JP6634165B2 - ロール紙保持装置およびプリンタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ロール紙保持装置およびプリンタ装置に関する。
従来から、ロール紙を扱うプリンタ装置として、例えば、空港に設置される、搭乗券を印刷するチェックイン端末、空港カウンターにおいて預けられる手荷物に取り付けられるタグを印刷する装置などがある。
このようなロール紙を扱うプリンタ装置として、例えば、図6および図7に示すように、ロール紙の中空の軸芯に挿通される支持軸の両端をベース部で支えることにより、ロール紙を保持するロール紙保持装置が提案されている。図6は、第1の従来技術にかかるロール紙保持装置を示す側面図である。図7は、第1の従来技術にかかるロール紙保持装置を示す平面図である。このような第1の従来技術にかかるロール紙保持装置の構成により、プリンタ装置本体でロール紙を所定の長さだけ引き込み、この引き込みに応じてロール紙が支持軸の周りを回転することで、ロール紙保持装置は、プリンタ装置本体に対してロール紙を供給することができる。
ここで、第1の従来技術にかかるロール紙保持装置では、ロール紙を交換するたびに軸芯を保持する部品を付け替える手間があり、ロール紙を交換した際に、軸芯を保持する部品が使用済みロール紙とともに誤って廃却されるおそれがある。
そこで、ロール紙を扱うプリンタ装置として、例えば、図8および図9に示すように、ロール紙の底部を2つのローラーで支持することによりロール紙を保持するロール紙保持装置がある。図8は、第2の従来技術にかかるロール紙保持装置を示す側面図である。図9は、第2の従来技術にかかるロール紙保持装置を示す平面図である。このような第2の従来技術にかかるロール紙保持装置の構成により、ロール紙保持装置において、紙切れによるロール紙の取り替え作業の際には、代替のロール紙をローラー上に載置するのみでよいので、容易に交換作業を行うことができる。
特開2014−248422号公報
しかしながら、上述の第2の従来技術にかかるロール紙保持装置では、図10に示すように、ロール紙を引き出していく中で、ロール紙保持装置の幅方向(図10中の矢印D方向および矢印E方向)の範囲でロール紙のガタつきが発生するという問題がある。図10は、第2の従来技術にかかるロール紙保持装置において発生する横ずれを示す平面図である。
また、ロール紙保持装置では、引き出し変化やロール紙の巻き方によって、ロール紙の引き出しを行う中で、図11および図12に示すように、ロール紙の「巻き緩み」が発生する。図11は、第2の従来技術にかかるロール紙保持装置において発生する巻き緩みを示す側面図である。図12は、第2の従来技術にかかるロール紙保持装置において発生する巻き緩みを示す平面図である。
そして、巻き緩みが発生した状態でさらにロール紙の引き出しを続けると、図13および図14に示すように、ロール紙の巻き弛みが発生していない箇所(ロール紙の中心部分など)がロール紙保持装置の幅方向(図13中および図14中の矢印F方向および矢印G方向)に移動する。このように、巻き緩みが発生している箇所とロール紙の巻き弛みが発生していない箇所との間に「横ずれ」が発生することで、双方の箇所の端面がロール紙保持装置の壁面と接触し、搬送負荷が増加して回転がロックする場合がある。図13は、第2の従来技術にかかるロール紙保持装置において発生する横ずれを示す平面図である。図14は、第2の従来技術にかかるロール紙保持装置において発生する横ずれを図11のII−II断面から見た図である。すなわち、「巻き緩み」により、収容筐体の支持軸方向にロール紙の幅が拡がってロール紙の両端が収容筐体の両壁面に接触する「横ずれ」が発生し、ロール紙の引き出しに対する抵抗が大きくなってロール紙の引き出しが停止するロック状態が発生する場合がある。
本願の開示技術は、上記に鑑みてなされたものであって、例えば、ロール紙の引き出しが停止するロック状態の発生を抑制するロール紙保持装置およびプリンタ装置を提供することを目的とする。
