JP6633581B2 - 検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、測定対象物の物理量に応じて抵抗値が変化する検出抵抗体を少なくとも1つ含む、複数の抵抗体を有するブリッジ回路を備える検出装置に関する。
下記特許文献1には、ロードセルの起歪体に設けられたストレンゲージ抵抗がプリント基板にリード線で接続されているものが開示されている。
特開平11−211544号公報
上記特許文献1の技術では、ストレンゲージ抵抗から延びるリード線を、プリント基板に半田付けする必要があるが、半田付けするには手間がかかる問題があった。半田付けの手間を解消するために、ストレンゲージ抵抗とプリント基とをコネクタにより接続することが考えられる。しかし、ストレンゲージ抵抗により構成するホイートストンブリッジ内に、コネクタの接触抵抗が存在することとなり、コネクタの接触抵抗がホイートストンブリッジの出力電圧に影響を与えるため、正確な出力電圧を得ることができないおそれがあった。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、ブリッジ回路の出力電圧を精度よく検出することができる検出装置を提供することを目的とする。
本発明の態様は、検出装置は、測定対象物の物理量に応じて抵抗値が変化する検出抵抗体を少なくとも1つ含む、複数の抵抗体を有するブリッジ回路と、前記ブリッジ回路に電圧を印加する電源と、ハイインピーダンスの入力端子を有し、前記入力端子から前記ブリッジ回路の出力電圧を入力し、入力した前記出力電圧を増幅して出力するアンプと、前記アンプにより増幅された前記出力電圧を入力し、前記出力電圧に基づいて、前記物理量を算出する物理量算出部と、前記ブリッジ回路が設けられ、フレキシブルプリント回路基板である第1基と、前記アンプが設けられ、前記第1基板とは異なる第2基と、を備え、前記第1基板は、コネクタを介して、前記第2基板と接続される。
本発明によれば、ブリッジ回路の出力電圧を精度よく検出することができる。
検出装置の回路構成を示す図である。 検出装置を多層化した状態を示す模式図である。 比較例の検出装置の回路構成を示す図である。 検出装置の回路構成を示す図である。 変形例の検出装置の回路構成を示す図である。 変形例の検出装置の回路構成を示す図である。 変形例の検出装置の回路構成を示す図である。 変形例の検出装置の回路構成を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
[検出装置の構成]
図1は、検出装置10の回路構成を示す図である。本実施の形態の検出装置10は、例えば、ロードセルの起歪体等の測定対象物に貼着されたひずみゲージ12の抵抗値の変化を検出し、抵抗値の変化から測定対象物に発生するひずみ量を算出する。測定対象物のひずみ量から、測定対象物に作用する荷重、圧力、トルク、引張力、せん断力等、測定対象とする物理量を求めることができる。なお、ひずみゲージ12に代えて、ガス濃度に応じて抵抗値が変化する検出素子を用いて、測定対象とする物理量としてガス濃度を検出するようにしてもよい。
検出装置10は、ブリッジ回路14、電源16および検出回路18を有している。ブリッジ回路14は、フレキシブルプリント回路基板(以下、FPCという。)20に搭載され、電源16および検出回路18は、プリント回路基板(以下、PCBという。)22に搭載されている。FPC20は第1基24を構成し、PCB22は第2基26を構成する。FPC20とPCB22とは、コネクタ28により接続されている。
ブリッジ回路14は、ひずみゲージ12、温度補償ゲージ30、抵抗体32および抵抗体34を有している。ひずみゲージ12は検出抵抗体31を構成し、温度補償ゲージ30はリファレンス抵抗体33を構成する。ひずみゲージ12は、測定対象物に荷重が作用したときにひずみが生じる場所に貼着される。温度補償ゲージ30は、測定対象物に荷重が作用したときにもひずみが生じない場所に貼着される。
測定対象物は、測定対象物に作用する荷重によりひずみが生じる他、雰囲気温度に応じてひずみが生じる。ひずみゲージ12および温度補償ゲージ30を、上述の場所にそれぞれ貼着することにより、ひずみゲージ12は、測定対象物の測定対象である荷重と、測定対象以外の雰囲気温度に応じて、その抵抗値が変化し、温度補償ゲージ30は、測定対象物の測定対象以外の雰囲気温度に応じてのみ、その抵抗値が変化する。抵抗体32および抵抗体34は、固定抵抗器である。
