JP2009037931A - プラグロック装置、プラグアダプタ及びコネクタカバー - Google Patents
プラグロック装置、プラグアダプタ及びコネクタカバー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009037931A JP2009037931A JP2007202303A JP2007202303A JP2009037931A JP 2009037931 A JP2009037931 A JP 2009037931A JP 2007202303 A JP2007202303 A JP 2007202303A JP 2007202303 A JP2007202303 A JP 2007202303A JP 2009037931 A JP2009037931 A JP 2009037931A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- cover
- connector
- power
- jack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
【課題】プラグとその接続対象であるコネクタとの接続を確実に行うことができるプラグロック装置、プラグアダプタ及びコネクタカバーを提供すること。
【解決手段】内部に第1の端子群が設けられた第1のコネクタ部16に接続された第1のプラグ24をロックするプラグロック装置であって、前記第1のコネクタ部16を覆うカバー11、12と、前記カバー11、12に設けられ、前記第1のプラグ24の前記第1のコネクタ部16からの抜脱方向への動きを規制する規制手段31、32とを具備することとした。
【選択図】図1
【解決手段】内部に第1の端子群が設けられた第1のコネクタ部16に接続された第1のプラグ24をロックするプラグロック装置であって、前記第1のコネクタ部16を覆うカバー11、12と、前記カバー11、12に設けられ、前記第1のプラグ24の前記第1のコネクタ部16からの抜脱方向への動きを規制する規制手段31、32とを具備することとした。
【選択図】図1
Description
本発明は、プラグロック装置、プラグアダプタ及びコネクタカバーに関し、プラグとコネクタとの接続状態をロックするためのプラグロック装置、プラグアダプタ及びコネクタカバーに関する。
電話線やLANケーブル等を屋内に配線する場合、壁の内部にケーブルを引き回して壁の一部から屋内に引き出している。屋内に引き出されたケーブルの先端にはプラグ(端子)が接続されており、このプラグを電話機や通信端末装置のジャックに差し込むことにより、これらの機器を電話回線やLAN回線に接続し得るようになされている(特許文献1参照)。
かかるプラグとしては、図23に示すような構成のものがある。図23において、プラグ1は、樹脂で形成された筺体2の内部に複数本の金属端子3が配列されており、この金属端子3の各々がケーブル4の各々の信号ラインに割り当てられている。
図24に示すように、壁から引き出されたケーブル4の先端に設けられているプラグ1を、電話機や通信端末装置等の電子機器6のジャック7に挿入することにより、プラグ1の各端子3を、ジャック7内に設けられた複数の端子(図示せず)にそれぞれ接触させて電気的に導通させる。
ここで、プラグ1の上面には、爪5が設けられており、プラグ1をジャックに挿入した際にこの爪5をジャック内の凹部に掛合することにより、プラグ1をジャック内に固定するようになされている。
特開2006−50564号公報
ところで、かかる構成のプラグ1においては、その筺体1が樹脂で形成されており、この筺体1と一体に形成されている爪5も樹脂で形成されている。爪5は、その弾力を利用してジャック7内の凹部に掛合するようになされており、比較的折れやすい問題があった。
ここで、プラグ1においては、その内部に配列された端子3が、ケーブル4の内部に収納されている複数の導電線とそれぞれ圧着等の手法を用いて接続されていることにより、爪5が折れた場合等には、ケーブル4ごと交換する必要がある。この場合、図24に示すように、壁からケーブル4が引き出されている場合等、建物等の構造体の一部を利用して配線が行われている場合には、ケーブル4の交換作業が大掛かりになり、プラグ1の交換を容易に行うことは困難であった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、プラグとその接続対象であるコネクタとの接続を確実に行うことができるプラグロック装置、プラグアダプタ及びコネクタカバーを提供することを目的とする。
本発明のプラグロック装置は、内部に第1の端子群が設けられた第1のコネクタ部に接続された第1のプラグをロックするプラグロック装置であって、前記第1のコネクタ部を覆うカバーと、前記カバーに設けられ、前記第1のプラグの前記第1のコネクタ部からの抜脱方向への動きを規制する規制手段とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、規制手段によって第1のプラグが第1のコネクタ部から抜けることを回避することができる。これにより、第1のプラグに設けられた掛合用の爪が折れている場合であっても、該第1のプラグが第1のコネクタ部から抜けることを防止することができる。
また本発明は、上記プラグロック装置において、前記カバーに設けられ、前記第1の端子群と接続される第2の端子群を内部に有する第2のコネクタ部を外部に連通させる開口部とを具備し、前記規制手段によって前記第1のプラグの前記第1のコネクタ部からの前記抜脱方向への動きを規制し、前記第2のコネクタ部は、第2のプラグの挿脱が自在であることを特徴とする。
この構成によれば、第1のプラグが第1のコネクタ部から抜けることを防止すると共に、第2のプラグを第2のコネクタ部に対して挿脱自在とすることにより、第1のプラグの固定用の爪が折れた場合であっても、該第1のプラグを交換することなく、他のプラグ(第2のプラグ)を挿脱自在とするコネクタを得ることができる。
また本発明は、上記プラグロック装置において、前記第1のコネクタ部及び前記カバーは、前記第1のプラグの接続対象である電子機器に内蔵されていることを特徴とする。
この構成によれば、第1のプラグが電子機器のコネクタから抜けることを防止し得ることにより、第1のプラグの固定用の爪が折れた場合であっても、該第1のプラグを交換することなく、電子機器に確実に接続することができる。
また本発明のプラグアダプタは、内部に第1の端子群が設けられた第1のコネクタ部と、前記第1の端子群と接続される第2の端子群を内部に有する第2のコネクタ部とを有する中継コネクタと、前記中継コネクタを覆うカバーと、前記カバーに設けられ、前記第1のコネクタ部に接続された第1のプラグの前記第1のコネクタ部からの抜脱方向への動きを規制する規制手段とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、規制手段によって第1のプラグが第1のコネクタ部から抜けることを回避することができる。これにより、第1のプラグに設けられた掛合用の爪が折れている場合であっても、該第1のプラグが第1のコネクタ部から抜けることを防止することができる。
また本発明は、上記プラグアダプタにおいて、前記カバーは、開口部を有する容器形状の第1のカバー片と、開口部を有する容器形状の第2のカバー片とを有し、前記第1のカバー片及び前記第2のカバー片の各々の前記開口部を合わせることにより前記中継コネクタを内部に保持するものであって、前記規制手段は、前記第1のカバー片に設けられ前記第1のプラグの前記抜脱方向への動きを規制する第1の規制部と、前記第2のカバー片に設けられ前記第1のプラグの前記抜脱方向への動きを規制する第2の規制部とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、第1のプラグを中継コネクタの第1のコネクタ部に接続した状態で第1及び第2のカバー片を合わせて固定することにより、第1のコネクタに対して第1のプラグを容易にロック状態とすることができる。
また本発明は、上記プラグアダプタにおいて、電源プラグと、前記電源プラグを介して供給される電源によって駆動対象を電源駆動する駆動回路とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、電源プラグを介して供給される電源をプラグアダプタによる駆動対象に供給することができる。
また本発明は、上記プラグアダプタにおいて、電源プラグと、前記第1の端子群と前記第2の端子群との間を流れる信号を検出する検出手段と、前記電源プラグを介して供給される電源により駆動されるインジケータと、前記信号が検出された場合に前記インジケータを駆動するように制御する制御部とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、第1のプラグが第1のコネクタに確実に接続されているか否かを、インジケータの表示により確認することができるようになる。
また本発明は、上記プラグアダプタにおいて、前記カバーは、他のプラグアダプタと連結するための連結部と、前記電源プラグを介して供給される電源を前記連結される他のプラグアダプタに対して出力する電源出力端子とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、複数のプラグアダプタを並列に連結することができ、また、電源プラグを介して供給された電源を他のプラグアダプタに供給することができることにより、他のプラグアダプタに電源プラグ及び電源回路を設ける必要がなくなる。
