JP2010163054A - 会話支援装置及び会話支援方法 - Google Patents

会話支援装置及び会話支援方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010163054A
JP2010163054A JP2009007069A JP2009007069A JP2010163054A JP 2010163054 A JP2010163054 A JP 2010163054A JP 2009007069 A JP2009007069 A JP 2009007069A JP 2009007069 A JP2009007069 A JP 2009007069A JP 2010163054 A JP2010163054 A JP 2010163054A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acoustic
output
sound
conversation
talker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009007069A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kamiya
昌宏 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2009007069A priority Critical patent/JP2010163054A/ja
Publication of JP2010163054A publication Critical patent/JP2010163054A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

【課題】会話者同士の明瞭な会話を可能にする会話支援機能を有する音響装置を提供する。
【解決手段】会話支援制御部50は、SW制御部1に入力された会話支援設定に応じて、スイッチ2a、2b、6a、6bの開閉を制御する。スイッチ2a及び6aがオンにされると、A席音源11aからの音響信号は、フィルタCa1_3aにて音響伝達特性Ca1が畳み込まれる。また、音響伝達特性Ca1が畳み込まれたA席音源11aからの音響信号は、利得調整器4aにて利得が調整される。そして、加算器5aにて、利得調整器4aにて利得が調整されたA席音源11aからの音響信号の反転信号と、エラーマイク300a1によって検出され、利得調整器8aによって利得が調整されたた乗員HAの発声を含む音声とが合成されて加算器17bへと入力される。この様にして、乗員HBは、乗員HAが発声した音声をスピーカ400bからより明瞭に聴取することが出来る。
【選択図】図4

Description

本発明は、会話者の頭部近傍において会話者毎に設けられた音響出力装置及び音声検出装置を用いて複数の会話者間の会話を支援する会話支援装置及び会話支援方法に関する。
従来から、例えば、車両の車室内において、各座席に着座している乗員毎に該乗員の受聴位置(両耳付近)に近接する様に音響装置の音声出力装置(スピーカ)を設け、各乗員がそれぞれ所望の音響を楽しむことが可能なパーソナル音響装置が提供されている。そして、各乗員がそれぞれ所望の音響を楽しみながら他の乗員と会話を行う際の発声を検出するために各音声出力装置近くにマイクロフォンが設けられる。
しかし、各乗員がパーソナル音響装置を利用して音響を楽しむ場合、各音声出力装置近くに設けられるそれぞれのマイクロフォンを用いて乗員同士が会話を行いたいとき、マイクロフォンが音声出力装置から出力される音響を検知するため、会話の発話者の音声がかき消され、聞き取りづらいという問題があった。
そこで、例えば、マイクロフォンを用いて乗員同士で会話を行う際に、会話の相手である乗員の音声出力装置から出力される音響の音量を低減又は消音させて会話の発話者の音声が会話の相手に聴取可能にする従来技術が提案されていた。
また、マイクロフォンを用いて乗員同士で会話を行う際に、会話の相手である乗員の音声出力装置から出力される音響の音量にかき消されないレベルまで会話の発話者の音声の音量を徐々に上げていき、会話の相手である乗員の音声出力装置から出力する従来技術が提案されていた。
また、マイクロフォンを用いて乗員同士で会話を行う際に、マイクロフォンに入力された会話の発話者の音声に会話の相手である乗員の音声出力装置へ向かう指向性を持たせ、会話をスムーズに行うことを可能にする従来技術が提案されていた。
特開2003−125068号公報 特開平11−355748号公報 特開2005−161873号公報
