JP6633506B2 - 混練装置 - Google Patents

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Description

本発明は、軟膏、半田ペースト、油脂、染料等の流動性のある被混練材料を公転と自転とによって混練する混練装置で、詳しくは、公転駆動手段に連動された公転軸芯周りで駆動回転可能な回転体に、混練容器を脱着自在に収納する自転自在な容器ホルダが備えられ、前記容器ホルダを自転軸芯周りで駆動回転させる自転駆動手段が設けられている混練装置に関する。
上述の混練装置において、例えば、特許文献1では、容器ホルダの内径を混練容器の外径に近い大きさに構成し、容器ホルダ内に混練容器をガタツキの無い略密着状態で装着保持する構成が開示されている。しかし、容器ホルダに装着される混練容器は、混練装置を使用するメーカーによって異なり、少なくとも外径の異なる複数種類の蓋付き混練容器が使用されている。
そのため、特許文献1に示す混練装置においては、蓋付き混練容器の種類に応じた内径の複数種類の容器ホルダを準備するか、若しくは、容器ホルダの内径と混練容器の外径の差を吸収するアダプタを混練容器の種類数だけ準備する必要があり、混練装置のコストが高騰化する問題がある。
そこで、特許文献2の混練装置では、容器ホルダの内径を混練容器の外径よりも大きく構成し、この容器ホルダの底部には、外径の異なる複数種類の混練容器をそれの中心が自転軸芯上に位置する状態で各混練容器の下端部の周方向複数個所を径方向から挾持する容器保持固定手段が設けられている。さらに、容器ホルダの蓋体には、公転に伴う径方向外方に向かう遠心力の作用によって、混練容器を容器ホルダの底壁に押圧する押圧手段が、容器ホルダに対して自転軸芯方向に移動可能に設けられている。
特開2009−119588号公報 特開2016−097372号公報
上述の特許文献2の混練装置では、混練容器の種類に応じた内径の複数種類の容器ホルダ又はアダプタを製作する必要がないものの、容器ホルダの底部及び蓋体に容器保持固定手段及び押圧手段を組付けなければならず、構造の複雑化とコストの高騰化を招来するとともに、混練容器の脱着操作に手間が掛かる不都合がある。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、構造の簡素化とコストの低廉化及び混練容器の脱着操作の容易化を図りながら、被混練材料を公転と自転とによって適切に混練することのできる混練装置を提供する点にある。
本発明による第1の特徴構成は、公転駆動手段に連動された公転軸芯周りで駆動回転可能な回転体に、混練容器を脱着自在に収納する自転自在な容器ホルダと、前記容器ホルダに装着される前記混練容器の重量に応じた重量バランスに調節する重量バランス調節手段と、が備えられ、前記容器ホルダを自転軸芯周りで駆動回転させる自転駆動手段が設けられている混練装置であって、
前記容器ホルダの内面と前記混練容器の外面との間に、前記容器ホルダに対する前記混練容器の径方向への移動を許容する融通を設け、前記公転駆動手段による前記容器ホルダの公転回転速度を、公転回転時の遠心力で前記混練容器の外面が前記容器ホルダの内面に押し付けられ、且つ、その押し付けられた前記混練容器の外面と前記容器ホルダの内面との間での摩擦力で前記混練容器が自転する公転回転速度に設定し、前記混練容器は、収納容量の異なる複数種類の蓋付き混練容器から構成され、そのうち、収納容量の小なる前記混練容器をそれの蓋が前記容器ホルダの内面と接触しない位置に配置する補助ホルダが設けられ、前記補助ホルダは、前記容器ホルダ、前記補助ホルダ、前記混練容器、これに収納される被混錬材料の総重量を、前記重量バランス調節手段を再調整する必要の無い設定重量範囲に収める重量調節部材に構成されている点にある。
上記構成によれば、容器ホルダの内面と前記混練容器の外面との間に設けられた融通により、容器ホルダに対する混練容器の脱着操作を容易に行うことができる。しかも、このような融通を設けていても、公転駆動手段によって容器ホルダが公転軸芯周りで駆動回転されると、公転回転時の遠心力により、混練容器が容器ホルダの径方向に移動し、混練容器の外面が容器ホルダの内面に押し付けられる。このとき、自転駆動手段によって容器ホルダが自転軸芯周りで駆動回転されているので、混練容器の外面と容器ホルダの内面との間での摩擦力により、混練容器が容器ホルダと一体的に自転する。
混練容器の中心が容器ホルダの自転軸芯から位置ずれしても、自転によって混練容器に加わる遠心力は、混練容器の重量(質量)、自転角速度、混練容器の半径との関係で決まるため、混練容器の自転軸芯からの位置変動による影響はない。
それ故に、混練容器をそれの中心が自転軸芯上に位置する状態で当該混練容器の下端部の周方向複数個所を径方向から挾持する容器保持固定手段、混練容器を容器ホルダの底壁に押圧する押圧手段等を設ける必要がなく、また、混練容器の種類に応じた内径の複数種類の容器ホルダ又はアダプタを製作する必要もない。
したがって、構造の簡素化とコストの低廉化及び混練容器の脱着操作の容易化を図りながら、被混練材料を公転と自転とによって適切に混練することができる。
前記容器ホルダは、前記回転体に設けられた容器ホルダ保持部に対して脱着自在に構成されている
上記構成によれば、回転体の容器ホルダ保持部に装着された容器ホルダに対して混練容器を脱着操作する、或いは、回転体の容器ホルダ保持部に対して混練容器を装着してある容器ホルダを脱着操作するといった具合に、容器ホルダ及び混練容器の取り扱い操作の多様化を図ることができる。
前記混練容器は、外径、高さの少なくとも一方が異なる複数種類の蓋付き混練容器から構成され、前記容器ホルダには、前記混練容器をそれの蓋が前記容器ホルダの内面に接触しない位置に配置保持する補助ホルダが脱着自在に設けられている
上記構成によれば、容器ホルダに装着される混練容器の蓋が容器ホルダの内面に接触する場合には、容器ホルダに補助ホルダを装着することにより、混練容器をそれの蓋が容器ホルダの内面に接触しない位置に配置保持することができるので、混練容器の蓋の外れによる被混練材料の飛び出しを回避することができる。
前記容器ホルダの周壁部の内面には、当該内面よりも径方向内方に突出する弾性体が設けられている
上記構成によれば、公転開始時の遠心力で混練容器が容器ホルダ内の径方向に移動したとき、容器ホルダの内側面よりも径方向内方に突出する弾性体に当接するため、容器ホルダの内面と混練容器の外面との当接音を低減することができる。しかも、この弾性体を介して混練容器の外面と容器ホルダの内面との間での摩擦力を高めることができるので、混練容器と容器ホルダとが一層一体的に自転する。
前記補助ホルダの内面と前記混練容器の外面との間に前記融通が形成されている
上記構成によれば、混練容器をそれの蓋が容器ホルダの内面に接触しない位置に配置保
持するための補助ホルダを、容器ホルダに自転軸芯周りで一体回転する状態で装着しても
、この補助ホルダの内面と混練容器の外面との間には融通が形成されているので、構造の
簡素化とコストの低廉化及び混練容器の脱着操作の容易化を図りながら、被混練材料を公
転と自転とによって適切に混練することができる。
本発明による第2の特徴構成は、前記容器ホルダの周壁部の内面には、前記補助ホルダの外周面を挟持する弾性体が設けられている点にある。
本発明による第3の特徴構成は、前記補助ホルダには、収納容量の小なる前記混練容器の外径よりも大なる内径の装着凹部が形成され、前記装着凹部の内周面と前記混練容器の外周面との間に、前記補助ホルダに対する前記混練容器の径方向への移動を許容する前記融通が設けられている点にある。
