JP6641979B2 - 洗浄装置 - Google Patents

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本発明は、板状物品の洗浄装置に関する。
特許文献1に開示される板状物品の洗浄装置は、板状物品を上下に挟んで搬送する上下一対の搬送ローラーと、板状物品を上下に挟んで、板状物品の表面を擦り洗浄する上下一対の洗浄ローラーとを備えている。この洗浄装置においては、搬送ローラーによって板状物品を搬送しつつ、洗浄ローラーによって板状物品の表面を擦り洗浄することによって、板状物品が洗浄される。
特開平5−23651号公報
ところで、上記の洗浄装置においては、板状物品に対する各ローラーの接触圧を調整することや、板状物品を洗浄装置へ搬送する搬送装置との間で板状物品が搬送される高さを揃えること等を目的として、各ローラーの上下位置を調整する作業が行われる。その際、各ローラーの上下位置を個々に調整する作業は非常に煩雑であり、特に、上下一対の搬送ローラー及び上下一対の洗浄ローラーを共に複数、備える構成においては、調整すべきローラーの数が倍増するため、作業に要する労力は更に多大になる。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、各ローラーの上下位置を容易に調整することのできる洗浄装置を提供することにある。
上記課題を解決する洗浄装置は、板状物品を上下に挟んで搬送する上側搬送ローラー及び下側搬送ローラーと、板状物品を上下に挟んで、板状物品の表面を擦り洗浄する上側洗浄ローラー及び下側洗浄ローラーとを備え、複数組の前記上側搬送ローラー及び下側搬送ローラーと、複数組の前記上側洗浄ローラー及び下側洗浄ローラーとが搬送方向に並設された板状物品の洗浄装置であって、複数の前記上側搬送ローラーの一方側端部の上下位置を一括で調整する第1上搬送用昇降機構と、複数の前記上側搬送ローラーの他方側端部の上下位置を一括で調整する第2上搬送用昇降機構と、複数の前記下側搬送ローラーの一方側端部の上下位置を一括で調整する第1下搬送用昇降機構と、複数の前記下側搬送ローラーの他方側端部の上下位置を一括で調整する第2下搬送用昇降機構と、複数の前記上側洗浄ローラーの一方側端部の上下位置を一括で調整する第1上洗浄用昇降機構と、複数の前記上側洗浄ローラーの他方側端部の上下位置を一括で調整する第2上洗浄用昇降機構と、複数の前記下側洗浄ローラーの一方側端部の上下位置を一括で調整する第1下洗浄用昇降機構と、複数の前記下側洗浄ローラーの他方側端部の上下位置を一括で調整する第2下洗浄用昇降機構とを備える。
上記構成によれば、第1上搬送用昇降機構及び第2上搬送用昇降機構によって、各上側搬送ローラーの一方側端部の上下位置及び各上側搬送ローラーの他方側端部の上下位置をそれぞれ一括で調整できる。第1下搬送用昇降機構及び第2下搬送用昇降機構、第1上洗浄用昇降機構及び第2上洗浄用昇降機構、並びに第1下洗浄用昇降機構及び第2下洗浄用昇降機構についても同様である。これにより、各ローラーの上下位置を調整する作業に要する工数が少なくなって、同作業を容易に行うことができる。
尚、上記洗浄装置は、複数の前記上側搬送ローラーの一方側端部を支持する第1上搬送フレームと、複数の前記上側洗浄ローラーの一方側端部を支持する第1上洗浄フレームとを備え、前記第1上洗浄フレームは、前記第1上搬送フレームに対して上下方向に相対移動可能に設けられており、複数の前記上側搬送ローラーの他方側端部を支持する第2上搬送フレームと、複数の前記上側洗浄ローラーの他方側端部を支持する第2上洗浄フレームとを備え、前記第2上洗浄フレームは、前記第2上搬送フレームに対して上下方向に相対移動可能に設けられており、前記第1上搬送用昇降機構は、前記第1上搬送フレームの上下位置を調整するとともに、前記第1上洗浄用昇降機構は、前記第1上搬送フレームに対する前記第1上洗浄フレームの上下位置を調整し、前記第2上搬送用昇降機構は、前記第2上搬送フレームの上下位置を調整するとともに、前記第2上洗浄用昇降機構は、前記第2上搬送フレームに対する前記第2上洗浄フレームの上下位置を調整することが好ましい。
また、上記洗浄装置は、複数の前記下側搬送ローラーの一方側端部を支持する第1下搬送フレームと、複数の前記下側洗浄ローラーの一方側端部を支持する第1下洗浄フレームとを備え、前記第1下洗浄フレームは、前記第1下搬送フレームに対して上下方向に相対移動可能に設けられており、複数の前記下側搬送ローラーの他方側端部を支持する第2下搬送フレームと、複数の前記下側洗浄ローラーの他方側端部を支持する第2下洗浄フレームとを備え、前記第2下洗浄フレームは、前記第2下搬送フレームに対して上下方向に相対移動可能に設けられており、前記第1下搬送用昇降機構は、前記第1下搬送フレームの上下位置を調整するとともに、前記第1下洗浄用昇降機構は、前記第1下搬送フレームに対する前記第1下洗浄フレームの上下位置を調整し、前記第2下搬送用昇降機構は、前記第2下搬送フレームの上下位置を調整するとともに、前記第2下洗浄用昇降機構は、前記第2下搬送フレームに対する前記第2下洗浄フレームの上下位置を調整することが好ましい。
これらの場合、上側搬送ローラー(又は下側搬送ローラー)の上下位置の調整時に、上側洗浄ローラー(又は下側洗浄ローラー)も上下に移動するため、上側洗浄ローラー(又は下側洗浄ローラー)の上下位置の調整時には、不足分を加える微調整又は過剰分を減らす微調整を行うのみでよい。したがって、上側洗浄ローラー(又は下側洗浄ローラー)の上下位置の調整に要する調整量を小さくすることができる。
さらに、上記洗浄装置は、前記上側搬送ローラー及び前記下側搬送ローラーと、前記上側洗浄ローラー及び前記下側洗浄ローラーとが、搬送方向に交互に配置されるとともに、搬送方向における最も上流側の位置及び最も下流側の位置には、前記上側搬送ローラー及び前記下側搬送ローラーが配置され、前記上側洗浄ローラー及び前記下側洗浄ローラーは、前記上側搬送ローラー及び前記下側搬送ローラーと逆方向に回転することが好ましい。
この場合は、上側洗浄ローラー及び下側洗浄ローラーが逆方向に回転することにより、板状物品の表面に対する上側洗浄ローラー及び下側洗浄ローラーによる擦り洗浄の効果を高めることができる。また、各ローラーを上記のように配置することにより、板状物品に対して、上側洗浄ローラー及び下側洗浄ローラーからの力のみが作用してしまい、板状物品を搬送することができなくなる、という状況が起こり難い。
本発明によれば、各ローラーの上下位置を容易に調整することができる。
洗浄装置の模式図。 洗浄装置の模式図。 (a)は図2の3a−3a線断面図、(b)は図2の3b−3b線断面図。 上側搬送用駆動軸及び下側搬送用駆動軸に設けられる各ギヤの噛合部分の説明図。 洗浄装置の変形例を示す模式図。
以下、板状物品の洗浄に用いられる洗浄装置の一実施形態を説明する。
なお、洗浄対象とされる板状物品Aは、特に限定されるものではなく、例えば、ガラスからなる板状物品であってもよいし、合成樹脂からなる板状物品であってもよい。
図1及び図2に示すように、洗浄装置は、間隔をあけて上下に配置される上側搬送ローラー11a及び下側搬送ローラー11bからなる搬送ローラー対11と、間隔をあけて上下に配置される上側洗浄ローラー12a及び下側洗浄ローラー12bからなる洗浄ローラー対12とを備えている。本実施形態においては、3組の搬送ローラー対11と、2組の洗浄ローラー対12とが搬送方向に沿って交互に配置されている。ここで、搬送方向における最も上流側の位置及び最も下流側の位置には、搬送ローラー対11が配置されている。
図2に示すように、搬送ローラー対11及び洗浄ローラー対12を構成する各ローラーは、弾性を有する樹脂材料からなる円柱形状のローラー部13と、ローラー部13の両端面の中心部から突出する軸部14とから構成されている。ローラー部13を構成する樹脂材料としては、例えば、ポリビニルアルコール系ポリマー、アクリル酸系ポリマー、その他の付加重合体、アクリルアミド系ポリマー、ポリオキシエチレン系ポリマー、ポリエーテル系ポリマー、縮合系ポリマー、ポリビニルピロリドン、ポリスチレンスルホン酸、ウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂が挙げられる。これらの樹脂材料のなかでも、吸湿性が高く洗浄液等の水分を保持しやすいという観点から、ポリビニルアルコール系ポリマーを用いることが好ましい。
なお、搬送ローラー対11を構成する各ローラーのローラー部13に用いられる樹脂材料と、洗浄ローラー対12を構成する各ローラーのローラー部13に用いられる樹脂材料とは、同じ樹脂材料であってもよいし、異なる樹脂材料であってもよい。本実施形態においては、すべてのローラーのローラー部13に同じ樹脂材料を用いている。
また、図1に示すように、搬送ローラー対11は、板状物品Aに対して搬送方向へ押し出す力を与える方向(順方向)に回転するように、その回転方向が設定されている。洗浄ローラー対12は、板状物品Aに対して、搬送方向と反対方向へ押し出す力を与える方向(逆方向)に回転するように、その回転方向が設定されている。洗浄ローラー対12を逆方向に回転させることによって、洗浄装置内を搬送される板状物品Aの表面に対して洗浄ローラー対12により行われる擦り洗浄の効果を高めることができる。
また、本実施形態においては、搬送ローラー対11における上下のローラーの間隔(外周面間の距離)を、洗浄ローラー対12における上下のローラーの間隔よりも短く設定している。これにより、板状物品Aに対する搬送ローラー対11の接触圧が、板状物品Aに対する洗浄ローラー対12の接触圧よりも大きくなり、洗浄ローラー対12により板状物品Aに与えられる搬送方向と反対方向へ押し出す力に抗して、板状物品Aを下流側へ搬送することが可能になる。
次に、図2及び図3を参照して、搬送ローラー対11及び洗浄ローラー対12の各ローラーを支持する支持構造、及び各ローラーを駆動する駆動機構について説明する。以下では、板状物品Aの搬送方向に向かって見た場合に、右手側に位置する一方側を右側(図2における下側)、左手側に位置する他方側を左側(図2における上側)として説明する。
図2に示すように、各上側搬送ローラー11aの右側の軸部14は、右上搬送フレーム15RUに軸受16を介して回転可能に支持されている。右上搬送フレーム15RUは、搬送方向に延びる一つの部材からなり、右上搬送フレーム15RUには、右上搬送フレーム15RUの上下位置を調整する右上搬送用昇降機構17RUが接続されている。各上側搬送ローラー11aの右側の軸部14の先端は、右上搬送フレーム15RUの軸受16よりも右側(外側)に突出するとともに、その先端には、傘歯車18が取り付けられている。
また、右上搬送フレーム15RUは、右側(外側)に突出する複数の突出部分を有し、その突出部分には、搬送方向に延びる上側搬送用駆動軸19Uが軸受16を介して回転可能に支持されている。上側搬送用駆動軸19Uの中間部分には、各上側搬送ローラー11aの軸部14に取り付けられた各傘歯車18に噛合する三つの傘歯車20が取り付けられている。また、上側搬送用駆動軸19Uの搬送方向下流側の端部には、従動ギヤ21が取り付けられている。
各上側搬送ローラー11aの左側の軸部14は、左上搬送フレーム15LUに軸受16を介して回転可能に支持されている。左上搬送フレーム15LUは、搬送方向に延びる一つの部材からなり、左上搬送フレーム15LUには、左上搬送フレーム15LUの上下位置を調整する左上搬送用昇降機構17LUが接続されている。
図3(a)に示すように、各下側搬送ローラー11bの右側の軸部14は、右下搬送フレーム15RDに軸受16を介して回転可能に支持されている。右下搬送フレーム15RDは、搬送方向に延びる一つの部材からなり、右下搬送フレーム15RDには、右下搬送フレーム15RDの上下位置を調整する右下搬送用昇降機構17RD(図示略)が接続されている。各下側搬送ローラー11bの右側の軸部14の先端は、右下搬送フレーム15RDの軸受16よりも右側(外側)に突出するとともに、その先端には、傘歯車18が取り付けられている。
図示は省略するが、右下搬送フレーム15RDの具体的構成は、右上搬送フレーム15RUと同様であり、右下搬送フレーム15RDには、上側搬送用駆動軸19Uの代わりに下側搬送用駆動軸19Dが支持されている。上側搬送用駆動軸19Uと同様に、下側搬送用駆動軸19Dの中間部分には、各下側搬送ローラー11bの軸部14に取り付けられた各傘歯車18に噛合する三つの傘歯車20が取り付けられている。また、下側搬送用駆動軸19Dの搬送方向下流側の端部には、従動ギヤ21が取り付けられている。図4に示すように、上側搬送用駆動軸19Uの傘歯車20と、下側搬送用駆動軸19Dの傘歯車20とは、互いに反対方向を向くように取り付けられている。また、図3(b)に示すように、右下搬送フレーム15RDにも、下側洗浄ローラー12bの軸部14を挿通させるための挿通部24が設けられている。
図3(a)に示すように、各下側搬送ローラー11bの左側の軸部14は、左下搬送フレーム15LDに軸受16を介して回転可能に支持されている。左下搬送フレーム15LDは、搬送方向に延びる一つの部材からなり、左下搬送フレーム15LDには、左下搬送フレーム15LDの上下位置を調整する左下搬送用昇降機構17LD(図示略)が接続されている。
図2に示すように、各上側洗浄ローラー12aの右側の軸部14は、右上洗浄フレーム22RUに軸受16を介して回転可能に支持されている。右上洗浄フレーム22RUは、搬送方向に延びる一つの部材からなり、右上洗浄フレーム22RUには、右上洗浄フレーム22RUを上下方向に移動させる右上洗浄用昇降機構23RUが接続されている。右上洗浄フレーム22RUは、右上搬送フレーム15RUよりも左側(内側)に配置されている。右上洗浄フレーム22RUには、各上側搬送ローラー11aの右側の軸部14が挿通される挿通部24が設けられている。この軸部14と挿通部24の内周面との間には、軸部14と右上洗浄フレーム22RUとの上下方向の相対移動を許容する大きさの隙間が設けられている。
各上側洗浄ローラー12aの左側の軸部14は、左上洗浄フレーム22LUに軸受16を介して回転可能に支持されている。左上洗浄フレーム22LUは、搬送方向に延びる一つの部材からなり、左上洗浄フレーム22LUには、左上洗浄フレーム22LUの上下位置を調整する左上洗浄用昇降機構23LUが接続されている。各上側洗浄ローラー12aの左側の軸部14の先端は、左上洗浄フレーム22LUの軸受16よりも左側(外側)に突出するとともに、その先端には、傘歯車18が取り付けられている。
左上洗浄フレーム22LUは、左上搬送フレーム15LUよりも左側(外側)に配置されている。そして、左上搬送フレーム15LUには、各上側洗浄ローラー12aの左側の軸部14が挿通される挿通部24が設けられている。この軸部14と挿通部24の内周面との間には、軸部14と左上搬送フレーム15LUとの上下方向の相対移動を許容する大きさの隙間が設けられている。
また、左上洗浄フレーム22LUは、左側(外側)に突出する複数の突出部分を有し、その突出部部分には、搬送方向に延びる上側洗浄用駆動軸25Uが軸受16を介して回転可能に支持されている。上側洗浄用駆動軸25Uの中間部分には、各上側洗浄ローラー12aの軸部14に取り付けられた各傘歯車18に噛合する二つの傘歯車20が取り付けられている。また、上側洗浄用駆動軸25Uの搬送方向下流側の端部には、従動ギヤ21が取り付けられている。
図3(b)に示すように、各下側洗浄ローラー12bの右側の軸部14は、右下洗浄フレーム22RDに軸受16を介して回転可能に支持されている。右下洗浄フレーム22RDは、搬送方向に延びる一つの部材からなり、右下洗浄フレーム22RDには、右下洗浄フレーム22RDの上下位置を調整する右下洗浄用昇降機構23RD(図示略)が接続されている。また、図3(a)に示すように、右下洗浄フレーム22RDにも、下側搬送ローラー11bの軸部14を挿通させるための挿通部24が設けられている。
各下側洗浄ローラー12bの左側の軸部14は、左下洗浄フレーム22LDに軸受16を介して回転可能に支持されている。左下洗浄フレーム22LDは、搬送方向に延びる一つの部材からなり、左下洗浄フレーム22LDには、左下洗浄フレーム22LDの上下位置を調整する左下洗浄用昇降機構23LD(図示略)が接続されている。各下側洗浄ローラー12bの左側の軸部14の先端は、左下洗浄フレーム22LDの軸受16よりも左側(外側)に突出するとともに、その先端には、傘歯車18が取り付けられている。
図示は省略するが、左下洗浄フレーム22LDの具体的構成は、左上洗浄フレーム22LUと同様であり、左下洗浄フレーム22LDには、上側洗浄用駆動軸25Uの代わりに下側洗浄用駆動軸25Dが支持されている。上側洗浄用駆動軸25Uと同様に、下側洗浄用駆動軸25Dの中間部分には、各下側洗浄ローラー12bの軸部14に取り付けられた各傘歯車18に噛合する二つの傘歯車20が取り付けられている。また、下側洗浄用駆動軸25Dの搬送方向下流側の端部には、従動ギヤ21が取り付けられている。なお、上側洗浄用駆動軸25Uの傘歯車20と、下側洗浄用駆動軸25Dの傘歯車20とは、互いに反対方向を向くように取り付けられている。
右上搬送用昇降機構17RU、左上搬送用昇降機構17LU、右下搬送用昇降機構17RD、左下搬送用昇降機構17LD、右上洗浄用昇降機構23RU、左上洗浄用昇降機構23LU、右下洗浄用昇降機構23RD、及び左下洗浄用昇降機構23LDの各昇降機構としては、例えば、機械式ジャッキや流体式ジャッキ等のジャッキ機構を用いることができる。
図2及び図4に示すように、上側搬送用駆動軸19Uの従動ギヤ21及び下側搬送用駆動軸19Dの従動ギヤ21は共に、搬送用モータ26aの駆動によって回転する駆動ギヤ27に噛合されている。同様に、上側洗浄用駆動軸25Uの従動ギヤ21及び下側洗浄用駆動軸25Dの従動ギヤ21は共に、洗浄用モータ26bの駆動によって回転する駆動ギヤ27に噛合されている(図示略)。
また、図1に示すように、洗浄装置は、搬送途中にある板状物品Aや、洗浄ローラー対12に向けて洗浄液を噴射するノズル28を備えている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態の洗浄装置は、その稼動に先立って、搬送ローラー対11及び洗浄ローラー対12を構成する各ローラーの上下位置を調整する作業が行われる。この作業は、例えば、洗浄装置の上流側及び下流側に配置される搬送機構B(図1参照)と洗浄装置との間で板状物品Aが搬送される高さを揃えること、各ローラーを水平に位置させること、板状物品Aに対する搬送ローラー対11及び洗浄ローラー対12の各接触圧を調整すること等を目的として行われる。本実施形態においては、上記作業に際して、8箇所を調整することによって、3組の搬送ローラー対11及び2組の洗浄ローラー対12を構成する合計10個のローラーの上下位置を調整することができる。
即ち、各上側搬送ローラー11aの右側の軸部14がすべて右上搬送フレーム15RUに軸支されるとともに、同左側の軸部14がすべて左上搬送フレーム15LUに軸支されている。そのため、右上搬送用昇降機構17RUにより右上搬送フレーム15RUの上下位置を調整することによって、各上側搬送ローラー11aの右側の端部の上下位置を一括で調整できる。そして、左上搬送用昇降機構17LUにより左上搬送フレーム15LUの上下位置を調整することによって、各上側搬送ローラー11aの左側の端部の上下位置を一括で調整できる。
同様に、各下側搬送ローラー11bについても、右下搬送用昇降機構17RDにより右下搬送フレーム15RDの上下位置を調整することによって、各下側搬送ローラー11bの右側の端部の上下位置を一括で調整できる。そして、左下搬送用昇降機構17LDにより左下搬送フレーム15LDの上下位置を調整することによって、各下側搬送ローラー11bの左側の端部の上下位置を一括で調整できる。
同様に、各上側洗浄ローラー12aについても、右上洗浄用昇降機構23RUにより右上洗浄フレーム22RUの上下位置を調整することによって、各上側洗浄ローラー12aの右側の端部の上下位置を一括で調整できる。そして、左上洗浄用昇降機構23LUにより左上洗浄フレーム22LUの上下位置を調整することによって、各上側洗浄ローラー12aの左側の端部の上下位置を一括で調整できる。
同様に、各下側洗浄ローラー12bについても、右下洗浄用昇降機構23RDにより右下洗浄フレーム22RDの上下位置を調整することによって、各下側洗浄ローラー12bの右側の端部の上下位置を一括で調整できる。そして、左下洗浄用昇降機構23LDにより左下洗浄フレーム22LDの上下位置を調整することによって、各下側洗浄ローラー12bの左側の端部の上下位置を一括で調整できる。なお、上下位置の調整に伴って、駆動ギヤ27と従動ギヤ21との位置関係が僅かに変化することになるが、駆動ギヤ27と従動ギヤ21との噛合部分には、上記変化を許容するバックラッシュが予め設定されている。
また、洗浄処理を行う場合には、まず、搬送用モータ26a及び洗浄用モータ26bが駆動される。これにより、搬送用モータ26aの駆動力が、駆動ギヤ27、各従動ギヤ21、上側搬送用駆動軸19U及び下側搬送用駆動軸19D、傘歯車18,20を介して各上側搬送ローラー11a及び各下側搬送ローラー11bへと伝達されて、搬送ローラー対11が順方向に回転する。また、洗浄用モータ26bの駆動力が、駆動ギヤ27、各従動ギヤ21、上側洗浄用駆動軸25U及び下側洗浄用駆動軸25D、傘歯車18,20を介して各上側洗浄ローラー12a及び各下側洗浄ローラー12bへと伝達されて、洗浄ローラー対12が逆方向に回転する。
搬送ローラー対11及び洗浄ローラー対12が回転している状態において、上流側の搬送機構Bから洗浄装置に板状物品Aが供給されると、順方向に回転する搬送ローラー対11に挟まれることによって、板状物品Aは洗浄装置内を下流側へと搬送される。搬送途中において、逆方向に回転する洗浄ローラー対12の間を板状物品Aが洗浄ローラー対12に接触しながら通過することによって、板状物品Aの表面が洗浄ローラー対12により擦り洗浄される。このとき、必要に応じて、板状物品A及び洗浄ローラー対12に向かってノズル28から洗浄液が供給される。そして、洗浄装置から排出された洗浄後の板状物品Aは、下流側の搬送機構Bによって所定の搬送先へ搬送される。
次に、本実施形態の効果について記載する。
(1)本実施形態の洗浄装置は、板状物品Aを上下に挟んで搬送する上側搬送ローラー11a及び下側搬送ローラー11bと、板状物品Aを上下に挟んで、板状物品Aの表面を擦り洗浄する上側洗浄ローラー12a及び下側洗浄ローラー12bとを備え、複数組の上側搬送ローラー11a及び下側搬送ローラー11bと、複数組の上側洗浄ローラー12a及び下側洗浄ローラー12bとが搬送方向に並設されている。
また、複数の上側搬送ローラー11aの右側端部の上下位置を一括で調整する右上搬送用昇降機構17RUと、複数の上側搬送ローラー11aの左側端部の上下位置を一括で調整する左上搬送用昇降機構17LUと、複数の下側搬送ローラー11bの右側端部の上下位置を一括で調整する右下搬送用昇降機構17RDと、複数の下側搬送ローラー11bの左側端部の上下位置を一括で調整する左下搬送用昇降機構17LDとを備えている。
また、複数の上側洗浄ローラー12aの右側端部の上下位置を一括で調整する右上洗浄用昇降機構23RUと、複数の上側洗浄ローラー12aの左側端部の上下位置を一括で調整する左上洗浄用昇降機構23LUと、複数の下側洗浄ローラー12bの右側端部の上下位置を一括で調整する右下洗浄用昇降機構23RDと、複数の下側洗浄ローラー12bの左側端部の上下位置を一括で調整する左下洗浄用昇降機構23LDとを備えている。
上記構成によれば、各上側搬送ローラー11aの右側の端部、同左側の端部、各下側搬送ローラー11bの右側の端部、同左側の端部、各上側洗浄ローラー12aの右側の端部、同左側の端部、各下側洗浄ローラー12bの右側の端部、同左側の端部といったグループ単位で各ローラーの両端部の上下位置を調整することができる。これにより、各ローラーの上下位置を調整する作業に要する工数が少なくなって、同作業を容易に行うことができる。
(2)複数の上側搬送ローラー11aの右側端部を支持する右上搬送フレーム15RUと、複数の上側搬送ローラー11aの左側端部を支持する左上搬送フレーム15LUとを備え、右上搬送用昇降機構17RUは、右上搬送フレーム15RUの上下位置を調整するものであり、右上搬送用昇降機構17RUは、左上搬送フレーム15LUの上下位置を調整するものである。
上記構成によれば、複数の上側搬送ローラー11aの右側端部及び左側端部の上下位置をそれぞれ一括で調整可能な構成を容易に実現することができる。他のローラーについても、同種のローラーの同じ側の端部を支持するフレームと、そのフレームの上下位置を調整する昇降機構とを採用することによって同様の効果が得られている。
(3)上側洗浄ローラー12a及び下側洗浄ローラー12bは、上側搬送ローラー11a及び下側搬送ローラー11bと逆方向に回転する。
上記構成によれば、板状物品Aの表面に対する洗浄ローラー対12による擦り洗浄の効果を高めることができる。
(4)上側搬送ローラー11a及び下側搬送ローラー11bにおける板状物品Aに対する接触圧は、上側洗浄ローラー12a及び下側洗浄ローラー12bにおける板状物品Aに対する接触圧よりも大きい。
上記構成によれば、上側洗浄ローラー12a及び下側洗浄ローラー12bにより板状物品Aに与えられる搬送方向と反対方向へ押し出す力に抗して、板状物品Aを下流側へ搬送することができる。
(5)上側搬送ローラー11a及び下側搬送ローラー11bと上側洗浄ローラー12a及び下側洗浄ローラー12bとは、搬送方向に交互に配置されるとともに、搬送方向における最も上流側の位置及び最も下流側の位置には、上側搬送ローラー11a及び下側搬送ローラー11bが配置されている。
上記構成によれば、搬送方向において、板状物品Aに対して、上側洗浄ローラー12a及び下側洗浄ローラー12bからの力のみが作用してしまい、板状物品Aを搬送方向に搬送することができなくなる、という状況が起こり難い。
なお、本実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
搬送ローラー対11及び洗浄ローラー対12の各ローラーを支持する支持構造は、上記実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、図5に示す変形例の構成としてもよい。
図5に示す変形例では、右上搬送フレーム15RUに対して右上洗浄フレーム22RUが上下方向に相対移動可能に取り付けられており、右上洗浄用昇降機構23RUは、右上搬送フレーム15RUに対する右上洗浄フレーム22RUの上下位置を調整するための構成として設けられている。同様に、左上搬送フレーム15LUに対して左上洗浄フレーム22LUが上下方向に相対移動可能に取り付けられており、左上洗浄用昇降機構23LUは、左上搬送フレーム15LUに対する左上洗浄フレーム22LUの上下位置を調整するための構成として設けられている。
上記構成とした場合、右上洗浄フレーム22RU及び左上洗浄フレーム22LUに支持される各上側洗浄ローラー12aの上下位置の調整に要する調整量を小さくすることができる。即ち、右上搬送用昇降機構17RUにより右上搬送フレーム15RUの上下位置を調整して、各上側搬送ローラー11aの右側の端部の上下位置を調整する際に、右上搬送フレーム15RUと一体に右上洗浄フレーム22RUも上下に移動するため、右上洗浄フレーム22RUに支持される各上側洗浄ローラー12aの右側の端部も上下にも移動する。そのため、右上洗浄用昇降機構23RUにより右上洗浄フレーム22RUの上下位置を調整して、各上側洗浄ローラー12aの右側の端部の調整する際には、右上搬送用昇降機構17RUによる調整時に移動した位置から、不足分を加える微調整又は過剰分を減らす微調整を行うのみでよい。また、左上搬送用昇降機構17LU及び左上洗浄用昇降機構23LUによる調整時においても、同様の効果が得られる。
なお、下側のローラーを支持する各フレームについても同様に構成してもよい。また、例えば、上側のローラーを支持する各フレームについては図5に示す変形例の支持構造を採用し、下側のローラーを支持する各フレームについては上記実施形態の支持構造を採用する等、異なる支持構造を組み合わせて採用してもよい。
搬送ローラー対11及び洗浄ローラー対12の各ローラーを駆動する駆動機構は、上記実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、図5に示す変形例の構成としてもよい。
図5に示す変形例では、各上側搬送ローラー11aの右側の軸部14の先端に、傘歯車18に代えて従動ギヤ18aが取り付けられている。そして、これら従動ギヤ18aと、搬送用モータ26aの駆動によって回転する駆動ギヤ27とに対して、エンドレスベルトやエンドレスチェーン等の無端状部材29が巻き掛けられている。同様に、各上側洗浄ローラー12aの左側の軸部14の先端に、傘歯車18に代えて従動ギヤ18aが取り付けられている。これら従動ギヤ18aと、洗浄用モータ26bの駆動によって回転する駆動ギヤ27とに対して、エンドレスベルトやエンドレスチェーン等の無端状部材29が巻き掛けられている。