しかしながら、上記に代表される従来技術では、会話の発話者である乗員の音声出力装置において、会話の相手である乗員の音声と、会話の発話者が聴取している音響との両方がマイクロフォンに入力される。このため、会話の相手である乗員の音声出力装置では、会話の発話者が聴取している音響まで聞こえることになり、会話の発話者である乗員の音声を十分に聴取できなかった。
特に、一般的に、パーソナル音響装置は、各乗員がそれぞれ個別に所望の音響を楽しみながら他の乗員と会話を行う際の発声を検出するためにスピーカ、及び、エラーセンサを兼ねたマイクロフォンが共に乗員の頭部付近で互いに至近距離に設けられているため、会話の発話者の音声にパーソナル音響装置から出力される音響が混入してしまい、スムーズな会話を行い得なかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、会話の発話者の音声にパーソナル音響装置から出力される音響が混入することを防止し、明瞭な会話を可能にする会話支援機能を有する会話支援装置及び会話支援方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、開示技術は、会話者が着座する座席毎に前記会話者の頭部近傍に設けられた音響出力装置及び音声検出装置を用いて複数の前記会話者間の会話を支援するために、会話者の音声検出装置によって検出された音響出力装置からの音響出力、及び、音声検出装置によって検出された会話者の相手方会話者の音響出力装置からの音響出力に対して各音響特性の逆特性をそれぞれ付加し、会話者の音声出力を含む音響入力から各音響出力を除去し、各音響出力が除去された会話者の音声出力に対して会話者の音響出力装置からの音響出力の音響特性を付加し、会話者の音響出力装置からの音響出力の音響特性が付加された会話者の音声出力をバイパスして相手方会話者の音響出力装置から出力させることを要件とする。
開示技術に係る会話支援装置及び会話支援方法は、会話者の頭部近傍において会話者毎に設けられた音響出力装置及び音声検出装置を用いて複数の会話者間で会話を行う場合に、会話者が会話者毎に設けられた音響出力装置から出力される個別の音響の音量を下げたり音響を消音したりする必要なしに、会話の相手方と明瞭に会話を行うことが可能になるという効果を奏する。
図1は、車両に備えられる音響装置、音響出力装置及び音声検出装置等の配置位置を説明するための図である。 図2は、会話支援機能を有する再生制御部を含む音響システムの構成について説明するための図である。 図3は、実施形態の一例の第一の態様に係る再生制御部の構成について説明するための図である。 図4は、実施形態の一例の第二の態様に係る再生制御部の構成について説明するための図である。 図5は、実施形態の一例の第二の態様に係る再生制御部が有する会話支援制御部が実行する会話支援制御処理手順を示すフローチャートである。
以下に、開示技術にかかる会話支援装置及び会話支援方法の実施形態の一例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態の一例によりこの発明が限定されるものではない。以下の実施形態の一例では、車両に搭載された音響装置、乗員の頭部近傍において乗員毎に設けられた音響出力装置(例えば、スピーカ等)及び音声検出装置(例えば、マイクロフォンやエラーマイクロフォン等)を用いて、車両内における乗員同士の会話を支援する場合を例として説明する。しかし、これに限定されず、開示技術は、人の頭部近傍において人毎に設けられた音響出力装置及び音声検出装置を用いて行う会話を行う場合であれば、広く一般的に適用可能である。
なお、以下の実施形態の一例では、会話を行う乗員の組み合わせにおいて、発話する乗員を発話会話者と呼び、聴取する乗員を相手会話者と呼ぶこととする。
先ず、図1を参照して、車両に備えられる音響装置、音響出力装置及び音声検出装置等の配置位置を説明する。同図に示す様に、実施形態の一例に係る音響装置は、パーソナル音響装置である。音響装置100は、例えば、車両10のインストゥルメンタルパネル等に配置される。音響装置100は、複数の再生音源を有し、或いは、ラジオ放送やテレビジョン放送を受信し、車両10の各乗員に対して、それぞれ異なる音響及び/又は映像を提供することが可能である。なお、音響装置100の配置位置は、車両10の設計に応じて変更可能である。
車両10の車室内前方には、ディスプレイDが備えられている。ディスプレイDは、タッチディスプレイであり、画像を表示すると共にタッチパネルを用いて入力操作受け付け部として機能する。車両10の前方座席(シートSA及びシートSB)の乗員(乗員HA及び乗員HB)が音響装置の再生音源の選択操作の入力、及び、会話を行う乗員の組み合わせの設定操作等の会話支援設定の入力を受け付ける。