また本発明のコネクタカバーは、内部に第1の端子群が設けられた第1のコネクタ部と、前記第1の端子群と接続される第2の端子群を内部に有する第2のコネクタ部とを有する中継コネクタを覆うカバーと、前記カバーに設けられ、前記第1のコネクタ部に接続された第1のプラグの前記第1のコネクタ部からの抜脱方向への動きを規制する規制手段とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、規制手段によって第1のプラグが第1のコネクタ部から抜けることを回避することができる。これにより、第1のプラグに設けられた掛合用の爪が折れている場合であっても、該第1のプラグが第1のコネクタ部から抜けることを防止することができる。
また本発明は、上記コネクタカバーにおいて、前記カバーは、開口部を有する容器形状の第1のカバー片と、開口部を有する容器形状の第2のカバー片とを有し、前記第1のカバー片及び前記第2のカバー片の各々の前記開口部を合わせることにより前記中継コネクタを内部に保持するものであって、前記規制手段は、前記第1のカバー片に設けられ前記第1のプラグの前記抜脱方向への動きを規制する第1の規制部と、前記第2のカバー片に設けられ前記第1のプラグの前記抜脱方向への動きを規制する第2の規制部とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、第1のプラグを中継コネクタの第1のコネクタ部に接続した状態で第1及び第2のカバー片を合わせて固定することにより、第1のコネクタに対して第1のプラグを容易にロック状態とすることができる。
また本発明は、上記コネクタカバーにおいて、電源プラグと、前記電源プラグを介して供給される電源によって駆動対象を電源駆動する駆動回路とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、電源プラグを介して供給される電源を駆動対象に供給することができる。
また本発明は、上記コネクタカバーにおいて、電源プラグと、前記第1の端子群と前記第2の端子群との間を流れる信号を検出する検出手段と、前記電源プラグを介して供給される電源により駆動されるインジケータと、前記信号が検出された場合に前記インジケータを駆動するように制御する制御部とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、第1のプラグが第1のコネクタに確実に接続されているか否かを、インジケータの表示により確認することができるようになる。
また本発明は、上記コネクタカバーにおいて、前記カバーは、他のコネクタカバーと連結するための連結部と、前記電源プラグを介して供給される電源を前記連結される他のコネクタカバーに対して出力する電源出力端子とを具備することを特徴とする。
この構成によれば、中継コネクタを保持するプラグアダプタを複数並列に連結することができ、また、電源プラグを介して供給された電源を他のコネクタカバーに供給することができることにより、他のコネクタカバーに電源プラグ及び電源回路を設ける必要がなくなる。
本発明によれば、プラグとその接続対象であるコネクタとの接続を確実に行うことができるプラグロック装置、プラグアダプタ及びコネクタカバーを提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるプラグロック装置としてのプラグアダプタ10を示す斜視図である。図1に示すように、プラグアダプタ10は、樹脂で形成された上カバー(第1のカバー片)11及び下カバー(第2のカバー片)12を有し、これらのカバー内部に中継コネクタ15及びこれに挿入し接続されたプラグ(第1のプラグ)24をそれらの接続関係をロックした状態で保持するようになされている。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるプラグロック装置としてのプラグアダプタ10を示す斜視図である。図1に示すように、プラグアダプタ10は、樹脂で形成された上カバー(第1のカバー片)11及び下カバー(第2のカバー片)12を有し、これらのカバー内部に中継コネクタ15及びこれに挿入し接続されたプラグ(第1のプラグ)24をそれらの接続関係をロックした状態で保持するようになされている。
すなわち、中継コネクタ15においては、プラグを差し込んで接続するための2つのジャック16、17が互いに反対側の面に設けられている。ジャック17の内部には、プラグの爪を掛合するための凹部が設けられており、爪が折れていないプラグを差し込んだ場合には、そのプラグの接続状態を爪と凹部との掛合によりロックするようになされている。図1においては、ケーブル21の先端に設けられたプラグ22の爪23がジャック17の凹部に掛合され、プラグ22がジャック17に差し込まれてロックされた状態となっている。この状態において、プラグ22の端子とジャック17の内部の端子とが接続された状態となっている。
一方、反対側のジャック16においては、該ジャック16に差し込まれたプラグがプラグアダプタ10の上カバー11及び下カバー12によってその差込み状態がロックされるようになっている。すなわち、上カバー11及び下カバー12は、それぞれ一つの面が開放された容器形状に形成されており、各々の開放された側を合わせることにより、内部に中継コネクタ15を収納するように構成されている。下カバー12には、下カバー12の開放側(図1における上方)に向けて延設された延設部の先端に爪19が形成されており、上カバー11の内側面に形成された掛合用の凹部20(図2)に掛合されることにより、上カバー11と下カバー12とが互いに開放側を合わせる状態で掛止されるようになっている。これにより、図2に示すように、上カバー11及び下カバー12を各々の開放側を対峙させた状態でこれらを矢印a及びbで示す互いに近接する係合方向に移動させることにより、下カバー12の爪19が上カバー11の凹部20に掛合され、その結果、図3に示すように、上カバー11と下カバー12とが係合し一体化する。この場合、爪19と凹部20との掛合により、上カバー11及び下カバー12は、実用上十分な程度に係合状態が保たれるようになっている。
図2に示すように、上カバー11には、当接板31が一体に設けられている。この当接板31と上カバー11の端面33との間の距離は、中継コネクタ15にプラグ24を差し込んだ状態での中継コネクタ15及びプラグ24を合わせた長さL1と一致するように設定されている。また、下カバー12には、当接板32が一体に設けられている。この当接板32と下カバー12の端面34との間の距離は、中継コネクタ15にプラグ24を差し込んだ状態での中継コネクタ15及びプラグ24を合わせた長さL1と一致するように設定されている。これにより、図3に示すように、上カバー11と下カバー12とを各々の開放側を合わせるように一体化した状態において、当接板31、32及び端面33、34によって、中継コネクタ15とこれに差し込まれたプラグ24とをその差込み状態がロックした状態で保持する。
上カバー11には、支持部35及び36が設けられ、下カバー12には、支持部37及び38が設けられ、これらにより中継コネクタ15を上下方向(上カバー11及び下カバー12の係合方向a、b)から挟持するようになっている。また、上カバー11には、支持部39が設けられ、下カバー12には、支持部40が設けられており、中継コネクタ15に差し込まれたプラグ24を上下方向(上カバー11及び下カバー12の係合方向a、b)挟持するようになっている。
また、上カバー11の端面41には、半円状に切り欠かれた切欠き部42が形成されており、下カバー12の端面43には、半円状に切り欠かれた切欠き部44が形成されている。上カバー11及び下カバー12が係合されて一体化された状態(図3)において、この切欠き部42、44によって、ケーブル4を挿通させる孔部が形成されるようになっている。
また、上カバー11の端面33には、中継コネクタ15のジャック17の開口部の上半部よりも僅かに大きな切欠き部46が形成されており、下カバー12の端面34には、中継コネクタ15のジャック17の開口部の下半部よりも僅かに大きな切欠き部47が形成されている。これにより、上カバー11及び下カバー12が係合されて一体化された状態(図3)において、この切欠き部46、47によって、プラグ22を挿通させるための孔部が形成されるようになっている。これにより、この孔部を介してプラグ22をジャック17に差し込むことができる。
以上説明したプラグアダプタ10において、プラグ24を中継コネクタ15のジャック16に差し込んだ状態で上カバー11及び下カバー12をそれぞれ係合方向a、bへ移動させてこれらを係合すると、上カバー11の当接板31は、プラグ24の中継コネクタ15から抜き取られる方向である抜脱方向c(図2、図3)側の端面上部24aに当接した状態となり、また、下カバー12の当接板32は、プラグ24が中継コネクタ15から抜き取られる方向である抜脱方向c(図2、図3)側の端面下部24bに当接した状態となる。
一方、上カバー11及び下カバー12が係合された状態において、上カバー11の端面33は、中継コネクタ15の前記プラグ24が差し込まれたジャック16とは反対側の端面上部15aに当接すると共に、下カバー12の端面34は、中継コネクタ15の前記プラグ24が差し込まれたジャック16とは反対側の端面下部15bに当接する。
これにより、上カバー11及び下カバー12が係合された状態においては、当接板31、32と端面33、34とによって、中継コネクタ15に差し込まれたプラグ24がその抜脱方向cへの動きが規制された状態で保持される。従って、中継コネクタ15及びこれに差し込まれたプラグ24は、その差し込み状態が保たれるように保持されることになる。このように、プラグアダプタ10を用いてその内部に中継コネクタ15及びこれに差し込まれたプラグ24を収納することにより、プラグ24とは別体の上カバー11及び下カバー12の構成要素によって、プラグ24の中継コネクタ15からの抜け落ちが防止される。従って、本来プラグ24がジャックから抜け落ちるためにプラグ24に設けられている爪が折れている場合であっても、該プラグ24を中継コネクタ15に差し込んだ状態を保持することができる。
