JP2019081443A - 産業車両の油圧駆動装置 - Google Patents

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峰志 宇野
Mineshi Uno
峰志 宇野
尚也 横町
Naoya Yokomachi
尚也 横町
祐規 上田
Sukenori Ueda
祐規 上田
力 松尾
Tsutomu Matsuo
力 松尾
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Abstract

【課題】運転者がステアリング操作を行う際に感じる引っ掛かりを防止することができる産業車両の油圧駆動装置を提供する。【解決手段】油圧駆動装置1は、可変容量ポンプ3とPSシリンダ5との間に配置されたPSバルブ6と、可変容量ポンプ3とティルトシリンダ8との間に配置されたティルトバルブ36と、可変容量ポンプ3の吐出圧とPSシリンダ5または荷役シリンダ26の負荷圧との差圧に応じて作動油が流れる方向を切り換えるLSスプール47を有し、可変容量ポンプ3を制御する容量制御弁4と、可変容量ポンプ3の吐出圧が所定圧以上になったときに、容量制御弁4における可変容量ポンプ3の吐出圧が与えられる吐出ポート49と容量制御弁4におけるPSシリンダ5または荷役シリンダ26の負荷圧が与えられるLSポート50とを連通させる連通路81とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、産業車両の油圧駆動装置に関する。
産業車両の油圧駆動装置としては、例えば特許文献1に記載されている技術が知られている。特許文献1に記載の油圧駆動装置は、走行駆動用エンジンにより駆動される油圧ポンプと、操舵制御弁及びステアリングシリンダ等からなる全油圧式のパワーステアリング装置と、リフトシリンダを操作するリフト操作弁とティルトシリンダを操作するティルト操作弁とを有する荷役装置と、油圧ポンプから供給通路を介して供給された作動油をパワーステアリング装置へ優先的に分流させると共に、余剰の作動油を荷役装置に分流させるプライオリティ流量制御弁と、油圧ポンプから吐出された作動油を供給通路から分流させてタンクへ還流させるリターン通路に配置され、プライオリティ流量制御弁へ供給する作動油圧を制御する背圧弁とを備えている。
特開2010−111344号公報
ところで、油圧ポンプが可変容量ポンプである場合には、可変容量ポンプの容量は容量制御弁により制御される。容量制御弁は、可変容量ポンプの吐出圧と負荷圧との差圧(容量制御差圧)に応じて可変容量ポンプの容量を制御する。このような油圧駆動装置において、ステアリングシリンダ及びティルトシリンダを同時に動作させているときに、ティルト操作弁を前傾位置から中立位置に戻すと、ステアリング操作において一瞬の引っ掛かりが発生する。
具体的には、ティルトシリンダの前傾時には、ティルトシリンダの後傾時に比べて可変容量ポンプの吐出圧は低い。その状態で、ティルト操作弁を前傾位置から中立位置に戻すと、可変容量ポンプから吐出される作動油は全てパワーステアリングバルブ(操舵制御弁)に流れる。このとき、パワーステアリングバルブには絞りが設けられているため、可変容量ポンプの吐出圧が急上昇し、容量制御弁の容量制御差圧(=吐出圧−負荷圧)も同様に急上昇する。その結果、容量制御弁によって可変容量ポンプの容量が減少するように制御されるため、可変容量ポンプから吐出される作動油の流量が減少し、可変容量ポンプの吐出圧が低くなる。このため、ステアリングシリンダへの供給動力が不足し、ステアリングホイールの操作が重い状態、いわゆる重ステ状態となる。可変容量ポンプの容量が低下すると、容量制御弁によって直ちに可変容量ポンプの容量が適正に増加するように制御されるため、可変容量ポンプから吐出される作動油の流量が多くなり、可変容量ポンプの吐出圧が高くなる。従って、ステアリングシリンダへの供給動力の不足が解消され、重ステ状態が解消される。このように運転者は、ステアリング操作を行う際に、一瞬だけ重ステによる引っ掛かりを感じてしまう。
本発明の目的は、運転者がステアリング操作を行う際に感じる引っ掛かりを防止することができる産業車両の油圧駆動装置を提供することである。