なお、会話支援設定とは、乗員が自身の声を他シートそれぞれに設けられた後述するシートスピーカから出力させたり、他シートに着座する他の乗員の声を自身のシートに設けられたシートスピーカから出力させて聴取したりするための設定をいう。
また、リモートコントロールユニットRは、車両10の後部座席(シートSC及びシートSD)の乗員(乗員HC及び乗員HD)が音響装置の再生音源の選択操作の入力、及び、会話を行う乗員の組み合わせの設定操作等の会話支援設定の入力を受け付ける。
車両10において、シートSAは、運転席であり、乗員HAは、車両10の運転者である。シートSAには、乗員HAの耳位置付近を受聴位置とするシートスピーカSAL及びシートスピーカSARが設けられている。
同様に、車両10において、シートSBは、助手席である。シートSBには、乗員HBの耳位置付近を受聴位置とするシートスピーカSBL及びシートスピーカSBRが設けられている。また、後部座席であるシートSC及びシートSDには、乗員HC及び乗員HDそれぞれの耳位置付近を受聴位置とするシートスピーカSCL及びシートスピーカSCR、及び、シートスピーカSDL及びシートスピーカSDRがそれぞれ設けられている。
なお、シートスピーカSAL及びシートスピーカSAR、シートスピーカSBL及びシートスピーカSBR、シートスピーカSCL及びシートスピーカSCR、シートスピーカSDL及びシートスピーカSDRは、左右2チャンネルのステレオスピーカであるが、これに限定されず、モノラルスピーカ又は3チャンネル以上の多チャンネルスピーカであってもよい。
また、シートスピーカSAL及びシートスピーカSAR、シートスピーカSBL及びシートスピーカSBR、シートスピーカSCL及びシートスピーカSCR、シートスピーカSDL及びシートスピーカSDRそれぞれの至近位置に、乗員HA、乗員HB、乗員HC、乗員HDそれぞれの発話を検出するマイクロフォン(図示せず)が備えられている。
なお、マイクロフォンは、他のシートの乗員に聴取させるために他のシートのシートスピーカから出力させるための発話会話者自身の発声を検出する。また、マイクロフォンは、他のシートスピーカから漏れてくる音響を検出するエラーマイクとして機能する。
次に、図2を参照して、会話支援機能を有する再生制御部100a又は再生制御部100bを含む音響システムの構成について説明する。音響システム500は、音響システム500全体の制御を行うCPU(Central Processing Unit)501と、制御プログラム等を格納するROM(Read Only Memory)502と、制御プログラムの実行時の一時記憶領域であるRAM(Random Access Memory)503とを有する。これらが音響システム500の制御を行う中核部である。
また、音響システム500は、再生音源として、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)再生装置504aと、CD(Compact Disc)再生装置504bと、コンテンツデータを格納するHDD(Hard Disk Drive)装置504cと、ラジオ受信装置504dと、TV(TeleVision)受信機504eと、外部音源接続端子であるAUX(Auxiliary)端子504fとを有する。以上を、再生音源504と総称する。
また、音響システム500は、リモートコントロールユニットR又はディスプレイDからの再生要求操作、トリック再生要求操作(ここで、トリック再生とは、巻戻し、早送り、コマ送り、一時停止等を指す)、会話支援設定入力操作等を受け付ける。再生要求操作及びトリック再生要求操作指示は、再生音源504へ出力される。会話支援設定入力操作は、後述の再生制御部100a又は再生制御部100bに出力される。
また、音響システム500は、表示処理部506を有する。表示処理部506は、ディスプレイDに表示させる再生音源504から出力される画像を表示制御する。また、表示処理部506は、タッチパネルのタッチ操作画像を表示制御する。
なお、ディスプレイDは、タッチパネルがタッチされた座標位置から操作入力画像を特定し、タッチされた操作入力画像に対応する音響システム500の操作制御指示を後述の再生制御部100a又は再生制御部100bに出力する。また、ディスプレイDは、音響システム500の作動状態の表示を行う。
また、音響システム500は、再生制御部100a又は再生制御部100bを有する。再生制御部100a又は再生制御部100bは、会話支援制御部50を有する。再生制御部100a及び再生制御部100bは、再生音源504の再生制御を行うとともに、再生制御部100a及び再生制御部100bの会話支援制御部50の制御を行う。また、再生制御部100a及び再生制御部100bは、リモートコントロールユニットRの操作若しくはディスプレイDのタッチパネル操作を受け付ける操作受付部505から該当操作信号を受け取り、対応する各種制御処理を行う。操作再生制御部100a及び再生制御部100bは、ANC(Active Noise Control)システムの一種である。