このように、コネクタケーブル10を用いることにより、プラグ24が中継コネクタ15に差し込まれた状態が保持される。これにより、このプラグアダプタ10に保持された中継コネクタ15の他方のジャック17に爪23を有するプラグ22(図3)を差し込んで使用することにより、ケーブル4、プラグ24、中継コネクタ15、プラグ22及びケーブル21が確実に保持されてなる信号ラインが構築される。従って、例えばプラグ24の爪が折れている場合であっても、プラグ24を交換する必要がなくなる。特に、壁や床下等を配線されて室内に引き出されたケーブルの先端に取り付けられているプラグにあっては、その交換をする場合には壁や床下に引き回されているケーブルごと交換する必要があるため、本実施の形態にかかるプラグアダプタ10を用いれば、それらの交換をすることなく、プラグ24をプラグ22に確実に接続することができる。
また、プラグアダプタ10において、上カバー11及び下カバー12を係合する場合、各々を係合方向a、b(図2)に移動させて上カバー11及び下カバー12の各々の開放側を合わせるように係合させる。この係合方向a、bは、中継コネクタ15に対するプラグ24の抜脱方向(図2、図3に示す矢印c方向)とは略直交する方向となっている。これにより、上カバー11の当接板31を、中継コネクタ15に差し込まれているプラグ24の端面上部24aに沿って挿入することができ、また、下カバー12の当接板32を、中継コネクタ15に差し込まれているプラグ24の端面下部24bに沿って挿入することができる。また、同様にして、上カバー11の端面33を、中継コネクタ15の端面上部15aに沿って挿入することができ、また、下カバー12の端面34を、中継コネクタ15の端面下部15bに沿って挿入することができる。すなわち、本実施の形態のプラグアダプタ10においては、上カバー11及び下カバー12の係合方向a、bをプラグ24の抜脱方向cに対して略直交する方向となるように構成していることにより、プラグアダプタ10を2分割してなる上カバー11及び下カバー12を係合するだけで、中継コネクタ15に差し込まれているプラグ24を中継コネクタ15から外れないようにロックすることができる。因みに、上カバー11及び下カバー12の係合方向a、bは、プラグ24の抜脱方向cに直交する方向には限らず、直交方向に対して角度をもっていてもよい。
以上の構成によれば、プラグ24の抜脱方向cの動きを係止する当接板31、32を上カバー11及び下カバー12に設けることにより、上カバー11及び下カバー12を係合した際にプラグ24が中継コネクタ15から抜け落ちることを防止し得るプラグアダプタ10を実現することができる。また、中継コネクタ15のジャック16にプラグ24を差し込んだ状態で上カバー11及び下カバー12を係合するといった簡単な作業でプラグ24を中継コネクタ15に対してロック状態に保持することができる。また、プラグ24の抜脱側の上部端面24a及び下部端面24bを当接板31、32によって当接することにより、プラグ24の抜脱方向cへの動きを規制するように構成したことにより、中継コネクタ15の上下に規制用の部品を配置する場合に比べて、プラグアダプタ10を一段を薄型化することが可能となる。
因みに、上カバー11の角部11aは所定のラウンド形状(円弧形状)となっているのに対して、下カバー12の角部12aは鋭角に形成されていることにより、上カバー11と下カバー12とを容易に見分けることが可能となっている。なお、角部の形状に限らず、例えば上カバー11または下カバー12のいずれかの外面に突起を設ける等、種々の手法を用いることができる。
なお、上述の実施の形態においては、中継コネクタ15とプラグ24との接続状態をロックする場合について述べたが、この構成に加えて、プラグ24が接続されているケーブル4を同時にロックする構成を付加するようにしてもよい。この場合、図4及び図5に示すように、上カバー11の端面43に形成された切欠き部42にゴムパッキン48を設けると共に、下カバー12の端面44に形成された切欠き部44にゴムパッキン49を設け、上カバー11及び下カバー12を係合した際に、ゴムパッキン48、49によってケーブル4を挟持する。これにより、ケーブル4は、上カバー11及び下カバー12に固定されることとなり、プラグ24が中継コネクタ15にロックされている状態において、誤ってケーブル4が引かれても、ケーブル4とプラグ24との接続部分が切断されることを防止することができる。
また、上述の実施の形態においては、図1に示したように、中継コネクタ15のプラグ24を差し込むためのジャック16が設けられた側とは反対側にジャック17を設け、このジャック17にプラグ22を差し込む構成としたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば図1との対応部分に同一符号を付して図6に示すように、中継コネクタ15のジャック17(図1)に代えて、この部分にプラグ50を一体に設けるようにしてもよい。このような構成のプラグアダプタ60においては、中継コネクタ15に設けられた爪51付きのプラグ50を、爪が折れたプラグ24の代わりに用いることができる。この場合、上カバー11の端面33に形成される切欠き部46と下カバー12の端面34に形成される切欠き部47とをそれぞれプラグ50の形状に応じて形成すればよい。
また、上述の実施の形態においては、図2に示したように、中継コネクタ15に差し込まれたプラグ24の抜脱方向cへの動きを規制する当接板31、32を上カバー11及び下カバー12に一体形成する場合について述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、図2との対応部分に同一符号を付した図7に示すように、上カバー11及び下カバー12とは別体の当接板67、68を用いるようにしてもよい。この場合、上カバー11において、当接板67を挿入するための複数のガイド溝61、62、63を上カバー11の左右両内側面に形成する。これらガイド溝61〜63の形成方向は、上カバー11の下カバー12に対する係合方向aと略平行な方向であり、各々のガイド溝61〜63は、プラグ24の長さのバリエーションに応じた位置に形成されている。すなわち、第1のガイド溝61は、長さが短いプラグに対応する位置に形成されている。これにより、このガイド溝61に当接板67を挿入した状態においては、長さの短いプラグ24の端面上部24aに当接板67が当接し、このプラグ24の抜脱方向cへの動きを規制することになる。これに対して、第2のガイド溝62は、長さが中程度のプラグに対応する位置に形成されている。これにより、このガイド溝62に当接板67を挿入した状態においては、長さが中程度のプラグ24の端面上部24aに当接板67が当接し、このプラグ24の抜脱方向cへの動きを規制することになる。これに対して、第3のガイド溝63は、長さが長いプラグに対応する位置に形成されている。これにより、このガイド溝63に当接板67を挿入した状態においては、長さが長いプラグ24の端面上部24aに当接板67が当接し、このプラグ24の抜脱方向cへの動きを規制することになる。
一方、下カバー12においても同様にして、長さの短いプラグに対応して第1のガイド溝64が形成されており、長さが中程度のプラグに対応して第2のガイド溝65が形成されており、さらに長さが長いプラグに対応して第3のガイド溝66が形成されている。従って、使用するプラグ24の長さに応じたガイド溝64、65または66のいずれかに当接板68を挿入することにより、この当接板68によってプラグ24の抜脱方向cへの動きが規制される。
このようにして、当接板67、68の位置を可変としたことにより、種々の大きさのプラグ24に対応することができる。なお、図7に示した構成では、上カバー11及び下カバー12にそれぞれ3つのガイド溝61〜63及び64〜66を設ける場合について述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、ガイド溝の数は種々の数を適用することができる。また、当接板67、68の位置を可変とする方法は、ガイド溝61〜63及び64〜66を用いる構成に代えて、例えばばね等の弾性部材によって当接板67、68を押さえる等、種々の構成を適用することができる。
また、上述の実施の形態においては、図3に示したように、中継コネクタ15の一方のジャック16に差し込まれたプラグ24を上カバー11の当接板31及び下カバー12の当接板32によってロックすることにより、プラグ24の爪が折れている場合であっても、このプラグ24がジャック16から抜け落ちることを防止し、他方のジャック17に差し込まれるプラグ22としては、爪23が折れていないことを想定しているが、本発明はこれに限れられるものではなく、他方のジャック17に差し込まれるプラグについても、このプラグを上カバー11及び下カバー12に付随する構成部分(部品)でロックするようにしてもよい。すなわち、図3との対応部分に同一符号を付した図8に示すように、ジャック16側に設けられた当接板31、32と同じ構成の当接板31´、32´をジャック17側に設けると共に、その他の構成をジャック16側とジャック17側とで対称形となるように構成した上カバー11´及び下カバー12´を用いる。このような構成のプラグアダプタ70を用いることにより、ジャック17に差し込まれたプラグ24´を当接板31´、32´によってロックすることができ、このプラグ24´の爪が折れている場合であってもジャック17から抜け落ちないようにすることができる。
