JP5882807B2 - 釣竿保持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、釣竿を保持する釣竿保持装置に関する。
釣竿を保持する釣竿保持装置としては、特開平10−136855号公報(特許文献1)に記載されたものが知られている。この文献に記載された釣竿保持装置は、コ字状の基体と、基体の下辺部に取り付けられた係止部材と、係止部材に螺合し、基体の上辺部に向かって延びる螺子杆と、螺子杆の上端に取り付けられたクランプ部品と、螺子杆の下端に取り付けられた操作レバーと、を含むものである。螺子杆の外面に形成されたネジは係止部材に形成されたネジに螺合している。よって、操作レバーを用いて螺子杆を回動させることにより、螺子杆の上端にあるクランプ部品を鉛直方向に沿って移動させることができる。船縁等の被固定物を基体の上辺部と下辺部との間に挟み込み、操作レバーを操作してクランプ部品を被固定物に圧着させることにより、被固定物に釣竿保持装置を固定することができる。
特開平10−136855号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された釣竿保持装置は、被固定物を基体の上辺部と下辺部との間に挟み込む構成を採用しているため、上辺部と下辺部との間の距離よりも大きな厚みを有する被固定物には取り付けられない。さらには、螺子杆のクランプ部品を移動させるためには、操作レバーを操作する必要があるところ、特に狭い場所や暗い場所では、操作レバーの操作が容易ではない。このように、上記特許文献に記載された釣竿保持装置は、使い勝手の良いものではない。
そこで、本実施の形態により、使い勝手の良い釣竿保持装置を提供する。
一実施形態に係る釣竿保持装置は、釣竿を保持する保持部を備え、第1の当接面を有する基体と、該基体に取り付けられ、前記第1の当接面に直交する方向に沿って延び、外面に螺旋状の第1ネジ部が形成された丸棒状の案内軸と、形成された貫通穴に前記案内軸を通し、前記第1の当接面に対向する第2の当接面を有する可動体であって、該案内軸の前記第1ネジ部に螺合する螺合位置と、該第1ネジ部から離れた解除位置との間を変位する第2ネジ部を備える可動体と、を具備する。
一実施形態に係る物品保持装置は、物品を保持する保持部を備え、第1の当接面を有する基体と、該基体に取り付けられ、前記第1の当接面に直交する方向に沿って延び、外面に螺旋状の第1ネジ部が形成された丸棒状の案内軸と、形成された貫通穴に前記案内軸を通し、前記第1の当接面に対向する第2の当接面を有する可動体であって、該案内軸の前記第1ネジ部に螺合する螺合位置と、該第1ネジ部から離れた解除位置との間を変位する第2ネジ部を備える可動体と、を具備する。
本実施の形態により、使い勝手の良い釣竿保持装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る釣竿保持装置の構成を示す側面図である。 図2は、図1に示した釣竿保持装置を方向Vから見て示す図である。 図3は、図3は、図1に示した釣竿保持装置に用いられる第2の可動体の構成を示す正面図である。 図4は、図3に示した第2の可動体の構成を示す底面図である。 図5は、図1に示した釣竿保持装置の構成(収納状態)を示す側面図である。
以下、様々な実施形態を適宜図面を参照して説明する。なお、図面における共通する構成要素には同一の参照符号が付されている。また、各図面は、便宜上、必ずしも同一の縮尺により示されているとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係る釣竿保持装置の構成を示す側面図である。図2は、図1に示した釣竿保持装置を方向Vから見て示す図である。図示のように、釣竿保持装置100は、基部200と、基部200に取り付けられた案内軸300と、案内軸300に取り付けられ案内軸300の延設方向に沿って移動する第1の可動体400及び第2の可動体500と、を含む。なお、図2においては、便宜上、可動体500の表現が省略されている。
(基部200の構成)
基部200は、本体210と、釣竿を保持する保持ユニット220と、を含む。
本体210は、例えば略T字状に延びる形状を有する。すなわち、本体210は、水平方向に延びる水平部材230と、水平部材230に連続的に繋がり、鉛直方向に延びる鉛直部材240と、を含む。
水平部材230の下面232は、船縁等の被固定物に当接する当接面232(第1の当接面)とされる。当接面232には滑り止めのためにゴムや樹脂等が付与されてもよい。水平部材230の一端には、この水平部材230の内部に設けられ、この水平部材230の上面234から突出した固定軸236が形成されている。後述するように、この固定軸236を用いて、保持ユニット220が本体210に取り付けられる。この固定軸236は、軸237を中心軸として、図1に示した位置とこの位置から反時計回りに90度回動した位置との間において変位可能となるように設けられている。
鉛直部材240は、略直方体状の連結部材242と、この連結部材242の両側面を挟み込むようにこの連結部材242に取り付けられた上部部材244と、を含む。連結部材242には、後述するように案内軸300が固定されている。上部部材244は、連結部材242を貫通する軸246に接続されることによって、連結部材242に対して回動自在となっている。
保持ユニット220は、本体210の水平部材230の上面234に沿って延びる形状を有する。保持ユニット220の中央部分には、この保持ユニット220を貫通する係合穴222が形成されている。この係合穴222に水平部材230の固定軸236を通し、固定軸236の上端にキャップ238を締め付けることにより、保持ユニット220は本体210に固定される。
保持ユニット220の一端及び他端には、それぞれクランプ部材250及び竿受部材260が取り付けられている。クランプ部材250は、円柱状の収容領域252aを有する収容部材252と、この収容部材252に収容される着脱ユニット253と、を含む。
着脱ユニット253は、略円筒状の形状を有する下部材254と、この下部材254に結合した支持部材256と、この支持部材256に支持されたリング状の軸受258と、を含む。軸受258に釣竿Rを通すことによって、釣竿Rに着脱ユニット253が固定されるようになっている。
下部材254の外面には、その周方向に延びるくびれ254aが形成されている。下部材254は、収容部材252の収容領域252aに収容される。収容部材252に設けられたレバー252bの凸部252cが下部材254のくびれ254aに係合することにより、着脱ユニット253は、下部材254が収容領域252aに収容された状態においても、軸Aを中心軸として回動自在となっている。レバー252bを操作して凸部252cと下部材254のくびれ254aとの係合を解除することにより、着脱ユニット253は、収容部材252から取り外される。
竿受部材260は、この竿受部材260に形成された貫通穴262に、保持ユニット220の他端に形成された軸264を通すことによって、この軸264を中心軸として回動自在に保持ユニット220に取り付けられる。竿受部材260の上端266には、略U字状に延びる凹部(図示せず)が形成されている。この凹部に釣竿Rが収容される。
なお、保持ユニット220は、図1に示したような釣竿Rを案内軸300の延設方向に直角な方向に延びるように保持する状態(第1の状態)、及び、釣竿Rを案内軸300の延設方向に平行な方向に延びるように保持する状態(第2の状態)の両方の状態をとることができる。保持ユニット220を第1の状態から第2の状態に移行させるためには、まず、操作者は、キャップ238を緩めた後、固定軸236が軸237を中心軸として反時計回りに90度回動するように、保持ユニット220を移動させる。これに合わせて、操作者は、保持ユニット220を固定軸236を中心軸として180度回動させる。これにより、竿受部材260がクランプ部材250より下方に位置するような状態で、保持ユニットの底面が鉛直部材240の側面の上に載置される。最後に、操作者により、キャップ238が締め付けられることにより、保持ユニット220が鉛直部材240に固定される。
なお、保持ユニット220としては、上述した構成を有するユニットの他、任意の構成を有するユニットを用いることができる。
(案内軸300の構成)
案内軸300は、丸棒状に形成されている。案内軸300は、その上端が本体210の連結部材242の内部に埋め込まれ固定されることにより、連結部材242に取り付けられる。案内軸300は、本体210の当接面232に直交する方向に沿って延びる。案内軸300の外面には、螺旋状の雄ネジ(第1ネジ部)301が案内軸300の延設方向に沿って形成されている。案内軸300の下端には、この下端を覆うキャップ302が取り付けられている。
(第1の可動体400の構成)
図1及び図2には、第1の可動体400の側面及び背面がそれぞれ示されている。第1の可動体400は、一端から他端に向かって減少する厚みを有する略直方体状の形状とされている。第1の可動体400の一端には、貫通穴402が形成されている。この貫通穴402の直径は、案内軸300の外径よりわずかに大きなものとされている。第1の可動体400は、このように形成された貫通穴402に案内軸300を通すようにして、案内軸300に対して摺動自在となるように取り付けられている。第1の可動体400の上面のうち他端側にある面404が、船縁等の被固定物に当接する当接面404(第2の当接面)とされる。当接面404には滑り止めのためにゴムや樹脂等が付与されてもよい。この当接面404は、本体210の当接面232と対向している。
なお、図1及び図2に示された第1の可動体400の形状は、単なる一例に過ぎないものであり、第1の可動体400は、案内軸300に沿って摺動するための貫通穴402及び被固定物に当接するための当接面404を有する限りにおいて任意の形状を有するものとすることができる。
(第2の可動体500の構成)
第2の可動体500の具体的な構成例について、図1に加えてさらに図3及び図4を参照して説明する。図3は、図1に示した釣竿保持装置に用いられる第2の可動体の構成を示す正面図である。図4は、図3に示した第2の可動体の構成を示す底面図である。
図示のように、第2の可動体500は、中空状のフレーム510と、このフレーム510に取り付けられた第1の操作部520及び第2の操作部530と、を含む。
フレーム510は、例えば、6角形状の2枚の板部材512、514を所定の間隔をおいて対向させた、箱型の形状を有する。フレーム510の両側面には、それぞれ、第1の操作部520及び第2の操作部530の一部を露出させるための開口516が形成されている。フレーム510の上面及び下面にそれぞれ円形状の穴517a、517bが形成されている。フレーム510の内部には、フレーム510の上面に形成された穴517aに連通する環状の軸受部材518a、及び、フレーム510の下面に形成された穴517bに連通する環状の軸受部材518bが配置されている。これら軸受部材518a、518bの内径は、案内軸300の外径よりもわずかに大きなものとされている。第2の可動体500は、軸受部材518a、518bの中に案内軸300を通すようにして、案内軸300に対して摺動自在となるように取り付けられる。
第1の操作部520は、中空状の箱型を有するように形成されている。第1の操作部520の上面には、後述するバネ540の一端を通すための開口521が形成されている。第1の操作部520は、その側壁522の一部がフレーム510の開口516から露出するように、フレーム510の内部に収容されている。第1の操作部520には貫通穴524が形成されている。この貫通穴524の中に、フレーム510の2枚の板部材512、514間に配置された軸513を通すことにより、第1の操作部520は、軸513を中心軸として回動自在となっている。
第1の操作部520の底面には、案内軸300の外面に形成されたネジ301に係合する雌ネジ(第2ネジ部)528が形成されている。ネジ528は、ネジ301の形状に沿うように円弧状に形成されている。このネジ528は、鉛直方向(図3中の上下方向)に沿って延びるように形成されている。第1の操作部520の側壁522(の内壁522a)と、フレーム510内に配置された軸受部材518の外面との間には、軸513を中心軸として回動する略ヘ字状に形成されたバネ540が配置されている。バネ540の一部が第1の操作部520の内部に収容され、バネ540の残りの部分が第1の操作部520の開口521を通って外部に露出している。バネ540は、第1の操作部520を反時計回り(図3中)に回動するように付勢する。これにより、通常の状態では、第1の操作部520のネジ528は、案内軸300のネジ301に螺合する位置(螺合位置)にある。操作者が第1の操作部520の側壁522を押圧して第1の操作部520を時計回り(図3中)に回動させると、第1の操作部520のネジ528は、案内軸300のネジ301から離れた位置(解除位置)に位置するが、操作者が側壁522に対する押圧を止めると、第1の操作部520のネジ528は、螺合位置に復帰する。