ひずみゲージ12および温度補償ゲージ30は、測定対象物のひずみ量に応じて、その抵抗値が可変となる。測定対象物に荷重が作用していない状態で、測定対象物が雰囲気温度の変化によりひずみが生じたときには、ブリッジ回路14は平衡状態(出力電圧=0)となるように調整されている。一方、測定対象物に荷重が作用することによりひずみが生じたときには、ブリッジ回路14の平衡状態が崩れ、出力電圧が発生する。この出力電圧の大きさから、測定対象物に作用する荷重を算出することができる。
ひずみゲージ12と温度補償ゲージ30とは接点aにおいて接続され、抵抗体32と抵抗体34とは接点bにおいて接続され、ひずみゲージ12と抵抗体32とは接点cにおいて接続され、温度補償ゲージ30と抵抗体34とは接点dにおいて接続されている。ひずみゲージ12、温度補償ゲージ30、抵抗体32および抵抗体34は、互いの距離が所定距離以下となるように配置されている。これにより、ひずみゲージ12、温度補償ゲージ30、抵抗体32および抵抗体34の雰囲気温度が略同一となるようにしている。
電源16は直流電源であって、定電圧(=Vb)をブリッジ回路14に供給する。電源16は、正極16a側と負極16b側には、それぞれエラーアンプ56、58が設けられている。
エラーアンプ56は、オペアンプであって、ハイインピーダンスの差動入力2端子(入力端子56a、56b)と、ローインピーダンスの出力端子56cを有する。エラーアンプ56は、入力端子56a、56bに入力された、電源16の正極16aと接点aとの間の電位差を増幅して、出力端子56cに出力する。つまり、エラーアンプ56を用いて、電源電圧フィードバック回路を構成している。
エラーアンプ58は、オペアンプであって、ハイインピーダンスの差動入力2端子(入力端子58a、58b)と、ローインピーダンスの出力端子58cを有する。エラーアンプ58は、入力端子58a、58bに入力された、電源16の負極16bと接点bとの間の電位差を増幅して、出力端子58cに出力する。つまり、エラーアンプ58を用いて、電源電圧フィードバック回路を構成している。
検出回路18は、計装アンプ38、および、ひずみ量算出部42を有している。計装アンプ38は、ハイインピーダンスの差動入力2端子(入力端子38a、38b)と、ローインピーダンスの出力端子38cを有している。計装アンプ38は、入力端子38a、38bに入力された、接点cと接点dとの間の電位差を増幅して、出力端子38cに出力する。ひずみ量算出部42は、計装アンプ38により増幅された電位差を入力し、測定対象物に作用するひずみ量を算出する。ひずみ量算出部42は、物理量算出部43を構成する。
ひずみゲージ12と温度補償ゲージ30とは、接点aにおいてエラーアンプ56の出力端子56cと接続されている。接点aと出力端子56cとは、コネクタ28aを介して接続されている。ひずみゲージ12と温度補償ゲージ30とは、接点aにおいてエラーアンプ56の負側の入力端子56bと接続されている。接点aと入力端子56bとは、コネクタ28eを介して接続されている。エラーアンプ56の正側の入力端子56aには、電源16の正極16aが接続されている。
コネクタ28aの抵抗値により電圧降下(=Vd)が生じるため、接点aの電圧は、出力端子56cの電圧よりも低くなる。エラーアンプ56は、正極16aの電圧をリファレンス電圧とし、正極16aと接点aとの電位差に応じた電圧を出力端子56cに出力する。これにより、接点aの電圧Vbを維持する。なお、エラーアンプ56の入力端子56bは、ハイインピーダンスであり、電流がほとんど流れないため、コネクタ28eにおける電圧降下は無視することができる。
正極16aの出力端子56cとひずみゲージ12との間の配線、および、出力端子56cと温度補償ゲージ30との間の配線は、出力端子56cとひずみゲージ12との間の抵抗値と、出力端子56cと温度補償ゲージ30との間の抵抗値とが等しくなるように設けられている。また、出力端子56cとブリッジ回路14との間の配線は、所定幅以上であるベタパターンにより形成されている。これにより、出力端子56cとブリッジ回路14との間の配線の抵抗値を極小とすることができる。
抵抗体32と抵抗体34とは、接点bにおいてエラーアンプ58の出力端子58cと接続されている。接点bと出力端子58cとは、コネクタ28bを介して接続されている。抵抗体32と抵抗体34とは、接点bにおいてエラーアンプ58の負側の入力端子58bと接続されている。接点bと入力端子58bとは、コネクタ28fを介して接続されている。エラーアンプ58の正側の入力端子58aには、電源16の負極16bが接続されている。
コネクタ28bの抵抗値により電圧降下(=Vd)が生じるため、接点bの電圧は、出力端子5cの電圧よりも高くなる。エラーアンプ58は、負極16bの電圧をリファレンス電圧とし、負極16bと接点bとの電位差に応じた電圧を出力端子58cに出力する。これにより、接点bの電圧を0Vに維持する。なお、エラーアンプ58の入力端子58bは、ハイインピーダンスであり、電流がほとんど流れないため、コネクタ28fにおける電圧降下は無視することができる。
