JP6637632B1 - 情報通信ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】設置面に対して迅速な着脱を行うことが可能な情報通信ユニットを提供する。【解決手段】通信モジュールMが設けられた情報通信ユニット本体Aと、設置面Wに埋め込まれ、情報通信ケーブルCと電気的に接続されるドックBと、を備え、情報通信ユニット本体Aは、設置面Wに埋め込まれる埋設部A1と、設置面Wから露出する露出部A2と、を有し、ドックBは、埋設部A1を収容する収容部B1を有し、収容部B1は、設置面Wの面方向に対して略鉛直方向に開口し、埋設部A1と収容部B1とは、それぞれ、互いに電気的に接続される接続端子Ac、Bcを含み、接続端子Ac、Bcの接続方向d1は、収容部B1の開口方向と略平行である。【選択図】図6

Description

本発明は、壁面等に取り付けられ、ネットワーク間の相互接続を行う情報通信ユニットに係るものである。
近年、住宅や会社等屋内の、各部屋における通信方法として、以下の方法が幅広く採用されている。
即ち、WANからの通信データを受ける情報制御盤(LANの他、電力やCATV等の情報も一括して管理する制御盤)を設けると共に、各部屋には、壁等の設置面に、情報コンセント(情報通信ケーブルのコネクタを接続するLAN接続部や、電源コンセント、同軸ケーブル接続口、電話線のコネクタ接続部等を表面板に臨ませて配置したコンセント)を取り付け、情報制御盤とLAN接続部とに亘って情報通信ケーブルを接続する方法である。
また、従来から、上記した情報コンセントに接続することで、無線LANのアクセスポイントを形成する情報通信ユニットに関する発明が提案されている。
例えば、特許文献1には、無線LAN接続と有線LAN接続とを同時に可能としながら、情報コンセントに取り付けた状態で嵩張らないようにすることが可能な、情報通信ユニットが記載されている。
この情報通信ユニットは、表側分割ケーシングと、裏側分割ケーシングと、を備えており、この内部に、情報通信ケーブルと接続される第1接続部が設けられた電子基板や、コンバータが収容される。
また、この情報通信ユニットは、第1接続部とコンバータとを、上下方向に隣り合うように構成することで、その外形を縦長に形成することができ、情報コンセントのユニット埋設部分に埋設することで用いられる。
このような構成により、この情報通信ユニットは、情報コンセントに取り付けた状態で嵩張ることなく、また、情報コンセントの縦長形状の各ユニット埋設部分の形状に合わせた外形とすることで、何れのユニット埋設部分にも自由に着脱可能となる。
特開2013−157738号公報
しかしながら、特許文献1に記載の情報通信ユニットは、表側分割ケーシングと裏側分割ケーシングとの連結部分が、壁面に埋め込まれる態様となっている。
このような構成となると、表側分割ケーシングのみを迅速に取り外すことが困難であり、情報通信ユニットの故障等による内部点検時や交換時において、作業の簡便性が失われてしまう。
本発明は上記のような実状に鑑みてなされたものであり、設置面に対して迅速な着脱を行うことが可能な情報通信ユニットを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、通信モジュールが設けられた情報通信ユニット本体と、設置面に埋め込まれ、情報通信ケーブルと電気的に接続されるドックと、を備え、
前記情報通信ユニット本体は、前記設置面に埋め込まれる埋設部と、前記設置面から露出する露出部と、を有し、
前記ドックは、前記埋設部を収容する収容部を有し、
前記収容部は、前記設置面の面方向に対して略鉛直方向に開口し、
前記埋設部と前記収容部とは、それぞれ、互いに電気的に接続される接続端子を含み、
前記接続端子の接続方向は、前記収容部の開口方向と略平行である。
本発明によれば、露出部を収容部に収容し、収容部の開口方向と略平行な方向に押し込むことで、各接続端子が接続されることとなる。また、この状態から、露出部を収容部の開口方向と略平行な方向に引っ張ることで、各接続端子の接続状態が解消される。
即ち、設置者は、ドックを情報通信ケーブルと接続した状態で設置面に埋め込んでおけば、アクセスポイントを形成する情報通信ユニット本体を、簡便な動作で迅速に、設置面に対して着脱を行うことが可能となる。
