JP6642908B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、パンツ型吸収性物品に関する。
パンツ型吸収性物品として、パンツ型使い捨ておむつが知られている。特許文献1には、前身頃外装体と後身頃外装体の間に吸収性本体が架橋され、前身頃外装体と後身頃外装体の幅方向両側縁が互いに接合され、腰周り開口部が形成されたパンツ型使い捨ておむつが開示されている。前身頃外装体、及び、後身頃外装体では、腰周り伸縮材が、インナーシートとアウターシート(非伸縮性シート)の間に伸長状態で固定されている。
特開2013−138795号
パンツ型使い捨ておむつを着用対象者(例えば乳幼児)に着用させる際には、胴回り開口部を広げるようにして引っ張りながら、胴回り開口部から脚回り開口部に着用者の脚を通して、股下側に引き上げる方法が一般的である。しかしながら、前身頃外装体と後身頃外装体とで同じ条件で腰周り伸縮材が搭載されている場合、胴回りの前側(腹側)と後側(背側)とで同等の力が作用することから、おむつを引き上げる際に後身頃外装体が着用者(乳幼児)のおしりの出っ張りに引っ掛かりやすくなる。また、乳幼児はお腹がぽっこりと出っ張った体型をしていることから、おむつを着用させた状態では、背側と比較して腹側において締め付けが強くなり、お腹にギャザーの跡が付いたり不快感を生じさせたりするおそれがある。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、乳幼児等の着用者に着用させやすく、また、着用時に不快感を生じさせ難いパンツ型吸収性物品を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、吸収性本体と、前記左右方向に伸縮する伸縮性シート及び前側弾性部材を備えた前側胴回り部と、前記左右方向に伸縮する後側弾性部材を備えた後側胴回り部と、を有するパンツ型吸収性物品であって、前記前側胴回り部は、前記上下方向において前記前側胴回り部の上端と前記伸縮性シートの下端とによって挟まれた領域である前側縁部を有し、前記後側胴回り部は、前記上下方向において前記後側胴回り部の上端からの長さが、前記前側縁部の前記上下方向における長さと等しい後側縁部を有し、前記左右方向において、前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたときの、前記前側縁部における前記左右方向の伸長力は、前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたときの、前記後側縁部における前記左右方向の伸長力よりも大きく、前記左右方向において、前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたときの、前記前側縁部における前記左右方向の収縮力は、前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたときの、前記後側縁部における前記左右方向の収縮力よりも小さい、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、乳幼児等の着用者に着用させやすく、また、着用時に不快感を生じさせ難いパンツ型吸収性物品を提供することができる。
パンツ型使い捨ておむつ1(以下「おむつ」)の斜視図である。 展開かつ伸長状態のおむつ1の平面図である。 図2のII線での断面図である。 おむつ1を着用させる際の動作の一例を示す図である。 乳幼児等の着用者がおむつ1を着用した状態について表す側面図である。 おむつ1の胴回り開口部BHを開く動作において、前側縁部Lf、及び、後側縁部Lbを左右方向に引っ張った時の、各部の伸長力の変化について表した図である。 おむつ1の胴回り開口部BHを着用者の胴回りにフィットさせる動作において、前側縁部Lf、及び、後側縁部Lbを左右方向に収縮させた時の、各部の収縮力の変化について表した図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、吸収性本体と、前記左右方向に伸縮する伸縮性シート及び前側弾性部材を備えた前側胴回り部と、前記左右方向に伸縮する後側弾性部材を備えた後側胴回り部と、を有するパンツ型吸収性物品であって、前記前側胴回り部は、前記上下方向において前記前側胴回り部の上端と前記伸縮性シートの下端とによって挟まれた領域である前側縁部を有し、前記後側胴回り部は、前記上下方向において前記後側胴回り部の上端からの長さが、前記前側縁部の前記上下方向における長さと等しい後側縁部を有し、前記左右方向において、前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたときの、前記前側縁部における前記左右方向の伸長力は、前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたときの、前記後側縁部における前記左右方向の伸長力よりも大きく、前記左右方向において、前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたときの、前記前側縁部における前記左右方向の収縮力は、前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたときの、前記後側縁部における前記左右方向の収縮力よりも小さい、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、おむつを着用させる際に、臀部側において後側胴回り部の上端部(後側縁部)が伸びやすくなるため、着用者の臀部に引っ掛かりにくくなる。また、おむつを着用した状態では、腹部側において前側胴回り部の上端部(前側縁部)が伸びやすくなるため、着用者のお腹が過度に締め付けられることを抑制できる。したがって、着用者に着用させやすく、また、着用時に不快感を生じさせ難いパンツ型吸収性物品を実現することができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記左右方向において、前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの90%〜65%の範囲に含まれる所定の割合の長さになるまで伸長させたときの、前記前側縁部における前記左右方向の伸長力は、前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの90%〜65%の範囲に含まれる前記所定の割合の長さになるまで伸長させたときの、前記後側縁部における前記左右方向の伸長力よりも大きい、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、実際におむつを着用させる動作において、胴回り部が左右方向に引っ張られる際の伸長割合として想定される90%〜65%の範囲内であれば、いずれの場合でも後側縁部が伸びやすくなる。したがって、後側胴回り部が着用者の臀部に引っ掛かりにくくなり、おむつを着用しやすくなる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記左右方向において、前記前側胴回り部及び前記後側胴回り部が最も伸長したときの長さに対する、前記前側胴回り部及び前記後側胴回り部の長さの割合が大きいほど、前記前側縁部における前記左右方向の伸長力と前記後側縁部における前記左右方向の伸長力との差が大きくなる、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、前側縁部及び後側縁部が左右方向に大きく伸ばされるほど、前側縁部と比較して後側縁部の方が相対的に伸びやすくなる。したがって、おむつを着用させる動作において、後側胴回り部の上端部が着用者の臀部により引っ掛かりにくくなる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記左右方向において、前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの60%〜45%の範囲に含まれる所定の割合の長さになるまで収縮させたときの、前記前側縁部における前記左右方向の収縮力は、前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの60%〜45%の範囲に含まれる前記所定の割合の長さになるまで収縮させたときの、前記後側縁部における前記左右方向の収縮力よりも小さい、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、実際に着用者がおむつを着用した状態において、胴回り部が左右方向に収縮する際の伸長割合として想定される65%〜45%の範囲内であれば、いずれの場合でも前側縁部が伸びやすくなる。したがって、前側胴回り部による着用者のお腹への締め付けが抑制され、着用者に不快感を生じさせ難くなる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記左右方向において、前記前側胴回り部及び前記後側胴回り部が最も伸長したときの長さに対する、前記前側胴回り部及び前記後側胴回り部の長さの割合が小さいほど、前記前側縁部における前記左右方向の収縮力と前記後側縁部における前記左右方向の収縮力との差が大きくなる、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、前側縁部及び後側縁部の左右方向における収縮力が大きいほど、後側縁部と比較して前側縁部の方が相対的に伸びやすくなる。したがって、おむつ1を着用した状態において、前側胴回り部20の上端部によって着用者のお腹が過度に締め付けられることがより抑制されやすくなる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記後側胴回り部は、前記上下方向において前記後側縁部よりも下側、かつ、前記後側弾性部材が配置されている領域である、後側中間部を有し、前記左右方向において、前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたとき、前記後側中間部における前記左右方向の伸長力は、前記後側縁部における前記左右方向の伸長力よりも大きい、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、後側中間部よりも上側に位置する後側縁部の方が、左右方向に伸びやすくなる。したがって、おむつの胴回り開口部を広げる動作において、後側胴回り部の上端部がより開きやすくなり、おむつをスムーズに着用させやすくなる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記前側胴回り部は、前記上下方向において前記前側縁部よりも下側、かつ、前記前側弾性部材が配置されている領域である、前側中間部を有し、前記左右方向において、前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたとき、前記前側中間部における前記左右方向の伸長力は、前記前側縁部における前記左右方向の伸長力よりも大きい、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、前側中間部よりも上側に位置する前側縁部の方が、左右方向に伸びやすくなる。したがって、おむつの胴回り開口部を広げる動作において、前側胴回り部の上端部がより開きやすくなり、おむつをスムーズに着用させやすくなる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記左右方向において、前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたときの、前記前側中間部における前記左右方向の伸長力は、前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたときの、前記後側中間部における前記左右方向の伸長力よりも小さい、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、全ての後側弾性部材が左右方向において非連続となっている後側中間部では、一部の前側弾性部材のみが左右方向において非連続となっている前側中間部と比較して伸縮力が弱くなりやすい。そこで、後側中間部の方が前側中間部よりも伸長力が高くなるように設定することで、後側中間部において、十分な伸縮性が発現するようになり、フィット性が悪化することを抑制することができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、記左右方向において、前記前側胴回り部及び前記後側胴回り部の長さが、それぞれ最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたとき、前記後側中間部における前記左右方向の伸長力は、前記前側中間部における前記左右方向の伸長力よりも大きく、前記前側中間部における前記左右方向の伸長力は、前記前側縁部における前記左右方向の伸長力よりも大きく、前記前側縁部における前記左右方向の伸長力は、前記後側縁部における前記左右方向の伸長力よりも大きい、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、前側縁部と前側中間部との伸長力の差よりも、後側縁部と後側中間部との伸長力の差の方が大きくなる。