本発明の一態様に係る産業車両の油圧駆動装置は、作動油を吐出する可変容量ポンプと、可変容量ポンプから吐出される作動油により駆動されるパワーステアリングシリンダと、可変容量ポンプとパワーステアリングシリンダとの間に配置され、ステアリングホイールの操作状態に応じて作動油が流れる方向を切り換えるパワーステアリングバルブと、可変容量ポンプから吐出される作動油により駆動されるティルトシリンダを含む荷役シリンダと、可変容量ポンプとティルトシリンダとの間に配置され、ティルト操作レバーの操作状態に応じて作動油が流れる方向を切り換えるティルトバルブと、可変容量ポンプの吐出圧とパワーステアリングシリンダまたは荷役シリンダの負荷圧との差圧に応じて作動油が流れる方向を切り換えるスプールを有し、可変容量ポンプを制御する容量制御弁と、可変容量ポンプの吐出圧が所定圧以上になったときに、容量制御弁における可変容量ポンプの吐出圧が与えられる第1ポートと容量制御弁におけるパワーステアリングシリンダまたは荷役シリンダの負荷圧が与えられる第2ポートとを連通させる連通手段とを備えることを特徴とする。
このような油圧駆動装置においては、パワーステアリングシリンダ及びティルトシリンダを同時に動作させているときに、ティルト操作レバーの操作によってティルトバルブが前傾位置から中立位置に切り換わることで、可変容量ポンプの吐出圧が急上昇しても、容量制御弁における第1ポートと第2ポートとが連通する。従って、第1ポート側から第2ポート側への作動油の流れが発生し、第2ポートの圧力が上昇するため、第1ポートの圧力と第2ポートの圧力との差圧(容量制御差圧)が小さくなる。このように可変容量ポンプの吐出圧の急上昇による容量制御差圧の急上昇が防止される。従って、可変容量ポンプの容量の減少が抑えられるため、可変容量ポンプから吐出される作動油の流量の減少が抑えられ、可変容量ポンプの吐出圧の低下が抑えられる。このため、パワーステアリングシリンダへの供給動力の不足が抑制される。これにより、運転者がステアリング操作を行う際に感じる引っ掛かりが防止される。
容量制御弁は、第1ポートからの作動油を遮断する側にスプールを付勢するバネを有し、スプールにおけるバネの反対側の外周面には、第1ポートと連通する第1溝部が設けられており、連通手段は、スプールのバネ側の外周面に設けられ、第2ポートと連通可能な第2溝部と、スプールの内部にスプールの長手方向に延びるように設けられた穴部と、第1溝部と穴部とを連通させる第1連通孔と、穴部と第2溝部とを連通させる第2連通孔とを有してもよい。
このような構成では、可変容量ポンプの吐出圧が急上昇すると、可変容量ポンプからの作動油が第1ポートから第1溝部に流れることで、スプールがバネの付勢力に抗してバネ側に移動すると共に、その作動油が第1連通孔、穴部及び第2連通孔を通って第2溝部に流れることで、スプールがバネ側に更に移動し、第2溝部が第2ポートと連通する。このため、第1ポートと第2ポートとが第1溝部、第1連通孔、穴部、第2連通孔及び第2溝部を介して連通する。これにより、容量制御弁等の体格を大きくすることなく、第1ポートと第2ポートとを連通させることができる。
穴部は、スプールにおけるバネの反対側の端面から第2溝部に対応する位置まで延びていてもよい。
このような構成では、スプールに施す加工を必要最小限に抑えつつ、第1ポートと第2ポートとを確実に連通させることができる。
連通手段は、第1ポートと第2ポートとの間に配置され、可変容量ポンプの吐出圧が予め設定された設定圧以上になると開くリリーフ弁であってもよい。
このような構成では、可変容量ポンプの吐出圧が急上昇すると、リリーフ弁が開くため、第1ポートと第2ポートとが連通する。
容量制御弁は、第1ポートからの作動油を遮断する側にスプールを付勢するバネを有し、スプールにおけるバネの反対側の外周面には、第1ポートと連通する第1溝部が設けられており、連通手段は、スプールのバネ側の外周面に設けられ、第2ポートと連通可能な第2溝部と、可変容量ポンプの吐出圧が所定圧以上になったときに、第1ポートと第2溝部とを連通させる油路であってもよい。
このような構成では、可変容量ポンプの吐出圧が急上昇すると、可変容量ポンプからの作動油が第1ポートから第1溝部に流れることで、スプールがバネの付勢力に抗してバネ側に移動し、第1ポートと第2溝部とが油路を介して連通する。すると、可変容量ポンプからの作動油が油路を通って第2溝部に流れることで、スプールがバネ側に更に移動し、第2溝部と第2ポートとが連通する。従って、第1ポートと第2ポートとが油路及び第2溝部を介して連通することになる。
本発明によれば、運転者がステアリング操作を行う際に感じる引っ掛かりを防止することができる。
本発明の第1実施形態に係る産業車両の油圧駆動装置を示す油圧回路図である。 図1に示された容量制御弁の構造を示す断面図である。 図2に示されたLSスプールの断面図である。 本発明の第2実施形態に係る産業車両の油圧駆動装置を示す油圧回路図である。 図4に示されたLSスプールの断面図である。 本発明の第3実施形態に係る産業車両の油圧駆動装置を示す油圧回路図である。 本発明の第4実施形態に係る産業車両の油圧駆動装置を示す油圧回路図である。 本発明の第5実施形態に係る産業車両の油圧駆動装置を示す油圧回路図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る産業車両の油圧駆動装置を示す油圧回路図である。同図において、本実施形態の油圧駆動装置1は、産業車両であるフォークリフト2に搭載されている。
