JP6634312B2 - 暖房システム - Google Patents

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Description

本明細書で開示する技術は、暖房システムに関する。
特許文献1には、熱媒からの放熱により暖房する複数の暖房端末に熱媒を供給する暖房システムが開示されている。特許文献1の暖房システムは、熱媒を燃焼する燃焼熱源と、熱媒を加熱するヒートポンプ熱源と、熱媒を循環させる循環ポンプと、燃焼熱源、暖房端末およびヒートポンプ熱源を循環する熱媒の流量と、燃焼熱源および暖房端末を循環してヒートポンプ熱源を循環しない熱媒の流量の割合を調整可能な流量調整機構と、制御装置と、を備えている。制御装置は、熱媒が供給されている暖房端末の数に基づいて、流量調整機構を制御する。
特開2014−48035号公報
暖房システムにおいて、各暖房端末への熱媒の供給を制御するために、各暖房端末の上流側に熱動弁を備える場合がある。熱動弁は、対応する暖房端末に熱媒が供給される開状態と、対応する暖房端末に熱媒が供給されない閉状態との間で切替可能な熱動弁である。なお、熱動弁は、制御装置が有する制御基板に、電気的に接続される。1つの熱動弁に1つの暖房端末が接続されている場合には、制御装置は、それぞれの熱動弁の開閉状態に基づいて、熱媒が供給されている暖房端末の数を把握し、流量調整機構を適切に制御することができる。
上記のような暖房システムにおいて、1つの熱動弁に複数の暖房端末を接続したい場合がある。1つの熱動弁に複数の暖房端末を接続すると、制御装置が、それぞれの熱動弁の開閉状態から熱媒が供給されている暖房端末の数を正確に把握することができなくなり、流量調整機構を適切に制御できなくなってしまう。1つの熱動弁に複数の暖房端末が接続されている場合であっても、熱媒が供給されている暖房端末の数を正確に把握し、流量調整機構を適切に制御できることが好ましい。
本明細書では、1つの熱動弁に1つまたは複数の暖房端末が接続されている暖房システムにおいて、流量調整機構を適切に制御することができる技術を提供する。
本明細書が開示する暖房システムは、熱媒からの放熱により暖房する暖房端末に熱媒を供給する。暖房システムは、熱媒を加熱する燃焼熱源と、1つまたは複数の熱動弁であって、1つの熱動弁に1つまたは複数の暖房端末を接続可能であって、それぞれの熱動弁が、対応する暖房端末に熱媒が供給される開状態と、対応する暖房端末に熱媒が供給されない閉状態との間で切替可能な、1つまたは複数の熱動弁と、熱媒を加熱するヒートポンプ熱源と、熱媒を循環させる循環ポンプと、燃焼熱源、暖房端末およびヒートポンプ熱源を循環する熱媒の流量と、燃焼熱源および暖房端末を循環してヒートポンプ熱源を循環しない熱媒の流量の割合を調整可能な流量調整機構と、制御装置と、を備えている。制御装置は、制御基板と、制御基板に設けられており、熱動弁に接続されている暖房端末に関する情報を入力するためのスイッチと、を有している。1つまたは複数の熱動弁は、制御基板に電気的に接続されている。制御装置は、スイッチへの操作内容であって、1つまたは複数の熱動弁のそれぞれに接続されている暖房端末の数を入力するための操作内容に基づいて、1つまたは複数の熱動弁のそれぞれに接続されている暖房端末の数を判定可能であり、制御装置は、暖房端末に熱媒を供給している時に、開状態である熱動弁のそれぞれに接続されている暖房端末の数に基づいて、熱媒が供給される暖房端末の総数を特定し、特定した暖房端末の総数に基づいて、流量調整機構を制御する。
上記の構成によると、例えば、作業者は、家屋などへの暖房システムの設置が完了した後に、1つまたは複数の熱動弁のそれぞれに接続されている暖房端末の数に基づいて、スイッチを操作する。制御装置は、作業者スイッチへの操作内容に基づいて、1つまたは複数の熱動弁のそれぞれに接続されている暖房端末の数を事前に判定することができる。このため、制御装置は、暖房端末に熱媒を供給している時に、開状態である1つまたは複数の熱動弁に基づいて、熱媒が供給される暖房端末の総数を判定することができる。この結果、制御装置は、暖房端末に熱媒を供給している時に、熱媒が供給される暖房端末の総数に基づいて、流量調整機構を適切に制御することができる。
