JP6636350B2 - 永久磁石モータおよびそれを用いた電動旋回ショベル - Google Patents

永久磁石モータおよびそれを用いた電動旋回ショベル Download PDF

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Description

本発明は、永久磁石モータに関する。
永久磁石(PM:Permanent Magnet)モータは、界磁に永久磁石を利用した同期電動機であり、さまざまな用途に用いられている。永久磁石モータの運転可能な速度範囲は永久磁石による誘起電圧と電源設備の容量によって制限される。永久磁石の磁束量を増加させると、それに比例して大きなトルクを発生可能であるが、誘起電圧もこれに比例して増大するため、運転可能な速度は低下する。
この問題を解決するための従来として、弱め磁界制御が知られている。弱め磁界制御では、永久磁石の磁束を弱め、運転可能な速度範囲を拡大するものであるが、高速運転時において電流位相が大きくなり制御が不安定化するという問題がある。
特開2012−95410号公報
特許文献1には、弱め磁界制御に代わる技術が開示される。この技術では、回転子に周方向に並べて埋め込まれた複数の永久磁石の間に鉄心突部を設け、鉄心突部の磁極を切りかえ、これにより極数を切りかえる。この技術は、弱め磁界制御の不安定性の問題を解消することができるが、その反面、モータの回転中に、鉄心突部に所望の極を形成するために常に励磁電流を流す必要があり、効率が低下するという問題がある。
本発明は係る状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、特性が可変な永久磁石モータの提供にある。
本発明のある態様は永久磁石モータに関する。永久磁石モータは、ロータとステータを備える。ロータは、回転子鉄心と、回転子鉄心の内部または表面の径方向の第1位置に、周方向にスペースを隔てて配置された複数の高保磁力磁石と、回転子鉄心の内部または表面の径方向の第2位置に設けられた複数の低保磁力磁石であって、それぞれがスペースに対応する周方向の位置に配置された、複数の低保磁力磁石と、を備える。複数の高保磁力磁石は、周方向に磁化され、隣接する高保磁力磁石の極性が逆向きである。複数の低保磁力磁石は、径方向に磁化され、それぞれの極性が切りかえ可能である。
この永久磁石モータによれば、低保磁力磁石の磁極を変化させて、複数の高保磁力磁石および複数の低保磁力磁石が形成する磁路を切りかえることにより、モータの極数を切りかえることができる。したがって、低速運転時には多い極数を選択して高トルク特性を得ることができ、また低い極数を選択することにより、運転可能な速度範囲を高めることができる。この永久磁石モータは、複数の低保磁力磁石の極性の切りかえが短時間で完了し、極性を維持するための定常的な電流が不要であるため、高効率である。
より具体的には永久磁石モータは、(i)複数の低保磁力磁石が交互に逆極性である状態と、(ii)隣接する複数m個(mは2以上の整数)の低保磁力磁石のセットが同じ極性であり、かつ隣接するセットが逆極性である状態と、が切りかえ可能であってもよい。
また永久磁石モータは、(i)複数の低保磁力磁石が交互に逆極性である状態と、(iii)隣接する複数n個(nは2以上の整数)を1セットとするとき、同じセット内で隣接する低保磁力磁石同士は逆極性であり、セットを跨いで隣接する低保磁力磁石同士は同じ極性である状態と、が切りかえ可能であってもよい。
永久磁石モータはインナーロータ型であり、複数の高保磁力磁石は外周側に、複数の低保磁力磁石は内周側に配置されてもよい。
永久磁石モータはアウターロータ型であり、複数の高保磁力磁石は内周側に、複数の低保磁力磁石は外周側に配置されてもよい。
複数の低保磁力磁石の極性は、永久磁石モータの回転の所定期間、ステータのコイルに供給される交流電流にパルス電流を重畳することにより切りかえられてもよい。この構成によれば、ステータに追加の部品や構造が不要となるため、コストの増加を抑制できる。
ステータは、複数の低保磁力磁石を磁化するための着磁コイルを備えてもよい。この構成によれば、ステータコイルとは独立して、ステータコイルの位置に制約されずに着磁コイルを配置できるため、低保磁力磁石の極性の切りかえに有利である。