本願の開示技術の一例では、ロール紙保持装置は、例えば、平行に配置され、配置位置間に載置されたロール紙の外周面と当接することでロール紙を保持する複数の支持軸と、複数の支持軸を軸支する支持部と、複数の支持軸で保持されたロール紙の第1の側面および第2の側面を、支持軸側から挟み、ロール紙の回転の際のロール紙の幅方向の移動を規制する規制部を備え規制部は、第1の側面からロール紙を挟み込む第1の規制部材と、第2の側面からロール紙を挟み込む第2の規制部材と、を含む。第1の規制部材は、第1の側面と平行な第1の支軸と、第1の規制部材が第1の支軸を中心とする回転により第1の側面からロール紙を挟むことを付勢する第1の弾性体と、を有する。第2の規制部材は、第2の側面と平行な第2の支軸と、第2の規制部材が第2の支軸を中心とする回転により第2の側面からロール紙を挟むことを付勢する第2の弾性体と、を有する。
本願の開示技術の一例によれば、例えば、ロール紙の引き出しが停止するロック状態の発生を抑制できる。
図1は、実施例にかかるロール紙保持装置を含むプリンタ装置を示す斜視図である。 図2は、実施例にかかるロール紙保持装置を示す側面図である。 図3は、実施例にかかるロール紙保持装置を示す平面図である。 図4は、実施例にかかるロール紙保持装置が有するガイド部を図2のI−I断面側から見た図である。 図5は、実施例にかかるロール紙保持装置にロール紙をセットした状態を図2のI−I断面側から見た図である。 図6は、第1の従来技術にかかるロール紙保持装置を示す側面図である。 図7は、第1の従来技術にかかるロール紙保持装置を示す平面図である。 図8は、第2の従来技術にかかるロール紙保持装置を示す側面図である。 図9は、第2の従来技術にかかるロール紙保持装置を示す平面図である。 図10は、第2の従来技術にかかるロール紙保持装置において発生する横ずれを示す平面図である。 図11は、第2の従来技術にかかるロール紙保持装置において発生する巻き緩みを示す側面図である。 図12は、第2の従来技術にかかるロール紙保持装置において発生する巻き緩みを示す平面図である。 図13は、第2の従来技術にかかるロール紙保持装置において発生する横ずれを示す平面図である。 図14は、第2の従来技術にかかるロール紙保持装置において発生する横ずれを図11のII−II断面から見た図である。
以下に、本願の開示技術にかかるロール紙保持装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施例では、ATB券(Automated Ticket & Boarding Pass)、レシート、手荷物タグなど、ロール状の感熱紙を引き出し(あるいは、繰り出し、もしくは搬送し)て、感熱紙に熱転写印字を行うエアライン向けサーマルプリンタ装置に付随するロール紙保持装置を例として説明する。しかし、以下の実施例によって、本願の開示技術が限定されるものではなく、本願の開示技術は、各種用途のロール紙保持装置に広く適用できる。また、各図面において符号を付与して図示して説明する各要素は、同一のものに対して同一の符号を付与している。そして、後出の要素の説明は、適宜省略する。
以下の実施例の説明で用いるXYZ座標系は、図1などで示すように、ロール紙保持装置にロール紙を設置した状態でロール紙を引き出す方向の逆方向(ロール紙保持装置の正面視の奥行き方向)を、X軸の正方向とする。また、ロール紙保持装置にロール紙を設置した状態でロール紙保持装置を正面視した場合のロール紙の幅方向の左側(ロール紙保持装置の正面視の左側方向)を、Y軸の正方向とする。また、ロール紙保持装置を正面視した場合のロール紙保持装置の底面からロール紙の頂点へ向かう方向(ロール紙保持装置の正面視の高さ方向)を、Z軸の正方向とする。X,Y,Zの各軸は、直交する。
また、以下の実施例で“上”“下”“左”“右”“前”“前面”“後”“背面”などと表記する場合は、図示における相対的な位置を示すに過ぎない。上述のXYZ座標系では、“上”はZ軸の正方向であり、“下”はZ軸の負方向であり、“左”はY軸の正方向であり、“右”はY軸の負方向であり、“前”および“前面”はX軸の負方向であり、“後”および“背面”はX軸の正方向である。
[紙幣取扱装置の構成]
図1は、実施例にかかるロール紙保持装置を含むプリンタ装置を示す斜視図である。実施例にかかるプリンタ装置10は、プリンタ部20、ロール紙保持装置33を有する。プリンタ部20は、ロール紙保持装置33により保持されたロール紙30から媒体である連続紙を引き出して印字を行う装置である。なお、図1では、プリンタ部20およびロール紙保持装置33が一体となる形態を示すが、プリンタ部20およびロール紙保持装置33が別体であって、ロール紙30をプリンタ部20へ供給可能な位置にロール紙保持装置33が配置された構成であってもよい。
図2〜図5では、ロール紙保持装置33について説明し、プリンタ部20の説明および図示は省略する。
図1に示すように、上部開放の箱状のロール紙保持装置33に、Z軸の正方向から負方向へ向かうように、ロール紙30がセットされる。ロール紙30は、ロール紙外周面30a、左側面30b、右側面30c、ロール紙軸芯30dを有する。ロール紙外周面30aは、ロール紙30の感熱面である。ロール紙30は、印刷面がロール紙外周面30aとなるように感熱紙などの媒体がロール紙軸芯30dに巻き付けられたものである。
図2は、実施例にかかるロール紙保持装置を示す側面図である。図3は、実施例にかかるロール紙保持装置を示す平面図である。図2は、ロール紙保持装置33およびロール紙30を、Y軸の負方向から見た図である。図3は、ロール紙保持装置33およびロール紙30を、Z軸の正方向から見た図である。図2に示すように、ロール紙保持装置33は、載置されたロール紙30を下方から支持し、かつ保持する2つのローラー33a,33bを有する。ローラー33a,33bは、ロール紙保持装置33の幅(Y軸)方向に沿って互いに平行である。
図2および図3に示すように、ローラー33aは、ロール紙保持装置33の底部付近で、支持部35aにより両端が軸支される。ローラー33bは、ロール紙保持装置33の底部付近で、支持部35bにより両端が軸支される。そして、ローラー33a,33bは、ロール紙30のロール紙外周面30aと接する外周面(図示せず)が、ロール紙30からの紙の引き出しに伴うロール紙30の図2中に示す回転方向への回転に応じて、支軸を中心に回転する。
また、ロール紙保持装置33は、バネ支持面33cを有する。バネ支持面33cは、ロール紙保持装置33の内部に、後述のガイド部34の左圧縮バネ34b−5および右圧縮バネ34c−5よりもZ軸の正方向側の定位置に固定配置される。バネ支持面33cは、左圧縮バネ34b−5および右圧縮バネ34c−5の圧縮によるZ軸の正方向に向かう弾性力に対抗し、左圧縮バネ34b−5および右圧縮バネ34c−5の弾性力をZ軸の負方向に向かう復原力に変換する。詳しくは後述するが、左圧縮バネ34b−5および右圧縮バネ34c−5には、バネ支持面33cが圧縮による弾性力に対して反発することにより、圧縮状態から圧縮前の状態へ復元する復元力が発生する。
また、ロール紙保持装置33は、ガイド部34を有する。図4は、実施例にかかるロール紙保持装置が有するガイド部を図2のI−I断面側から見た図である。図3および図4に示すように、ガイド部34は、ロール紙30の左側面30bと当接する左ガイド部34−1、ロール紙30の右側面30cと当接する右ガイド部34−2を有する。
左ガイド部34−1および右ガイド部34−2は、後述するように、ロール紙保持装置33の幅(Y軸)の正方向および負方向の両側から幅方向に可動する。左ガイド部34−1および右ガイド部34−2は、ロール紙30を保持するローラー33aよりもプリンタ部20側に配置されている。
図4に示すように、左ガイド部34−1は、左壁面部34b−1、左当接部34b−2、左底面部34b−3、左支軸34b−4、左圧縮バネ34b−5を有する。左壁面部34b−1と左底面部34b−3は、L字型に直交する。左壁面部34b−1は、ロール紙30の左側面30bと略平行に位置する。左当接部34b−2は、左壁面部34b−1の上部に設けられて左側面30bと当接する。左底面部34b−3は、左圧縮バネ34b−5を下方から支持する。左支軸34b−4は、X軸と平行な軸である。
