JP6645299B2 - 作業機械 - Google Patents

作業機械 Download PDF

Info

Publication number
JP6645299B2
JP6645299B2 JP2016059385A JP2016059385A JP6645299B2 JP 6645299 B2 JP6645299 B2 JP 6645299B2 JP 2016059385 A JP2016059385 A JP 2016059385A JP 2016059385 A JP2016059385 A JP 2016059385A JP 6645299 B2 JP6645299 B2 JP 6645299B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
air conditioner
switching
unit
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016059385A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017172462A (ja
Inventor
英明 石原
英明 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Construction Machinery Co Ltd filed Critical Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP2016059385A priority Critical patent/JP6645299B2/ja
Publication of JP2017172462A publication Critical patent/JP2017172462A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6645299B2 publication Critical patent/JP6645299B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

本発明は、エンジンを搭載した作業機械に関する。
一般に、クレーン等の作業機械にはエンジンが搭載され、当該エンジンの出力によって前記作業機械に含まれる駆動対象要素の駆動が行われる。また、運転室内の環境を整えるために、空調装置が備えられた作業機械が知られている。エンジンの駆動によって発電される電力によって空調装置が作動し、運転室内に所定の温度の空気が流入する。
近年、省エネルギーや環境保護を目的として、作業機械においても、エンジンのアイドルストップ技術に対する要望が高まっている。特許文献1および2には、作業者が運転室に滞在している状態で、一時的にエンジンが停止されるアイドルストップ機能に関する技術が開示されている。
特開2002−13425号公報 特開2005−68830号公報
作業者が運転室に滞在している状態で、上記のようなアイドルストップが実行されると、空調装置の作動が停止する。クレーン等の作業機械では、作業者が運転室内で長時間待機する場合が多く、このように空調装置への給電が困難になると、運転室の室内環境が悪化してしまう。
このため、作業機械がバッテリを備え、アイドルストップ中に、バッテリから空調装置に給電を行う技術が考えられる。しかしながら、バッテリのみによって空調装置を長時間作動する場合、大きなバッテリ容量が必要となり、作業機械のコストアップおよび大型化につながってしまう。また、事前に充分なバッテリ充電が行われていない場合には、バッテリ上がりが発生し、アイドルストップ中の空調装置の作動が困難になるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑み、アイドルストップ中の空調装置の作動を安定して実現することが可能な作業機械を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る作業機械は、空調装置が備えられた運転室と、エンジンと、前記エンジンの作動によって発電する発電機と、前記発電機によって発電された電力を蓄電する蓄電器と、外部電源に接続可能な接続部と、前記接続部に接続されている変換装置と、前記エンジンの一時停止時に、前記蓄電器を前記空調装置に接続する状態と、前記変換装置を前記空調装置に接続する状態との間で状態変更が可能な切替部と、を有する。
本構成によれば、エンジンが自動的に一時停止された場合でも、蓄電器に加え、外部電源に接続された変換装置を空調装置の電源として使用することができる。このため、大容量の蓄電器を備える必要が低減される。また、蓄電器の充電不足によって、エンジンの一時停止中に空調装置が作動できなくなることが低減される。この結果、運転室内の環境を良好に維持することが可能となる。
上記の構成において、前記エンジンの作動中に予め設定された第1停止条件が成立した場合に前記エンジンを自動的に一時停止させるとともに、前記切替部を制御して前記空調装置への接続先を前記蓄電器および前記変換装置の何れか一方に切り替える切替制御部を更に有することが望ましい。