ロータは、複数の低保磁力磁石を磁化するための回転子鉄心に埋め込まれた着磁コイルを備えてもよい。この構成によれば、ステータコイルとは独立して、すなわちステータコイルの位置に制約されずに着磁コイルを低保磁力磁石に近接配置できるため、低保磁力磁石の極性の切りかえに有利である。
本発明の別の態様は、電動旋回ショベルに関する。電動旋回ショベルは、上部旋回体と、下部走行体と、上部旋回体を旋回させる上述のいずれかの永久磁石モータと、を備えてもよい。旋回時には、極数を減らして誘起電圧を抑制することで、高速旋回が可能となる。また、押しつけ時においては極数を増やすことにより高トルクを得ることができ、あるいは旋回開始時において極数を増やすことにより高トルクを得ることができ、目標の旋回速度まで短時間で到達することが可能となる。
本発明によれば、永久磁石モータの特性を可変にできる。
実施の形態に係る永久磁石モータの断面図である。 12極状態における低保磁力磁石の極性を示す図である。 4極状態における低保磁力磁石の極性を示す図である。 永久磁石モータおよびその駆動装置のブロック図である。 4極状態と12極状態における複数のスロットの巻線と、各巻線に流れる三相電流(U,V,W)の関係の一例を示す図である。 パルス電流Ipが形成する磁束を示す図である。 図7(a)は、パルス電流Ipの位相を示す図であり、図7(b)は、相電流を示す波形図である。 図8(a)は、第1変形例に係る永久磁石モータの断面図であり、図8(b)は、第2変形例に係る永久磁石モータの断面図である。 第3変形例に係る永久磁石モータの断面図である。 図10(a)〜(c)は、極数の切りかえパターンの変形例を示す図である。 産業機械の一例である電導旋回ショベルの外観を示す斜視図である。 実施の形態に係るショベルの電気系統や油圧系統などのブロック図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、実施の形態に係る永久磁石モータ100の断面図である。この永久磁石モータ100は、極数が切りかえ可能である。具体的には12極で動作する状態と、4極で動作する状態が切りかえ可能となっている。図1には、周方向の略120°、すなわち全体の1/3に対応する部分の構成のみが示される。この永久磁石モータ100は、インナーロータ型であり、アウターステータ(単にステータという)110およびインナーロータ(単にロータという)120を備える。
ステータ110は、円環状のヨーク112と、ヨーク112から内周側に突起した複数N個(Nは自然数)のティースT1〜TN、複数の巻線Wを備える。複数のティースTの間には、複数(N個)のスロットSLが形成される。本実施の形態では、理解の容易化のためにN=36スロットを例とするが、本発明はそれに限定されない。
本実施の形態では、ひとつのスロットSLに複数の巻線Wが巻装される分布巻を例に説明する。i番目(1≦i≦N)のスロットSLiには、内周側の巻線(上口コイル)Wiaと、外周側の巻線(下口コイル)Wibが挿入されている。複数の巻線W1a〜W36a、W1b〜W36bの接続形態は、後述する極性切りかえに関連して、図示しない回路ネットワーク(不図示)によって切りかえ可能となっている。
ロータ120は、回転子鉄心122、複数の高保磁力磁石124、複数の低保磁力磁石126を備える。本実施の形態において高保磁力磁石124および低保磁力磁石126の個数は、切りかえ可能な極数のうち大きい方(基本極数)と等しく、したがって高保磁力磁石124、低保磁力磁石126はそれぞれ、12個ずつ設けられている。
ロータ120の中心(回転軸)を原点Oとして極座標系をとる。複数の高保磁力磁石124は、回転子鉄心122の内部または表面の径方向(r方向)の第1位置r1に、周方向(θ方向)にスペース128を隔てて配置される。高保磁力磁石124としてはネオジウム(Nd)磁石などを好適に用いることができるが、その材料は特に限定されない。複数の高保磁力磁石124は周方向に磁化されており、隣接する高保磁力磁石124の極性が逆向きである。
