JP6632246B2 - 騒音低減装置、騒音低減方法、及び車載システム - Google Patents

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本発明は、騒音を低減する技術に関する。
車両で発生する騒音を低減させる技術がある。例えば、特許文献1には、騒音と逆位相・等音圧のキャンセル音を形成する騒音低減装置が開示されている。また、例えば、特許文献2には、車両で発生する騒音を低減させる制御音を出力するスピーカから車両の車室内の所定位置に設けられたエラーマイクまでの伝達特性をあらわす伝達特性係数に基づいて該制御音を適応的に変化させることによって、該車室内において該騒音を制御する車両騒音低減装置が開示されている。
また、車室内における会話者同士の会話を支援する会話支援装置に関する技術がある。例えば、特許文献3には、会話者が着座する座席毎に会話者の頭部近傍に設けられた音響出力装置及び音検出装置を用いて複数の会話者間の会話を支援する会話支援装置が開示されている。
特開平7−168578号公報 特開2008−239099号公報 特開2010−163054号公報
キャンセル音を出力して、車両で発生する騒音を低減させる騒音低減装置がある。また、車室内の話者の会話を補助する会話補助装置がある。会話補助装置には、例えば、車室内における話者同士の会話を支援する会話支援装置や、車室内の話者と車両外の話者との通話において、所謂ハンズフリーの通話を実現して、車室内の話者を補助するハンズフリー装置などがある。
ここで、従来の騒音低減装置と、従来の会話補助装置とは、夫々が独立して動作していた。従来の騒音低減装置は、騒音時、騒音に応じたキャンセル音を出力するものにすぎない。一方、会話補助装置は、騒音時、話者の声を聞き取りやすくするためには、会話補助装置のスピーカの音量を上げることが考えられる。しかしながら、会話補助装置は、音量を上げすぎると、ハウリングが起こることがある。そのため、会話補助装置で上げられる音量には限界がある。
本発明では、会話補助装置におけるハウリングを避けるとともに、会話補助装置による会話を従来よりも聞き取りやすくする技術を提供することを課題とする。
本発明では、上述した課題を解決するため、騒音低減装置と会話補助装置とを連携させ、会話補助装置の動作状態に応じて、騒音低減装置による騒音低減処理を実行することとした。
より詳細には、本発明は、車両で発生する騒音を低減する騒音低減装置であって、車室内の話者の会話を補助する会話補助装置の動作情報を検知する動作情報の検知部と、前記
動作情報の検知部で検知された会話補助装置の動作情報に応じて、騒音を低減する騒音低減処理を実行する騒音低減装置の制御部と、を備える。
本発明に係る騒音低減装置によれば、会話補助装置の動作情報に応じて、騒音低減処理を実行することで、会話補助装置による会話の際、騒音を低減することができる。その結果、従来よりも会話補助装置による会話を聞き取りやすくすることができる。また、会話補助装置の音量を必要以上に上げる必要がないことから、会話補助装置の音量を上げることで懸念されるハウリングの発生も抑制できる。会話補助装置には、車室内における話者同士の会話を支援する会話支援装置や、車室内の話者と車両外の話者との通話において、所謂ハンズフリーの通話を実現して、車室内の話者を補助するハンズフリー装置が例示される。騒音は、車両の走行に伴うもので、車室内のこもり音、ロードノイズ、風きり音等が含まれる。こもり音は、エンジンの振動が車室内に伝達され、閉空間である車室内で特有周波数の共鳴により生じるものである。ロードノイズは、車両のタイヤと道路との接触摩擦によるものである。また、風きり音は、車両が外の空気を切ることで生じるものである。騒音低減処理には、騒音に応じて、騒音を打ち消すキャンセル音(制御音ともいう)をスピーカから出力することで騒音を低減させる処理が含まれる。
ここで、前記動作情報の検知部は、前記会話補助装置の動作情報として、当該会話補助装置のオン・オフに関する情報を検知し、前記騒音低減装置の制御部は、前記会話補助装置がオンの場合、当該会話補助装置がオフの場合と比較して、騒音低減効果が大きくなるように騒音低減処理を実行するようにしてもよい。これにより、会話補助装置におけるハウリングを避けるとともに、会話補助装置による会話を従来よりも聞き取りやすくすることができる。騒音低減効果は、騒音低減処理を実行することで騒音が低減される効果である。騒音低減効果が大きいと、話者によって聴取される騒音が小さくなり、その結果、会話が聞き取りやすくなる。なお、前記騒音低減装置の制御部は、前記会話補助装置がオフの場合には、騒音低減処理を実行すればよい。
また、例えば、前記騒音低減装置の制御部は、騒音に応じて、前記騒音低減処理を実行し、前記会話補助装置がオンの場合、会話補助装置がオフの場合と比較して、騒音低減効果が更に大きくなるように、前記騒音低減処理を変更するようにしてもよい。本発明によれば、会話補助装置がオンの場合、騒音低減効果が更に大きくなるように、騒音低減処理が変更される。その結果、会話補助装置におけるハウリングを避けるとともに、会話補助装置による会話を従来よりも聞き取りやすくすることができる。
ここで、例えば窓開け等によって、本来想定している騒音以外の音が車両外から車室内に進入することがある。この本来想定している騒音以外の音を検知して、騒音低減装置が騒音低減処理を実行すると、騒音低減効果が十分に発揮されないばかりか、逆に騒音が大きくなってしまうことがある。このようなケースは誤作動であるため、騒音低減装置は、騒音低減処理を停止することができる。但し、このような誤作動の際に、例えば騒音低減効果が最大となるように騒音低減処理を実行してしまうと、騒音低減処理の停止に時間を要する。そこで、従来の騒音低減装置は、窓開け等による誤作動の際に、騒音低減処理を早く停止できるよう、騒音低減効果を敢えて抑えて、騒音低減処理を実行していた。一方で、会話補助装置がオンの場合には、窓は閉状態であることが想定される。そこで、本発明に係る騒音低減装置は、会話補助装置がオンの場合には、窓開け等による誤作動が起こりにくいことを前提として、騒音低減効果が最大となるよう、騒音低減処理を実行してもよい。また、例えば、騒音低減装置の制御部は、車両の窓の開閉状態に関する窓の開閉情報を検知し、窓が閉状態の場合にのみ、会話補助装置の動作情報に応じた騒音低減処理を実行するようにしてもよい。これにより、誤作動の際に、逆に騒音が大きくなってしまうといった事態を回避できる。
ここで、本発明は、騒音低減方法として特定することができる。例えば、本発明は、車両で発生する騒音を低減する騒音低減方法であって、車室内の話者の会話を補助する会話補助装置の動作情報を検知する動作情報の検知ステップと、前記動作情報の検知ステップで検知された会話補助装置の動作情報に応じて、騒音を低減する騒音低減処理を実行する騒音制御ステップと、を含む。これらのステップを含む処理は、例えば、コンピュータが実行することができる。
本発明に係る騒音低減方法によれば、会話補助装置におけるハウリングを避けるとともに、会話補助装置による会話を従来よりも聞き取りやすくすることができる。
また、本発明は、上述した騒音低減装置と会話補助装置とを含む車載システムとして特定することができる。例えば、本発明は、車両で発生する騒音を低減する騒音低減装置と、車室内の話者の会話を補助する会話補助装置とを備える、車載システムであって、前記騒音低減装置は、車室内の話者の会話を補助する会話補助装置の動作情報を検知する動作情報の検知部と、前記動作情報の検知部で検知された会話補助装置の動作情報に応じて、騒音を低減する騒音低減処理を実行する騒音低減装置の制御部と、を含む。
なお、本発明は、上述した騒音低減方法を実現させるプログラムとして特定することもできる。更に、本発明は、そのようなプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体であってもよい。この場合、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行することにより、その機能を提供させることができる。なお、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、又は化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
本発明によれば、会話補助装置におけるハウリングを避けるとともに、会話補助装置による会話を従来よりも聞き取りやすくする技術を提供することができる。