因みに、図8において、ジャック17側の支持部35´、37´、39´、40´及び端面41´は、ジャック16側の支持部35、37、39、40及び端面41と同様の機能を有している。
また、上述の実施の形態においては、図1に示したように、中継コネクタ15のジャック16とジャック17とが固定関係にある場合について述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、図1との対応部分に同一符号を付した図9に示すように、ジャック16とジャック17とがスリップリング(図示せず)等の接点を介して相対的に回転可能とすることもできる。このような構成のプラグアダプタ80においては、図1に示した上カバー11に対応する半円筒状の上カバー81a、81bと、図1に示した下カバー12に対応する半円筒状の下カバー82a、82bとを有する。上カバー81a、81bは、上カバー11と同様の内部構成を有しており、また下カバー82a、82bは、下カバー12と同様の内部構成を有している。上カバー81a及び下カバー82aによって中継コネクタ85aが保持されており、また上カバー81b及び下カバー82bによって中継コネクタ85bが保持されている。上カバー81a及び下カバー82aからなる第1のカバー部88aと、上カバー81b及び下カバー82bからなる第2のカバー部88bとは互いに接触部89を介して個別に回転可能となっている。例えば、第1のカバー部88aは、矢印eで示す方向(または逆方向)に回転し、第2のカバー部88bは、矢印fで示す方向(または逆方向)に回転することが可能となっている。この場合、第1のカバー部88aに保持されている中継コネクタ85aは、第1のカバー部88aと共に回転し、第2のカバー部88bに保持されている中継コネクタ85bは、第2のカバー部88bと共に回転する。中継コネクタ85a及び85bの接触部86には、スリップリング(図示せず)等の摺動可能な接点が設けられており、このスリップリングを介して、ジャック16に設けられた複数の端子と、ジャック17に設けられた複数の端子とが、互いに対応関係を維持しながら電気的に接触している。
このように中継コネクタ85a、85bを保持する第1のカバー部88a及び第2のカバー部88bは、円筒状の外部カバー83の内部に回転自在に保持されている。かくして、第1のカバー部88aの外装側の端面87aに露出したジャック16にプラグを差し込んだ状態で第1のカバー部88aの上カバー81a及び下カバー82aによって該プラグをロック状態に保持すると共に、第2のカバー部88bの外装側の端面87bに露出したジャック17にプラグ22を差し込んで使用することにより、例えば爪がおれたプラグをジャック16側にロック状態で保持しながら、そのプラグの出力をプラグ22を介してケーブル21に出力することができる。このプラグアダプタ80においては、第1のカバー部88aと第2のカバー部88bとが互いに回転可能となっていることにより、ケーブル4及びケーブル21の捩れを第1のカバー部88a及び第2のカバー部88bの個別の回転によって吸収することができる。
(第2の実施の形態)
図10は、本発明の第2の実施の形態にかかるプラグアダプタ100を示す斜視図である。図10において図1との対応部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。図10に示すように、プラグアダプタ100は、上カバー(第1のカバー片)111及び下カバー(第2のカバー片)12によって中継コネクタ115を保持するようになっている。上カバー111は、図1について上述した上カバー11に対して、電源プラグ101と、この電源プラグ101を介して電源コンセントから得られたAC(交流)電源を直流に変換すると共に所定の条件に応じて直流電源を出力する回路部(後述)と、回路部から出力される直流電源によって動作する発光部(インジケータ)104とを備えた構成を有している。
図10は、本発明の第2の実施の形態にかかるプラグアダプタ100を示す斜視図である。図10において図1との対応部分には同一符号を付し、重複した説明は省略する。図10に示すように、プラグアダプタ100は、上カバー(第1のカバー片)111及び下カバー(第2のカバー片)12によって中継コネクタ115を保持するようになっている。上カバー111は、図1について上述した上カバー11に対して、電源プラグ101と、この電源プラグ101を介して電源コンセントから得られたAC(交流)電源を直流に変換すると共に所定の条件に応じて直流電源を出力する回路部(後述)と、回路部から出力される直流電源によって動作する発光部(インジケータ)104とを備えた構成を有している。
図11及び図12は、プラグアダプタ100の構成を示す断面図である。なお、図11及び図12において、図2及び図3との対応部分に同一符号を付し重複した説明は省略する。
図11に示すように、中継コネクタ115は、図2に示した中継コネクタ15に対して、分岐端子部116を有している点が異なる。すなわち、中継コネクタ115は、ジャック16及び17においてそれぞれ設けられた複数の端子同士が接続されていると共に、これら接続ラインから分岐した複数の端子が分岐端子部116に設けられている。これにより、ジャック16及び17間に流れる信号は、分岐端子部116の対応する端子にも出力されるようになっている。
一方、上カバー111に設けられた電源プラグ101は、上カバー111の内部に設けられた回路部102に接続されている。回路部102は、電源プラグ101を介して得られたAC電源をDC(直流)変換するAC/DC変換回路部と、中継コネクタ115の分岐端子部116の各端子と接続可能な端子部103と、端子部103及びAC/DC変換回路部と接続され、端子部103に含まれる複数の端子のいずれかに信号入力があった場合にこれを検出してAC/DC変換回路部からの直流電源により発光部104(図10)を発光させる制御回路部とを有している。本実施の形態においては、発光部104としてLEDを用いるが、これに限られるものではない。また、電源プラグ101は、上カバー111に固定されていなくてもよく、ケーブルを介して接続されていればよい。
図12に示すように、上カバー111及び下カバー12によって中継コネクタ115及びこのジャック16に差し込まれたプラグ24を保持する際に、上カバー111の回路部102に設けられた端子部103が中継コネクタ115の分岐端子部116に接続されることにより、中継コネクタ115の分岐端子部116が回路部102に接続された状態で中継コネクタ115及びこのジャック16に差し込まれたプラグ24がその差し込み状態がロックされた状態で保持されることになる。
図13は、図10に示したプラグアダプタ100の回路構成を示すブロック図である。図13に示すように、プラグアダプタ100においては、商用電源コンセントに差し込まれた電源プラグ101を介して、AC電源が回路部102に供給される。回路部102は、AC/DC変換回路部を有する電源回路105と、分岐端子部116及び端子部103を介して供給される信号に基づいて電源回路部105からのDC電源を発光部104に供給または供給停止状態に制御する制御回路106とを有する。
中継コネクタ115においては、ジャック16とジャック17(図10〜図12)との間で、対応する端子が信号ラインで接続されており、さらに、これらの信号ラインからそれぞれ分岐されラインが分岐端子部116の対応する端子に接続されている。従って、中継コネクタ115のジャック16にプラグ24(図11、図12)が接続されると共に、ジャック17にプラグ22(図10、図12)が接続された状態において、ジャック16に設けられた端子群のうちのいずれかの端子とジャック17に設けられた端子群のうちのいずれかの端子との間で信号が流れた場合には、その信号が分岐端子部116の対応する端子からも出力される。回路部102の制御回路106は、この信号を受けた場合に、電源回路105から出力されるDC電源を発光部104に出力することにより、発光部104を発光させる。これにより、中継コネクタ115に信号が流れた場合(すなわち、中継コネクタ115に接続されたプラグ24及び22間が接続されている場合に発光部104が発光するようになっている。
以上説明したプラグアダプタ100においては、第1の実施の形態において説明したプラグ24をロックするための構成に加えて、電源プラグ101を介して電源供給を受けるようになされている。
中継コネクタ115にプラグ24を差し込んだ状態で上カバー111及び下カバー12を係合することによりプラグ24がロックされる。これにより、第1の実施の形態と同様にプラグ24の爪が折れている場合であっても、プラグ24が中継コネクタ115のジャック16から抜け落ちることを防止することができる。そして、中継コネクタ115の反対側のジャック17にプラグ22を接続し、信号ラインに信号が流れると、発光部104がAC電源から供給により発光する。これにより、信号ラインが接続されたことが表示される。
このように、本実施の形態にかかるプラグアダプタ100によれば、AC電源からの供給を受けるように構成し、中継コネクタ115の信号ラインに流れる信号を受けて発光部104をAC電源(DC変換後)により光らせるようにしたことにより、プラグ24の接続状態を表示することができる。
なお、上述の第2の実施の形態においては、電源プラグ101を上カバー111の外装面に固定する場合について述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、電源ケーブルを介して上カバー111または下カバー12に接続するようにしてもよい。