高トルク特性を得るために、インナーロータ型の永久磁石モータ100においては、複数の高保磁力磁石124を外周側に、複数の低保磁力磁石126を内周側に配置するとよい。すなわちr1>r2とすることが好ましい。
複数の低保磁力磁石126は、回転子鉄心122の内部または表面の径方向の第2位置r2に設けられる。複数の低保磁力磁石126はそれぞれ、スペース128に対応する周方向の位置に配置されている。複数の低保磁力磁石126は周方向に磁化され、低保磁力磁石126の極性は切りかえ可能となっている。低保磁力磁石126としては、アルニコ(Al−Ni−Co)磁石などが好適であるがそれには限定されず、外部からの励磁によって極性が切りかえ可能な材料を選ぶことができる。
以上が永久磁石モータ100の構成である。続いてその動作を説明する。
図2は、12極状態における低保磁力磁石126の極性を示す図である。図2では、(i)複数の低保磁力磁石126は、交互に逆極性となるように磁化されている。具体的には2つの高保磁力磁石124のS極に挟まれるスペース128に対応する低保磁力磁石126は、外側がS極、内側がN極となるように励磁される。反対に2つの高保磁力磁石124のN極に挟まれるスペース128に対応する低保磁力磁石126は、外側がN極、内側がS極となるように励磁される。矢印付きの実線は、高保磁力磁石124および低保磁力磁石126が形成する磁路MPを示しており、ひとつの高保磁力磁石124ごとに、1個の磁路MPのループが形成されており、したがって永久磁石モータ100の極数は、高保磁力磁石124の個数と等しい12極となる。
図3は、4極状態における低保磁力磁石126の極性を示す図である。図3では、(ii)隣接するm=2個の低保磁力磁石のペアが同じ極性に磁化され、かつ隣接するペアが逆極性となるように磁化される。矢印付きの実線は、高保磁力磁石124および低保磁力磁石126が形成する磁路MPを示している。高保磁力磁石124_3と、その両端の低保磁力磁石126_2,126_3に着目すると、それらは、局所的な閉じ込められた内周側の磁路MPaを形成する(消磁ともいう)が、ステータ110の界磁と相互作用しない。一方、高保磁力磁石124_2および124_4ならびに低保磁力磁石126_1〜126_2は、外周側にひとつの磁路MPbを形成する。永久磁石モータ100全体としては、4個の磁路MPbが形成されるため、永久磁石モータ100の極数は4極となる。
図4は、永久磁石モータ100およびその駆動装置200のブロック図である。駆動装置200は、インバータ202および巻線セレクタ204を備える。インバータ202は、多相の交流の駆動信号を発生する。本明細書では理解の容易化のために、インバータ202は、三相出力を有するものとする。巻線セレクタ204は、入力側がインバータ202に接続され、出力側が永久磁石モータ100の複数の巻線Wに接続される。巻線セレクタ204は、上述したネットワーク回路であり、4極状態と12極状態とで、永久磁石モータ100の巻線と駆動装置200の出力の接続経路を切りかえる。巻線セレクタ204の構成は特に限定されず、複数の半導体スイッチあるいはリレーの組み合わせで構成することができる。
図5は、4極状態と12極状態における複数のスロットの巻線と、各巻線に流れる三相電流(U,V,W)の関係の一例を示す図である。複数の巻線の電流は、4極状態ではステータ110が4極の回転磁界を形成するように制御され、12極状態ではステータ110が4極の回転磁界を形成するように制御される。上述したように、4極状態、12極状態における巻線の接続状態は、図4の巻線セレクタ204によって制御される。
以上が永久磁石モータ100の構成および動作である。図1の永久磁石モータ100によれば、低保磁力磁石126の磁極を変化させて、複数の高保磁力磁石124および複数の低保磁力磁石126が形成する磁路を切りかえることにより、モータ100の極数を切りかえることができる。したがって、低速運転時には多い極数を選択して高トルク特性を得ることができる。また低い極数を選択した場合には、運転可能な速度範囲を高めることができ、モータを高速回転させることができる。
続いて、ロータ120の極数の切りかえ、言い換えれば低保磁力磁石126の極性の制御について説明する。本実施の形態では、ステータコイル、すなわち巻線Wを利用して、低保磁力磁石126の極性を切りかえる。
