JP6642846B2 - 液体容器収容装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体容器収容装置及び画像形成装置に関するものである。
従来、液滴吐出ヘッドにより液滴を用紙に向けて吐出し画像を形成する画像形成装置が知られている。
特許文献1に記載の画像形成装置においては、画像形成装置本体の長手方向一側面の外側に、液滴吐出ヘッドである記録ヘッドに供給するための液体であるインクを貯留する複数の長尺な外部インク収容部が隣接して設けられている。各外部インク収容部の長手方向は、画像形成装置本体の長手方向と同方向であり、前記一側面に沿って各外部インク収容部が並んで配置されている。そして、各外部インク収容部からチューブなどを介して記録ヘッドにインクを供給するようになっている。
画像形成装置本体の長手方向と外部インク収容部の長手方向とが同方向となるように、画像形成装置本体の前記長手方向一側面に隣接させて各外部インク収容部を設けると、画像形成装置全体の長手方向の幅が大きくなってしまい設置環境への適応性が悪くなる。
上記課題を解決するために、本発明は、液体を貯留する液体容器を複数収容する、画像形成装置本体内または画像形成装置本体外で画像形成動作を行う設置状態の該画像形成装置本体の一側面に隣接させて設けられる液体容器収容装置において、各液体容器をそれぞれ保持する複数の液体容器保持部材を有しており、前記液体容器保持部材が、前記一側面に隣接させて設けられた状態で鉛直方向上方から見た平面視で前記一側面と直交する方向に延びる仮想直線と前記液体容器の長手方向に延びる仮想直線とでなす角の大きさを変化させるように回動可能であることを特徴とする。
以上、本発明によれば、装置の幅が大きくなってしまうのを抑制できるという優れた効果がある。
プリンタ本体の長手方向に対してインクカートリッジの長手方向が斜め方向となるようにインクカートリッジを配置したプリンタの模式図。 実施形態に係るプリンタの全体構成を説明する側面説明図。 実施形態に係るプリンタの要部平面説明図。 インクカートリッジの外観斜視説明図。 図4とは反対方向から見たインクカートリッジの外観斜視説明図。 インクカートリッジの分解斜視説明図。 プリンタ本体の長手方向に対してインクカートリッジの長手方向が同方向となるようにインクカートリッジを配置したプリンタの模式図。 プリンタ本体の長手方向に対してインクカートリッジの長手方向が直交する方向となるようにインクカートリッジを配置したプリンタの模式図。 (a)インクカートリッジとカートリッジホルダとを横から見た図、(b)インクカートリッジとカートリッジホルダとを上から見た図、(c)インクカートリッジとカートリッジホルダとをホルダリブとカートリッジリブとに着目して見た図。 (a)カートリッジホルダにインクカートリッジを装着する様子を横から見た図、(b)カートリッジホルダにインクカートリッジを装着する様子を上から見た図、(c)カートリッジホルダにインクカートリッジを装着する様子をホルダリブとカートリッジリブとに着目して見た図。 ホルダリブの隙間部とカートリッジリブの隙間部とに本体リブが嵌り込む様子を示した図。 インクカートリッジ装着時のカートリッジホルダの回動動作について説明する図。 カートリッジホルダに対してインクカートリッジが半挿しの状態を示す図。 (a)カートリッジホルダに対してインクカートリッジが装着完了位置に装着された状態での蓋の閉じ動作についての説明図、(b)カートリッジホルダに対してインクカートリッジが装着完了位置に装着されていない状態での蓋の閉じ動作についての説明図。 インクカートリッジにカートリッジリブを片側にだけ設けた場合の説明図。
以下、本実施形態に係る画像形成装置である液滴吐出方式のプリンタの一実施形態について添付図面を参照して説明する。図2は、本実施形態に係るプリンタの全体構成を説明する側面説明図である。図3は、本実施形態に係るプリンタの要部平面説明図である。
本実施形態に係るプリンタは、シリアル型液滴吐出方式の画像形成装置であり、プリンタ本体1の長手方向である横幅方向左右の側板21A,21Bに、横架したガイド部材である主従のガイドロッド31,32が横架されている。そして、これらガイドロッド31,32で、キャリッジ33を用紙搬送方向と直交する方向である主走査方向に摺動自在に保持している。そして、主走査モータによってタイミングベルトを介してキャリッジ主走査方向に移動走査する。
このキャリッジ33には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色のインク滴を吐出するための液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド34a,34b(区別しないときは「記録ヘッド34」という。)を搭載している。記録ヘッド34は、複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向(用紙搬送方向と同方向)に配列し、滴吐出方向を下方に向けて装着している。
記録ヘッド34は、それぞれ2つのノズル列を有している。記録ヘッド34aの一方のノズル列はブラック(K)の液滴を、他方のノズル列はシアン(C)の液滴を、それぞれ吐出する。記録ヘッド34bの一方のノズル列はマゼンタ(M)の液滴を、他方のノズル列はイエロー(Y)の液滴を、それぞれ吐出する。
また、キャリッジ33には、記録ヘッド34のノズル列に対応して供給するインクを一時的に貯留するヘッドタンク35a,35b(区別しないときは「ヘッドタンク35」という。)を搭載している。このヘッドタンク35には、インクカートリッジ300y,300m,300c,300kから、供給ポンプユニット24によって各色の供給チューブ36を介して、各色のインクが補充供給される。インクカートリッジ300は、カートリッジ収容部4に着脱自在に装着される。
一方、給紙トレイ2の用紙積載部(圧板)41上に積載した用紙42を給紙するための給紙部として、用紙積載部41から用紙42を1枚ずつ分離給送する半月コロ(給紙コロ)43及び給紙コロ43に対向する分離パッド44を備えている。この分離パッド44は給紙コロ43側に付勢されている。
そして、この給紙部から給紙された用紙42を記録ヘッド34の下方側に送り込むために、用紙42を案内するガイド部材45と、カウンタローラ46と、搬送ガイド部材47と、先端加圧コロ49を有する押さえ部材48とを備える。そして、給送された用紙42を静電吸着して記録ヘッド34に対向する位置で搬送するための搬送手段である搬送ベルト51を備えている。
この搬送ベルト51は、無端状ベルトであり、搬送ローラ52とテンションローラ53との間に掛け渡されて、ベルト搬送方向(副走査方向)に周回するように構成している。
また、この搬送ベルト51の表面を帯電させるための帯電手段である帯電ローラ56を備えている。この帯電ローラ56は、搬送ベルト51の表層に接触し、搬送ベルト51の回動に従動して回転するように配置されている。この搬送ベルト51は、後述する副走査モータによってタイミングを介して搬送ローラ52が回転駆動されることによってベルト搬送方向に周回移動する。
さらに、記録ヘッド34で記録された用紙42を排紙するための排紙部として、搬送ベルト51から用紙42を分離するための分離爪61と、排紙ローラ62及び排紙コロである拍車63とを備え、排紙ローラ62の下方に排紙トレイ3を備えている。
また、プリンタ本体1の背面部には両面ユニット71が着脱自在に装着されている。この両面ユニット71は、搬送ベルト51の逆方向回転で戻される用紙42を取り込んで反転させて、再度、カウンタローラ46と搬送ベルト51との間に給紙する。また、この両面ユニット71の上面は手差しトレイ72としている。
さらに、キャリッジ33の走査方向一方側の非印字領域には、記録ヘッド34のノズルの状態を維持し、回復するための維持回復機構81を配置している。
この維持回復機構81には、記録ヘッド34の各ノズル面をキャッピングするためのキャップ82a,82b(区別しないときは「キャップ82」という。)と、ノズル面をワイピングするためのワイパ部材(ワイパブレード)83とを備えている。また、維持回復機構81には、増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け84と、キャリッジ33をロックするキャリッジロック87などとを備えている。
また、このヘッドの維持回復機構81の下方側には維持回復動作によって生じる廃液を収容するための廃液タンク100がプリンタ本体に対して交換可能に装着される。
また、キャリッジ33の走査方向他方側の非印字領域には、記録中などに増粘した記録液を排出するために記録に寄与しない液滴を吐出させる空吐出を行うときの液滴を受ける空吐出受け88を配置している。この空吐出受け88には、記録ヘッド34のノズル列方向に沿った開口部89などを備えている。
このように構成したこの画像形成装置においては、給紙トレイ2から用紙42が1枚ずつ分離給紙され、略鉛直上方に給紙された用紙42はガイド部材45で案内され、搬送ベルト51とカウンタローラ46との間に挟まれて搬送される。そして、用紙42は、先端を搬送ガイド37で案内されて先端加圧コロ49で搬送ベルト51に押し付けられ、略90°搬送方向を転換される。
そして、帯電した搬送ベルト51上に用紙42が給送されると、用紙42が搬送ベルト51に吸着され、搬送ベルト51の周回移動によって用紙42が副走査方向に搬送される。