したがって、おむつを着用させる際に、後側縁部がより伸びやすくなり、後側縁部が着用者の臀部に引っ掛かってしまうことを、より抑制しやすくなる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記前側胴回り部は、前記上下方向において前記前側縁部よりも下側、かつ、前記前側弾性部材が配置されている領域である、前側中間部を有し、前記左右方向において、前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたとき、前記前側中間部における前記左右方向の収縮力は、前記前側縁部における前記左右方向の収縮力よりも大きい、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、前側中間部よりも上側に位置する前側縁部の方が、左右方向に伸びやすくなる。したがって、乳幼児におむつを着用させたときに、前側縁部における締め付け力が、前側中間部における締め付け力よりも弱くなり、着用者のお腹が過度に締め付けられることがより抑制される。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記後側胴回り部は、前記上下方向において前記後側縁部よりも下側、かつ、前記後側弾性部材が配置されている領域である、後側中間部を有し、前記左右方向において、前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたときの、前記前側中間部における前記左右方向の収縮力は、前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたときの、前記後側中間部における前記左右方向の収縮力よりも小さい、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、全ての後側弾性部材が左右方向において非連続となっている後側中間部では、一部の前側弾性部材のみが左右方向において非連続となっている前側中間部と比較して伸縮力が弱くなりやすい。そこで、後側中間部の方が前側中間部よりも収縮力が高くなるように設定することで、後側中間部において、十分な伸縮性が発現するようになり、おむつ着用時におけるフィット性が悪化することを抑制することができる。
かかるパンツ型吸収性物品であって、前記左右方向において、前記前側胴回り部及び前記後側胴回り部の長さが、それぞれ最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたとき、前記後側中間部における前記左右方向の収縮力は、前記後側縁部における前記左右方向の収縮力よりも大きく、前記後側縁部における前記左右方向の収縮力は、前記前側中間部における前記左右方向の収縮力よりも大きく、前記前側中間部における前記左右方向の収縮力は、前記前側縁部における前記左右方向の収縮力よりも大きい、ことが望ましい。
このようなパンツ型吸収性物品によれば、全体として、後側胴回り部における収縮力の方が、前側胴回り部における収縮力よりも大きくなる。これにより、おむつを着用した状態において、前側では過度な締め付けが抑制され、後側では十分なフィット性が得られるようになる。
===実施形態===
はじめに、本発明の製造方法によって製造されるパンツ型吸収性物品として、乳幼児用の使い捨ておむつを例に挙げて実施形態を説明する。ただし、本発明に係るパンツ型吸収性物品は、乳幼児用の使い捨ておむつに限らず、大人用の使い捨ておむつや、生理用ショーツ等としても利用可能である。
===パンツ型使い捨ておむつ1の構成===
図1は、パンツ型使い捨ておむつ1(以下「おむつ」)の斜視図である。図2は、展開かつ伸長状態のおむつ1の平面図である。図3は、図2のII線での断面図である。
おむつ1は、図1に示すパンツ型状態において、上下方向、及び、左右方向を有し、胴回り開口部BH、及び、一対の脚回り開口部LHが形成されている。上下方向において、胴回り開口部BH側を上側とし、股下側を下側とする。また、図3に示すように、おむつ1を構成する資材が積層された方向を厚さ方向といい、厚さ方向において着用者に接触する側を肌側といい、着用者に接触しない側を非肌側という。
また、おむつ1は、平面視長方形状の3部材である、吸収性本体10、前側胴回り部20、及び、後側胴回り部30を有する。前側胴回り部20(第1胴回り部)は着用者の腹側部に当てられ、後側胴回り部30(第2胴回り部)は着用者の背側部に当てられる。
図2に示す展開状態のおむつ1において、前側胴回り部20及び後側胴回り部30は、それらの長手方向がおむつ1の左右方向に沿うように配置されている。そして、左右方向における前側胴回り部20の中央部に、吸収性本体10の長手方向一方側の端部が配置され、左右方向における後側胴回り部30の中央部に、吸収性本体10の長手方向他方側の端部が配置されている。
図2に示す展開状態のおむつ1において、吸収性本体10の長手方向がおむつ1の上下方向に沿うように、吸収性本体10が長手方向の略中央で二つ折りされ、おむつ1の左右方向における前側胴回り部20の両側端部と後側胴回り部30の両側端部とが、熱溶着や超音波溶着等で接合されて、一対の接合領域2が形成されることにより、図1に示すパンツ型状態のおむつ1となる。
吸収性本体10は、図3に示すように、吸収体11と、吸収体11よりも肌側に配置された液透過性のトップシート12と、吸収体11よりも非肌側に配置された液不透過性のバックシート13と、バックシート13よりも非肌側に配置された外装シート14とを有する。
吸収体11は、尿等の排泄液を吸収して保持する吸収性コア11Aと、吸収性コア11Aを覆う液透過性のコアラップシート11Bとを有する。吸収性コア11Aとしては、高吸収性ポリマー(SAP)を含むパルプ等の液体吸収性繊維が所定の形状に成形されたものを例示できる。
また、図2に示すように、左右方向における吸収性本体10の両側部には、脚回り弾性部材15が設けられており、おむつ1は着用者の脚回りにフィットする。脚回り弾性部材15は、例えば、左右方向の内側に折り返されて2層となった外装シート14の間において、吸収性本体10の長手方向に伸長状態で固定されている。脚回り弾性部材15としては、糸状弾性部材や伸縮性シートを例示できる。
