JP6636415B2 - 引っ掛かり検出装置及びエレベーター - Google Patents
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Description
1−1.エレベーターの構成例
まず、実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかるエレベーターの構成について、図1を参照して説明する。
図1は、本例のエレベーターの構成例を示す概略構成図である。
次に、図2〜図4を参照して引っ掛かり検出装置の構成について説明する。
図2は、引っ掛かり検出装置10A、10B及び調速機ロープ181の連結部182を示す側面図である。以下、昇降方向と直交する方向を第1の方向Xとし、第1の方向Xと直交し、かつ昇降方向とも直交する方向を第2の方向Yとする。また、昇降方向は、第3の方向Zとする。そのため、第1の方向X及び第2の方向Yは、水平方向と平行をなしている。ここで、図2に示すように、接続アーム191は、連結部182から第1の方向Xに延在している。
図3及び図4に示すように、第1引っ掛かり検出装置10Aは、アーム部材11と、支持部材12と、ロープサポート13と、ブラケット121に固定された検出スイッチ14と、押圧部材15とを有している。
アーム部材11は、略L字状をなす部材により構成されている。アーム部材11は、主面部21と、側面部22と、ストッパ片23とを有している。主面部21は、略矩形状に形成されている。主面部21には、軸受け孔21aが設けられている。この軸受け孔21aには、後述する支持部材12の軸部31bが挿通する。
次に、支持部材12について説明する。
支持部材12は、アーム部材11を水平方向に回動可能に支持し、かつ昇降方向である第3の方向Zに揺動可能に支持している。支持部材12は、支柱部31と、支点部32と、付勢部材34と、取付ナット35とを有している。
次に、ロープサポート13について説明する。
ロープサポート13は、接続部25と、筒状の筒部26とを有している。接続部25は、固定ねじ28を介してアーム部材11の側面部22に固定されている。そして、接続部25は、アーム部材11の第1の方向Xの一端部から調速機ロープ181に向けて突出している。接続部25における第1の方向Xの一端部には、筒部26が形成されている。
次に、検出スイッチ14について説明する。
検出スイッチ14は、アーム部材11のストッパ片23と対向するようにして、ブラケット121の一面121aに固定されている。検出スイッチ14は、本体部41と、ボタン部42とを有している。ボタン部42は、第1の方向Xの一側に向けて突出する凸部であり、略半球状に形成されている。そして、ボタン部42が押圧部45で押圧された際に、本体部41は、テールコード171、中間ボックス172及び接続配線173を介してエレベーター制御部170(図1参照)に検出信号を出力する。エレベーター制御部170は、検出信号を受信すると、調速機ロープ181に引っ掛かりが生じていると判断する。
次に、押圧部材15について図5〜図7を参照して説明する。
図5は、押圧部材15を示す斜視図、図6は、押圧部材15を示す側面図、図7は、押圧部材15を押圧部45側から見た正面図である。
次に、図8〜図12を参照して、上述した構成を有する引っ掛かり検出装置10A、10Bの検出動作について説明する。なお、ここでは、第1引っ掛かり検出装置10Aの検出動作について説明する。
図8Aは、調速機ロープ181が第2の方向Yの一側に傾いた状態を示す平面図である。図8Bは、図8Aにおける押圧部材15及び検出スイッチ14を拡大して示す説明図である。
次に、上述した構成を有するエレベーター1の引っ掛かり検出動作について図12を参照して説明する。
図12は、エレベーター1の引っ掛かり検出動作を示すフローチャートである。
Claims (10)
- 昇降路の中に配設されたエレベーターの長尺物が挿通する筒部を有するロープサポートと、
前記ロープサポートが一端部に取り付けられたアーム部材と、
前記エレベーターに設けられた設置部材に設置され、前記長尺物が移動する昇降方向に前記アーム部材を揺動可能に支持し、かつ前記昇降方向と直交する水平方向に前記アーム部材を回動可能に支持する支持部材と、
前記アーム部材における前記ロープサポートが取り付けられた一端部とは反対側の他端部に設けられた押圧部材と、
前記設置部材に設置され、前記押圧部材と対向する検出スイッチと、を備え、
前記押圧部材は、前記検出スイッチから離反する方向に略円錐台形状に凹んだ凹部を有する押圧部を備え、
前記検出スイッチは、前記凹部に挿入される略半球状のボタン部を有する
引っ掛かり検出装置。 - 前記支持部材は、
前記アーム部材を挿通し、前記アーム部材の回動の中心となる支柱部と、
前記支柱部に取り付けられ、前記アーム部材と前記設置部材の間に配置されて前記アーム部材の揺動の支点となる支点部と、を有する
請求項1に記載の引っ掛かり検出装置。 - 前記支持部材は、前記アーム部材を前記支点部及び前記設置部材に向けて付勢する付勢部材を有する
請求項2に記載の引っ掛かり検出装置。 - 前記設置部材には、前記支点部が配置される座グリ穴が形成されている
請求項2又は3に記載の引っ掛かり検出装置。 - 前記凹部は、
前記ボタン部と対向する平面部と、
前記平面部の周囲から前記検出スイッチに向けて傾斜する傾斜面部と、を有する
請求項1に記載の引っ掛かり検出装置。 - 前記押圧部には、前記凹部における前記設置部材側の端部を切り欠いた切り欠き部が形成されている
請求項5に記載の引っ掛かり検出装置。 - 前記傾斜面部は、
前記平面部における前記水平方向の一側に形成された第1傾斜面部と、
前記平面部における前記水平方向の他側に形成された第2傾斜面部と、
前記平面部における前記切り欠き部が形成された端部とは反対側に形成された第3傾斜面部と、を有し、
前記第3傾斜面部における前記平面部から前記検出スイッチに向かう傾斜角度は、前記第1傾斜面部及び前記第2傾斜面部における前記平面部から前記検出スイッチに向かう傾斜角度よりも大きく設定されている
請求項6に記載の引っ掛かり検出装置。 - 前記アーム部材における前記支持部材が設けられた箇所よりも前記検出スイッチ側に設けられたストッパ片を備え、
前記ストッパ片は、前記アーム部材における前記検出スイッチ側の端部が昇降方向に沿って前記設置部材に接近する方向に揺動した際に、前記設置部材に当接する
請求項1に記載の引っ掛かり検出装置。 - 前記支持部材は、
前記アーム部材を挿通し、前記アーム部材の回動の中心となる支柱部と、
前記支柱部に取り付けられ、前記アーム部材と前記設置部材の間に配置されて前記アーム部材の揺動の支点となる支点部と、
前記アーム部材を前記支点部及び前記設置部材に向けて付勢する付勢部材と、を有し、
前記凹部は、
前記ボタン部と対向する平面部と、
前記平面部の周囲から前記検出スイッチに向けて傾斜する傾斜面部と、有し、
前記押圧部には、前記凹部における前記設置部材側の端部を切り欠いた切り欠き部が形成され、
前記傾斜面部は、
前記平面部における前記水平方向の一側に形成された第1傾斜面部と、
前記平面部における前記水平方向の他側に形成された第2傾斜面部と、
前記平面部における前記切り欠き部が形成された端部とは反対側に形成された第3傾斜面部と、を有し、
前記第3傾斜面部における前記平面部から前記検出スイッチに向かう傾斜角度は、前記第1傾斜面部及び前記第2傾斜面部における前記平面部から前記検出スイッチに向かう傾斜角度よりも大きく設定され、
前記アーム部材における前記支持部材が設けられた箇所よりも前記検出スイッチ側に設けられたストッパ片を備え、
前記ストッパ片は、前記アーム部材における前記検出スイッチ側の端部が昇降方向に沿って前記設置部材に接近する方向に揺動した際に、前記設置部材に当接し、
前記設置部材には、前記支点部が配置される座グリ穴が形成されている
請求項1に記載の引っ掛かり検出装置。 - 昇降路内を昇降動作する乗りかごと、
前記乗りかごに接続された主ロープと、
前記主ロープが巻き掛けられた巻上機と、
前記巻上機の駆動を制御する制御部と、
前記昇降路の中に配設された長尺物の引っ掛かりを検出する引っ掛かり検出装置と、を備え、
前記長尺物が挿通する筒部を有するロープサポートと、
前記ロープサポートが一端部に取り付けられたアーム部材と、
前記昇降路内に設置された設置部材に設置され、前記長尺物が移動する昇降方向に前記アーム部材を揺動可能に支持し、かつ前記昇降方向と直交する水平方向に前記アーム部材を回動可能に支持する支持部材と、
前記アーム部材における前記ロープサポートが取り付けられた一端部とは反対側の他端部に設けられた押圧部材と、
前記設置部材に設置されて前記押圧部材と対向し、前記制御部に検出信号を送信する検出スイッチと、を備え、
前記押圧部材は、前記検出スイッチから離反する方向に略円錐台形状に凹んだ凹部を有する押圧部を備え、
前記検出スイッチは、前記凹部に挿入される略半球状のボタン部を有する
エレベーター。
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JP2016250766A JP6636415B2 (ja) | 2016-12-26 | 2016-12-26 | 引っ掛かり検出装置及びエレベーター |
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