そこで、キャリッジ33を移動させながら画像信号に応じて記録ヘッド34を駆動することにより、停止している用紙42にインク滴を吐出して1行分を記録し、用紙42を所定量搬送後、次の行の記録を行う。記録終了信号又は用紙42の後端が記録領域に到達した信号を受けることにより、記録動作を終了して、用紙42を排紙トレイ3に排紙する。
また、記録ヘッド34のノズルの維持回復を行うときには、キャリッジ33をホーム位置である維持回復機構81に対向する位置に移動する。そして、キャップ82によるキャッピングを行ってノズルからの吸引を行うノズル吸引、画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出などの維持回復動作を行うことにより、安定した液滴吐出による画像形成を行うことができる。
次に、インクカートリッジ300の詳細について説明する。図4及び図5はインクカートリッジ300を異なる方向から見た外観斜視説明図、図6はインクカートリッジ300の分解斜視説明図である。
インクカートリッジ300は、記録ヘッド34のヘッドタンク35に供給する液体であるインクを貯留する液体貯留部材であるインク袋330と、インク袋330を内部に収納したケース部材であるカートリッジケース310とを有している。カートリッジケース310は、ベース部材であるケースベース311と、ケースベース311に嵌め合うカバー部材であるケースカバー312とで構成され、スナップフィットで結合される。つまり、ケースカバー312にはスナップフィット部321が設けられ、ケースベース311にはケースカバー312のスナップフィット部321が挿入されるスナップフィット部挿入部322が設けられている。
インク袋330は、略矩形状の袋本体331と、袋本体331に設けられた導出部材332とを有している。導出部材332は、平板状の本体部338のほぼ中央部(インク袋の辺方向)に、袋本体331内のインクを外部に導出する供給口301が設けられている。また、本体部338には、供給口301に隣り合って、袋本体331にインクを充填するときに使用する充填口337が設けられている。さらに、本体部338には、供給口301を挟んで、インクの供給方向と交差する方向(インク袋の辺方向)の両側に、それぞれ穴を形成する穴部333,334が突出して設けられている。一方、ケースベース311には、図5に示すように、インク袋330の導出部材332の2つの穴部333,334に嵌り合うピン部材335,336が設けられている。インク袋330をカートリッジケース310内に収納するときには、インク袋330の導出部材332の穴部333,334をそれぞれケースベース311のピン部材335,336に嵌め込み、インク袋330をケースベース311に取り付ける。
ここで、低コスト化等の目的で、インクカートリッジ300の大容量化を進めるにあたり、プリンタ外部に、インクカートリッジ300を装着するためのカートリッジホルダ200を設ける構成がある。
図7は、プリンタ本体1の長手方向である横幅方向に対してインクカートリッジ300の長手方向が同方向となるようにインクカートリッジ300を配置したプリンタの模式図である。図8は、プリンタ本体1の横幅方向に対してインクカートリッジ300の長手方向が直交する方向となるようにインクカートリッジ300を配置したプリンタの模式図である。
図7に示すように、インクカートリッジ300の長手方向が、プリンタ本体1の横幅方向に対して同方向となるようにインクカートリッジ300を単純に配置すると、プリンタ全体の前記横幅方向の大きさが必要以上に大きくなり、設置環境への適応性が悪くなる。一方で、図8に示すように、インクカートリッジ300の長手方向が、プリンタ本体1の横幅方向に対して直交するようにインクカートリッジ300を配置すると、プリンタ本体1の短手方向である前後方向で後側のインクカートリッジ300の着脱がしづらくなる。
図1は、プリンタを上方から見た平面視でインクカートリッジ300の長手方向がプリンタ本体1の横幅方向一側面をなす側壁21Bに対して傾くように、インクカートリッジ300をカートリッジ収容部4に収容したプリンタの模式図である。本実施形態に係るプリンタにおいては、図1に示すように、平面視でインクカートリッジ300の長手方向がプリンタ本体1の横幅方向一側面をなす側板21Bに対して傾くように、インクカートリッジ300をカートリッジ収容部4に収容する。これにより、平面視でインクカートリッジ300の長手方向が側板21Bに対して直交するように、インクカートリッジ300をカートリッジ収容部4に容した場合よりも、側面21Bと直交する方向でインクカートリッジ300が占める幅を小さくできる。よって、その分、カートリッジ収容部4の前記直交する方向の大きさを小さくすることが可能となり、プリンタ本体とカートリッジ収容部4を合わせたプリンタ全体の設置スペースが必要以上に大きくなってしまうのを抑制することができる。
また、側板21Bと直交する方向に延びる仮想直線L2と、インクカートリッジ300の前記仮想直線L1とでなす角αの大きさを変化させるように、カートリッジ収容部4に対して回動軸101を中心にカートリッジホルダ200が回動可能に設けられている。カートリッジホルダ200にインクカートリッジ300を装着するときには、前記なす角αが小さくなるようにカートリッジホルダ200を図中時計回り方向に回動させることで、前記直交する方向に対するカートリッジホルダ200の斜め度合いを小さくする。これにより、カートリッジホルダ200に対するインクカートリッジ300の着脱時の操作性を高めることができる。カートリッジホルダ200にインクカートリッジ300を装着したら、前記なす角αが大きくなるようにカートリッジホルダ200を図中時計回り方向に回動させる。そして、前記直交する方向に対するインクカートリッジ300の斜め度合いを大きくし、カートリッジ収容部4内にカートリッジホルダ200及びインクカートリッジ300がカートリッジ収容部4内に収まるようにする。
図9(a)は、インクカートリッジ300とカートリッジホルダ200とを横から見た図である。図9(b)は、インクカートリッジ300とカートリッジホルダ200とを上から見た図である。図9(c)は、インクカートリッジ300とカートリッジホルダ200とをホルダリブ202とカートリッジリブ302とに着目して見た図である。図9に示すようにカートリッジホルダ200には、インクカートリッジ着脱方向に延在するホルダリブ202が設けられている。このホルダリブ202のインクカートリッジ着脱方向中央付近には、隙間部203が設けられている。また、インクカートリッジ300の底面には、インクカートリッジ着脱方向に延在し、ホルダリブ202が進退可能なように間隔をあけて対向する一対のカートリッジリブ302a,302bが設けられている。このカートリッジリブ302a,302bのインクカートリッジ着脱方向中央付近には、隙間部303a,303bが設けられている。ホルダリブ202の隙間部203と、カートリッジリブ302a,302bの隙間部303a,303bとは、カートリッジホルダ200にインクカートリッジ300を装着したときに、インクカートリッジ着脱方向と直交する方向で連通するようになっている。
図10(a)は、カートリッジホルダ200にインクカートリッジ300を装着する様子を横から見た図である。図10(b)は、カートリッジホルダ200にインクカートリッジ300を装着する様子を上から見た図である。図10(c)は、カートリッジホルダ200にインクカートリッジ300を装着する様子をホルダリブ202とカートリッジリブ302a,302bとに着目して見た図である。図11は、ホルダリブ202の隙間部203とカートリッジリブ302a,302bの隙間部303a,303bとに本体リブ102が嵌り込む様子を示した図である。図12は、インクカートリッジ装着時のカートリッジホルダ200の回動動作について説明する図である。
図10、図11及び図12に示すように、カートリッジ収容部4には、インクカートリッジ300が装着されたカートリッジホルダ200を回動させることで、連通する隙間部203と隙間部303a,303bとに嵌り込む、本体リブ102が設けられている。この本体リブ102は、カートリッジホルダ200に対してインクカートリッジ300が装着完了位置に装着されていない半挿しの状態のときに、図13に示すようにカートリッジホルダ200の一部またはインクカートリッジ300の一部と干渉する。これにより、カートリッジ収容部4に対する回動軸101を中心にしたカートリッジホルダ200の回動が規制される。また、このようにカートリッジホルダ200の回動が本体リブ102で規制されている状態では、インクカートリッジ300の一部がカートリッジ収容部4内から外にはみ出るようになっている。
図14(a)は、カートリッジホルダ200に対してインクカートリッジ300が装着完了位置に装着された状態での蓋110の閉じ動作についての説明図である。図14(b)は、カートリッジホルダ200に対してインクカートリッジ300が装着完了位置に装着されていない状態での蓋110の閉じ動作についての説明図である。図14(a)に示すように、カートリッジ収容部4には、開閉可能な蓋110が設けられている。インクカートリッジ300の装着が完了し、ホルダリブ202とカートリッジリブ302a,302bとに本体リブ102が嵌り込む位置まで、カートリッジホルダ200を回動させた状態では、カートリッジ収容部4に対して蓋110が閉まるようになっている。
一方、図14(b)のように、インクカートリッジ300の一部がカートリッジ収容部4内から外にはみ出していると、インクカートリッジ300の外にはみ出た部分と蓋110とが干渉し、カートリッジ収容部4に対して蓋110が閉まらないようになっている。これにより、カートリッジホルダ200に対してインクカートリッジ300の装着が完了していないことを、ユーザーが容易に把握することが可能となる。
なお、図15に示すように、インクカートリッジ300に設けるカートリッジリブとしては、カートリッジリブ302aとカートリッジリブ302bとのうちの片側だけを設けても良い。また、インクカートリッジ300の底面にカートリッジリブを一つ設け、そのカートリッジリブが進退可能なように間隔をあけて対向する一対のホルダリブ(二つのホルダリブ)を、カートリッジホルダ200に設けても良い。
ホルダリブ202の隙間部203と、カートリッジリブ302a,302bの隙間部303a,303bとの寸法については、図9に示した、寸法a〜dが、下記数1、下記数2、下記数3の関係を満たすようにするのが良い。これにより、カートリッジホルダ200に対してインクカートリッジ300が半挿しの状態(供給口301が接続されていない場合)で、次のような効果が得られる。すなわち、隙間部203と隙間部303a,303bとに本体リブ102が嵌り込まず、インクカートリッジ300の装着が完了しなくなるため、供給口301からインク漏れが生じるのを抑制することができる。なお、寸法aは、ホルダリブ202の長手方向一端から隙間部203までの距離である。寸法bは、カートリッジリブ302の長手方向一端から隙間部303までの距離である。寸法cは、インクカートリッジ300に設けられた供給口301のニップ長さである。寸法dは、カートリッジホルダ200に設けられた供給針201の突出長さである。
Figure 0006642846
Figure 0006642846
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以上、本実施形態においては、プリンタ本体1の外部に、カートリッジホルダ200及びインクカートリッジ300を備えたカートリッジ収容部4などの液体容器収容装置を設けた画像形成装置について説明したが、これに限るものではない。すなわち、画像形成装置本体内に、カートリッジホルダ200及びインクカートリッジ300を備えたカートリッジ収容部4などの液体容器収容装置を前記一側面に隣接させて設けた画像形成装置においても、上述したのと同様の効果を得ることができる。
なお、本願において、液体吐出記録方式の「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に液体を吐出して画像形成を行う装置を意味する。また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。また、「インク」とは、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用い、例えば、DNA試料、レジスト、パターン材料、樹脂なども含まれる。また、「画像」とは平面的なものに限らず、立体的に形成されたものに付与された画像、また立体自体を3次元的に造形して形成された像も含まれる。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
インクなどの液体を貯留するインクカートリッジ300などの液体容器を複数収容する、画像形成装置本体内または画像形成装置本体外で画像形成装置本体の側板21Bなどの一側面に隣接させて設けられるカートリッジ収容部4などの液体容器収容装置において、平面視で前記液体容器の長手方向が前記一側面に対して傾くように、前記液体容器を収容する。
(態様A)においては、平面視で液体容器の長手方向が前記一側面に対して傾くように液体容器を収容する。そのため、平面視で液体容器の長手方向が前記一側面に対して直交するように液体容器を収容した場合よりも、前記一側面と直交する方向で液体容器が占める幅を小さくすることが可能となる。よって、その分、液体容器収容装置の前記一側面と直交する方向の幅を小さくすることが可能となり、前記一側面と直交する方向で液体容器収容装置の省スペースを図ることが可能となる。
(態様B)
(態様A)において、各液体容器をそれぞれ保持する複数のカートリッジホルダ200などの液体容器保持部材を有しており、前記液体容器保持部材が、平面視で前記一側面と直交する方向に延びる仮想直線L2と前記液体容器の長手方向に延びる仮想直線L1とでなす角αの大きさを変化させるように回動可能である。これによれば、上記実施形態について説明したように、液体容器保持部材に対する液体容器の着脱時の操作性を高めることができる。
(態様C)
(態様B)において、前記液体容器に設けられた隙間部303などの凹み形状の第一被嵌合部と、前記液体容器保持部材に設けられた隙間部203などの凹み形状の第二被嵌合部と、前記液体容器が前記液体容器保持部材の装着完了位置に装着されたときに、前記第一被嵌合部と前記二被嵌合部とに嵌合可能な本体リブ102などの凸形状の嵌合部材とを有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、液体容器保持部材に対する液体容器の装着完了位置を容易に把握することができる。
(態様D)
(態様C)において、前記液体容器保持部材に前記液体容器を装着したときに、当該液体容器が前記装着完了位置に位置しない状態では、前記液体容器の一部または前記液体容器保持部材の一部と前記嵌合部材とが干渉して、前記液体容器保持部材の回動が規制されるように、前記嵌合部材を配置した。これによれば、上記実施形態について説明したように、液体容器保持部材に対する液体容器の装着が不完全である半挿し状態のまま、ユーザーが液体容器の装着作業を終えてしまうのを抑制することができる。
(態様E)
(態様D)において、液体容器収容装置本体に対して開閉可能な蓋110などのカバー部材を有しており、前記液体容器の一部または前記液体容器保持部材の一部と前記嵌合部材とが干渉して、前記液体容器保持部材の回動が規制された状態では、前記カバー部材が閉まらない。これによれば、上記実施形態について説明したように、液体容器保持部材に対して液体容器の装着が完了していないことを、ユーザーが容易に把握することが可能となる。
(態様F)
(態様C)乃至(態様E)のいずれかにおいて、前記液体容器保持部材の長手方向一端から前記第二被嵌合部までの距離をaと、前記液体容器の長手方向一端から前記第一被嵌合部までの距離をbとし、前記液体容器に設けられた供給口301などの供給口のニップ長さをcとし、前記液体容器保持部材に設けられた供給針201などの供給針の突出長さをdとした場合、a>b、d>c、a−b<d−cの関係を満たす。これによれば、上記実施形態について説明したように、前記供給口からインク漏れが生じるのを抑制することができる。
(態様G)
液滴を吐出する記録ヘッド34などの液滴吐出ヘッドが少なくとも設けられた画像形成装置本体と、前記液滴吐出ヘッドに供給する液体を貯留する液体容器を収容する液体容器収容手段と、前記液体容器から前記液滴吐出ヘッドに前記液体を供給する供給チューブ36などの液体供給手段とを備えたプリンタなどの画像形成装置において、前記液体容器収容手段として、(態様A)乃至(態様F)のいずれか一記載の液体容器収容装置を用いた。これによれば、上記実施形態について説明したように、画像形成装置本体と液体容器収容装置との設置スペースが必要以上に大きくなるのを抑制することができる。
(態様H)
(態様G)において、前記画像形成装置本体の外部に前記液体容器収容装置を設けた。これによれば、上記実施形態について説明したように、液体容器の大容量化が図りやすくなる。
1 プリンタ本体
2 給紙トレイ
3 排紙トレイ
4 カートリッジ収容部
21A 側板
21B 側板
24 供給ポンプユニット
31 ガイドロッド
32 ガイドロッド
33 キャリッジ
34 記録ヘッド
35 ヘッドタンク
36 供給チューブ
37 搬送ガイド
41 用紙積載部
42 用紙
43 給紙コロ
44 分離パッド
45 ガイド部材
46 カウンタローラ
47 搬送ガイド部材
48 押さえ部材
49 先端加圧コロ
51 搬送ベルト
52 搬送ローラ
53 テンションローラ
56 帯電ローラ
61 分離爪
62 排紙ローラ
63 拍車
71 両面ユニット
72 手差しトレイ
81 維持回復機構
82 キャップ
87 キャリッジロック
89 開口部
100 廃液タンク
101 回動軸
102 本体リブ
110 蓋
200 カートリッジホルダ
201 供給針
202 ホルダリブ
203 隙間部
300 インクカートリッジ
301 供給口
302 カートリッジリブ
302a カートリッジリブ
302b カートリッジリブ
303 隙間部
303a 隙間部
303b 隙間部
330 インク袋
310 カートリッジケース
311 ケースベース
312 ケースカバー
321 スナップフィット部
322 スナップフィット部挿入部
331 袋本体
332 導出部材
333 穴部
334 穴部
335 ピン部材
336 ピン部材
337 充填口
338 本体部
特開2013−176892号公報

Claims (10)

  1. 液体を貯留する液体容器を複数収容する、画像形成装置本体内または画像形成装置本体外で画像形成動作を行う設置状態の該画像形成装置本体の一側面に隣接させて設けられる液体容器収容装置において、
    各液体容器をそれぞれ保持する複数の液体容器保持部材を有しており、
    前記液体容器保持部材が、前記一側面に隣接させて設けられた状態で鉛直方向上方から見た平面視で前記一側面と直交する方向に延びる仮想直線と前記液体容器の長手方向に延びる仮想直線とでなす角の大きさを変化させるように回動可能であることを特徴とする液体容器収容装置。
  2. 液体を貯留する液体容器を複数収容する、画像形成装置本体内または画像形成装置本体外で画像形成動作を行う設置状態の該画像形成装置本体の一側面に隣接させて設けられる液体容器収容装置において、
    前記一側面に隣接させて設けられた状態で鉛直方向上方から見た平面視で前記液体容器の長手方向が前記一側面に対して90°以外の角度で傾く方向から着脱が可能なように、前記液体容器を収容することを特徴とする液体容器収容装置。
  3. 請求項2に記載の液体容器収容装置において、
    各液体容器をそれぞれ保持する複数の液体容器保持部材を有しており、
    前記液体容器保持部材が、前記平面視で前記一側面と直交する方向に延びる仮想直線と前記液体容器の長手方向に延びる仮想直線とでなす角の大きさを変化させるように回動可能であることを特徴とする液体容器収容装置。
  4. 請求項1又は3に記載の液体容器収容装置において、
    前記液体容器に設けられた凹み形状の第一被嵌合部と、
    前記液体容器保持部材に設けられた凹み形状の第二被嵌合部と、
    前記液体容器が前記液体容器保持部材の装着完了位置に装着されたときに、前記第一被嵌合部と前記第二被嵌合部とに嵌合可能な凸形状の嵌合部材とを有することを特徴とする液体容器収容装置。
  5. 請求項4に記載の液体容器収容装置において、
    前記液体容器保持部材に前記液体容器を装着したときに、該液体容器が前記装着完了位置に位置しない状態では、前記液体容器の一部または前記液体容器保持部材の一部と前記嵌合部材とが干渉して、前記液体容器保持部材の回動が規制されるように、前記嵌合部材を配置したことを特徴とする液体容器収容装置。
  6. 請求項5に記載の液体容器収容装置において、
    液体容器収容装置本体に対して開閉可能なカバー部材を有しており、
    前記液体容器の一部または前記液体容器保持部材の一部と前記嵌合部材とが干渉して、前記液体容器保持部材の回動が規制された状態では、前記カバー部材が閉まらないことを特徴とする液体容器収容装置。
  7. 請求項4乃至6のいずれか一記載の液体容器収容装置において、
    前記液体容器保持部材の長手方向一端から前記第二被嵌合部までの距離をaと、前記液体容器の長手方向一端から前記第一被嵌合部までの距離をbとし、前記液体容器に設けられた供給口のニップ長さをcとし、前記液体容器保持部材に設けられた供給針の突出長さをdとした場合、a>b、d>c、a−b<d−cの関係を満たすことを特徴とする液体容器収容装置。
  8. 液滴を吐出する液滴吐出ヘッドが少なくとも設けられた画像形成装置本体と、
    前記液滴吐出ヘッドに供給する液体を貯留する液体容器を収容する液体容器収容手段と、
    前記液体容器から前記液滴吐出ヘッドに前記液体を供給する液体供給手段とを備えた画像形成装置において、
    前記液体容器収容手段として、請求項1乃至7のいずれか一記載の液体容器収容装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 液滴を吐出する液滴吐出ヘッドが少なくとも設けられた画像形成装置本体と、
    前記液滴吐出ヘッドに供給する液体を貯留する液体容器を収容する液体容器収容手段と、
    前記液体容器から前記液滴吐出ヘッドに前記液体を供給する液体供給手段とを備えた画像形成装置において、
    前記液体容器収容手段として、請求項2記載の液体容器収容装置を用い、
    前記着脱の方向が、前記画像形成装置本体における記録材の搬送方向に対して傾く方向であることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項8または9に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置本体の外部に前記液体容器収容装置を設けたことを特徴とする画像形成装置。
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