図1は、実施形態に係る車載システムの構成を示す。 図2は、実施形態に係る車載システムにおけるマイク等の配置図を示す。 図3は、実施形態に係る会話支援処理のフロー図を示す。 図4は、実施形態に係る騒音低減処理のフロー図を示す。 図5は、通常モードの騒音低減処理フローを示す。 図6は、ハウリングしないスピーカ音量と、聞き取り向上に必要なスピーカ音量との関係を説明する図を示す。 図7は、騒音低減効果を向上させた場合における、ハウリングしないスピーカ音量と、聞き取り向上に必要なスピーカ音量との関係を説明する図を示す。
次に、本発明に係る、騒音低減装置及び会話補助装置を含む車載システムの実施形態について図面に基づいて説明する。以下に示す実施形態は例示であり、本発明の技術的範囲は、これらに限定されるものではない。
<車載システムの概要>
図1は、実施形態に係る車載システムの構成を示す。図2は、実施形態に係る車載システムにおけるマイク等の配置図を示す。車載システム1は、車両100に搭載され、車室101内における話者同士の会話を支援する会話支援装置3と、車両100で発生する騒音を低減する騒音低減装置2と、を備える。
また、車載システム1は、マイク4、マイクアンプ81、DSP(Digital Signal Processor)83、メインアンプ84、スピーカ6を更に備える。マイク4は、車室101内の音を集音する。また、マイク4は、エラーマイクとしても機能する。マイクアンプ81は、マイク4で集音され、図示しないA/Dコンバータによりデジタル信号に変換された音声信号のゲインを調整する。DSP83は、ゲイン調整された音声信号に対して音声処理を実施する。メインアンプ84は、DSP83で音声処理が実施され、図示しないD/Aコンバータにてアナログ信号に変換された音声信号を増幅する。スピーカ6は、音を出力する。また、スピーカ6は、騒音に応じて、騒音を打ち消す、騒音と逆位相・等音圧のキャンセル音(制御音ともいう)を出力する。マイク4、スピーカ6は、特に区別する必要が無い場合は、単にマイク4、スピーカ6という。マイク4、スピーカ6の詳細は、後述する。
一例として、DSP83は、騒音を打ち消すキャンセル音の信号(以下、キャンセル信号ともいう。)を生成する。例えば、DSP83は、騒音に対応する騒音声信号に対してフィルタ係数を畳み込んで騒音を打ち消すキャンセル信号を生成する適応フィルタと、エラーマイク(例えば、運転席マイク41)からの誤差信号とキャンセル信号に、消音スピーカとして機能するスピーカ(例えば、運転席スピーカ61)とエラーマイク(例えば、運転席マイク41)間の伝達特性を補正したものとを入力して誤差信号のレベルが最小になるように適応フィルタのフィルタ係数を更新する係数更新部と、伝達特性を模擬してキャンセル信号を補正する伝達特性模擬補正部と、キャンセル信号及び誤差信号を合成して適応フィルタの制御対象である騒音声信号を再現する加算部とを備える構成とすることができる。
車載システム1が搭載される車両100は、所謂3列シートを備える。会話支援装置3は、運転席111に着座する運転手又は助手席112に着座する同乗者と、3列目シート114に着座する同乗者との会話がお互いに聞き取り易くなるように、マイク4やスピーカ6の設定やスピーカ6から出力される音量を調整する。また、騒音低減装置2は、特に運転席111に着座する運転手又は助手席112に着座する同乗者と、3列目シート114に着座する同乗者との会話がお互いにより聞き取り易くなるように、騒音に応じて、騒音を低減する騒音低減処理を実行するとともに、会話支援装置3のオン・オフに関する情報に応じて、騒音低減処理を変更する。
図2に示すように、所謂3列シートは、運転席111、助手席112、2列目シート113、3列目シート114を備える。運転席111及び助手席112回りと、3列目シート114回りに、マイク4、スピーカ6、スイッチ7が設置されている。運転席111回りには、運転席マイク41、運転席の騒音検知マイク45、運転席スピーカ61、運転席スイッチ71が設置されている。運転席マイク41は、運転席111のヘッドレストに設置され、運転席111に着座する運転手の声又は助手席112に着座する同乗者の声を集音する。設置位置は、特に限定されないが、運転席マイク41は、運転手(話者)の口に近い位置に設置することが好ましい。運転席の騒音検知マイク45は、運転席111のヘッドレストに設置され、運転席111近傍における車室101内の騒音を検知する。