JP6632683B2 - 係合インジケータを備えたファスナー - Google Patents

係合インジケータを備えたファスナー Download PDF

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Description

本発明は、ファスナーに関し、より詳細には係合インジケータを備えたファスナーに関する。
壁や天井のような目標構造体(ターゲット)にエアコン、照明設備あるいはパイプのような目的物を掛けるため、ファスナー、例えばコンクリートねじがしばしば使用されている。ファスナーの性能を確実にするため、ファスナーの軸部は、所定の係合深さとなるまで、目標構造体に打ち込まれなければならない。しかし、作業の後に、検査者が下からファスナーと天井との間での適切な係合を判断することには困難がある。
特許文献1は、コンクリート構造物のような躯体の穴内でのアンカーの軸部の配置状態を示すため、V形状の拡開部材を備えているアンカーを開示する。前記拡開部材は、拡開部の下側面に位置している部材を下から確認することにより配置状態を観察できるように、前記軸部が穴にねじ込まれたときに開くウイング(翼)状の拡開部を含んでいる。
特開2012−026571号明細書
しかしながら、上記拡開部材が適切に機能することを確実とするため、前記アンカーと、隣接アンカー、壁あるいは柱のような隣接している物体との間の最小距離が、前記ウイング状拡開部の長さにより制限されてしまう。加えて、前記拡開部材を有していない従来のアンカーと比較して、前記ウイング状の拡開部は天井に残留して、天井の表面の外観(見栄え)に影響を与える。
したがって、係合インジケータを備えた、代替のアンカーを扱うことは有意義なことである。
ひとつの実施形態において、本発明は目標構造に固定されるファスナーを供給する。このファスナーは、上側表面とこの上側表面と反対側の下側表面とを備えたヘッド部と、このヘッド部から離れている側に自由端を備え、ヘッド部の下側表面から突出している第1シャフトと、ヘッド部に取付けられたインジケータとを含む。このインジケータは、ヘッド部の第1側部に向って延在している第1水平部を備えた第1ウイング部と、この第1水平部に連結され、前記第1シャフトの前記自由端に向って延在している第1インジケータ部とを少なくとも含んでいる。第1シャフトが前記目標構造体に打ち込まれて、所定係合深さに到達しているときに、第1インジケータ部が前記目標構造体に対して押圧され、ファスナーから離脱する。
本発明は、図面を伴った、以下の好ましい実施形態の記述により、目的とその長所と共に、十分に理解されるであろう。
本発明の一実施形態に係る目標構造に固定されるためのファスナーを展開して示している概略斜視図である。 本発明の一実施形態に係る図1のファスナーが組付けされた状態について示した概略等角図である。 本発明の一実施形態に係る図1のファスナーが組付けされた状態について示した概略平面図である。 本発明の一実施形態に係り、図3のファスナーにおけるA−A線での側断面を示している図である。 本発明の一実施形態に係る図1のファスナーのインジケータの概略正面図である。 本発明の一実施形態に係る図1のファスナーのインジケータの概略平面図である。 本発明の一実施形態に係り、図6のインジケータにおけるB−B線での側断面を示している図である。 本発明の一実施形態に係る図1のファスナーのカプラの概略等角図である。 本発明の一実施形態に係り、第1シャフトおよび第2シャフトを伴った図1のファスナーのヘッド部の概略等角図である。 本発明の一実施形態に係り、図1のファスナーと目標構造体との間での適切な係合について示している概略側面図である。 本発明の他の実施形態に係る目標構造に固定されるためのファスナーを示している概略等角図である。 本発明の他の実施形態に係る図11のファスナーの概略正面図である。 本発明の他の実施形態に係る図11のファスナーの概略側面図である。 本発明の他の実施形態に係り、ファスナーと目標構造体との間での適切な係合について示している概略側断面図である。
添付図を伴った後述される詳細な記述は、本発明の好ましい実施形態を明らかに記述することを意図しているものであって、本発明が実施されるかもしれない単なる一形式を示すことを意図したものではない。同一または同等の機能が、本発明の要旨及び範囲内に包含されることを意図した異なる実施形態によって達成される可能性のあることを理解すべきである。図面では、全体にわたって、数字等は要素等を示すために使用される。更に、用語"を備える(comprises)、"、"を備える(comprising)、"またはその他の変化は、非排他的な包含をカバーすることを意図しており、例えば、複数の要素またはステップのリストを備えた、モジュール、回路、デバイスのコンポーネント、構造そして方法のステップは、それらの要素を含むだけではなく、そのようなモジュール、回路、デバイスコンポーネントまたはステップとしては明示的には記載されてはいないまたは本来的ではない他の要素またはステップも含むことができる。“・・・を備える(comprises..a)”によって進められる要素またはステップは、さらなる制約なしで、その要素またはステップを構成する追加の同一の要素またはステップの存在を除外しない。
図1を参照すると、本発明の一実施形態に係る目標構造に固定されるためのファスナー100の展開した斜視図が示されている。このファスナー100は、上側表面104とこの上側表面104とは反対側の下側表面106を備えたヘッド部102、そしてこのヘッド部102から遠方側に面している自由端109を備えた第1シャフト108を有する。好ましい実施形態では、ヘッド部102と第1シャフト108は同軸であり、ここでヘッド部102は例えば6角形状のような、多角形のトルク受部部材(トルク・レシーバー)であり、第1シャフト108はヘッド部102により作動されるねじ軸である。好ましい実施形態では、ファスナー100は、金属または合金材料の一片として一体に形成されたヘッド部102と第1シャフト108とからなるセルフタッピングねじである。
前記ファスナー100は、更にヘッド部102に取付けられたインジケータ110を有する。インジケータ110は少なくとも1つの第1ウイング部112を有し、この第1ウイング部112は、前記ヘッド部102の第1側部に向って延在する第1水平部114、そして水平部114に連結された第1インジケータ部116を含んでいる。第1インジケータ部116は、ヘッド部102の前記第1側部に沿って延在し、第1シャフト108の前記自由端に向いている。
図2および図3はそれぞれ、組付けされた図1のファスナー100の等角図と平面図であり、図4は本発明の一実施形態に係り、図3のファスナー100におけるA−A線での側断面を示している図である。
図4に示すように、第1インジケータ部116の遠位端118は、ヘッド部102の下側表面106を垂直方向に越えており、第1シャフト108の自由端109が目標構造体の中で所定係合深さに到達しているときに、第1インジケータ部116の遠位端118が接触し、そして目標構造体に対して押圧され、自由端109が目標構造体内で所定係合深さに到達したとき、即ち、ファスナー100と目標構造体との間の適切な係合が達成されたときには、最終的にファスナー100から離脱するようになっている。
好ましい実施形態では、インジケータ110は第2ウイング部120を更に備え、この第2ウイング部120は第1ウイング部112と実質的に同じであり、第1ウイング部112の反対側に配設されている。同様に、第2ウイング部120は、第1側部と反対であるヘッド部102の第2側部に向って延在している第2水平部122を含み、そして、第2インジケータ部124は第2水平部122に連結され、ヘッド部102の第2側部に沿って延在し、第1シャフト108の自由端109に向いており、ここで第2インジケータ部124の遠位端126はヘッド部102の下側表面106を越えて垂直方向に延在している。
好ましい実施形態では、第1水平部114及び第2水平部122は、ヘッド部102の上側表面104に取付けられる下側表面を有している。他の好ましい実施形態では、第1水平部114及び第2水平部122は、接着材料でヘッド部102の側面に取付けられる。更に他の好ましい実施形態では、第1水平部114及び第2水平部122はヘッド部102の下側表面106に取付けられる上側表面を有している。
好ましい実施形態では、ヘッド部102はその下側部分に設定されたフランジ128を更に備え、ここでフランジ128は、第1インジケータ部116及び第2インジケータ部124が目標構造体に対して押圧されたときに、第1インジケータ部116及び第2インジケータ部124が内側に曲げられることがないようにしている。他の好ましい実施形態では、フランジ128はヘッド部102の下側表面106に取付けられる個別ワッシャである。好ましい実施形態では、第1水平部114及び第2水平部122は前記ワッシャとヘッド部102との間に挟まれ、固定される。
好ましい実施形態では、ファスナー100はヘッド部102の上側表面104から突出している第2シャフト130を更に備え、そしてカプラ132は、このカプラ132の第1端部136から長手方向に延在している第1キャビティ134を含んでいる。第1シャフト108、ヘッド部102、第2シャフトそしてカプラ132は好ましくは同軸に配置されており、第2シャフト130は第1キャビティ134内に収納されている。好ましい実施形態では、第1シャフト108および第2シャフト130、そしてヘッド部102は、金属あるいは合金材料の一片として一体的に形成されている。
好ましい実施形態では、カプラ132は概ね円筒形状体である長ナットであり、ここで円筒形状体は好ましくは断面が多角形、例えば6角形である。好ましい実施形態では、カプラ132は第1端部136とは反対のカプラ132の第2端部140から長手方向に延在している第2キャビティ138を更に含んでいる。好ましい実施形態では、第2キャビティ138は、ねじが形成されたボルト(図示しない)を受入れて、噛合するねじ孔である。好ましい実施形態では、第1キャビティ134および第2キャビティ138は、カプラ132の貫通ねじ孔を形成する。カプラ132は金属あるいは合金材料で形成するのが好ましい。
図5および図6はそれぞれ、インジケータ110の正面図と平面図であり、図7は本発明の実施形態に係る図6のB−B線でのインジケータ110の断面図である。
図6を参照する、好ましい実施形態では、第1ウイング部112は第1水平部114に対して水平に実質的にシンメトリックであり、第2ウイング部120は第2水平部122に対して水平に実質的にシンメトリックである。好ましい実施形態では、インジケータ110は、第1水平部114と第2水平部122との間に接続された接続部142を更に有する。好ましい実施形態では、接続部142は第2シャフト130が通過するのを許容する貫通孔144を備え、そして第1水平部114と第2水平部122は接続部142と一緒に、ヘッド部102とカプラ132の第1端部136との間に挟まれて、固定される。好ましい実施形態では、第1ウイング部112および第2ウイング部120、そして接続部142は、アクリロニトリル ブタジエン スチレン(ABS)、ABSとポリカーボネート(PC)との結合体、或いはポリオキシメチレン(POM)などのような樹脂材料の一片として一体的に形成される。
図7を参照する、好ましい実施形態では、第1ウイング部112は第1水平部114と第1インジケータ部116との間に接続された第1ショルダー部146、及び第2水平部122と第2インジケータ部124との間に接続されている第2ショルダー部148を備える。好ましい実施形態では、第1ショルダー部146および第2ショルダー部148の強度はそれぞれに、第1水平部114と第2水平部122の強度よりも弱く、第1インジケータ部116と第2インジケータ部124が目標構造体に対して押圧されたときに、第1ウイング部112および第2ウイング部120それぞれが第1ショルダー部146および第2ショルダーで離脱するようになっている。図7で例示されるように、第1及び第2ショルダー部142、144の厚さは、第1水平部114および第2水平部122の厚さよりも薄い。好ましい実施形態では、第1ショルダー部146と第2ショルダー部148の厚さは、第1水平部114及び第2水平部122の厚さの5/6以下であり、例えば第1ショルダー部146および第2ショルダー部148の厚さは、第1及び第2水平部114、122の厚さの2/3である。
好ましい実施形態では、第1インジケータ部116と第2インジケータ部124のそれぞれは、ヘッド部102に対して水平に円弧形状であり、また環状に配置され、ここで第1インジケータ部116と第2インジケータ部124のそれぞれは、ヘッド部102の周囲の半分未満を囲んでいる。
好ましい実施形態では、第1インジケータ部116と第2インジケータ部124は放射方向で外向きに突出し、目標構造体に対して押圧されたときに、第1インジケータ部116及び第2インジケータ部124が外側に展開するようになっており、ここでは第1ショルダー部146および第2ショルダー部148のそれぞれに適用されて、離脱させるような曲げ力を生成する。
好ましい実施形態では、インジケータ部110は2つ以上のウイング部を含み、例えば3つ或いは4つのウイング部がヘッド部102の縦軸周りに概ね等間隔で配置される。
図8は本発明の実施形態に係るカプラ132の等角図である。好ましい実施形態では、カプラ132は第1水平部114と第2水平部122を収容するため第1端部136に形成された凹部150を備え、また、接続部142は、ファスナー100が組付けられた後にヘッド部102に対してインジケータ110が回転するのを防止する。
図9は、本発明の実施形態に係る、第1シャフト108と第2シャフト130を伴ったヘッド部102の等角図である。他の好ましい実施形態では、第1、第2水平部114、122、及びファスナー100が組付けされた後にヘッド部102に対してインジケータ110が回転するのを防ぐための接続部142を収容するために、ヘッド部102はその上側表面104に形成された凹部151を含んでいる。
図10は、本発明の実施形態に係り、ファスナー100と目標構造体152との間の好適な係合の側面図を示している。第1、第2インジケータ部116、124は、第1シャフト108の自由端109が目標構造体152内で所定係合深さに到達したときに、ファスナー100から離脱し、これはファスナー100と目標構造体152との間の好適な係合を示すことになる。第1、第2インジケータ部116、124は、ヘッド部102の周囲に配置されており、前記所定係合深さが達成されたときにファスナー100から落下する。従って、ファスナー100と隣接する物体との間の最小距離の追加制限はなく、また目的構造体152の表面の外観(見栄え)に関して影響はない。好ましい実施形態では、第1、第2インジケータ部116、124の色が、ヘッド部102の色とは異なる。
図11は、本発明の他の実施形態に係り、目標構造体に固定されるためのファスナー200の等角図を示し、図12および図13のそれぞれは図11のファスナー200の正面図と側面図を示している。ファスナー200は、このファスナー200が帯形状の第1、第2インジケータ部204、206を有しているということを除いて、図1のファスナー100と略同様である。好ましい実施形態では、インジケータ部204、206のそれぞれの遠位端208、210は、ヘッド部102の下部そして第1シャフト108に向って延在している傾斜した内表面207を備えている。これにより、遠位端208、210が目標構造体に接した後、目標構造体に向って押圧されているときに、ヘッド部102が遠位端208、210の傾斜内表面207に対して押すと、これにより第1、第2インジケータ部204、206が外側へと展開し、そしてファスナー200から離脱する。好ましい実施形態では、前記内表面とヘッド部102の縦軸との間の角度αは50度以下、例えば40度である。
図14は、本発明の更に他の実施形態に係り、所定係合深さに到達するように、目標構造体152の凹部154に押し込まれる第1シャフト108を備えたファスナー300の側断面図である。ファスナー300は、第1、第2インジケータ部306、308の遠位端302、304がヘッド部102の下側表面を越えて垂直方向に延在していない、という点を除いて図4のファスナー100と略同様である。取付けの際に、前記第1、第2インジケータ部306、308はそれぞれ凹部154のエッジ156に押圧され、そして、目標構造体152内で第1シャフト108が所定係合深さに到達すると、ファスナー300から離脱する。好ましい実施形態では、第1、第2インジケータ部のそれぞれの長さは、目標構造体の表面の平坦度、第1シャフトの長さ、所定の係合深さ、ヘッド部の寸法、そして第1シャフトが目標構造体内で所定の係合深さに達したときに第1及び第2インジケータ部がファスナーから離脱することを確認するためのインジケータの材質特性、の少なくとも1つに基づいて決定される。
本発明の好適な実施形態についての説明は、図示及び説明の目的で説明されたもので、本発明を開示する形態に限定したり、網羅したりしているものではない。当業者は、本発明の広義の概念を逸脱しない範囲で、上述した実施形態に変更を加えることができることを理解すべきである。このことは、本発明が開示した特定の態様に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって規定される本発明の精神及びその範囲内での変更を含むものであることが理解される。

Claims (14)

  1. 目標構造体に固定されるためのファスナーであって、
    上側表面と前記上側表面と反対側の下側表面とを有するヘッド部と、
    前記ヘッド部から離れている側に自由端を備え、前記ヘッド部の前記下側表面から突出している第1シャフトと、
    少なくとも第1ウイング部を有し、前記ヘッド部に取付けられたインジケータとを備えており、
    前記第1ウイング部が、
    前記ヘッド部の第1側部に向って延在している第1水平部と、
    前記第1水平部に連結され、前記第1シャフトの前記自由端に向って延在している、第1インジケータ部とを備え、
    前記第1シャフトが前記目標構造体に打ち込まれて、所定係合深さに到達しているときに、前記インジケータ部が前記目標構造体に対して押圧されて、前記ファスナーから離脱するように設計されている、ことを特徴とするファスナー。
  2. 前記第1インジケータ部の遠位端は、前記ヘッド部の前記下側表面を越えて垂直方向に延在している、ことを特徴とする請求項1に記載のファスナー。
  3. 前記第1ウイング部が、前記第1水平部と前記第1インジケータ部との間に接続された、第1ショルダー部を更に備え、
    前記第1ショルダー部の厚さは前記第1水平部の厚さよりも薄い、ことを特徴とする請求項1に記載のファスナー。
  4. 前記インジケータは第2ウイング部を更に有し、
    前記第2ウイング部は
    前記ヘッド部の第2側部に向って延在している第2水平部と、
    前記第2水平部に連結され、前記第1シャフトの前記自由端に向って延在している、第2インジケータ部とを備え
    前記ヘッド部の前記下側表面を越えて垂直方向に延在する前記第2インジケータ部の遠位端と、
    前記第2水平部と前記第2インジケータ部との間に接続された第2ショルダー部であって、前記第2ショルダー部の厚さが前記第2水平部の厚さよりも薄い、第2ショルダー部とを含む、ことを特徴とする請求項1に記載のファスナー。
  5. 前記ヘッド部の前記上側表面から突出している第2シャフトとカプラとを備え、
    前記カプラは、当該カプラの第1端部から延在する、前記第2シャフトを収容するための第1キャビティを備え、前記第1および第2水平部は少なくとも部分的に、前記ヘッド部の前記上側表面と前記カプラの前記第1端部との間に挟まれて固定されることを特徴とする請求項4に記載のファスナー。
  6. 前記インジケータは、前記第1水平部と前記第2水平部との間に接続された接続部を更に含み、前記接続部は前記第2シャフトが通過する貫通孔を有する、ことを特徴とする請求項5に記載のファスナー。
  7. 前記カプラの前記第1端部と前記ヘッド部の前記上側表面との少なくとも1つは、前記第1及び第2水平部と前記接続部を収容する凹部を有する、ことを特徴とする請求項6に記載のファスナー。
  8. 前記第1及び第2インジケータ部の各々は、前記ヘッド部に対して水平に円弧形状及び環状に配置されており、第1及び第2インジケータ部の各々は、前記ヘッド部の周囲の半分未満を水平に囲んでいる、ことを特徴とする請求項4に記載のファスナー。
  9. 前記第1及び第2インジケータ部は、放射方向で外向きに突出している、ことを特徴とする請求項8に記載のファスナー。
  10. 前記第1及び第2インジケータ部は、前記ヘッド部の周囲に概ね等間隔で配置されている、ことを特徴とする請求項8に記載のファスナー。
  11. 前記第1及び第2インジケータ部のそれぞれは帯形状であって、前記ヘッド部の下方に延びる傾斜内面を有する遠位端を有している、ことを特徴とする請求項4に記載のファスナー。
  12. 前記ヘッド部は、当該ヘッド部の下側部分に形成されたフランジを更に含む、ことを特徴とする請求項1に記載のファスナー。
  13. 前記インジケータは樹脂材料により形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のファスナー。
  14. 前記第1インジケータ部の色は前記ヘッド部の色と異なる、ことを特徴とする請求項1に記載のファスナー。
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