また、右ガイド部34−2は、右壁面部34c−1、右当接部34c−2、右底面部34c−3、右支軸34c−4、右圧縮バネ34c−5を有する。右壁面部34c−1と右底面部34c−3は、L字型に直交する。右壁面部34c−1は、ロール紙30の右側面30cと略平行に位置する。右当接部34c−2は、右壁面部34c−1の上部に設けられて右側面30cと当接する。右底面部34c−3は、右圧縮バネ34c−5を下方から支持する。右支軸34c−4は、X軸と平行な軸である。
左圧縮バネ34b−5は、左ガイド部34−1の左壁面部34b−1および左当接部34b−2が、左支軸34b−4を中心とする回転により図4中の矢印A方向へ回転すると、左底面部34b−3の左支軸34b−4を中心とする回転により図4中の矢印B方向へ圧縮される。しかし、左圧縮バネ34b−5は、バネ支持面33cにより、図4中の矢印C方向へ反発しようとする。
同様に、右圧縮バネ34c−5は、右ガイド部34−2の右壁面部34c−1および右当接部34c−2が、右支軸34c−4を中心とする回転により図4中の矢印A’方向へ回転すると、右底面部34c−3の右支軸34c−4を中心とする回転により図4中の矢印B方向へ圧縮される。しかし、右圧縮バネ34c−5は、バネ支持面33cにより、図4中の矢印C方向へ反発しようとする。
すなわち、図4に示す左壁面部34b−1および左当接部34b−2と、右壁面部34c−1および右当接部34c−2との間にロール紙30をセットする際には、左当接部34b−2および右当接部34c−2の互いに対向する各面が対向方向に隆起しているので、左当接部34b−2および右当接部34c−2の間を押し広げることになる。
その際、上述のように、左壁面部34b−1および左当接部34b−2が左支軸34b−4を中心として図4中の矢印A方向へ回転して左圧縮バネ34b−5が図4中の矢印B方向へ圧縮され、右壁面部34c−1および右当接部34c−2が右支軸34c−4を中心として図4中の矢印A’方向へ回転して右圧縮バネ34c−5が図4中の矢印B方向へ圧縮される。
しかし、左圧縮バネ34b−5および右圧縮バネ34c−5がバネ支持面33cにより図4中の矢印C方向へ反発して、左ガイド部34−1および右ガイド部34−2を付勢しようとするため、左壁面部34b−1および左当接部34b−2が左支軸34b−4を中心として図4中の矢印A’方向へ回転してロール紙30の左側面30bと当接し、右壁面部34c−1および右当接部34c−2が右支軸34c−4を中心として図4中の矢印A方向へ回転してロール紙30の右側面30cと当接する。すなわち、ロール紙30がロール紙保持装置33にセットされた状態では、ガイド部34はロール紙30の媒体幅に合わせて可動し、ロール紙30に対し力を加えつつロール紙30に当接する。
なお、ロール紙30がロール紙保持装置33にセットされていない状態では、左壁面部34b−1および左当接部34b−2が左支軸34b−4を中心として図4中の矢印A’方向へ回転し、右壁面部34c−1および右当接部34c−2が右支軸34c−4を中心として図4中の矢印A方向へ回転し、ロール紙30の想定媒体幅(Y軸方向)よりも狭い位置で止まる。
これにより、図5に示すように、ロール紙30をロール紙保持装置33にセットすると、ロール紙30は、左ガイド部34−1および右ガイド部34−2により、左側面30bおよび右側面30cの両側から挟まれて保持された状態となる。図5は、実施例にかかるロール紙保持装置にロール紙をセットした状態を図2のI−I断面側から見た図である。
よって、ガイド部34がロール紙30の媒体幅に合わせて可動し、ロール紙30に対し力を加えつつロール紙30に当接するので、この状態でロール紙30の引き出しを行うと、図2に示すようなロール紙30の巻き緩み部分30e(図2参照)は発生するものの、ロール紙30の巻き緩み部分30eと、巻き緩み部分30e以外の箇所とが「横ずれ」することがガイド部34によって抑制される。そして、ロール紙30の左側面30bおよび右側面30cの両端面がロール紙保持装置33の内壁面と接触することが抑制される。ゆえに、ロール紙30の左側面30bおよび右側面30cの両端面がロール紙保持装置33の内壁面と接触することによる搬送負荷の増加によりロール紙の引き出しの回転がロックすることを防止できる。
すなわち、実施例によれば、ロール紙保持装置において、ロール紙の底部を2つのローラーで支持することによりロール紙を保持する方式を採用してロール紙の交換作業を容易に行うことを可能にしつつ、ロール紙の引き出しにより発生する巻き緩みの影響によるロール紙の搬送ロックを回避することができるという、利便性と可用性の両立を図ることができる。
[実施例の変形例]
(圧縮バネについて)
ロール紙保持装置33において、左圧縮バネ34b−5および右圧縮バネ34c−5に代えて、各種の弾性体を用いてもよい。また、左圧縮バネ34b−5および右圧縮バネ34c−5は、省略されてもよく、左ガイド部34−1および右ガイド部34−2が所定位置、例えばロール紙30の想定媒体幅と同等の位置または想定媒体幅よりも狭い位置で固定されてもよい。
(ガイド部の位置について)
また、ロール紙保持装置33において、左ガイド部34−1および右ガイド部34−2は、ロール紙30を保持するローラー33aよりもプリンタ部20側の位置に限らず、ローラー33a,33bの間の位置、ローラー33bよりもプリンタ部20から離れた側の位置に配置されてもよい。
(ロール紙について)
また、ロール紙30は、感熱紙ではない普通紙のロール紙、ラベル紙のロール紙などであってもよい。また、ロール紙保持装置33において、ロール紙外周面30aは、ロール紙30の感熱面に限らず、感熱面の反対面であってもよい。
(ローラーについて)
また、ロール紙保持装置33において、ローラーはローラー33a,33bの2つに限らず、3つ以上の複数のローラーが設けられてもよい。また、ロール紙保持装置33において、ローラー33a,33bは、ロール紙30の引き出しがスムーズに行われる程度の摩擦係数を有する、例えば金属や樹脂などの軸棒を用いて形成されてもよい。
以上の実施例で例示した各部の構成は、開示の技術に係る搬送方向切替装置および紙幣取扱装置の技術範囲を逸脱しない程度に変更または省略可能である。また、実施例は例示に過ぎず、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の態様も、開示の技術に含まれる。
10 プリンタ装置
20 プリンタ部
30 ロール紙
30a ロール紙外周面
30b 左側面
30c 右側面
30d ロール紙軸芯
33 ロール紙保持装置
33a,33b ローラー
33c バネ支持面
34 ガイド部
34−1 左ガイド部
34b−1 左壁面部
34b−2 左当接部
34b−3 左底面部
34b−4 左支軸
34b−5 左圧縮バネ
34−2 右ガイド部
34c−1 右壁面部
34c−2 右当接部
34c−3 右底面部
34c−4 右支軸
34c−5 右圧縮バネ

Claims (3)

  1. 平行に配置され、配置位置間に載置されたロール紙の外周面と当接することでロール紙を保持する複数の支持軸と、
    前記複数の支持軸を軸支する支持部と、
    前記複数の支持軸で保持された前記ロール紙の第1の側面および第2の側面を、前記支持軸側から挟み、前記ロール紙の回転の際の前記ロール紙の幅方向の移動を規制する規制部と、を備え
    前記規制部は、前記第1の側面から前記ロール紙を挟み込む第1の規制部材と、前記第2の側面から前記ロール紙を挟み込む第2の規制部材と、を含み、
    前記第1の規制部材は、前記第1の側面と平行な第1の支軸と、前記第1の規制部材が前記第1の支軸を中心とする回転により前記第1の側面から前記ロール紙を挟むことを付勢する第1の弾性体と、を有し、
    前記第2の規制部材は、前記第2の側面と平行な第2の支軸と、前記第2の規制部材が前記第2の支軸を中心とする回転により前記第2の側面から前記ロール紙を挟むことを付勢する第2の弾性体と、を有する
    ことを特徴とするロール紙保持装置。
  2. 前記規制部は、前記複数の支持軸のうち、前記ロール紙から引き出された媒体に印刷を行う印刷部に最も近い支持軸と、前記印刷部との間に設けられた
    ことを特徴とする請求項1に記載のロール紙保持装置。
  3. 請求項1または2に記載のロール紙保持装置と、
    前記ロール紙から引き出された媒体に印刷を行う印刷部と
    を備えたことを特徴とするプリンタ装置。
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