設置位置は、特に限定されないが、運転席の騒音検知マイク45は、運転手(話者)の耳に近い位置に設置することが好ましい。運転席の騒音検知マイク45は、キャンセル音と騒音とが干渉した結果の残留音を検知するエラーマイクとしても機能する。運転席スピーカ61は、運転席111近傍のドアに設置され、車室101内に音を出力する音響スピーカとして機能するとともに、運転席111に着座する運転手又は助手席112に着座する同乗者に個別の音を提供する個別スピーカとして機能する。更に、運転席スピーカ61は、騒音を打ち消すキャンセル音を出力する機能も有する。運転席スイッチ71は、運転席111近傍のドアに設置され、運転席111に着座する運転手又は助手席112に着座する同
乗者と3列目シート114に着座する同乗者との会話がお互いに聞き取り易くするための会話支援処理のオン・オフを切り替える。
助手席112回りには、助手席マイク42、助手席の騒音検知マイク46、助手席スピーカ62、助手席スイッチ72が設置されている。助手席マイク42は、助手席112のヘッドレストに設置され、助手席112に着座する同乗者の声又は運転席111に着座する運転手の声を集音する。設置位置は、特に限定されないが、助手席マイク42は、助手席112に着座する同乗者(話者)の口に近い位置に設置することが好ましい。助手席の騒音検知マイク46は、助手席112のヘッドレストに設置され、助手席112近傍における車室101内の騒音を集音する。設置位置は、特に限定されないが、助手席の騒音検知マイク46は、助手席112に着座する同乗者(話者)の耳に近い位置に設置することが好ましい。助手席の騒音検知マイク46は、エラーマイクとしても機能する。助手席スピーカ62は、助手席112近傍のドアに設置され、車室101内に音を出力する音響スピーカとして機能するとともに、助手席112に着座する同乗者又は運転席111に着座する運転手に個別の音を提供する個別スピーカとして機能する。更に、助手席スピーカ62は、騒音を打ち消すキャンセル音を出力する機能も有する。助手席スイッチ72は、助手席112近傍のドアに設置され、助手席112に着座する同乗者又は運転席111に着座する運転手と3列目シート114に着座する同乗者との会話がお互いに聞き取り易くするための会話支援処理のオン・オフを切り替える。
3列目シート114回りには、3列目シートマイク43,44、3列目シートの騒音検知マイク47,48、3列目シートスピーカ63,64、3列目シートスイッチ73,74が設置されている。3列目シートマイク43,44は、3列目シート114の左右のヘッドレストの夫々に設置され、3列目シート114に着座する同乗者の声を集音する。設置位置は、特に限定されないが、3列目シートマイク4は、同乗者(話者)の口に近い位置に設置することが好ましい。3列目シートの騒音検知マイク47,48は、3列目シート114の左右のヘッドレストの夫々に設置され、3列目シート114近傍における車室101内の騒音を検知する。設置位置は、特に限定されないが、3列目シートの騒音検知マイク47,48は、同乗者(話者)の耳に近い位置に設置することが好ましい。3列目シートの騒音検知マイク47,48は、エラーマイクとしても機能する。3列目シートスピーカ63,64は、3列目シート114近傍の左右のドアの夫々に設置され、車室101内に音を出力する音響スピーカとして機能するとともに、3列目シート114に着座する同乗者に個別の音を提供する個別スピーカとして機能する。更に、3列目シートスピーカ63,64は、騒音を打ち消すキャンセル音を出力する機能も有する。3列目シートスイッチ73,74は、3列目シート114近傍の左右のドアの夫々に設置され、運転席111に着座する運転手又は助手席112に着座する同乗者と3列目シート114に着座する同乗者との会話がお互いに聞き取り易くするための会話支援処理のオン・オフを切り替える。
なお、本実施形態では、運転手や同乗者の声を集音するマイクと、騒音を検知するマイクを別に設置した。人の声と騒音は周波数帯域が異なるため、このようにすることで、より正確に音を検知することができる。但し、何れか一方のスピーカの帯域を広げるなどして、これらのマイクを共用できるようにしてもよい。
<会話支援装置>