また、上述の第2の実施の形態においては、プラグ24及び22を接続する1系統(複数の信号ラインに対応する複数の端子を有する)のコネクタを有するプラグアダプタ100について述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、複数系統備えるようにしてもよい。すなわち、図14に示すように、ACプラグ101及び発光部104を有するプラグアダプタ100aに複数のプラグアダプタ100b、100c、……を連結するように構成する。プラグアダプタ100aは、図10について上述したプラグアダプタ100の構成に加えて、他のプラグアダプタ100b(100c、……)を連結するための連結部121を側面に備えている。他のプラグアダプタ100b(100c、……)は、その側面に設けられた連結部122をプラグアダプタ100aの連結部121に挿入することにより、プラグアダプタ100aに連結することができる。他のプラグアダプタ100b、100c、……についても同様にして連結部121及び122を有し、これにより、順次複数のプラグアダプタ100a、100b、100c、……を連結することができるようになっている。
また、図15に示すように、プラグアダプタ100aには、その内部の電源回路によってDC変換されたDC電源が出力される出力端子123を備えており、他のプラグアダプタ100bに対して、DC電源出力を供給するようになっている。他のプラグアダプタ100b、100c、……は、それぞれ電源端子123に接続するための入力端子124を備えており、プラグアダプタ100aに連結した際に、入力端子124が出力端子123に差し込まれて電気的に接続されるようになっている。これにより、プラグアダプタ100aの出力端子123から出力されるDC電源は、このプラグアダプタ100aに連結された他のプラグアダプタ100b、100cに供給される。また、他のプラグアダプタ100b、100c、……においても、プラグアダプタ100aと同様にして、入力端子124を介して入力されたDC電源を出力するための出力端子123を備えており、連結された他のプラグアダプタに対して順次DC電源を供給して行くように構成されている。
かくして、図14に示すように、ACプラグ101を備えてAC電源の供給を受けるようになされた第1のプラグアダプタ100aを先頭にして、他のプラグアダプタ100b。100c、……を順次連結することにより、第1のプラグアダプタ100aにおいてAC/DC変換により変換されたDC電源は、隣接するプラグアダプタ100b、100c、……に順次供給されて行く。
図16は、複数のプラグアダプタ100a、100b、100c、……が連結された状態を示すブロック図である。図16に示すように、プラグアダプタ100aは、図13に示したプラグアダプタ100の構成に加えて、電源回路105から出力されるDC電源を外部に出力するための出力端子123を備えている。他のプラグアダプタ100b、100c、……は、それぞれ、隣接するプラグアダプタの出力端子123に接続してDC電源を入力する入力端子124を備えており、入力端子124を介して入力されたDC電源を制御回路106に受けると共に、出力端子123から出力するようになっている。
かくして、順次連結されたプラグアダプタ100a、100b、100c、……においては、隣接するプラグアダプタからDC電源の供給を受けて制御回路に供給するようになっている。各制御回路106は、供給されたDC電源によってLED構成の発光部104を発光させるような制御を実行する。この制御においては、図13について上述したプラグアダプタ100の制御回路106と同様にして、それぞれのプラグアダプタ100b、100c、……の中継コネクタ115から信号ラインの出力が得られた場合に発光部104を発光させる。これにより、各プラグアダプタ100a、100b、100c、……は、それぞれの中継コネクタ115において、プラグ24、24x、24y、……からプラグ22、22x、22yへの信号ラインの接続が確実に行われている場合には、発光部104が発光することとなり、この発光によって中継が確実に行われることを表示することができる。
以上説明した構成のプラグアダプタ100a、100b、100c、……においては、互いに連結可能に構成すると共に、1つのプラグアダプタ100aにACプラグ101、電源回路105及びDC電源を外部に出力するための出力端子123を設け、他のプラグアダプタ100b、100c、……には、それぞれDC電源を受けるための入力端子124と、入力したDC電源をさらに外部に出力するための出力端子123が設けられている。これにより、連結されている複数のプラグアダプタの中に第1のプラグアダプタ100aが存在する場合には、この第1のプラグアダプタ100aにおいて外部から供給されたAC電源(DC変換後)が他のプラグアダプタ100b、100c、……に順次供給されることとなり、すべてのプラグアダプタ100a、100b、100c、……において、外部から供給されたAC電源(DC変換後)により発光部104を駆動させることができる。
また、上述の第2の実施の形態においては、第1の実施の形態において説明した各種構成を用いることもできる。すなわち、図4、図5に示したようにケーブル4をゴムパッキン48によってロックする構成、図6に示したようにジャック17に代えてプラグ50を設ける構成、図7に示したように当接板の位置を可変とする構成、図8に示したように上カバー11及び下カバーにおけるジャック17側の構成をジャック16側における構成と同様にして対称形とする構成、図9に示したように回転機構を有する構成を用いることができる。
(他の実施の形態)
上述の第1及び第2の実施の形態においては、中継コネクタ15、115のジャック17にプラグ22を挿脱自在とする場合について述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、挿入されたプラグ22をロックし、または挿入されないように挿入防止するロック機構を備えるようにしてもよい。例えば、図17に示すように、中継アダプタ15の上面部にねじ穴15dを設けると共に、上カバー11の対応する位置にねじ孔11dを設け、このねじ孔11d及びねじ穴15dにねじ91を螺合する。これにより、中継コネクタ15のジャック17にプラグ22が挿入されていない状態においてねじ91を螺合することにより、ジャック17へのプラグ22の挿入を防止することができ、他人がジャック17にプラグ22を挿入して信号ラインに流れる信号(情報)を盗用することを防止し得る。また、ジャック17にプラグ22が挿入されている状態においてねじ91を螺合することにより、プラグ22がジャック17から外れないようにロックすることができる。
上述の第1及び第2の実施の形態においては、中継コネクタ15、115のジャック17にプラグ22を挿脱自在とする場合について述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、挿入されたプラグ22をロックし、または挿入されないように挿入防止するロック機構を備えるようにしてもよい。例えば、図17に示すように、中継アダプタ15の上面部にねじ穴15dを設けると共に、上カバー11の対応する位置にねじ孔11dを設け、このねじ孔11d及びねじ穴15dにねじ91を螺合する。これにより、中継コネクタ15のジャック17にプラグ22が挿入されていない状態においてねじ91を螺合することにより、ジャック17へのプラグ22の挿入を防止することができ、他人がジャック17にプラグ22を挿入して信号ラインに流れる信号(情報)を盗用することを防止し得る。また、ジャック17にプラグ22が挿入されている状態においてねじ91を螺合することにより、プラグ22がジャック17から外れないようにロックすることができる。
また、上述の第1及び第2の実施の形態においては、中継コネクタ15、115のジャック17にプラグ22を挿脱自在とする場合について述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、プラグ22の挿入を禁止状態にするシャッタ機構を設けるようにしてもよい。例えば、図18及び図19に示すように、中継コネクタ15のジャック17の開口部にシャッタ152を設け、このシャッタ152を矢印gで示す方向に開閉するシャッタ機構部151を備えるようにしてもよい。このシャッタ機構部151は、シャッタ152を矢印gで示す方向にガイドするガイド部153を有し、このガイド部153に沿ってシャッタ152を移動させることにより、図18に示す閉状態または図19に示す開状態とすることができる。シャッタ152及び上カバー11には、シャッタ152が閉状態となっている場合に連通するねじ孔152a及び11eが形成されており、シャッタ152が閉状態にある場合にこれら連通したねじ孔152a及び11eにねじ154を螺合することにより、シャッタ152が閉状態のままロックすることができる。このロック状態においては、シャッタ152を空けることが困難であるため、他人がジャック17にプラグ22を差し込んで信号ラインに流れる信号(情報)を盗用することを防止することができる。
また、上述の第1及び第2の実施の形態においては、1組のジャック16、17を有し1対1の接続を行う中継コネクタ15、115を用いる場合について述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、多対1の接続を行う中継コネクタを用いるようにすることもできる。
すなわち、図20は、2対1の接続を行う中継コネクタ215を用いたプラグアダプタ200の下カバー212とその内部に収納された中継コネクタ215を示す平面図である。図20に示すように、プラグアダプタ200において、中継コネクタ215は、その一方の側に2つのジャック216a、216bを有すると共に他方の側に1つのジャック217を有し、ジャック216a、216bに含まれる各端子のいずれかとこれに対応するジャック217の各端子とが接続されるハブ(セレクタ)構成となっている。これにより、ジャック216aに接続されたプラグ24xまたはジャック216bに接続されたプラグ24yのいずれかが選択されて、反対側のジャック217に接続されたプラグ22との間で信号の授受が行われるようになっている。
プラグアダプタ200は、図1〜図3について上述した第1の実施の形態にかかるプラグアダプタ10の場合と同様にして、下カバー212と上カバー(図示せず)とを下カバー212の係合用の爪19と上カバーの凹部(図示せず)との掛合により係合し、下カバー212の支持部237、238と上カバーの支持部(図示せず)によって中継コネクタ215を挟持するようになっている。そして、ジャック216a、216bに差し込まれたプラグ24x、24yは、下カバー212の当接板232と、上カバー(図示せず)の当接板(図示せず)とによって、中継コネクタ215のジャック216a、216bに差し込まれた状態でロックされるように構成されている。これにより、プラグ24x、24yの爪が折れている場合であっても、該プラグ24x、24yがジャック216a、216bから抜け落ちることを防止することができる。また、中継コネクタ215の他方の端部に設けられたジャック217は、下カバー212の端部に形成された切欠き部247と、これに対応する上カバーの位置に形成された切欠き部(図示せず)とによって形成される開口部を介して露出した状態となり、このジャック217にプラグ22を差し込むことができる。
なお、図20に示すプラグアダプタ200においては、ハブ構成(セレクタ構成)の中継コネクタ215を用いているが、これに代えて、例えば、LANケーブルの接続の場合にあっては、中継コネクタ215の機能として、一方のジャック216aの各端子とジャック217の各端子との接続をストレート方式の接続関係とし、これに対して他方のジャック216bの各端子とジャック217の各端子との接続をクロス方式の接続関係とするようにすることもできる。
また、多対1の接続を行うための構成としては、図20に示した構成に代えて、例えば、図21に示すように、平面が方形形状の中継コネクタ315において、複数のジャック316a、316b及び316cを三方に向けて配置し、これらの複数のジャック316a、316b及び316cに接続されるジャック317を、残りの一方に配置するようにしてもよい。
すなわち、図21は、3対1の接続を行う中継コネクタ315を用いたプラグアダプタ300の下カバー312とその内部に収納された中継コネクタ315を示す平面図である。図21に示すように、プラグアダプタ300において、中継コネクタ315は、その三方の側面に3つのジャック316a、316bおよび316cを有すると共に残りの一方の側面に1つのジャック317を有し、ジャック316a、316b、316cに含まれる各端子のいずれかとこれに対応するジャック317の各端子とが接続されるハブ(セレクタ)構成となっている。これにより、ジャック316aに接続されたプラグ24x、ジャック316bに接続されたプラグ24yまたはジャック316cに接続されたプラグ24zのいずれかが選択されて、反対側のジャック317に接続されたプラグ22との間で信号の授受が行われるようになっている。
プラグアダプタ300は、図1〜図3について上述した第1の実施の形態にかかるプラ
グアダプタ10の場合と同様にして、下カバー312と上カバー(図示せず)とを下カバー312の係合用の爪19と上カバーの凹部(図示せず)との掛合により係合し、下カバー312の支持部337、338と上カバーの支持部(図示せず)によって中継コネクタ215を挟持するようになっている。そして、ジャック316a、316b、316cに差し込まれたプラグ24x、24y、24zは、下カバー312の当接板332と、上カバー(図示せず)の当接板(図示せず)とによって、中継コネクタ315のジャック316a、316b、316cに差し込まれた状態でロックされるように構成されている。これにより、プラグ24x、24y、24zの爪が折れている場合であっても、該プラグ24x、24y、24cがジャック316a、316b、316cから抜け落ちることを防止することができる。
グアダプタ10の場合と同様にして、下カバー312と上カバー(図示せず)とを下カバー312の係合用の爪19と上カバーの凹部(図示せず)との掛合により係合し、下カバー312の支持部337、338と上カバーの支持部(図示せず)によって中継コネクタ215を挟持するようになっている。そして、ジャック316a、316b、316cに差し込まれたプラグ24x、24y、24zは、下カバー312の当接板332と、上カバー(図示せず)の当接板(図示せず)とによって、中継コネクタ315のジャック316a、316b、316cに差し込まれた状態でロックされるように構成されている。これにより、プラグ24x、24y、24zの爪が折れている場合であっても、該プラグ24x、24y、24cがジャック316a、316b、316cから抜け落ちることを防止することができる。
また、中継コネクタ315の他方の側面部に設けられたジャック317は、下カバー312の側面部に形成された切欠き部347と、これに対応する上カバーの側面部に形成された切欠き部(図示せず)とによって形成される開口部を介して露出した状態となり、このジャック317にプラグ22を差し込むことができる。
また、上述の第1及び第2の実施の形態においては、プラグアダプタ10(100)の上カバー11(111)及び下カバー12によってプラグロック装置を構成する場合について述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、プラグ24の接続対象機器にプラグロック装置を組み込むようにしてもよい。例えば、図22は、プラグロック装置400を無線LANのルータ450のジャック416に設けた場合の構成を示す斜視図である。
図22に示すように、ルータ450の筺体には、開口部(プラグ24を差し込むための差し込み口)451が形成されており、この開口部451に連通するルータ450内部には、プラグ24を差し込んで接続するためのジャック416が設けられている。また、開口部451の上部には、ジャック416から開口部451に亘る領域ARを覆うようになされた蓋部411が設けられている。この蓋部411は、支点413を中心に先端部が矢印hで示す方向またはこれとは反対方向に回動自在に支持されており、領域ARの上部において開閉動作可能となっている。蓋部411の側縁部411bには、爪419が一体に設けられており、蓋部411を閉じた場合に、ルータ450の筺体側に形成された凹部(図示せず)に掛合されるようになっている。これにより、蓋部411は、閉じられた状態を保持することができる。
また、蓋部411の先端部には、該蓋部411が閉じられた状態において開口部451を覆う方向に屈曲した当接部411aが設けられている。これにより、蓋部411は、プラグ24の差し込み口である開口部451の上部を覆うようになされている。なお、当接部411aの端部には、ケーブル4を嵌合する切欠き部411cが形成されており、蓋部411を閉じた際に、切欠き部411cにケーブル4が嵌合されることにより、当接部411aが開口部451を覆う面積を大きくし得るようになっている。図22の構成では、当接部411aが開口部451の上半分を覆うようになっているが、これに限らず、例えば、当接部411aの長さをさらに長く形成すると共に切欠き部411cを深く形成することにより、当接部411aによって開口部451全体を覆うようにすることもできる。
ここで、蓋部411が閉じられた状態において、当接部411aとジャック416が設けられている端面419との間隔は、プラグ24がジャック416に差し込まれた状態におけるプラグ24の端面上部24aに当接部411aが当接する間隔に設定されている。これにより、蓋部411が閉じられた状態において、当接部411aは、プラグ24のジャック416から抜き取られる方向である抜脱方向c側の端面上部24aに当接した状態となる。このように蓋部411が閉じられた状態においては、当接部411aがプラグ24の端面上部24aに当接することにより、プラグ24の矢印cで示す抜脱方向への動きが規制される。これにより、例えばプラグ24の抜け止め用の爪25が折れている場合であっても、ジャック416から抜け落ちることを防止することができる。
このように、プラグロック装置400をプラグ24の接続対象機器に設けることにより、中継コネクタ等の別部品を用いることなく、プラグ24を接続対象機器に確実に接続することができる。
なお、図22に示したプラグロック装置400においては、1つの蓋部411を用いて開口部451をその上部から覆う場合について述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、下方にも蓋部を設け、2つの蓋部によって上下から開口部を覆うようにしてもよい。
