JP6639292B2 - 燃料デブリ測定システム及び燃料デブリ測定方法 - Google Patents
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Description
まず、本実施形態の燃料デブリと、容器に収容された燃料デブリの平均燃焼率を測定する燃料デブリ測定システムの構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施形態の燃料デブリ測定システムの全体構成を示す模式図である。図2は、実施形態の燃料デブリ測定システムのうち、容器に対する、ガンマ線検出器及び遮蔽体の配置関係を説明する図であり、図1のII−II線による横断面を示している。
C :容器5内に収容された燃料デブリの平均燃焼度(補正後の平均燃焼度)
C’:容器5内のうち燃焼デブリを収容可能な収容領域全体からのガンマ線が入射可能な全体測定用ガンマ線検出器により検出されたガンマ線の数に基づいて算出された平均燃焼度(補正前の平均燃焼度)
α :全てのガンマ線検出器により検出されたガンマ線の数の加重平均に基づいて算出された、平均燃焼度の補正係数(変数)
n(i) :容器の軸心Aに垂直な横断面において、燃料デブリが収容される収容領域を構成する(径方向に分割されている)部分の数(定数)
m(j) :容器のガンマ線検出器及び遮蔽体に対する相対回転数、すなわち容器の軸心Aに沿う軸方向において分割されている部分の数(定数)
R :収容領域の各部分ごとに予め設定された定数(重み付け係数)
A :収容領域の各部分から放出され、いずれかのガンマ線検出器に入射したガンマ線の数(変数)
本実施形態の燃料デブリ測定システムについて、図3及び図4を用いて説明する。図3は、本実施形態の燃料デブリ測定システムの構成を示す模式図である。図4は、本実施形態の燃料デブリ測定システムのうち、容器に対するガンマ線検出器及び遮蔽体の配置関係を説明する図であり、図3のIV−IV線による横断面を示している。なお、第1の実施形態と略共通の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
上述した各実施形態において、容器5内に収容された燃料デブリからのガンマ線を検出する全体測定用ガンマ線検出器21と部分測定用ガンマ線検出器22,23,24,26には、ゲルマニウム検出器すなわち半導体検出器が用いられるものとしたが、本発明に係るガンマ線検出器は、これに限定されるものではない。ガンマ線検出器は、容器5の径方向外側に配置されており、容器5を透過した放射線のうち、主にガンマ線を検出可能なものであれば良い。
3 使用済燃料プールの底
5 容器
5a 端部
5c 周壁
5e 端部
6 ハンドリング装置
7 データ処理装置
9 コントローラ
10 本体
11 軸方向延伸部
12 外側突出部
13 底部
14 支持部材
15 開口縁部
16 開口
18 ガイド機構
21 ガンマ線検出器(全体測定用ガンマ線検出器)
22 ガンマ線検出器(部分測定用ガンマ線検出器、第2ガンマ線検出器)
23 ガンマ線検出器(部分測定用ガンマ線検出器、第3ガンマ線検出器)
24 ガンマ線検出器(部分測定用ガンマ線検出器、第4ガンマ線検出器)
26 ガンマ線検出器(部分測定用ガンマ線検出器)
31 遮蔽体(第1遮蔽体)
32 遮蔽体(第2遮蔽体)
33 遮蔽体(第3遮蔽体)
34 遮蔽体(第4遮蔽体)
40 遮蔽装置
44 遮蔽体(可動遮蔽体)
45 遮蔽体(可動遮蔽体)
51,52,53,54 収容領域の所定の部分
Claims (12)
- 筒状をなしており、内部に燃料デブリを収容する金属製の容器と、
前記容器の径方向外側に配置されており、燃料デブリから放出されて当該容器を透過したガンマ線を検出可能な、少なくとも一つのガンマ線検出器と、
前記ガンマ線検出器に対応して設けられており、前記容器の軸心に垂直な横断面において、燃料デブリを収容可能な収容領域のうち当該軸心を中心とする円形をなしている所定の部分からのガンマ線を、対応するガンマ線検出器に入射させる、少なくとも一つの遮蔽体と、
を備え、
前記容器は、その軸心を中心に前記ガンマ線検出器に対して相対回転可能に構成されており、
前記容器が所定の角速度で相対回転している間に前記ガンマ線検出器により検出された前記収容領域全体からのガンマ線の数と前記所定の部分からのガンマ線の数とをそれぞれ計数し、当該所定の部分からのガンマ線の数に前記所定の部分に対応する予め設定された重み係数を乗じる重み付けを行って、前記容器内に収容されている燃料デブリの平均燃焼度を算出するデータ処理装置を、
さらに備えることを特徴とする燃料デブリ測定システム。 - 複数の前記遮蔽体のうち一つは、前記収容領域全体からのガンマ線が、対応するガンマ線検出器に入射可能に構成されており、
当該遮蔽体のうち少なくとも一つは、前記所定の部分からのガンマ線が、対応するガンマ線検出器に入射可能に構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の燃料デブリ測定システム。 - 前記ガンマ線検出器は、
前記収容領域全体からのガンマ線が入射するよう対応する遮蔽体が構成されており、当該収容領域全体からのガンマ線を検出する全体測定用ガンマ線検出器と、
前記所定の部分からのガンマ線が入射するよう対応する遮蔽体が構成されており、当該所定の部分からのガンマ線を検出する部分測定用ガンマ線検出器と、
を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃料デブリ測定システム。 - 複数の前記ガンマ線検出器と、当該ガンマ線検出器にそれぞれ対応する複数の遮蔽体は、前記軸心を中心として周方向に配列されており、
各遮蔽体は、前記軸心と垂直な横断面において、対応するガンマ線検出器に入射可能なガンマ線の当該ガンマ線検出器に対する入射角度が、それぞれ異なるように構成されている
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の燃料デブリ測定システム。 - 対応するガンマ線検出器に対して移動可能に構成された前記遮蔽体である可動遮蔽体を含み、当該可動遮蔽体を移動させることにより、対応するガンマ線検出器に入射するガンマ線が放出される所定の部分を変更可能な遮蔽装置を、
さらに備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の燃料デブリ測定システム。 - 複数の前記可動遮蔽体は、前記軸心に垂直な横断面において、対応するガンマ線検出器と前記容器との間に配置されており、それぞれ所定の方向に移動可能に構成されており、且つ互いに近接又は離間することが可能に構成されており、
前記遮蔽装置は、前記可動遮蔽体を互いに近接又は離間させることにより、前記所定の部分を変更する
ことを特徴とする請求項5に記載の燃料デブリ測定システム。 - 前記容器を保持しており、且つ前記軸心を中心として所定の角速度で当該容器を回転駆動可能なハンドリング装置を、さらに備え、
前記容器は、当該ハンドリング装置により回転駆動されて、前記軸心を中心に回転する
ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の燃料デブリ測定システム。 - 前記ガンマ線検出器及び前記遮蔽体が結合されており、前記容器のうち少なくとも一部を収容可能な本体と、
前記本体に設けられており、前記容器と接することにより当該容器を所定の径方向位置に導くガイド機構と、
をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の燃料デブリ測定システム。 - 前記容器は、その周壁が前記ガンマ線検出器と対向するように、当該ガンマ線検出器に対して、前記軸心を中心に相対回転しながら、当該軸心に沿う軸方向に一定の速度で相対移動する
ことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の燃料デブリ測定システム。 - 前記データ処理装置は、前記収容領域全体からのガンマ線の数に基いて算出された平均燃焼度に、複数の前記所定の部分からのガンマ線の数の加重平均に基づいて算出された補正係数を乗じることにより、前記容器内に収容されている燃料デブリの平均燃焼度を算出する
ことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の燃料デブリ測定システム。 - 筒状をなしており、内部に燃料デブリを収容する金属製の容器と、前記容器の径方向外側に配置されており、燃料デブリから放出されて当該容器を透過したガンマ線を検出可能な、少なくとも一つのガンマ線検出器と、前記ガンマ線検出器に対応して設けられており、前記容器の軸心に垂直な横断面において燃料デブリを収容可能な収容領域のうち当該軸心を中心とする円形をなしている所定の部分からのガンマ線を、対応するガンマ線検出器に入射させる、少なくとも一つの遮蔽体と、前記ガンマ線検出器により検出されたガンマ線に関するデータを取得するデータ処理装置とを用いて、前記容器内に収容されている燃料デブリの平均燃焼度を測定する燃料デブリ測定方法であって、
前記データ処理装置が、前記容器がその軸心を中心に前記ガンマ線検出器に対して所定の角速度で相対回転している間に前記ガンマ線検出器により検出された前記収容領域全体からのガンマ線の数と前記所定の部分からのガンマ線の数とをそれぞれ計数するステップと、
前記データ処理装置が、当該所定の部分からのガンマ線の数に前記所定の部分に対応する予め設定された重み係数を乗じる重み付けを行って、前記容器内に収容されている燃料デブリの平均燃焼度を算出するステップと、
を含むことを特徴とする燃料デブリ測定方法。 - 前記平均燃焼度を算出するステップは、
前記データ処理装置が、前記収容領域全体からのガンマ線の数に基いて平均燃焼度を算出するステップと、
当該データ処理装置が、複数の前記所定の部分からのガンマ線の数の加重平均に基づいて当該平均燃焼度に乗じる補正係数を算出するステップと、
を含むことを特徴とする請求項11に記載の燃料デブリ測定方法。
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