また、これにより、情報通信ユニット本体を独立して扱うことができるため、例えば、通信規格の変更等にも、柔軟に対応することが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記埋設部と前記収容部とは、位置決め手段を含み、
前記位置決め手段には、前記埋設部と前記収容部の何れか一方に設けられ、前記埋設部を前記接続方向にスライド案内するガイド溝と、他方に設けられ、前記ガイド溝に嵌め合わされるガイド突起と、が設けられている。
このような構成とすることで、収容部の収容空間内において、埋設部と収容部との位置決めがなされ、情報通信ユニット本体とドックとの、よりスムーズな着脱作業が可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記ガイド溝と前記ガイド突起とは、複数設けられ、
前記複数のガイド溝と前記複数のガイド突起とは、それぞれ、前記接続方向から見て非対称に配置されている。
このような構成とすることで、例えば、埋設部を上下に反転させて収容部に収容してしまう、といった不意の設置ミスを防止することが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記情報通信ユニット本体と前記収容部とは、着脱手段を含み、
前記着脱手段には、前記埋設部の外周面に形成される係合突起と、前記埋設部及び前記露出部の外周面に形成され、前記係合突起に連設された係合解除部と、前記収容部の内周面に形成され、前記係合突起に係合する係合溝と、が設けられ、
前記係合突起は、前記係合解除部の、前記係合突起の突起方向と対向する方向への変位に伴い、前記係合溝から離間する。
このような構成とすることで、情報通信ユニット本体とドックとの接続状態が、安定的に保持されるとともに、露出部の外周面に形成された係合解除部の操作により、係合突起と係合溝との係合状態を、迅速に解消することが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記着脱手段は、一対設けられている。
このような構成とすることで、情報通信ユニット本体とドックとの接続状態が、より安定的に保持される。
本発明の好ましい形態では、前記一対の係合解除部は、前記接続方向から見て対称に配置されている。
このような構成とすることで、設置者は、一対の係合解除部を用いて、係合突起を係合溝から離間させる際、一対の係合解除部を介して、情報通信ユニット本体を挟持することが可能となる。即ち、これにより、設置者は、一対の係合解除部に力を掛けやすくなり、係合状態の解消や接続状態の解消を、簡便に行うことが可能となる。
本発明によれば、設置面に対して迅速な着脱を行うことが可能な情報通信ユニットを提供することができる。
本発明の実施形態に係る情報通信ユニット本体を示す図である。 本発明の実施形態に係るドックを示す図である。 本発明の実施形態に係るドックの設置方法の説明のための図である。 本発明の実施形態に係るドックの設置方法の説明のための図である。 本発明の実施形態に係る情報通信ユニット本体の設置方法の説明のための図である。 本発明の実施形態に係る情報通信ユニットの設置状態における端面図及び断面図である。 本発明の実施形態に係る情報通信ユニットの設置状態における断面図である。 本発明の実施形態に係る情報通信ユニットの設置状態を示す概略斜視図である。
以下、図1〜図8を用いて、本発明の実施形態に係る情報通信ユニットについて説明する。
なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、これらの図において、符号1は、本実施形態に係る情報通信ユニットを示す。
図1及び図2に示すように、情報通信ユニット1は、通信モジュールM(図6参照)が設けられた情報通信ユニット本体Aと、設置面W(図8参照)に埋め込まれ、情報通信ケーブルC(図3参照)と電気的に接続されるドックBと、を備えている。
図1に示すように、情報通信ユニット本体Aは、設置面Wに埋め込まれる埋設部A1と、設置面から露出する露出部A2と、を有している。
なお、図1(a)は、情報通信ユニット本体Aの、埋設部A1側から見た斜視図、図1(b)は、情報通信ユニット本体Aの正面図である。
埋設部A1は、略直方体状に概略構成され、露出部A2の背側面から突設されている。
また、埋設部A1は、収容部B1(図2参照)と電気的に接続される接続端子Acを含む。
接続端子Acは、露出部A2と対向する側の側面に設けられ、この側面の面方向と略垂直方向に突出している。
また、埋設部A1には、その両長側面の略中央から、外方に向かって突出する、略三角柱状に構成された一対の係合突起Aeと、その両長側面の略中央から露出部A2に向かって延びる、一対の係合解除部Uと、が設けられている。
一対の係合解除部Uは、それぞれ、上面視で略L字状に構成されたアーム部Uaと、一対のアーム部Uaに対して、その先端から正側面側に延びるように連設されている係合解除片Ubにより構成されている。
一対のアーム部Uaは、埋設部A1の長側面の面方向及び露出部A2の背側面の面方向に沿って延び、埋設部A1側に係合突起Aeが連設されている。
一対の係合解除片Ubは、露出部A2の両長側面の略中央から、外方に向かって突出して設けられ、図1(b)に示すように、接続方向d1から見て対称に配置されている。
また、埋設部A1には、その両長側面に、埋設部A1を接続方向d1(図6参照)にスライド案内するガイド溝Agが設けられている。
ガイド溝Agは、各長側面に2つずつ設けられ、各長側面の面方向に沿って、接続方向d1と略平行に、かつ各長側面の短辺全長に亘って形成されている。
また、埋設部A1には、その両長側面に、複数の排熱孔hが設けられ、その背側面に、露出部A2側に僅かに窪んだラベル貼付部Atが設けられている。
ラベル貼付部Atには、例えば、型番や製造年月日等、情報通信ユニット本体Aに関する情報が記載されたラベルが貼付けられる。
露出部A2は、略直方体状に概略構成されており、その正側面上部には、情報通信ユニット本体Aの電源のON/OFFを切り替える電源部A2aと、情報通信ユニット本体Aの作動状態を確認する確認ランプA2bと、が設けられ、その正側面下部には、情報モジュラージャックm2(図6参照)と情報通信ケーブルとを接続するための、モジュラージャック用孔A2cが設けられている。
また、露出部A2には、その背側面に、複数の排熱孔hが設けられている。
ここで、一対の係合解除部Uは、例えば樹脂等の可撓性素材により形成されている。
また、埋設部A1及び露出部A2には、一対の係合解除部Uの延出方向に沿って、それぞれの内部に貫通する貫通孔Tが、埋設部A1及び露出部A2に連なって設けられている。
このような構成により、一対の係合突起Ae及び一対の係合解除部Uは、それぞれ、一対のアーム部Uaの埋設部A1側の基端を支点として、一対の係合突起Aeの突出方向に沿って変位することが可能となる。
図2に示すように、ドックBは、設置面Wの面方向に対して略鉛直方向に開口し、内部に埋設部A1を収容する収容空間Vが形成された、略有底角筒状の収容部B1と、収容部B1に連設されたドック本体B2と、を有している。
なお、図2(a)は、ドックBの、収容部B1側から見た斜視図、図2(b)は、ドックBの、ドック本体B2側から見た斜視図である。また、図2(b)に示すドックBは、図2(a)に示すドックBに対して、上下を反転させている。
図2(a)に示すように、収容部B1は、埋設部A1と電気的に接続される接続端子Bcを含む。
接続端子Bcは、収容部B1の底面に設けられ、この底面の面方向と略垂直方向に突出している。
また、収容部B1には、その内周面に、各ガイド溝Agに嵌め合わされる4つのガイド突起Bgと、係合突起Aeに係合する一対の係合溝Beと、が設けられている。
ガイド突起Bgは、各長側面に2つずつ設けられ、各長側面の面方向に沿って、接続方向d1と略平行に、かつ各長側面の短辺全長に亘って形成されている。
ガイド突起Bgと上記したガイド溝Agとにより、位置決め手段P(図5参照)が構成されている。
また、一対の係合溝Beと、上記した一対の係合解除部U及び一対の係合突起Aeにより、着脱手段Q(図7参照)が構成されている。
なお、ガイド溝Ag及びガイド突起Bgの数は、必ずしも4つである必要はなく、幾つであっても良い。
図2(b)に示すように、ドック本体B2は、略直方体状に概略構成されており、その底面に、情報通信ケーブルCと接続させる、ケーブル用雌端子B2bが設けられている。
