JP6639189B2 - クランパユニット及びクランパユニットを用いたスライド式伸縮スタンド - Google Patents

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本発明は、複数の、例えば2本のシャフト部材を軸方向に伸長及び縮退させて、その長さや高さを調整することができるスライド式伸縮スタンドなどに使用されて好適なクランパユニット、及びそのクランパユニットを用いたスライド式伸縮スタンドに関する。
従来より、服飾等の展示用スタンドや点滴用スタンドなどのように、使用する長さや高さを任意に調整することができる伸縮スタンドが広く使用されている。代表的なものとして、例えば、大径のパイプからなる基台側のシャフト部材の中に、上方に配置される小径のシャフト部材を挿通させ、この小径のシャフト部材を上下軸方向に伸長及び縮退させることができるようにしたスライド式伸縮スタンドがある。
このスライド式伸縮スタンドでは、現在、上方のシャフト部材を下方のシャフト部材にねじやレバーにより締め上げて固定すると共に、そのねじやレバーを緩めることにより、上方のシャフト部材を下方のシャフト部材に対して移動可能にして伸縮させている。
また、基台側の大径のパイプの上端部にクランパユニットを取り付け、このクランパユニットを固定状態にすることにより上方のシャフト部材をその位置に保持すると共に、クランパユニットの固定状態を解除することにより、下方のシャフト部材に対して上方のシャフト部材を移動可能にして伸縮させることも考えられる(例えば、特許文献1及び2参照)。
すなわち、このクランパユニットの固定時には、基台側のパイプの先端部に固着されたクランパユニットに対して、上方のシャフト部材の一方向への移動、例えば下方向への移動が禁止されて、上方のシャフト部材及びそのシャフト部材に吊り下げられている服飾、点滴液等をその位置に保持するものである。
ただし、このクランパユニットの固定時にも、上方のシャフト部材の他方向への移動時、例えば上方への移動時には内部機構によりその固定が一時的に解除されて、上方のシャフト部材を任意の位置まで引き上げることができると共に、引き上げの停止と同時に、上方のシャフト部材は再び固定されてその位置に保持される。
一方、クランパユニットの固定解除時には、基台側のパイプに対して上方のシャフト部材を上方へ引き上げることができるのみならず、下方へ引き下げることも可能になり、これにより、上方のシャフト部材を任意の高さに調整することができる。
特開2015−68388号公報 特開平11−4508号公報
上述のように、従来のクランパユニットを用いたスライド式伸縮スタンドは、クランパユニットの固定解除時には、基台側のパイプに対して上方のシャフト部材を上方へ引き上げることができるのみならず、下方へ引き下げることも可能になり、これにより、上方の
シャフト部材を任意の高さに調整することができる。
しかしながら、このクランパユニットの固定解除時に、上方のシャフト部材は、クランパユニットに対してわずかではあるが一定の隙間を設けて遊嵌しているため、挿通自在となることから、使用者が上方のシャフト部材からうっかり手を放したりすると、上方シャフト部材や吊り下げられている服飾、点滴液等の重さなどにより、上方のシャフト部材が基台側のパイプの中に急激に落ち込み、あるいは落下したりするという問題がある。
また、上方のシャフト部材の高さ調整は、上方のシャフト部材や吊り下げられている被服、点滴液等の重さのすべてを、使用者が支えながら行わなければならないという問題がある。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、クランパユニットの固定解除時に伸縮させるシャフト部材の急激な移動を禁止して、吊り下げ物の落下等を防止すると共に、伸縮させるシャフト部材の長さや高さ調整を容易にすることができるクランパユニット、及びそのクランパユニットを用いたスライド式伸縮スタンドを提供することを課題とする。
上述の課題を解決するために、本発明のクランパユニットは、断面外形が円形の直線状に延びるシャフト部材を内部に挿通させて固定時にはシャフト部材の少なくとも一の軸方向への移動を禁止する一方、固定解除時にはシャフト部材の一及び他の軸方向への移動を許容する固定機構と、シャフト部材を内部に挿通させて固定機構と軸方向に直列に配設されると共に、シャフト部材の外周部に沿うように形成された内周部でシャフト部材の外周部と軸方向に摺動する摺動部材と、摺動部材をシャフト部材の外周部に所定の圧力で付勢して摺動部材をシャフト部材の外周部に押圧させる付勢部材とを備えたことにある。
このように、本発明のクランパユニットは、シャフト部材をその内部に挿通させて固定機構と軸方向に直列に配設されると共に、シャフト部材の外周部に沿うように形成された内周部でシャフト部材の外周部と軸方向に摺動する摺動部材と、この摺動部材をシャフト部材の外周部に所定の圧力で付勢して摺動部材をシャフト部材の外周部に押圧させる付勢部材とを備えたから、クランパユニットの固定解除時にも、シャフト部材が摺動部材から所定の圧力を加えられながら摺動して軸方向に移動される。
したがって、クランパユニットの固定解除時にも、摺動部材からもたらされるこの制動力によってシャフト部材の一及び他の軸方向への移動が緩やかなものになり、シャフト部材の位置調整が極めて容易になる。特に、シャフト部材が鉛直方向に延びる場合には、シャフト部材が重力により下方へ急激に落ち込んだり、あるいは落下したりすることが確実に防止される。
上述のクランパユニットにおいて、摺動部材は、内周部がシャフト部材の外周部に沿うように内円弧状に形成されて軸方向に延びると共にシャフト部材の外周部上に周方向に並設される複数個の摺動体からなり、かつ、これら複数個の摺動体の間の少なくとも1つの境界部に軸方向に貫通する隙間を介在させてシャフト部材の外周部上に配置されることが望ましい。
このように、摺動部材は、内周部がシャフト部材の外周部に沿うように内円弧状に形成されて軸方向に延びると共にシャフト部材の外周部上に周方向に並設される複数個の摺動体からなり、かつ、これら複数個の摺動体の間の少なくとも1つの境界部に軸方向に貫通する隙間を介在させてシャフト部材の外周部上に配置されるから、各摺動体と上方シャフ
トとの間に隙間が形成されたり、各摺動体が上方シャフト上から浮き上がることがない。このため、各摺動体が付勢部材により所定の圧力で略均一に付勢されて、すべての摺動体の内周部がシャフト部材の外周部上に密接して摺動するようになる。したがって、摺動部材の制動力が一段と高められる。
上述のクランパユニットにおいて、付勢部材は、摺動部材の外周部に嵌合するリング状の弾性体からなり、この弾性体は、摺動部材をシャフト部材の外周部に上記所定の圧力で付勢することが望ましい。
このように、付勢部材を摺動部材の外周部に嵌合するリング状の弾性体によって形成することにより、摺動部材の外周部に所定の圧力をほぼ均一に、かつ簡便に加えることができるようになる。また、摺動部材が複数個の摺動体からなる場合には、これら複数個の摺動体を一体にシャフト部材の外周部上に確実に保持することができる。
上述のクランパユニットにおいて、摺動部材の他の軸方向の側に有底部を有する円筒状のハウジングを備え、このハウジングは、有底部に挿通孔を有してシャフト部材を挿通孔に遊嵌させると共に、摺動部材及び固定機構を外側から覆い、かつ、内周部と摺動部材の外周部との間に介在する第1のリング部材、及び内周部と固定機構の外周部との間に介在する第2のリング部材を内部に有し、これら第1及び第2のリング部材は、摺動部材と固定機構とをハウジングの中央部に略同軸に配置させることが望ましい。
このように、摺動部材の他の軸方向側に有底部を有する円筒状のハウジングを備え、このハウジングは、ハウジングの内周部と摺動部材の外周部との間に介在する第1のリング部材、及びハウジングの内周部と固定機構の外周部との間に介在する第2のリング部材を内部に有し、これら第1及び第2のリング部材は、摺動部材と固定機構とをハウジングの中央部に略同軸に配置させるから、摺動部材と固定機構とがハウジングの内部の中央部に、かつ略同軸に確実に配置されるようになる。これにより、シャフト部材を通した摺動部材と固定機構との連動がより円滑に行われるようになる。
上述のクランパユニットにおいて、第1のリング部材は、その内周部と摺動部材の外周部との間が周方向に摺動可能であることが望ましい。
本発明のクランパユニットにおいては、摺動部材を新たに設けたことにより、シャフト部材の周方向への移動、すなわち回転も一定程度だけ抑制されるようになる。しかしながら、このように、第1のリング部材をこの第1のリング部材の内周部と摺動部材の外周部との間で周方向に摺動可能にするることにより、摺動部材に挿通されたシャフト部材を周方向にわずかな力で回転させることができるようになり、使用者が使いやすいものとなる。
上述のクランパユニットにおいて、固定機構は、円筒状に形成されて内部にシャフト部材を挿通させる外筒部と、円筒状に形成されて外筒部とシャフト部材との間に軸方向に移動可能に介装されると共に、端部が外筒部から一の軸方向の側へ突出する突出部と、外筒部と突出部との間に介装されて外筒部に対して突出部を一の軸方向へ付勢するばね部材とを備え、上記ハウジングによって外筒部がばね部材の付勢力に抗して一の軸方向の側へ所定幅だけ押動されることにより、その固定が解除されることが望ましい。
固定機構をこのような構成にすることにより、断面形状が円形の直線状に延びるシャフト部材を内部に挿通させて、固定時にはシャフト部材の一の軸方向への移動を禁止する一方、固定解除時にはシャフト部材の一及び他の軸方向への移動を許容する固定機構を形成することができる。また、ハウジングをばね部材の付勢力に抗して一の軸方向の側へ押動
することにより、固定機構の固定を解除することが可能となる。
上述のクランパユニットにおいて、中央部に挿通孔を有してシャフト部材を遊嵌できるように平板リング状に形成された支持部材を備え、ハウジングは、支持部材の外周部に少なくとも所定幅だけ軸方向に移動可能に係止されると共に、支持部材と共働して摺動部材と固定機構とを内部に収容することが望ましい。
このような支持部材を設けることにより、摺動部材と固定機構とをハウジングの内部に収容することができると共に、ハウジングを上記ばね部材の付勢力に抗して所定幅だけ固定機構の側へ押動することにより、固定機構の外筒部が一の軸方向へ所定幅だけ押されて、その固定が解除されるようになる。
上述の課題を解決するために、本発明のクランパユニットを用いたスライド式伸縮スタンドは、複数のシャフト部材が上下軸方向に連続されてなり、下側に配置される下方シャフト部材が円形パイプからなると共に上方シャフト部材が下方シャフト部材の内部に収容されて伸縮自在なスライド式伸縮スタンドにおいて、上述のいずれかのクランパユニットが下方シャフト部材と上方シャフト部材との間に介装されてなることにある。
また、上述の課題を解決するために、本発明のクランパユニットを用いたスライド式伸縮スタンドは、複数のシャフト部材が上下軸方向に連続されてなると共に下側に配置される下方シャフト部材が円形パイプからなり、上方シャフト部材が下方シャフト部材の内部に収容されて伸縮自在なスライド式伸縮スタンドにおいて、下方シャフト部材の上端部に上述のクランパユニットの支持部材が固着されて該クランパユニットが下方シャフト部材に支持されると共に、上方シャフト部材が該クランパユニットの内部に挿通されることにより、上方シャフト部材が下方シャフト部材に対して伸縮自在に支持されることにある。
このように、スライド式伸縮スタンドの複数のシャフト部材間に上記クランパユニットを介在させることにより、使用者が上方のシャフト部材からうっかり手を放したりしても、重力によって上方のシャフト部材が下方シャフト部材の中に急激に落ち込んだり、あるいは落下したりすることが防止される。また、上方シャフト部材の高さ調整時に、摺動部材から受ける制動力によってシャフト部材の軸方向の挙動が緩やかになり、高さ調整が極めて容易になる。
本発明のクランパユニットは、断面外形が円形の直線状に延びるシャフト部材を内部に挿通させて固定時にはシャフト部材の少なくとも一の軸方向への移動を禁止する一方、固定解除時にはシャフト部材の一及び他の軸方向への移動を許容する固定機構と、シャフト部材を内部に挿通させて固定機構と軸方向に直列に配設されると共に、シャフト部材の外周部に沿うように形成された内周部でシャフト部材の外周部と軸方向に摺動する摺動部材と、摺動部材をシャフト部材の外周部に所定の圧力で付勢して摺動部材をシャフト部材の外周部に押圧させる付勢部材とを備える。
したがって、クランパユニットの固定解除時に、伸縮させるシャフト部材の急激な移動が防止されて吊り下げ物の落下等を確実に防止することができると共に、伸縮させるシャフト部材の長さや高さ調整が極めて容易になる、という優れた効果を奏する。
本発明のクランパユニットを用いたスライド式伸縮スタンドを示す正面図である。 本発明のクランパユニットを示す縦断面図である。 図2のハウジングの縦断面を示す縦断面図である。 図2のクランパCリングを示す平面図である。 図2の摺動部を示す縦断面図である。 図2の摺動部を示す平面図である。 図2の摺動部Cリングを示す平面図である。 図2の支持部の詳細を示す平面図である。 図2の固定板を示す平面図である。 図2のクランパを示す平面図である。 図10のローラを示す平面図である。 図2のクランパユニットの固定時及び固定解除時の状態を示す縦断面図である。
本発明に係るクランパユニット及びクランパユニットを用いたスライド式伸縮スタンドを実施するための形態を、図1ないし図12を参照して詳細に説明する。
図1は、主として服飾等の展示用に使用されるスライド式L型スタンド(クランパユニットを用いたスライド式伸縮スタンド)1を示す。このスライド式L型スタンド1は、床などに設置される平板状の基台2に、大径の円形パイプからなり、かつ真っ直ぐ上方(他の軸方向)へ延びる下方シャフト(下方シャフト部材)3が鉛直に固着される。
この下方シャフト3の上端部にクランパユニット10が固着され、上方へ直線状に真っ直ぐ延びると共に、その先端部が水平方向に折曲形成された断面外形が円形小径のL型パイプからなる上方シャフト(上方シャフト部材)4が、下方シャフト3に取り付けられたクランパユニット10の内部と下方シャフト3との内部を挿通するように配設される。
したがって、上方シャフト4は、クランパユニット10を介して下方シャフト3に対して上下軸方向に伸縮可能である。そして、詳細は後述するが、このスライド式L型スタンド1は、下方シャフト3の先端部に固着されたクランパユニット10に対して、上方シャフト4の下方(一の軸方向)への移動が禁止され、上方シャフト4をその位置に保持することができるものとなっている。
ただし、クランパユニット10の固定時にも、上方シャフト4の上方への移動時にはその固定がクランパユニット10の機能により一時的に解除されて、上方シャフト4を任意の位置まで引き上げることができる。また、引き上げの停止と同時に、上方シャフト4はクランパユニット10の機能により再び固定されて、その位置に保持される。
一方、クランパユニット10の固定解除時には、下方シャフト3に対して上方シャフト4を上方へ引き上げることができるのみならず、下方へ引き下げることも可能になり、これらにより、上方シャフト4を任意の高さに調整することができる。
図2に、上述のクランパユニット10の詳細を示す。符号11は、クランパユニット10のハウジングを示し、図2及び図3に示すように、ハウジング11は、上方のみに有底部12を有する円筒状に形成される。ハウジング11の有底部12の中央部には挿通孔13が穿設されて、上方シャフト4をその挿通孔13に軸方向に移動自在に遊嵌させる。
図2に示すように、ハウジング11は、摺動部(摺動部材)20とクランパ(固定機構)30とをその内部に、かつ有底部12の側からこの順に収容し、これら摺動部20とクランパ30とを外側から覆う。ハウジング11の下部には、2つの矩形の係止孔14が相互に略対角線上に離隔した位置にそれぞれ配設される。
係止孔14の軸方向長さHは、少なくとも後述するクランパ30の固定を解除するために必要なストローク長の所定長Lを超えた長さに形成される。ハウジング11の内部には軸方向に直線状に延びる回り止め15が固着される。例えば、この回り止め15は、丸棒材などをハウジング11の内周部11aに溶着して形成する。
図2、図5、図6に示すように、摺動部20は肉厚の円筒状に形成され、かつ、周方向に2つ(複数個)に分割形成された樹脂製の摺動体21からなる。例えば、摺動体21はフッ素樹脂等から形成される。
詳細には、摺動部20は、内周部が円形の上方シャフト4の外周部4aに沿うように、その内周部21aが内円弧状に形成されて軸方向に一定長だけ延びると共に、上方シャフト4の外周部4a上に周方向に並設される複数個の摺動体21によって形成され、かつ、これら複数個の摺動体21の間の少なくとも1つの境界部22に、軸方向に貫通する隙間を介在させてシャフト部材4の外周部4a上に配置される。
なお、これら2つの摺動体21が上方シャフト4の外周部4a上に配置されたときに、2つの境界部22の双方にこのような隙間が介在することは勿論ありうる。この軸方向に貫通する隙間の介在により、各摺動体21と上方シャフト4との間に隙間が形成されたり、各摺動体21が上方シャフト上4から浮き上がることがない。このため、2つの摺動体21は、その内周部21aが上方シャフト4の外周部4aに密接して、軸方向に滑らかに摺動することができる。
各摺動体21の内周部21aの上端部には、上方シャフト4が摺動体21に挿入しやすいように、面取り加工21cが施されている。また、各摺動体21の外周部21bには、周方向に延びる2つのOリング溝21dが、軸方向に間隔を設けて配設される。
図10及び11に示すように、クランパ30は、略円筒状に形成された外筒部31を有し、この外筒部31は、後述のホルダ(突出部)33との間の隙間が軸方向下方へ徐々に狭くなるように形成されたテーパー部31aを有する。
クランパ30は、外筒部31のテーパー部31a内に周方向に複数個のローラ32が相互に間隔を設けて配設される。また、ローラ32は、転動面32aが上方シャフト4の外周部4aに沿うような凹みを有する樽状に形成されている。
クランパ30は、円筒状に形成されて外筒部31と上方シャフト4との間に軸方向に移動可能に介装されるホルダ33を有する。このホルダ33は、下端部が外筒部31から下方へ突出すると共に、上述のローラ32を上方シャフト4上で上下軸方向に転動可能に収容する。クランパ30は、このホルダ33の抜け出し防止用のストッパリング33aを有する。
クランパ30は、その付勢力により外筒部31に対してホルダ33を軸方向下方に押圧することにより、上述のローラ32を外筒部31のテーパー部31aに押し込む方向に押圧して、このローラ32を上方シャフト4の外周部4aと外筒部31のテーパー部31aとの間に圧接させるコイルばね(ばね部材)34を有する。
これにより、クランパ30は、上述のハウジング11をコイルばね34の付勢力に抗して下方へ所定長Lだけ押動することにより、摺動部20を介して外筒部31が下方へ所定長Lだけホルダ33の側へ押動されて、ローラ32の上方シャフト4の外周部4aと外筒部31のテーパー部31aとの間への圧接が解除される。これにより、上方シャフト4に対する固定が解除される。ホルダ33は、クランパ30の固定解除時にも、少なくともその下端部が外筒部31の下端部から下方に突出するように形成されている。
図2及び図5に示すように、摺動部20の2つのOリング溝21dには、これらにそれぞれ嵌合する2つのOリング(付勢部材)23が配設される。Oリング23はゴム製であるから適度な弾性を有し、摺動部20を上方シャフト4の外周部4aに所定の圧力で付勢して、摺動部20を上方シャフト4の外周部4a上に押圧しながら摺動させる。
この所定の圧力は、固定解除時に上方シャフト4を下方シャフト3に対して上下軸方向に移動させるときに適度な制動力を与えることができ、その挙動を緩やかにすることができる一方、その上下軸方向への移動はあくまでも滑らかであることが必要である。他方、仮に移動中に使用者が上方シャフト4からうっかり手を放したりしても、上方シャフト4や吊り下げられている服飾等の重さなどにより、上方シャフト4が下方シャフト3の中に急激に落ち込んだり、あるいは落下したりすることがないような圧力に設定される。
図2及び図7に示すように、ハウジング11の内周部11aと摺動部20の外周部20aとの間に、摺動部Cリング24が介装される。摺動部Cリング24は上述の2つのOリング23の間に配設され、Oリング23が摺動部Cリング24の軸方向への抜け出しを防止する。
摺動部Cリング24はCリング状に形成されて、ハウジング11に内嵌する。摺動部Cリング24の切欠部24aが、図3に示すハウジング11の回り止め15に係止される。したがって、摺動部Cリング24は、ハウジング11内で周方向に回転することができない。
この一方、摺動部Cリング24は、ハウジング11内に配置されたときに、その内周部24bと摺動部20の外周部20aとの間にわずかな隙間が介在するように形成されて、摺動部20は摺動部Cリング24内で摺動しながら回転することができる。
図2及び図4に示すように、ハウジング11の内周部11aとクランパ30の外周部30aとの間に、クランパCリング35が介装される。クランパCリング35は、クランパ30の外周部30aに周方向に設けられた2つのストッパ溝30b内にそれぞれ配設された2つのCリングストッパ36の間に配設され、Cリングストッパ36がクランパCリング35の軸方向への抜け出しを防止する。Cリングストッパ36は弾性材でCリング状に形成されているため、クランパ30のストッパ溝30b内に容易に取り付けることができる。
クランパCリング35はCリング状に形成されて、ハウジング11内に内嵌する。クランパCリング35の切欠部35aが、図3に示すハウジング11の回り止め15に係止される。したがって、クランパCリング35は、ハウジング11内で周方向に回転すること
ができない。
クランパCリング35は、ハウジング11に配置されたときに、その内周部35bとクランパ30の外周部30aとの間にわずかな隙間が介在するように形成されて、クランパ30はクランパCリング35内で摺動しながら回転することができる。
上述の摺動部Cリング24とクランパCリング35は、共働して摺動部20とクランパ30とをハウジング11の中央部に略同軸に配置させる。したがって、摺動部20とクランパ30とがハウジング11の内部の中央部に、かつ、略同軸に確実に配置される。これにより、上方シャフト4を通した摺動部20とクランパ30との連動がより円滑に行われるようになる。
図2及び図8に示すように、上方シャフト4を遊嵌できるように平板リング状に形成された支持部(支持部材)40が配設されて、下方シャフト3の上端部に溶着される。また、支持部40の外周部には上述のハウジング11の係止孔14に係止するための2つの係止部41が、略対角線上にそれぞれ形成される。
支持部40の中央部に穿設された挿通孔42は、上方シャフト4をその内部に挿通させた状態で、ハウジング11の係止孔14をこの支持部40の係止部41に係止させやすいように、偏心して穿設されている。
図2及び図9に示すように、支持部40の下部に、半リング状に形成された固定板45が2本のねじで螺着される。固定板45は、ハウジング11の係止孔14を上述の支持部40に係止した後に、ハウジング11を支持部40の中心に配置し、かつ固定することができるようにするものである。固定板45は、取り付け後にその内周部46が下方シャフト3の外周部3aに当接して、ハウジング11の中心位置からの偏りを修正する。
上述のクランパユニットを用いたスライド式伸縮スタンド1の使用方法について説明する。図2及び10は、本クランパユニット10の固定時の状態を示す。この固定時には、クランパ30のコイルばね34が外筒部31の内部で伸長していて、外筒部31に対してホルダ33を軸方向下方に押圧している。このため、ホルダ33からの下方への押圧力とテーパー部31aとの相互作用により、ローラ32が上方シャフト4の外周部4aと外筒部31のテーパー部31aとの間に押し込まれている。
このため、図11に示すように、ローラ32が、ホルダ33の内部を挿通する上方シャフト4の外周部4a上に圧接する。この圧接力により、上方シャフト4の下方への移動が阻止されて禁止される。ただし、ローラ32が樽状に形成されて、ローラ32と上方シャフト4の外周部4aとは点ないし線接触しているだけであるから、上方シャフト4に対して周方向へ一定以上の回転力を加えれば、ローラ32の圧接力に抗して上方シャフト4を周方向へ回転させることはできる。
しかしながら、本クランパユニットを用いたスライド式伸縮スタンドにおいては、摺動部20とクランパ30を、上述のように摺動部Cリング24とクランパCリング35との内部でこれらと摺動しながら回転させることができるので、上方シャフト4の周方向への移動は滑らかである。
また、この固定時に上方シャフト4を上方へ一定以上の力で引き上げると、コイルばね34の付勢力にも拘わらず、ローラ32が上方シャフト4によって上方へわずかに転動して、ローラ32による上方シャフト4の外周部4aへの押圧力が一時的に弱められる。このため、上方シャフト4を上方へ引き上げることができる。
このとき、上方シャフト4は摺動部20と摺動するため、摺動部20によって一定の制動力が加えられる。したがって、上方シャフト4の移動は緩やかとなり、高さ調整は容易である。また、移動の停止と同時に、コイルばね34の付勢力によってローラ32が再び上方シャフト4の外周部4aと外筒部31のテーパー部31aとの間に押し込まれて、上方シャフト4はその高さに固定され保持される。
一方、図12に示すように、クランパ30の固定を解除する場合には、ハウジング11をクランパ30のコイルばね34の付勢力に抗して所定長Lだけ下方に押す。これにより、クランパ30の外筒部31が、摺動部20を介して所定長Lだけ強制的に下方へ移動される。このため、ローラ32による上方シャフト4の外周部4aへの圧接力が開放される。
これにより、上方シャフト4に対する固定が解除されて、上方シャフト4を下方シャフト3に対して自由に伸縮させることができ、上方シャフト4の高さを任意の位置まで移動させることができるようになる。このとき、上述の摺動部20が上方シャフト4に対して一定の押圧力を加えながら、上方シャフト4を軸方向へ摺動させる。
このため、固定解除時にも、上方シャフト4の上下軸方向への移動が制動されて緩やかになり、上方シャフト4の位置調整が極めて容易になる。また、仮に使用者が上方シャフト4から手を放したとしても、重力により上方シャフト4が急激に落ち込んだり、あるいは落下したりすることが確実に防止される。
また、摺動部20は2つの摺動体21からなり、かつ、2つの摺動体21の間の少なくとも1つの境界部22に軸方向に貫通する隙間を介在させて上方シャフト4上に配設されるように形成されているから、各摺動体21と上方シャフト4との間に隙間が形成されたり、各摺動体21が上方シャフト4の外周部4a上から浮き上がることはない。
このため、Oリング23は摺動部20の2つの摺動体21を上方シャフト4の外周部4aに所定の圧力で略均一に付勢することができ、各摺動体21を上方シャフト4の外周部4aに押圧しながら確実に摺動させることができる。これにより、摺動部20の軸方向及び周方向への最適な制動力が発生する。
さらに、上述のように、摺動体21のOリング溝21dに嵌合するOリング23はリング状の弾性体であり、かつ上下に2つが設けられたので、2つの摺動体21を上方シャフト4の外周部4a上に確実に保持すると共に、摺動体21の外周部21bに対し所定の圧力を略均一に加えることができる。
また、摺動体Cリング24及びクランパCリング35が共働して、摺動部20とクランパ30とをハウジンク11の中央部に略同軸に保持すると共に、摺動部20とクランパ30とをハウジンク11に対して回転可能にしたから、摺動部20が設けられたことによって上方シャフト4の周方向への回転も一定程度だけ抑制されるようになったにも拘わらず、上方シャフト4の回転は滑らかであり、わずかな力で回転させることができ、使用者が使いやすいものとなった。
さらに、ハウジング11の係止孔14は、少なくともクランパ30の固定を解除するために必要な所定長Lを超える長さHに形成される。すなわち、ハウジング11は、支持部40の係止部41に少なくとも所定長Lだけ軸方向に移動可能に係止されるから、ハウジング11を上方から所定長Lだけ軸方向に押動することが可能となり、コイルばね34の付勢力に抗してクランパ30の外筒部31を上方から所定長Lだけ下方へ押動して、その
固定を解除することができる。このように、本クランパユニット1の固定の解除は極めて容易である。
なお、上述のクランパユニット及びクランパユニットを用いたスライド式伸縮スタンドは一例にすぎず、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
1 スライド式L型スタンド
2 基台
3 下方シャフト(下方シャフト部材)
3a 外周部
4 上方シャフト(上方シャフト部材)
4a 外周部
10 クランパユニット
11 ハウジング
11a 内周部
12 有底部
13 挿通孔
14 係止孔
15 回り止め
20 摺動部(摺動部材)
20a 外周部
21 摺動体
21a 内周部
21b 外周部
21c 面取り加工
21d Oリング溝
22 境界部
23 Oリング(付勢部材)
24 摺動部Cリング
24a 切欠部
24b 内周部
30 クランパ(固定機構)
30a 外周部
30b ストッパ溝
31 外筒部
31a テーパー部
32 ローラ
32a 転動面
33 ホルダ
33a ストッパリング
34 コイルばね(ばね部材)
35 クランパCリング
35a 切欠部
35b 内周部
36 Cリングストッパ
40 支持部(支持部材)
41 係止部
42 挿通孔
45 固定板
46 内周部
H 軸方向長さ
L 所定長

Claims (5)

  1. 断面外形が円形の直線状に延びるシャフト部材(4)を内部に挿通させて固定時には前記シャフト部材の少なくとも一の軸方向への移動を禁止する一方、固定解除時には前記シャフト部材の前記一及び他の軸方向への移動を許容する固定機構(30)と、前記シャフト部材を内部に挿通させて前記固定機構と軸方向に直列に配設されると共に前記シャフト部材の外周部(4a)に沿うように形成された内周部(21a)で前記シャフト部材の外周部と軸方向に摺動する摺動部材(20)と、前記摺動部材を前記シャフト部材の前記外周部に所定の圧力で付勢して前記摺動部材を前記シャフト部材の前記外周部に押圧させる付勢部材(23)とを備え、前記付勢部材の前記所定の圧力は、前記固定解除時に前記シャフト部材を移動させるときに前記摺動部材が前記シャフト部材に対して制動力を付与することができる圧力に、又は、前記シャフト部材が上下方向に配置されたときに前記シャフト部材が自由落下することがない圧力に設定されることを特徴とするクランパユニット。
  2. 断面外形が円形の直線状に延びるシャフト部材(4)を内部に挿通させて固定時には前記シャフト部材の少なくとも一の軸方向への移動を禁止する一方、固定解除時には前記シャフト部材の前記一及び他の軸方向への移動を許容する固定機構(30)と、前記シャフト部材を内部に挿通させて前記固定機構と軸方向に直列に配設されると共に前記シャフト部材の外周部(4a)に沿うように形成された内周部(21a)で前記シャフト部材の外周部と軸方向に摺動する摺動部材(20)と、前記摺動部材を前記シャフト部材の前記外周部に所定の圧力で付勢して前記摺動部材を前記シャフト部材の前記外周部に押圧させる付勢部材(23)と、前記摺動部材の前記他の軸方向の側に有底部(12)を有する円筒状のハウジング(11)とを備え、前記ハウジングは、前記有底部に挿通孔(13)を有して前記シャフト部材を前記挿通孔に遊嵌させると共に前記摺動部材及び前記固定機構を外側から覆い、かつ、内周部(11a)と前記摺動部材の外周部(20a)との間に介在する第1のリング部材(24)及び前記内周部と前記固定機構の外周部(30a)との間
    に介在する第2のリング部材(35)を内部に有し、前記第1及び第2のリング部材は、前記摺動部材と前記固定機構とを前記ハウジングの中央部に略同軸に配置させることを特徴とするクランパユニット。
  3. 断面外形が円形の直線状に延びるシャフト部材(4)を内部に挿通させて固定時には前記シャフト部材の少なくとも一の軸方向への移動を禁止する一方、固定解除時には前記シャフト部材の前記一及び他の軸方向への移動を許容する固定機構(30)と、前記シャフト部材を内部に挿通させて前記固定機構と軸方向に直列に配設されると共に前記シャフト部材の外周部(4a)に沿うように形成された内周部(21a)で前記シャフト部材の外周部と軸方向に摺動する摺動部材(20)と、前記摺動部材を前記シャフト部材の前記外周部に所定の圧力で付勢して前記摺動部材を前記シャフト部材の前記外周部に押圧させる付勢部材(23)と、前記摺動部材の前記他の軸方向の側に有底部(12)を有する円筒状のハウジング(11)とを備え、前記ハウジングは、前記有底部に挿通孔(13)を有して前記シャフト部材を前記挿通孔に遊嵌させると共に前記摺動部材及び前記固定機構を外側から覆い、かつ、内周部(11a)と前記摺動部材の外周部(20a)との間に介在する第1のリング部材(24)を有し、前記第1のリング部材は、内周部(24b)と前記摺動部材の前記外周部との間が周方向に摺動可能であることを特徴とするクランパユニット。
  4. 断面外形が円形の直線状に延びるシャフト部材(4)を内部に挿通させて固定時には前記シャフト部材の少なくとも一の軸方向への移動を禁止する一方、固定解除時には前記シャフト部材の前記一及び他の軸方向への移動を許容する固定機構(30)と、前記シャフト部材を内部に挿通させて前記固定機構と軸方向に直列に配設されると共に前記シャフト部材の外周部(4a)に沿うように形成された内周部(21a)で前記シャフト部材の外周部と軸方向に摺動する摺動部材(20)と、前記摺動部材を前記シャフト部材の前記外周部に所定の圧力で付勢して前記摺動部材を前記シャフト部材の前記外周部に押圧させる付勢部材(23)と、前記摺動部材の前記他の軸方向の側に有底部(12)を有する円筒状のハウジング(11)と、中央部に挿通孔を有して前記シャフト部材を遊嵌するように平板リング状に形成された支持部材(40)とを備え、前記固定機構は、円筒状に形成されて内部に前記シャフト部材を挿通させる外筒部と、円筒状に形成されて前記外筒部と前記シャフト部材との間に軸方向に移動可能に介装されると共に端部が前記外筒部から前記一の軸方向の側へ突出する突出部と、前記外筒部と前記突出部との間に介装されて前記外筒部に対して前記突出部を前記一の軸方向へ付勢するばね部材とをさらに備え、前記ハウジングは、前記支持部材の外周部(41)に少なくとも所定長(L)だけ軸方向に移動可能に係止されると共に前記支持部材と共働して前記摺動部材と前記固定機構とを内部に収容し、前記固定機構は、前記ハウジングによって前記外筒部が前記ばね部材の付勢力に抗して前記一の軸方向の側へ所定長(L)だけ押動されることにより固定が解除されることを特徴とするクランパユニット。
  5. 複数のシャフト部材(3,4)が上下軸方向に連続されてなると共に下側に配置される下方シャフト部材(3)は円形パイプからなり、上側に配置される上方シャフト部材(4)は前記下方シャフト部材の内部に収容されて伸縮自在なスライド式伸縮スタンドにおいて、請求項1ないしのいずれかに記載のクランパユニットが前記下方シャフト部材と前記上方シャフト部材との間に介装されて前記上方シャフト部材が前記下方シャフト部材に対して上下方向に伸縮自在なことを特徴とするクランパユニットを用いたスライド式伸縮スタンド。
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