また、本明細書が開示する暖房システムは、熱媒からの放熱により暖房する暖房端末に熱媒を供給する。暖房システムは、熱媒を加熱する燃焼熱源と、1つまたは複数の熱動弁であって、1つの熱動弁に1つまたは複数の暖房端末を接続可能であって、それぞれの熱動弁が、対応する暖房端末に熱媒が供給される開状態と、対応する暖房端末に熱媒が供給されない閉状態との間で切替可能な、1つまたは複数の熱動弁と、熱媒を加熱するヒートポンプ熱源と、熱媒を循環させる循環ポンプと、燃焼熱源、暖房端末およびヒートポンプ熱源を循環する熱媒の流量と、燃焼熱源および暖房端末を循環してヒートポンプ熱源を循環しない熱媒の流量の割合を調整可能な流量調整機構と、制御装置と、制御装置に電気的に接続されているリモコンと、を備えている。制御装置は、リモコンの入力内容に基づいて、1つまたは複数の熱動弁のそれぞれに接続されている暖房端末の数を判定可能であり、制御装置は、暖房端末に熱媒を供給している時に、開状態である熱動弁のそれぞれに接続されている暖房端末の数に基づいて、熱媒が供給される暖房端末の総数を特定し、特定した暖房端末の総数に基づいて、流量調整機構を制御する。
上記の構成によると、例えば、作業者は、家屋などへの暖房システムの設置が完了した後に、1つまたは複数の熱動弁のそれぞれに接続されている暖房端末の数を、リモコンに入力する。リモコンと制御装置は電気的に接続しているため、リモコンに入力された情報は制御装置に送信される。このため、制御装置は、1つまたは複数の熱動弁のそれぞれに接続されている暖房端末の数を事前に判定することができる。このため、制御装置は、暖房端末に熱媒を供給している時に、開状態である1つまたは複数の熱動弁に基づいて、熱媒が供給される暖房端末の総数を判定することができる。この結果、制御装置は、暖房端末に熱媒を供給している時に、熱媒が供給される暖房端末の総数に基づいて、流量調整機構を適切に制御することができる。
第1実施例に係る給湯暖房システムの構成を模式的に表す図。 不揮発性メモリに記憶されている複数の第1テーブル。 不揮発性メモリに記憶されている第2テーブル。 暖房運転中の処理を示すフローチャート。 第2実施例に係る給湯暖房システムの構成を模式的に表す図。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
(特徴1)ヒートポンプ熱源は、燃焼熱源と暖房端末の間であって、暖房端末の下流側に設けられていてもよい。
ヒートポンプ熱源による熱媒の加熱においては、流入する熱媒の温度が低いほど、エネルギー効率が高い。上記の構成によると、暖房端末を通過した比較的低温の熱媒を、まずヒートポンプ熱源で加熱することができる。これにより、暖房システムのエネルギー効率を高めることができる。
(第1実施例)
図1に示すように、本実施例に係る給湯暖房システム2は、給湯系統104と、ヒートポンプ系統106と、暖房系統108と、制御装置110と、を備えている。
ヒートポンプ系統106は、ヒートポンプ50と、三流体熱交換器58と、を備える。ヒートポンプ50は、冷媒(例えば、フロンガスR410A等)を循環させるための冷媒循環路52と、熱交換器(蒸発器)54と、ファン56と、圧縮機62と、膨張弁60と、を備えている。冷媒循環路52は、三流体熱交換器58内を通過している。また、熱交換器54と、圧縮機62と、膨張弁60とは、冷媒循環路52内に設置されている。上記の構成を備えるヒートポンプ50の動作について説明する。圧縮機62が動作することにより、冷媒循環路52内の冷媒は、圧縮機62で加圧されて高温高圧の気相状態になる。圧縮機62で加圧されて高温高圧の気相状態となった冷媒は、三流体熱交換器58に送り込まれ、熱回収路88内の水、及び、タンク水循環路20内の水と熱交換によって冷却されて凝縮し、液相状態となる。三流体熱交換器58で冷却されて液相状態となった冷媒は、膨張弁60に送られ、膨張弁60で減圧されて低温低圧の液相状態となる。低温低圧の液相状態の冷媒は、熱交換器54において、ファン56で送風される外気との熱交換によって加熱されて蒸発し、気相状態となる。気相状態となった冷媒は、圧縮機62に戻されて再び加圧される。従って、ヒートポンプ50を動作させることにより、三流体熱交換器58を通過する冷媒循環路52内に高温高圧の冷媒を送り込むことができるようになる。なお、以下では、ヒートポンプ50、および三流体熱交換器58を総称して、「ヒートポンプ熱源」と呼ぶことがある。
給湯系統104は、タンク10と、タンク水循環路20と、水道水導入路24と、供給路36と、第1バーナ加熱装置81を備える。
タンク10は、ヒートポンプ熱源によって加熱された温水を貯える。タンク10は、密閉型であり、断熱材によって外側が覆われている。タンク10内には満水まで水が貯留されている。タンク10には、サーミスタ12、14、16、18がタンク10の高さ方向に略均等間隔で取り付けられている。各サーミスタ12、14、16、18は、その取付位置の水の温度を測定する。