12極から4極への切りかえを説明する。極数の切りかえはロータ120が回転した状態で行うことができる。切りかえ前の状態において、複数の低保磁力磁石126は、図2に示す極性を有している。はじめにステータ110の状態を12極から4極に切りかえる。そして、ロータ120の回転と同期して、強め界磁方向(d軸正方向)となる電流パルスIpを、各相の電流に重畳する。図6は、パルス電流Ipが形成する磁束を示す図である。図7(a)は、パルス電流Ipの位相を示す図であり、図7(b)は、相電流を示す波形図である。各相の電流は、正弦波状の駆動電流に、パルス電流Ipを重畳した波形を有する。
パルス電流Ipの振幅および重畳する回数は、低保磁力磁石126や回転子鉄心122の材料、ステータ110とロータ120のギャップなどに応じ、低保磁力磁石126が適切に着磁されるように決めればよい。典型的には低保磁力磁石126の極性切りかえは、数十ms〜数秒のオーダーで完了することができる。4極から12極へは、上述したのと逆の処理によって切りかえることができる。
この永久磁石モータ100は、複数の低保磁力磁石の極性の切りかえを、永久磁石モータ100の回転中に短時間で行うことができる。また低保磁力磁石126の極性を維持するための定常的な電流が不要であるため、高効率であるという利点を有する。なお極性の切りかえは、ロータ120を停止した状態で行ってもよい。
極数の切りかえは、ロータ120の回転数に応じて行うことが望ましい。すなわち、回転数が所定のしきい値より低い領域では、高トルク特性が得られるように12極が選択される。回転数がしきい値を超えると、さらに回転数を高めることができるように、4極に切りかえる。4極の状態において回転数がしきい値より低くなると、12極に戻される。しきい値はヒステリシスを持っていてもよい。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(変形例1)
図8(a)は、第1変形例に係る永久磁石モータ100aの断面図である。この永久磁石モータ100aにおいて、ステータ110は、少なくともひとつの着磁コイル140をさらに備える。着磁コイル140は複数の低保磁力磁石126を磁化するために設けられる。着磁コイル140には、図7(a)、(b)のパルス電流Ipに相当する電流が供給され、駆動電流は流れない。着磁コイル140が発生する磁束の向きは、コイル140に流す電流の極性に応じて切りかえることができ、したがって複数の低保磁力磁石126の極性を独立に制御することができる。
この変形例によれば、ステータコイル(巻線W)とは独立して、ステータコイルの位置に制約されずに着磁コイル140を配置できるため、低保磁力磁石126の極性の切りかえに有利である。
(変形例2)
図8(b)は、第2変形例に係る永久磁石モータ100bの断面図である。この永久磁石モータ100bにおいて、ロータ120は、複数の低保磁力磁石126に対応して設けられた複数の着磁コイル150をさらに備える。各着磁コイル150は、対応する低保磁力磁石126を磁化するために、低保磁力磁石126の近傍に設けられる。各着磁コイル150は、それが生成する磁束が低保磁力磁石126を径方向に横切るように配置することが望ましい。
着磁コイル150に供給される電流は、図7(a)、(b)のパルス電流Ipである必要は無く、定常的に流してもよい。着磁コイル150が発生する磁束の向きは、コイル150に流す電流の極性に応じて切りかえることができ、したがって低保磁力磁石126の極性を独立に制御することができる。
なお複数の低保磁力磁石126のうちいくつかは、極性を変化させる必要がない場合もある。この場合には、着磁コイル150の個数は、低保磁力磁石126の個数よりも少なくてよい。
第2変形例によれば、着磁コイル150に供給する電流を、ロータ120の位置に依存せずに生成できるため、制御が容易である。また第1変形例よりも着磁コイル150を低保磁力磁石126に近接配置できるため、低保磁力磁石126に強い磁束を印加でき、より短時間で極性を反転させることができる。
(変形例3)
図9は、第3変形例に係る永久磁石モータ100cの断面図である。この永久磁石モータ100cは、アウターロータ型であり、アウターロータ(単にロータという)120cのみが示され、インナーステータは省略される。高トルク特性を得るために、アウターロータ型においては、複数の高保磁力磁石124は内周側に、複数の低保磁力磁石126は外周側に配置することが望ましい。
(極性の切りかえのパターン)
図10(a)〜(c)は、極数の切りかえパターンを示す図である。ここでは16極を例とする。図10(a)は、極数が高保磁力磁石124の個数と等しい基本状態を示す。基本状態では、複数の低保磁力磁石126は、交互に反対の極性で着磁される。
図10(b)では、複数の低保磁力磁石126は、隣接するm=3個のセット130が同じ極性であり、隣接するセット130同士は逆極性である。このとき極数は、高保磁力磁石124の個数の3/8倍となっている。一般化すると、m個を1セットとしたとき、変更後の極数P’と基本状態の極数PORGの関係は式(1)で与えられる。
P’=PORG× …(1)
図3はPORG=12,m=2の場合であり、極数P’は、基本状態の極数12の 倍の4極となり、式(1)と合致する。
図10(c)では、複数の低保磁力磁石126は、複数のn個(nは4以上かつ2の倍数)ごとのセット132に分けて考えることができ、同じセット130内で隣接する低保磁力磁石126同士は逆極性であり、セットを跨いで隣接する低保磁力磁石126同士は同じ極性である。図10(c)では、n=8であり、このとき極数は、高保磁力磁石124の個数の1/8倍となる。一般化するとn個を1セットとしたとき、変更後の極数P’と基本状態の極数PORGの関係は式(2)で与えられる。
P’=PORG× …(2)
図3はPORG=12,n=1とみなすことができ、極数P’は、基本状態の極数12の 倍の4極となり、式(2)と合致する。
最後に永久磁石モータ100の用途を説明する。永久磁石モータ100は、産業機械に広く用いることができる。図11は、産業機械の一例である電導旋回ショベルの外観を示す斜視図である。ショベル1は、主として下部走行体(ロワー、クローラともいう)2と、走行体2の上部に旋回装置3を介して回動自在に搭載された上部旋回体4と、を備えている。
上部旋回体4には、アタッチメント12が取り付けられる。アタッチメント12は、ブーム5と、ブーム5の先端にリンク接続されたアーム6と、アーム6の先端にリンク接続されたバケット10とが取り付けられている。バケット10は、土砂、鋼材などの吊荷を捕獲するための設備である。ブーム5、アーム6、及びバケット10は、それぞれブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9によって油圧駆動される。また、上部旋回体4には、バケット10の位置や励磁動作および釈放動作を操作するオペレータ(運転者)を収容するための運転室4aや、油圧を発生するためのエンジン11といった動力源が設けられている。エンジン11は、例えばディーゼルエンジンで構成される。
ショベル1は、上部旋回体4を旋回させる旋回装置(図11に不図示)を備える。旋回装置は、図4に示すように、旋回モータである永久磁石モータ100と、その駆動装置200を備える。永久磁石モータ100の回転軸は、ギア(減速機)を介して上部旋回体4と連結されている。
図12は、実施の形態に係るショベル1の電気系統や油圧系統などのブロック図である。なお、図12では、機械的に動力を伝達する系統を二重線で、油圧系統を太い実線で、操縦系統を破線で、電気系統を細い実線でそれぞれ示している。
ショベル1は電動発電機12および減速機13を備えており、エンジン11及び電動発電機12の回転軸は、共に減速機13の入力軸に接続されることにより互いに連結されている。エンジン11の負荷が大きいときには、電動発電機12が自身の駆動力によりエンジン11の駆動力を補助(アシスト)し、電動発電機12の駆動力が減速機13の出力軸を経てメインポンプ14に伝達される。一方、エンジン11の負荷が小さいときには、エンジン11の駆動力が減速機13を経て電動発電機12に伝達されることにより、電動発電機12が発電を行う。電動発電機12は、例えば、磁石がロータ内部に埋め込まれたIPM(Interior Permanent Magnetic)モータによって構成される。電動発電機12の駆動と発電との切りかえは、ショベル1における電気系統の駆動制御を行うコントローラ30により、エンジン11の負荷等に応じて行われる。