負極16bの出力端子58cと抵抗体32との間の配線、および、出力端子58cと抵抗体34との間の配線は、出力端子58cと抵抗体32との間の抵抗値と、出力端子58cと抵抗体34との間の抵抗値とが等しくなるように設けられている。また、出力端子58cとブリッジ回路14との間の配線は、所定幅以上であるベタパターンにより形成されている。これにより、出力端子58cとブリッジ回路14との間の配線の抵抗値を極小とすることができる。
ひずみゲージ12と抵抗体32とは、接点cにおいて計装アンプ38の正側の入力端子38aと接続されている。接点cと入力端子38aとは、コネクタ28cを介して接続されている。温度補償ゲージ30と抵抗体34とは、接点dにおいて計装アンプ38の負側の入力端子38bと接続されている。接点dと入力端子38bとは、コネクタ28dを介して接続されている。これにより、計装アンプ38には、ブリッジ回路14の出力電圧が入力されることとなる。
図2は、検出装置10を多層化した状態を示す模式図である。ブリッジ回路14は、層L2−1に配置され、電源16および検出回路18は、層L2−2に配置されている。正極16aとブリッジ回路14との間の配線は、層L1に配置され、負極16bとブリッジ回路14との間の配線は、層L3に配置されている。つまり、ベタパターンである正極16aとブリッジ回路14との間の配線が配置された層L1と、同じくベタパターンである負極16bとブリッジ回路14との間の配線が配置された層L3とによって、ブリッジ回路14が配置された層L2−1、および、電源16および検出回路18が配置された層L2−2を挟み込む。これにより、ブリッジ回路14、電源16および検出回路18の信号に、外部からの電磁波等によるノイズの混入を抑制することができる。
[ひずみ量算出]
ひずみ量算出部42における測定対象物のひずみ量の算出方法について説明する。接点aと接点bとの間の電位差をVbとする。図1に示すように、ひずみゲージ12の抵抗値をRg、温度補償ゲージ30の抵抗値をRr、抵抗体32および抵抗体34の抵抗値をR1とする。なお、計装アンプ38の入力端子38a、38bは、ハイインピーダンスであるため、電流がほとんど流れないため、コネクタ28c、28dにおける電圧降下は無視することができる。
計装アンプ38の正側の入力端子38aに入力される電圧をV+とすると、電圧V+は次の式により求められる。
V+=Vb×[R1/(Rg+R1)]
計装アンプ38の負側の入力端子38bに入力される電圧をV−とすると、電圧V−は次の式により求められる。
V−=Vb×[R1/(Rr+R1)]
上記の2式より、計装アンプ38に入力される電位差Vsは、次の式により求められる。
Vs=(V+)−(V−)
=Vb×{[R1/(Rg+R1)]−[R1/(Rr+R1)]}
ひずみ量算出部42は、あらかじめ設定された、Vsの値に対する測定対象物に作用するひずみ量のマップを有し、Vsに応じたひずみ量を算出する。なお、雰囲気温度の変化により生じる測定対象物のひずみに対する、ひずみゲージ12の抵抗値と温度補償ゲージ30の抵抗値の値は等しいため、測定対象物に荷重が作用していないときには、Vs=0となる。
[作用効果]
(比較例の構成)
図3は比較例の検出装置44の回路構成を示す図である。以下、検出装置44の回路構成について説明するが、本実施の形態の検出装置10と同じ部分は説明を省略する。
検出装置44は、ブリッジ回路46、電源16および検出回路48を有している。ブリッジ回路46のうち、ひずみゲージ12および温度補償ゲージ30はFPC20に搭載され、抵抗体32および抵抗体34はPCB22に搭載されている。また、電源16および検出回路48は、PCB22に搭載されている。FPC20とPCB22とは、コネクタ50により接続されている。
比較例の検出装置44では、ひずみゲージ12と温度補償ゲージ30とは接点aにおいて接続され、抵抗体32と抵抗体34とは接点bにおいて接続され、ひずみゲージ12と抵抗体32とは接点cにおいて接続され、温度補償ゲージ30と抵抗体34とは接点dにおいて接続されている。
ひずみゲージ12と温度補償ゲージ30とは、接点aにおいてエラーアンプ56の出力端子56cと接続されている。接点aと出力端子56cとは、コネクタ50aを介して接続されている。ひずみゲージ12と温度補償ゲージ30とは、接点aにおいてエラーアンプ56の負側の入力端子56bと接続されている。接点aと入力端子56bとは、コネクタ50eを介して接続されている。エラーアンプ56の正側の入力端子56aには、電源16の正極16aが接続されている。
抵抗体32と抵抗体34とは、接点bにおいてエラーアンプ58の出力端子58cと接続されている。接点bと出力端子58cとは、PCB22上の配線によって接続されている。抵抗体32と抵抗体34とは、接点bにおいてエラーアンプ58の負側の入力端子58bと接続されている。接点bと入力端子58bとは、PCB22上の配線によって接続されている。エラーアンプ58の正側の入力端子58aには、電源16の負極16bが接続されている。
ひずみゲージ12と抵抗体32とは、接点cにおいて計装アンプ54の正側の入力端子54aと接続されている。ひずみゲージ12と接点cと間は、コネクタ50cによって接続されている。温度補償ゲージ30と抵抗体34とは、接点dにおいて計装アンプ54の負側の入力端子54bと接続されている。温度補償ゲージ30と接点dとの間は、コネクタ50dによって接続されている。
検出回路48は、計装アンプ54およびひずみ量算出部42を有している。計装アンプ54は、ハイインピーダンスではない差動入力2端子(入力端子54a、54b)と出力端子54cを有する。計装アンプ54は、入力端子54a、54bに入力された、接点cと接点dとの間の電位差を増幅して、出力端子54cに出力する。
(比較例の問題点)
比較例の検出装置44では、ブリッジ回路46内には、コネクタ50cおよびコネクタ50dがあるため、コネクタ50cおよびコネクタ50dの抵抗値が、接点cと接点dとの間の電位差に影響を与え、ひずみ量算出部42において、出力電圧を正確に検出することができなかった。
(本実施の形態の作用効果)
そこで、本実施の形態では、図1の検出装置10の回路図に示すように、コネクタ28をブリッジ回路14の外に配置するようにした。そして、ブリッジ回路14とハイインピーダンスの入力端子38a、38bを有する計装アンプ38とをコネクタ28c、28dによって接続するようにした。また、ひずみ量算出部42において、計装アンプ38において増幅されたブリッジ回路14の出力電圧を入力し、出力電圧に基づいて、測定対象物のひずみ量を算出する。これにより、ブリッジ回路14計装アンプ38との間には、ほとんど電流が流れず、コネクタ28c、28dにおける電圧降下を無視できる程度に小さくすることができるため、ひずみ量算出部42により、ブリッジ回路14から出力される出力電圧を正確に検出することができる。
また、本実施の形態では、ブリッジ回路14を構成する、ひずみゲージ12、温度補償ゲージ30、抵抗体32および抵抗体34を、互いの距離が所定距離以下となるように配置した。これにより、ひずみゲージ12、温度補償ゲージ30、抵抗体32および抵抗体34の雰囲気温度を略同一とすることができ、雰囲気温度の違いによる抵抗値の変化による、ブリッジ回路14の出力電圧の検出誤差を抑制することができる。加えて、ひずみゲージ12と抵抗体32の間の配線による抵抗値と、温度補償ゲージ30と抵抗体34の間の配線による抵抗値の違いによるブリッジ回路14の出力電圧の検出誤差を抑制することができる。
また、本実施の形態では、電源16の正極16aとひずみゲージ12との間の配線、および、正極16aと温度補償ゲージ30との間の配線は、正極16aとひずみゲージ12との間の抵抗値と、正極16aと温度補償ゲージ30との間の抵抗値とが等しくなるように設けられている。またさらに、本実施の形態では、電源16の負極16bと抵抗体32との間の配線、および、負極16bと抵抗体34との間の配線を、負極16bと抵抗体32との間の抵抗値と、負極16bと抵抗体34との間の抵抗値とが等しくなるように設けられている。これにより、配線の抵抗値の違いによる、ブリッジ回路14の出力電圧の検出誤差を抑制することができる。
また、本実施の形態では、電源16の正極16aとブリッジ回路14との間の配線、および、負極16bとブリッジ回路14との間の配線は、所定幅以上であるベタパターンにより形成されている。これにより、正極16aとブリッジ回路14との間の配線、および、負極16bとブリッジ回路14との間の配線の抵抗値を極小とすることができる。よって、配線の抵抗値による、ブリッジ回路14の出力電圧の検出誤差を抑制することができる。
また、本実施の形態では、電源16の正極16aとブリッジ回路14との間の配線が配置される層L1と、負極16bとブリッジ回路14との間の配線が配置される層L3とによって、ブリッジ回路14が配置される層L2−1を挟み込むようにした。これにより、ブリッジ回路14の出力電圧に、外部からの電磁波等によるノイズの混入を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