会話支援装置3は、会話支援装置の制御部33を有し、この会話支援装置の制御部33が、運転席111に着座する運転手又は助手席112に着座する同乗者と、3列目シート114に着座する同乗者との会話がお互いに聞き取り易くなるように、マイク4やスピーカ6の設定やスピーカ6から出力される音量を調整する会話支援処理を実行する。具体的には、会話支援装置3を構成する会話支援装置のCPU(Central Processing Unit)3
1が、会話支援装置のメモリ32に記録された会話支援処理プログラムを実行することで、会話支援処理が実現される。会話支援装置のメモリ32には、会話支援処理プログラムの他、会話支援処理の実行中、スピーカ6から出力する音の音量の既定値が記録されている。この音量の既定値は、ハウリングが行らない値として予め定められる。
ここで、図3は、実施形態に係る会話支援処理のフロー図を示す。会話支援処理は、車両100のアクセサリー電源がオンとされるか、又は会話支援処理のスタートボタンが押されると開始される。会話支援処理のスタートボタンは、例えば、図示しないオーディオ装置やナビゲーション装置のタッチパネルディスプレイ等に受付ボタンとして表示することができる。
ステップS01では、会話支援装置の制御部33は、運転席スイッチ71、助手席スイッチ72、3列目シートスイッチ73,74の少なくとも何れか一つがオンになったか否か判断する。これらのスイッチの少なくとも何れか一つがオンになると、ステップS02へ進む。一方、これらのスイッチ(例えば、運転席スイッチ71)がオフの場合、ステップS01へ戻る。
ステップS02では、会話支援装置の制御部33は、使用するマイク(例えば、運転席マイク41)とスピーカ(例えば、運転席スピーカ61)を設定する。例えば、会話支援装置の制御部33は、運転席スイッチ71がオンになると、運転席マイク41、助手席マイク42、及び3列目シートマイク43,44、及び運転席スピーカ61、助手席スピーカ62、3列目シートスピーカ63,64の全てをオンとする。なお、本実施形態では、何れかのスイッチ(例えば、運転席スイッチ71)がオンになると、会話支援処理で使用するスピーカ(例えば、運転席スピーカ61)とマイク(例えば、運転席マイク41)を全てオンにするが、スイッチ(例えば、運転席スイッチ71)がオンとされたシートのスピーカ(例えば、運転席スピーカ61)とマイク(例えば、運転席マイク41)のみをオンにするようにしてもよい。
次に、ステップS03では、会話支援装置の制御部33は、車室101内を前方と後方に分け、前方に位置する運転席マイク41と助手席マイク42で音を集音した場合には、後方に位置する3列目シートスピーカ63,64から音を出力する。また、会話支援装置の制御部33は、後方に位置する3列目シートマイク43,44で音を集音した場合には、前方に位置する運転席スピーカ61と助手席スピーカ62から音を出力する。会話支援装置の制御部33は、会話支援装置のメモリ32から音量の既定値を読み出し、読み出した音量の既定値に基づいて、ハウリングが起こらないよう集音した音の音量をアンプなどを用いて調整する。会話支援装置の制御部33は、運転席スピーカ61と助手席スピーカ62、又は3列目シートスピーカ63,64から、音量を調整した後の音を出力する。なお、本実施形態では、車室101内を前方と後方に分けて会話を支援するが、夫々のシートを分けて会話を支援するようにしてもよい。なお、運転席マイク41と助手席マイク42とを共有マイクとし、天井の前方に設置してもよい。また、3列目シートスピーカ63,64を共有マイクとし、天井の後方に設置してもよい。
次にステップS04では、会話支援装置の制御部33は、運転席スイッチ71、助手席スイッチ72、3列目シートスイッチ73,74の少なくとも何れか一つがオフになったか否か判断する。これらのスイッチ(例えば、運転席スイッチ71)のうち少なくとも何れか一つがオフになると、会話支援処理が終了する。一方、これらのスイッチ(例えば、運転席スイッチ71)がオンのままの場合、ステップS03へ戻り、会話支援処理が継続される。なお、本実施形態では、何れかのスイッチ(例えば、運転席スイッチ71)がオフになると、会話支援処理で使用するスピーカ(例えば、運転席スピーカ61)とマイク(例えば、運転席マイク41)を全てオフにして会話支援処理を終了するが、スイッチ(
例えば、運転席スイッチ71)がオフとされたシートのスピーカ(例えば、運転席スピーカ61)とマイク(運転席マイク41)のみをオフにするようにしてもよい。