前側胴回り部20及び後側胴回り部30は、図3に示すように、それぞれ、内層シート21,31と、内層シート21,31に積層された外層シート22,32と、複数の糸状弾性部材23,33とを有する。
外層シート22,32は内層シート21,31よりも非肌側に配置されている。内層シート21,31及び外層シート22,32は吸収性本体10よりも非肌側に配置されている。ただし、外層シート22,32の上方の端部221,321は下方向に折り返されて吸収性本体10の長手方向の端部を肌側から覆っている。
内層シート21,31及び外層シート22,32単体は、おむつ1の左右方向の伸縮性を実質的に有さない非伸縮性シートである。内層シート21,31及び外層シート22,32としては、SMS不織布(スパンボンド・メルトブローン・スパンボンド不織布)、スパンボンド不織布、エアスルー不織布、プラスチックシート、開孔プラスチックシート及びそれらのラミネートシートなどを用いることができる。
複数の糸状弾性部材23(前側弾性部材)は、内層シート21と外層シート22の間において、上下方向に並んで配置されるとともに、左右方向に伸長状態で固定されている。同様に、複数の糸状弾性部材33(後側弾性部材)は、内層シート31と外層シート32の間において、上下方向に並んで配置されるとともに、左右方向に伸長状態で固定されている。よって、前側胴回り部20及び後側胴回り部30は左右方向に伸縮し、着用者の胴回りにフィットする。糸状弾性部材23,33としては、ゴムやスパンデックス等の糸状弾性部材を例示できる。
後側胴回り部30では、上端部から下端部に亘って糸状弾性部材33(後側弾性部材)が配置されている。一方、前側胴回り部20の上端部には、糸状弾性部材23(前側弾性部材)が配置されておらず、代わりに、左右方向に伸縮する伸縮性シート24が配置されている。なお、本実施形態では、伸縮性シート24の下端部と糸状弾性部材23とが上下方向に重複して配置されているが、重複していなくてもよい。
このように前側胴回り部20の上端部に糸状弾性部材23を配置せずに伸縮性シート24を配置することで、前側胴回り部20の上端部が面で着用者に密着する。そのため、局所的な締め付けが抑えられ、伸縮部材の跡を残り難くすることができる。特に乳幼児の腹部はぽっこり出ているため、前側胴回り部20の締め付けを抑えることが好ましい。
また、おむつ1着用時の胴回り開口部BHの広げやすさについては、胴回り部20,30の上端部の伸縮力が大きく影響する。伸縮性シート24は、自然状態から伸長しやすく、伸長状態から収縮しにくい性質を有する。そのため、前側胴回り部20の上端部に伸縮性シート24を配置することで、おむつ1着用時に胴回り開口部BHを広げやすくなり、また、胴回り部20,30を着用者にフィットさせた後の腹部の締め付けを防止できる。
伸縮性シート24には、例えば、質量が10〜40g/m、より好ましくは、質量が15〜30g/mの弾性繊維から構成されたスパンボンド不織布、エアスルー不織布、ニードルパンチ不織布等、各種公知の製法によって製造された伸縮性の繊維不織布を用いることができる。弾性繊維は、熱可塑性エラストマーやゴムなどを原料とするものであって、特に熱可塑性エラストマーを原料として用いる場合には、通常の熱可塑性樹脂と同様に押出機を用いた溶融紡糸が可能であり、またそのようにして得られた繊維は熱融着させ易く、伸縮性の繊維不織布として好適である。熱可塑性エラストマーとしては、スチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマーを挙げることができる。これらは、一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。伸縮性シートは少なくとも左右方向に弾性を示すものであればよく、二方向以上に弾性を示すものであってもよい。伸縮性シート24の左右方向の伸長倍率は1.2倍〜3.0倍程度が好ましい。
図2に示されるように、前側胴回り部20について、上下方向において、前側胴回り部20の上端と伸縮性シート24の下端とによって挟まれた領域を前側縁部Lfとする。また、上下方向において、前側縁部Lfの下端と、複数配置されている糸状弾性部材23のうち最も下側に配置されている糸状弾性部材23xとの間に挟まれた領域を前側中間部lfとする。すなわち、前側中間部lfは、前側胴回り部20において、前側縁部Lfよりも下側で、かつ、複数の糸状弾性部材23が配置されている領域である。
また、後側胴回り部30について、上下方向において、後側胴回り部30の上端からの長さが前側縁部Lfの長さと等しくなる領域を後側縁部Lbとする。また、上下方向において、後側縁部Lbの下端と、複数配置されている糸状弾性部材33のうち最も下側に配置されている糸状弾性部材33xとの間に挟まれた領域を後側中間部lbとする。すなわち、後側中間部lbは、後側胴回り部30において、後側縁部Lbよりも下側で、かつ、複数の糸状弾性部材33が配置されている領域である。
===おむつ1の着用について===
図4は、おむつ1を着用させる際の動作の一例を示す図である。図5は、乳幼児等の着用者がおむつ1を着用した状態について表す側面図である。
着用対象者である乳幼児に対しておむつ1を着用させる(おむつ1を履かせる)際には、例えば図4に示されるように、先ず、一対の脚回り開口部LHから胴回り開口部BHに両腕を通して左右方向に広げる。そして、広げられた胴回り開口部BHに着用対象者の両脚を入れて、左右の両脚をそれぞれの脚回り開口部LHに通しつつ、おむつ1を股下側に引き上げる動作が行われる。しかしながら、この引き上げ動作において、着用者の身体が胴回り開口部BHに引っ掛かってしまい、おむつ1を上手く着用させることが困難になる場合がある。
図5に示されるように、乳幼児のヒップ回りの体型は、身体の前後方向において、中心から下腹部までの幅hfよりも、中心から臀部までの幅hbの方が長くなっている。すなわち、臀部において前後方向の出っ張りが大きくなっている。したがって、図4のようにしておむつ1を引き上げる際に、胴回り開口部BHのうち、後側胴回り部30の上端部(上述した後側縁部Lbに相当する領域)が、着用者の臀部に引っ掛かりやすくなるおそれがある。
また、同図5に示されるように、乳幼児のウエスト回りの体型は、身体の前後方向において、中心から腹部までの幅wfの方が、中心から背部までの幅wbよりも長くなっている。すなわち、お腹が前側にぽっこりと出っ張っている。したがって、おむつ1を着用させた状態においては、背側と比較して腹側における胴回りの締め付けがきつくなり、着用者のお腹にギャザー跡が付きやすくなったり、着用者に不快感を与えたりするおそれがある。