図4は、検出装置10の回路構成を示す図である。第2の実施の形態では、FPC20に4つのブリッジ回路14A〜14Dを搭載している。ブリッジ回路14A〜14Dでは、ひずみゲージ12および抵抗体32は、それぞれのブリッジ回路14A〜14Dで有するが、温度補償ゲージ30および抵抗体34は、ブリッジ回路14A〜14Dで共有している。また、電源16も、それぞれのブリッジ回路14A〜14Dに対して設けず、ブリッジ回路14A〜14Dで共有する。以下、本実施の形態の検出装置10の回路構成について説明するが、第1の実施の形態の検出装置10と同じ部分は説明を省略する。
本実施の形態の検出装置10では、各ブリッジ回路14A〜14Dに設けられたひずみゲージ12と、共有の温度補償ゲージ30とは接点aにおいて接続され、各ブリッジ回路14A〜14Dに設けられた抵抗体32と、共有の抵抗体34とは接点bにおいて接続されている。各ブリッジ回路14A〜14Dのひずみゲージ12と抵抗体32とは接点c1〜c4において接続され、共有の温度補償ゲージ30と抵抗体34とは接点dにおいて接続されている。
電源16は直流電源であって、定電圧(=Vb)を各ブリッジ回路14A〜14Dに供給する。電源16は、正極16a側と負極16b側には、それぞれエラーアンプ56、58が設けられている。
エラーアンプ56は、オペアンプであって、ハイインピーダンスの差動入力2端子(入力端子56a、56b)と、ローインピーダンスの出力端子56cを有する。エラーアンプ56は、入力端子56a、56bに入力された、電源16の正極16aと接点aとの間の電位差を増幅して、出力端子56cに出力する。つまり、エラーアンプ56を用いて、電源電圧フィードバック回路を構成している。
エラーアンプ58は、オペアンプであって、ハイインピーダンスの差動入力2端子(入力端子58a、58b)と、ローインピーダンスの出力端子58cを有する。エラーアンプ58は、入力端子58a、58bに入力された、電源16の負極16bと接点bとの間の電位差を増幅して、出力端子58cに出力する。つまり、エラーアンプ58を用いて、電源電圧フィードバック回路を構成している。
検出回路18は、計装アンプ38A〜38D、および、ひずみ量算出部42A〜42Dを有している。計装アンプ38A〜38Dは、ハイインピーダンスの差動入力2端子(入力端子38a、38b)と、ローインピーダンスの出力端子38cを有している。計装アンプ38A〜38Dは、入力端子38a、38bに入力された、接点cと接点dとの間の電位差を増幅して、出力端子38cに出力する。ひずみ量算出部42A〜42Dは、計装アンプ38A〜38Dにより増幅された電位差を入力し、測定対象物に作用するひずみ量を算出する。
各ブリッジ回路14A〜14Dのひずみゲージ12と、共有の温度補償ゲージ30とは、接点aにおいてエラーアンプ56の出力端子56cと接続されている。接点aと出力端子56cとは、コネクタ28aを介して接続されている。各ブリッジ回路14A〜14Dのひずみゲージ12と、共有の温度補償ゲージ30とは、接点aにおいてエラーアンプ56の負側の入力端子56bと接続されている。接点aと入力端子56bとは、コネクタ28eを介して接続されている。エラーアンプ56の正側の入力端子56aには、電源16の正極16aが接続されている。
各ブリッジ回路14A〜14Dの抵抗体32と、共有の抵抗体34とは、接点bにおいてエラーアンプ58の出力端子58cと接続されている。接点bと出力端子58cとは、コネクタ28bを介して接続されている。抵抗体32と抵抗体34とは、接点bにおいてエラーアンプ58の負側の入力端子58bと接続されている。接点bと入力端子58bとは、コネクタ28fを介して接続されている。エラーアンプ58の正側の入力端子58aには、電源16の負極16bが接続されている。
各ブリッジ回路14A〜14Dのひずみゲージ12と、各ブリッジ回路14A〜14Dの抵抗体32とは、接点c1〜c4において各計装アンプ38A〜38Dの正側の入力端子38aと接続されている。接点c1〜c4と入力端子38aとは、コネクタ28c1〜28c4を介して接続されている。共有の温度補償ゲージ30と、共有の抵抗体34とは、接点dにおいて計装アンプ38A〜38Dの負側の入力端子38bと接続されている。接点dと入力端子38bとは、コネクタ28dを介して接続されている。これにより、各計装アンプ38A〜38Dには、各ブリッジ回路14A〜14Dの出力電圧が入力されることとなる。
計装アンプ38A〜38Dに入力される電位差Vs1〜Vs4は、第1の実施の形態で説明した計装アンプ38に入力される電位差Vsの求め方と同様にして、求めることができる。
[作用効果]
本実施の形態では、検出装置10は、ブリッジ回路14A〜14Dを複数(4つ)有し、電源16を各ブリッジ回路14A〜14Dで共有する。これにより、検出装置10の小型化を図るとともに、製造コストを抑制することができる。
また、本実施の形態では、温度補償ゲージ30を各ブリッジ回路14A〜14Dで共有する。これにより、検出装置10の小型化を図るとともに、製造コストを抑制することができる。
〔変形例〕
図5は、変形例の検出装置10の回路構成を示す図である。図5に示すように、第1の実施の形態の抵抗体32の位置(図1参照)に、ひずみゲージ12と対向して接着され、ひずみゲージ12と逆方向に抵抗値が変化する別のひずみゲージ13を配置するようにしてもよい。この場合、起歪体の膨張による温度変化はひずみゲージ12とひずみゲージ13を対向して接着することでキャンセルできるため、第1の実施の形態で配置していた温度補償ゲージ30は必要なく、抵抗体35とすることができる。この抵抗体35は、抵抗体32および抵抗体34と同じく、固定抵抗器である。また、ひずみゲージ13は、検出抵抗体31を構成する。この場合、ブリッジ回路14は、2つのひずみゲージ12、13を有することとなる。
図6は、変形例の検出装置10の回路構成を示す図である。図6に示すように、第1の実施の形態の抵抗体34の位置(図1参照)に、ひずみゲージ12を配置するようにし、第1の実施の形態の抵抗体32の位置(図1参照)に、温度補償ゲージ30を配置するようにしてもよい。この場合、ブリッジ回路14は、2つのひずみゲージ12と、2つの温度補償ゲージ30を有することとなる。
図7は、変形例の検出装置10の回路構成を示す図である。図7に示すように、第1の実施の形態の抵抗体34の位置(図1参照)に、ひずみゲージ12を配置するようにし、第1の実施の形態の温度補償ゲージ30の位置および抵抗体32の位置に、ひずみゲージ12と対向して接着され、ひずみゲージ12と逆方向に抵抗値が変化する別のひずみゲージ13を配置してもよい。この場合、ブリッジ回路14は、合計4つのひずみゲージ12、13を有することとなる。
図8は、変形例の検出装置10の回路構成を示す図である。図8に示すように、第2の実施の形態の抵抗体32の位置(図4参照)に、ひずみゲージ12と対向して接着され、ひずみゲージ12と逆方向に抵抗値が変化する別のひずみゲージ13を配置するようにしてもよい。この場合、起歪体の膨張による温度変化はひずみゲージ12とひずみゲージ13を対向して接着することでキャンセルできるため、第2の実施の形態で配置していた温度補償ゲージ30は必要なく、抵抗体35とすることができる。この抵抗体35は、抵抗体32および抵抗体34と同じく、固定抵抗器である。この場合、各ブリッジ回路14A〜14Dは、2つのひずみゲージ12、13を有することとなる。
〔実施の形態から得られる技術的思想〕
上記実施の形態から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
検出装置(10)は、測定対象物の物理量に応じて抵抗値が変化する検出抵抗体(31)を少なくとも1つ含む、複数の抵抗体(31〜35)を有するブリッジ回路(14、14A〜14D)と、前記ブリッジ回路(14、14A〜14D)に電圧を印加する電源(16)と、ハイインピーダンスの入力端子(38a、38b)を有し、前記入力端子(38a、38b)から前記ブリッジ回路(14、14A〜14D)の出力電圧を入力し、入力した前記出力電圧を増幅して出力するアンプ(38、38A〜38D)と、前記アンプ(38、38A〜38D)により増幅された前記出力電圧を入力し、前記出力電圧に基づいて、前記物理量を算出する物理量算出部(43)と、前記ブリッジ回路(14、14A〜14D)が設けられ、フレキシブルプリント回路基板である第1基(24)と、前記アンプ(38、38A〜38D)が設けられ、前記第1基板(24)とは異なる第2基(26)と、を備え、前記第1基板(24)は、コネクタ(28)を介して、前記第2基板(26)と接続される。これにより、コネクタ(28)における電圧降下を無視できる程度に小さくすることができるため、物理量算出部(43)により、ブリッジ回路(14、14A〜14D)から出力される出力電圧を正確に検出することができる。
上記の検出装置(10)であって、前記ブリッジ回路(14、14A〜14D)の前記複数の抵抗体(31〜35)の間の距離は、所定距離以下であってもよい。これにより、各抵抗体(31〜35)の雰囲気温度を略同一とすることができ、雰囲気温度の違いによる抵抗値の変化にともなう、ブリッジ回路(14、14A〜14D)の出力電圧の検出誤差を抑制することができる。加えて、各抵抗体(31〜35)の間の配線による抵抗値の違いによるブリッジ回路(14、14A〜14D)の出力電圧の検出誤差を抑制することができる。
上記の検出装置(10)であって、前記電源(16)の負極(16b)と、前記電源(16)の負極(16b)と接続する各抵抗体(31、32、33、34)との間の抵抗値が等しくなるように、前記電源(16)と前記各抵抗体(31、32、33、34)とを接続する配線を設けてもよい。これにより、配線の抵抗値の違いによる、ブリッジ回路(14、14A〜14D)の出力電圧の検出誤差を抑制することができる。
上記の検出装置(10)であって、前記電源(16)の正極(16a)と、前記電源(16)の正極(16a)と接続する各抵抗体(31、33、35)との間の抵抗値が等しくなるように、前記電源(16)と前記各抵抗体(31、33、35)とを接続する配線を設けてもよい。これにより、配線の抵抗値の違いによる、ブリッジ回路(14、14A〜14D)の出力電圧の検出誤差を抑制することができる。
上記の検出装置(10)であって、前記電源(16)の負極(16b)と、前記ブリッジ回路(14、14A〜14D)との間の配線は、所定幅以上であるベタパターンであってもよい。よって、配線の抵抗値による、ブリッジ回路(14、14A〜14D)の出力電圧の検出誤差を抑制することができる。
上記の検出装置(10)であって、前記電源の正極(16a)と、前記ブリッジ回路(14、14A〜14D)との間の配線は、所定幅以上であるベタパターンであってもよい。よって、配線の抵抗値による、ブリッジ回路(14、14A〜14D)の出力電圧の検出誤差を抑制することができる。
上記の検出装置(10)であって、前記電源(16)の正極(16a)と、前記電源(16)の正極(16a)と接続する各抵抗体(31、33、35)との間の配線が設けられる第1層(L1)と、前記ブリッジ回路(14、14A〜14D)が設けられる第2層(L2−1)と、を有し、前記第1層(L1)と前記第2層(L2−1)とを積層してもよい。これにより、ブリッジ回路(14、14A〜14D)の出力電圧に、外部からの電磁波等によるノイズの混入を抑制することができる。
上記の検出装置(10)であって、前記ブリッジ回路(14、14A〜14D)が設けられる第2層(L2−1)と、前記電源(16)の負極(16b)と、前記電源(16)の負極(16b)と接続する各抵抗体(31、32、33、34)との間の配線が設けられる第3層(L3)と、を有し、前記第2層(L2−1)と前記第3層(L3)とを積層してもよい。これにより、ブリッジ回路(14、14A〜14D)の出力電圧に、外部からの電磁波等によるノイズの混入を抑制することができる。
上記の検出装置(10)であって、前記電源(16)の正極(16a)と、前記電源(16)の正極(16a)と接続する各抵抗体(31、33、35)との間の配線が設けられる第1層(L1)と、前記ブリッジ回路(14、14A〜14D)が設けられる第2層(L2−1)と、前記電源(16)の負極(16b)と、前記電源(16)の負極(16b)と接続する各抵抗体(31、32、33、34)との間の配線が設けられる第3層(L3)と、を有し、前記第2層(L2−1)を、前記第1層(L1)と前記第3層(L3)とによって挟んで配置してもよい。これにより、ブリッジ回路(14、14A〜14D)の出力電圧に、外部からの電磁波等によるノイズの混入を抑制することができる。
上記の検出装置(10)であって、前記ブリッジ回路(14A〜14D)を複数有し、前記電源(16)は、複数の前記ブリッジ回路(14A〜14D)で共有されてもよい。これにより、検出装置(10)の小型化を図るとともに、製造コストを抑制することができる。
上記の検出装置(10)であって、前記ブリッジ回路(14A〜14D)を複数有し、前記検出抵抗体(31)は、前記測定対象物の測定対象の物理量、および、測定対象以外の物理量に応じて抵抗値が変化し、前記ブリッジ回路(14A〜14D)は、前記測定対象物の測定対象以外の前記物理量に応じて抵抗値が変化するリファレンス抵抗体(33)を有し、前記リファレンス抵抗体(33)は、複数の前記ブリッジ回路(14A〜14D)で共有されてもよい。これにより、検出装置(10)の小型化を図るとともに、製造コストを抑制することができる。
10…検出装置 14、14A〜14D…ブリッジ回路
16…電源 16a…正極
16b…負極 24…第1基
26…第2基 28…コネクタ
31…検出抵抗体 32、34、35…抵抗体
33…リファレンス抵抗体 38、38A〜38D…計装アンプ
38a、38b…入力端子 43…物理量算出部
L1、L2−1、L3…層

Claims (10)

  1. 測定対象物の物理量に応じて抵抗値が変化する検出抵抗体を少なくとも1つ含む、複数の抵抗体を有するブリッジ回路と、
    前記ブリッジ回路に電圧を印加する電源と、
    ハイインピーダンスの入力端子を有し、前記入力端子から前記ブリッジ回路の出力電圧を入力し、入力した前記出力電圧を増幅して出力するアンプと、
    前記アンプにより増幅された前記出力電圧を入力し、前記出力電圧に基づいて、前記物理量を算出する物理量算出部と、
    前記ブリッジ回路が設けられ、フレキシブルプリント回路基板である第1基板と、
    前記アンプが設けられ、前記第1基板とは異なる第2基板と、
    前記電源の正極と、前記電源の正極と接続する前記ブリッジ回路の各抵抗体との間の配線が設けられる第1層と、
    前記ブリッジ回路が設けられる第2層と、
    を備え、
    前記第1基板は、コネクタを介して、前記第2基板と接続され
    前記第1層と前記第2層とを積層する、検出装置。
  2. 測定対象物の物理量に応じて抵抗値が変化する検出抵抗体を少なくとも1つ含む、複数の抵抗体を有するブリッジ回路と、
    前記ブリッジ回路に電圧を印加する電源と、
    ハイインピーダンスの入力端子を有し、前記入力端子から前記ブリッジ回路の出力電圧を入力し、入力した前記出力電圧を増幅して出力するアンプと、
    前記アンプにより増幅された前記出力電圧を入力し、前記出力電圧に基づいて、前記物理量を算出する物理量算出部と、
    前記ブリッジ回路が設けられ、フレキシブルプリント回路基板である第1基板と、
    前記アンプが設けられ、前記第1基板とは異なる第2基板と、
    前記ブリッジ回路が設けられる第2層と、
    前記電源の負極と、前記電源の負極と接続する前記ブリッジ回路の各抵抗体との間の配線が設けられる第3層と、
    を備え、
    前記第1基板は、コネクタを介して、前記第2基板と接続され、
    前記第2層と前記第3層とを積層する、検出装置。
  3. 測定対象物の物理量に応じて抵抗値が変化する検出抵抗体を少なくとも1つ含む、複数の抵抗体を有するブリッジ回路と、
    前記ブリッジ回路に電圧を印加する電源と、
    ハイインピーダンスの入力端子を有し、前記入力端子から前記ブリッジ回路の出力電圧を入力し、入力した前記出力電圧を増幅して出力するアンプと、
    前記アンプにより増幅された前記出力電圧を入力し、前記出力電圧に基づいて、前記物理量を算出する物理量算出部と、
    前記ブリッジ回路が設けられ、フレキシブルプリント回路基板である第1基板と、
    前記アンプが設けられ、前記第1基板とは異なる第2基板と、
    前記電源の正極と、前記電源の正極と接続する前記ブリッジ回路の各抵抗体との間の配線が設けられる第1層と、
    前記ブリッジ回路が設けられる第2層と、
    前記電源の負極と、前記電源の負極と接続する前記ブリッジ回路の各抵抗体との間の配線が設けられる第3層と、
    を備え、
    前記第1基板は、コネクタを介して、前記第2基板と接続され、
    前記第2層を、前記第1層と前記第3層とによって挟んで配置する、検出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の検出装置であって、
    前記ブリッジ回路の前記複数の抵抗体の間の距離は、所定距離以下である、検出装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の検出装置であって、
    前記電源の負極と、前記電源の負極と接続する各抵抗体との間の抵抗値が等しくなるように、前記電源と前記各抵抗体とを接続する配線を設ける、検出装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の検出装置であって、
    前記電源の正極と、前記電源の正極と接続する各抵抗体との間の抵抗値が等しくなるように、前記電源と前記各抵抗体とを接続する配線を設ける、検出装置。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の検出装置であって、
    前記電源の負極と、前記ブリッジ回路との間の配線は、所定幅以上であるベタパターンである、検出装置。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の検出装置であって、
    前記電源の正極と、前記ブリッジ回路との間の配線は、所定幅以上であるベタパターンである、検出装置。
  9. 請求項1〜のいずれか1項に記載の検出装置であって、
    前記ブリッジ回路を複数有し、
    前記電源は、複数の前記ブリッジ回路で共有される、検出装置。
  10. 請求項1〜のいずれか1項に記載の検出装置であって、
    前記ブリッジ回路を複数有し、
    前記検出抵抗体は、前記測定対象物の測定対象の物理量、および、測定対象以外の物理量に応じて抵抗値が変化し、
    前記ブリッジ回路は、前記測定対象物の測定対象以外の前記物理量に応じて抵抗値が変化するリファレンス抵抗体を有し、
    前記リファレンス抵抗体は、複数の前記ブリッジ回路で共有される、検出装置。
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