このように構成した場合にも、一つのモータによって複数のローラーを駆動することができる。また、下側のローラーを駆動する駆動機構についても同様に構成してもよい。なお、図5に示す変形例の駆動機構を採用する場合には、上側のローラーを駆動するためのモータと、下側のローラーを駆動するためのモータとを別々に設ける必要がある。
また、駆動機構に関して、上記実施形態では、一つの搬送用モータ26aの駆動力を、各上側搬送ローラー11a及び各下側搬送ローラー11bに伝達させていたが、複数の搬送用モータ26aを設けて、各上側搬送ローラー11aや各下側搬送ローラー11b等の特定のグループ毎に、又は個々のローラー毎に別々の搬送用モータ26aからの駆動力を伝達させる構成としてもよい。各上側洗浄ローラー12a及び各下側洗浄ローラー12bについても同様である。
なお、搬送ローラー対11を構成するローラーや洗浄ローラー対12を構成するローラーといった同種のローラーについて、上側に位置する各ローラーに駆動力を伝達するモータと、下側に位置する各ローラーに駆動力を伝達するモータとを別々に設ける場合には、図5の変形例に示すように、モータを、当該モータの駆動力が伝達されるローラーを支持するフレームに固定することが好ましい。例えば、図5の変形例においては、各上側搬送ローラー11aに駆動力を伝達する搬送用モータ26aを、各上側搬送ローラー11aの右側の軸部14を支持する右上搬送フレーム15RUに固定している。このように構成した場合には、特定のフレームの上下位置を調整した際に、そのフレームと一体にモータも上下に移動するため、モータの駆動によって回転する駆動ギヤと、駆動機構における駆動ギヤと噛合する構成との位置関係が変化しない。そのため、上記実施形態のように、駆動ギヤの噛合部分に対して、上下位置の調整に伴う上記の位置関係の変化を許容するためのバックラッシュを設ける必要が無い。
搬送方向における搬送ローラー対11と洗浄ローラー対12との配置構成については、板状物品Aを搬送可能な構成の範囲において、適宜変更してもよい。板状物品Aを搬送可能な構成としては、例えば、洗浄装置内の搬送方向における如何なる位置においても常に一つ以上の搬送ローラー対11が板状物品Aに接触する構成が挙げられる。
また、板状物品Aを搬送可能な構成であれば、上側搬送ローラー11a及び下側搬送ローラー11bにおける板状物品Aに対する接触圧を、上側洗浄ローラー12a及び下側洗浄ローラー12bにおける板状物品Aに対する接触圧と同じ又は小さくしてもよい。
上記実施形態では、洗浄ローラー対12を搬送ローラー対11と逆方向に回転させていたが、搬送ローラー対11と同方向に回転させてもよい。
上記実施形態の洗浄装置について、左右を反転させた構成としてもよい。
上記した実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
A…板状物品、B…搬送機構、11…搬送ローラー対、11a…上側搬送ローラー、11b…下側搬送ローラー、12…洗浄ローラー対、12a…上側洗浄ローラー、12b…下側洗浄ローラー、15RU…右上搬送フレーム(第1上搬送フレーム)、15LU…左上搬送フレーム(第2上搬送フレーム)、15RD…右下搬送フレーム(第1下搬送フレーム)、15LD…左下搬送フレーム(第2下搬送フレーム)、17RU…右上搬送用昇降機構(第1上搬送用昇降機構)、17LU…左上搬送用昇降機構(第2上搬送用昇降機構)、17RD…右下搬送用昇降機構(第1下搬送用昇降機構)、17LD…左下搬送用昇降機構(第2下搬送用昇降機構)、22RU…右上洗浄フレーム(第1上洗浄フレーム)、22LU…左上洗浄フレーム(第2上洗浄フレーム)、22RD…右下洗浄フレーム(第1下洗浄フレーム)、22LD…左下洗浄フレーム(第2下洗浄フレーム)、23RU…右上洗浄用昇降機構(第1上洗浄用昇降機構)、23LU…左上洗浄用昇降機構(第2上洗浄用昇降機構)、23RD…右下洗浄用昇降機構(第1下洗浄用昇降機構)、23LD…左下洗浄用昇降機構(第2下洗浄用昇降機構)。

Claims (3)

  1. 板状物品を上下に挟んで搬送する上側搬送ローラー及び下側搬送ローラーと、板状物品を上下に挟んで、板状物品の表面を擦り洗浄する上側洗浄ローラー及び下側洗浄ローラーとを備え、
    複数組の前記上側搬送ローラー及び下側搬送ローラーと、複数組の前記上側洗浄ローラー及び下側洗浄ローラーとが搬送方向に並設された板状物品の洗浄装置であって、
    複数の前記上側搬送ローラーの一方側端部の上下位置を一括で調整する第1上搬送用昇降機構と、
    複数の前記上側搬送ローラーの他方側端部の上下位置を一括で調整する第2上搬送用昇降機構と、