そこで、本実施形態のおむつでは、おむつ1を着用させる際に、胴回り開口部BHを左右に広げる動作において、後側胴回り部30の上端部が左右に伸びやすく、着用者の臀部に引っ掛かりにくくなるようにしている。具体的には、前側胴回り部20及び後側胴回り部30を左右方向に引っ張る際に、後側胴回り部30の上端部である後側縁部Lbに作用する左右方向の伸長力が、前側胴回り部20の上端部である前側縁部Lfに作用する左右方向の伸長力よりも小さくなるようにすることで、後側縁部Lbが伸びやすくなるようにしている。
逆に、おむつ1を着用した状態においては、前側胴回り部20の上端部が左右に伸びやすく、着用者のお腹が過度に締め付けられないようにしている。具体的には、前側胴回り部20及び後側胴回り部30が左右方向に収縮する際に、前側胴回り部20の上端部である前側縁部Lfに作用する左右方向の収縮力が、後側胴回り部30の上端部である後側縁部Lbにおける左右方向の収縮力よりも小さくなるようにすることで、前側縁部Lfが伸びやすくなるようにしている。
図6は、おむつ1の胴回り開口部BHを開く動作において、前側縁部Lf、及び、後側縁部Lbを左右方向に引っ張った時の、各部の伸長力の変化について表した図である。図7は、おむつ1の胴回り開口部BHを着用者の胴回りにフィットさせる動作において、前側縁部Lf、及び、後側縁部Lbを左右方向に収縮させた時の、各部の収縮力の変化について表した図である。
同図6及び図7では、おむつ1の測定対象部位について引っ張り試験を実施した結果を示している。具体的には、自然状態のおむつ1の前側胴回り部20から前側縁部Lfを切り出して、左右方向において140mmの長さの区間を測定区間として引っ張り試験器(インストロン社)のチャックで挟み込む。そして、100mm/minの速度で270mm程度の長さに伸長するまで左右方向の両側に引っ張る。続いて、270mm程度まで伸長した状態の前側縁部Lfを、測定区間の横方向における長さが140mmに戻るまで100mm/minの速度で収縮させる。このサイクルを2回繰り返す。そして、1サイクル目の引っ張り時において、伸長した測定対象部位の長さと、測定対象部位をその長さにするのに要する力(すなわち伸長力)を測定し記録する。また、2サイクル目の収縮時において、収縮した測定対象部位の長さと、測定対象部位を長さにするのに要する力(すなわち収縮力)を測定し記録する。
同様に、自然状態のおむつ1の後側胴回り部30から後側縁部Lbを切り出して、左右方向において140mmの長さの区間を測定区間として2サイクルの引っ張り試験を行い、左右方向の両側に伸長させた時の伸長力、収縮させた時の収縮力とを測定する。そして、図6及び図7では、上述した引っ張り試験の結果に基づいて、前側縁部Lf及び後側縁部Lbが左右方向に最も伸長したときの長さに対する割合を横軸に、その割合における伸長力または収縮力の大きさを縦軸に取り、前側縁部Lf及び後側縁部Lbの伸長割合と力との関係を示している。
また、図示しないが、前側中間部lf及び後側中間部lbについても同様の測定を行う。すなわち、自然状態のおむつ1から前側中間部lf及び後側中間部lbを切り出し、左右方向において140mmの長さの区間を測定区間として上述の試験と同様の手順で、伸長させた時の伸長力及び収縮させた時の収縮力の大きさを測定する。なお、前側中間部lf及び後側中間部lbには吸収性本体10も含まれているが、同前側中間部lf及び後側中間部lbを切り出す際には、吸収性本体10も一緒に切り出す。これにより、製品状態のおむつ1を伸長、収縮させた時と同じ条件のデータを得ることができる。
なお、「自然状態」とは、おむつ1を所定時間放置したときの状態である。例えば、製品状態のおむつ1をパッケージから取り出した後、前側胴回り部20及び後側胴回り部30を左右方向の両外側に引っ張り、胴回り部20,30を「伸長した状態」として、この伸長状態を15秒間継続させた後、おむつ1の引っ張りを解除して机等の平面に置く。そして、このような平面平置きで5分間経過させた状態を自然状態とする。
図6から明らかなように、前側縁部Lf及び後側縁部Lbを左右方向に伸長させる動作において、伸長割合が約50%よりも小さい領域では、前側縁部Lfにおける伸長力の方が、後側縁部Lbにおける伸長力よりも小さい。一方、伸長割合が約50%を超える領域では、前側縁部Lfにおける伸長力の方が、後側縁部Lbにおける伸長力よりも大きくなっている。
上述したように、おむつ1を着用させる動作においては、前側縁部Lf(前側胴回り部20)及び後側縁部Lb(後側胴回り部30)が左右方向の両側に引っ張られる。このとき、統計的に、側胴回り部20,30は、左右方向に最も伸長したときの85%程度の長さになることが分かっている。つまり、85%伸長時における伸長力が、おむつ1をはかせる際に必要な力となる。図6において、伸長割合が85%のときの伸長力の関係は、前側縁部Lf>後側縁部Lbであることから、おむつ1を着用させる際には、後側縁部Lbを伸長させるための力が、前側縁部Lfを伸長させるための力よりも小さくなることが分かる。すなわち、臀部側において後側胴回り部30の上端部が伸びやすくなるため、着用者の臀部に引っ掛かりにくくなる。
一方、図7から明らかなように、前側縁部Lf及び後側縁部Lbを左右方向に収縮させる動作において、伸長割合が約70%よりも大きい領域では、前側縁部Lfにおける収縮力の方が、後側縁部Lbにおける収縮力よりも大きい。一方、伸長割合が約70%よりも小さい領域では、前側縁部Lfにおける収縮力の方が、後側縁部Lbにおける収縮力よりも小さくなっている。
上述したように、おむつ1を着用した状態にする際には、前側縁部Lf(前側胴回り部20)及び後側縁部Lb(後側胴回り部30)が左右方向に収縮する。このとき、統計的に、側胴回り部20,30は、左右方向に最も伸長したとき55%程度の長さになることが分かっている。つまり、55%収縮時における収縮力が、おむつ1着用時に位置ずれ等を生じさせないために必要な力となる。図7において、伸長割合が55%のときの収縮力の関係は前側縁部Lf<後側縁部Lbであることから、おむつ1を着用した状態では、前側縁部Lfの後側縁部Lbが、後側縁部Lbの後側縁部Lbよりも小さくなることが分かる。すなわち、腹部側において前側胴回り部20の上端部が伸びやすくなるため、着用者のお腹が過度に締め付けられることを抑制できる。
なお、実際におむつ1を着用させる動作において、前側縁部Lf及び後側縁部Lbが左右方向に引っ張られる時の伸長割合は、乳幼児の身体の大きさや条件によって異なるが、最大伸長時の90%〜65%の範囲であることが想定される。図6では、90%〜60%の範囲内において、いずれの割合であっても前側縁部Lfにおける伸長力の方が、後側縁部Lbにおける伸長力よりも大きくなっている。したがって、おむつ1を着用させる際には、いずれの場合であっても、臀部側において後側胴回り部30の上端部が伸びやすくなり、着用者の臀部に引っ掛かりにくくなる。
さらに、図6では、前側縁部Lf及び後側縁部Lbの伸長割合が大きいほど、伸長力の差が大きくなっている。言い換えると、前側縁部Lf及び後側縁部Lbが左右方向に最も伸長したときの長さに対する、前側縁部Lf及び後側縁部Lbの左右方向における長さの割合が大きいほど、前側縁部Lfにおける伸長力と後側縁部Lbにおける伸長力との差が大きくなっている。つまり、前側縁部Lf及び後側縁部Lbが左右方向に大きく伸ばされるほど、前側縁部Lfと比較して後側縁部Lbの方が相対的に伸びやすくなる。したがって、おむつ1を着用させる動作において、後側胴回り部30の上端部が着用者の臀部により引っ掛かりにくくなる。
また、実際に着用者がおむつ1を着用した状態では、前側縁部Lf及び後側縁部Lbが左右方向に収縮する時の割合は、最大伸長時の60%〜45%の範囲であることが想定される。図7では、65%〜45%の範囲内において、いずれの割合であっても前側縁部Lfにおける収縮力の方が、後側縁部Lbにおける収縮力よりも小さくなっている。したがって、おむつ1を着用させる際には、いずれの場合であっても、腹側において前側胴回り部20の上端部が伸びやすくなり、着用者のお腹への締め付けが抑制される。
さらに、図7では、前側縁部Lf及び後側縁部Lbの伸長割合が小さいほど、収縮力の差が大きくなっている。言い換えると、前側縁部Lf及び後側縁部Lbが左右方向に最も伸長したときの長さに対する、前側縁部Lf及び後側縁部Lbの左右方向における長さの割合が小さいほど、前側縁部Lfにおける収縮力と後側縁部Lbにおける収縮力との差が大きくなっている。つまり、前側縁部Lf及び後側縁部Lbの収縮が大きいほど、後側縁部Lbと比較して前側縁部Lfの方が相対的に伸びやすくなる。したがって、おむつ1を着用した状態において、前側胴回り部20の上端部が着用のお腹を過度に締め付けることがより抑制されやすくなる。
また、おむつ1を着用させる際の動作では、上述のように、胴回り開口部BHを広げながら、着用者の爪先側から股下側に引き上げる動作が行われる。そのため、後側胴回り部30の上端部が大きく開くほど、おむつ1をスムーズに着用させやすい。本実施形態では、左右方向において、後側胴回り部30の長さが最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたときに、後側中間部lbにおける左右方向の伸長力が、後側縁部Lbにおける左右方向の伸長力よりも大きくなっている。つまり、後側中間部lbよりも上側に位置する後側縁部Lbの方が、左右方向に伸びやすくなっている。したがって、図4のように胴回り開口部BHを広げる動作において、後側胴回り部30の上端部がより開きやすくなり、おむつ1をスムーズに着用させやすくなる。
同様に、おむつ1を着用させる際の動作において、前側胴回り部20の上端部が大きく開くほど、おむつ1をスムーズに着用させやすい。本実施形態では、左右方向において、前側胴回り部20の長さが最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたときに、前側中間部lfにおける左右方向の伸長力が、前側縁部Lfにおける左右方向の伸長力よりも大きくなっている。つまり、前側中間部lfよりも上側に位置する前側縁部Lfの方が、左右方向に伸びやすくなっている。したがって、図4のように胴回り開口部BHを広げる動作において、前側胴回り部20の上端部がより開きやすくなり、おむつ1をスムーズに着用させやすくなる。
さらに、前側胴回り部20の長さが、左右方向に最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたときの、前側中間部lfにおける左右方向の伸長力は、後側胴回り部30の長さが、最も伸長したときの長さの85%であるときの、後側中間部lbにおける左右方向の伸長力よりも小さくなっている。図2に示されるように、前側中間部lfでは、一部の糸状弾性部材23が左右方向に連続し、吸収性本体10(吸収性コア11A)の上端部に伸縮性を付与し、吸収性本体10が前側上端部において、着用者の腹部からずれにくくなるようにしている。一方、後側中間部lbでは、左右方向の中央部において全ての糸状弾性部材33が非連続となっている。そのため、後側中間部lbでは、後側胴回り部30に糸状弾性部材33を固定する際の伸長倍率を高くして、前側中間部lfよりも左右方向の伸長力が高くなるようにしている。おむつ1の着用時に、後側中間部lbにおいて、十分な伸縮性を発現させ、当該領域においてフィット性が悪化することを抑制するためである。したがって、おむつ1を着用させる際の動作においても、後側中間部lbにおける左右方向の伸長力の方が、前側中間部lfにおける左右方向の伸長力よりも大きくなる。
そして、胴回り部20,30の長さが最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたときの、前側縁部Lf、前側中間部lf、後側縁部Lb、後側中間部lbの各部における伸長力を比較すると、以下のようになる。すなわち、後側中間部lbにおける左右方向の伸長力、前側中間部lfにおける左右方向の伸長力、前側縁部Lfにおける左右方向の伸長力、後側縁部Lbにおける左右方向の伸長力の順に伸長力が小さくなる。したがって、おむつ1では、前側中間部lfの伸長力と前側縁部Lfの伸長力との差よりも、後側中間部lbの伸長力と後側縁部Lbの伸長力との差の方が大きくなる。そのため、図4のようにおむつ1の胴回り開口部BHを広げる際に、後側では後側縁部Lbと後側中間部lbとの伸長力の差が大きくなり、左右方向に広げる力を加えた際に、後側縁部Lbがより伸びやすくなる。これにより、おむつ1を着用させる動作において、後側縁部Lbが着用者の臀部に引っ掛かってしまうことを、より抑制しやすくなる。