減速機13の出力軸にはメインポンプ14及びパイロットポンプ15が接続されており、メインポンプ14には高圧油圧ライン16を介してコントロールバルブ17が接続されている。コントロールバルブ17は、ショベル1における油圧系の制御を行う装置である。コントロールバルブ17には、図11に示した走行機構2を駆動するための油圧モータ2A及び2Bの他、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9が高圧油圧ラインを介して接続されており、コントロールバルブ17は、これらに供給する油圧を運転者の操作入力に応じて制御する。
パイロットポンプ15には、パイロットライン25を介して操作装置26(操作手段)が接続されている。操作装置26は、旋回用電動機21、走行機構2、ブーム5、アーム6、及びバケット10を操作するための操作装置であり、操作者によって操作される。操作装置26には、油圧ライン27を介してコントロールバルブ17が接続され、また、油圧ライン28を介して圧力センサ29が接続される。操作装置26は、パイロットライン25を通じて供給される油圧(1次側の油圧)を操作者の操作量に応じた油圧(2次側の油圧)に変換して出力する。操作装置26から出力される2次側の油圧は、油圧ライン27を通じてコントロールバルブ17に供給されるとともに、圧力センサ29によって検出される。
圧力センサ29は、操作装置26に対して旋回機構3を旋回させるための操作が入力されると、この操作量を油圧ライン28内の油圧の変化として検出する。圧力センサ29は、油圧ライン28内の油圧を表す電気信号を出力する。この電気信号は、コントローラ30に入力され、旋回用電動機21の駆動制御に用いられる。
コントローラ30は、CPU(Central Processing Unit)及び内部メモリを含む演算処理装置によって構成され、内部メモリに格納された駆動制御用のプログラムをCPUが実行することにより実現される。コントローラ30は、各種センサ及び操作装置26等からの操作入力を受けて、インバータ18A、18C及び蓄電手段40等の駆動制御を行う。
旋回用電動機21は、図11の旋回機構3に設けられ、上部旋回体4を回動させる。旋回用電動機21は交流電動機であり、旋回体4を旋回させる旋回機構3の動力源である。旋回用電動機21の回転軸21Aには、レゾルバ22、メカニカルブレーキ23、及び旋回減速機24が接続される。旋回用インバータ18Cは、蓄電手段40からの電力を受け、旋回用電動機21を駆動する。また旋回用電動機21の回生運転時には、旋回用電動機21からの電力を蓄電手段40に回収する。
旋回用電動機21が力行運転を行う際には、旋回用電動機21の回転駆動力の回転力が旋回減速機24にて増幅され、旋回体4が加減速制御され回転運動を行う。また、旋回体4の慣性回転により、旋回減速機24にて回転数が増加されて旋回用電動機21に伝達され、回生電力を発生させる。
レゾルバ22は、旋回用電動機21の回転軸21Aの回転位置及び回転角度を検出するセンサであり、旋回用電動機21と機械的に連結することで回転軸21Aの回転角度及び回転方向を検出する。レゾルバ22が回転軸21Aの回転角度を検出することにより、旋回機構3の回転角度及び回転方向が導出される。メカニカルブレーキ23は、機械的な制動力を発生させる制動装置であり、コントローラ30からの指令によって、旋回用電動機21の回転軸21Aを機械的に停止させる。旋回減速機24は、旋回用電動機21の回転軸21Aの回転速度を減速して旋回機構3に機械的に伝達する減速機である。
続いて電気系統について詳細に説明する。電気系統は主として、コントローラ30、蓄電手段40、インバータ18A,18Cを備える。
(アシスト)
アシスト用のインバータ18Aの2次側(出力)端には、電動発電機12が接続される。インバータ18Aは、コントローラ30の一部であるアシスト用インバータコントローラからの指令にもとづき、電動発電機12の運転制御を行う。
(旋回)
旋回用電動機21、レゾルバ22、メカニカルブレーキ23、旋回減速機24、旋回用インバータ18Cおよびコントローラ30の一部である旋回用のインバータコントローラは、電動旋回装置を構成する。
旋回用電動機21は、PWM(Pulse Width Modulation)制御指令により旋回用インバータ18Cによって交流駆動される。旋回用電動機21としては、例えば、磁石埋込型のIPMモータが好適である。
旋回用インバータコントローラは、操作入力に応じた回転速度指令を受け、レゾルバ22により検出される旋回用電動機21の旋回速度が、回転速度指令と一致するように、旋回用インバータ18Cを制御する。
(電源)
蓄電手段40とコントローラ30の一部であるコンバータコントローラは、電源装置を構成する。蓄電手段40は、例えば蓄電池であるバッテリと、バッテリの充放電を制御する昇降圧コンバータ(双方向DC/DCコンバータ)と、正極及び負極の直流配線からなるDCバスとを備えている(図示せず)。蓄電器としては、リチウムイオン電池等の充電可能な2次電池、キャパシタ、そのほか電力の授受が可能なその他の形態の電源を用いてもよい。DCバスには、インバータ18A,18Cそれぞれの1次側(直流入力)が接続されている。コントローラは、DCバスに生ずるDCリンク電圧が所定の電圧レベルとなるように、双方向DC/DCコンバータを制御する。電源装置は、電動発電機12等が力行運転する際には、双方向DC/DCコンバータを昇圧動作させ、電動発電機12等が回生運転する際には、双方向DC/DCコンバータを降圧動作させ、電動発電機12が発生した電力を蓄電器に回収する。
すなわち、インバータ18Aが電動発電機12を力行運転させる際には、必要な電力をバッテリ及び昇降圧コンバータからDCバスを介して電動発電機に供給する。また、電動発電機12を回生運転させる際には、電動発電機12により発電された電力をDCバス及び昇降圧コンバータを介してバッテリに充電する。なお、昇降圧コンバータの昇圧動作と降圧動作の切替制御は、DCバス電圧値、バッテリ電圧値、及びバッテリ電流値にもとづき、コンバータコントローラによって行われる。これにより、DCバスを、予め定められた一定電圧値に蓄電された状態に維持することができる。
ここでは実施の形態では、本発明に係るハイブリッド型建設機械の一例として、ショベル1を示したが、本発明のハイブリッド型建設機械の他の例としては、リフティングマグネット車両やクレーン等が挙げられる。
以上がショベル1の構成である。実施の形態に係る永久磁石モータ100を用いることで、旋回時には、極数を減らして誘起電圧を抑制することで、高速旋回が可能となる。また、押しつけ時(つまり回転数が非常に低い状態)においては極数を増やすことにより高トルクを得ることができる。旋回開始時(つまり回転数が低い状態)において極数を増やすことにより高トルクを得ることができ、目標の旋回速度まで短時間で到達することが可能となる。
永久磁石モータ100の用途は電動旋回ショベルには限定されず、クレーンなどの産業機械、工場などに導入される産業機器、エアコンや冷蔵庫などの家電製品、スキャナ、プリンタ、コピー機などのOA機器、あるいは車載機器に用いることができる。
以上、本発明を実施例にもとづいて説明した。本発明は上記実施形態に限定されず、種々の設計変更が可能であり、様々な変形例が可能であること、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは、当業者に理解されるところである。
100…永久磁石モータ、110…ステータ、112…ヨーク、114…ティース、116…スロット、118…コイル、120…ロータ、122…回転子鉄心、124…高保磁力磁石、126…低保磁力磁石、128…スペース、130,132…セット、140,150…着磁コイル、200…駆動装置、202…インバータ、204…巻線セレクタ。

Claims (9)

  1. ロータとステータを備え、
    前記ロータは、
    回転子鉄心と、
    前記回転子鉄心の径方向の第1位置r1に、周方向にスペースを隔てて配置された複数の高保磁力磁石と、
    前記回転子鉄心の径方向の第2位置r2(r1>r2またはr1<r2)に設けられた複数の低保磁力磁石であって、周方向についてそれぞれが前記スペースに対応する位置に配置された、複数の低保磁力磁石と、
    を備え、
    前記複数の高保磁力磁石は、周方向に磁化され、隣接する高保磁力磁石の極性が逆向きであり、
    前記複数の低保磁力磁石は、径方向に磁化され、それぞれの極性が切りかえ可能であり、
    (i)前記複数の低保磁力磁石が交互に逆極性である状態と、(ii)隣接する複数m個(mは2以上の整数)の低保磁力磁石のセットが同じ極性であり、かつ隣接するセットが逆極性である状態と、が切りかえ可能であることを特徴とする永久磁石モータ。
  2. (i)前記複数の低保磁力磁石が交互に逆極性である状態と、(iii)隣接する複数n個(nは2以上の整数)を1セットとするとき、同じセット内で隣接する低保磁力磁石同士は逆極性であり、セットを跨いで隣接する低保磁力磁石同士は同じ極性である状態と、が切りかえ可能であることを特徴とする請求項に記載の永久磁石モータ。
  3. ロータとステータを備え、
    前記ロータは、
    回転子鉄心と、
    前記回転子鉄心の径方向の第1位置r1に、周方向にスペースを隔てて配置された複数の高保磁力磁石と、
    前記回転子鉄心の径方向の第2位置r2(r1>r2またはr1<r2)に設けられた複数の低保磁力磁石であって、周方向についてそれぞれが前記スペースに対応する位置に配置された、複数の低保磁力磁石と、
    を備え、
    前記複数の高保磁力磁石は、周方向に磁化され、隣接する高保磁力磁石の極性が逆向きであり、
    前記複数の低保磁力磁石は、径方向に磁化され、それぞれの極性が切りかえ可能であり、
    (i)前記複数の低保磁力磁石が交互に逆極性である状態と、(iii)隣接する複数n個(nは2以上の整数)を1セットとするとき、同じセット内で隣接する低保磁力磁石同士は逆極性であり、セットを跨いで隣接する低保磁力磁石同士は同じ極性である状態と、が切りかえ可能であることを特徴とする永久磁石モータ。
  4. インナーロータ型であり、r1>r2であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の永久磁石モータ。
  5. インナーロータ型の永久磁石モータであって、ロータとステータを備え、
    前記ロータは、
    回転子鉄心と、
    前記回転子鉄心の径方向の第1位置r1に、周方向にスペースを隔てて配置された複数の高保磁力磁石と、
    前記回転子鉄心の径方向の第2位置r2(r1>r2)に設けられた複数の低保磁力磁石であって、周方向についてそれぞれが前記スペースに対応する位置に配置された、複数の低保磁力磁石と、
    を備え、
    前記複数の高保磁力磁石は、周方向に磁化され、隣接する高保磁力磁石の極性が逆向きであり、
    前記複数の低保磁力磁石は、径方向に磁化され、それぞれの極性が切りかえ可能であることを特徴とするインナーロータ型の永久磁石モータ。
  6. アウターロータ型であり、r2<r1であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の永久磁石モータ。
  7. 前記複数の低保磁力磁石の極性は、前記永久磁石モータの回転の所定期間、前記ステータのコイルに供給される交流電流にパルス電流を重畳することにより切りかえられることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の永久磁石モータ。
  8. 前記ステータは、前記複数の低保磁力磁石を磁化するための着磁コイルを備えることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の永久磁石モータ。
  9. 上部旋回体と、
    下部走行体と、
    前記上部旋回体を旋回させる請求項1から8のいずれかに記載の永久磁石モータと、
    を備えることを特徴とする電動旋回ショベル。
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