JP2011058951A - センサユニットおよびその取付方法 - Google Patents
センサユニットおよびその取付方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011058951A JP2011058951A JP2009208736A JP2009208736A JP2011058951A JP 2011058951 A JP2011058951 A JP 2011058951A JP 2009208736 A JP2009208736 A JP 2009208736A JP 2009208736 A JP2009208736 A JP 2009208736A JP 2011058951 A JP2011058951 A JP 2011058951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deformation
- detection
- sensor unit
- sensor
- resistor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
【課題】検出精度が高いセンサユニットおよびその取付方法を提供することを課題とする。
【解決手段】センサユニット1は、変形により電気抵抗が変化する導電性ポリマー製の変形センサ20を備えてなる。変形センサ20は、複数の検出区間S1〜S4を有する。複数の検出区間S1〜S4は、相手側部材92の変形検出エリア920を分割して担当している。複数の検出区間S1〜S4は、直列接続および並列接続のうち、少なくとも一方で接続されている。
【選択図】図3
【解決手段】センサユニット1は、変形により電気抵抗が変化する導電性ポリマー製の変形センサ20を備えてなる。変形センサ20は、複数の検出区間S1〜S4を有する。複数の検出区間S1〜S4は、相手側部材92の変形検出エリア920を分割して担当している。複数の検出区間S1〜S4は、直列接続および並列接続のうち、少なくとも一方で接続されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、相手側部材の変形を検出可能なセンサユニットおよびその取付方法に関する。
例えば、特許文献1〜3には、導電性ポリマー製であって長尺状の変形センサを有するセンサユニットが開示されている。変形センサは、ホイートストンブリッジ回路に組み込まれている。図6に、従来のセンサユニットが組み込まれたホイートストンブリッジ回路の回路図を示す。図6に示すように、ホイートストンブリッジ回路100は、二つの枝路101a、101bと、四つの抵抗体位置101aH、101aL、101bH、101bLと、を備えている。二つの枝路101a、101bは、並列接続されている。三つの抵抗体位置101aL、101bL、101bHには、ダミー抵抗体R200、R300、R400が配置されている。変形センサS100は、残りの一つの抵抗体位置101aHに配置されている。
変形センサS100の長手方向両端には、一対の検出用端子102a、102bが配置されている。変形センサS100に隣接する相手側部材(例えば車両のバンパ、窓ガラス、人体など)が変形すると、それに応じて変形センサS100も変形する。変形センサS100が変形すると、一対の検出用端子102a、102b間の電気抵抗が変化(減少あるいは増加)する。電気抵抗が変化すると、枝路101aの中間位置xの電位と、枝路101bの中間位置yの電位と、の間の電位差が変化する。この電位差の変化から、センサユニット103は、相手側部材の変形を検出している。
しかしながら、センサユニット103は、一つの変形センサS100に対して三つのダミー抵抗体R200、R300、R400を有している。このため、余分なスペースを必要とし、コスト的にも問題があった。また、変形センサS100において僅かな変位を検出しようとすると検出感度が悪い。
また、変形センサS100は、導電性ポリマー製であるため、歪みゲージ(金属製あるいは半導体製である)などと比較して、雰囲気温度の影響を受けやすい。すなわち、変形センサS100は、雰囲気温度の変化により電気抵抗が変化しやすい。このように、雰囲気温度の変化による電気抵抗の変化は、R200、R300、R400が変化しないため、センサユニット103の検出精度が低下する一因となっていた。
本発明のセンサユニットおよびその取付方法は、上記課題に鑑みて完成されたものである。本発明は、安価で検出精度が高いセンサユニットおよびその取付方法を提供することを目的とする。
(1)上記課題を解決するため、本発明のセンサユニットは、変形により電気抵抗が変化する導電性ポリマー製の変形センサを備えてなるセンサユニットであって、前記変形センサは、相手側部材の変形検出エリアを分割して担当する複数の検出区間を有し、複数の該検出区間は、直列接続および並列接続のうち、少なくとも一方で接続されていることを特徴とする(請求項1に対応)。
ここで、複数の検出区間は、構造的に連続していてもよく、あるいは構造的に分割されていてもよい。本発明のセンサユニットは、変形検出エリアを、複数の検出区間で分割して担当している。よって、特許文献1〜3のセンサユニットのように、単一の抵抗体位置に変形センサ全体を配置する場合と比較して、変化分の電位差(若しくは電流)を大きな値で検出することができるため、センサユニットの検出感度を向上させることができる。
また、複数の検出区間は、直列接続、または並列接続、または直列接続および並列接続されている。複数の検出区間は、同じ導電性ポリマー製である。このため、複数の検出区間の温度特性(雰囲気温度の変化による電気抵抗の変化特性)は、同様である。したがって、雰囲気温度の変化により電気抵抗が変化しても、当該変化を相殺することができる。このように、本発明のセンサユニットによると、温度補償が可能である。このため、センサユニットの検出精度を向上させることができる。また、本発明のセンサユニットによると、ダミー抵抗体の配置数が少なくて済む(配置数ゼロの場合を含む)ため、安価である。
(2)好ましくは、上記(1)の構成において、複数の前記検出区間は、各々、独立して変形を検出する構成とする方がよい(請求項2に対応)。本構成によると、同じ部位の変形を複数の検出区間で検出する場合と比較して、広範囲の変形を検出することができる。
(3)好ましくは、上記(1)または(2)の構成において、前記変形センサは、一体物であり、さらに、該変形センサに略等間隔ごとに配置される複数の検出用端子を有し、前記検出区間は、隣り合う一対の該検出用端子間に区画される構成とする方がよい(請求項3に対応)。
本構成によると、変形センサに複数の検出用端子を配置するだけで、簡単に検出区間を設定することができる。また、変形センサが構造的に複数に分割されている場合と比較して、変形センサの取付作業が簡単である。
(4)好ましくは、上記(1)ないし(3)のいずれかの構成において、前記変形センサは、印刷により作製される構成とする方がよい(請求項4に対応)。本構成によると、変形センサの配置が簡単になる。また、変形センサの形状の作り込みが容易になる。
(5)好ましくは、上記(1)ないし(4)のいずれかの構成において、さらに、二つの枝路が互いに並列接続されてなるホイートストンブリッジ回路を有する検出回路を有し、二つの該枝路は、各々、高電位側の抵抗体位置と、低電位側の該抵抗体位置と、を有し、一方の該枝路の二つの該抵抗体位置間の中間位置と、他方の該枝路の二つの該抵抗体位置間の中間位置と、の間の第一電気量から前記変形検出エリアの変形を検出し、複数の前記検出区間は、高電位側の二つの該抵抗体位置、および低電位側の二つの該抵抗体位置のうち、少なくとも一方に配置され、空きの該抵抗体位置がある場合、該抵抗体位置にはダミー抵抗体が配置される構成とする方がよい(請求項5に対応)。
ここで、第一電気量とは、例えば、一対の中間位置各々の電位、一対の中間位置間の電位差、当該電位差に起因する電流などをいう。複数の検出区間は、高電位側の二つの抵抗体位置、または低電位側の二つの抵抗体位置、または全ての抵抗体位置に配置されている。このため、(1)で述べたように、単一の抵抗体位置に変形センサ全体を配置する場合と比較して、センサユニットの検出感度を向上させることができる。
また、本構成によると、少なくとも一対の検出区間が、ホイートストンブリッジ回路の、電源線を挟む線対称位置に配置されている。このため、雰囲気温度の変化により電気抵抗が変化しても、当該変化を相殺することができる。このように、本構成によると、温度補償が可能である。したがって、センサユニットの検出精度を向上させることができる。
また、複数の検出区間において、各検出区間ごとに検出回路を配置すると、回路構成が複雑化する。この点、本構成によると、複数の検出区間に対して、検出回路が共用化されている。このため、回路構成が簡単であると共にその分演算処理時間を短くできるため、応答性が向上する。
(5−1)好ましくは、上記(5)の構成において、前記検出区間は、四つの前記抵抗体位置の全てに配置されている構成とする方がよい。本構成によると、変形センサの変形、つまり相手側部材の変形の検出に直接寄与しないダミー抵抗体を、ホイートストンブリッジ回路に配置する必要がない。
(5−2)好ましくは、上記(5)の構成において、前記検出区間は、高電位側の二つの前記抵抗体位置、または低電位側の二つの該抵抗体位置に配置され、二つの該検出区間の変形前状態における電気抵抗と、二つの前記ダミー抵抗体の電気抵抗と、は同じである構成とする方がよい。本構成によると、センサユニットの検出精度を向上させることができる。
(6)好ましくは、上記(5)の構成において、さらに、少なくとも一つの前記抵抗体位置を含む区間の第二電気量を測定可能な構成とする方がよい(請求項6に対応)。ここで、第二電気量とは、例えば、検出区間の電位差、検出区間の電気抵抗、枝路の電流などをいう。
二つの高電位側の検出区間が同時に変形する場合、または二つの低電位側の検出区間が同時に変形する場合、あるいは一つの枝路の高電位側の検出区間と低電位側の検出区間とが同時に変形する場合、一対の中間位置間に電位差が発生しない。このため、変形を検出できない。この点、本構成によると、第一電気量に加えて、第二電気量を測定可能である。このため、二つの高電位側の検出区間が同時に変形する場合、または二つの低電位側の検出区間が同時に変形する場合、あるいは一つの枝路の高電位側の検出区間と低電位側の検出区間とが同時に変形する場合であっても、変形検出エリアの変形を検出することができる。
(7)好ましくは、上記(6)の構成において、前記変形センサは、四つの分割体からなり、前記検出区間は、該分割体ごとに配置され、前記第二電気量は、電位差であり、同一の前記枝路の、高電位側の該検出区間を有する該分割体と、低電位側の該検出区間を有する該分割体と、が隣り合わないように、四つの該分割体は、交互に配置される構成とする方がよい(請求項7に対応)。
上述したように、同一の枝路の高電位側の検出区間と低電位側の検出区間とが同時に変形する場合、一対の中間位置間に電位差が発生しない。このため、変形を検出できない。この点、本構成によると、同一の枝路の二つの検出区間を有する二つの分割体が、隣接して配置されない。このため、同一の枝路の高電位側の検出区間と低電位側の検出区間とが同時に変形しにくい。
(8)また、上記課題を解決するため、本発明のセンサユニットの取付方法は、変形により電気抵抗が変化する導電性ポリマー製の変形センサを備えてなるセンサユニットの取付方法であって、前記変形センサは、複数の検出区間を有し、複数の該検出区間を、相手側部材の変形検出エリアを分割して担当するように、該変形検出エリアに取り付けると共に、複数の該検出区間を、直列接続および並列接続のうち、少なくとも一方で接続することを特徴とする(請求項8に対応)。
ここで、複数の検出区間は、構造的に連続していてもよく、あるいは構造的に分割されていてもよい。本発明のセンサユニットの取付方法によると、変形検出エリアを、複数の検出区間で分割して担当することができる。複数の検出区間は、直列接続、または並列接続、または直列接続および並列接続されている。よって、(1)や(5)で述べたように、単一の抵抗体位置に変形センサ全体を配置する場合と比較して、センサユニットの検出感度を向上させることができる。複数の検出区間は、同じ導電性ポリマー製である。このため、複数の検出区間の温度特性は同様である。したがって、雰囲気温度の変化により電気抵抗が変化しても、当該変化を相殺することができる。このように、本発明のセンサユニットの取付方法によると、温度補償が可能である。このため、センサユニットの検出精度を向上させることができる。
本発明によると、検出精度が高いセンサユニットおよびその取付方法を提供することができる。
以下、本発明のセンサユニットおよびその取付方法の実施の形態について説明する。
<第一実施形態>
[センサユニットの構造]
まず、本実施形態のセンサユニットの構造について説明する。図1に、本実施形態のセンサユニットの正面図を示す。図2に、図1のII−II方向断面図を示す。図1に示すように、センサユニット1は、変形センサ20と、検出回路と、五つの配線22a〜22eと、基材フィルム23と、コネクタ24と、を備えている。
[センサユニットの構造]
まず、本実施形態のセンサユニットの構造について説明する。図1に、本実施形態のセンサユニットの正面図を示す。図2に、図1のII−II方向断面図を示す。図1に示すように、センサユニット1は、変形センサ20と、検出回路と、五つの配線22a〜22eと、基材フィルム23と、コネクタ24と、を備えている。
基材フィルム23は、PI(ポリイミド)製であって、左右方向に延びる帯状を呈している。基材フィルム23は、相手側部材92の表面に固定されている。基材フィルム23は、相手側部材92の変形検出エリア920に貼り付けられている。
配線22a〜22eは、基材フィルム23の表面に印刷されている。配線22a〜22eは、銅箔製である。配線22a〜22eの一端には、各々、検出用端子220a〜220eが設けられている。検出用端子220a〜220eは、所定間隔ごとに、左右方向に離間して、配置されている。コネクタ24は、基材フィルム23の左端に固定されている。配線22a〜22eの他端は、各々、コネクタ24に接続されている。
変形センサ20は、左右方向に延びる長尺板状を呈している。変形センサ20は、基材フィルム23の表面に印刷されている。また、変形センサ20は、検出用端子220a〜220eの表面を覆って、印刷されている。変形センサ20は、エポキシ樹脂とカーボンとを主成分とする導電性ポリマー製である。変形センサ20は、抵抗増加型のセンサである。すなわち、変形センサ20が変形すると、自然状態(無負荷状態)に対して、長手方向の電気抵抗が増加する。
変形センサ20は、検出用端子220a〜220eにより、四つの検出区間S1〜S4に区画されている。具体的には、検出用端子220aと検出用端子220bとの間には、検出区間S1が設定されている。検出用端子220bと検出用端子220cとの間には、検出区間S2が設定されている。検出用端子220cと検出用端子220dとの間には、検出区間S3が設定されている。検出用端子220dと検出用端子220eとの間には、検出区間S4が設定されている。
[センサユニットの電気的構成]
次に、本実施形態のセンサユニットの電気的構成について説明する。センサユニット1は、検出回路21を備えている。図3に、本実施形態のセンサユニットの検出回路の回路図を示す。図3に示すように、検出回路21は、ホイートストンブリッジ回路210と、増幅部211と、を備えている。
次に、本実施形態のセンサユニットの電気的構成について説明する。センサユニット1は、検出回路21を備えている。図3に、本実施形態のセンサユニットの検出回路の回路図を示す。図3に示すように、検出回路21は、ホイートストンブリッジ回路210と、増幅部211と、を備えている。
ホイートストンブリッジ回路210は、二つの枝路210a、210bを備えている。二つの枝路210a、210bは、ホイートストンブリッジ回路210の高電位位置cと低電位位置dとの間を、分岐して連結している。高電位位置cは、電源93の高電位側に接続されている。低電位位置dは、電源93の低電位側に接続されている。
枝路210aは、高電位側の抵抗体位置210aHと、低電位側の抵抗体位置210aLと、を備えている。抵抗体位置210aHと抵抗体位置210aLとは、中間位置aを介して、直列接続されている。同様に、枝路210bは、高電位側の抵抗体位置210bHと、低電位側の抵抗体位置210bLと、を備えている。抵抗体位置210bHと抵抗体位置210bLとは、中間位置bを介して、直列接続されている。
増幅部211は、ホイートストンブリッジ回路210に接続されている。増幅部211には、中間位置aの電位Va、中間位置bの電位Vb、低電位位置dの基準電位Vd(GND)が、入力される。電位Va、Vbによる電位差Vabは、本発明の第一電気量に含まれる。また、電位Vb、Vdによる電位差Vbd(または電位Va、Vdによる電位差Vad)は、本発明の第二電気量に含まれる。なお、検出された各電位差は、図示しない制御部に入力され、演算処理される。
センサユニット1の電気的構成と構造との対応について、図3を参照しながら簡単に説明する。抵抗体位置210aHには、検出区間S1が配置されている。抵抗体位置210aLには、検出区間S2が配置されている。高電位側の抵抗体位置210bHには、検出区間S4が配置されている。抵抗体位置210bLには、検出区間S3が配置されている。
[センサユニットの動き]
次に、センサユニットの動きについて説明する。変形前状態においては、ホイートストンブリッジ回路210は電気的に釣り合っている。すなわち、図3に示すように、中間位置aの電位Vaと、中間位置bの電位Vbと、は等しい。このため、電位差Vabは0である。
次に、センサユニットの動きについて説明する。変形前状態においては、ホイートストンブリッジ回路210は電気的に釣り合っている。すなわち、図3に示すように、中間位置aの電位Vaと、中間位置bの電位Vbと、は等しい。このため、電位差Vabは0である。
図2に示すように、荷重Fが入力されると、相手側部材92の変形検出エリア920が変形する。このため、変形センサ20も弾性的に変形する。ここでは、検出区間S1だけが変形したと仮定する。検出区間S1が変形すると、検出区間S1の電気抵抗が増加する。このため、図3に示すように、変形前状態と比較して、中間位置aの電位Vaが低下する。一方、中間位置bの電位Vbは変化しない。このため、電位差Vabが発生する。電位差Vabから、検出エリア920の変形を検出することができる。
また、仮に検出区間S1、S4や検出区間S2、S3に同時に同じ変形が生じて第一電気量である電位差Vabが生じない場合であったとしても、第二電気量である電位差Vbd(若しくはVad)の増減を検出することにより、検出エリア920の変形を特定することができる。
[センサユニットの取付方法]
次に、本実施形態のセンサユニットの取付方法について簡単に説明する。まず、センサユニット1を作製する。次いで、相手側部材92の変形検出エリア920に、基材フィルム23を貼り付ける。この際、変形検出エリア920の全面を、検出区間S1〜S4により覆う。このようにして、センサユニット1を変形検出エリア920に取り付ける。
次に、本実施形態のセンサユニットの取付方法について簡単に説明する。まず、センサユニット1を作製する。次いで、相手側部材92の変形検出エリア920に、基材フィルム23を貼り付ける。この際、変形検出エリア920の全面を、検出区間S1〜S4により覆う。このようにして、センサユニット1を変形検出エリア920に取り付ける。
[作用効果]
次に、本実施形態のセンサユニットおよびその取付方法の作用効果について説明する。本実施形態のセンサユニット1によると、変形センサ20に四つの検出区間S1〜S4が設定されている。このため、センサユニット1の検出感度を向上させることができる。
次に、本実施形態のセンサユニットおよびその取付方法の作用効果について説明する。本実施形態のセンサユニット1によると、変形センサ20に四つの検出区間S1〜S4が設定されている。このため、センサユニット1の検出感度を向上させることができる。
以下、本実施形態のセンサユニット1(図3)と、従来のセンサユニット102(図6)と、を比較しながら、センサユニット1の検出感度が向上することを説明する。
電源93、105の電圧は、共に10Vである。本実施形態のセンサユニット1の検出区間S1〜S4の、変形前状態における電気抵抗は、各々、2.4kΩである。すなわち、変形センサ20の総電気抵抗は、9.6kΩ(=2.4(kΩ/検出区間)×4(検出区間))である。従来のセンサユニット103の変形センサS100の電気抵抗は、9.6kΩである。すなわち、従来のセンサユニット103の変形センサS100の電気抵抗は、本実施形態のセンサユニット1の変形センサ20の総電気抵抗と、同じである。従来のセンサユニット103のダミー抵抗体R200〜R400の電気抵抗は、各々、9.6kΩである。
ここで、図2に示す荷重Fが、相手側部材92を介して、変形センサ20に伝達され、図3に示す検出区間S1が弾性的に変形する場合を仮定する。また、同様に、図6に示す変形センサS100が弾性的に変形する場合を仮定する。変形による電気抵抗増加量は、共に、0.2kΩとする。
中間位置a、b間(図3)および中間位置xy間(図6)の電位差をv1、枝路210aの高電位側の抵抗体位置210aH(図3)および枝路101aの高電位側の抵抗体位置101aH(図6)の電気抵抗をr1、枝路210aの低電位側の抵抗体位置210aL(図3)および枝路101aの低電位側の抵抗体位置101aL(図6)の電気抵抗をr2、枝路210bの高電位側の抵抗体位置210bH(図3)および枝路101bの高電位側の抵抗体位置101bH(図6)の電気抵抗をr3、枝路210bの低電位側の抵抗体位置210bL(図3)および枝路101bの低電位側の抵抗体位置101bL(図6)の電気抵抗をr4、電源93および電源105の電圧をvとすると、電位差v1は、以下の式(1)から算出することができる。
変形前状態の場合は、本実施形態のセンサユニット1、従来のセンサユニット103共に、電位差v1=0である。変形した場合、本実施形態のセンサユニット1の検出区間S1の電気抵抗(式(1)におけるr1に相当する)は、2.6kΩ(=2.4kΩ+0.2kΩ)になる。また、従来のセンサユニット103の変形センサS100の電気抵抗(式(1)におけるr1に相当する)は、9.8kΩ(=9.6kΩ+0.2kΩ)になる。
本実施形態のセンサユニット1の場合、電位差v1は、v1=(2400/(2600+2400)−2400/(2400+2400))×10から、−0.2Vになる。これに対して、従来のセンサユニット102の場合、電位差v1は、v1=(9600/(9800+9600)−9600/(9600+9600))×10から、−0.05Vになる。このように、本実施形態のセンサユニット1(v1=−0.2V)によると、従来のセンサユニット102(v1=−0.05V)と比較して、検出感度を向上させることができる。
ところで、本来、変形検出エリア920を、単一の検出区間で覆うことも可能である。この点、本実施形態のセンサユニット1およびその取付方法によると、変形検出エリア920を、敢えて四つの検出区間S1〜S4で、分割して覆っている。図3に示すように、検出区間S1と検出区間S4とは、ホイートストンブリッジ回路210の、電源線を挟む線対称位置に配置されている。同様に、検出区間S2と検出区間S3とは、ホイートストンブリッジ回路210の、電源線を挟む線対称位置に配置されている。また、四つの検出区間S1〜S4の温度特性は、同様である。このため、雰囲気温度の変化により電気抵抗が変化しても、当該変化を相殺することができる。このように、本実施形態のセンサユニット1およびその取付方法によると、単一の変形検出エリア920を敢えて複数の検出区間S1〜S4で覆うことで、温度補償を可能にしている。したがって、センサユニット1の検出精度を向上させることができる。
また、検出区間S1〜S4において、各検出区間S1〜S4ごとに検出回路21を配置すると、四つの検出回路21が必要になる。この点、本実施形態のセンサユニット1によると、四つの検出区間に対して、検出回路21が共用化されている。このため、回路構成が簡単である。
また、本実施形態のセンサユニット1によると、図3に示すように、検出区間S1〜S4により、四つの抵抗体位置210aH、210aL、210bL、210bHの全てが埋まっている。このため、相手側部材92の変形の検出に直接寄与しないダミー抵抗体を、ホイートストンブリッジ回路210に配置する必要がない。
また、本実施形態のセンサユニット1によると、変形センサ20が一体物である。このため、検出用端子220a〜220eで区画するだけで、変形センサ20に同長の検出区間S1〜S4を設定することができる。また、変形センサ20が構造的に複数に分割されている場合と比較して、印刷が簡単である。
また、本実施形態のセンサユニット1によると、図3に示すように、第二電気量として電位差Vbd(若しくは電位差Vad)を検出できるようになっている。このため、検出区間S1とS4や検出区間S2とS3が同時に変形する場合であっても、言い換えると中間位置a、b間に電位差が発生しない場合であっても、変形検出エリア920の変形を検出することができる。
なお、検出区間S1とS2や検出区間S4とS3が同時に変形するような場合には、第二電気量を電位差ではなく、図示しない検出区間の電気抵抗や枝路の電流とすることにより、変形検出エリア920の変形を検出することができる。
また、本実施形態のセンサユニット1によると、変形センサ20および配線22a〜22eが印刷により作製されている。このため、変形センサ20および配線22a〜22eの配置作業が簡単である。
また、本実施形態のセンサユニット1によると、四つの検出区間S1〜S4を直列接続する場合と比較して、応答性が高くなる。すなわち、仮に、四つの検出区間S1〜S4を直列接続する場合、各検出区間S1〜S4ごとに電位差を逐一測定する必要がある。このため、演算等に時間がかかり、応答性が低くなる。これに対して、本実施形態のセンサユニット1によると、四つの検出区間S1〜S4がホイートストンブリッジ回路210に組み込まれている。このため、各検出区間S1〜S4ごとに電位差を測定する必要がない。したがって、応答性が高くなる。
<第二実施形態>
本実施形態のセンサユニットおよびその取付方法と第一実施形態のセンサユニットおよびその取付方法との相違点は、変形センサに二つの検出区間が配置されている点である。ここでは、相違点についてのみ説明する。図1を引用して説明すると、三つの検出用端子220a、220c、220eにより、変形センサ20は、二つの同長の検出区間S10、S40に区画されている。
本実施形態のセンサユニットおよびその取付方法と第一実施形態のセンサユニットおよびその取付方法との相違点は、変形センサに二つの検出区間が配置されている点である。ここでは、相違点についてのみ説明する。図1を引用して説明すると、三つの検出用端子220a、220c、220eにより、変形センサ20は、二つの同長の検出区間S10、S40に区画されている。
図4に、本実施形態のセンサユニットの検出回路の回路図を示す。なお、図3と対応する部位については、同じ符号で示す。図4に示すように、高電位側の抵抗体位置210aHには、検出区間S10が配置されている。また、高電位側の抵抗体位置210bHには、検出区間S40が配置されている。また、低電位側の抵抗体位置210aLには、ダミー抵抗体R2が配置されている。また、低電位側の抵抗体位置210bLには、ダミー抵抗体R3が配置されている。
本実施形態のセンサユニット1およびその取付方法は、構成が共通する部分に関しては、第一実施形態のセンサユニットおよびその取付方法と同様の作用効果を有する。以下、本実施形態のセンサユニット1(図4)と、従来のセンサユニット102(図6)と、を比較しながら、センサユニット1の検出感度が向上することを説明する。
電源93、105の電圧は、共に10Vである。本実施形態のセンサユニット1の検出区間S10、S40の、変形前状態における電気抵抗は、各々、4.8kΩである。すなわち、変形センサ20の総電気抵抗は、9.6kΩ(=4.8(kΩ/検出区間)×2(検出区間))である。従来のセンサユニット103の変形センサS100の電気抵抗は、9.6kΩである。すなわち、従来のセンサユニット103の変形センサS100の電気抵抗は、本実施形態のセンサユニット1の変形センサ20の総電気抵抗と、同じである。本実施形態のセンサユニット1のダミー抵抗体R2、R3の電気抵抗は、各々、4.8kΩである。従来のセンサユニット103のダミー抵抗体R200〜R400の電気抵抗は、各々、9.6kΩである。
ここで、検出区間S10が弾性的に変形する場合を仮定する。また、同様に、図6に示す変形センサS100が弾性的に変形する場合を仮定する。変形による電気抵抗増加量は、共に、0.2kΩとする。第一実施形態同様に、電位差v1は、式(1)から算出することができる。
変形前状態の場合は、本実施形態のセンサユニット1、従来のセンサユニット103共に、電位差v1=0である。変形した場合、本実施形態のセンサユニット1の検出区間S10の電気抵抗(式(1)におけるr1に相当する)は、5.0kΩ(=4.8kΩ+0.2kΩ)になる。また、従来のセンサユニット103の変形センサS100の電気抵抗(式(1)におけるr1に相当する)は、9.8kΩ(=9.6kΩ+0.2kΩ)になる。
本実施形態のセンサユニット1の場合、電位差v1は、v1=(4800/(5000+4800)−4800/(4800+4800))×10から、−0.1Vになる。これに対して、従来のセンサユニット102の場合、電位差v1は、v1=(9600/(9800+9600)−9600/(9600+9600))×10から、−0.05Vになる。このように、本実施形態のセンサユニット1(v1=−0.1V)によると、従来のセンサユニット102(v1=−0.05V)と比較して、検出感度を向上させることができる。
また、本実施形態のセンサユニット1によると、変形前状態における、検出区間S10、S40の電気抵抗と、ダミー抵抗体R2、R3の電気抵抗と、が同じである。この点においても、検出感度を向上させることができる。
<第三実施形態>
本実施形態のセンサユニットおよびその取付方法と第一実施形態のセンサユニットおよびその取付方法との相違点は、変形センサが四つの分割体からなる点である。ここでは、相違点についてのみ説明する。図5に、本実施形態のセンサユニットの正面図を示す。なお、図1と対応する部位については、同じ符号で示す。
本実施形態のセンサユニットおよびその取付方法と第一実施形態のセンサユニットおよびその取付方法との相違点は、変形センサが四つの分割体からなる点である。ここでは、相違点についてのみ説明する。図5に、本実施形態のセンサユニットの正面図を示す。なお、図1と対応する部位については、同じ符号で示す。
図5に示すように、変形センサ20は、四つの分割体20a〜20dを備えている。四つの検出区間S1〜S4は、四つの分割体20a〜20dに、割り当てられている。すなわち、一方の枝路の高電位側の検出区間S1と低電位側の検出区間S2は分割体20aおよび分割体20bに、他方の枝路の低電位側の検出区間S3と高電位側の検出区間S4は、分割体20cおよび分割体20dに、割り当てられている。
本実施形態のセンサユニット1およびその取付方法は、構成が共通する部分に関しては、第一実施形態のセンサユニットおよびその取付方法と同様の作用効果を有する。また、本実施形態のセンサユニット1によると、一方の枝路の分割体20aおよび分割体20bと、他方の枝路の分割体20cおよび分割体20dとが、交互に配置されている。このため、同一の枝路の分割体20aおよび分割体20bが、同時に変形しにくい。また、同一の枝路の分割体20cおよび分割体20dが、同時に変形しにくい。よって、二つの低電位側の検出区間S2、S3が同時に変形する場合に第二電気量として電位差を測定しても、検出誤差を少なくすることができる。
<その他>
以上、本発明のセンサユニットおよびその取付方法の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
以上、本発明のセンサユニットおよびその取付方法の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
例えば、四つの検出区間S1〜S4を直列接続してもよい。この場合であっても、四つの検出区間S1〜S4の温度特性は、同様である。したがって、雰囲気温度の変化により電気抵抗が変化しても、当該変化を相殺することができる。
また、検出区間S1、S4の電気抵抗と検出区間S2、S3の電気抵抗とは、一致していなくてもよい。また、検出区間S10、S40の電気抵抗とダミー抵抗体R2、R3の電気抵抗とは、一致していなくてもよい。
また、第一電気量として、一対の中間位置a、b間の電位差、当該電位差に起因する電流などを用いてもよい。また、第二電気量として、検出区間S1〜S4、S10、S40単独の電流、検出区間S1〜S4、S10、S40単独の電気抵抗などを用いてもよい。
また、変形センサ20の材質は特に限定しない。例えば、ゴムや熱可塑性エラストマーに導電フィラーが配合された導電性ポリマーであってもよい。また、配線22a〜22eの材質は特に限定しない。例えば、銅線や導電ペースト(銀ペースト)であってもよい。また、印刷以外の方法(例えば接着など)で、変形センサ20、配線22a〜22eを基材フィルム23の表面に配置してもよい。さらに、基材フィルムもPI以外にPEN(ポリエチレンナフタレート)であってもよい。
また、センサユニット1の用途は特に限定しない。例えば、車両のバンパ、ドアなどに配置する衝撃センサ、窓ガラスなどに配置する防犯センサ、車両のシートなどに配置する荷重センサ、人体の胸部に配置する呼吸センサ、変位センサなどとして用いてもよい。
1:センサユニット。
20:変形センサ、20a〜20d:分割体、21:検出回路、22a〜22e:配線、23:基材フィルム、24:コネクタ、92:相手側部材、93:電源、210:ホイートストンブリッジ回路、210a:枝路、210aH:抵抗体位置、210aL:抵抗体位置、210b:枝路、210bH:抵抗体位置、210bL:抵抗体位置、211:増幅部、220a〜220e:検出用端子、920:変形検出エリア。
F:荷重、R2:ダミー抵抗体、R3:ダミー抵抗体、S1〜S4:検出区間、S10:検出区間、S40:検出区間、Vab:電位差(第一電気量)、Vbd:(第二電気量)、Vad:(第二電気量)、a:中間位置、b:中間位置、c:高電位位置、d:低電位位置、x:中間位置、y:中間位置。
20:変形センサ、20a〜20d:分割体、21:検出回路、22a〜22e:配線、23:基材フィルム、24:コネクタ、92:相手側部材、93:電源、210:ホイートストンブリッジ回路、210a:枝路、210aH:抵抗体位置、210aL:抵抗体位置、210b:枝路、210bH:抵抗体位置、210bL:抵抗体位置、211:増幅部、220a〜220e:検出用端子、920:変形検出エリア。
F:荷重、R2:ダミー抵抗体、R3:ダミー抵抗体、S1〜S4:検出区間、S10:検出区間、S40:検出区間、Vab:電位差(第一電気量)、Vbd:(第二電気量)、Vad:(第二電気量)、a:中間位置、b:中間位置、c:高電位位置、d:低電位位置、x:中間位置、y:中間位置。
Claims (8)
- 変形により電気抵抗が変化する導電性ポリマー製の変形センサを備えてなるセンサユニットであって、
前記変形センサは、相手側部材の変形検出エリアを分割して担当する複数の検出区間を有し、
複数の該検出区間は、直列接続および並列接続のうち、少なくとも一方で接続されていることを特徴とするセンサユニット。 - 複数の前記検出区間は、各々、独立して変形を検出する請求項1に記載のセンサユニット。
- 前記変形センサは、一体物であり、
さらに、該変形センサに略等間隔ごとに配置される複数の検出用端子を有し、
前記検出区間は、隣り合う一対の該検出用端子間に区画される請求項1または請求項2に記載のセンサユニット。 - 前記変形センサは、印刷により作製される請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のセンサユニット。
- さらに、二つの枝路が互いに並列接続されてなるホイートストンブリッジ回路を有する検出回路を有し、
二つの該枝路は、各々、高電位側の抵抗体位置と、低電位側の該抵抗体位置と、を有し、
一方の該枝路の二つの該抵抗体位置間の中間位置と、他方の該枝路の二つの該抵抗体位置間の中間位置と、の間の第一電気量から前記変形検出エリアの変形を検出し、
複数の前記検出区間は、高電位側の二つの該抵抗体位置、および低電位側の二つの該抵抗体位置のうち、少なくとも一方に配置され、
空きの該抵抗体位置がある場合、該抵抗体位置にはダミー抵抗体が配置される請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のセンサユニット。 - さらに、少なくとも一つの前記抵抗体位置を含む区間の第二電気量を測定可能な請求項5に記載のセンサユニット。
- 前記変形センサは、四つの分割体からなり、
前記検出区間は、該分割体ごとに配置され、
前記第二電気量は、電位差であり、
同一の前記枝路の、高電位側の該検出区間を有する該分割体と、低電位側の該検出区間を有する該分割体と、が隣り合わないように、四つの該分割体は、交互に配置される請求項6に記載のセンサユニット。 - 変形により電気抵抗が変化する導電性ポリマー製の変形センサを備えてなるセンサユニットの取付方法であって、
前記変形センサは、複数の検出区間を有し、
複数の該検出区間を、相手側部材の変形検出エリアを分割して担当するように、該変形検出エリアに取り付けると共に、
複数の該検出区間を、直列接続および並列接続のうち、少なくとも一方で接続するセンサユニットの取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009208736A JP2011058951A (ja) | 2009-09-09 | 2009-09-09 | センサユニットおよびその取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009208736A JP2011058951A (ja) | 2009-09-09 | 2009-09-09 | センサユニットおよびその取付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011058951A true JP2011058951A (ja) | 2011-03-24 |
Family
ID=43946757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009208736A Pending JP2011058951A (ja) | 2009-09-09 | 2009-09-09 | センサユニットおよびその取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011058951A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109931963A (zh) * | 2019-02-01 | 2019-06-25 | 奥佳华智能健康科技集团股份有限公司 | 一种共享陪护床柜关门检测结构 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55130203U (ja) * | 1979-03-09 | 1980-09-13 | ||
JPS61190807U (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-27 | ||
JPH05240601A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-09-17 | Kalman Kovari | 変位量、好ましくは、土、岩、基礎土の変位量、或いは、建造物の変位量を決定するための測定器 |
JP2008508540A (ja) * | 2004-07-30 | 2008-03-21 | シエフレル・コマンデイトゲゼルシヤフト | 転がり軸受の停止を検出するための方法及びコンピュータプログラムとこれにより評価可能な転がり軸受 |
JP2008070327A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Tokai Rubber Ind Ltd | 変形センサ |
JP2009198482A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-09-03 | Tokai Rubber Ind Ltd | センサ薄膜、その製造方法、および変形センサ |
-
2009
- 2009-09-09 JP JP2009208736A patent/JP2011058951A/ja active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55130203U (ja) * | 1979-03-09 | 1980-09-13 | ||
JPS61190807U (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-27 | ||
JPH05240601A (ja) * | 1991-08-29 | 1993-09-17 | Kalman Kovari | 変位量、好ましくは、土、岩、基礎土の変位量、或いは、建造物の変位量を決定するための測定器 |
JP2008508540A (ja) * | 2004-07-30 | 2008-03-21 | シエフレル・コマンデイトゲゼルシヤフト | 転がり軸受の停止を検出するための方法及びコンピュータプログラムとこれにより評価可能な転がり軸受 |
JP2008070327A (ja) * | 2006-09-15 | 2008-03-27 | Tokai Rubber Ind Ltd | 変形センサ |
JP2009198482A (ja) * | 2008-01-24 | 2009-09-03 | Tokai Rubber Ind Ltd | センサ薄膜、その製造方法、および変形センサ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109931963A (zh) * | 2019-02-01 | 2019-06-25 | 奥佳华智能健康科技集团股份有限公司 | 一种共享陪护床柜关门检测结构 |
CN109931963B (zh) * | 2019-02-01 | 2021-06-04 | 奥佳华智能健康科技集团股份有限公司 | 一种共享陪护床柜关门检测结构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11965789B2 (en) | Split bridge circuit force sensor | |
US10606432B2 (en) | Capacitance type touch panel with built-in pressure sensor | |
US8300018B2 (en) | Tactile sensor | |
EP1688725A1 (en) | Multi-axis sensor unit and multi-axis sensor utilizing it | |
KR102534083B1 (ko) | 감압 센서 | |
US20060185446A1 (en) | Printed strain gage for vehicle seats | |
CN103026195A (zh) | 压敏换能器组件和用于包括这种组件的系统的控制方法 | |
US20110157082A1 (en) | Matrix Resistive Touch Panel and Design Method Thereof | |
US20060135888A1 (en) | Device for determining a value that is representative of accelerations as well as an ergometer | |
JP5688572B2 (ja) | 電流センサ | |
KR101179625B1 (ko) | 휨 센서 | |
KR102011005B1 (ko) | 압력 및 수분 통합 센서 | |
JP2011058951A (ja) | センサユニットおよびその取付方法 | |
CN109443503B (zh) | 检测装置 | |
JP2006337315A (ja) | 触覚センサ及び触覚センサの感度調節方法 | |
US20060087326A1 (en) | Resistive sensing element circuit | |
JP2009174899A (ja) | ケーブル型荷重センサ | |
JP2008224406A (ja) | 物理量センサ | |
EP3775818B1 (en) | Sensing physical attributes | |
Guo et al. | Electrical interference suppression technique for 26× 26 high-density ground reaction sensor array | |
WO2022209210A1 (ja) | 力覚センサ | |
JP3757226B2 (ja) | 搬送波型3線式ひずみ測定システム | |
JP4428222B2 (ja) | 半導体物理量センサ装置 | |
JP2003315089A (ja) | ひずみゲージ | |
US20190064226A1 (en) | Detecting device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20120605 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20130219 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20140225 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |