JP2000176268A - 脱泡撹拌機 - Google Patents

脱泡撹拌機

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JP2000176268A
JP2000176268A JP10354314A JP35431498A JP2000176268A JP 2000176268 A JP2000176268 A JP 2000176268A JP 10354314 A JP10354314 A JP 10354314A JP 35431498 A JP35431498 A JP 35431498A JP 2000176268 A JP2000176268 A JP 2000176268A
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cup
rotation
shaft
revolving
motor
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Fumiyoshi Nagao
尾 文 喜 長
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  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)
  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 カップに収容した溶液の脱泡撹拌は勿論、遠
心機能をも備え、しかも駆動中にカップの回転を可変で
きるばかりでなく、駆動中にカップに生じる振動を防止
できる脱泡撹拌機を提供する。 【解決手段】 下部基台1と上部基台2を、両基台の一
側に圧縮バネ3を、他側に引っ張りバネ4を介装して結
合すると共に、上部基台の下面に公転用モ−タ5を装着
し、モ−タ5の回転軸を中空の公転軸6として上部基台
の上部に突出させて公転軸に公転ア−ム7を取付け、公
転ア−ムに回転可能に脱泡又は遠心分離すべき溶液等の
試料を収容するカップ8を回転自在にして装着し、公転
軸の内部に、それと一体回転するように固定した回転軸
を公転用のア−ムより上方に突出させて収装して自転駆
動軸9にすると共に、先端部にクラッチ11を介し又は介
さないでカップを回転させるロ−ラ12を取付ける一
方、自転駆動軸の回転を検出して自転駆動軸の回転を制
御する装置を配備して成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬品,産業用の接着
剤,色料,食品,化粧品,フィルム溶液,電気,半導体
等の気泡を嫌う溶液の撹拌,練和や、短時間を必要とさ
れる比重の異なる溶液の撹拌,練和、或いは比重の異な
る二種の液体の溶液を個々の液体に分離するのに用いて
有用な脱泡撹拌機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、液体の脱泡や該液体を撹拌,練和
する装置としては、例えば、米国特許第4,497,581号明
細書に記載されているように、液体を収容したカップを
公転中心から遠く離れた部位に配備し、前記カップの底
にベルトや歯車を用いて該カップを遊星運動させている
のが一般的である。
【0003】然し乍ら、上記の従来の装置はモ−タによ
る公転中心から遠く離れたカップの底側にベルトや歯車
を配置して該カップに遊星運動をさせているので、回転
に伴う遠心力によりベルトや歯車の摩耗が激しくて故障
の発生が多く、また、構造も複雑になり、回転体の質量
が大きくならざるを得ないため、価格的にも高価につく
という問題点があった。
【0004】そこで、本発明の発明者は、さきに、回転
軸を中空軸としたモ−タの中空軸に水平にカップ取付用
ア−ムを取付け、該ア−ムに回転可能に脱泡撹拌又は遠
心分離すべき溶液等の試料を収容するカップを装着し、
前記中空軸の内部に自転駆動軸をその先端部を突出させ
て収装すると共に該先端部にクラッチを介在させて環状
球面を有するロ−ラを前記クラッチの切換により固定ま
たは回転自在に取付けてなり、前記ロ−ラを固定状態に
し前記カップを該ロ−ラに接触させてモ−タを回転させ
ることにより、前記カップを公転させながら自転させ、
また、前記カップをロ−ラに接触させた状態で前記ロ−
ラをフリー状態にするか又はカップをロ−ラから離して
モ−タを回転させることにより、前記カップを公転させ
るのみで自転させないようにした脱泡撹拌機を発明し、
特願平7-77108号として特許出願している。
【0005】上記の特許出願にかかる脱泡撹拌機は、処
理すべき溶液を収容したカップを公転,自転させること
により、該溶液を脱泡,撹拌したり、カップを公転させ
ることにより、比重の異なる二種の液体の溶液を個々の
液体に遠心分離できるので、概ね所期の目的を達成する
ことができるが、次のような問題点のあることが判明し
た。
【0006】即ち、上記脱泡撹拌機は、カップを遊星運
動機構より公転,自転させるものであって、カップに
は、図3に示すように、公転加速度G1と自転加速度G2
の合成加速度が加わり、カップ内に収容した液体や溶液
はカップ内でG1方向とG2方向に、ある角度でスパイラ
ル状の駆け上がり運動を行う。特に、カップ内に収容し
た液体や溶液の比重や粘度が高いと、カップは上部に跳
びはねるようになって、振動を生じ、所望の脱泡や撹拌
ができなくなるおそれがある。
【0007】更に、上記脱泡撹拌機は、自転駆動軸から
伝えられるカップの自転速度を制御できるようにする場
合、自転駆動軸にシ−ド線を挿入してその先端に例えば
ホ−ル素子からなる回転センサを取付け、この回転セン
サとパウダ−ブレ−キをカップを自転させるロ−ラに取
付け、自転駆動軸の回転をパウダ−ブレ−キと回転セン
サとにより電子制御するようにしていたに過ぎなかった
ので、中空の公転軸に取付けたカップ公転用の部材の回
転速度を可変することはできず、従って、上記の振動が
生じた場合、対処できないのが通常であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述のような
従来技術に鑑み、カップに収容した溶液の脱泡撹拌は勿
論、遠心機能をも備え、しかも駆動中にカップの回転を
可変できるばかりでなく、駆動中にカップに生じる振動
を防止できる脱泡撹拌機を提供することを、その課題と
するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
することを目的としてなされたもので、その構成は、フ
レ−ムにおける下部基台と上部基台を、両基台の一側に
圧縮バネを、同じく他側に引っ張りバネを、それぞれ介
装して結合すると共に、前記上部基台の下面に公転用モ
−タを装着し、前記モ−タの回転軸を中空の公転軸とし
てその上部を前記上部基台の上部に突出させて該公転軸
に公転ア−ムを取付け、該公転ア−ムに回転可能に脱泡
又は遠心分離すべき溶液等の試料を収容するカップを回
転自在にして装着し、前記公転軸の内部に、それと一体
回転するように固定した回転軸をその先端部を前記公転
用のア−ムより上方に突出させて収装して自転駆動軸に
すると共に、該先端部にクラッチを介し又は介さないで
前記カップを回転させるロ−ラを取付ける一方、前記フ
レ−ム内に前記自転駆動軸の回転を検出して該自転駆動
軸の回転を制御する装置を配備して成ることを特徴とす
るものである。
【0010】而して、カップをロ−ラに接触状態にして
使用する場合、ロ−ラ及び/又はカップの外表面をシリ
コンゴムなどの摩擦力の大きい材料で形成すると、カッ
プをロ−ラに接触させて自転させる場合、該カップが自
転を止めるようなことはないので好都合である。
【0011】また、中空の公転軸内に固定された自動駆
動軸の上部とロ−ラとの間に該ロ−ラを上方に付勢する
スプリングを介在させれば、カップをロ−ラに接触させ
て自転させる場合、カップがその公転による遠心力を受
けてロ−ラから離れようとしても、スプリングの撥力に
よりロ−ラが上方に押し上げられて、カップのロ−ラか
らの離脱を防止できる。
【0012】更に、固定された自動駆動軸の回転を検出
して制御する装置は、フレ−ム内に制御用モ−タ又はパ
ウダ−ブレ−キと回転センサを取付け、前記自転駆動軸
の回転を前記制御用モ−タ又はパウダ−ブレ−キと回転
センサにより制御して、カップの回転数を制御するよう
にすれば、処理溶液の所望の脱泡撹拌を行うことができ
る。
【0013】上記に加え、本発明脱泡撹拌機は、フレ−
ムの下部基台と上部基台との間の一側に圧縮バネを、同
じく他側に引っ張りバネをそれぞれ介装し、前記上部基
台の下面に公転用モ−タを装着したから、公転用モ−タ
により回転されるア−ムに取付けたカップをロ−ラに接
触させて配し、クラッチによりロ−ラを固定させてモ−
タを回転させ、カップを自転させながら公転させている
ときに、前述の図3に示すように、試料を収容したカッ
プが上方に跳ね上がり加減になってフレームに振動が生
じても、前記圧縮バネと引っ張りバネにより振動を吸収
するので、振動による不具合は解消される。
【0014】更に、カップをロ−ラに非接触状態でモ−
タを回転させれば、前記カップは公転するのみであるか
ら、遠心運動により、遠心分離機として機能し、例え
ば、比重の軽い溶液と重い溶液との混合液を両液に分離
するのに好適なものとなる。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例を図により説明する。
図1は本発明脱泡撹拌機の一例の断面図、図2は別例の
断面図、図3は脱泡撹拌を行っているときに生じるカッ
プの跳びはね現象を説明するための説明図である。
【0016】図1において、1はフレ−ムの下部基台、
2は同じく上部基台で、それらの一側には圧縮バネ3
が、同じく他側には引っ張りバネ4が介装され、上部基
台2は下部基台1に水平に保たれている。5は上部基台
2の下面に取付けた公転用モ−タで、回転軸を中空回転
軸6とし、その上部を上部基台2上に突出させて公転用
ア−ム7を定着してあり、公転用ア−ム7はその先端側
7aを上方に曲げて、脱泡撹拌すべき液体又は溶液の試料
Mを収容するカップ8を、取付軸8aを介し回転自在に取
付けるようになっている。9は前記中空回転軸6の内部
に挿入し該中空回転軸6と一体回転するように固定した
回転軸で、カップ8の自転を駆動する軸として作用する
が、この軸9はその下部を下部基台1に設けた自動調芯
ベアリング等のベアリング10に支持させると共に、上部
は中空回転軸6から突出させ、クラッチ11を介してカッ
プ8の回転を制御する制御ロ−ラ12を取付けてある。前
記クラッチ11は係合状態では自転駆動軸9と一体にな
り、開放状態では前記自転駆動軸9とは無関係で、制御
ローラ12が自由に回転するようになっている。なお、図
示しないが、制御ロ−ラ12の下面側に該ロ−ラ12を上方
へ付勢するスプリングを配してもよく、また、制御ロ−
ラ12の表面及び/又はカップ8の表面にシリコンゴム等
による摩擦体を被覆してもよい。更に、クラッチ11はこ
れを用いないでロ−ル取付体に替えてもよい。
【0017】13は上部基台2の下面に公転用モ−タ5と
並設し自転駆動軸9の回転を制御する制御モ−タで、そ
の回転軸13aに取付けたプーリ13bを自転駆動9に取付け
たプーリ9aにベルト13cを介して関連させて、自転駆動
軸9の回転を検出すると共に検出した回転数に基づき該
自転駆動軸9を介して、中空の公転軸6の回転を制御す
るようになっている。即ち、制御モ−タ13のプーリ13b
が制御ロ−ラ12の円周速度と同じなら1:1、また、そ
れより遅ければ減速し、早ければ増速する。従って、試
料Mの撹拌を主目的としている場合は増速し、脱泡又は
遠心分離を主目的とする場合は減速すればよい。なお、
制御モ−タ13に替えてパウダ−ブレ−キを用いてもよい
が、パウダ−ブレ−キによる場合は、減速制御するだけ
である。
【0018】図2に示すものは、図1に示した脱泡撹拌
機の公転用モ−タ5の下部に取付枠14を介し自転駆動軸
9に関連させてパウダ−ブレ−キ15を配設した別例の脱
泡撹拌機で、自転駆動軸9はこれをカップリング16を介
しその下部に制御軸17を接続してパウダ−ブレ−キ15に
関連させると共に、この軸17に回転検出センサ18を配設
して自転駆動軸9の回転を検出し、検出した回転数に基
づいてパウダ−ブレ−キ15を作動させ、自転駆動軸9の
回転を減速又は停止するようになっている。
【0019】上記のように構成される本発明脱泡撹拌機
は、カップ8に脱泡撹拌すべき溶液Mを収容して制御ロ
−ラ12に接触させ、該ロ−ラ12を固定した状態で公転用
モ−タ5を駆動すれば、ア−ム7の回転によりカップ8
は公転すると共に、ロ−ラ12の回りを自転する。従っ
て、カップ8の内部の溶液Mは、カップ8の公転による
遠心力によりカップ8の内面に押し付けられ、また、カ
ップ8の自転よりその流れを変化させられるので、脱
泡,練和,撹拌される。
【0020】一方、カップ8の内部の溶液Mは、ア−ム
7の回転により公転して、遠心力により比重の大きい溶
液はカップ8の内面に押し付けられ、比重の小さい溶液
はその手前側に位置して両溶液は分離される。即ち、本
発明脱泡撹拌機は遠心分離機として機能するのである。
【0021】而して、カップ8に遠心分離すべき溶液を
収容し、クラッチ11を開放してロ−ラ12を自由回転可能
の状態にすると共にカップ8をロ−ラ12に接触させた状
態でモ−タ5を駆動すれば、カップ8は公転するが、こ
のときロ−ラ12はカップ8との摩擦力によりカップ8と
一体的に回転するので、カップ8は自転せず公転するの
みであるから、上記と同様に遠心分離機として機能す
る。
【0022】また、図1に示した脱泡撹拌機は、脱泡撹
拌機として機能させた際に、カップ8の自転回数を制御
する必要がある場合は、上部基台2の下面に配設した制
御モ−タ13を駆動して、その回転軸13aに取付けたプー
リ13bに関連させたプーリ9aにより自転駆動軸9の回転
を検出し、検出した回転数に基づいて自転駆動軸9の回
転を制御すればよい。即ち、前述したように、制御モ−
タ13のプーリ13bが制御ロ−ラ12の円周速度と同じなら
1:1、また、それより遅ければ減速し、早ければ増速
する。従って、試料Mの撹拌を主目的としている場合は
増速し、脱泡又は遠心分離を主目的とする場合は減速す
ればよい。なお、制御モ−タ13に替えてパウダ−ブレ−
キを用いてもよいが、パウダ−ブレ−キによる場合は、
減速することはできても、増速することはできない。
【0023】また、図2に示す脱泡撹拌機も上記図1の
それと同様に作用するが、自転駆動軸9の回転を制御し
ようとする場合、公転用モ−タ5の下部に取付軸14を介
して配設し制御軸17を自転駆動軸9に関連させたパウダ
−ブレ−キ15を作動させるようになっており、前記制御
軸17を介して回転検出センサ18により自転駆動軸9の回
転を検出し、検出した回転数に基づいてパウダ−ブレ−
キ15を作動させ、自転駆動軸9の回転を減速又は停止す
るのであるが、この場合、上述のように、自転駆動軸9
の回転は、減速することはできても、増速することは不
可能である。
【0024】更に、上述した本発明脱泡撹拌機は、カッ
プ8を自転,公転させて脱泡撹拌している最中に、図3
に示したように、試料Mを収容したカップ8が上方に跳
ね上がって、振動が生じても、下部基台と1と上部基台
2の間に介装した圧縮バネ3と引っ張りバネ4とが振動
を吸収するので、振動による不具合は起こらない。
【0025】なお、試料Mを別の容器(図示せず)に入
れたままの状態でカップ8ないに収容し、本発明の脱泡
撹拌機を駆動する場合もあるが、この場合、前記容器が
カップ8内で滑り、自転しないことがある。これを防ぐ
には、前記別の容器の外周をゴムやスポンジ等の摩擦材
で囲むことにより、該容器がカップ8内で滑らないよう
にすればよい。
【0026】
【発明の効果】本発明は上述の通りであって、処理すべ
き溶液を収容したカップを公転,自転させることにより
脱泡,撹拌したり、カップを公転させることにより比重
の異なる二種の液体の溶液を個々の液体に遠心分離でき
るので、医薬品,一般産業の接着剤,色料,食品,化粧
品,フィルム溶液,電気,半導体等の気泡を嫌う溶液の
撹拌,練和や、短時間を必要とされる比重の異なる溶液
の撹拌,練和、或いは遠心分離に用いて有用である。
【0027】また、本発明の構成は簡潔で、容易且つ低
廉に作製提供でき、しかも、処理すべき溶液を収容した
カップを駆動源の回転中心から近いところに位置させ、
ベルトや歯車などを使用しないで作動させることができ
るので、摩耗部品を少なくすることができる。
【0028】更に、試料の粘度や比重が高い場合、カッ
プを自転,公転させて脱泡撹拌している最中に、試料M
を収容したカップが上方に跳ね上がる振動現象が生じて
も、下部基台とと上部基台の間に介装した圧縮バネと引
っ張りバネとが振動を吸収するので、振動による不具合
は起こらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明脱泡撹拌機の一例の断面図。
【図2】本発明脱泡撹拌機の別例の断面図。
【図3】試料を脱泡撹拌しているときに生じるカップの
跳上り現象を説明する図。
【符号の説明】
1 下部基台 2 上部基台 3 圧縮バネ 4 引っ張りバネ 5 公転用モ−タ 6 中空公転軸 7 公転用ア−ム 8 カップ 9 自転駆動軸 10 ベアリング 11 クラッチ 12 制御ロ−ラ 13 制御モ−タ 13a 制御モ−タの回転軸 14 取付部材 15 パウダ−ブレ−キ 16 カップリング 17 制御軸 18 回転検出センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレ−ムにおける下部基台と上部基台
    を、両基台の一側に圧縮バネを、同じく他側に引っ張り
    バネを、それぞれ介装して結合すると共に、前記上部基
    台の下面に公転用モ−タを装着し、前記モ−タの回転軸
    を中空の公転軸としてその上部を前記上部基台の上部に
    突出させて該公転軸に公転ア−ムを取付け、該公転ア−
    ムに回転可能に脱泡又は遠心分離すべき溶液等の試料を
    収容するカップを回転自在にして装着し、前記公転軸の
    内部に、それと一体回転するように固定した回転軸をそ
    の先端部を前記公転用のア−ムより上方に突出させて収
    装して自転駆動軸にすると共に、該先端部にクラッチを
    介し又は介さないで前記カップを回転させるロ−ラを取
    付ける一方、前記フレ−ム内に前記自転駆動軸の回転を
    検出して該自転駆動軸の回転を制御する装置を配備して
    成ることを特徴とする脱泡撹拌機。
  2. 【請求項2】 ロ−ラは、その外周にシリコンゴム等の
    摩擦材を被覆した請求項1に記載の脱泡撹拌機。
  3. 【請求項3】 カップは、その外周にシリコンゴム等の
    摩擦材を被覆した請求項1又は2に記載の脱泡撹拌機。
  4. 【請求項4】 自転駆動軸の上部とロ−ラとの間にスプ
    リングを介在させた請求項1〜3のいずれかに記載の脱
    泡撹拌機。
  5. 【請求項5】 自転駆動軸の回転を検出して制御する装
    置は、フレ−ム内に制御用モ−タ又はパウダ−ブレ−キ
    と回転センサを取付け、自転駆動軸の回転を前記制御用
    モ−タ又はパウダ−ブレ−キと回転センサにより制御し
    て、カップの回転数を制御するようにした請求項1〜4
    のいずれかに記載の脱泡撹拌機。
  6. 【請求項6】 試料を他の容器に入れたまま前記カップ
    に収容するとき、前記他の容器の外面をゴム,スポンジ
    等の摩擦材により囲み、前記カップに収容するようにし
    た請求項1〜5のいずれかの脱泡撹拌機。
JP10354314A 1998-12-14 1998-12-14 脱泡撹拌機 Withdrawn JP2000176268A (ja)

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