また、上述の各実施の形態において、上カバー11(111)及び下カバー12の表面塗装については種々のものを適用でき、例えば、温度に応じて色が変化する塗装を表面に施すようにしてもよい。このようにすれば、中継コネクタの加熱防止を図ることができる。また塗装に代えて、上カバー11(111)及び下カバー12の表面に温度や湿度に応じて色が変化するフィルムを貼付するようにしてもよい。また、上カバー11(111)及び下カバー12を透明な部材により構成するようにしてもよい。このようにすれば、カバー内部の状態を容易に確認することができる。また、上カバー11(111)または下カバー12の内部にマグネットを固定することにより、プラグアダプタを金属部分に保持することができる。また、マグネットに代えて、上カバー11(111)または下カバー12の外装面にフックを取り付けるようにしてもよい。また、該外装面にゴム部材等でなるすべり止めを付加してもよい。また、上カバー11(111)及び下カバー12の内部全体に磁性体を設けることにより、上カバー11(111)及び下カバー12を係合した際に、その内部に保持される中継コネクタ15に流れる信号を磁気シールドすることが可能となる。また、上カバー11(111)及び下カバー12の係合部に防水シールまたは防塵シールを設けることにより、カバー内部を防水または防塵することができる。さらに、上カバー11(111)及び下カバー12の外装面に種々の装飾を施すことで外観上の特徴を有するようにすることもできる。
また、上述の第2の実施の形態においては、中継コネクタ115に信号が流れた際に、電源プラグ101を介して供給される電源により発光部104を発光させる場合について述べたが、発光部104を発光させる目的はこれに限られるものではなく、例えば接続に障害が発生した場合に発光させる場合、または所定の認証手段による認証の結果として発光させる場合等、種々の場合に適用することができる。また、発光部104に代えて、音を発生させる手段等、他の種々の手段を用いることができる。
また、電源プラグ101を介して供給された電源により点灯する照明手段、該電源により動作する防犯ブザー、該電源により計測動作する接続時間(信号ラインの通信時間)の測定手段、該電源によりマイナスイオンを発する手段等、種々の手段を上カバー111または下カバー12に設けるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態においては、図17〜図19に示したように、第1のジャック17側に差し込まれるプラグ22を差し込む不可または抜き取り不可とするロック機構を設ける場合について述べたが、本発明はこれに限られるものではなく、第1のジャック16側に同様のロック機構を設けるようにしてもよい。
本発明は、例えば電話線やLANケーブルのプラグとコネクタとの接続状態をロックさせる場合に適用可能である。
1、22、24、24x、24y、24z、50…プラグ、4、4x、4y、21…ケーブル、10、60、70、80、100、100a、100b、100c、200、300…プラグアダプタ、11、81a、81b、111…上カバー、11d、11e、152a…ねじ孔、12、82a、82b、212、312…下カバー、15、115…中継コネクタ、15d…ねじ穴、16、17、216a、216b、217、316a、316b、316c、317、416…ジャック、19、23、25、419…爪、20…凹部、31、32、67、68、232、332…当接板、33、34…端面、44、46、47、247、347…切欠き部、48、49…ゴムパッキン、88a、88b…カバー部、89…接触部、91、154…ねじ、101…電源プラグ、102…回路部、103…端子部、104…発光部、105…電源回路、106…制御回路、116…分岐端子部、121、122…連結部、123…出力端子、124…入力端子、152…シャッタ、153…ガイド部、400…プラグロック装置、411…蓋部、411a…当接部、450…ルータ、451…開口部
Claims (13)
- 内部に第1の端子群が設けられた第1のコネクタ部に接続された第1のプラグをロックするプラグロック装置であって、
前記第1のコネクタ部を覆うカバーと、
前記カバーに設けられ、前記第1のプラグの前記第1のコネクタ部からの抜脱方向への動きを規制する規制手段と
を具備することを特徴とするプラグロック装置。 - 前記カバーに設けられ、前記第1の端子群と接続される第2の端子群を内部に有する第2のコネクタ部を外部に連通させる開口部と
を具備し、前記規制手段によって前記第1のプラグの前記第1のコネクタ部からの前記抜脱方向への動きを規制し、前記第2のコネクタ部は、第2のプラグの挿脱が自在であることを特徴とする請求項1に記載のプラグロック装置。 - 前記第1のコネクタ部及び前記カバーは、前記第1のプラグの接続対象である電子機器に内蔵されていることを特徴とする請求項1に記載のプラグロック装置。
- 内部に第1の端子群が設けられた第1のコネクタ部と、前記第1の端子群と接続される第2の端子群を内部に有する第2のコネクタ部とを有する中継コネクタと、
前記中継コネクタを覆うカバーと、
前記カバーに設けられ、前記第1のコネクタ部に接続された第1のプラグの前記第1のコネクタ部からの抜脱方向への動きを規制する規制手段と
を具備することを特徴とするプラグアダプタ。 - 前記カバーは、開口部を有する容器形状の第1のカバー片と、開口部を有する容器形状の第2のカバー片とを有し、前記第1のカバー片及び前記第2のカバー片の各々の前記開口部を合わせることにより前記中継コネクタを内部に保持するものであって、
前記規制手段は、前記第1のカバー片に設けられ前記第1のプラグの前記抜脱方向への動きを規制する第1の規制部と、前記第2のカバー片に設けられ前記第1のプラグの前記抜脱方向への動きを規制する第2の規制部とを具備することを特徴とする請求項4に記載のプラグアダプタ。 - 電源プラグと、
前記電源プラグを介して供給される電源によって駆動対象を電源駆動する駆動回路と
を具備することを特徴とする請求項4に記載のプラグアダプタ。 - 電源プラグと、
前記第1の端子群と前記第2の端子群との間を流れる信号を検出する検出手段と、
前記電源プラグを介して供給される電源により駆動されるインジケータと、
前記信号が検出された場合に前記インジケータを駆動するように制御する制御部と
を具備することを特徴とする請求項4に記載のプラグアダプタ。 - 前記カバーは、他のプラグアダプタと連結するための連結部と、
前記電源プラグを介して供給される電源を前記連結される他のプラグアダプタに対して出力する電源出力端子と
を具備することを特徴とする請求項6または請求項7に記載のプラグアダプタ。 - 内部に第1の端子群が設けられた第1のコネクタ部と、前記第1の端子群と接続される第2の端子群を内部に有する第2のコネクタ部とを有する中継コネクタを覆うカバーと、
前記カバーに設けられ、前記第1のコネクタ部に接続された第1のプラグの前記第1のコネクタ部からの抜脱方向への動きを規制する規制手段と
を具備することを特徴とするコネクタカバー。 - 前記カバーは、開口部を有する容器形状の第1のカバー片と、開口部を有する容器形状の第2のカバー片とを有し、前記第1のカバー片及び前記第2のカバー片の各々の前記開口部を合わせることにより前記中継コネクタを内部に保持するものであって、
前記規制手段は、前記第1のカバー片に設けられ前記第1のプラグの前記抜脱方向への動きを規制する第1の規制部と、前記第2のカバー片に設けられ前記第1のプラグの前記抜脱方向への動きを規制する第2の規制部とを具備することを特徴とする請求項9に記載のコネクタカバー。 - 電源プラグと、
前記電源プラグを介して供給される電源によって駆動対象を電源駆動する駆動回路と
を具備することを特徴とする請求項9に記載のコネクタカバー。 - 電源プラグと、
前記第1の端子群と前記第2の端子群との間を流れる信号を検出する検出手段と、
前記電源プラグを介して供給される電源により駆動されるインジケータと、
前記信号が検出された場合に前記インジケータを駆動するように制御する制御部と
を具備することを特徴とする請求項9に記載のコネクタカバー。 - 前記カバーは、他のコネクタカバーと連結するための連結部と、
前記電源プラグを介して供給される電源を前記連結される他のコネクタカバーに対して出力する電源出力端子と
を具備することを特徴とする請求項11または請求項12に記載のコネクタカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007202303A JP2009037931A (ja) | 2007-08-02 | 2007-08-02 | プラグロック装置、プラグアダプタ及びコネクタカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007202303A JP2009037931A (ja) | 2007-08-02 | 2007-08-02 | プラグロック装置、プラグアダプタ及びコネクタカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009037931A true JP2009037931A (ja) | 2009-02-19 |
Family
ID=40439647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007202303A Pending JP2009037931A (ja) | 2007-08-02 | 2007-08-02 | プラグロック装置、プラグアダプタ及びコネクタカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009037931A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013062077A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Yazaki Energy System Corp | コネクタ取付構造 |
CN104600526A (zh) * | 2015-02-09 | 2015-05-06 | 胡俊 | 一种电加热蒸汽发生器网路分接板 |