<騒音低減装置>
騒音低減装置2は、騒音低減装置の制御部23、動作情報の検知部24を備える。騒音低減装置の制御部23は、騒音に応じて、騒音を低減する騒音低減処理を実行する。また、騒音低減装置2は、動作情報の検知部24で検知された会話支援装置3のオン・オフに関する情報に応じて、騒音低減処理を変更する変更処理を行う。具体的には、騒音低減装置2を構成する騒音低減装置のコンピュータであるCPU21が、騒音低減装置のメモリ22に記録された騒音低減処理プログラムを実行することで、騒音低減処理が実現される。また、騒音低減装置のCPU21が、騒音低減装置のメモリ22に記録された騒音低減処理を変更する変更処理プログラムを実行することで、騒音低減処理の変更が実現される。会話支援装置3のオン・オフに関する情報は、会話支援装置3の動作情報として、動作情報の検知部24が取得する。動作情報の検知部24は、例えば、会話支援装置3のオン・オフの信号を検知する信号検知回路によって構成することができる。
なお、騒音低減処理では、スピーカ6(例えば、運転席スピーカ61)が、騒音に応じて、騒音を打ち消すキャンセル音(制御音ともいう)を出力する。また、騒音低減処理では、マイク4(例えば、運転席の騒音検知マイク45)が、騒音(例えば、こもり音)を検知するとともに、エラーマイクとして機能する。また、マイク4(例えば、運転席の騒音検知マイク45)は、他の騒音として、例えば、ロードノイズ(車両100のタイヤと道路との接触摩擦によって生じる騒音)や風きり音(車両100が外の空気を切ることで生じる騒音)を検知する。
ここで、図4は、実施形態に係る騒音低減処理のフロー図を示す。以下、騒音低減処理を変更する変更処理についても、騒音低減処理と共に説明する。騒音低減処理、及び騒音低減処理を変更する変更処理は、車両100のアクセサリー電源がオンとされるか、又は騒音低減処理のスタートボタンが押されると開始される。騒音低減処理のスタートボタンは、例えば、図示しないオーディオ装置やナビゲーション装置のタッチパネルディスプレイ等に受付ボタンとして表示することができる。
ステップS11では、騒音低減装置の制御部23は、会話支援装置3の動作情報として、会話支援装置3のオン・オフに関する情報を取得する。会話支援装置3のオン・オフに関する情報は、動作情報の検知部24が、運転席スイッチ71、助手席スイッチ72、3列目シートスイッチ73,74から取得してもよく、会話支援装置の制御部33から取得してもよい。
次に、ステップS12では、騒音低減装置の制御部23は、会話支援装置3がオンになったか否か判断する。会話支援装置3がオンになると(ステップS12にてYES)、ステップS13へ進む。一方、会話支援装置3がオフの場合(ステップS12にてNO)、ステップS14へ進む。なお、ハイモードの騒音低減処理を実行する前、騒音低減装置の制御部23は、車両100の窓の開閉状態に関する窓の開閉情報を検知し、全ての窓が閉状態の場合にのみ、会話支援装置3の動作情報に応じたハイモードの騒音低減処理を実行するようにしてもよい。これにより、誤作動の際に、逆に騒音が大きくなってしまうといった事態を回避できる。
ステップS13では、騒音低減装置の制御部23は、ハイモードの騒音低減処理を実行する。一方、ステップS14では、騒音低減装置の制御部23は、通常モードの騒音低減処理を実行する。ハイモードの騒音低減処理では、通常モードの騒音低減処理と比較して、騒音低減効果が大きくなるように、すなわち、より騒音が小さく、会話支援装置3によ
る会話が聞き取りやすくなるように、騒音低減処理が実行される。通常モードの騒音低減処理、又はハイモードの騒音低減処理が終了すると、騒音低減処理が終了する。
ここで、図5は、通常モードの騒音低減処理フローを示す。ステップS21では、騒音低減装置の制御部23は、騒音情報を取得する。騒音情報には、こもり音、ロードノイズ、風きり音の騒音声信号が含まれる。騒音低減装置の制御部23は、図示しないECU(Electronic Control Unit)から車両の速度データ及びエンジン回転データを取得する。
騒音低減装置のメモリ22には、騒音の種類毎に速度データ及びエンジン回転データに基づく騒音声信号を記録することができる。騒音低減装置の制御部23は、取得した車両の速度データ及びエンジン回転データから騒音毎(こもり音、ロードノイズ、風きり音)の騒音声信号を算出する。なお、騒音声信号は、車室101内に設置された各騒音検知マイクで検知された騒音から算出してもよい。また、速度データ及びエンジン回転データから騒音声信号を算出し、別途、車室101内に設置された各騒音検知マイクで検知された騒音に基づいて騒音声信号を算出し、両者を比較するようにしてもよい。また、比較結果に応じて、速度データ及びエンジン回転データから算出した騒音声信号を補正するようにしてもよい。
ステップS22では、騒音低減装置の制御部23は、騒音情報(算出した騒音声信号)に基づいて、キャンセル音を決定し、スピーカ6から出力させる。騒音低減装置のメモリ22には、騒音声信号に対応したキャンセル音を生成するためのフィルタ係数が設定された制御プログラム記録することができる。例えば、騒音低減装置の制御部23は、この制御プログラムをDSP83に適用することで、キャンセル信号を決定し、スピーカ(例えば、運転席スピーカ61)からキャンセル音を出力する。
次に、ステップS23では、騒音低減装置の制御部23は、キャンセル音と騒音とが干渉した結果の残留音を取得する。残留音は、エラーマイクとして機能する、例えば運転席の騒音検知マイク45で取得することができる。
ステップS24では、騒音低減装置の制御部23は、取得した残留音に基づいて、キャンセル信号を補正し、出力する。例えば、エラーマイク(例えば、運転席マイク41)からの誤差信号とキャンセル信号に、スピーカ(例えば、運転席スピーカ61)とエラーマイク(例えば、運転席の騒音検知マイク45)間の伝達特性を補正したものとが入力され誤差信号のレベルが最小になるように適応フィルタのフィルタ係数が更新され、伝達特性を模擬してキャンセル信号が補正される。補正されたキャンセル信号に対応するキャンセル音がスピーカ6から出力され、通常モードの騒音低減処理が終了する。
ハイモードの騒音低減処理では、通常モードの騒音低減処理と比較して、騒音低減効果が大きくなるように、すなわち、より騒音が小さく、会話支援装置3による会話が聞き取りやすくなるように、騒音低減処理が実行される。処理の流れは、上述した通常モードの騒音低減処理と基本的に同じであるが、例えば、騒音低減装置の制御部23は、ハイモードの騒音低減処理では、通常モードの騒音低減処理と比較して、騒音低減効果が大きくなるように、キャンセル音を生成するためのフィルタ係数が設定された制御プログラムをDSP83に適用する。
例えば、ハイモードの騒音低減処理では、騒音低減装置の制御部23は、通常モードの騒音低減処理と比較して、強度の大きなキャンセル信号をDSP83で生成し、スピーカ(例えば、運転席スピーカ61)からキャンセル音を出力することができる。その結果、例えば、比較的周波数帯域が低いエンジンのこもり音の騒音低減効果を効果的に高めることができる。
<効果>
ここで、図6は、ハウリングしないスピーカ音量と、聞き取り向上に必要なスピーカ音量との関係を説明する図を示す。図7は、騒音低減効果を向上させた場合における、ハウリングしないスピーカ音量と、聞き取り向上に必要なスピーカ音量との関係を説明する図を示す。図6では、聞き取り向上に必要なスピーカ音量がハウリングしないスピーカ音量を上回っている。これに対し、図7では、騒音低減効果を大きくしたことで、聞き取り向上に必要なスピーカ音量がハウリングしないスピーカ音量に収まっている。図7は、実施形態に係る車載システム1における、騒音低減効果を向上させた場合における、ハウリングしないスピーカ音量と、聞き取り向上に必要なスピーカ音量との関係に相当する。つまり、実施形態に係る騒音低減装置2によれば、会話支援装置3の動作情報に応じて、騒音低減処理を実行することで、会話支援装置3による会話の際、騒音を低減することができる。その結果、従来よりも会話支援装置3による会話を聞き取りやすくすることができる。また、会話支援装置3の音量を必要以上に上げる必要がないことから、会話支援装置3の音量を上げることで懸念されるハウリングの発生も抑制できる。
なお、上述した実施形態では、本発明に係る会話補助装置の一例として、車室101内における話者同士の会話を支援する会話支援装置3について説明した。会話支援装置3で実行される会話支援処理は、例示にすぎない。また、会話支援装置3に代えて、車室101内の話者と車両100外の話者との通話において、所謂ハンズフリーの通話を実現して、車室101内の話者を補助するハンズフリー装置などの他の装置を用いるようにしてもよい。
また、騒音低減装置2で実行される騒音低減処理は、例示にすぎない。騒音低減装置2は、会話支援装置3の動作情報に応じて、騒音低減処理を実行するものであればよく、騒音低減処理の内容は既存の技術を適用することができる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明はこれらに限らず、可能な限りこれらの組合せを含むことができる。
1・・・車載システム
2・・・騒音低減装置
21・・・騒音低減装置のCPU
22・・・騒音低減装置のメモリ
23・・・騒音低減装置の制御部
24・・・動作情報の検知部
3・・・会話支援装置
31・・・会話支援装置のCPU
32・・・会話支援装置のメモリ
33・・・会話支援装置の制御部
4・・・マイク
6・・・スピーカ
7・・・スイッチ
81・・・マイクアンプ
83・・・DSP
84・・・メインアンプ
100・・・車両
101・・・車室
111・・・運転席シート
112・・・助手席

Claims (5)

  1. 車両で発生する騒音を低減する騒音低減装置であって、
    前記車両内に配置されたマイクによって話者の音声を集音すると共に、前記車両内に配置されたスピーカから前記音声を出力することにより前記話者の会話を補助する会話補助装置のオン・オフに関する動作情報を検知する動作情報の検知部と、
    前記動作情報の検知部で検知された前記会話補助装置の動作情報に応じて、前記騒音を打ち消すキャンセル音を前記スピーカから出力させることによって前記騒音を低減する騒音低減処理を実行する騒音低減装置の制御部と、
    を備え
    前記会話補助装置がオンの場合、当該会話補助装置がオフの場合と比較して、騒音低減効果が大きくなるように前記騒音低減装置の制御部が前記騒音低減処理を実行する騒音低減装置。
  2. 前記騒音低減装置の制御部は、騒音に応じて、前記騒音低減処理を実行し、前記会話補助装置がオンの場合、前記会話補助装置がオフの場合と比較して、騒音低減効果が更に大きくなるように、前記騒音低減処理を変更する、請求項に記載の騒音低減装置。
  3. 前記騒音低減装置の制御部は、前記車両の窓の開閉状態に関する窓の開閉情報を検知し、前記車両の窓が閉状態の場合にのみ、前記動作情報の検知部で検知された前記会話補助装置の動作情報に応じて、前記騒音を低減する前記騒音低減処理を実行する、請求項1又は2に記載の騒音低減装置。
  4. 車両で発生する騒音を低減する騒音低減方法であって、
    前記車両内に配置されたマイクによって話者の音声を集音すると共に、前記車両内に配置されたスピーカから前記音声を出力することにより前記話者の会話を補助する会話補助装置のオン・オフに関する動作情報を検知する動作情報の検知ステップと、
    前記動作情報の検知ステップで検知された前記会話補助装置の動作情報に応じて、前記騒音を打ち消すキャンセル音を前記スピーカから出力させることによって前記騒音を低減する騒音低減処理を実行する騒音制御ステップと、
    を含み、
    前記会話補助装置がオンの場合、当該会話補助装置がオフの場合と比較して、騒音低減効果が大きくなるように前記騒音低減処理を実行する騒音低減方法。
  5. 車両で発生する騒音を低減する騒音低減装置と、車室内の話者の会話を補助する会話補助装置とを備える、車載システムであって、
    前記騒音低減装置は、
    前記車両内に配置されたマイクによって話者の音声を集音すると共に、前記車両内に配置されたスピーカから前記音声を出力することにより前記話者の会話を補助する会話補助装置のオン・オフに関する動作情報を検知する動作情報の検知部と、
    前記動作情報の検知部で検知された前記会話補助装置の動作情報に応じて、前記騒音を打ち消すキャンセル音を前記スピーカから出力させることによって前記騒音を低減する騒音低減処理を実行する騒音低減装置の制御部と、
    を含み、
    前記会話補助装置がオンの場合、当該会話補助装置がオフの場合と比較して、騒音低減効果が大きくなるように前記騒音低減装置の制御部が前記騒音低減処理を実行する車載システム。
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