    複数の前記下側搬送ローラーの一方側端部の上下位置を一括で調整する第1下搬送用昇降機構と、
    複数の前記下側搬送ローラーの他方側端部の上下位置を一括で調整する第2下搬送用昇降機構と、
    複数の前記上側洗浄ローラーの一方側端部の上下位置を一括で調整する第1上洗浄用昇降機構と、
    複数の前記上側洗浄ローラーの他方側端部の上下位置を一括で調整する第2上洗浄用昇降機構と、
    複数の前記下側洗浄ローラーの一方側端部の上下位置を一括で調整する第1下洗浄用昇降機構と、
    複数の前記下側洗浄ローラーの他方側端部の上下位置を一括で調整する第2下洗浄用昇降機構とを備え、
    複数の前記上側搬送ローラーの一方側端部を支持する第1上搬送フレームと、
    複数の前記上側洗浄ローラーの一方側端部を支持する第1上洗浄フレームとを備え、
    前記第1上洗浄フレームは、前記第1上搬送フレームに対して上下方向に相対移動可能に設けられており、
    複数の前記上側搬送ローラーの他方側端部を支持する第2上搬送フレームと、
    複数の前記上側洗浄ローラーの他方側端部を支持する第2上洗浄フレームとを備え、
    前記第2上洗浄フレームは、前記第2上搬送フレームに対して上下方向に相対移動可能に設けられており、
    前記第1上搬送用昇降機構は、前記第1上搬送フレームの上下位置を調整するとともに、前記第1上洗浄用昇降機構は、前記第1上搬送フレームに対する前記第1上洗浄フレームの上下位置を調整し、
    前記第2上搬送用昇降機構は、前記第2上搬送フレームの上下位置を調整するとともに、前記第2上洗浄用昇降機構は、前記第2上搬送フレームに対する前記第2上洗浄フレームの上下位置を調整することを特徴とする洗浄装置。
  2. 板状物品を上下に挟んで搬送する上側搬送ローラー及び下側搬送ローラーと、板状物品を上下に挟んで、板状物品の表面を擦り洗浄する上側洗浄ローラー及び下側洗浄ローラーとを備え、
    複数組の前記上側搬送ローラー及び下側搬送ローラーと、複数組の前記上側洗浄ローラー及び下側洗浄ローラーとが搬送方向に並設された板状物品の洗浄装置であって、
    複数の前記上側搬送ローラーの一方側端部の上下位置を一括で調整する第1上搬送用昇降機構と、
    複数の前記上側搬送ローラーの他方側端部の上下位置を一括で調整する第2上搬送用昇降機構と、
    複数の前記下側搬送ローラーの一方側端部の上下位置を一括で調整する第1下搬送用昇降機構と、
    複数の前記下側搬送ローラーの他方側端部の上下位置を一括で調整する第2下搬送用昇降機構と、
    複数の前記上側洗浄ローラーの一方側端部の上下位置を一括で調整する第1上洗浄用昇降機構と、
    複数の前記上側洗浄ローラーの他方側端部の上下位置を一括で調整する第2上洗浄用昇降機構と、
    複数の前記下側洗浄ローラーの一方側端部の上下位置を一括で調整する第1下洗浄用昇降機構と、
    複数の前記下側洗浄ローラーの他方側端部の上下位置を一括で調整する第2下洗浄用昇降機構とを備え、
    複数の前記下側搬送ローラーの一方側端部を支持する第1下搬送フレームと、
    複数の前記下側洗浄ローラーの一方側端部を支持する第1下洗浄フレームとを備え、
    前記第1下洗浄フレームは、前記第1下搬送フレームに対して上下方向に相対移動可能に設けられており、
    複数の前記下側搬送ローラーの他方側端部を支持する第2下搬送フレームと、
    複数の前記下側洗浄ローラーの他方側端部を支持する第2下洗浄フレームとを備え、
    前記第2下洗浄フレームは、前記第2下搬送フレームに対して上下方向に相対移動可能に設けられており、
    前記第1下搬送用昇降機構は、前記第1下搬送フレームの上下位置を調整するとともに、前記第1下洗浄用昇降機構は、前記第1下搬送フレームに対する前記第1下洗浄フレームの上下位置を調整し、
    前記第2下搬送用昇降機構は、前記第2下搬送フレームの上下位置を調整するとともに、前記第2下洗浄用昇降機構は、前記第2下搬送フレームに対する前記第2下洗浄フレームの上下位置を調整することを特徴とする洗浄装置。
  3. 前記上側搬送ローラー及び前記下側搬送ローラーと、前記上側洗浄ローラー及び前記下側洗浄ローラーとが、搬送方向に交互に配置されるとともに、搬送方向における最も上流側の位置及び最も下流側の位置には、前記上側搬送ローラー及び前記下側搬送ローラーが配置され、
    前記上側洗浄ローラー及び前記下側洗浄ローラーは、前記上側搬送ローラー及び前記下側搬送ローラーと逆方向に回転することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の洗浄装置。
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