55の直径であり、dはオリフィス56の直径である。
Figure 0006135398
つまり、オリフィス55,56の分圧比αは、オリフィス55,56の径によって決めることができる。従って、体格上実現可能なバネが得られるように、分圧比αを決定すれば良い。
以上のように本実施形態によれば、無負荷時に流量制御弁46を流れる作動油のバイパス流量と最大負荷時に流量制御弁46を流れる作動油のバイパス流量とを等しくすることができるので、無負荷時と最大負荷時とでリフト下降速度を一定に保つことができる。これにより、リフト下降動作とティルト動作とを同時に行うときに、積荷荷重(負荷)の変動によるリフト下降速度の変動を抑えることが可能となる。
また、リフト下降動作とアタッチメント動作とを同時に行う場合、リフト下降動作とステアリング(操舵)動作とを同時に行う場合にも、積荷荷重の変動によるリフト下降速度の変動を抑えることが可能となる。
図7は、本発明に係るバルブ装置の他の実施形態を示す断面図である。図中、図3に示すものと同一または同等の要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
同図において、本実施形態のバルブ装置42は、上記実施形態と同様に、弁本体48に設けられた電磁比例弁45、流量制御弁46及び電磁切換弁47を備えている。弁本体48には、上記のパイロット流路49,50が形成されているが、上記のパイロット流路54は形成されていない。パイロット流路50には、上記実施形態と同様に、オリフィス55が設けられている。
流量制御弁46のスプール52には、オリフィス機能を有するスプール内通路60が形成されている。つまり、スプール内通路60自体が第2抵抗成分を構成している。スプール内通路60は、スプール収容部51のパイロット流路50側(バネ53側)と油圧流路44における流量制御弁46の下流側とを連通するように形成されている。このため、油圧流路43,44の分岐点から油圧流路44における流量制御弁46と電磁切換弁47との間までには、パイロット流路50及びスプール内通路60を通る作動油の流れが発生するようになる。
従って、本実施形態においても、無負荷時に流量制御弁46を流れる作動油のバイパス流量と最大負荷時に流量制御弁46を流れる作動油のバイパス流量とを等しくすることができるので、無負荷時と最大負荷時とでリフト下降速度を一定に保つことができる。
また、本実施形態では、流量制御弁46のスプール52にスプール内通路60を形成することにより、弁本体48に上記のパイロット流路54及びオリフィス56を設けなくて済むため、バルブ装置42の小型化を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、パイロット流路にオリフィスを設ける構成としたが、パイロット流路を流れる作動油は粘性を有しているため、パイロット流路には粘性抵抗が生じることから、粘性抵抗が必要以上あれば、特にオリフィスを設けなくても良い。この場合には、パイロット流路の径や長さを変えることで、必要な分圧比αに設定すれば良い。
また、上記実施形態では、電磁比例弁45、流量制御弁46及び電磁切換弁47が弁本体48に一体的に設けられているが、特にその構造には限られず、電磁比例弁及び流量制御弁をそれぞれ別体で構成しても良い。
さらに、上記実施形態では、リフト下降用の開閉弁として、操作者によるリフト操作レバー11の操作量に応じて開度が調整される電磁比例弁45を使用したが、そのような電磁比例弁45に代えて、開位置と閉位置とが切り換えられる単なる開閉弁を用いても良い。
また、上記実施形態のバルブ装置42は、フォークリフトにおけるリフトシリンダ4とタンク19との間に配置されているが、本発明のバルブ装置は、フォークリフト以外であっても、油圧アクチュエータを有するものであれば適用可能である。
4…リフトシリンダ(油圧アクチュエータ)、42…バルブ装置、43…油圧流路(第1油圧流路)、44…油圧流路(第2油圧流路)、45…電磁比例弁(開閉弁)、46…流量制御弁、49…パイロット流路(第1パイロット流路)、50…パイロット流路(第2パイロット流路)、51…スプール収容部、52…スプール、54…パイロット流路(第3パイロット流路)、55…オリフィス(第1抵抗成分)、56…オリフィス(第2抵抗成分)、60…スプール内通路(第2抵抗成分)。

Claims (5)

  1. 油圧アクチュエータと接続される第1油圧流路に配設された開閉弁と、
    前記第1油圧流路における前記開閉弁に対して前記油圧アクチュエータの反対側から分岐して設けられた第2油圧流路に配設され、前記開閉弁の前後圧力差に応じた開度で開く流量制御弁とを備え、
    前記流量制御弁は、前記第2油圧流路の一部を形成するスプール収容部を移動するスプールを有し、
    前記第1油圧流路における前記開閉弁と前記油圧アクチュエータとの間と前記スプール収容部の一方側とは、第1パイロット流路を介して連通されており、
    前記第1油圧流路と前記第2油圧流路との分岐点と前記スプール収容部の他方側とは、第2パイロット流路を介して連通されており、
    前記第2パイロット流路には、当該流路内で圧力差を発生させる第1抵抗成分が設けられており、
    前記スプール収容部の他方側は、前記第2パイロット流路と異なる流路を介して前記第2油圧流路における前記流量制御弁の下流側と連通されており、
    前記第2パイロット流路と異なる流路上には、当該流路内で圧力差を発生させる第2抵抗成分が設けられていることを特徴とするバルブ装置。
  2. 前記第2パイロット流路と異なる流路は、前記スプール収容部の他方側と前記第2油圧流路における前記流量制御弁の下流側とを連通する第3パイロット流路であることを特徴とする請求項1記載のバルブ装置。
  3. 前記第1抵抗成分及び前記第2抵抗成分は、前記第2パイロット流路及び前記第3パイロット流路にそれぞれ設けられたオリフィスであることを特徴とする請求項2記載のバルブ装置。
  4. 前記第1抵抗成分は、前記第2パイロット流路に設けられたオリフィスであり、
    前記第2パイロット流路と異なる流路及び前記第2抵抗成分は、前記スプール収容部の他方側と前記第2油圧流路における前記流量制御弁の下流側とを連通するように前記スプールに設けられたスプール内通路であることを特徴とする請求項1記載のバルブ装置。
  5. 前記第2パイロット流路は、前記第1油圧流路における前記開閉弁の下流側と前記スプール収容部の他方側とを連通することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載のバルブ装置。
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