タンク水循環路20は、上流端がタンク10の下部に接続されており、下流端がタンク10の上部に接続されている。タンク水循環路20には、第1循環ポンプ22が介装されている。第1循環ポンプ22は、タンク水循環路20内の水を上流側から下流側へ送り出す。また、上述したように、タンク水循環路20は、三流体熱交換器58を通過している。そのため、ヒートポンプ熱源を動作させると、タンク水循環路20内の水が三流体熱交換器58で加熱される。従って、第1循環ポンプ22とヒートポンプ熱源を動作させると、タンク10の下部の水が三流体熱交換器58に送られて加熱され、加熱された水がタンク10の上部に戻される。タンク水循環路20は、タンク10に蓄熱するための水路である。
水道水導入路24は、上流端が水道水供給源32に接続されている。水道水導入路24の下流側は、第1導入路24aと第2導入路24bに分岐している。第1導入路24aの下流端は、タンク10の下部に接続されている。第2導入路24bの下流端は、供給路36の途中に接続されている。接続部には、第1導入路24a(即ち供給路36)を流れる水の流量と第2導入路24bを流れる水の流量の比率を調整する混合弁36aが配置されている。第1導入路24aには、逆止弁26が介装されている。第2導入路24bには、逆止弁28と水量センサ30が介装されている。水量センサ30は、第2導入路24b内を流れる水道水の流量を検出する。
供給路36は、上流端がタンク10の上部に接続されている。上述したように、供給路36の途中には、水道水導入路24の第2導入路24bが接続されている。第2導入路24bとの接続部より上流側の供給路36には、水量センサ34が介装されている。水量センサ34は、タンク10から供給路36内に流入する水の流量を検出する。第2導入路24bとの接続部より下流側の供給路36には、第1バーナ加熱装置81が介装されている。第1バーナ加熱装置81は、供給路36内の水を加熱する。供給路36の下流端は給湯栓38に接続されている。供給路36には、第1バーナ加熱装置81をバイパスする流路であるバイパス路36bが設けられている。また、バイパス路36bには、バイパス路36bの開度を調整するためのバイパス制御弁36cが介装されている。
暖房系統108は、シスターン70と、暖房用水循環路71と、第2バーナ加熱装置82と、5個の暖房端末H1、H2、H3、H4、H5と、3個の熱動弁V1、V2、V3と、を備えている。以下では、暖房端末H1〜H5を区別せずに単に暖房端末Hと呼び、熱動弁V1〜V3を区別せずに単に熱動弁Vと呼ぶ場合がある。暖房用水循環路71は、暖房往路72と、3本の暖房用分岐路73a、73b、73cと、暖房復路84と、調整弁90と、熱回収路88と、バイパス路94と、循環流路96と、を備えている。暖房用水循環路71は、シスターン70内の水を循環させるための水路である。暖房用水循環路71内の水は、第2バーナ加熱装置82、三流体熱交換器58によって加熱される。
シスターン70は、上部が開放されている容器であり、内部に熱媒である水を貯留している。シスターン70には、循環流路96の下流端と、暖房往路72の上流端とが接続されている。シスターン70内には、循環流路96から水が流入する。シスターン70内の水は、暖房往路72に導入される。
暖房往路72は、上流端がシスターン70に接続され、下流端は3本の暖房用分岐路73a、73b、73cに分岐している。暖房往路72には、第2循環ポンプ74が介装されている。第2循環ポンプ74より下流側の暖房往路72には、第2バーナ加熱装置82が介装されている。第2バーナ加熱装置82は、暖房往路72内の水を加熱する。第2バーナ加熱装置82は、ヒートポンプ熱源よりも、暖房用水循環路71内を循環する水を加熱する能力が高い。言い換えると、第2バーナ加熱装置82は、ヒートポンプ熱源よりも、単位時間当りの加熱量が大きい。このため、第2バーナ加熱装置82は、後述する三流体熱交換器58で加熱された水をさらに過熱し、暖房端末Hに供給することができる。また、暖房往路72の第2バーナ加熱装置82の下流側には、サーミスタ78が介装されている。サーミスタ78は、第2バーナ加熱装置82を通過した後の暖房往路72内の水の温度を測定する。
暖房用分岐路73aの下流端は、2本に分岐して暖房端末H1、H2の往き口に接続されている。暖房用分岐路73aの分岐位置より上流側には、熱動弁V1が介装されている。暖房用分岐路73bの下流端は、2本に分岐して暖房端末H3、H4の往き口に接続されている。暖房用分岐路73bの分岐位置より上流側には、熱動弁V2が介装されている。暖房用分岐路73cの下流端は、暖房端末H5の往き口に接続されている。暖房用分岐路73cには、熱動弁V3が介装されている。熱動弁V1〜V3は、それぞれの熱動弁Vに接続されている暖房端末Hに水が供給される開状態と、それぞれの熱動弁Vに接続されている暖房端末Hに水が供給されない閉状態と、を切り替える。熱動弁V1〜V3は、並列に配置されている。
暖房端末H1〜H5は、それぞれの暖房端末Hが接続されている熱動弁Vを介して供給される水の熱を放熱することによって、居室を暖房する端末である。暖房端末H1〜H5は、並列に配置されている。例えば、熱動弁V1が開状態の間、暖房端末H1、H2には、暖房往路72、および暖房用分岐路73aから水が供給される。一方、熱動弁V1が閉状態の間、暖房端末H1、H2には、暖房往路72、および暖房用分岐路73aから水が供給されない。また、全ての熱動弁V1〜V3が閉状態の間は、暖房用水循環路71内の水は循環しない。暖房往路72、および暖房用分岐路73a、73b、73cから供給される水は、暖房端末Hにおいて暖房に利用されると、熱を奪われ、比較的低温の水となる。暖房に利用された後の比較的低温の水は、暖房復路84に導入される。
暖房復路84は、上流端が5本に分岐して各暖房端末H1〜H5の戻り口に接続され、下流端がバイパス路94の上流端及び熱回収路88の上流端に接続されている。暖房復路84には、サーミスタ86が介装されている。サーミスタ86は、暖房復路84内の水の温度(即ち、三流体熱交換器58に送り込まれる水の温度)を測定する。
熱回収路88は、上流端がバイパス路94の上流端及び暖房復路84の下流端に接続され、下流端がバイパス路94の下流端及び循環流路96の上流端に接続されている。熱回収路88は、三流体熱交換器58を通過している。そのため、ヒートポンプ熱源を動作させると、熱回収路88内の水が三流体熱交換器58で加熱される。暖房用水循環路71において、三流体熱交換器58は、暖房端末Hの下流側であり、第2バーナ加熱装置82と暖房端末Hの間に設置されている。このため、暖房端末Hを通過した水は、第2バーナ加熱装置82よりも前に三流体熱交換器58を通過する。従って、暖房端末Hを通過した比較的低温の水は、まず三流体熱交換器58で加熱される。ヒートポンプ熱源による加熱においては、三流体熱交換器58に流入する水の温度が低いほど、エネルギー効率が高い。従って、暖房端末Hを通過した水を三流体熱交換器58で加熱することで、給湯暖房システム2のエネルギー効率を高めることができる。熱回収路88の三流体熱交換器58の下流側には、サーミスタ92が介装されている。サーミスタ92は、三流体熱交換器58を通過した後の熱回収路88内の水の温度を測定する。
バイパス路94は、上流端が暖房復路84の下流端及び熱回収路88の上流端に接続され、下流端が熱回収路88の下流端及び循環流路96の上流端に接続されている。即ち、バイパス路94は、三流体熱交換器58の上流側と下流側とをバイパスする。
調整弁90は、暖房復路84の下流端と、熱回収路88の上流端と、バイパス路94の上流端との接続部分に取り付けられている。調整弁90は、その開度を変化させることによって、熱回収路88を通過する水の流量と、バイパス路94を通過する水の流量との割合を調整することができる。具体的には、調整弁90は、第2バーナ加熱装置82、熱動弁V、暖房端末H、および、三流体熱交換器58を循環する水の流量と、第2バーナ加熱装置82、熱動弁V、および、暖房端末Hを循環して三流体熱交換器58を循環しない水の流量との割合を調整することができる。本実施例の調整弁90には、例えば三方弁が用いられる。調整弁90の開度を大きくするほど、熱回収路88を通過する水の流量に比べて、バイパス路94を通過する水の流量が増大し、水が循環する経路の圧力損失を軽減することができる。このため、第2循環ポンプ74の機外揚程が同じ場合の水の流量を増加させることができる。
循環流路96は、上流端が熱回収路88の下流端及びバイパス路94の下流端に接続され、下流端がシスターン70に接続されている。循環流路96には、サーミスタ98が介装されている。サーミスタ98は、循環流路96内の水の温度を測定する。
制御装置110は、給湯系統104、ヒートポンプ系統106、及び、暖房系統108と電気的に接続されており、各構成要素の動作を制御する。制御装置110は、制御基板112を有している。制御基板112は、不揮発性メモリ114、スイッチ116、および、3個の端子118a、118b、118cを備えている。不揮発性メモリ114には、4個の第1テーブル132、134、136、138(図2)、及び第2テーブル142(図3)が記憶されている。第1テーブル132、134、136、138、及び第2テーブル142については、後で詳しく説明する。スイッチ116は、熱動弁Vに接続されている暖房端末Hに関する情報を入力するためのスイッチである。具体的には、作業者は、スイッチ116を操作することで、各熱動弁V1〜V3のそれぞれに接続されている暖房端末Hの数を入力することができる。端子118a、118b、118cのそれぞれには、電線(図示省略)を介して、熱動弁V1、V2、V3が接続されている。これにより、制御装置110は、熱動弁V1〜V3の動作を制御することができる。
制御装置110には、リモコン120が接続されている。ユーザは、リモコン120を介して、様々な指示を入力可能である。ユーザがリモコン120に入力した指示は、制御装置110に出力される。ユーザが入力可能な様々な指示とは、例えば、暖房運転の開始などである。
