JPH1055847A - 通信線接続部のコネクタカバー - Google Patents

通信線接続部のコネクタカバー

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JPH1055847A
JPH1055847A JP21010496A JP21010496A JPH1055847A JP H1055847 A JPH1055847 A JP H1055847A JP 21010496 A JP21010496 A JP 21010496A JP 21010496 A JP21010496 A JP 21010496A JP H1055847 A JPH1055847 A JP H1055847A
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JP
Japan
Prior art keywords
cover
communication line
connector
cover pieces
pieces
Prior art date
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Pending
Application number
JP21010496A
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English (en)
Inventor
Yutaka Onuma
裕 大沼
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタ同士の不用意な離間を防止できると
共に防水性を確保することができる通信線接続部のコネ
クタカバーを得る。 【解決手段】 通信線5の接続部のコネクタ6を包囲す
る二つのカバー片2、3と、これらカバー片同士を固定
するネジ4とを備え、二つのカバー片2、3の夫々の内
側の両端部分に、通信線5に沿う方向に二つの隔壁部1
4、15を離間して形成すると共に、各隔壁部14、1
5に通信線6の断面積の半分以下の断面積の溝部を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コネクタを利用した通
信線接続部に用いて好適な通信線接続部のコネクタカバ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信線同士の接続にはコネク
タや加締め加工が用いられている。特に、加締め加工の
場合はそのままでは絶縁性が得られないので、例えば特
開平3−22373号にも開示されているように、接続
部を液状樹脂でモールドするようにしている。このよう
な加締め加工は、通信線接続部の長さを自由に設定でき
て汎用性を有する反面、現場作業を煩わしいものにし
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、通信線同士の接
続にコネクタを用いる場合にあっては、次のような問題
点があった。 (イ)コネクタの嵌合力が比較的弱いので、現場での作
業中に不用意に外れたりする。 (ロ)コネクタの構造上、防水性を確保することが難し
く、接触不良を起こしやすい。
【0004】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
コネクタ同士の不用意な外れを防止すると共に防水性を
確保することができる通信線接続部のコネクタカバーを
提供し、接続部での安定した通信特性を得ることを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る通信線接続部のコネクタカバーは、通信
線の接続部のコネクタを包囲する二つのカバー片と、こ
れらカバー片同士を固定する固定部材とを備えた通信線
接続部のコネクタカバーであって、前記二つのカバー片
の夫々の内側の両端部分に、前記通信線に沿う方向に複
数の隔壁部が離間して形成されると共に、該各隔壁部に
は前記通信線の断面積の半分以下の断面積の溝部が形成
されたことを特徴とするものである。
【0006】あるいは、通信線接続部のコネクタカバー
は、二つのカバー片の夫々に、他方のカバー片との位置
合わせ及び位置ずれを防止するためのガイド機構を更に
備えたことを特徴としてもよい。あるいは、通信線接続
部のコネクタカバーは、二つのカバー片の夫々に、収容
するコネクタの位置を固定する固定機構を更に備えたこ
とを特徴としてもよい。あるいは、通信線接続部のコネ
クタカバーは、二つのカバー片の夫々に液状樹脂が充填
されたことを特徴としてもよい。
【0007】そして、二つのカバー片で通信線の接続部
のコネクタを包囲することから、コネクタの不用意な離
間を防止できる。また、二つのカバー片の夫々の両端部
分に複数の隔壁部が形成されているので、外部からの水
の侵入を防止することができる。しかも、各隔壁部に
は、通信線の断面積の半分以下の断面積の溝部が形成さ
れているので、二つのカバー片を重ね合わせて固定させ
たときに通信線の被覆が変形して溝部の周囲に密着する
ことから、外部からの水の侵入を確実に防止することが
できる。
【0008】また、二つのカバー片の夫々にガイド機構
を設けると、二つのカバー片を瞬時に正しい位置に合わ
せることができる。また、二つのカバー片の夫々に固定
機構を設けると、カバー内でのコネクタのずれが起こら
ず、コネクタの外れを防止できる。また、各カバー片に
液状樹脂を充填することにより、カバー内への水の侵入
を更に防止することができる。なお、周知の如く液状樹
脂は所定時間後に硬化するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信線接続部
のコネクタカバーの好適な実施の形態を図面を参照して
詳細に説明する。図1は本発明に係る通信線接続部のコ
ネクタカバーの一実施形態での分解状態を示す斜視図、
図2は通信線の接続部に取り付けた組付け状態を示す斜
視図である。図1において、通信線接続部のコネクタカ
バー1は、二つのカバー片2、3と、これらカバー片
2、3を固定する4本のネジ4とから構成されており、
2本の通信線5の接続部のコネクタ6を上下から挟み込
んで固定するものである。カバー片2、3の夫々は、互
いの位置合わせ及びずれ防止のために形成されてガイド
機構となる二つのガイドピン10及びガイドピン嵌合穴
11を対角配置して、同一構造に設けられている。以
下、図3の平面図も参照しながら一方のカバー片2を例
にその構造について説明する。
【0010】00バー片2の中央部には、コネクタ6を
収容するコネクタ収容部12が形成されており、その四
隅にあたる部分にはコネクタ6の左右のずれを防止する
固定機構としての仕切部13が形成されている。また、
各仕切部13の近傍には上述したガイドピン10とガイ
ドピン嵌合穴11がそれぞれ形成されている。この場
合、ガイドピン10を支持する半円形の台部10Aとガ
イドピン嵌合穴11が形成された半円形の台部11Aの
夫々は、コネクタ収容部12にコネクタ6を収容した際
に当たらない大きさに形成されている。図4はコネクタ
収容部12にコネクタ6を収容した状態を示す平面図で
ある。この図から分かるようにコネクタ6が左右に僅か
にずれてもその両端の一方が仕切部13に当たるので、
コネクタ6の左右のずれが生じない。これにより、カバ
ー内でのコネクタ6の外れを防止できる。
【0011】カバー片2の左右両端部分は、互いに同じ
構造になっており、夫々通信線5に沿う方向に二つの隔
壁部14、15が離間して形成されている。各隔壁部1
4、15の中央部には軸方向の両端を貫通する溝部1
6、17が形成されている。各溝部16、17は、図5
の正面図に示すように、断面コ字状に形成されており、
夫々の断面積が通信線5の断面積の半分以下になってい
る。この場合、各溝部16、17の断面積を通信線5の
断面積の半分以下にすることにより、カバー片2、3を
ネジ4で固定したときに通信線5を強固に咬止すること
ができる。
【0012】さらに、通信線5の被覆が変形して溝部1
6、17の周囲に密着することになるので、カバー内へ
の水の侵入を確実に防止できる。而して、2重構造の隔
壁部14、15により、通信線5に対して頑丈に固定す
ることができ、更に外部からの水の侵入を確実に防止で
きる。カバー片2の四隅には、ネジ4にてカバー片2、
3を固定するための半円形状の取付部18が形成されて
いる。
【0013】このような構造の通信線接続部のコネクタ
カバー1において、実際の使用に際しては、まず、通信
線5の接続部のコネクタ6を一方のカバー片2または3
のコネクタ収容部12に収容し、次いで他方のカバー片
を嵌合させた後、4本のネジ4でカバー片2、3同士を
固定する。この場合、仕切部13によってコネクタ6の
左右のずれが防止され、またガイドピン10とガイドピ
ン嵌合穴11とによってカバー片2、3の前後、左右の
ずれが防止される。また、2重の隔壁部14、15によ
って通信線5に対して頑丈に固定され、更に外からの水
の侵入が防止される。
【0014】なお、防水性を更に向上させるために、カ
バー内部にシリコン等の液状樹脂を充填してもよい。充
填の仕方としては、例えばカバー片2、3を嵌合させる
前に、夫々に対して図6の側面図に示すように、カバー
高さまで液状樹脂を注入し、その後にカバー片2、3を
嵌合させる。上記実施の形態では、各カバー片2、3の
両端部分の夫々に2重の隔壁部14、15を形成するよ
うにしたが、2重以上であっても構わない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信線接
続部のコネクタカバーによれば、二つのカバー片で通信
線の接続部のコネクタを包囲するようにしたので、コネ
クタの不用意な離間を防止できる。また、二つのカバー
片の夫々の両端部分に複数の隔壁部を形成したので、外
からの水の侵入を防止することができる。しかも、各隔
壁部には通信線の断面積の半分以下の断面積の溝部を形
成したので、二つのカバー片を重ね合わせて固定させた
ときに通信線の被覆が変形して溝部の周囲に密着するこ
とから、外からの水の侵入を確実に防止することができ
る。
【0016】あるいは、二つのカバー片の夫々に、他方
のカバー片との位置合わせ及び位置ずれを防止するため
のガイド機構を設けてあれば、二つのカバー片を瞬時に
正しい位置に合わせることができる。また、固定後にず
れることがない。あるいは、二つのカバー片の夫々に、
収容するコネクタの位置を固定する固定機構を設けてあ
れば、カバー内でのコネクタのずれが起こらず、コネク
タの外れを防止できる。あるいは、二つのカバー片の夫
々に液状樹脂を充填することにより、カバー内への水の
侵入を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信線接続部のコネクタカバーの
分解状態を示す斜視図である。
【図2】図1のコネクタカバーの使用状態での外観斜視
図である。
【図3】一方のカバー片を示す平面図である。
【図4】コネクタを収容した状態を示すカバー片の平面
図である。
【図5】カバー片の正面図である。
【図6】カバー片の側面図である。
【符号の説明】
1 通信線接続部のコネクタカバー 2、3 カバー片 4 ネジ(固定部材) 5 通信線 6 コネクタ 10 ガイドピン(ガイド機構) 11 ガイドピン嵌合穴(ガイド機構) 12 コネクタ収容部 13 仕切部(固定機構) 14、15 隔壁部 16、17 溝部 18 取付部 20 液状樹脂

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信線の接続部のコネクタを包囲する二
    つのカバー片と、 これらカバー片同士を固定する固定部材と、を備えた通
    信線接続部のコネクタカバーであって、 前記二つのカバー片の夫々の内側の両端部分に、前記通
    信線に沿う方向に複数の隔壁部が離間して形成されると
    共に、該各隔壁部には前記通信線の断面積の半分以下の
    断面積の溝部が形成されたことを特徴とする通信線接続
    部のコネクタカバー。
  2. 【請求項2】 前記二つのカバー片の夫々は、他方のカ
    バー片との位置合わせ及び位置ずれを防止するためのガ
    イド機構を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の
    通信線接続部のコネクタカバー。
  3. 【請求項3】 前記二つのカバー片の夫々は、収容する
    前記コネクタの位置を固定する固定機構を更に備えたこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の通信線接続部のコ
    ネクタカバー。
  4. 【請求項4】 前記二つのカバー片の夫々に液状樹脂が
    充填されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の通信線接続部のコネクタカバー。
JP21010496A 1996-08-08 1996-08-08 通信線接続部のコネクタカバー Pending JPH1055847A (ja)

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