また、乳幼児におむつ1を着用させた状態においては、図5のように、乳幼児のウエスト回りにおける中心から腹部までの幅wfが、ヒップ回りにおける中心から下腹部までの幅hfよりも大きい。本実施形態では、左右方向において、前側胴回り部20の長さが最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたときに、前側中間部lfにおける左右方向の収縮力が、前側縁部Lfにおける左右方向の収縮力よりも大きくなっている。つまり、前側中間部lfよりも上側に位置する前側縁部Lfの方が、左右方向に伸びやすくなっている。したがって、乳幼児におむつ1を着用させたときに、前側縁部Lfにおける締め付け力が、前側中間部lfにおける締め付け力よりも弱くなり、着用者のお腹が過度に締め付けられることがより抑制される。
また、前側胴回り部20の長さが、左右方向に最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたときの、前側中間部lfにおける左右方向の収縮力は、後側胴回り部30の長さが、最も伸長したときの長さの55%であるときの、後側中間部lbにおける左右方向の収縮力よりも小さくなっている。上述のように、後側中間部lbでは、左右方向の中央部において全ての糸状弾性部材33が非連続となっていることから、糸状弾性部材33を固定する際の伸長倍率を高くしている。したがって、おむつ1着用時において、後側中間部lbにおける左右方向の収縮力の方が、前側中間部lfにおける左右方向の収縮力よりも大きくなっている。
そして、胴回り部20,30の長さが最も伸長したときの長さの55%であるときに、前側縁部Lf、前側中間部lf、後側縁部Lb、後側中間部lbの各部における収縮力を比較すると、以下のようになる。すなわち、後側中間部lbにおける左右方向の収縮力、後側縁部Lbにおける左右方向の収縮力、前側中間部lfにおける左右方向の収縮力、前側縁部Lfにおける左右方向の収縮力の順に収縮力が小さくなる。したがって、全体として、後側胴回り部30における収縮力の方が、前側胴回り部20における収縮力よりも大きくなる。これにより、おむつ1を着用した状態において、前側では過度な締め付けが抑制されるのに対して、後側では十分なフィット性が得られるようになる。したがって、おむつ1の位置ずれが抑制され、着用者に不快感を与えにくくなる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。
例えば、前側胴回り部20の上端部に伸縮性シート24を配置するに限らない。上下方向における前側胴回り部20の何れの位置に伸縮性シート24を配置してもよい。また、後側胴回り部30(第1胴回り部)が伸縮性シートを有し、前側胴回り部20(第2胴回り部)が伸縮性シートを有していなくてもよいし、前側胴回り部20と後側胴回り部30が共に伸縮性シート24を有していてもよい。
また、上述の実施形態においては、パンツ型吸収性物品は、腹側胴回り部20と背側胴回り部30と吸収性本体10とを有する所謂3ピースタイプの使い捨ておむつとして説明していたがこれに限られない。例えば、外装シート14が腹側胴回り部20と後側胴回り部30とを繋いで一体化されたおむつ(所謂2ピースタイプ)であっても良い。
1 おむつ(パンツ型吸収性物品)、2 接合領域、
10 吸収性本体、11 吸収体、
11A 吸収性コア、11B コアラップシート、
12 トップシート、13 バックシート、
14 外装シート、15 脚回り弾性部材、
20 前側胴回り部(第1胴回り部)、
21 内層シート(非伸縮性シート)、22 外層シート(非伸縮性シート)、
23 糸状弾性部材、24 伸縮性シート、
30 後側胴回り部(第2胴回り部)、31 内層シート、
32 外層シート、33 糸状弾性部材、
Lf 前側縁部、lf 前側中央部、
Lb 後側縁部、lb 後側中央部、

Claims (12)

  1. 互いに交差する上下方向と左右方向と前後方向とを有し、
    吸収性本体と、
    前記左右方向に伸縮する伸縮性シート及び前側弾性部材を備えた前側胴回り部と、
    前記左右方向に伸縮する後側弾性部材を備えた後側胴回り部と、
    を有するパンツ型吸収性物品であって、
    前記前側胴回り部は、前記上下方向において前記前側胴回り部の上端と前記伸縮性シートの下端とによって挟まれた領域である前側縁部を有し、
    前記後側胴回り部は、前記上下方向において前記後側胴回り部の上端からの長さが、前記前側縁部の前記上下方向における長さと等しい後側縁部を有し、
    前記左右方向において、
    前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたときの、前記前側縁部における前記左右方向の伸長力は、
    前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたときの、前記後側縁部における前記左右方向の伸長力よりも大きく、
    前記左右方向において、
    前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたときの、前記前側縁部における前記左右方向の収縮力は、
    前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたときの、前記後側縁部における前記左右方向の収縮力よりも小さい、
    ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  2. 請求項1に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記左右方向において、
    前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの90%〜65%の範囲に含まれる所定の割合の長さになるまで伸長させたときの、前記前側縁部における前記左右方向の伸長力は、
    前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの90%〜65%の範囲に含まれる前記所定の割合の長さになるまで伸長させたときの、前記後側縁部における前記左右方向の伸長力よりも大きい、
    ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  3. 請求項2に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記左右方向において、前記前側胴回り部及び前記後側胴回り部が最も伸長したときの長さに対する、前記前側胴回り部及び前記後側胴回り部の長さの割合が大きいほど、