JP2015146706A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-13 | 矢崎総業株式会社 | カバー |
JP2016076436A (ja) * | 2014-10-08 | 2016-05-12 | 日立金属株式会社 | 中継器 |
JP2016091502A (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-23 | 日立金属株式会社 | ケーブル信号検出器 |
JP2016157617A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 株式会社東海理化電機製作所 | スイッチ装置 |
JP2017050586A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 日立金属株式会社 | 信号検知装置 |
CN108631105A (zh) * | 2017-03-24 | 2018-10-09 | 上海良友(集团)有限公司 | 智能数据采集联接装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07220806A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-18 | Fujitsu Ten Ltd | コネクタの抜脱防止構造 |
JP3041326U (ja) * | 1997-03-11 | 1997-09-19 | 株式会社日本理工医学研究所 | 中継コネクタ保護カバーを有する電位治療装置 |
JPH1055847A (ja) * | 1996-08-08 | 1998-02-24 | Yazaki Corp | 通信線接続部のコネクタカバー |
JPH10116667A (ja) * | 1996-10-09 | 1998-05-06 | Hakko Denki Seisakusho:Kk | 通信回線用中継コネクタ |
JP2003009371A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-10 | Mitsutoshi Watanabe | 電源ケーブル接続器 |
JP2006050564A (ja) * | 2004-06-11 | 2006-02-16 | Extreme Networks Inc | 統合有線及び無線lanアクセスウォールプレート |
JP2006196300A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | East Japan Railway Co | ケーブルコネクタ用の防護具 |
-
2007
- 2007-08-02 JP JP2007202303A patent/JP2009037931A/ja active Pending
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07220806A (ja) * | 1994-01-31 | 1995-08-18 | Fujitsu Ten Ltd | コネクタの抜脱防止構造 |
JPH1055847A (ja) * | 1996-08-08 | 1998-02-24 | Yazaki Corp | 通信線接続部のコネクタカバー |
JPH10116667A (ja) * | 1996-10-09 | 1998-05-06 | Hakko Denki Seisakusho:Kk | 通信回線用中継コネクタ |
JP3041326U (ja) * | 1997-03-11 | 1997-09-19 | 株式会社日本理工医学研究所 | 中継コネクタ保護カバーを有する電位治療装置 |
JP2003009371A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-10 | Mitsutoshi Watanabe | 電源ケーブル接続器 |
JP2006050564A (ja) * | 2004-06-11 | 2006-02-16 | Extreme Networks Inc | 統合有線及び無線lanアクセスウォールプレート |
JP2006196300A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | East Japan Railway Co | ケーブルコネクタ用の防護具 |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013062077A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Yazaki Energy System Corp | コネクタ取付構造 |
JP2015146706A (ja) * | 2014-02-04 | 2015-08-13 | 矢崎総業株式会社 | カバー |
JP2016076436A (ja) * | 2014-10-08 | 2016-05-12 | 日立金属株式会社 | 中継器 |
JP2016091502A (ja) * | 2014-11-11 | 2016-05-23 | 日立金属株式会社 | ケーブル信号検出器 |
CN104600526A (zh) * | 2015-02-09 | 2015-05-06 | 胡俊 | 一种电加热蒸汽发生器网路分接板 |
JP2016157617A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 株式会社東海理化電機製作所 | スイッチ装置 |
JP2017050586A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 日立金属株式会社 | 信号検知装置 |
CN108631105A (zh) * | 2017-03-24 | 2018-10-09 | 上海良友(集团)有限公司 | 智能数据采集联接装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009037931A (ja) | プラグロック装置、プラグアダプタ及びコネクタカバー | |
US20220200191A1 (en) | Modular consumer-configurable electrical fixture system | |
US20140179158A1 (en) | Adapter Arrangement | |
US8821182B2 (en) | Electrical connector | |
US11742622B2 (en) | Reel based outlet relocation/extension system | |
US9083123B2 (en) | Visually evident connection system for plug-in power/data cable | |
US20190199031A1 (en) | Pin and sleeve device with contact carrier for capturing set screws | |
KR101622022B1 (ko) | 라인 타입 조명장치 | |
US20190393719A1 (en) | Backup power source assembly, lamp assembly, lighting system and installing method thereof | |
US9958622B1 (en) | Port and cable connection labeling using optical elements | |
CN114375530A (zh) | 用于照明装置驱动器的连接装置 | |
ES2356728T3 (es) | Conector enchufable con adaptador. | |
JP2005310763A (ja) | トンネル内照明装置、トンネル照明器具用コネクタ及びトンネル照明器具用プラグ付き調光制御ケーブル | |
JP2012114000A (ja) | 配線ダクト用プラグ | |
JP4140817B2 (ja) | 配線用器具 | |
JP2010067458A (ja) | 直流コンセント及びそれを用いたコンセント装置 | |
JP6637632B1 (ja) | 情報通信ユニット | |
JP2008021490A (ja) | コネクタハウジング | |
CN203589252U (zh) | 用于带式电缆的电连接器 | |
KR101842051B1 (ko) | 플러그 안전 잠금 기능을 가지는 콘센트 | |
JP5478594B2 (ja) | 光アウトレット | |
KR102090097B1 (ko) | 통신용 모듈러 잭 | |
JP7298951B1 (ja) | プラグ接続装置及びプログラム | |
JP4232540B2 (ja) | フリープラン対応配線システム | |
JP2007226112A (ja) | 光通信ケーブル用アダプタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100729 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120321 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20120925 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |