JP6636987B2 - 溝蓋 - Google Patents

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Description

本発明は、溝の上部に配される溝蓋に関する。
U字溝等の開口部を覆う溝蓋として、その全幅を覆う格子状のグレーチング蓋が知られている。近年、この全幅のグレーチング蓋に代わり、グレーチング部分を幅方向の一部分だけに残し、それ以外の部分に化粧ブロック等を配置可能な、意匠性を高めうる構成の溝蓋が種々提案されてきている。
例えば、特許文献1に開示された溝蓋は、互いに対向する一対の立ち上がり縁と、これらの立ち上がり縁の下端から溝幅方向に水平に延設された一対の水平縁とからなる一対の支持枠を有する。一対の支持枠は、一対の立ち上がり縁を貫通して配設された梁部材が水平縁の上面に接合されることにより連結されており、溝蓋にかかる荷重は、前記梁部材によって受け止めるように構成されている。そして、この梁部材としては、断面形状が矩形状の角パイプが用いられている。
一対の立ち上がり縁の間には、その幅寸法に合わせた幅狭のグレーチングが載置され、水平縁の上側には、コンクリートや化粧ブロック等の舗装材が配される。そして、この従来の溝蓋は、水平縁をU字溝の側壁の上面に載置して用いられる。
特開2007−154555号公報
ところで、溝蓋は、屋外において使用されるため、大量の雨水に接触することとなる。ここで、例えば、特許文献1に記載の溝蓋においては、その梁部材として角パイプが使用されているが、その両端の閉塞が完璧に行われていない場合には、僅かな隙間から内部に雨水が浸透し、溜まってしまう場合がある。梁部材の内部に水が滞留した場合には、腐食(錆)の原因となりうる。もちろん、角パイプからなる梁部材の両端が、完璧に閉塞されていればその内部に雨水が浸入することはないが、多数の溶接箇所の全てを完璧な状態で仕上げることは容易とは言えない。
そこで、長期間使用することが予想される溝蓋の腐食(錆)の防止を従来よりも少しでも行いやすくするための工夫が必要である。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、水分の滞留を従来よりも抑制しうると共に、必要に応じて更なる防錆対策を取りうる溝蓋を提供しようとするものである。
本発明の第一の態様は、互いに間隔をあけて対向すると共に溝長手方向に延びる一対の縦壁と、前記各縦壁の下端から溝幅方向外側に水平にそれぞれ延設された一対の横板部と、を備える受枠と、
一対の前記縦壁に設けられた縦穴を貫通して溝幅方向に延在し、前記受枠に接合された連結部材と、を有し、
前記連結部材は、下側に向かって開口する開口部を有し、
前記横板部は、前記開口部に連通する横穴を有することを特徴とする溝蓋にある。
本発明の第二の態様は、互いに間隔をあけて対向すると共に溝長手方向に延びる一対の縦壁と、前記各縦壁の下端から溝幅方向の一方の側であるY1側に水平にそれぞれ延設された一対の横板部と、を備える受枠と、
一対の前記縦壁のうちの少なくとも前記Y1側の前記縦壁に設けられた縦穴を貫通して溝幅方向に延在し、前記受枠に接合された連結部材と、を有し、
前記連結部材は、下側に向かって開口する開口部を有し、
前記横板部は、前記開口部に連通する横穴を有することを特徴とする溝蓋にある。
前記各態様の溝蓋において、前記連結部材は、下側に向かって開口する開口部を有する。また、前記横板部は、連結部材の開口部に連通する横穴を有する。これにより、万一、連結部材の内側に水分が浸入した場合であっても、浸入した水分は、連結部材の開口部及び横板部の横穴を通って溝蓋から排出される。それゆえ、連結部材の内側に浸入した水分が連結部材の内側に滞留することを防止できる。
以上のごとく、前記各態様によれば、水分の滞留を従来よりも抑制しうる溝蓋を提供することができる。
実施例1における、U字溝、溝蓋及びグレーチング部の斜視図。 実施例1における、溝蓋の平面図。 実施例1における、溝蓋の側面図。 図2の、IV−IV線矢視断面図。 実施例1における、連結部材と蓋部材と台座部との分解斜視図。 実施例1における、アッシーと、受枠と、固定部材との分解斜視図。 実施例1における、連結部材と受枠との溶接箇所を示す、溝蓋の底面図。 実施例2における、連結部材及びリブの斜視図。 実施例2における、連結部材の長手方向に直交する連結部材及びリブの断面図。 実施例2における、連結部材と受枠との溶接箇所を示す、溝蓋の底面図。 実施例2における、連結部材とリブとの分解斜視図。 実施例3における、連結部材とリブとの分解斜視図。 実施例3における、U字溝及び溝蓋の、溝長手方向に直交する断面図。 実施例4における、U字溝、溝蓋及びグレーチング部の斜視図。 実施例4における、溝蓋の平面図。 図15の、XVI−XVI線矢視断面図。 実施例4における、溝蓋の横穴周辺の拡大平面図。 実施例4における、連結部材と蓋部材と台座部との分解斜視図。 実施例4における、アッシーと第一受枠片との分解斜視図。 実施例4における、アッシー及び第一受枠片と、第二受枠片と、第一固定部材と、第二固定部材との分解斜視図。 実施例4における、連結部材と受枠との溶接箇所を示す、溝蓋の底面図。
前記第一の態様と第二の態様とは、受枠の形状が互いに異なるものの、横板部が前記開口部に連通する横穴を有するという最大の技術的特徴部分は共通している。
ここで、前記第二の態様の溝蓋において、一対の縦壁のうちの前記Y1側の縦壁と連結部材とは、溝幅方向に離隔して配されていることが好ましい。この場合には、連結部材とY1側の縦壁との間に水分が滞留することに起因する連結部材の腐食(錆)を防止することができる。
また、前記各態様において、連結部材の下端面を横板部の上面に重ねる構造を採ることも可能であるが、好ましくは、連結部材の下端面全体は、横穴から横板部の下側に露出している構造を採るのがよい。この場合、万一、連結部材の内側に水分が浸入しても、当該水分は、連結部材の開口部から直接的に排出される。なお、連結部材の下端面全体が横穴から横板部の下側に露出しているため、溝蓋をU字溝に載置した際には、連結部材の下端面が直接U字溝の溝側壁の上面に当接することとなる。
さらに、連結部材の下端面全体が横穴から横板部の下側に露出している場合、横穴の内周端面と連結部材の側面の下端部との接合を、溝蓋の上側及び下側のいずれからも行うことができる。それゆえ、この場合、横穴の内周端面と連結部材の側面の下端部とは接合されていることが、溝蓋の生産性向上の観点から更に好ましい。
また、溝幅方向に直交する連結部材の断面形状は、下側に開口するU字状であることが好ましい。この場合、連結部材の内側に水分が滞留することを確実に防止できる。
また、一対の縦壁の間隙に位置する連結部材の上面には、別途準備されたグレーチング部を支持するための台座部が接合されていることが好ましい。この場合、グレーチング部が所望の高さに配されるよう台座部を設計することにより、上下方向におけるグレーチング部の位置を容易に調整することができる。
また、溝蓋の材質はステンレス鋼であることが好ましい。この場合、溝蓋の防錆効果を一層高めることができる。ステンレス鋼としては、例えば、SUS304、SUS316、SUS316L等によって構成することができる。これにより、溝蓋の耐銹性、加工性を向上させることができる。
また、溝蓋の材質を炭素鋼とし、溝蓋の表面に防錆のためのメッキ層を設けることもできる。この場合においては、溝蓋の防錆効果を確保しつつ、溝蓋の生産性を向上させることもできる。すなわち、前述のように、連結部材に開口部を設け、かつ、この開口部に連通する横穴を横板部にも設けたことにより、これらの横穴及び開口部を利用して、連結部材の内部にまで表面改質処理の処理液を浸入させることが可能となる。そのため、溝蓋を組み付けて完成させた後において、その全体を一度に表面改質処理することが可能となる。それゆえ、必要に応じてメッキ層形成等の表面改質処理を施すことが容易な構成を実現することができる。
前記炭素鋼としては、例えばSS400等を用いることができる。また、前記メッキ層としては、例えば溶融亜鉛メッキ(JIS H 8641で規定されている記号HDZ45)等を用いることができる。
(実施例1)
溝蓋の実施例につき、図1〜図7を用いて説明する。なお、図1に示すごとく、溝蓋1が配されるU字溝10の長手方向を溝長手方向(図1等における矢印X方向)とし、U字溝10の幅方向を溝幅方向(図1等における矢印Y方向)とする。そして、溝長手方向及び溝幅方向の双方に直交する方向を上下方向(図1等における矢印Z方向)とする。本例において、上下方向は鉛直方向である。
図1〜図3、図6に示すごとく、本例の溝蓋1は、互いに間隔をあけて対向すると共に溝長手方向に延びる一対の縦壁21と、各縦壁21の下端から溝幅方向外側に水平にそれぞれ延設された一対の横板部22と、を備える受枠2を有する。図1に示すごとく、溝蓋1は、一対の縦壁21に設けられた縦穴211を貫通して溝幅方向に延在する連結部材3を有する。連結部材3は、受枠2に接合されている。図7に示すごとく、連結部材3は、下側に向かって開口する開口部30を有する。横板部22は、開口部30に連通する横穴221を有する。以下、本例の溝蓋1につき詳説する。
図1、図4、図6に示すごとく、受枠2は、前述の縦壁21及び横板部22を一体的に有する断面L字状の受枠片20を二つ対向させて構成される。二つの受枠片20は、互いに左右反転した相似形状を有し、各部の寸法は同じに設定されている。図6に示すごとく、各受枠片20は、上下方向に配された縦壁21に縦穴211を有し、水平方向に配された横板部22に横穴221を有している。これら縦穴211と横穴221とは連なった一つの貫通穴となっている。なお、横穴221の溝幅方向の外側は、横板部22の一部である端縁部222が存在しており、横穴221は、横板部22における溝幅方向の外側の端縁までは形成されていない。端縁部222があることにより、受枠2の強度を向上させることができる。
各受枠片20は、一枚の平板を直角に折り曲げて作製される。平板の状態で、折り曲げ位置を跨ぐように予め長方形状の貫通穴を設けておくことにより、折り曲げ後には、縦壁21に縦穴211が、横板部22に横穴221が設けられた状態となる。縦穴211及び横穴221の寸法は、連結部材3の外形寸法に対応して設けられており、図7に示すごとく、連結部材3の下端面33の全体が横穴221から横板部22の下側に露出するように構成されている。すなわち、横板部22の横穴221は、横板部22に対面する連結部材3の全体を収容可能な大きさに設けられている。
図5に示すごとく、連結部材3は、溝幅方向に長尺であると共に水平に形成された連結天板31と、溝長手方向の連結天板31の両端から下側に向かってそれぞれ延設された一対の連結側板32とを有する。そして、連結部材3の断面形状(溝幅方向に直交する断面における断面形状)は、下側に開口するU字状である。すなわち、図5、図7に示すごとく、連結部材3における、一対の連結側板32の下端部に挟まれる全体が開口部30になっている。この連結部材3は、平板状の素材を曲げ加工して作製されているが、いわゆる形材を準備して利用することも可能である。また、角パイプを準備して、下側の面を除去して開口部30を設けることも可能である。図1〜図3に示すごとく、連結部材3は、溝長手方向に一定間隔で複数配されており、縦穴211及び横穴221もそれに対応する箇所に形成されている。
以下、他の構造等については、溝蓋1の組み付け手順に従って説明する。
まず、図5に示すごとく、断面U字状の連結部材3を準備する。そして、連結部材3の両端のそれぞれに蓋部材12を接合し、連結部材3の両端を閉塞する。蓋部材12は、矩形板状を呈しており、連結部材3の端面の全面を覆うように接合されている。連結部材3の下端面33は、その全面が開口したままである。
そして、連結部材3の上面に、台座部4を接合する。本例において、台座部4は、連結部材3の長手方向における中央部に接合されている。台座部4は、一枚の平板を折り曲げた形状を有する。具体的には、台座部4は、溝長手方向の一方側に開口するU字状を呈している。すなわち、台座部4は、溝長手方向に直交する台座縦板41と、台座縦板41の上端から水平方向に延設された台座天板42と、台座縦板41の下端から水平方向に延設された台座底板43とを有する。台座部4の下面(すなわち台座底板43の下面)は水平に形成されており、台座部4は、その下面において、水平に形成された連結天板31の上面に接合されている。これにより、図6中の下方に表れているアッシー11が完成する。なお、図2において、台座部4の図示は省略している。
次いで、図6に示すごとく、受枠2を、アッシー11に対し上下方向に近付け、アッシー11に組み付ける。このとき、受枠2の縦穴211及び横穴221に連結部材3を挿入すると共に、台座部4を一対の縦壁21の間隙に位置させる。また、受枠2の横板部22の下面と連結部材3の下端面33とを同一平面上に配すると共に、受枠2の一対の縦壁21の一対の対向面212を台座部4における溝幅方向の両端面に当接させる。
次いで、図7に示すごとく、溝蓋1の下側から、各横穴221の内周端面と連結部材3の側面の下端部とを接合する。なお、図7において、接合箇所を符号wで表している。また、図示は省略するが、縦壁21の縦穴211の内周端面と、連結天板31の上面とも接合する。さらに、溝幅方向における台座部4の両端面と、一対の縦壁21の一対の対向面212とを接合する。
そして、図6に示すごとく、横板部22における横穴221の両側の部位(すなわち端縁部222)の上面に、溝蓋1をU字溝10に固定するための固定部材6を接合する。図4、図6に示すごとく、固定部材6は、水平に形成された水平板部61と、水平板部61における溝幅方向の外側端から下側に延設された延設板部62を有し、全体としてL字状を呈している。延設板部62は、溝蓋1をU字溝10に取り付けたときに溝の側壁(以後「溝側壁101」という。)に溝幅方向に対面するよう形成されている。溝蓋1は、延設板部62に形成された雌ネジ孔にボルト63を螺合して、このボルト63を溝側壁101の側面に圧接させることによって、U字溝10に固定される。なお、図1〜図3に示すごとく、本例において、固定部材6は、複数の連結部材3のうちの一部の連結部材3の両側に配されているが、これに限られない。
本例において、溝蓋1の材質は、ステンレス鋼(SUS304、SUS316、SUS316L等)である。
以上の構成を有する溝蓋1の使用時において、図1、図4に示すごとく、溝蓋1は、溝側壁101の上面に、横板部22の下面及び連結部材3の下端面33が当接する。図4に示すごとく、溝蓋1がU字溝10に配された状態において、連結部材3の両端は、溝側壁101の上面における溝幅方向の中央位置、又はそれよりも溝幅方向外側の位置に配される。溝蓋1の使用時においては、溝蓋1における横板部22の上側に図示しないコンクリートや化粧ブロック等の舗装材が配される。また、図1に示すごとく、一対の縦壁21の間であって、台座部4の上面には、別途準備された縦長のグレーチング部13が配される。グレーチング部13は、上下方向に通水可能である。そして、溝蓋1における一対の縦壁21の間の空間が、上下に通水可能な通水路8として使用される。
次に、本例の作用効果につき説明する。
本例の溝蓋1において、連結部材3は、下側に向かって開口する開口部30を有する。また、横板部22は、連結部材3の開口部30に連通する横穴221を有する。これにより、万一、連結部材3の内側に水分が浸入した場合であっても、浸入した水分は、連結部材3の開口部30及び横板部22の横穴221を通って溝蓋1から排出される。それゆえ、連結部材3の内側に浸入した水分が連結部材3の内側に滞留することを防止できる。これに伴い、溝蓋1の腐食(錆)を防止することができ、その結果、溝蓋1の強度を確保しやすい。
また、受枠2に縦穴211及び横穴221を形成することにより、溝蓋1の軽量化を図ることもできる。
また、連結部材3の下端面33全体は、横穴221から横板部22の下側に露出している。それゆえ、万一、連結部材3の内側に水分が浸入しても、当該水分は、連結部材3の開口部30から直接的に排出される。また、溝幅方向に直交する連結部材3の断面形状は、下側に開口するU字状であるため、連結部材3の内側に水分が滞留することを確実に防止できる。
さらに、連結部材3の下端面33全体が横穴221から横板部22の下側に露出しているため、横穴221の内周端面と連結部材3の側面の下端部との接合を、溝蓋1の上側及び下側のいずれからも行うことができる。それゆえ、横穴221の内周端面と連結部材3の側面の下端部とを、容易に接合することができる。
また、一対の縦壁21の間隙に位置する連結部材3の上面には、別途準備されたグレーチング部13を支持するための台座部4が接合されている。それゆえ、グレーチング部13が所望の高さに配されるよう台座部4を設計することにより、上下方向におけるグレーチング部13の位置を容易に調整することができる。
また、台座部4は、一対の縦壁21の一対の対向面212に接合されている。それゆえ、溝蓋1の強度を一層確保することができる。また、台座部4を、一対の受枠片20の溝幅方向の位置決めを補助するものとして使用することもできる。それゆえ、溝蓋1の生産性の向上を図ることもできる。
本例では、前述のように溝蓋1の全ての部品の材質をステンレス鋼とした。それゆえ、溝蓋1の防錆効果を素材自体の特性によって一層高めることができる。
これに対し、素材コスト低減等のために、溝蓋1の部品の材質を炭素鋼とすることもできる。この場合、溝蓋1の表面に防錆のためのメッキ層を設けることが好ましい。本例の溝蓋1の素材を炭素鋼にし、メッキ層を設ける場合に、前述した本例の構成が非常に有効である。すなわち、前述のように、溝蓋1は、連結部材3に開口部30を設け、かつ、この開口部30に連通する横穴221を横板部22にも設けてある。これにより、メッキ層を形成する工程においては、横穴221及び開口部30を利用して、連結部材3の内部にまで表面改質処理の処理液を浸入させることが可能となる。そのため、溝蓋1を組み付けて完成させた後において、その全体を一度に表面改質処理することが可能となる。そして、メッキ層が形成された後は、横穴221及び開口部30を介して、連結部材3の内部から前述の処理液を排出することができる。それゆえ、メッキ層形成等の表面改質処理を施すことが容易であるとともにメッキ層形成の処理液の排出も容易であり、かつ、確実に全面にメッキ層を形成できる構成を実現することができる。
以上のごとく、本例によれば、水分の滞留を従来よりも抑制しうる溝蓋を提供することができる。
(実施例2)
本例の溝蓋1は、基本構造を実施例1の溝蓋と同様としつつ、図8〜図11に示すごとく、連結部材3の内側に板状のリブ7を配した例である。本例において、連結部材3の内側には、一対の連結側板32の間に配置された板状のリブ7が一つ配されている。リブ7は、連結側板32と平行に形成されていると共に、その厚み方向において一対の連結側板32の間の空間における中央位置に配されている。
図11に示すごとく、リブ7は、連結部材3の開口部30から、連結部材3の内側に挿入された後、その上端面71において連結天板31の下面と接合される。
なお、連結部材3の内側には、複数のリブ7を配してもよい。リブ7の枚数は、連結部材3自体の剛性や溝蓋1が使用される状況で要求される強度等に応じて、適宜決定される。連結部材3の内側に複数のリブ7を配する場合は、一対の連結側板32及び複数のリブ7の厚み方向(すなわち溝長手方向)における間隔が一定となるよう配することが好ましい。
その他は、実施例1と同様である。
なお、実施例2以降において用いた符号のうち、既出の実施例において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施例におけるものと同様の構成要素等を表す。
本例において、連結部材3の内側には、リブ7が配されている。そして、リブ7は、その上端面71において、連結部材3の連結天板31の下面に接合されている。それゆえ、リブ7を連結部材3の下側から挿入することができる。それゆえ、連結部材3の剛性等に応じて、適宜、リブ7の枚数、リブ7の剛性等を選択して挿入できるため、溝蓋1の生産性を向上させやすい。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、図12、図13に示すごとく、基本構造を実施例2と同様にしつつ、リブ7の形状を実施例2に対して変更した実施例である。本例において、リブ7は、下側に突出した突出板部72を有する。突出板部72は、リブ7の長手方向(溝長手方向)におけるリブ7の中央に形成されている。リブ7の長手方向における突出板部72の長さは、リブ7全体の長さの半分以上の長さである。
図13に示すごとく、リブ7が連結部材3に取り付けられた状態において、リブ7の突出板部72は、連結部材3の開口部30から下側に突出するよう構成されている。また、溝蓋1がU字溝10に配された状態において、突出部72は、U字溝10の内側に配される。溝幅方向における突出板部72の長さは、U字溝10の一対の溝側壁101間の長さより若干小さく、突出板部72の両端面は、溝側壁101と対向している。
その他は、実施例2と同様である。
本例においては、連結部材3が下側に開口部30を有することを利用し、リブ7に、連結部材3の開口部30から下側に突出する突出板部72を形成している。それゆえ、連結部材3の剛性を一層向上させやすい。これにより、リブ7の剛性、ひいては溝蓋1全体の剛性を向上させることができる。これにより、T−20やT−25の荷重がかかっても耐え得るような、剛性の高い溝蓋1を容易に実現できる。なお、T−x(xは、20[t]や25[t]等、車両の総重量を示す。)は、総重量がx[t]の車両が溝蓋1上を通過したときに溝蓋1に印加される荷重である。例えば、T−20は、総重量が20tの車両が溝蓋1上を通過したときに溝蓋1に印加される荷重である。
その他、実施例2と同様の作用効果を有する。
また、実施例1〜実施例3のように、溝蓋1に要求される荷重に応じて、連結部材3におけるリブ7の有無や、リブ7の構成(リブ7の数、突出板部72の有無、突出板部72の長さ、厚み等)を適宜選択することにより、様々な荷重に対応できる溝蓋1を製造しやすい。ここでいう様々な荷重は、例えば歩道に設置される溝蓋に要求される荷重や、T−2、T−6、T−14、T−20、T−25等の荷重が考えられる。
(実施例4)
本例は、図14〜図21に示すごとく、横板部22は開口部30に連通する横穴221を有するという技術的特徴部分を実施例1と同様としながらも、受枠2の形状を実施例1に対して変更した例である。
図14〜図17に示すごとく、本例において、一対の横板部22は、各縦壁21の下端から溝幅方向の一方であるY1側(図14、図16における左側)に水平にそれぞれ延設されている。そして、図14に示すごとく、連結部材3は、一対の縦壁21のうちのY1側の縦壁21に設けられた縦穴211を貫通して溝幅方向に延在し、受枠2に接合されている。そして、図21に示すごとく、本例においても、連結部材3は、下側に向かって開口する開口部30を有すると共に、横板部22は、開口部30に連通する横穴221を有する。以下、本例の溝蓋1につき詳説する。なお、実施例1で説明した内容については、適宜説明を省略する。
以下、便宜上、一対の縦壁21のうち、Y1側に配されたものを第一縦壁21aといい、Y2側に配されたものを第二縦壁21bということもある。また、一対の横板部22のうち、Y1側に配されたものを第一横板部22aといい、Y2側に配されたものを第二横板部22bということもある。また、第一横板部22aに形成された横穴221を第一横穴221aといい、第二横板部22bに形成された横穴221を第二横穴221bということもある。
図14、図16に示すごとく、受枠2は、第一縦壁21a及び第一横板部22aを一体的に有する断面L字状の第一受枠片20aと、及び第二縦壁21b及び第二横板部22bを一体的に有する断面L字状の第二受枠片20bと、を有する。そして、第一受枠片20a及び第二受枠片20bは、いずれも縦壁21からの横板部22の延設側がY1側となる姿勢で、対向配置されている。本例において、第二横板部22bの溝幅方向の長さは、第一横板部22aの溝幅方向の長さよりも短い。
第一受枠片20aの縦穴211及び第一横穴221aは、実施例1と同様に形成されている。一方、本例において、第二受枠片20bの第二縦壁21bに、貫通穴は形成されていない。また、図14、図17に示すごとく、第二横板部22bの第二横穴221bは、第二横板部22bのY1側の端面の一部がY2側に向かって凹んだ形状を有する。第二横穴221bは、第二横板部22bのY1側の端面から、第二横板部22bの略中央部まで切り欠かれてなる。すなわち、第二横板部22bにおける第二横穴221bのY2側には、第二横板部22bの一部である非切欠部223が存在している。非切欠部223があることにより、第二受枠片20bの強度を向上させることができる。なお、第一横板部22aの横穴221のY1側には、実施例1と同様の端縁部222が存在している。
本例においても、縦穴211及び横穴221の寸法は、連結部材3の外形寸法に対応して設けられており、図21に示すごとく、連結部材3の下端面33の全体が横穴221から横板部22の下側に露出するように構成されている。すなわち、本例においても、横板部22の横穴221は、横板部22に対面する連結部材3の全体を収容可能な大きさに設けられている。なお、本例において、連結部材3の構造は、実施例1と同様とするが、実施例2又は実施例3と同様に連結部材3の内側にリブ(図8〜図13の符号7参照)を接合してもよい。
以下、他の構造等については、溝蓋1の組み付け手順に従って説明する。
図18に示すごとく、実施例1と同様に、断面U字状の連結部材3を準備する。次いで、本例においては、連結部材3のY1側の端部のみに蓋部材12を接合し、連結部材3のY1側の端部を閉塞する。すなわち、本例においては、連結部材3のY2側の端部には蓋部材12が接合されない。なお、本例においても、連結部材3の下端面33は、その全面が開口したままである。
そして、連結部材3の上面に台座部4を接合する。台座部4は、一部が連結部材3よりもY2側にはみ出るよう、連結部材3の上面に接合されている。これにより、図19中の下方に表れているアッシー11が完成する。なお、台座部4の構造は、実施例1と同様である。また、図15においては、台座部4の図示を省略している。
そして、図19に示すごとく、第一受枠片20aを、アッシー11に対して上下方向に組み付ける。このとき、実施例1と同様、第一受枠片20aの縦穴211及び第一横穴221aに連結部材3を挿入する。そして、第一受枠片20aの下面と連結部材3の下端面33とを同一平面上に配すると共に、第一受枠片20aの第一縦壁21aの対向面212と、台座部4のY1側の端面とを当接させる。そして、図21に示すごとく、溝蓋1の下側から、第一横板部22aの横穴221の内周端面と連結部材3の側面の下端部とを接合する。本例においても、図21において接合箇所を符号wで表している。また、図示は省略するが、第一縦壁21aの縦穴211の内周端面と連結部材3の連結天板31の上面とを接合する。そして、台座部4のY1側の端面と第一縦壁21aの対向面212とを接合する。
次いで、図20に示すごとく、第二受枠片20bを、アッシー11に対して溝幅方向に組み付ける。このとき、第二受枠片20bの第二横穴221bに連結部材3のY2側端部を配置する。そして、第二受枠片20bの下面と連結部材3の下端面33とを同一平面上に配すると共に、第二受枠片20bの第二縦壁21bの対向面212と、台座部4のY2側の端面とを当接させる。ここで、台座部4は、一部が連結部材3よりもY2側にはみ出るよう配されているため、第二縦壁21bと連結部材3とは、溝幅方向に離隔して配される。すなわち、図15、図16に示すごとく、連結部材3のY2側の開口面と第二縦壁21bとの間には、空間cが形成されている。
次いで、図21に示すごとく、溝蓋1の下側から、第二横板部22bの横穴221の内周端面と連結部材3の側面の下端部とを接合する。また、図示は省略するが、台座部4のY2側の端面と第二縦壁21bの対向面212とを接合する。
そして、図20に示すごとく、第一横板部22aの上面における、連結部材3のY1側に、実施例1の固定部材と同形状の部材(以後、第一固定部材6aという。)を実施例1と同様に接合する。そして、第二縦壁21bのY2側の面に、実施例1の固定部材とは形状が異なる第二固定部材6bを接合する。図16、図20に示すごとく、第二固定部材6bは、クランク形状を有する。すなわち、第二固定部材6bは、第二縦壁21bと平行に形成された上側平行板部61bと、上側平行板部61bの下端部から斜め下側に延設された傾斜板部62bと、傾斜板部62bの下端から下側に向かって、上側平行板部61bと平行に形成された下側平行板部63bと、を有する。傾斜板部62bは、下側に向かうにつれて溝幅方向の外側に向かうよう傾斜している。そして、第二固定部材6bは、上側平行板部61bにおいて第二縦壁21bのY2側の面に接合されており、下側平行板部63bに螺合されたボルト64bによってU字溝10に圧接される。なお、図14、図15に示すごとく、本例においても、第一固定部材6a及び第二固定部材6bは、複数の連結部材3のうちの一部の連結部材3の両側に配されているが、これに限られない。
本例においても、溝蓋1の材質は、ステンレス鋼(SUS304、SUS316、SUS316L等)である。
以上の構成を有する溝蓋1の使用時において、図16に示すごとく、本例においても、溝蓋1は、溝側壁101の上面に、横板部22の下面及び連結部材3の下端面33が当接する。そして、本例においても、溝蓋1がU字溝10に配された状態において、連結部材3の両端は、溝側壁101の上面における溝幅方向の中央位置、又はそれよりも溝幅方向外側の位置に配される。本例の溝蓋1の使用時においては、溝蓋1における第一横板部22aの上側に図示しないコンクリートや化粧ブロック等の舗装材が配され、第二横板部22bの上側には配されない。また、図14に示すごとく、本例においても、一対の縦壁21の間であって、台座部4の上面には、別途準備された縦長のグレーチング部13が配される。そして、溝蓋1における一対の縦壁21の間の空間が、上下に通水可能な通水路8として使用される。なお、本例においては、溝蓋1の上側の空間と下側の空間とは、溝幅方向における第二縦壁21bと連結部材3との間の空間c、連結部材3のY2側の開口、連結部材3の内側の空間、及び連結部材3の下端面33に形成された開口部30とを介しても連通している。
その他は、実施例1と同様である。
次に、本例の作用効果につき説明する。
本例の溝蓋1においても、連結部材3は、下側に向かって開口する開口部30を有し、横板部22は、連結部材3の開口部30に連通する横穴221を有する。それゆえ、実施例1と同様、溝蓋1の腐食(錆)を防止することができ、その結果、溝蓋1の強度を確保しやすい。また、本例においても、受枠2に縦穴211及び横穴221を形成することにより、溝蓋1の軽量化を図ることもできる。
また、第二縦壁21bと連結部材3とは、溝幅方向に離隔して配されている。それゆえ、連結部材3におけるY2側端部と連結部材3との間に水分が浸入、滞留することを防止することができる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本発明は、前記各実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施例に適用することが可能である。例えば、実施例4の溝蓋において、実施例1と同様の手順で組み付けを行うことも可能である。
また、前記各実施例において、受枠の横板部の下面と連結部材の下端面とを同一平面上に配したが、これに限られない。例えば、連結部材の下端面が横板部の下面よりも下側に位置していてもよいし、上側に位置していてもよい。
また、前記各実施例においては、連結部材の下端面全体が横穴から横板部の下側に露出している例を示したが、連結部材の開口部が横板部の横穴に連通していれば、連結部材が横板部の上面に載置されていてもよい。
また、前記各実施例においては、連結部材の連結側板の下端全体が開口部である例を示したが、これに限られず、連結部材の連結側板の下端を閉塞する底壁を形成し、当該底壁の一部に横穴を形成する構成を採用することも可能である。
1 溝蓋
2 受枠
21 縦壁
211 縦穴
22 横板部
221 横穴
3 連結部材
30 開口部
X 溝長手方向
Y 溝幅方向

Claims (10)

  1. 互いに間隔をあけて対向すると共に溝長手方向(X)に延びる一対の縦壁(21)と、前記各縦壁(21)の下端から溝幅方向(Y)外側に水平にそれぞれ延設された一対の横板部(22)と、を備える受枠(2)と、
    一対の前記縦壁(21)に設けられた縦穴(211)を貫通して溝幅方向(Y)に延在し、前記受枠(2)に接合された連結部材(3)と、を有し、
    前記連結部材(3)は、下側に向かって開口する開口部(30)を有し、
    前記横板部(22)は、前記開口部(30)に連通する横穴(221)を有することを特徴とする溝蓋(1)。
  2. 互いに間隔をあけて対向すると共に溝長手方向(X)に延びる一対の縦壁(21)と、前記各縦壁(21)の下端から溝幅方向(Y)の一方の側であるY1側に水平にそれぞれ延設された一対の横板部(22)と、を備える受枠(2)と、
    一対の前記縦壁(21)のうちの少なくとも前記Y1側の前記縦壁(21)に設けられた縦穴(211)を貫通して溝幅方向(Y)に延在し、前記受枠(2)に接合された連結部材(3)と、を有し、
    前記連結部材(3)は、下側に向かって開口する開口部(30)を有し、
    前記横板部(22)は、前記開口部(30)に連通する横穴(221)を有することを特徴とする溝蓋(1)。
  3. 一対の前記縦壁(21)のうちの前記Y1側と反対側の前記縦壁(21)と前記連結部材(3)とは、溝幅方向(Y)に離隔して配されていることを特徴とする、請求項2に記載の溝蓋(1)。
  4. 前記横板部(22)の前記横穴(221)は、前記横板部(22)に対面する前記連結部材(3)の全体を収容可能な大きさに設けられ、前記連結部材(3)の下端面全体は、前記横穴(221)から前記横板部(22)の下側に露出していることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の溝蓋(1)。
  5. 前記横穴(221)の内周端面と前記連結部材(3)の側面の下端部とは、接合されていることを特徴とする、請求項4に記載の溝蓋(1)。
  6. 前記連結部材(3)は、溝幅方向(Y)に長尺であると共に水平に形成された連結天板(31)と、溝長手方向(X)の前記連結天板(31)の両端から下側に向かってそれぞれ延設された一対の連結側板(32)とを有し、溝幅方向(Y)に直交する前記連結部材(3)の断面形状は、下側に開口するU字状であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の溝蓋(1)。
  7. 前記連結部材(3)の内側には、前記一対の連結側板の間に配置された板状のリブ(5)が少なくとも一つ配されており、前記リブ(7)は、その上端面(71)において、前記連結部材(3)の前記連結天板(31)の下面に接合されていることを特徴とする、請求項6に記載の溝蓋(1)。
  8. 一対の前記縦壁(21)の間隙に位置する前記連結部材(3)の上面には、別途準備されたグレーチング部(13)を支持できる台座部(4)が接合されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の溝蓋(1)。
  9. 材質がステンレス鋼であることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の溝蓋(1)。
  10. 材質が炭素鋼であり、表面に防錆のためのメッキ層を有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の溝蓋(1)。
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