なお、ネジ528が螺合位置にある状態において、操作者が第1の操作部520の側壁522を押圧して第1の操作部520を時計回り(図3中)に回動させようとするときには、ネジ528は、図3から分かるように、下方に移動しなくてはならない。ネジ528は案内軸300のネジ301に螺合しているため、ネジ528が下方に移動するためには、第2の可動体500全体が案内軸300に対して上方に移動しなくてはならない。よって、操作者が第1の操作部520の側壁522を押圧すると、第2の可動体500全体がわずかに上方に移動しながら、ネジ528は螺合位置から解除位置に移動することになる。
この点について図3を参照して具体的に説明する。図3に示すように、案内軸300の軸中心Aから軸513までの距離を「A」とし、軸中心Aからネジ528までの距離を「B」とする。図3から明らかなように、A>Bという関係が成り立っているため、第1の操作部520が軸513を中心軸として時計回りに回動して、ネジ528と案内軸300のネジ301との嵌合が外れるためには、第2の可動体500全体が上方に移動しなくてはならない。したがって、ネジ528が螺合位置から解除位置に移動するためには、第2の可動体500全体が上方に移動できるよう、第2の可動体500と第1の可動体400との間に所定のスペースがあることが必要である。よって、第2の可動体500が第1の可動体400を押圧している状態においては、第2の可動体500が上方に移動することができないため、操作者が第1の操作部520の側壁522を押圧しても、第1の操作部520は回動できず、したがって、ネジ528は、螺合位置から解除位置に移動することはできない。
第2の操作部530は、フレーム510を貫通する案内軸300を中心として第1の操作部520と左右対称の形状を有する。第2の操作部530もまた、第2の操作部530に形成された貫通穴534の中に、フレーム510の2枚の板部材512、514間に配置された軸513を通すことにより、軸513を中心軸として回動自在とされる。第2の操作部530とフレーム510内の軸受部材518との間にも、同様にバネ(図示せず)が配置される。なお、図4においては、第2の操作部530の表現が省略されている。
なお、本実施形態では、第1の操作部520及び第2の操作部530の両方が用いられる場合について説明したが、別の実施形態では、これらのうちの一方のみを用いるようにしてもよい。
(釣竿保持装置100の動作)
まず、図1に示した状態にある釣竿保持装置100は、基部200の当接面232と第1の可動体400の当接面404との間に被固定物を位置するように配置される。被固定物に当接面232を当接させた状態において、第1の可動体400が基部200に近づく方向に案内軸300に沿って摺動させられ、第1の可動体400の当接面404が被固定物に当接する。
次に、操作者により、第2の可動体500の第1の操作部520及び第2の操作部530が押圧されることによって、第1の操作部520のネジ528及び第2の操作部530のネジ(図示せず)が螺合位置から解除位置に移行させられる。これにより、第2の可動体500は、案内軸300に沿って摺動可能な状態となる。この状態を保ったまま、操作者により、第2の可動体500が第1の可動体400すなわち基部200に近づく方向に案内軸300に沿って摺動させられる。第2の可動体500が第1の可動体400に当接したときに、操作者により第1の操作部520及び第2の操作部530に対する押圧が解除される。これにより、第1の操作部520のネジ528及び第2の操作部530のネジ(図示せず)が解除位置から螺合位置に移行させられる。これにより、第2の可動体500は、案内軸300に沿って摺動不可能な状態となる。
次に、操作者により、第2の可動体500は、案内軸300を中心軸として正転させられると、第2の可動体500のネジ528と案内軸300のネジ301とが係合していることにより、第2の可動体500は、さらに第1の可動体400に近づく方向に移動する。引き続き、第2の可動体500が、案内軸300を中心軸として正動させられることにより、第1の可動体400を被固定物に向かって押圧することになる。これにより、被固定物に釣竿保持装置100が強固に固定される。この状態においては、上述したように、第2の可動体500が第1の可動体400に密着していることにより上方に移動できないため、操作者が第2の可動体500の第1の操作部520の側壁522を押圧しようとしても、第1の操作部520は軸513を中心軸として回動することができない(同様に、第2の操作部530も軸513を中心軸として回動することができない)。よって、例えば、操作者等が誤って第1の操作部520又は第2の操作部530に触れてしまったとしても、ネジ528は依然として螺合位置に位置し続けることになるので、釣竿保持装置100が被固定物に強固に固定された状態が確実に維持される。
次に、釣竿保持装置100を被固定物から取り外すときには、操作者により、まず、第2の可動体500が案内軸300を中心軸として逆転させられ、第2の可動体500が第1の可動体400からある程度の距離だけ離される。この後、操作者により、第2の可動体500の第1の操作部520及び第2の操作部530が押圧されることによって、第1の操作部520のネジ528及び第2の操作部530のネジ(図示せず)が螺合位置から解除位置に移行させられる。この状態のまま、操作者により、第2の可動体500が案内軸300に沿って基部200から離れる方向に摺動させられる。操作者により、適当な距離だけ第2の可動体500が摺動させられると、第1の操作部520及び第2の操作部530に対する押圧が解除される。これにより、第1の操作部520のネジ528及び第2の操作部530のネジ(図示せず)が解除位置から螺合位置に移行させられる。次に、操作者により、第1の可動体400が基部200から離れる方向に摺動させられる。これにより、釣竿保持装置100は、被固定物から取り外される。
なお、図5に示すように、釣竿保持装置100は、使用を終えたときには、基部200の上部部材244を、軸246を中心軸として連結部材242に対して例えば略90度回動させることにより、装置全体を小型化することが可能なものである。これにより、釣竿保持装置100は狭い場所にも収納し易くなる。
このように、第1の可動体400及び第2の可動体500は、案内軸300の略全体にわたって摺動することができるため、従来技術に係る釣竿保持装置によっては取り付けられないような大きな厚みを有する被固定物にも、本実施形態に係る釣竿保持装置を取り付けることができる。また、第1の可動体400は、案内軸300に沿って簡単に摺動可能なものであり、しかも、第2の可動体500は、例えば長い距離を移動するときには、ネジ528を解除位置に移行させて、案内軸300に沿って簡単に摺動自在となる一方、短い距離を移動するときには、ネジ528を螺合位置に移行させて、案内軸300を中心軸として回動することによって、案内軸300に沿って移動することができるものである。すなわち、第1の可動体400及び第2の可動体500は、ともに、簡単な操作により、案内軸300に沿って摺動又は移動することが可能なものである。これにより、操作者は、これらの可動体を目視しなくとも簡単に操作することができるので、特に狭い場所や暗い場所においても、本実施形態に係る釣竿保持装置を所望の被固定物に取り付けることができる。したがって、本実施形態によれば、使い勝手の良い釣竿保持装置を提供することができる。
なお、上記実施形態では、第1の可動体400と第2の可動体500とがそれぞれ別体として設けられた場合について説明したが、これらの可動体を1つの可動体として形成してもよい。この場合、この可動体に設けられたネジが螺合位置にあるときには、この可動体全体を案内軸300を中心軸として回動させれば、案内軸300に沿って移動可能である。
さらにまた、上記実施形態では、第2の可動体500に関し、第1の操作部520に形成されたネジ528は、軸受部材518a、518b間において、案内軸300のネジ301に係合する構成を採用した場合について説明したが、軸受部材518a、518bに代えて、フレーム510を貫通する1本の連続した軸受部材を用い、この軸受部材の中間部に部分的に形成され、案内軸300を露出させる開口を通して、第1の操作部520のネジ528が案内軸300のネジ301に螺合する、という構成を採用することもできる。
さらにまた、上記実施形態では、第2の可動体500に関し、ネジ528がバネ540によって解除位置から螺合位置に復帰する構成を採用する場合について説明したが、バネを用いることは必須要件ではなく、ネジ528を解除位置と螺合位置との間で変位させることが可能な任意の構成を採用することができる。
さらにまた、上記実施形態では、物品の一例として釣竿を保持する釣竿保持装置について説明したが、本明細書に開示された技術的思想は、釣竿以外の任意の物品を保持する物品保持装置にも適用可能なものである。例えば、釣竿Rを保持する保持ユニット220に代えて任意の物品(扇風機、照明機器、音響機器、冷暖房機器、通信機器や計算機器等)を保持する保持ユニットを本体210に取り付けることによって形成される物品保持ユニットに対しても、本明細書に開示された技術的思想を適用することが可能であることは、明らかである。
本明細書中における「正転」とは、時計回りの回動及び反時計回りの回動のうちのいずれを意味するものであってもよい。本明細書中における「逆転」とは、「正転」とは逆回りの回動を意味するものである。
R 釣竿
100 釣竿保持装置
200 基部
210 本体
220 保持ユニット
230 水平部材
232 当接面(第1の当接面)
240 鉛直部材
300 案内軸
301 ネジ(第1ネジ部)
400 第1の可動体
404 当接面(第2の当接面)
500 第2の可動体
520 第1の操作部
528 ネジ(第2ネジ部)
530 第2の操作部

Claims (9)

  1. 釣竿を保持する保持部を備え、第1の当接面を有する基体と、
    該基体に取り付けられ、前記第1の当接面に直交する方向に沿って延び、外面に螺旋状の第1ネジ部が形成された丸棒状の案内軸と、
    形成された貫通穴に前記案内軸を通し、前記第1の当接面に対向する第2の当接面を有する可動体であって、該案内軸の前記第1ネジ部に螺合する螺合位置と、該第1ネジ部から離れた解除位置との間を変位する第2ネジ部を備える可動体と、
    を具備する釣竿保持装置。
  2. 前記第2ネジ部が前記螺合位置にある前記可動体は、前記案内軸を中心軸として正転することにより前記基体に近づく方向に移動し、前記案内軸を中心軸として逆転することにより前記基体から離れる方向に移動する、請求項1に記載の釣竿保持装置。
  3. 前記第2ネジ部が前記解除位置にある前記可動体は、前記案内軸に沿って摺動自在となっている、請求項1又は請求項2に記載の釣竿保持装置。
  4. 前記可動体は、前記案内軸を通す貫通穴が形成され、前記第2の当接面を有する第1可動体と、該第1可動体とは別体として形成され、前記案内軸を通す貫通穴が形成され、前記第2ネジ部を備える第2可動体と、を含む、請求項1から請求項3のいずれかに記載の釣竿保持装置。
  5. 前記第2ネジ部は、前記螺合位置に位置するように付勢されている、請求項1から請求項4のいずれかに記載の釣竿保持装置。
  6. 物品を保持する保持部を備え、第1の当接面を有する基体と、
    該基体に取り付けられ、前記第1の当接面に直交する方向に沿って延び、外面に螺旋状の第1ネジ部が形成された丸棒状の案内軸と、
    形成された貫通穴に前記案内軸を通し、前記第1の当接面に対向する第2の当接面を有する可動体であって、該案内軸の前記第1ネジ部に螺合する螺合位置と、該第1ネジ部から離れた解除位置との間を変位する第2ネジ部を備える可動体と、
    を具備し、
    前記第2ネジ部が前記解除位置に位置する場合、前記可動体は、前記第2ネジ部が前記第1ネジ部と対向した状態で前記案内軸に沿って摺動可能である物品保持装置。
  7. 前記第2ネジ部が前記螺合位置に位置する場合、前記可動体は、前記案内軸に沿って摺動不可能である請求項6に記載の物品保持装置。
  8. 物品を保持する保持部を備え、第1の当接面を有する基体と、
    該基体に取り付けられ、前記第1の当接面に直交する方向に沿って延び、外面に螺旋状の第1ネジ部が形成された丸棒状の案内軸と、
    形成された貫通穴に前記案内軸を通し、前記第1の当接面に対向する第2の当接面を有する可動体であって、該案内軸の前記第1ネジ部に螺合する螺合位置と、該第1ネジ部から離れた解除位置との間を変位する第2ネジ部を備える可動体と、
    を具備し、
    前記第1の当接面及び前記第2の当接面を被固定物に当接させることにより当該被固定物に固定される物品保持装置
  9. 物品を保持する保持部を備え、第1の当接面を有する基体と、
    該基体に取り付けられ、前記第1の当接面に直交する方向に沿って延び、外面に螺旋状の第1ネジ部が形成された丸棒状の案内軸と、
    形成された貫通穴に前記案内軸を通し、前記第1の当接面に対向する第2の当接面を有する可動体であって、該案内軸の前記第1ネジ部に螺合する螺合位置と、該第1ネジ部から離れた解除位置との間を変位する第2ネジ部を備える可動体と、
    を具備し
    前記第2ネジ部は、前記螺合位置に位置するように付勢されている物品保持装置。
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