油圧駆動装置1は、作動油を吐出する可変容量ポンプ3と、この可変容量ポンプ3を制御する容量制御弁4と、可変容量ポンプ3から吐出される作動油により駆動されるパワーステアリングシリンダ(PSシリンダ)5と、可変容量ポンプ3とPSシリンダ5との間に配置されたパワーステアリングバルブ(PSバルブ)6と、可変容量ポンプ3から吐出される作動油により駆動されるリフトシリンダ7及びティルトシリンダ8と、可変容量ポンプ3とリフトシリンダ7及びティルトシリンダ8との間に配置されたオイルコントロールバルブ(OCV)9とを備えている。
また、油圧駆動装置1は、可変容量ポンプ3とOCV9とを接続する作動油流路10と、OCV9とPSバルブ6とを接続する作動油流路11,12と、PSバルブ6とPSシリンダ5とを接続する作動油流路13,14と、OCV9とリフトシリンダ7とを接続する作動油流路15と、OCV9とティルトシリンダ8とを接続する作動油流路16,17と、OCV9と容量制御弁4とを接続するパイロットライン18と、PSバルブ6とOCV9とを接続するパイロットライン19とを備えている。作動油流路10,11,13〜17は、可変容量ポンプ3から吐出される作動油が流れる流路である。作動油流路12は、タンク20と接続され、タンク20に排出される作動油が流れる流路である。
可変容量ポンプ3は、作動油をタンク20から吸い上げて吐出するポンプ本体21と、このポンプ本体21の斜板21aに固定されたピストン22aを有するシリンダ22とを有している。シリンダ22内には、ピストン22aを収縮する方向に付勢するバネ23が配置されている。ポンプ本体21は、電動モータ24により駆動される。
容量制御弁4は、可変容量ポンプ3の吐出圧とパイロットライン18に発生するパイロット圧との差圧に応じて可変容量ポンプ3の容量(容積)を制御する。このとき、容量制御弁4は、パイロットライン18に発生するパイロット圧が高くなるほど可変容量ポンプ3の容量を大きくするように制御する。容量制御弁4については、後で詳述する。
PSシリンダ5は、車輪(図示せず)を転舵させる両ロッド式の油圧シリンダである。PSバルブ6は、ステアリングホイール25の操作状態に応じて作動油が流れる方向を切り換える方向切換弁である。作動油流路13は、PSバルブ6とPSシリンダ5の一方の油圧室5aとを接続し、作動油流路14は、PSバルブ6とPSシリンダ5の他方の油圧室5bとを接続する。
ステアリングホイール25の操作が行われることで、可変容量ポンプ3から吐出された作動油がPSバルブ6を通ってPSシリンダ5に供給されると、PSシリンダ5の負荷圧(LS圧)がPSバルブ6に発生する。PSシリンダ5の負荷圧は、パイロットライン19に発生するパイロット圧となる。
リフトシリンダ7は、フォーク(図示せず)を昇降させる油圧シリンダである。ティルトシリンダ8は、マスト(図示せず)を傾動させる油圧シリンダである。リフトシリンダ7及びティルトシリンダ8は、荷役シリンダ26を構成する。
OCV9は、リフトセクション27と、ティルトセクション28と、インレットセクション29とを有している。
リフトセクション27は、可変容量ポンプ3とリフトシリンダ7との間に配置されたリフトバルブ30を有している。リフトバルブ30には、リフトシリンダ7を駆動することでフォーク(図示せず)を昇降させるためのリフト操作レバー31が連結されている。リフトバルブ30は、リフト操作レバー31の操作状態に応じて作動油が流れる方向を切り換える方向切換弁である。
リフトバルブ30には、作動油流路32,33、上記の作動油流路15及びパイロットライン34が接続されている。作動油流路32は、プライオリティ弁43(後述)を介して上記の作動油流路10と接続され、可変容量ポンプ3から吐出される作動油が流れる流路である。作動油流路32には、可変容量ポンプ3側からリフトバルブ30側への作動油の流れのみを許容する逆止弁35が配設されている。作動油流路33は、上記の作動油流路12と接続され、リフトシリンダ7からタンク20に排出される作動油が流れる流路である。
作動油流路15は、リフトバルブ30とリフトシリンダ7のボトム室7aとを接続する。作動油流路15は、可変容量ポンプ3から吐出される作動油またはリフトシリンダ7からタンク20に排出される作動油が流れる流路である。作動油流路15には、流量制御弁(図示せず)が配設されている。パイロットライン34は、シャトル弁44(後述)を介して上記のパイロットライン18と接続されている。
リフトバルブ30は、可変容量ポンプ3からリフトシリンダ7への作動油の供給とリフトシリンダ7からタンク20への作動油の排出とを遮断する中立位置(図示の位置)と、可変容量ポンプ3からリフトシリンダ7への作動油の供給を許容する上昇位置と、リフトシリンダ7からタンク20への作動油の排出を許容する下降位置との何れかに切り換えられる。
リフト操作レバー31の操作が行われることで、可変容量ポンプ3から吐出された作動油がリフトバルブ30を通ってリフトシリンダ7に供給されると、リフトシリンダ7の負荷圧(LS圧)がリフトバルブ30に発生する。リフトシリンダ7の負荷圧は、パイロットライン34に発生するパイロット圧となる。
ティルトセクション28は、可変容量ポンプ3とティルトシリンダ8との間に配置されたティルトバルブ36を有している。ティルトバルブ36には、ティルトシリンダ8を駆動することでマスト(図示せず)を傾動させるためのティルト操作レバー37が連結されている。ティルトバルブ36は、ティルト操作レバー37の操作状態に応じて作動油が流れる方向を切り換える方向切換弁である。
ティルトバルブ36には、作動油流路38,39、上記の作動油流路16,17及びパイロットライン40が接続されている。作動油流路38は、作動油流路32と接続され、可変容量ポンプ3から吐出される作動油が流れる流路である。作動油流路38には、可変容量ポンプ3側からティルトバルブ36側への作動油の流れのみを許容する逆止弁41が配設されている。作動油流路39は、上記の作動油流路12と接続され、ティルトシリンダ8からタンク20に排出される作動油が流れる流路である。
作動油流路16は、ティルトバルブ36とティルトシリンダ8のボトム室8aとを接続し、作動油流路17は、ティルトバルブ36とティルトシリンダ8のロッド室8bとを接続する。作動油流路16,17は、可変容量ポンプ3から吐出される作動油またはティルトシリンダ8からタンク20に排出される作動油が流れる流路である。作動油流路16,17には、流量制御弁(図示せず)がそれぞれ配設されている。パイロットライン40は、パイロットライン34と接続されている。
ティルトバルブ36は、可変容量ポンプ3からティルトシリンダ8への作動油の供給を遮断する中立位置(図示の位置)と、可変容量ポンプ3からティルトシリンダ8のボトム室8aへの作動油の供給を許容する前傾位置と、可変容量ポンプ3からティルトシリンダ8のロッド室8bへの作動油の供給を許容する後傾位置との何れかに切り換えられる。
ティルト操作レバー37の操作が行われることで、可変容量ポンプ3から吐出された作動油がティルトバルブ36を通ってティルトシリンダ8に供給されると、ティルトシリンダ8の負荷圧(LS圧)がティルトバルブ36に発生する。ティルトシリンダ8の負荷圧は、パイロットライン40に発生するパイロット圧となる。
インレットセクション29は、リリーフ弁42と、プライオリティ弁43と、シャトル弁44とを有している。リリーフ弁42は、作動油流路32,12同士を接続する作動油流路45に配設されている。リリーフ弁42は、作動油流路45を流れる作動油の圧力が設定圧以上になると開く圧力制御弁である。
プライオリティ弁43は、可変容量ポンプ3とPSバルブ6、リフトバルブ30及びティルトバルブ36との間に配置されている。プライオリティ弁43には、上記の作動油流路10,11,32が接続されている。作動油流路10は、可変容量ポンプ3とプライオリティ弁43とを接続する。作動油流路11は、プライオリティ弁43とPSバルブ6とを接続する。作動油流路32は、プライオリティ弁43とリフトバルブ30とを接続する。
プライオリティ弁43は、可変容量ポンプ3からの作動油を主として作動油流路11を通してPSバルブ6に供給する位置と、可変容量ポンプ3からの作動油を作動油流路11を通してPSバルブ6に供給すると共に作動油流路32,38を通してリフトバルブ30及びティルトバルブ36に供給する位置との何れかに切り換えらえる。つまり、プライオリティ弁43は、可変容量ポンプ3からの作動油を優先的にPSバルブ6に供給する切換弁である。プライオリティ弁43は、電磁弁(図示せず)により制御される。
シャトル弁44は、容量制御弁4とPSバルブ6、リフトバルブ30及びティルトバルブ36との間に配置されている。シャトル弁44には、上記のパイロットライン18,19,34が接続されている。パイロットライン18は、シャトル弁44と容量制御弁4とを接続する。パイロットライン19は、シャトル弁44とPSバルブ6とを接続する。パイロットライン34は、シャトル弁44とリフトバルブ30とを接続する。
シャトル弁44は、パイロットライン19に発生するパイロット圧及びパイロットライン34に発生するパイロット圧のうち高いほうのパイロット圧をパイロットライン18に出力する。
図2は、容量制御弁4の構造を示す断面図である。図1及び図2において、容量制御弁4は、ボディ46と、このボディ46の内部にボディ46に対して摺動可能に配置されたLSスプール47とを有している。LSスプール47は、円柱状を有している。つまり、LSスプール47は、中心軸に対して上下左右対称な形状となっている。これにより、LSスプール47の外周面(摺動面)の圧力分布が不均一になることが防止される。
ボディ46には、吐出ポート49と、LSポート50と、タンクポート51と、シリンダポート52とが設けられている。吐出ポート49は、作動油流路53を介して作動油流路10と接続されている。吐出ポート49は、可変容量ポンプ3の吐出圧が与えられる第1ポートを構成している。LSポート50は、パイロットライン18と接続されている。LSポート50は、パイロットライン18のパイロット圧つまりPSシリンダ5または荷役シリンダ26の負荷圧(LS圧)が与えられる第2ポートを構成している。タンクポート51は、作動油流路54を介してタンク20と接続されている。シリンダポート52は、作動油流路55を介してシリンダ22と接続されている。
また、ボディ46の内部には、LSスプール47が収容されるスプール収容部56と、吐出ポート49とスプール収容部56とを連通させる通路59と、タンクポート51とスプール収容部56とを連通させる通路61と、シリンダポート52とスプール収容部56とを連通させる通路62と、通路61,62同士を連通させる通路63とが設けられている。LSポート50とスプール収容部56とは連通している。通路63には、絞り64が配設されている。なお、図2では、通路63及び絞り64が省略されている。
ボディ46には、バネ69を収容するバネ収容部材70とフタ71とがLSスプール47を挟むように装着されている。LSスプール47とバネ収容部材70との間には、受け座72が配置されている。LSスプール47の一端面は、フタ71と当接する受圧面47aであり、LSスプール47の他端面は、受け座72と当接する受圧面47bである。
図3にも示されるように、LSスプール47のフタ71側(バネ69とは反対側)の外周面には、通路59,62同士を連通させる環状の溝部73(第1溝部)が設けられている。LSスプール47のバネ収容部材70側(バネ69側)の外周面には、LSポート50と連通可能な環状の溝部74(第2溝部)が設けられている。LSスプール47の外周面における溝部73,74間には、通路61,62同士を連通させる環状の溝部75が設けられている。LSスプール47の外周面における溝部73,75間には、環状の突起部76が配置されている。突起部76は、通路59,62同士を遮断する機能と、通路61,62同士を遮断する機能とを有している。なお、溝部73〜75を除くLSスプール47の外周面には、シールリング77が装着されている。
LSスプール47の内部には、LSスプール47の長手方向(X方向)に延びるように設けられた穴部78が設けられている。穴部78は、LSスプール47の受圧面47aから溝部74に対応する位置まで延びている。また、LSスプール47には、溝部73と穴部78とを連通させる連通孔79(第1連通孔)と、穴部78と溝部74とを連通させる連通孔80(第2連通孔)とが設けられている。
LSスプール47における溝部74、穴部78及び連通孔79,80は、可変容量ポンプ3の吐出圧が所定圧以上になったときに、吐出ポート49とLSポート50とを連通させる連通路81(連通手段)を構成している。
バネ69は、バネ収容部材70と受け座72との間に配置されている。バネ69は、LSスプール47をフタ71側に付勢する。つまり、バネ69は、吐出ポート49からの作動油をシリンダポート52に対して遮断する側にLSスプール47を付勢する。
可変容量ポンプ3の吐出圧がバネ69の付勢力とパイロットライン18のパイロット圧との合計よりも高くないときは、LSスプール47は、通路59,62同士を遮断すると共に通路61,62同士を連通させる位置(図示の位置)にある。可変容量ポンプ3の吐出圧がバネ69の付勢力とパイロットライン18のパイロット圧との合計よりも高くなったときは、LSスプール47は、通路59,62同士を連通させると共に通路61,62同士を遮断する位置に切り換わる。
このような容量制御弁4において、可変容量ポンプ3の吐出圧が高くなると、可変容量ポンプ3の吐出圧とパイロットライン18のパイロット圧つまりPSシリンダ5または荷役シリンダ26の負荷圧(LS圧)との差圧(容量制御差圧=吐出圧−LS圧)が高くなるため、LSスプール47が図示の位置から切り換わる。このため、可変容量ポンプ3から吐出された作動油は、通路59,62を通ってシリンダ22に流れる。従って、ピストン22aがバネ23の付勢力に抗して伸長するため、ポンプ本体21の斜板21aの傾斜角が小さくなり、可変容量ポンプ3の容量が小さくなる。これにより、可変容量ポンプ3から吐出される作動油の流量が減少し、可変容量ポンプ3の吐出圧が下がるようになる。
ところで、PSシリンダ5を動作させると同時にティルトシリンダ8によりマスト(図示せず)を前傾させた状態から、ティルト操作レバー37によってティルトバルブ36が前傾位置から中立位置に切り換えられると、可変容量ポンプ3から吐出された作動油が全てPSバルブ6に流れるため、可変容量ポンプ3の吐出圧の急上昇が発生する。
可変容量ポンプ3の吐出圧が急上昇すると、可変容量ポンプ3からの作動油が吐出ポート49から通路59を通って溝部73に流れることで、LSスプール47がバネ69の付勢力に抗してバネ69側(図2の右側)に移動する。さらに、作動油が溝部73から連通孔79、穴部78及び連通孔80を通って溝部74に流れることで、LSスプール47が更にバネ69側に移動する。よって、溝部74とLSポート50とが連通し、LSポート50に作動油が流れ込むため、LSポート50の圧力が高くなる。このとき、吐出ポート49とLSポート50とが溝部73、連通孔79、穴部78、連通孔80及び溝部74を介して連通するため、LSポート50の圧力が吐出ポート49の圧力と等しくなる。従って、LSスプール47がフタ71側(図2の左側)に移動するため、シリンダ22の作動油が通路62,61を通ってタンク20に排出される。このため、ピストン22aが収縮し、可変容量ポンプ3の容量が大きくなる。これにより、可変容量ポンプ3から吐出される作動油の流量が増加し、可変容量ポンプ3の吐出圧が増加する。
以上のように本実施形態によれば、PSシリンダ5及びティルトシリンダ8を同時に動作させているときに、ティルト操作レバー37の操作によってティルトバルブ36が前傾位置から中立位置に切り換わることで、可変容量ポンプ3の吐出圧が急上昇しても、容量制御弁4における吐出ポート49とLSポート50とが連通する。従って、吐出ポート49側からLSポート50側への作動油の流れが発生し、LSポート50の圧力が上昇するため、吐出ポート49の圧力とLSポート50の圧力との差圧(容量制御差圧)が小さくなる。このように可変容量ポンプ3の吐出圧の急上昇による容量制御差圧の急上昇が防止される。従って、可変容量ポンプ3の容量の減少が抑えられるため、可変容量ポンプ3から吐出される作動油の流量の減少が抑えられ、可変容量ポンプ3の吐出圧の低下が抑えられる。このため、PSシリンダ5への供給動力の不足が抑制される。これにより、運転者がステアリング操作を行う際に感じる引っ掛かりが防止される。
また、本実施形態では、可変容量ポンプ3の吐出圧が急上昇すると、可変容量ポンプ3からの作動油が吐出ポート49から溝部73に流れることで、LSスプール47がバネ69の付勢力に抗してバネ69側に移動すると共に、その作動油が連通孔79、穴部78及び連通孔80を通って溝部74に流れることで、LSスプール47がバネ69側に更に移動し、溝部74がLSポート50と連通する。このため、吐出ポート49とLSポート50とが溝部73、連通孔79、穴部78、連通孔80及び溝部74を介して連通する。これにより、容量制御弁4等の体格を大きくすることなく、吐出ポート49とLSポート50とを連通させることができる。
また、本実施形態では、穴部78は、LSスプール47におけるバネ69の反対側の端面(受圧面47a)から溝部74に対応する位置まで延びている。従って、LSスプール47に施す加工を必要最小限に抑えつつ、吐出ポート49とLSポート50とを確実に連通させることができる。
図4は、本発明の第2実施形態に係る産業車両の油圧駆動装置を示す油圧回路図である。図4において、本実施形態の油圧駆動装置1は、上記第1実施形態における容量制御弁4に代えて、容量制御弁4Aを備えている。
容量制御弁4Aは、LSスプール47Aと、リリーフ弁101とを有している。図5に示されるように、LSスプール47Aの外周面には、上記のLSスプール47と同様に、溝部73〜75及び突起部76が設けられている。また、LSスプール47Aには、穴部78及び連通孔79が設けられている。穴部78は、LSスプール47Aの受圧面47aから連通孔79に対応する位置の近傍まで延びている。LSスプール47Aには、上記の連通孔80は設けられていない。
リリーフ弁101は、通路59とパイロットライン18とを接続する通路102に配設されている。従って、リリーフ弁101は、吐出ポート49とLSポート50との間に配置されていることとなる。リリーフ弁101は、可変容量ポンプ3の吐出圧が予め設定された設定圧以上になると開く圧力制御弁である。リリーフ弁101は、可変容量ポンプ3の吐出圧が所定圧以上になったときに、吐出ポート49とLSポート50とを連通させる連通ユニット103(連通手段)を構成している。
このような本実施形態では、可変容量ポンプ3の吐出圧が急上昇すると、リリーフ弁101が開くため、吐出ポート49とLSポート50とが連通する。従って、既存のLSスプール47Aに加工を施さなくても、吐出ポート49とLSポート50とを連通させることができる。
図6は、本発明の第3実施形態に係る産業車両の油圧駆動装置を示す油圧回路図である。図6において、本実施形態の油圧駆動装置1は、上記第1実施形態における容量制御弁4に代えて、容量制御弁4Bを備えている。
容量制御弁4Bは、上記のLSスプール47Aを有している。また、容量制御弁4Bは、可変容量ポンプ3の吐出圧が所定圧以上になったときに、通路59とLSスプール47Aの溝部74とを連通させる油路111を有している。従って、油路111は、可変容量ポンプ3の吐出圧が所定圧以上になったときに、吐出ポート49とLSスプール47Aの溝部74とを連通させることになる。溝部74及び油路111は、可変容量ポンプ3の吐出圧が所定圧以上になったときに、吐出ポート49とLSポート50とを連通させる連通路112(連通手段)を構成している。
このような本実施形態では、可変容量ポンプ3の吐出圧が急上昇すると、可変容量ポンプ3からの作動油が吐出ポート49から溝部73に流れることで、LSスプール47Aがバネ69の付勢力に抗してバネ69側に移動し、吐出ポート49と溝部74とが油路111を介して連通する。すると、可変容量ポンプ3からの作動油が油路111を通って溝部74に流れることで、LSスプール47Aが更にバネ69側に移動し、溝部74とLSポート50とが連通する。従って、吐出ポート49とLSポート50とが油路111及び溝部74を介して連通することになる。従って、既存のLSスプール47Aに加工を施さなくても、吐出ポート49とLSポート50とを連通させることができる。
図7は、本発明の第4実施形態に係る産業車両の油圧駆動装置を示す油圧回路図である。図7において、本実施形態の油圧駆動装置1は、上記第1実施形態における容量制御弁4に代えて、容量制御弁4Cを備えている。容量制御弁4Cは、上記のLSスプール47Aを有している。
また、本実施形態の油圧駆動装置1は、上記第1実施形態におけるインレットセクション29に代えて、インレットセクション29Aを備えている。インレットセクション29Aは、上記のリリーフ弁42、プライオリティ弁43及びシャトル弁44に加え、リリーフ弁121を有している。
リリーフ弁121は、作動油流路10とパイロットライン18とを接続する作動油流路122に配設されている。従って、リリーフ弁121は、容量制御弁4Cにおける吐出ポート49とLSポート50との間に配置されていることとなる。リリーフ弁121は、可変容量ポンプ3の吐出圧が予め設定された設定圧以上になると開く圧力制御弁である。リリーフ弁121は、可変容量ポンプ3の吐出圧が所定圧以上になったときに、吐出ポート49とLSポート50とを連通させる連通ユニット123(連通手段)を構成している。
このような本実施形態では、可変容量ポンプ3の吐出圧が急上昇すると、リリーフ弁121が開くため、吐出ポート49とLSポート50とが連通する。従って、既存の容量制御弁4Cの構成を変更しなくても、吐出ポート49とLSポート50とを連通させることができる。
図8は、本発明の第5実施形態に係る産業車両の油圧駆動装置を示す油圧回路図である。図8において、本実施形態の油圧駆動装置1は、上記の容量制御弁4Cを備えている。
また、本実施形態の油圧駆動装置1は、可変容量ポンプ3の吐出圧が所定圧以上になったときに、作動油流路10とLSスプール47Aの溝部74とを連通させる油路131を備えている。従って、油路131は、可変容量ポンプ3の吐出圧が所定圧以上になったときに、吐出ポート49とLSスプール47Aの溝部74とを連通させることになる。溝部74及び油路131は、可変容量ポンプ3の吐出圧が所定圧以上になったときに、吐出ポート49とLSポート50とを連通させる連通路132(連通手段)を構成している。