また、再生制御部100a及び再生制御部100bは、シート毎に選択された再生音源からの再生音響を各シートのシートスピーカから出力する。また、各シートにおいて、マイクロフォン300a及びマイクロフォン300bが検出した他のシートのシートスピーカから漏れ聞こえる音の音声信号を、該当する音源からの再生音響信号に基づいて低減する。
再生制御部100a又は再生制御部100bには、2チャンネルのステレオマイクロフォンであるマイクロフォン300a及びマイクロフォン300bが接続されている。マイクロフォン300a又はマイクロフォン300bは、発話会話者の発声を検出して再生制御部100a又は再生制御部100bへと入力する。
さらに、再生制御部100a及び再生制御部100bには、2チャンネルのステレオスピーカであるスピーカ400a及びスピーカ400bが接続されている。再生制御部100a又は再生制御部100bからの出力音声又は出力音響は、アンプ400a1及びアンプ400b1それぞれによって増幅され、それぞれ対応するスピーカ400a及びスピーカ400bから出力される。
なお、スピーカ400a及びスピーカ400bは、図1で示したシートスピーカSAL及びシートスピーカSAR、シートスピーカSBL及びシートスピーカSBR、シートスピーカSCL及びシートスピーカSCR、シートスピーカSDL及びシートスピーカSDRにそれぞれ対応する。
また、マイクロフォン300a及びマイクロフォン300bは、スピーカ400a及びスピーカ400bにそれぞれ対応するシートスピーカSAL及びシートスピーカSAR、シートスピーカSBL及びシートスピーカSBR、シートスピーカSCL及びシートスピーカSCR、シートスピーカSDL及びシートスピーカSDRそれぞれに近接して備えられている。
本実施形態の一例では、マイクロフォン300a及びマイクロフォン300b、及び、スピーカ400a及びスピーカ400bの組み合わせは、4組として例示するが、これに限定されるものではない。なお、図2においては、マイクロフォン300a及びマイクロフォン300b、及び、スピーカ400a及びスピーカ400bの組み合わせは、省略して1組のみを図示している。
次に、図2及び図3を参照して、実施形態の一例の第一の態様に係る再生制御部100aの構成について説明する。なお、再生制御部100aの構成の説明では、マイクロフォン300a及びマイクロフォン300b、及び、スピーカ400a及びスピーカ400bの組み合わせを1組として例示する。会話者の組み合わせは、A席に着座する乗員HA及びB席に着座する乗員HBである。
先ず、乗員HBが着座するB席について説明する。再生制御部100aは、A席に着座する乗員HAが選択した再生音源504からの音響信号の入力を受け付けるA席音源11aを有する。A席音源11aからの出力は、適応デジタルフィルタであるADF(Adaptive Digital filter)2_14bと、FIR(Finite Impulse Response)デジタルフィルタであるCbフィルタ12bと、遅延回路15aとへ入力される。
Cbフィルタ12bは、スピーカ400bからマイクロフォン300bまでの音響伝達特性Cbを保持している。Cbフィルタ12bは、A席音源11aからの音響信号に音響伝達特性Cbを畳み込む。音響伝達特性Cbを畳み込まれた音響信号は、LMS(Least Mean Square、最小平均二乗誤差)アルゴリズムによるFIR適応デジタルフィルタであるLMS13bへ入力される。
LMS13bには、さらに、B席のマイクロフォン300bからの音声信号が入力される。LMS13bは、音響伝達特性Cbを畳み込まれた音響信号及びB席のマイクロフォン300bからの音声信号に基づき、A席のスピーカ400aから漏れ聞こえてくる音を打ち消す。すなわち、マイクロフォン300bの残留漏れ音が最小となる様に、「fixed-X LMS Algorithm」等を用いてADF2_14bのフィルタ係数を逐次更新する。これは、ANCのフィードフォワード制御と同原理である。なお、理想的なADF2_14bの特性W2は、「W2=−Cla/Cb」である。ここで、「Cla」は、後述する様に、スピーカ400aからマイクロフォン300a(図4では、マイクロフォン300a1)までの音響伝達特性であり、「Cb」は、スピーカ400bからマイクロフォン300b(図4ではマイクロフォン300b1)までの音響伝達特性である。
ADF2_14bによってマイクロフォン300bの残留漏れ音が最小となったA席音源11aからの音響信号は、加算器17bへと入力される。
一方、遅延回路15aとへ入力されたA席音源11aからの音響信号は、遅延回路15aにおいて、Caフィルタ12a、LMS13a及びADF1_14aにおける他の信号のデジタル処理による遅延を調整して、加算器17aでの加算タイミングの同期を取る遅延処理が行われる。そして、利得調整器16aにて利得調整され、加算器17aへと入力される。
次に、乗員HAが着座するA席について説明する。A席についての説明は、B席についての説明と同様である。再生制御部100aは、B席に着座する乗員HBが選択した再生音源504からの音響信号の入力を受け付けるB席音源11bを有する。B席音源11bからの出力は、ADF1_14aと、Caフィルタ12aと、遅延回路15bとへ入力される。
Caフィルタ12aは、スピーカ400aからマイクロフォン300aまでの音響伝達特性Caを保持している。Caフィルタ12aは、B席音源11bからの音響信号に音響伝達特性Caを畳み込む。音響伝達特性Caを畳み込まれた音響信号は、LMSアルゴリズムによるFIR適応デジタルフィルタであるLMS13aへ入力される。
LMS13aには、さらに、A席のマイクロフォン300aからの音声信号が入力される。LMS13aは、音響伝達特性Caを畳み込まれた音響信号及びA席のマイクロフォン300aからの音声信号に基づき、B席のスピーカ400bから漏れ聞こえてくる音を打ち消す。すなわち、マイクロフォン300aの残留漏れ音が最小となる様にADF1_14aのフィルタ係数を逐次更新する。なお、理想的なADF1_14aの特性W1は、「W1=−Clb/Ca」である。ここで、「Clb」は、後述する様に、スピーカ400bからマイクロフォン300b(図4では、マイクロフォン300b1)までの音響伝達特性であり、「Ca」は、スピーカ400aからマイクロフォン300a(図4ではマイクロフォン300a1)までの音響伝達特性である。
ADF1_14aによってマイクロフォン300aの残留漏れ音が最小となったB席音源11bからの音響信号は、加算器17aへと入力される。
一方、遅延回路15bへ入力されたB席音源11bからの音響信号は、遅延回路15bにおいて、CbフィルタCb12b、LMS13b及びADF1_14aにおける他の信号のデジタル処理による遅延を調整して、加算器17bでの加算タイミングの同期を取る遅延処理が行われる。そして、利得調整器16bにて利得調整され、加算器17bへと入力される。
[B席の人がB席の音楽とA席の人の声を聞くための処理]
スイッチ18bがオンにされると、B席の乗員HBが発声した音声がマイクロフォン300bによって検出され、検出された音声に対応する音声信号は、利得調整器19bによって利得が調整され、加算器17aへと入力される。加算器17aは、マイクロフォン300bからの音声信号、B席のスピーカ400bから漏れ聞こえてくる音が打ち消されたADF1_14aからの音響信号、及び、利得調整器16aにて利得調整されたA席音源11aからの音響信号を合成する。この様にして、乗員HAは、乗員HBが発声した音声をスピーカ400aから聴取することが出来る。
[A席の人がA席の音楽とB席の人の声を聞くための処理]
また同様に、スイッチ18aがオンにされると、A席の乗員HAが発声した音声がマイクロフォン300aによって検出され、検出された音声に対応する音声信号は、利得調整器19aによって利得が調整され、加算器17bへと入力される。加算器17bは、マイクロフォン300aからの音声信号、A席のスピーカ400aから漏れ聞こえてくる音が打ち消されたADF2_14bからの音響信号、及び、利得調整器16bにて利得調整されたB席音源11bからの音響信号を合成する。この様にして、乗員HBは、乗員HAが発声した音声をスピーカ400bから聴取することが出来る。
次に、図4を参照して、実施形態の一例の第二の態様に係る再生制御部100bの構成について説明する。なお、再生制御部100bの構成の説明では、再生制御部100aと同様に、マイクロフォン300a及びマイクロフォン300b、及び、スピーカ400a及びスピーカ400bの組み合わせを1組として例示する。会話者の組み合わせは、A席に着座する乗員HA及びB席に着座する乗員HBである。
再生制御部100bは、再生制御部100aと比較して、会話支援制御部50を有する点が異なるのみであるので、会話支援制御部50の構成を中心に説明し、再生制御部100aと同様の構成部分の説明は省略する。なお、スピーカ400aからエラーマイク300a1までの音響伝達特性を「Ca1」とし、スピーカ400bからエラーマイク300b1までの音響伝達特性を「Cb1」とする。従って、再生制御部100bにおいて、再生制御部100aのCaフィルタ12aは、「Ca1_12a1」に置き換えられ、再生制御部100aのCbフィルタ12bは、「Cb1_12b1」に置き換えられる。但し、音響伝達特性が代わるのみで、機能は同一である。