図2を参照して、不揮発性メモリ114に記憶されている第1テーブル132、134、136、138について説明する。各第1テーブル132、134、136、138は、熱動弁Vと、当該熱動弁Vに接続されている暖房端末Hの数と、必要となる機外揚程L1と、が対応付けられているテーブルである。なお、1行目に格納されている必要となる機外揚程L1は、熱動弁V1がオン状態のときに必要となる機外揚程L1であり、2行目に格納されている必要となる機外揚程L1は、熱動弁V1および熱動弁V2がオン状態のときに必要となる機外揚程L1であり、3行目に格納されている必要となる機外揚程Lは、熱動弁V1、熱動弁V2および熱動弁V3がオン状態のときに必要となる機外揚程L1である。制御装置110は、作業者が操作したスイッチ116の状態に基づいて、複数の第1テーブル132、134、136、138の中から適切な第1テーブルを選択する。本実施例の場合、制御装置110は、第1テーブル136を選択する。これにより、制御装置110は、各熱動弁V1〜V3のそれぞれに接続されている暖房端末Hの数を判定することができる。
図3を参照して、不揮発性メモリ114に記憶されている第2テーブル142について説明する。第2テーブル142は、水が供給されている暖房端末Hの数と、水が供給されている暖房端末Hの数に応じた調整弁90の開度と、が対応付けられている。水が供給されている暖房端末Hの数が多いほど、必要となる流量は多くなる。調整弁90の開度を大きくするほど、水が流れる配管の圧力損失は小さくなり、第2循環ポンプ74の機外揚程が同じ場合の水の流量を増加させることができる。このため、調整弁90の開度は、水が供給されている暖房端末Hの数が多くなるほど、大きくなるように設定されている。
給湯暖房システム2を、例えば、家屋に設置した後に、作業者が実行する作業について説明する。なお、給湯暖房システム2を設置する際、作業者は、熱動弁Vに接続する暖房端末Hの数を、給湯暖房システム2を設置する家屋のレイアウト、第2循環ポンプ74の機外揚程L2に応じて決定する。作業者は、給湯暖房システム2の家屋への設置が完了したら、各熱動弁Vに接続されている暖房端末Hの数に基づいて、スイッチ116を操作する。ユーザがスイッチ116を操作したら、制御装置110は、ユーザが操作したスイッチ116の状態に基づいて、不揮発性メモリ114に記憶されている複数の第1テーブル132、134、136、138の中から適切な第1テーブルを選択する。例えば、制御装置110は、ユーザがスイッチ116を操作した回数に基づいて、第1テーブルを選択するとよい。例えば、ユーザがスイッチ116を1回操作したら、第1テーブル132を選択し、ユーザがスイッチ116を2回操作したら、第1テーブル134を選択するなどである。これにより、制御装置110は、各熱動弁V1〜V3に接続されている暖房端末Hの数を適切に判定することができる。本実施例の場合、作業者は、スイッチ116を3回操作する。これにより、制御装置110は、第1テーブル136を選択し、熱動弁V1には暖房端末Hが2つ接続されており、熱動弁V2には暖房端末が2つ接続されており、熱動弁V3には暖房端末Hが1つ接続されていることを判定することができる。
また、制御装置110は、第1テーブルを選択した後に、選択した第1テーブルの必要となる機外揚程L1の最大値が、第2循環ポンプ74の機外揚程L2よりも大きいか否かを判定するとよい。機外揚程L1が機外揚程L2よりも大きい場合、各暖房端末Hが必要とする流量を実現することができない事態が発生する。このため、必要となる機外揚程L1が第2循環ポンプ74の機外揚程L2よりも大きいと判定した場合、制御装置110は、作業者に報知するとよい。作業者への報知方法としては、アラーム音などで知らせるとよい。これにより、作業者は、暖房端末Hの数を変更する必要があることなどを知ることができる。
(給湯暖房システムの動作)
次いで、本実施例の給湯暖房システム2の動作について説明する。給湯暖房システム2は、蓄熱運転、給湯運転、暖房運転を実行することができる。以下、各運転について説明する。
(蓄熱運転)
蓄熱運転は、ヒートポンプ熱源で生成した熱により、タンク10内の水を加熱する運転である。制御装置110によって蓄熱運転の実行が指示されると、ヒートポンプ熱源が動作を開始するとともに、第1循環ポンプ22が回転する。
図1に示すように、ヒートポンプ熱源が動作することにより、三流体熱交換器58を通過する冷媒循環路52内に高温高圧の気相状態の冷媒が送り込まれる。また、第1循環ポンプ22が回転すると、タンク水循環路20内をタンク10内の水が循環する。即ち、タンク10の下部に存在する水がタンク水循環路20内に導入され、導入された水が三流体熱交換器58を通過する際に、冷媒循環路52内の冷媒の熱によって加熱され、加熱された水がタンク10の上部に戻される。これにより、タンク10に高温の水が貯められる。タンク10の上部には、高温の水の層が形成され、下部には、低温の水の層が形成される。
(給湯運転)
給湯運転は、タンク10内の水を給湯栓38に供給する運転である。給湯運転は、上記の蓄熱運転中にも実行することができる。給湯栓38が開かれると、制御装置110は、混合弁36aを開く。すると、水道水供給源32からの水圧によって、水道水導入路24(第1導入路24a)からタンク10の下部に水道水が流入する。同時に、タンク10上部の温水が、供給路36を介して給湯栓38に供給される。
制御装置110は、タンク10から供給路36に供給される水の温度(即ち、サーミスタ12の検出温度)が、給湯設定温度より高い場合には、混合弁36aを調整して、第2導入路24bから供給路36に水道水を導入する。従って、タンク10から供給された水と第2導入路24bから供給された水道水とが、供給路36内で混合される。制御装置110は、給湯栓38に供給される水の温度が、給湯設定温度と一致するように、混合弁36aの開度比率を調整する。一方、制御装置110は、タンク10から供給路36に供給される水の温度が、給湯設定温度より低い場合には、第1バーナ加熱装置81を動作させる。従って、供給路36を通過する水が第1バーナ加熱装置81によって加熱される。加熱された水は、バイパス制御弁36cで開度調整されたバイパス路36bからの水と混合されて、給湯栓38に供給される。制御装置110は、給湯栓38に供給される水の温度が、給湯設定温度と一致するように、第1バーナ加熱装置81の出力を制御する。
(暖房運転)
暖房運転は、各暖房端末H1〜H5によって居室を暖房する運転である。図4は、暖房運転中に制御装置110が実行する処理を示すフローチャートである。暖房運転は、リモコン120に入力されるユーザの指示に基づいて実行される。ユーザは、リモコン120に動作させる暖房端末Hに対応する熱動弁Vを入力する。なお、以下では、ユーザが、熱動弁V1、V2、V3を動作させる熱動弁Vとして入力した場合について説明する。
ステップS2において、制御装置110は、ユーザが入力した熱動弁Vに基づいて、動作を制御する熱動弁Vを特定する。ユーザが、動作させる熱動弁Vとして熱動弁V1、V2、V3を入力した場合、制御装置110は、熱動弁V1、V2、V3を、動作を制御する熱動弁Vとして特定する。
次いで、ステップS4において、制御装置110は、水が供給される暖房端末Hの数を特定する。具体的には、制御装置110は、ステップS2で特定した動作させる熱動弁Vと不揮発性メモリ114に記憶されている第1テーブル136に基づいて、水が供給される暖房端末Hの数を特定する。熱動弁V1、V2、V3を動作させる場合、制御装置110は、水が供給される暖房端末Hの数を5個と特定する(図2)。
次いで、ステップS6において、制御装置110は、水が供給される暖房端末Hの数に基づいて、調整弁90の開度を調整する。具体的には、制御装置110は、ステップS4で特定した水が供給される暖房端末Hの数と不揮発性メモリ114に記憶されている第2テーブル142に基づいて、調整弁90の開度を調整する。水が供給される暖房端末Hの数が5個の場合、制御装置110は、調整弁90の開度をE%に調整する(図3)。これにより、シスターン70内の水が、シスターン70から、暖房往路72、開状態の熱動弁Vに対応する暖房端末H、暖房復路84、熱回収路88、及び、循環流路96をこの順で通過してシスターン70に戻る経路が形成される。また、熱回収路88を流れる水の一部が、バイパス路94を通過して、循環流路96に導入される経路も形成される。
次いで、ステップS8において、制御装置110は、第2循環ポンプ74を作動させる。第2循環ポンプ74を作動させることにより、ステップS6で形成された経路内を水が循環する。
次いで、ステップS10において、制御装置110は、ヒートポンプ熱源を駆動する。具体的には、制御装置110は、圧縮機62およびファン56を駆動させる。これにより、冷媒循環路52の冷媒は圧縮機62で加圧されて高温高圧の気相状態となり、三流体熱交換器58を通過する際に加熱された暖房用水が、シスターン70を経て、暖房端末Hに供給される。
次いで、ステップS12において、制御装置110は、サーミスタ78で検出した温度T1が供給温度T2以上か否かを判定する。供給温度T2は、居室を暖房するのに必要な温度である。温度T1が供給温度T2未満の場合(ステップS12でNO)、処理は、ステップS14に進み、制御装置110は、第2バーナ加熱装置82を駆動させて、水をさらに過熱する。一方、温度T1が供給温度T2以上の場合(ステップS12でYES)、制御装置110は、第2バーナ加熱装置82を駆動しない。ユーザによって暖房運転を停止する指示が入力されるまで、制御装置110は、S2〜S14の処理を繰り返す。ユーザによって暖房運転を停止する指示が入力されたら、制御装置110は暖房運転を終了する。
上記の構成によると、作業者は、給湯暖房システム2を家屋に設置した後に、各熱動弁Vに接続されている暖房端末Hの数に基づいて、スイッチ116を操作する。制御装置110は、作業者が操作したスイッチ116の状態に基づいて、不揮発性メモリ114に格納されている複数の第1テーブル132、134、136、138の中から適切な第1テーブルを選択することができる。制御装置110は、選択した第1テーブルに基づいて、各熱動弁Vに接続されている暖房端末Hの数を事前に判定することができる。このため、制御装置110は、暖房運転において、開状態である熱動弁Vおよび選択した第1テーブルに基づいて、水が供給される暖房端末Hの数を適切に判定することができる。これにより、制御装置110は、暖房運転において、水が供給される暖房端末Hの数に基づいて、調整弁90を適切に制御することができる。なお、各熱動弁Vに接続される暖房端末Hの数は、暖房システムを設置する家屋のレイアウトに応じて、作業者が決定する。このため、制御装置110に、各熱動弁Vに接続される暖房端末Hの数を、給湯暖房システム2を家屋に設置する前、例えば制御装置110の製造工程で、制御装置110に記憶させておくことはできない。
また、上記の実施例では、三流体熱交換器58は、暖房端末Hと第2バーナ加熱装置82の間であって、暖房端末Hの下流側に設置されている。三流体熱交換器58を含むヒートポンプ熱源での水の加熱においては、流入する水の温度が低いほど、エネルギー効率が高い。上記の構成によると、暖房端末Hを通過した比較的低温の水を、まずヒートポンプ熱源で加熱することができる。これにより、暖房運転における、給湯暖房システム2のエネルギー効率を高めることができる。
ここで、実施例の記載と請求項の記載との対応関係を説明しておく。水が「熱媒」の一例である。給湯暖房システム2が「暖房システム」の一例である。第2バーナ加熱装置82が「燃焼熱源」の一例である。調整弁90が「流量調整機構」の一例である。
(第2実施例)
図5を用いて、第1実施例と異なる点を説明する。なお、以下では、実施例間で共通する構成については、同じ符号を付して説明を省略する。第2実施例では、制御装置210、リモコン220のそれぞれが、第1実施例の制御装置110、リモコン120と異なる。
制御装置210は、制御基板212を備えている。制御基板212は、不揮発性メモリ214、および、3個の端子218a、218b、218cを備えている。不揮発性メモリ214には、各熱動弁V1〜V3のそれぞれに接続されている暖房端末Hの数が記憶されている。端子218a、218b、218cのそれぞれには、電線(図示省略)を介して、熱動弁V1、V2、V3が接続されている。
リモコン220は、制御装置210に接続されている。リモコン220は、表示部222と、操作部224を備えている。表示部222は、給湯暖房システム2に関する様々な情報を表示する。操作部224を操作することで、給湯暖房システム2に様々な指示、情報などを入力可能である。入力可能な様々な指示とは、例えば、暖房運転の開始などである。また、入力可能な様々な情報とは、例えば、各熱動弁V1〜V3のそれぞれに接続されている暖房端末Hの数に関する情報である。従って、作業者は、給湯暖房システム2の家屋への設置が完了した後に、各熱動弁V1〜V3のそれぞれに接続されている暖房端末Hの数をリモコン220に入力することができる。リモコン220に入力された情報は、制御装置210に出力される。これにより、制御装置210は、各熱動弁V1〜V3のそれぞれに接続されている暖房端末Hの数を事前に判定することができる。また、制御装置210は、各熱動弁V1〜V3のそれぞれに接続されている暖房端末Hの数を不揮発性メモリ214に格納する。
上記の構成によると、作業者は、給湯暖房システム2を家屋に設置した後に、各熱動弁Vに接続されている暖房端末Hの数を、リモコン220に入力することができる。各熱動弁Vに接続されている暖房端末Hの数がリモコン220に入力されることで、制御装置210は、各熱動弁Vに接続されている暖房端末Hの数を事前に判定することができる。また、制御装置210は、暖房運転において、開状態である熱動弁Vおよび不揮発性メモリ214に格納されている各熱動弁Vに接続されている暖房端末Hの数に基づいて、水が供給される暖房端末Hの数を適切に判定することができる。これにより、制御装置210は、暖房運転において、水が供給される暖房端末Hの数に基づいて、調整弁90を適切に制御することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :給湯暖房システム
10 :タンク
12 :サーミスタ
14 :サーミスタ
16 :サーミスタ
18 :サーミスタ
20 :タンク水循環路
22 :第1循環ポンプ
24 :水道水導入路
24a :第1導入路
24b :第2導入路
26 :逆止弁
28 :逆止弁
30 :水量センサ
32 :水道水供給源
34 :水量センサ
36 :供給路
36a :混合弁
36b :バイパス路
36c :バイパス制御弁
38 :給湯栓
50 :ヒートポンプ
52 :冷媒循環路
54 :熱交換器
56 :ファン
58 :三流体熱交換器
60 :膨張弁
62 :圧縮機
70 :シスターン
71 :暖房用水循環路
72 :暖房往路
73 :暖房用分岐路
74 :第2循環ポンプ
78 :サーミスタ
81 :第1バーナ加熱装置
82 :第2バーナ加熱装置
84 :暖房復路
86 :サーミスタ
88 :熱回収路
90 :調整弁
92 :サーミスタ
94 :バイパス路
96 :循環流路
98 :サーミスタ
104 :給湯系統
106 :ヒートポンプ系統
108 :暖房系統
110 :制御装置
112 :制御基板
114 :不揮発性メモリ
116 :スイッチ
118a :端子
118b :端子
118c :端子
120 :リモコン
132 :第1テーブル
134 :第1テーブル
136 :第1テーブル
138 :第1テーブル
142 :第2テーブル
210 :制御装置
214 :不揮発性メモリ
218 :端子
220 :リモコン
222 :表示部
224 :操作部
H :暖房端末
V :熱動弁

Claims (3)

  1. 熱媒からの放熱により暖房する暖房端末に熱媒を供給する暖房システムであって、
    熱媒を加熱する燃焼熱源と、
    1つまたは複数の熱動弁であって、1つの熱動弁に1つまたは複数の暖房端末を接続可能であって、それぞれの熱動弁が、対応する暖房端末に熱媒が供給される開状態と、対応する暖房端末に熱媒が供給されない閉状態との間で切替可能な、1つまたは複数の熱動弁と、
    熱媒を加熱するヒートポンプ熱源と、
    熱媒を循環させる循環ポンプと、
    燃焼熱源、暖房端末およびヒートポンプ熱源を循環する熱媒の流量と、燃焼熱源および暖房端末を循環してヒートポンプ熱源を循環しない熱媒の流量の割合を調整可能な流量調整機構と、
    制御装置と、を備えており、
    制御装置は、
    制御基板と、
    制御基板に設けられており、熱動弁に接続されている暖房端末に関する情報を入力するためのスイッチと、を有しており、
    1つまたは複数の熱動弁は、制御基板に電気的に接続されており、
    制御装置は、スイッチへの操作内容であって、1つまたは複数の熱動弁のそれぞれに接続されている暖房端末の数を入力するための操作内容に基づいて、1つまたは複数の熱動弁のそれぞれに接続されている暖房端末の数を判定可能であり、
    制御装置は、暖房端末に熱媒を供給している時に、開状態である熱動弁のそれぞれに接続されている暖房端末の数に基づいて、熱媒が供給される暖房端末の総数を特定し、特定した暖房端末の総数に基づいて、流量調整機構を制御する、
    暖房システム。
  2. 熱媒からの放熱により暖房する暖房端末に熱媒を供給する暖房システムであって、
    熱媒を加熱する燃焼熱源と、
    1つまたは複数の熱動弁であって、1つの熱動弁に1つまたは複数の暖房端末を接続可能であって、それぞれの熱動弁が、対応する暖房端末に熱媒が供給される開状態と、対応する暖房端末に熱媒が供給されない閉状態との間で切替可能な、1つまたは複数の熱動弁と、
    熱媒を加熱するヒートポンプ熱源と、
    熱媒を循環させる循環ポンプと、
    燃焼熱源、暖房端末およびヒートポンプ熱源を循環する熱媒の流量と、燃焼熱源および暖房端末を循環してヒートポンプ熱源を循環しない熱媒の流量の割合を調整可能な流量調整機構と、
    制御装置と、
    制御装置に電気的に接続されているリモコンと、を備えており、
    制御装置は、リモコンの入力内容に基づいて、1つまたは複数の熱動弁のそれぞれに接続されている暖房端末の数を判定可能であり、
    制御装置は、暖房端末に熱媒を供給している時に、開状態である熱動弁のそれぞれに接続されている暖房端末の数に基づいて、熱媒が供給される暖房端末の総数を特定し、特定した暖房端末の総数に基づいて、流量調整機構を制御する、
    暖房システム。
  3. ヒートポンプ熱源は、暖房端末と燃焼熱源の間であって、暖房端末の下流側に設置されている、請求項1または2に記載の暖房システム。
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