    前記前側縁部における前記左右方向の伸長力と前記後側縁部における前記左右方向の伸長力との差が大きくなる、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記左右方向において、
    前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの60%〜45%の範囲に含まれる所定の割合の長さになるまで収縮させたときの、前記前側縁部における前記左右方向の収縮力は、
    前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの60%〜45%の範囲に含まれる前記所定の割合の長さになるまで収縮させたときの、前記後側縁部における前記左右方向の収縮力よりも小さい、
    ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  5. 請求項4に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記左右方向において、前記前側胴回り部及び前記後側胴回り部が最も伸長したときの長さに対する、前記前側胴回り部及び前記後側胴回り部の長さの割合が小さいほど、
    前記前側縁部における前記左右方向の収縮力と前記後側縁部における前記左右方向の収縮力との差が大きくなる、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記後側胴回り部は、前記上下方向において前記後側縁部よりも下側、かつ、前記後側弾性部材が配置されている領域である、後側中間部を有し、
    前記左右方向において、前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたとき、
    前記後側中間部における前記左右方向の伸長力は、前記後側縁部における前記左右方向の伸長力よりも大きい、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  7. 請求項6に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記前側胴回り部は、前記上下方向において前記前側縁部よりも下側、かつ、前記前側弾性部材が配置されている領域である、前側中間部を有し、
    前記左右方向において、前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたとき、
    前記前側中間部における前記左右方向の伸長力は、前記前側縁部における前記左右方向の伸長力よりも大きい、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  8. 請求項7に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記左右方向において、
    前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたときの、前記前側中間部における前記左右方向の伸長力は、
    前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたときの、前記後側中間部における前記左右方向の伸長力よりも小さい、
    ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  9. 請求項8に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記左右方向において、前記前側胴回り部及び前記後側胴回り部の長さが、それぞれ最も伸長したときの長さの85%になるまで伸長させたとき、
    前記後側中間部における前記左右方向の伸長力は、前記前側中間部における前記左右方向の伸長力よりも大きく、
    前記前側中間部における前記左右方向の伸長力は、前記前側縁部における前記左右方向の伸長力よりも大きく、
    前記前側縁部における前記左右方向の伸長力は、前記後側縁部における前記左右方向の伸長力よりも大きい、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記前側胴回り部は、前記上下方向において前記前側縁部よりも下側、かつ、前記前側弾性部材が配置されている領域である、前側中間部を有し、
    前記左右方向において、前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたとき、
    前記前側中間部における前記左右方向の収縮力は、前記前側縁部における前記左右方向の収縮力よりも大きい、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  11. 請求項10に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記後側胴回り部は、前記上下方向において前記後側縁部よりも下側、かつ、前記後側弾性部材が配置されている領域である、後側中間部を有し、
    前記左右方向において、
    前記前側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたときの、前記前側中間部における前記左右方向の収縮力は、
    前記後側胴回り部の長さが、最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたときの、前記後側中間部における前記左右方向の収縮力よりも小さい、
    ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  12. 請求項11に記載のパンツ型吸収性物品であって、
    前記左右方向において、前記前側胴回り部及び前記後側胴回り部の長さが、それぞれ最も伸長したときの長さの55%になるまで収縮させたとき、
    前記後側中間部における前記左右方向の収縮力は、前記後側縁部における前記左右方向の収縮力よりも大きく、
    前記後側縁部における前記左右方向の収縮力は、前記前側中間部における前記左右方向の収縮力よりも大きく、
    前記前側中間部における前記左右方向の収縮力は、前記前側縁部における前記左右方向の収縮力よりも大きい、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
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