また、ドック本体B2には、その外周面に、スイッチ取付け枠3(図3参照)の係止孔3aに係止する複数の係止突起B2aが設けられている。
また、ドック本体B2には、その両長側面に、複数の排熱孔hが設けられ、その背側面に、収容部B1側に僅かに窪んだラベル貼付部Btが設けられている。
ラベル貼付部Btには、例えば、型番や製造年月日等、ドックBに関する情報が記載されたラベルが貼付けられる。
次に、図3〜図5を用いて、情報通信ユニット1の設置面Wへの設置方法を説明する。
なお、説明の便宜上、図3〜図5において、設置面Wは省略する。
まず、設置者は、図3に示すスイッチボックス2の内部に、ドックBを収容する。
ここで、スイッチボックス2は、設置面Wに埋め込まれており、その上下に設けられた、一対のケーブル用挿通孔2aを複数有している。そして、インターネット回線である情報通信ケーブルCの雄端子Caが、外部から、下方中央のケーブル用挿通孔2aを介してスイッチボックス2の内部に挿通されている。
このため、設置者は、雄端子Caをケーブル用雌端子B2bに接続させた状態で、スイッチボックス2の内部に、ドックBを収容する。
なお、本実施形態において、スイッチボックス2は、一対のケーブル用挿通孔2a及び後述する一対のネジ用固定孔2bを3つ有している、3連型として構成されているが、情報通信ユニット1は、1連や2連、4連等のスイッチボックスに対しても、当然に適用可能である。
次に、設置者は、図3に示すスイッチ取付け枠3を、スイッチボックス2に収容されたドックBに被せ、スイッチ取付け枠3をスイッチボックス2に固定する。
ここで、スイッチ取付け枠3は、略長方形枠体状に概略構成されており、その両長側面に設けられた、係止突起B2aが係止する複数の係止孔3aと、その上下に設けられた、固定用のネジSが挿通される一対のネジ用挿通孔3bと、を有している。
また、スイッチボックス2は、その上下に、ネジSが螺合される一対のネジ用固定孔2bを複数有している。
このため、設置者は、スイッチボックス2に収容されたドックBの収容部B1を、スイッチ取付け枠3に挿通させ、各係止突起B2aを各係止孔3aに係止させる。
このとき、一対のネジ用挿通孔3bと一対のネジ用固定孔2bとが連通する。
そして、設置者は、一対のネジSを、一対のネジ用挿通孔3bに挿通し、一対のネジ用固定孔2bに螺合する。
このようにすることで、ドックB、スイッチボックス2及びスイッチ取付け枠3は、図4に示す態様となり、ドックBは、スイッチボックス2の内部に、安定的に位置決めされる。
次に、設置者は、図4に示すスイッチプレート取付け枠4を、スイッチ取付け枠3の上端部及び下端部に当接させ、スイッチ取付け枠3に取り付ける。
ここで、スイッチプレート取付け枠4は、略薄板状かつ略長方形枠体状に概略構成されている。
また、スイッチ取付け枠3とスイッチプレート取付け枠4との連結手段は、従来のものと同様に、例えば、スイッチ取付け枠3の複数の小孔3cとスイッチプレート取付け枠4の複数の小孔4aに小ネジs(図6参照)を螺合させる手段が好適に用いられる。
次に、設置者は、図4に示すスイッチプレート5を、スイッチプレート取付け枠4に取り付ける。
ここで、スイッチプレート5は、略薄板状に概略構成されており、収容部B1が挿通される、略長方形状の貫通窓部5aが設けられている。
また、スイッチプレート取付け枠4とスイッチプレート5との連結手段は、従来のものと同様に、例えば、スイッチプレート取付け枠4の複数の突条4bと、スイッチプレート5の背面に設けられた複数の突条用溝5b(図6参照)と、を嵌合させる手段が好適に用いられる。
なお、本実施形態では、貫通窓部5aは、3連のスイッチボックス2に合わせて、等間隔に3つ配置されている。この貫通窓部5aの数は、1連や2連、4連等、情報通信ユニット1を適用するスイッチボックスの型に合わせて、当然に変更される。
以上の工程により、図5に示すように、ドックB、スイッチボックス2、スイッチ取付け枠3、スイッチプレート取付け枠4及びスイッチプレート5が組み立てられ、設置面Wに設置される。
なお、本実施形態では、スイッチボックス2に、他の情報通信ユニットとして、アンテナケーブル等が接続されるF型接栓を構成するF型接栓用情報通信ユニットX1、コンセントプラグが接続されるプラグ受けを構成するプラグ受け用情報通信ユニットX2が取り付けられている。
そして、設置者は、情報通信ユニット本体AをドックBに取り付けることで、図5(a)から図5(b)に示す態様となる。
即ち、設置者は、各ガイド溝Agを各ガイド突起Bgに嵌め合わせ、情報通信ユニット本体Aをスライドさせることで、接続端子Ac、Bcを接続し、埋設部A1を収容空間Vに収容する。
図6は、図5(b)のXX´線で切断した端面図及び断面図である。
なお、図6では、情報通信ユニット本体Aを端面図で示し、他の部材を断面図で示している。
図6に示すように、接続端子Ac、Bcの接続方向d1は、収容部B1の開口方向と略平行である。
また、情報通信ユニット本体A内部の通信モジュールMは、無線通信モジュールm1が構成された第一基盤M1と、情報モジュラージャックm2が構成された第二基盤M2とが、各接続端子m1e、m2eとで電気的に接続されることにより構成されている。
また、ドックB内部には、接続端子Bcと、ケーブル用雌端子B2bと、が設けられた、ドック用基盤Nが配置されている。
図7(a)は、組み立てられた状態の埋設部A1と収容部B1を、図6のYY´線で切断した断面図である。
図7(b)は、組み立てられた状態の埋設部A1と収容部B1を、図6のZZ´線で切断した断面図である。
なお、図7(a)では、情報モジュラージャックm2及び接続端子m2eは省略しており、第二基盤M2は点線で示している。
図7(a)に示すように、4つのガイド溝Agと4つのガイド突起Bgとは、それぞれ、接続方向d1から見て非対称に配置されている。
図7(b)に示すように、略三角柱状の一対の係合突起Aeは、接続端子Acに向かって傾斜しており、傾斜面と異なる側面が、係合溝Beの内周面に当接することで、情報通信ユニット本体AとドックBとの連結態様を安定的に保持する。
また、設置者は、一対の係合解除部Uを、それぞれ、係合突起Aeの突起方向d2と対向する方向へ変位させることで、係合突起Aeを係合溝Beから離間させ、係合状態を解消させることができる。
図8は、例えば屋内の壁面(設置面W)の下方に、情報通信ユニット1を設置した状態を示す概略斜視図である。
なお、図8では、情報通信ユニット1において、壁面(設置面W)から露出する露出部A2のみ図示している。
図8に示すように、情報通信ユニット1は、他のケーブルの取り回しを一切阻害することなく、PCやスマートフォン、タブレット端末等の情報通信機器と無線通信を行うことができる。
また、情報通信ユニット1は、必要に応じて情報通信ケーブルを用いることで、情報通信機器と有線通信を行うことができる。
本実施形態によれば、設置者は、接続方向d1に沿った摺動動作で、アクセスポイントを形成する情報通信ユニット本体Aを、簡便な動作で迅速に、設置面Wに対して着脱を行うことが可能となる。
また、これにより、情報通信ユニット本体Aを独立して扱うことができるため、例えば、通信規格の変更等にも、柔軟に対応することが可能となる。
また、位置決め手段Pにより、収容部B1の収容空間V内において、埋設部A1と収容部B1との位置決めがなされ、情報通信ユニット本体AとドックBとの、よりスムーズな着脱作業が可能となる。
また、4つのガイド溝Agと4つのガイド突起Bgとが、それぞれ、接続方向d1から見て非対称に配置されていることで、例えば、埋設部A1を上下に反転させて収容部B1に収容してしまう、といった不意の設置ミスを防止することが可能となる。
また、着脱手段Qにより、情報通信ユニット本体AとドックBとの接続状態が、安定的に保持されるとともに、設置面から露出した係合解除片Ubの操作により、係合突起Aeと係合溝Beとの係合状態を、迅速に解消することが可能となる。
また、着脱手段が一対設けられていることで、情報通信ユニット本体AとドックBとの接続状態が、より安定的に保持される。
また、一対の係合解除部Uが、接続方向d1から見て対称に配置されていることで、設置者は、一対の係合解除部Uを用いて、係合突起Aeを係合溝Beから離間させる際、一対の係合解除部Uを介して、情報通信ユニット本体Aを挟持することが可能となる。即ち、これにより、設置者は、一対の係合解除部Uに力を掛けやすくなり、係合状態の解消や接続状態の解消を、簡便に行うことが可能となる。
なお、上述の実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、本実施形態では、埋設部A1にガイド溝Ag、収容部B1にガイド突起Bgが設けられている例を示したが、これとは逆に、埋設部A1にガイド突起、収容部B1にガイド溝を設ける構成としても良い。
1 情報通信ユニット
A 情報通信ユニット本体
A1 埋設部
A2 露出部
A2a 電源部
A2b 確認ランプ
A2c モジュラージャック用孔
Ac 接続端子
Ag ガイド溝
Ae 係合突起
At ラベル貼付部
U 係合解除部
Ua アーム部
Ub 係合解除片
M 通信モジュール
M1 第一基盤
m1 無線通信モジュール
m1e 接続端子
M2 第二基盤
m2 情報モジュラージャック
m2e 接続端子
B ドック
B1 収容部
V 収容空間
B2 ドック本体
B2a 係止突起
B2b ケーブル用雌端子
Bc 接続端子
Bg ガイド突起
Be 係合溝
Bt ラベル貼付部
N ドック用基盤
P 位置決め手段
Q 着脱手段
h 排熱孔
2 スイッチボックス
3 スイッチ取付け枠
4 スイッチプレート取付け枠
5 スイッチプレート
C 情報通信ケーブル
S ネジ
s 小ネジ
d1 接続方向
d2 突起方向
W 設置面

Claims (9)

  1. 通信モジュールが設けられた情報通信ユニット本体と、設置面に埋め込まれ、情報通信ケーブルと電気的に接続されるドックと、を備え、
    前記情報通信ユニット本体は、前記設置面に埋め込まれる埋設部と、前記設置面から露出する露出部と、を有し、
    前記ドックは、前記埋設部を収容する収容部を有し、
    前記収容部は、前記設置面の面方向に対して略鉛直方向に開口し、
    前記埋設部と前記収容部とは、それぞれ、互いに電気的に接続される接続端子を含み、
    前記接続端子の接続方向は、前記収容部の開口方向と略平行であり、
    前記ドックは、前記設置面に埋め込まれるスイッチボックスの内部に着脱可能に設けられる情報通信ユニット。
  2. 前記露出部は、前記設置面から外部に突出している、請求項1に記載の情報通信ユニット。
  3. 前記露出部における、前記接続方向と略垂直に交わる平面に沿った断面の外形の面積は、前記埋設部における、前記接続方向と略垂直に交わる平面に沿った断面の外形の面積よりも大きく構成されている、請求項1又2に記載の情報通信ユニット。
  4. 前記埋設部と前記収容部とは、位置決め手段を含み、
    前記位置決め手段には、前記埋設部と前記収容部の何れか一方に設けられ、前記埋設部を前記接続方向にスライド案内するガイド溝と、他方に設けられ、前記ガイド溝に嵌め合わされるガイド突起と、が設けられている、請求項1〜3の何れかに記載の情報通信ユニット。
  5. 前記ガイド溝と前記ガイド突起とは、複数設けられ、
    前記複数のガイド溝と前記複数のガイド突起とは、それぞれ、前記接続方向から見て、前記収容部の収容空間の中央を中心点として、対称に配置されている、請求項4に記載の情報通信ユニット。
  6. 前記情報通信ユニット本体と前記収容部とは、着脱手段を含み、
    前記着脱手段には、前記埋設部の外周面に形成される係合突起と、前記埋設部及び前記露出部の外周面に形成され、前記係合突起に連設された係合解除部と、前記収容部の内周面に形成され、前記係合突起に係合する係合溝と、が設けられ、
    前記係合突起は、前記係合解除部の、前記係合突起の突起方向と対向する方向への変位に伴い、前記係合溝から離間する、請求項1〜5の何れかに記載の情報通信ユニット。
  7. 前記係合解除部は、前記埋設部の側面の面方向及び前記露出部の背面の面方向に沿って延びる、平面視で略L字状のアーム部と、前記アーム部に連設され、前記露出部の外周面から突出する係合解除片と、を含む、請求項6に記載の情報通信ユニット。
  8. 前記着脱手段は、一対設けられている、請求項6又は7に記載の情報通信ユニット。
  9. 前記一対の係合解除部は、前記接続方向から見て対称に配置されている、請求項8に記載の情報通信ユニット。
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