本発明の混練装置の全体の一部切欠き正面図 容器ホルダに100g用の二種の混練容器を装着したときの断面図 容器ホルダに補助ホルダを介して50g用の二種の混練容器を装着したときの断面図 容器ホルダに補助ホルダを介して30g〜10g用の二種の混練容器を装着したときの断面図
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、被混練材料の一例である軟膏、貼付剤、眼軟膏剤等の医薬品製剤を公転と自転とによって混練する混練装置を示す。この混練装置は、四隅に配設したゴム製の接地体1a付きのアジャスト1を介して高さ調節可能に構成された金属製の基礎底板2に、操作パネル(図示せず)を備えた上方開口のハウジング3が取付けられている。このハウジング3の上側開口部には、後面側の水平軸芯周りで上下方向に揺動開閉自在な上部カバー4が枢着され、基礎底板2とハウジング3及び上部カバー4とで囲まれた内部に装置配設空間5が形成されている。
装置配設空間5内の基礎底板2には、防振ゴム6を介して金属製の防振台7が取付けられている。この防振台7の上部には、公転軸8を上下方向(鉛直方向)となる公転軸芯Y1周りで回転自在に支承する公転軸受部9がボルト等の締結手段で固定連結されている。公転軸受部9の下端部には、公転軸8の下端部に形成された連結孔8aに一体回転状態で嵌合連結される駆動軸10を備えた公転駆動手段の一例である公転駆動用モータ11がボルト等の締結手段で固定連結されている。
公転軸8の上端軸部に一体回転状態で固定連結された枠状の回転体12の回転半径方向の一端部には、上方開口の容器ホルダ21を脱着自在に収納保持する上方開口の容器ホルダ保持部20が、公転軸8の公転軸芯Y1に対して45度の傾斜角度で交差する自転軸芯Y2周りで回転自在に設けられている。詳しくは、回転体12の回転半径方向の一端部には、公転軸8の公転軸芯Y1に対して45度の傾斜角度で軸受け軸芯が交差する自転軸受け部13が設けられ、この自転軸受け部13に、容器ホルダ保持部20の底壁部20bの中心位置から下方に一体的に突出形成された自転筒軸部20cが自転軸芯Y2周りで回転自在に支承されている。
容器ホルダ保持部20を公転軸8の駆動回転に連動して自転軸芯Y2周りで駆動回転させる自転駆動手段30が設けられている。
これにより、回転体12の容器ホルダ保持部20に容器ホルダ21を介して蓋22付きの混練容器23を装着することにより、公転軸芯Y1回りでの公転運動と自転軸芯Y2周りでの自転運動とにより、混練容器23内の医薬品製剤を効率良く均一に混練処理することができる。
自転駆動手段30には、公転軸受部9の外周面にプーリー溝31aを形成して、公転軸受部9に一体化された駆動側のプーリー部31と、容器ホルダ保持部20の底壁部20bの自転筒軸部20cに一体回転状態で外嵌固定された受動側のプーリー32と、駆動側のプーリー部31から受動側のプーリー32に自転用の回転力を伝達する無端状の伝動ベルト33とが備えられている。さらに、伝動ベルト33の水平面回動部と傾斜面回動部との屈曲部位を案内するガイドプーリー34が回転体12に取付けられている。
また、回転体12の回転半径方向の他端部には、公転軸8の公転軸芯Y1からの錘42の距離を変更して、容器ホルダ21に脱着自在に装着される蓋22付き混練容器23の質量に応じた重量バランスに調節する重量バランス調節手段40が設けられている。
この重量バランス調節手段40は、回転体12の回転半径方向の他端部に固定連結される金属製の取付けプレート41に、回転体12の回転半径方向である公転半径方向に移動自在な金属製の錘42と、この錘42に当接した状態での縦軸芯周りでの回転操作によって当該錘42を公転半径方向に移動させる金属製の回転カム43と、公転軸芯Y1側から公転半径方向に沿って錘42を回転カム43のカム面に当接付勢する圧縮コイルばね等の弾性付勢体44とを装備して構成されている。
容器ホルダ21の周壁部21aの外径は、容器ホルダ保持部20の周壁部20aの内径よりも僅かに小径に構成され、容器ホルダ保持部20に対して容器ホルダ21がガタツキの無い状態で装着保持される。また、図1に示すように、容器ホルダ保持部20の底壁部20bと容器ホルダ21の底壁部21bとの間には、滑り止め部材の一例であるシリコン製の滑り止めマット25が脱着自在に介装されている。
公転駆動用モータ11の駆動による公転回転時の遠心力により、容器ホルダ21の周壁部21bが容器ホルダ保持部20の周壁部20aに押し付けられ、且つ、容器ホルダ21の底壁部21bが滑り止めマット25を介して容器ホルダ保持部20の底壁部20bに押し付けられる。そのため、公転駆動用モータ11の駆動回転力が自転駆動手段30を介して容器ホルダ保持部20に伝達されると、容器ホルダ保持部20と容器ホルダ21とが自転軸芯Y2周りで一体回転する。
そして、本実施形態では、図2に示すように、容器ホルダ21の周壁部21aの内径を混練容器23の周壁部23aの外径よりも大径に構成して、容器ホルダ21の周壁部21aの内面と混練容器23の周壁部23aの外面との間に、容器ホルダ21に対する混練容器23の径方向への移動を許容する融通Sが形成されている。
また、図3、図4に示すように、容器ホルダ21に、混練容器23をそれの蓋22が容器ホルダ21の内面に接触しない位置に配置保持する補助ホルダ24が脱着自在に装着されている場合においても、補助ホルダ24の周壁部24aの内径を混練容器23の周壁部23aの外径よりも大径に構成して、補助ホルダ24の周壁部24aの内面と混練容器23の周壁部23aの外面との間に、容器ホルダ21及び補助ホルダ24に対する混練容器23の径方向への移動を許容する融通Sが形成されている。
そして、図2に示すように、上述の容器ホルダ21の周壁部21aの内面と混練容器23の周壁部23aの外面との間に設けられた融通Sにより、容器ホルダ21に対する混練容器23の脱着操作を容易に行うことができる。また、図3、図4に示すように、補助ホルダ24の周壁部24aの内面と混練容器23の周壁部23aの外面との間に設けられた融通Sにより、補助ホルダ24に対する混練容器23の脱着操作を容易に行うことができる。
上述の構成により、混練装置の自転部Aは、容器ホルダ保持部20、容器ホルダ21、混練容器23を備えた混錬量の多い側の第1使用形態と、容器ホルダ保持部20、容器ホルダ21、補助ホルダ24、混練容器23を備えた混錬量の少ない側の第2使用形態とが存在する。各使用形態の自転部構成要素のうち、混練装置に固定的に設けられる容器ホルダ保持部20等の固定自転部構成要素を除く脱着自転部構成要素の総重量(総質量)を重量バランス調節が不要な設定範囲内に構成する。つまり、第1使用形態においては、容器ホルダ21、混練容器23、これに収納される医薬品製剤の総重量を、第2使用形態においては、容器ホルダ21、補助ホルダ24、混練容器23、これに収納される医薬品製剤の総重量を、いずれの使用形態を採用しても重量バランス調節手段40を再調整する必要の無い設定範囲(例えば、190g〜250g)内に収まるように構成する。
この脱着自転部構成要素の総重量の調整は、補助ホルダ24の形状及び材質の設定により設定範囲内に収めている。
補助ホルダ24の周壁部24aの外径は、容器ホルダ21の周壁部21aの内径よりも僅かに小径に構成され、容器ホルダ21に対して補助ホルダ24がガタツキの無い状態で装着保持される。
また、容器ホルダ21の周壁部21aの上下中間部位には、容器ホルダ21の中心線側に向かって開口する周溝26が形成され、この周溝26には、容器ホルダ21の周壁部21aの内面よりも径方向内方に突出する緩衝用及び挟持用のゴムリング等の弾性体27が設けられている。この弾性体27の内径は、補助ホルダ24の周壁部24aの外径よりも小に構成されている。
そのため、図2に示すように、容器ホルダ21内に混練容器23が直接装着されている場合では、公転開始時の遠心力で混練容器23が容器ホルダ21内の径方向に移動したとき、容器ホルダ21の内側面よりも径方向内方に突出する弾性体27に当接するため、容器ホルダ21の周壁部21aの内面と混練容器23の周壁部23aの外面との当接音を低減することができる。しかも、この弾性体27を介して混練容器23の周壁部23aの外面と容器ホルダ21の周壁部21aの内面との間での摩擦力を高めることができるので、混練容器と容器ホルダとが一層一体的に自転する。
また、図3、図4に示すように、容器ホルダ21内に補助ホルダ24が装着されている場合には、補助ホルダ24の周壁部24aの外面で弾性体27を径方向外方側に押圧して圧縮する。そのため、補助ホルダ24は、容器ホルダ21に対して弾性体27の弾性復元力で挟持された状態となり、容器ホルダ21と補助ホルダ24とが自転軸芯Y2周りで一体回転する。
そして、公転駆動用モータ11を駆動制御する制御部において、公転駆動用モータ11による容器ホルダ21の公転回転速度を、公転回転時の遠心力で混練容器23の外面が容器ホルダ21の内面又は補助ホルダ24の内面に押し付けられ、且つ、その押し付けられた混練容器23の外面と容器ホルダ21の内面又は補助ホルダ24の内面との間での摩擦力で混練容器23が容器ホルダ21又は補助ホルダ24と一体的に自転する公転回転速度に設定してある。
この公転回転速度は、遠心力の変動要因となる混練容器23の重量、遠心力による摩擦力の変動要因になる混練容器23や容器ホルダ21や補助ホルダ24の素材や形状等の動作条件に応じ、例えば、同一の動作条件において異なる公転回転速度で試験動作させる等により、適切に動作する公転回転速度を簡単に求めて設定することができる。
本実施形態においては、公転回転数は1500rpm〜2000rpm、自転回転数は600rpm〜900rpm、公転半径(公転軸芯Y1と混練容器23の重心位置との水平方向の距離)は70mm〜100mm、相対遠心力は約176g〜447gの各範囲内に設定してある。
尚、容器ホルダ保持部20に容器ホルダ21を装着して公転駆動用モータ11を駆動回転させたとき、容器ホルダ保持部20と容器ホルダ21とは自転軸芯Y2周りで一体回転状態に構成されている。また、容器ホルダ21に補助ホルダ24を装着して公転駆動用モータ11を駆動回転させたとき、容器ホルダ21と補助ホルダ24も自転軸芯Y2周りで一体回転状態に構成されている。
そして、上述の公転回転速度の設定により、容器ホルダ21の内面と混練容器23の外面との間、又は、補助ホルダ24の内面と混練容器23の外面との間に上述の融通Sが設けられていても、公転駆動用モータ11によって容器ホルダ21が公転軸芯Y1周りで駆動回転されると、公転回転時の遠心力により、混練容器23が容器ホルダ21又は補助ホルダ24の径方向に移動し、混練容器23の周壁部23aの外面が容器ホルダ21の周壁部21aの内面又は補助ホルダ24の周壁部24aの内面に押し付けられる。このとき、自転軸芯Y2は公転軸芯Y1に対して45度の角度で傾斜しているため、公転回転時の遠心力により、混練容器23の底壁部23bの外面が容器ホルダ21の底壁部21bの内面又は補助ホルダ24の底壁部の内面にも押し付けられる。
この押し付け状態において、自転駆動手段30によって容器ホルダ21又は容器ホルダ21と補助ホルダ24が自転軸芯Y2周りで駆動回転されるので、混練容器23の外面と容器ホルダ21の内面又は補助ホルダ24との間での摩擦力により、混練容器23が容器ホルダ21又は補助ホルダ24と一体的に自転する。
混練容器23の中心Y3が容器ホルダ21又は補助ホルダ24の自転軸芯Y2から位置ずれしても、自転によって混練容器23に加わる遠心力F1は、医薬品製剤を収納した容器ホルダ21の重量(質量)をm、自転角速度をω、混練容器23の半径をrとするとき、
遠心力F1=m×r×ω2
上記式で決まるため、混練容器23の中心Y3が容器ホルダ21又は補助ホルダ24の自転軸芯Y2から位置ずれすることによる影響はない。
それ故に、混練容器23をそれの中心Y3が自転軸芯Y2上に位置する状態で当該混練容器23の下端部の周方向複数個所を径方向から挾持する容器保持固定手段や混練容器23を容器ホルダ21の底壁に押圧する押圧手段等を設ける必要がなく、また、混練容器23の種類に応じた内径の複数種類の容器ホルダ又はアダプタを製作する必要もない。
したがって、構造の簡素化とコストの低廉化及び混練容器23の脱着操作の容易化を図りながら、医薬品製剤を公転と自転とによって適切に混練することができる。
容器ホルダ21は、ポリアセタール樹脂(POM)製で、周壁部21aには、混練容器23及び補助ホルダ24を容易に脱着操作するための略U字状の切欠き部21dが形成され、周壁部21aの外周面の上端部には、指の掛かりを良くするための指掛け用溝21eが形成されている。また、底壁部21bには、万が一、容器ホルダ21の内径と同径に構成された混練容器23が装着された場合において、この同径の混練容器23を底部側から押し出し操作するための開口部21fが形成されている。
混練容器23としては、外径、高さ、医薬品製剤の収納容量の異なる多種類の混練容器23が存在し、その何れの混練容器23も使用することができるが、本実施形態においては、図2〜図4に示すように、第1混練容器23A〜第6混練容器23Fの6種類を例示した。
図2の(a)に示す第1混練容器23Aは、医薬品製剤の収納容量が100gの容器であり、第1混練容器23Aの底面から蓋22の上面までの高さが、容器ホルダ21の周壁部21aの内面高さと同一に構成されている。そのため、容器ホルダ21の周壁部21aの内面の上側部には、第1混練容器23Aの蓋22の径方向外方への突出代よりも大きな寸法で径方向外方側に窪む蓋接触回避手段としての環状溝21cが形成され、第1混練容器23Aの蓋22が容器ホルダ21の周壁部21aの内面に接触することを防止している。この場合、補助ホルダ24を使用しない第1使用形態の一例となる。
また、医薬品製剤を含めた第1混練容器23Aの重量が大きいため、容器ホルダ21、第1混練容器23A、これに収納される医薬品製剤を含む総重量は、重量バランス調節手段40を再調整する必要の無い設定範囲(例えば、190g〜250g)内に設定されている。
図2の(b)に示す第2混練容器23Bは、上述と同様に、医薬品製剤の収納容量が100gの容器であるが、第2混練容器23Bの底面から蓋22の下端までの高さが、容器ホルダ21の周壁部21aの内面高さよりも大で、第2混練容器23Bの蓋22が容器ホルダ21の周壁部21aよりも上方に飛び出す。そのため、第2混練容器23Bの蓋22が容器ホルダ21の周壁部21aの内面に接触することはない。この場合も、補助ホルダ24を使用しない第1使用形態の一例となる。
また、医薬品製剤を含めた第2混練容器23Bは、第1混練容器23Aと同様に重量が大きいため、容器ホルダ21、第2混練容器23B、これに収納される医薬品製剤を含む総重量は、重量バランス調節手段40を再調整する必要の無い設定範囲(例えば、190g〜250g)内に設定されている。
図3の(b)に示す第3混練容器23Cは、医薬品製剤の収納容量が50gの容器であり、第3混練容器23Cの底面から蓋22の下端までの高さが、容器ホルダ21の周壁部21aの内面のうち、それの上側部に形成されている環状溝21cよりも下方の小内径側の内面部分の高さよりも小さい。そのため、補助ホルダ24を用いて、第3混練容器23Cの蓋22が容器ホルダ21の周壁部21aの内面に接触することを回避する。
補助ホルダ24としても、図3に示す超高分子ポリエチレン製の第1補助ホルダ24Aと図4に示す超高分子ポリエチレン製の第2補助ホルダ24Bとの2種類が存在する。そのうち、第3混練容器23Cには、底壁部24bの厚みが大きな第1補助ホルダ24Aを用いる。
また、医薬品製剤を含めた第3混練容器23Cの重量が小さいため、第1補助ホルダ24Aを用いる第2使用形態において、容器ホルダ21、第1補助ホルダ24A、第3混練容器23C、これに収納される医薬品製剤の総重量は、重量バランス調節手段40を再調整する必要の無い設定範囲(例えば、190g〜250g)内に設定されている。
また、第1補助ホルダ24Aの周壁部24aは、容器ホルダ21に対する脱着操作を容易に行うためのものであり、この周壁部24aの外周面の上端部には、指の掛かりを良くするための指掛け用溝24eが形成されている。
図3の(c)に示す第4混練容器23Dは、医薬品製剤の収納容量が50gの容器であり、第4混練容器23Dの底面から蓋22の下端までの高さが、容器ホルダ21の周壁部21aの小内径側の内面部分の高さよりも大に構成されている。この場合、第4混練容器23Dの蓋22の径方向外方への突出代が、容器ホルダ21の周壁部21aの内面の上側部に形成されている環状溝21cの深さよりも小さいため、第4混練容器23Dの蓋22が容器ホルダ21の周壁部21aの内面に接触することはない。
しかし、医薬品製剤を含めた第4混練容器23Dの重量が小さいため、第1補助ホルダ24Aを重量調節部材として用いる。この第1補助ホルダ24Aを用いる第2使用形態において、容器ホルダ21、第1補助ホルダ24A、第4混練容器23D、これに収納される医薬品製剤の総重量は、重量バランス調節手段40を再調整する必要の無い設定範囲(例えば、190g〜250g)内に設定されている。
図4の(b)に示す第5混練容器23Eは、医薬品製剤の収納容量が30gの容器であり、第5混練容器23Eの底面から蓋22の下端までの高さが、容器ホルダ21の周壁部21aの内面における小内径側の内面部分の高さよりも小さい。そのため、補助ホルダ24として、図4(a)に示すように、周壁部24aの厚みが大きく、且つ、底壁部24bが上下中間位置に配置された第2補助ホルダ24Bを用いる。この第2補助ホルダ24Bの底壁部24bの一側面から周壁部24aの一端部までの第1装着凹部24cの装着深さh1は、底壁部24bの他側面から周壁部24aの他端部までの第2装着凹部24dの装着深さh2よりも深く構成されている。
そして、第2補助ホルダ24Bの第1装着凹部24cに第5混練容器23Eを装着することにより、第5混練容器23Eの蓋22が、容器ホルダ21の周壁部21aの内面に接触することはない。
また、医薬品製剤を含めた第5混練容器23Eの重量は小さいため、第2補助ホルダ24Bを重量調節部材として用いる。これにより、第2補助ホルダ24Bを用いる第2使用形態において、容器ホルダ21、第2補助ホルダ24B、第5混練容器23E、これに収納される医薬品製剤を含む総重量は、重量バランス調節手段40を再調整する必要の無い設定範囲(例えば、190g〜250g)内に設定されている。
図4の(c)に示す第6混練容器23Fは、医薬品製剤の収納容量が10gの容器であり、第6混練容器23Fの底面から蓋22の下端までの高さが、容器ホルダ21の周壁部21aの内面における小内径側の内面部分の高さよりも小さい。そのため、補助ホルダ24として第2補助ホルダ24Bを用い、この第2補助ホルダ24Bの第2装着凹部24dに第6混練容器23Fを装着することにより、第6混練容器23Fの蓋22が、容器ホルダ21の周壁部21aの内面に接触することはない。
また、医薬品製剤を含めた第6混練容器23Fの重量は小さいため、第2補助ホルダ24Bを重量調節部材として用いる。これにより、第2補助ホルダ24Bを用いる第2使用形態において、容器ホルダ21、第2補助ホルダ24B、第6混練容器23F、これに収納される医薬品製剤を含む総重量は、重量バランス調節手段40を再調整する必要の無い設定範囲(例えば、190g〜250g)内に設定されている。
また、第2補助ホルダ24Bは、第5混練容器23Eと第6混練容器23Fとに対して反転使用されるため、第2補助ホルダ24Bの周壁部24aの外周面における上下の両端部には、指の掛かりを良くするための指掛け用溝24eが形成されている。
〔その他の実施形態〕
(1)公転駆動用モータ11による容器ホルダ21の公転回転速度は、公転回転時の遠心力で混練容器23の外面が容器ホルダ21の内面又は補助ホルダ24の内面に押し付けられ、且つ、その押し付けられた混練容器23の外面と容器ホルダ21の内面又は補助ホルダ24の内面との間での摩擦力で混練容器23が容器ホルダ21と一緒に自転する公転回転速度であれば、公転駆動用モータ11を駆動制御する制御部において任意に設定することができる。
(2)上述の実施形態では、混練容器23としては、形態の異なる第1混練容器23A〜第6混練容器23Fの6種類を例示したが、この6種類の形態に限定されるものではない。外径又は高さの少なくとも一方が異なる複数種類の混練容器23であればよい。
(3)上述の実施形態では、補助ホルダ24として、図3に示す第1補助ホルダ24Aと図4に示す第2補助ホルダ24Bとの2種類を例示したが、この2種類の形態に限定されるものではなく、1種類又は3種類以上の形態の補助ホルダ24から構成してもよい。
(4)上述の実施形態では、公転駆動用電動モータ11に連動された公転軸芯Y1周りで駆動回転可能な回転体12を枠状に構成したが、円盤状等に構成してもよい。
(5)上述の実施形態では、公転駆動用電動モータ11を自転駆動手段30の駆動源に構成したが、自転駆動手段30用の専用の駆動源を設けてもよい。
11 公転駆動手段(公転駆動用モータ)
12 回転体
20 容器ホルダ保持部
21 容器ホルダ
22 蓋
23 混練容器
24 補助ホルダ
27 弾性体
30 自転駆動手段
S 融通
Y1 公転軸芯
Y2 自転軸芯

Claims (3)

  1. 公転駆動手段に連動された公転軸芯周りで駆動回転可能な回転体に、混練容器を脱着自在に収納する自転自在な容器ホルダと、前記容器ホルダに装着される前記混練容器の重量に応じた重量バランスに調節する重量バランス調節手段と、が備えられ、前記容器ホルダを自転軸芯周りで駆動回転させる自転駆動手段が設けられている混練装置であって、
    前記容器ホルダの内面と前記混練容器の外面との間に、前記容器ホルダに対する前記混練容器の径方向への移動を許容する融通を設け、前記公転駆動手段による前記容器ホルダの公転回転速度を、公転回転時の遠心力で前記混練容器の外面が前記容器ホルダの内面に押し付けられ、且つ、その押し付けられた前記混練容器の外面と前記容器ホルダの内面との間での摩擦力で前記混練容器が自転する公転回転速度に設定し、前記混練容器は、収納容量の異なる複数種類の蓋付き混練容器から構成され、そのうち、収納容量の小なる前記混練容器をそれの蓋が前記容器ホルダの内面と接触しない位置に配置する補助ホルダが設けられ、前記補助ホルダは、前記容器ホルダ、前記補助ホルダ、前記混練容器、これに収納される被混錬材料の総重量を、前記重量バランス調節手段を再調整する必要の無い設定重量範囲に収める重量調節部材に構成されている混練装置。
  2. 前記容器ホルダの周壁部の内面には、前記補助ホルダの外周面を挟持する弾性体が設けられている請求項1記載の混練装置。
  3. 前記補助ホルダには、収納容量の小なる前記混練容器の外径よりも大なる内径の装着凹部が形成され、前記装着凹部の内周面と前記混練容器の外周面との間に、前記補助ホルダに対する前記混練容器の径方向への移動を許容する前記融通が設けられている請求項1又は2記載の混練装置。
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