JP2020058767A - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020058767A JP2020058767A JP2018220056A JP2018220056A JP2020058767A JP 2020058767 A JP2020058767 A JP 2020058767A JP 2018220056 A JP2018220056 A JP 2018220056A JP 2018220056 A JP2018220056 A JP 2018220056A JP 2020058767 A JP2020058767 A JP 2020058767A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorbent article
- leg elastic
- absorbent
- elastic member
- width direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Abstract
Description
である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
吸収性本体と、前記吸収性本体の厚さ方向に重ねて配置された外装体と、を有する吸収性物品であって、前記外装体は、着用者の脚回りに沿って湾曲した切り欠き部を有し、前記吸収性物品を展開した状態において、互いに交差する長手方向と幅方向とを有し、前記切り欠き部は、前記長手方向において、中央よりも背側に位置する背側切り欠き部と、前記中央よりも腹側に位置する腹側切り欠き部とを有し、前記外装体は、前記背側切り欠き部及び前記腹側切り欠き部の一部分に沿って連続的に設けられた脚回り弾性部材を有しており、前記一部分よりも前記長手方向の前記腹側において、前記腹側切り欠き部に沿った脚回り弾性部材を有していない、ことを特徴とする吸収性物品。
腹側胴回りから股下側へのびる湾曲した脚回り弾性部材を有しておらず、前記脚回り弾性部材は、前記長手方向の中央位置を背側から腹側に跨いでいる、ことを特徴とする吸収性物品が明らかとなる。
<おむつ1の基本構成>
本実施形態で扱う吸収性物品の一例として、パンツ型使い捨ておむつ1(以下、「おむつ1」とも呼ぶ)の基本的な構成について説明する。図1は、おむつ1を腹側から見た概略斜視図である。図2は、展開且つ伸長状態であるおむつ1を肌側から見た平面図である。図3は、図2中のA−A断面を示す概略断面図である。なお、図2における「伸長状態」とは、製品(おむつ1)を皺なく伸長させた状態、具体的には、おむつ1を構成する各部材(例えば、後述する吸収性本体10や外装体20等)の寸法がその部材単体の寸法と一致又はそれに近い長さになるまで伸長した状態のことを言う。
本実施形態のおむつ1では、上述のような脚回り弾性部材33の構成により、おむつ1を着用した際に背側領域に便(うんち)を収容する空間(便収容空間)が形成され、背側において便等の排泄物を漏れにくくすることができる。図4A及び図4Bは、パンツ型状態のおむつ1における便収容空間SPの形成について説明する図である。図4Aは、便収容空間SPが形成される前の状態を表す概略側面図であり、図4Bは、便収容空間SPが形成された状態を表す概略側面図である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのは言うまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
10 吸収性本体、
11 吸収性コア、12 コアラップシート、13 トップシート、14 バックシート、
20 外装体、
20c 切り欠き部、
20cf 腹側切り欠き部、20cfp 一部分、20cb 背側切り欠き部、
20es サイドエッジ部、
21 肌側シート、21h 長円切り欠き部、
22 非肌側シート、22ff 折り返し部、22bf 折り返し部、
31 腹側胴回り弾性部材、32 背側胴回り弾性部材、
33 脚回り弾性部材、33ef 腹側端(所定位置)、
35 防漏壁弾性部材、
50 防漏壁部、
BH 胴回り開口、LH 脚回り開口、
CL 中央位置、
MN 最狭位置、
SP 便収容空間、
Claims (14)
- 吸収性本体と、前記吸収性本体の厚さ方向に重ねて配置された外装体と、を有する吸収性物品であって、
前記外装体は、着用者の脚回りに沿って湾曲した切り欠き部を有し、
前記吸収性物品を展開した状態において、互いに交差する長手方向と幅方向とを有し、
前記切り欠き部は、前記長手方向において、中央よりも背側に位置する背側切り欠き部と、前記中央よりも腹側に位置する腹側切り欠き部とを有し、
前記外装体は、
前記背側切り欠き部及び前記腹側切り欠き部の一部分に沿って連続的に設けられた脚回り弾性部材を有しており、
前記一部分よりも前記長手方向の前記腹側において、前記腹側切り欠き部に沿った脚回り弾性部材を有していない、
ことを特徴とする吸収性物品。 - 吸収性本体と、前記吸収性本体の厚さ方向に重ねて配置された外装体と、を有する吸収性物品であって、
前記吸収性物品を展開した状態において、互いに交差する長手方向と幅方向とを有し、 背側胴回りから股下側へのびる湾曲した脚回り弾性部材を有し、
腹側胴回りから股下側へのびる湾曲した脚回り弾性部材を有しておらず、
前記脚回り弾性部材は、前記長手方向の中央位置を背側から腹側に跨いでいる、ことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1または2に記載の吸収性物品であって、
前記吸収性本体は、吸収性コアを有し、
前記脚回り弾性部材は、前記幅方向の中央部で前記幅方向に沿った部分である中央領域と、前記幅方向において前記中央領域よりも外側で湾曲した部分である湾曲領域とを有し、
前記中央領域における前記脚回り弾性部材の収縮力は、前記湾曲領域における前記脚回り弾性部材の収縮力よりも小さく、
前記脚回り弾性部材のうち、前記湾曲領域の前記長手方向における前記腹側の端は、
前記幅方向において、前記吸収性コアよりも外側に位置している、ことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項3に記載の吸収性物品であって、
前記脚回り弾性部材は、前記中央領域において、少なくとも1カ所以上切断されている、ことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記脚回り弾性部材は、前記幅方向の中央部で前記幅方向に沿った部分である中央領域と、前記幅方向において前記中央領域よりも外側で湾曲した部分である湾曲領域とを有し、
前記中央領域における前記脚回り弾性部材の収縮力は、前記湾曲領域における前記脚回り弾性部材の収縮力よりも小さく、
前記脚回り弾性部材のうち、前記湾曲領域の前記長手方向における前記腹側の端は、
前記長手方向において、前記外装体の前記幅方向における幅が最も狭くなる位置よりも前記腹側に位置している、ことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記脚回り弾性部材は、前記幅方向の中央部で前記幅方向に沿った部分である中央領域と、前記幅方向において前記中央領域よりも外側で湾曲した部分である湾曲領域とを有し、
前記中央領域における前記脚回り弾性部材の収縮力は、前記湾曲領域における前記脚回り弾性部材の収縮力よりも小さく、
前記脚回り弾性部材のうち、前記湾曲領域の前記長手方向における前記腹側の端は、
前記長手方向において、前記外装体の前記幅方向における幅が最も狭くなる位置よりも前記背側に位置している、ことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記脚回り弾性部材は、前記吸収性本体及び前記外装体とは異なる色で着色されている、ことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記吸収性本体は、吸収性コアを有し、
前記吸収性コアには、前記吸収性コアの全体の重量の80%以上の高吸収性ポリマーが含まれている、ことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1〜8のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記吸収性本体は、吸収性コアを有し、
前記吸収性コアは、前記長手方向における所定の範囲において、前記幅方向における幅が一定である、ことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1〜9のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記長手方向において、
前記吸収性本体の中央位置は、前記外装体の中央位置よりも腹側に位置している、ことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1〜10のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
前記脚回り弾性部材は、2.0〜3.5倍の伸長倍率で設けられている、ことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項11に記載の吸収性物品であって、
前記脚回り弾性部材の10000m当たりのグラム数は、10〜4000デシテックスである、ことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項11または12に記載の吸収性物品であって、
前記脚回り弾性部材は、1〜3本の糸ゴムによって構成されている、ことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1〜13のいずれか1項に記載の吸収性物品であって、
着用対象者が乳幼児または幼児である、ことを特徴とする吸収性物品。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018220056A JP7297426B2 (ja) | 2018-11-26 | 2018-11-26 | 吸収性物品 |
KR1020190126280A KR20200041807A (ko) | 2018-10-12 | 2019-10-11 | 흡수성 물품 |
CN201910965579.8A CN111214330A (zh) | 2018-11-26 | 2019-10-12 | 吸收性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018220056A JP7297426B2 (ja) | 2018-11-26 | 2018-11-26 | 吸収性物品 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018003948 Continuation | 2018-10-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020058767A true JP2020058767A (ja) | 2020-04-16 |
JP7297426B2 JP7297426B2 (ja) | 2023-06-26 |
Family
ID=70220583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018220056A Active JP7297426B2 (ja) | 2018-10-12 | 2018-11-26 | 吸収性物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7297426B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11299828A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-02 | Uni Charm Corp | 使い捨てのパンツ型おむつ |
JP2010051344A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Kao Corp | 吸収性物品 |
JP2010082133A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Daio Paper Corp | トランクス型紙おむつ |
JP2011177427A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Livedo Corporation | おむつ |
JP2014108270A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Uni Charm Corp | 吸収性物品 |
-
2018
- 2018-11-26 JP JP2018220056A patent/JP7297426B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11299828A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-02 | Uni Charm Corp | 使い捨てのパンツ型おむつ |
JP2010051344A (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-11 | Kao Corp | 吸収性物品 |
JP2010082133A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Daio Paper Corp | トランクス型紙おむつ |
JP2011177427A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Livedo Corporation | おむつ |
JP2014108270A (ja) * | 2012-12-03 | 2014-06-12 | Uni Charm Corp | 吸収性物品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7297426B2 (ja) | 2023-06-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8211076B2 (en) | Disposable diaper | |
JP6364213B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP4980420B2 (ja) | 使い捨てプルオン衣料 | |
JP6108152B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JPH09182769A (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP6118703B2 (ja) | 吸収性物品 | |
TW201932085A (zh) | 短褲型吸收性物品 | |
JP2019030551A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP2009195647A (ja) | 吸収性物品及び吸収性本体保持カバー | |
JP3166677U (ja) | 吸収性物品及び吸収性本体保持カバー | |
JP5917961B2 (ja) | 使い捨て着用物品 | |
JP2010012002A (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP6255203B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6364346B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP7171236B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP7297426B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP6236420B2 (ja) | 吸収性物品 | |
TW201914554A (zh) | 吸收性物品 | |
JP2020058768A (ja) | 吸収性物品 | |
JP2019198592A (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP6863254B2 (ja) | パンツ型おむつ | |
JP6584490B2 (ja) | パンツ型吸収性物品 | |
JP7215951B2 (ja) | テープ式使い捨ておむつ | |
CN112118817B (zh) | 短裤型吸收性物品 | |
JP6676422B2 (ja) | 使い捨ておむつ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210729 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220705 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220719 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221206 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230614 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7297426 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |