JP6632914B2 - 複室容器 - Google Patents
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Description
本発明に係る複室容器1は、図1から図3に示すように、対向する2枚のシート材がシールされることにより構成されている。2枚のシート材のうち少なくとも一方のシート材は、その一面側から他面側に突出されてなる複数の収容室11が形成された容器本体10として構成され、他方のシート材は、容器本体10として構成された一方のシート材の一面側に被せられ、複数の収容室11を閉じている蓋材20として構成されている。図1から図3に示した複室容器1は、蓋材20として構成されている他方のシート材が平坦なシート材により構成されている。「平坦」とは、シート材の厚さ方向に凸部や凹部が存在しないことを意味する。
容器本体10は、図1から図3に示すように、複数の収容室11を備えている。図1及び図2は複室容器1の一例を示しており、この複室容器1の容器本体10は2つの収容室11を備えている。この容器本体10部は、容器本体10の一面側から他面側に向けて突出してなる2つの収容室11と、収容室11の外側にて容器本体10の外側に向けて張り出す平坦なフランジ部13とを有している。また、容器本体10部は、2つの収容室11の間に形成された平坦面12を有している。フランジ部13は、後述する蓋材20に相対的に高い強度でシールされる高強度シール部31として構成され、収容室11の間に形成された平坦面12は、蓋材20に相対的に低い強度でシールされる低強度シール部32として構成されている。
蓋材20は、基材層、バリア層及びシーラント層を含む多層シートによって構成されている。
容器本体10と蓋材20とは、ヒートシールすることによってシールされる。シール強度が相対的に高い高強度シール部31と、シール強度が相対的に低い低強度シール部32とを形成する方法は、特に限定されない。例えば、容器本体10と蓋材20とをシールする際に、シール手段によって容器本体10と蓋材20とを押し付けて圧着する圧力を変えたり、圧着する温度を変えたり、又は圧着する回数を変えたりすることによって、高強度シール部31及び低強度シール部32はそれぞれ形成される。すなわち、高強度シール部31は、低強度シール部32よりも、高い圧力で容器本体10と蓋材20とを圧着したり、高い温度の下で圧着したり、圧着する回数を多くしたりすることによって形成される。
この複室容器1では、各収容室11に収容された内容物を混ぜ合わせて混合物を生成し、生成された混合物を複室容器1から外部に排出する。
10 容器本体
10a 容器本体を構成する多層シート
11 収容室
12 平坦面
13 フランジ部
15 周面
16 底面
17 傾斜面
18 折れ線
20 蓋材
31 高強度シール部
32 低強度シール部
40 開封開始部
Claims (6)
- 基材層とバリア層とをそれぞれ含む2枚のシート材がシールされてなり、
2枚の前記シート材のうち、少なくとも一方のシート材は、その一面側から他面側に突出されてなる複数の収容室が形成された容器本体として構成され、他方のシート材は、前記一方のシート材の前記一面側に被せられ、複数の前記収容室を閉じている蓋材として構成され、
前記収容室の外側には、前記容器本体と前記蓋材とが相対的に高い強度でシールされた高強度シール部が形成され、
前記収容室同士の間には、前記容器本体と前記蓋材とが相対的に低い強度でシールされ、前記容器本体と前記蓋材とが剥離されて前記収容室同士を連通させる低強度シール部が形成され、
前記蓋材には、前記容器本体の前記一面側に接する面にシーラント層が設けられ、
前記収容室の底面には、該底面を折り曲げるための折れ線が、前記収容室が連なる方向に延びていることを特徴とする複室容器。 - 前記蓋材が平坦なシート材により構成されている、請求項1に記載の複室容器。
- 前記収容室は複数の平面からなり、隣り合う平面どうしで形成される角度が直角乃至鈍角である、請求項1又は2に記載の複室容器。
- 前記収容室の容積が、1cm3以上30cm3以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の複室容器。
- 前記容器本体の前記基材層は、ポリオレフィン樹脂であり、前記容器本体の前記バリア層は、ポリクロロトリフルオロエチレン又はポリ塩化ビニリデンであり、前記容器本体の厚さが400μm以下である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の複室容器。
- 当該複室容器の周縁には、該複室容器の周縁と前記低強度シール部とをつなぐ形態又は該複室容器の周縁と前記収容室とをつなぐ形態で該複室容器を切り裂いて開封させる開封開始部が形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の複室容器。
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JP2016046586A JP6632914B2 (ja) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | 複室容器 |
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JP2016046586A JP6632914B2 (ja) | 2016-03-10 | 2016-03-10 | 複室容器 |
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JP6632914B2 true JP6632914B2 (ja) | 2020-01-22 |
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Family Applications (1)
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- 2016-03-10 JP JP2016046586A patent/JP6632914B2/ja active Active
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