本構成によれば、エンジンの一時停止時に、空調装置への接続先を自動的に切り替えることができる。
上記の構成において、前記変換装置の出力電流に応じて、前記外部電源に対する前記接続部の接続状態を判定する判定部を更に備えることが望ましい。
本構成によれば、変換装置の出力電流を利用して、接続部と外部電源との接続状態を把握することができる。
上記の構成において、前記判定部によって前記接続部が前記外部電源に接続されていると判定された場合、前記切替制御部は、前記切替部を制御して、前記変換装置を前記空調装置に接続することが望ましい。
本構成によれば、接続部が外部電源に接続されている場合には、変換装置によって空調装置を安定して作動することができる。
上記の構成において、前記判定部によって前記接続部が前記外部電源に接続されていないと判定された場合、前記切替制御部は、前記切替部を制御して、前記蓄電器を前記空調装置に接続することが望ましい。
本構成によれば、接続部が外部電源に接続されていない場合には、蓄電器によって空調装置を作動することができる。
上記の構成において、前記切替部は、更に前記発電機と前記空調装置とを接続可能であり、前記切替制御部は、前記エンジンの作動中に、前記切替部を制御して前記発電機を前記空調装置に接続することが望ましい。
本構成によれば、エンジンの作動中には、発電機によって空調装置を安定して作動することができる。
上記の構成において、前記切替部は、更に前記蓄電器と前記変換装置とを接続可能であり、前記切替制御部は、前記エンジンの前記一時停止中に、前記運転室から作業者が離れたことを推定する第2停止条件が成立した場合に、前記切替部を制御して、前記変換装置と前記空調装置との接続および前記蓄電器と前記空調装置との接続をそれぞれ遮断し、かつ、前記蓄電器と前記変換装置とを接続することが望ましい。
本構成によれば、運転室から作業者が離れたことが予想される場合には、空調装置への電力供給を遮断することができる。更に、接続部が外部電源に接続されている場合には、変換装置によって蓄電器を充電することができる。
上記の構成において、前記運転室に配置され、前記エンジンの始動を行うキースイッチを更に備え、前記第2停止条件の成立は、前記キースイッチのオンからオフへの切り替えであることが望ましい。
本構成によれば、キースイッチの切替動作によって作業者の離席を推定し、空調装置への電力供給を遮断することができる。
上記の構成において、前記運転室に配置され、前記作業者が着座する座席と、前記座席に配置され、前記作業者の離席に伴って前記切替制御部に所定の第1信号を出力する着座スイッチと、を更に備え、前記第2停止条件の成立は、前記着座スイッチから前記第1信号が出力されることであることが望ましい。
本構成によれば、着座スイッチの検知動作によって作業者の離席を推定し、空調装置への電力供給を遮断することができる。
上記の構成において、前記運転室に配置され、作業者が着座する座席と、前記座席に隣接して配置され、前記作業者の乗降時に操作される乗降遮断レバーと、を更に備え、前記第2停止条件の成立は、前記乗降遮断レバーの操作に応じて所定の第2信号が出力されることであることが望ましい。
本構成によれば、乗降遮断レバーの切替動作によって作業者の離席を推定し、空調装置への電力供給を遮断することができる。
上記の構成において、前記第2停止条件の成立は、前記エンジンの前記一時停止時間が予め設定された閾値時間を超えた場合であることが望ましい。
本構成によれば、エンジンの一時停止時間が長く継続された場合には作業者の離席を推定し、空調装置への電力供給を遮断することができる。
以上のように、本発明によれば、アイドルストップ中の空調装置の作動を安定して実現することが可能な作業機械が提供される。
本発明の実施の形態に係る作業機械の一例である油圧式クレーンを示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る作業機械に設けられるコントローラの機能構成を示すブロック図である。 前記作業機械に設けられる接続切替回路が、エンジン駆動モードとされた状態の模式的な回路図である。 前記作業機械に設けられる接続切替回路が、外部電源モードとされた状態の模式的な回路図である。 前記作業機械に設けられる接続切替回路が、バッテリ駆動モードとされた状態の模式的な回路図である。 前記作業機械に設けられる接続切替回路が、電源オフモードとされた状態の模式的な回路図である。 前記コントローラにより行われる接続切替回路の切替動作を示すフローチャートである。 本発明の変形実施形態に係る作業機械において、運転室の内部の様子を示す模式図である。
本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る作業機械の一例である油圧式の移動式クレーン1を示す側面図である。このクレーン1は、下部走行体1Aと、当該下部走行体1Aの上に旋回可能に搭載される上部旋回体1Bと、上部旋回体1Bの上に搭載されてクレーン作業を行う作業装置と、を備える。上部旋回体1Bの前側には、運転室2が備えられている。前記作業装置は、起伏可能なブーム3と、ブーム起伏ロープ4の巻取り及び巻出しを行うことによりブーム3を起伏させるブーム起伏ウィンチ5と、吊り荷が掛けられる主巻フック6と、主巻ロープ7の巻取り及び巻出しを行うことにより主巻フック6及び吊り荷の巻上げ及び巻下げを行う主巻ウィンチ8と、図略の補巻ロープの巻取り及び巻出しを行うことにより図略の補巻フック及びこれに掛けられる吊り荷の巻上げ及び巻下げを行う補巻ウィンチ9と、を有する。なお、本発明に係る作業機械は、このような移動式クレーンに限定されない。本発明は、エンジンを含む作業機械に広く適用されることが可能である。
図2は、クレーン1に設けられるコントローラ20の機能構成を示すブロック図である。図3は、クレーン1に設けられる接続切替回路100が、後記のエンジン駆動モードとされた状態の模式的な回路図である。図2を参照して、クレーン1は、更に、エアコン10(空調装置)と、エンジン11と、バッテリ12(蓄電器)と、インバーター13(変換装置)と、キースイッチ14と、スリップリング15(図3)と、プラグ16(接続部)と、コントローラ20と、接続切替回路100(切替部)と、油圧ポンプ110と、を備えている。
エアコン10は、運転室2内に配置されている。エアコン10は、公知の空気調和装置からなり、不図示のファンを備える。エアコン10は、運転室2内に温風または冷風を送風し、運転室2内の環境を良好に維持する。
エンジン11は、不図示の出力軸を備えている。当該出力軸は、油圧ポンプ110(図2)に連結されている。また、油圧ポンプ110は、エンジン11の動力に応じて駆動可能とされる被駆動体として機能するとともに、作業用のアクチュエータ111(図2)に連結されている。アクチュエータ111は、前述のブーム起伏ウィンチ5、主巻ウィンチ8および補巻ウィンチ9を含む。エンジン11の出力軸が回転すると、エンジン11の動力を受けて、油圧ポンプ110が駆動され、圧油を吐出する。この結果、各アクチュエータ111が駆動される。なお、各アクチュエータ111と油圧ポンプ110との間には、それぞれ、不図示のコントロールバルブが備えられている。このため、運転室2の作業者の操作に応じて、ブーム起伏ウィンチ5、主巻ウィンチ8および補巻ウィンチ9が駆動可能とされている。また、エンジン11には、オルタネータ11A(発電機)(図3)が接続されている。
オルタネータ11Aは、接続切替回路100を介してエアコン10に電気的に接続されている。オルタネータ11Aは、エンジン11の作動によって、24Vの直流電圧を発電する。オルタネータ11Aから出力される直流電圧によって、エアコン10が作動可能とされている。
バッテリ12は、接続切替回路100を介してエアコン10およびオルタネータ11Aに電気的に接続されている。バッテリ12は、オルタネータ11Aによって発電された電力を蓄電する。また、バッテリ12は、必要に応じてエアコン10に直流電圧を出力し、エアコン10が作動可能とされる。
図3を参照して、インバーター13(変換装置)、スリップリング15およびプラグ16(接続部)は、外部電源Pによってエアコン10を作動させる場合の電源供給路を構成する。プラグ16は、外部電源Pに接続可能な接続部として機能する。詳しくは、クレーン1が所定の作業場所(建設現場など)に設置されると、下部走行体1Aからプラグ16を含む電源コードが引き出される。外部電源Pは、上記の作業場所に備えられた交流電源からなり、公知の家庭用(100V)・業務用(200V)電源でもよい。プラグ16が外部電源Pに接続されることで、クレーン1に交流電圧が供給可能とされる。特に、クレーン1のような作業機械は、一旦作業場所に据え付けられると、長期間の工期の間、移動されないことが多い。このため、プラグ16が備えられることによって、工期中、クレーン1の外部から電力を供給することが可能となる。
スリップリング15は、下部走行体1Aから上部旋回体1Bに上記の交流電圧を受け渡す機能を備える。更に、インバーター13は、接続切替回路100を介してエアコン10に電気的に接続される。インバーター13は、プラグ16が外部電源Pに接続されている場合に、外部電源Pから供給される交流電圧を直流電圧に変換し出力する電力変換装置として機能する。当該インバーター13から出力される直流電圧によって、エアコン10が作動可能とされる。
キースイッチ14は、運転室2に備えられた不図示の操作パネルに配置されている。作業者がクレーン1の運転キーを所定の挿入口に挿入し、当該運転キーを回動させることで、キースイッチ14のON、OFFが切り替えられる。作業者によるキースイッチ14の操作によって、エンジン11の始動および停止が制御される。
コントローラ20は、接続切替回路100を制御することで、エアコン10の作動および停止を制御する。また、コントローラ20は、所定の停止条件に応じて、エンジン11の始動および停止を自動的に制御する。コントローラ20は、CPU(Central Processing Unit)、制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、CPUの作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)等から構成され、CPUが前記制御プログラムを実行することにより、切替制御部201(図2)、判定部202および記憶部203を機能的に有するよう動作する。
切替制御部201は、エンジン11の作動中に、ブーム起伏ウィンチ5などの操作が不要なことに対応して予め設定された第1停止条件が成立した場合に、エンジン11を自動的に一時停止させる(アイドルストップ)。本実施形態では、上記の第1停止条件として、エンジン11が作動した状態で、ブーム起伏ウィンチ5、主巻ウィンチ8および補巻ウィンチ9の何れもが所定の時間、作業者によって操作されていない場合に、切替制御部201がエンジン11を一時停止させる。なお、他の実施形態において、ブーム起伏ウィンチ5、主巻ウィンチ8および補巻ウィンチ9の操作が不要な場合に、作業者が所定のアイドルストップボタンを押圧する態様でもよい。また、切替制御部201は、エンジン11の作動中および一時停止中において、エアコン10に電力を供給する供給源をオルタネータ11A、バッテリ12およびインバーター13のうちの何れかに設定する。特に、切替制御部201は、エンジン11の一時停止時に、接続切替回路100を制御してエアコン10への接続先をバッテリ12およびインバーター13の何れか一方に切り替える。
判定部202は、インバーター13の出力電流に応じて、外部電源Pに対する接続部16の接続状態を判定する機能を備えている。また、判定部202は、後記の図7で示される各種の判定機能を備えている。
記憶部203は、各種の閾値を予め記憶している。一例として、記憶部203は、後記のAIS用閾値時間TA(本実施形態では5分)や規定時間TSを格納している。
接続切替回路100は、上部旋回体1Bに配置されており、図3に示すように、エアコン10、エンジン11、バッテリ12およびインバーター13を電気的に接続する。特に、接続切替回路100は、エンジン11の一時停止時に、バッテリ12をエアコン10に電気的に接続する状態と、インバーター13をエアコン10に電気的に接続する状態との間で状態変更可能とされている。接続切替回路100は、第1切替部21と、第2切替部22と、第3切替部23と、を備える。第1切替部21は、エアコン10に対する電気的な接続先をインバーター13および第2切替部22の何れかに選択的に切り替える。第2切替部22は、バッテリ12に対する電気的な接続先を、第1切替部21およびインバーター13の何れかに選択的に切り替える。更に、第3切替部23は、第2切替部22とバッテリ12との間の導通路に対して、オルタネータ11Aの電気的な接続を切り替える。第1切替部21、第2切替部22および第3切替部23の接続状態はコントローラ20の切替制御部201によって切り替えられる。
更に、図3の矢印で示すように、エンジン11が作動しオルタネータ11Aが発電すると、オルタネータ11Aの出力電流はコントローラ20によって検知される。同様に、バッテリ12の蓄電状態(電圧)は、コントローラ20によって検知可能とされている。また、プラグ16が外部電源Pに接続されると、インバーター13の出力電流はコントローラ20によって検知される。
図4は、クレーン1の接続切替回路100が、後記の外部電源モードとされた状態の模式的な回路図である。図5は、接続切替回路100が、後記のバッテリ駆動モードとされた状態の模式的な回路図である。更に、図6は、接続切替回路100が、後記の電源オフモードとされた状態の模式的な回路図である。また、図7は、コントローラ20により行われる接続切替回路100の切替動作を示すフローチャートである。次に、図3乃至図7を参照して、エアコン10に対する電源供給路の切替動作について詳述する。
図7を参照して、クレーン1の作業者が運転室2に入室すると、作業者によってキースイッチ14がONとされ、エンジン11が始動する(ステップS1)。この結果、コントローラ20の切替制御部201(図2)は、図3に示すように、第1切替部21を第2切替部22側に設定するとともに、第2切替部22を第1切替部21側に設定する。また、切替制御部201は、第3切替部23を導通状態に設定する(ステップS2、エンジン駆動モード)。したがって、エンジン11の作動中にエアコン10に電力を供給する供給源がオルタネータ11Aに設定される。これにより、エンジン11の作動中に、エアコン10を安定して作動させることができるため、運転室2内の環境を良好に維持することができる。また、図3では、オルタネータ11Aがバッテリ12に電気的に接続されている。このため、エアコン10を作動させるとともに、余剰となった電力をバッテリ12に蓄電することが可能となる。
更に、図7を参照して、コントローラ20の判定部202(図2)は、AIS条件(アイドルストップ条件、第1停止条件)が成立しているか否かを判定する(ステップS3)。詳しくは、エンジン11が作動した状態で、ブーム起伏ウィンチ5、主巻ウィンチ8および補巻ウィンチ9の何れもが所定のAIS用閾値時間TAの間、作業者によって操作されていない場合に、判定部202はAIS条件が成立したと判定する(ステップS3でYES)。この結果、切替制御部201が、エンジン11を自動的に一時停止させる(ステップS4)。この際、切替制御部201は、図5に示すように、第1切替部21を第2切替部22側に設定し、第2切替部22を第1切替部21側に設定したまま、第3切替部23を非導通状態とする(バッテリ駆動モード)。したがって、エンジン11の一時停止中(アイドルストップ中)にエアコン10に電力を供給する供給源がバッテリ12に設定される。これにより、エンジン11の一時停止中でも、エアコン10を安定して作動させることができるため、運転室2内の環境を良好に維持することができる。ここで、エアコン10がバッテリ12によって長期間作動されると、バッテリ12の過放電が発生する。このため、コントローラ20はバッテリ12の電圧をモニタし、バッテリ12の電圧が予め設定された電圧値以下となった場合には、運転室2の表示パネル(不図示)などを介して作業者にバッテリ12の過放電を報知することが望ましい。また、この場合、第2切替部22(図5)を制御して、バッテリ12とエアコン10との接続を遮断することが更に望ましい。なお、図7のステップS3において、AIS条件が成立していない場合(ステップS3でNO)、コントローラ20は、ステップS2およびS3を繰り返す。
更に、判定部202は、プラグ16が外部電源Pに接続されているか否かを判定する(ステップS5)。この際、判定部202は、インバーター13の出力電流が所定の閾値以上の場合にプラグ16が外部電源Pに接続されていると判定し、インバーター13の出力電流が上記の閾値未満の場合にプラグ16が外部電源Pに接続されていないと判定する。判定部202によって、プラグ16が外部電源Pに接続されていると判定された場合(ステップS5でYES)、切替制御部201は、図4に示すように、第1切替部21をインバーター13側に設定し、第2切替部22を第1切替部21側に設定する。また、第3切替部23は非導通状態のままとされる。この結果、エンジン11の一時停止中にエアコン10に電力を供給する供給源がインバーター13に設定される。したがって、エンジン11の停止状態においても、エアコン10が外部電源Pの電力によって安定して作動され、運転室2の環境が良好に維持される。また、この場合、エアコン10がバッテリ12によって作動される時間が短縮されるため、バッテリ12の過放電が抑止される。
一方、図7のステップS5において、判定部202によって接続部16が外部電源Pに接続されていないと判定された場合、切替制御部201は、エンジン11の一時停止中にエアコン10に電力を供給する供給源を引き続きバッテリ12に設定する(ステップS7、図5)。
その後、判定部202は、一時停止中のエンジン11が再始動されたか否かを判定する(ステップS8)。この際、エンジン11の再始動は、作業者のキースイッチ14の操作によるものでもよく、また、作業者が運転室2の操作パネルからブーム起伏ウィンチ5などを直接操作することで、エンジン11が再始動されてもよい。エンジン11が再始動された場合(ステップS8でYES)、コントローラ20はステップS2からステップS8までのフローを繰り返す。一方、エンジン11が再始動されない場合(ステップS8でNO)、判定部202は、更に、キースイッチ14が作業者によってOFFされたか否かを判定する(ステップS9)。キースイッチ14がOFFされた場合(ステップS9でYES)(第2停止条件の成立に相当)、運転室2から作業者が離室することが推定されるため、切替制御部201は、図6(電源オフモード)に示すように、第1切替部21を第2切替部22側に設定し、第2切替部22をインバーター13側に設定する。更に、第3切替部23は非導通状態とされる。この結果、インバーター13とエアコン10との接続、およびバッテリ12とエアコン10との接続がそれぞれ遮断される。また、インバーター13とバッテリ12とが電気的に接続される。したがって、運転室2から作業者が離れたことが予想される場合には、エアコン10への電力供給を遮断することができる。更に、接続部16が外部電源Pに接続されている場合(ステップS5、S6からステップS10へのフロー)には、インバーター13によってバッテリ12を充電することができる。したがって、作業終了時にオルタネータ11Aによるバッテリ12の充電が不充分な場合でも、翌日までにバッテリ12を満充電状態にすることが可能となる。なお、本実施形態では、図6の電源オフモードに移行する際、切替制御部201は、クレーン1のメイン電源をオフにする(ステップS10)。
一方、ステップS9において、キースイッチ14がON状態のままとされた場合(ステップS9でNO)、判定部202は、AIS後の一時停止時間が予め設定された規定時間TS(閾値時間)を超えているか否かを判定する(ステップS11、第2停止条件に相当)。本実施形態では、前記規定時間TSは30分に設定されている。このように、作業者によって、キースイッチ14がOFFされていない場合でも、エンジン11の一時停止状態が長時間放置された場合(ステップS11でYES)には、作業者が運転室2から離室したものと推定される。このため、判定部202は、接続切替回路100を図6の電源オフモードに設定する。したがって、エアコン10への電力供給を遮断するとともに、外部電源Pの接続状態に応じてバッテリ12の充電が可能とされる。なお、ステップS11において、エンジン11の一時停止時間が所定の規定時間TSを超えていない場合には(ステップS11でNO)、コントローラ20は、ステップS5からステップS9までを繰り返す。
以上のように、本実施形態によれば、エンジン11が自動的に一時停止された場合でも、バッテリ12に加え、インバーター13(外部電源P)をエアコン10の電源として使用することができる。このため、大容量のバッテリ12を備える必要が低減される。また、バッテリ12の充電不足によって、エンジン11の一時停止中にエアコン10が作動できなくなることが低減される。この結果、運転室2内の環境を良好に維持することが可能となる。特に、本実施形態では、接続部16が外部電源Pに接続されている場合には、インバーター13によってエアコン10を安定して作動することができる。また、接続部16が外部電源Pに接続されていない場合には、バッテリ12によってエアコン10を作動することができる。この際、本実施形態では、インバーター13の出力電流を利用して、接続部16と外部電源Pとの接続状態を把握することができるため、作業者がプラグ16の接続状態を確認することなく、速やかにインバーター13(外部電源P)をエアコン10の電源として利用することができる。また、本実施形態では、キースイッチ14の切替動作によって作業者の離席を推定することが可能とされ、エアコン10への電力供給を遮断することができる。
以上、本発明の一実施形態に係るクレーン1(作業機械)につき詳細に説明した。本発明によれば、エンジン11の一時停止(アイドルストップ)が促進され、省エネおよび環境保護に貢献可能な作業機械が提供されるとともに、運転室2における作業者の室内環境が良好に維持可能とされる。また、接続切替回路100によってエンジン11の一時停止時に、エアコン10への電気的な接続先をバッテリ12とインバーター13との間で自動的に切り替えることができる。なお、本発明はこれらの態様に限定されるものではない。本発明は、例えば以下のような変形実施形態を取ることができる。
(1)上記の実施形態では、作業機械としてクレーン1をもって説明したが、本発明に係る作業機械は、ショベルカーなどでもよく、エンジンおよび空調装置を備えた他の形態からなるものでもよい。
(2)上記の実施形態では、図7のステップS3において、AIS条件が成立していた場合(ステップS3でYES)、切替制御部201がエンジン11を一時停止するとともに、図5のバッテリ駆動モードに移行する態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。図7のステップS3において、AIS条件が成立した場合、切替制御部201がエンジン11を自動的に一時停止するとともに、判定部202によってステップS5の外部電源Pの接続状態が判定されてもよい。この場合、外部電源Pが接続されている場合には、直接、ステップS6の外部電源モードに移行することが可能となる。
(3)また、上記の実施形態では、図7のステップS9において、エンジン11の一時停止中に運転室2から作業者が離れたことを推定する第2停止条件として、キースイッチ14がOFFとされたか否かが判定される態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。図8は、本発明の変形実施形態に係るクレーン(作業機械)において、運転室2の内部の様子を示す模式図である。本変形実施形態では、運転室2は、座席30と、着座スイッチ31と、乗降遮断レバー32と、を備えている。座席30には、作業者がクレーンの操作に際して着座する。着座スイッチ31は、座席30の下部に配置され、作業者の離席に伴って図2の切替制御部201に所定の第1信号を出力する。また、乗降遮断レバー32は、座席30に隣接して配置され、作業者によって操作されるレバーである。乗降遮断レバー32が所定のロック位置に設定されると、油圧ポンプ110による圧油の吐出、アクチュエータ111の駆動がロックされる。この際、切替制御部201に所定の第2信号が出力される。
本変形実施形態では、図7のステップS9において、キースイッチ14の代わりに、着座スイッチ31が使用される。すなわち、エンジン11の一時停止中に、作業者が座席30から離席すると、着座スイッチ31が上記の第1信号をコントローラ20(図2)に出力する(第2停止条件の成立に相当)。そして、切替制御部201は、第1信号の受信に伴って、接続切替回路100を電源オフモードに移行する(図7のステップS10)。この場合も、着座スイッチ31の検知動作によって作業者の離席を推定し、エアコン10への電力供給を遮断することができる。
また、図7のステップS9において、キースイッチ14の代わりに、乗降遮断レバー32が使用されてもよい。すなわち、エンジン11の一時停止中に、作業者が乗降遮断レバー32をロック位置に設定すると、乗降遮断レバー32が所定の第2信号をコントローラ20(図2)に出力する(第2停止条件の成立に相当)。そして、切替制御部201は、第2信号の受信に伴って、接続切替回路100を電源オフモードに移行してもよい(図7のステップS10)。この場合も、乗降遮断レバー32の切替動作によって作業者の離席を推定し、エアコン10への電力供給を遮断することができる。
(4)また、上記の実施形態では、インバーター13の出力電流によって、プラグ16が外部電源Pに接続されている状態が判定される態様にて説明した。このようなインバーター13の出力電流は、クレーン1において他の目的に利用されてもよい。プラグ16が外部電源Pに接続されている場合に、クレーン1の下部走行体1Aが走行すると、プラグ16を含む電源コードの断線が生じてしまう。このため、コントローラ20は、インバーター13の出力電流を検知しプラグ16が外部電源Pに接続されていると判定された場合には、下部走行体1Aの走行を禁止してもよい。また、この場合、スリップリング15が備えられていれば、上部旋回体1Bの下部走行体1Aに対する旋回動作は許容されてもよい。このような構成によれば、エアコン10の作動が安定して維持されながら、プラグ16を含む電源コードの断線が抑止される。
1 クレーン(作業機械)
1A 下部走行体
1B 上部旋回体
2 運転室
3 ブーム
4 ブーム起伏ロープ
5 ブーム起伏ウィンチ
6 主巻フック
7 主巻ロープ
8 主巻ウィンチ
9 補巻ウィンチ
10 エアコン(空調装置)
11 エンジン
11A オルタネータ(発電機)
12 バッテリ(蓄電器)
13 インバーター(変換装置)
14 キースイッチ
15 スリップリング
16 プラグ(接続部)
20 コントローラ
21 第1切替部
22 第2切替部
23 第3切替部
30 座席
31 着座スイッチ
32 乗降遮断レバー
100 接続切替回路(切替部)
110 油圧ポンプ
111 アクチュエータ
201 切替制御部
202 判定部
203 記憶部
P 外部電源

Claims (9)

  1. 空調装置が備えられた運転室と、
    エンジンと、
    前記エンジンの作動によって発電する発電機と、
    前記発電機によって発電された電力を蓄電する蓄電器と、
    外部電源に接続可能な接続部と、
    前記接続部に接続されている変換装置と、
    前記エンジンの一時停止時に、前記蓄電器を前記空調装置に接続する状態と、前記変換装置を前記空調装置に接続する状態との間で状態変更が可能な切替部と、
    前記エンジンの作動中に予め設定された第1停止条件が成立した場合に前記エンジンを自動的に一時停止させるとともに、前記切替部を制御して前記空調装置への接続先を前記蓄電器および前記変換装置の何れか一方に切り替える切替制御部と、
    を有し、
    前記切替部は、更に前記蓄電器と前記変換装置とを接続可能であり、
    前記切替制御部は、前記エンジンの前記一時停止中に、前記運転室から作業者が離れたことを推定する第2停止条件が成立した場合に、前記切替部を制御して、前記変換装置と前記空調装置との接続および前記蓄電器と前記空調装置との接続をそれぞれ遮断し、かつ、前記蓄電器と前記変換装置とを接続する作業機械。
  2. 前記変換装置の出力電流に応じて、前記外部電源に対する前記接続部の接続状態を判定する判定部を更に備える請求項に記載の作業機械。
  3. 前記判定部によって前記接続部が前記外部電源に接続されていると判定された場合、前記切替制御部は、前記切替部を制御して、前記変換装置を前記空調装置に接続する請求項に記載の作業機械。
  4. 前記判定部によって前記接続部が前記外部電源に接続されていないと判定された場合、前記切替制御部は、前記切替部を制御して、前記蓄電器を前記空調装置に接続する請求項またはに記載の作業機械。
  5. 前記切替部は、更に前記発電機と前記空調装置とを接続可能であり、
    前記切替制御部は、前記エンジンの作動中に、前記切替部を制御して前記発電機を前記空調装置に接続する請求項乃至の何れか1項に記載の作業機械。
  6. 前記運転室に配置され、前記エンジンの始動を行うキースイッチを更に備え、
    前記第2停止条件の成立は、前記キースイッチがオンからオフに切り替えられることである請求項1乃至5の何れか1項に記載の作業機械。
  7. 前記運転室に配置され、前記作業者が着座する座席と、
    前記座席に配置され、前記作業者の離席に伴って前記切替制御部に所定の第1信号を出力する着座スイッチと、
    を更に備え、
    前記第2停止条件の成立は、前記着座スイッチから前記第1信号が出力されることである請求項1乃至5の何れか1項に記載の作業機械。
  8. 前記運転室に配置され、前記作業者が着座する座席と、
    前記座席に隣接して配置され、前記作業者によって操作される乗降遮断レバーと、
    を更に備え、
    前記第2停止条件の成立は、前記乗降遮断レバーの操作に応じて所定の第2信号が出力されることである請求項1乃至5の何れか1項に記載の作業機械。
  9. 前記第2停止条件の成立は、前記エンジンの前記一時停止時間が予め設定された閾値時間を超えた場合である請求項1乃至5の何れか1項に記載の作業機械。
JP2016059385A 2016-03-24 2016-03-24 作業機械 Active JP6645299B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016059385A JP6645299B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 作業機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016059385A JP6645299B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 作業機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017172462A JP2017172462A (ja) 2017-09-28
JP6645299B2 true JP6645299B2 (ja) 2020-02-14

Family

ID=59970654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016059385A Active JP6645299B2 (ja) 2016-03-24 2016-03-24 作業機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6645299B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6707065B2 (ja) * 2017-09-29 2020-06-10 日立建機株式会社 建設機械
JP2021042723A (ja) * 2019-09-12 2021-03-18 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 建設機械

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003341334A (ja) * 2002-05-22 2003-12-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両用空調装置
JP5452653B2 (ja) * 2012-04-05 2014-03-26 三菱電機株式会社 電動車両、および、電動車両の充電制御方法
JP6080432B2 (ja) * 2012-08-29 2017-02-15 株式会社タダノ 作業機械
JP2015024698A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 スズキ株式会社 車両用空調装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017172462A (ja) 2017-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4727166B2 (ja) エレベータの制御装置
EP2181905B1 (en) Hybrid working machine
JP6773599B2 (ja) 蓄電装置コントローラ及び電動システム並びに建設機械
WO2007139167A1 (ja) 作業用車両
JP6259380B2 (ja) ハイブリッド式建設機械
JP5779973B2 (ja) ハイブリッド作業機械
WO2020203291A1 (ja) ショベル
JP6073170B2 (ja) ショベル
JP6914902B2 (ja) 電動式建設機械
JP4979529B2 (ja) バッテリ駆動建設機械
WO2022153735A1 (ja) 建設機械
JP6645299B2 (ja) 作業機械
EP2712968B1 (en) Construction machine with control unit for charging and discharging of an electric storage device
WO2014122869A1 (ja) ショベル及びショベルの制御方法
KR20190110584A (ko) 건설 기계
JP2001003779A (ja) 電気駆動式作業車
KR20220024801A (ko) 작업 기계
CN214028233U (zh) 供电系统和工程车辆
JP6129061B2 (ja) エレベータ制御システム、及びエレベータ制御方法
JP7042778B2 (ja) 電動式建設機械
JP5274073B2 (ja) 作業機の油圧供給装置
JP2009209760A (ja) 作業車の電力供給システム及び作業車
JP2916305B2 (ja) 作業機のインターロック装置
JP5781492B2 (ja) 作業機の油圧供給装置
JP2012092586A (ja) 建設機械におけるバッテリの放電防止回路

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20181026

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190919

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6645299

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150