このような本実施形態では、可変容量ポンプ3の吐出圧が急上昇すると、可変容量ポンプ3からの作動油が吐出ポート49から溝部73を流れることで、LSスプール47Aがバネ69の付勢力に抗してバネ69側に移動し、吐出ポート49と溝部74とが油路131を介して連通する。すると、可変容量ポンプ3からの作動油が油路131を通って溝部74を流れることで、LSスプール47Aが更にバネ69側に移動し、溝部74とLSポート50とが連通する。従って、吐出ポート49とLSポート50とが油路131及び溝部74を介して連通することになる。これにより、既存の容量制御弁4Cの構成を大きく変更しなくても、吐出ポート49とLSポート50とを連通させることができる。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば上記実施形態の油圧駆動装置は、アタッチメントを動作させるアタッチメントシリンダを備えていてもよい。また、本発明は、PSシリンダ及びティルトシリンダを備えた産業車両であれば適用可能である。
1…油圧駆動装置、2…フォークリフト(産業車両)、3…可変容量ポンプ、4,4A,4B,4C…容量制御弁、5…パワーステアリングシリンダ(PSシリンダ)、6…パワーステアリングバルブ(PSバルブ)、8…ティルトシリンダ、25…ステアリングホイール、26…荷役シリンダ、36…ティルトバルブ、37…ティルト操作レバー、47,47A…LSスプール(スプール)、47a…受圧面、49…吐出ポート(第1ポート)、50…LSポート(第2ポート)、69…バネ、73…溝部(第1溝部)、74…溝部(第2溝部)、78…穴部、79…連通孔(第1連通孔)、80…連通孔(第2連通孔)、81…連通路(連通手段)、101…リリーフ弁、103…連通ユニット(連通手段)、111…油路、112…連通路(連通手段)、121…リリーフ弁、123…連通ユニット(連通手段)、131…油路、132…連通路(連通手段)。

Claims (5)

  1. 作動油を吐出する可変容量ポンプと、
    前記可変容量ポンプから吐出される作動油により駆動されるパワーステアリングシリンダと、
    前記可変容量ポンプと前記パワーステアリングシリンダとの間に配置され、ステアリングホイールの操作状態に応じて作動油が流れる方向を切り換えるパワーステアリングバルブと、
    前記可変容量ポンプから吐出される作動油により駆動されるティルトシリンダを含む荷役シリンダと、
    前記可変容量ポンプと前記ティルトシリンダとの間に配置され、ティルト操作レバーの操作状態に応じて作動油が流れる方向を切り換えるティルトバルブと、
    前記可変容量ポンプの吐出圧と前記パワーステアリングシリンダまたは前記荷役シリンダの負荷圧との差圧に応じて作動油が流れる方向を切り換えるスプールを有し、前記可変容量ポンプを制御する容量制御弁と、
    前記可変容量ポンプの吐出圧が所定圧以上になったときに、前記容量制御弁における前記可変容量ポンプの吐出圧が与えられる第1ポートと前記容量制御弁における前記パワーステアリングシリンダまたは前記荷役シリンダの負荷圧が与えられる第2ポートとを連通させる連通手段とを備えることを特徴とする産業車両の油圧駆動装置。
  2. 前記容量制御弁は、前記第1ポートからの作動油を遮断する側に前記スプールを付勢するバネを有し、
    前記スプールにおける前記バネの反対側の外周面には、前記第1ポートと連通する第1溝部が設けられており、
    前記連通手段は、前記スプールの前記バネ側の外周面に設けられ、前記第2ポートと連通可能な第2溝部と、前記スプールの内部に前記スプールの長手方向に延びるように設けられた穴部と、前記第1溝部と前記穴部とを連通させる第1連通孔と、前記穴部と前記第2溝部とを連通させる第2連通孔とを有することを特徴とする請求項1記載の産業車両の油圧駆動装置。
  3. 前記穴部は、前記スプールにおける前記バネの反対側の端面から前記第2溝部に対応する位置まで延びていることを特徴とする請求項2記載の産業車両の油圧駆動装置。
  4. 前記連通手段は、前記第1ポートと前記第2ポートとの間に配置され、前記可変容量ポンプの吐出圧が予め設定された設定圧以上になると開くリリーフ弁であることを特徴とする請求項1記載の産業車両の油圧駆動装置。
  5. 前記容量制御弁は、前記第1ポートからの作動油を遮断する側に前記スプールを付勢するバネを有し、
    前記スプールにおける前記バネの反対側の外周面には、前記第1ポートと連通する第1溝部が設けられており、
    前記連通手段は、前記スプールの前記バネ側の外周面に設けられ、前記第2ポートと連通可能な第2溝部と、前記可変容量ポンプの吐出圧が前記所定圧以上になったときに、前記第1ポートと前記第2溝部とを連通させる油路であることを特徴とする請求項1記載の産業車両の油圧駆動装置。
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