会話支援制御部50は、SW(Switch、スイッチ)制御部1を有し、ディスプレイD又はリモートコントロールユニットRから入力された会話支援設定(すなわち、会話を行う乗員の組み合わせ、双方向の会話又は一方向の会話のいずれか等)に応じて、スイッチ2a、スイッチ2b、スイッチ6a、スイッチ6bの開閉を制御する。
[B席の人がB席の音楽とA席の人の声を聞くための処理]
スイッチ2a及びスイッチ6aがオンにされると、A席音源11aからの音響信号は、フィルタCa1_3aにて音響伝達特性Ca1が畳み込まれる。また、音響伝達特性Ca1が畳み込まれたA席音源11aからの音響信号は、利得調整器4aにて利得が調整される。そして、加算器5aにて、利得調整器4aにて利得が調整されたA席音源11aからの音響信号の反転信号と、エラーマイク300a1によって検出され、利得調整器8aによって利得が調整された乗員HAの発声を含む音声とが合成されて加算器17bへと入力される。
加算器17bは、エラーマイク300a1からの音声信号、A席のスピーカ400aから漏れ聞こえてくる音が打ち消されたADF2_14bからの音響信号、及び、利得調整器16bにて利得調整されたB席音源11bからの音響信号を合成する。この様にして、乗員HBは、乗員HAが発声した音声をスピーカ400bからより明瞭に聴取することが出来る。
[A席の人がA席の音楽とB席の人の声を聞くための処理]
また同様に、スイッチ2b及びスイッチ6bがオンにされると、B席音源11bからの音響信号は、フィルタCb1_3bにて音響伝達特性Cb1が畳み込まれる。また、音響伝達特性Cb1が畳み込まれたB席音源11bからの音響信号は、利得調整器4bにて利得が調整される。そして、加算器5bにて、利得調整器4bにて利得が調整されたB席音源11bからの音響信号の反転信号と、エラーマイク300b1によって検出され、利得調整器8bによって利得が調整された乗員HBの発声を含む音声とが合成されて加算器17aへと入力される。
加算器17aは、エラーマイク300b1音声信号、B席のスピーカ400bから漏れ聞こえてくる音が打ち消されたADF1_14aからの音響信号、及び、利得調整器16aにて利得調整されたA席音源11aからの音響信号を合成する。この様にして、乗員HAは、乗員HBが発声した音声をスピーカ400aからより明瞭に聴取することが出来る。
次に、再生制御部100bが有する会話支援制御部50が実行する会話支援制御処理について説明する。図5は、再生制御部100bが有する会話支援制御部50が実行する会話支援制御処理手順を示すフローチャートである。
図5に示す様に、先ず、ステップS101では、SW制御部1は、会話者の組み合わせが設定されたか否かを判定する。具体的には、会話支援設定がSW制御部1によって受け付けられたか否かを判定する。会話者の組み合わせが設定されたと判定された場合(ステップS101肯定)、ステップS102へ移り、会話者の組み合わせが設定されたと判定されなかった場合(ステップS101否定)、ステップS101を繰り返す。
ステップS102では、SW制御部1は、会話支援設定に含まれる会話者の組み合わせに応じて、会話支援制御部50が有するスイッチ2a、スイッチ2b、スイッチ6a、スイッチ6bの開閉制御を行う。
続いて、ステップS103では、加算器5a及び/又は加算器5bは、会話者の音声に混入する当該会話者の音源(再生音源504)からの音響をキャンセル処理する。続いて、ステップS104では、加算器17a及び/又は加算器17bは、会話者の音声に混入する当該会話者の音源(再生音源504)からの音響をキャンセル処理された会話者の音声を相手方のスピーカ400a又はスピーカ400bから出力する。この処理が終了すると、会話支援制御処理は終了する。
以上、開示技術の実施形態の一例を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内で、更に種々の異なる実施形態で実施されてもよいものである。また、実施形態の一例に記載した効果は、これに限定されるものではない。
また、上記実施形態の一例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、或いは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記実施形態の一例で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUまたはMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)などのマイクロ・コンピュータおよび当該CPU(またはMPU、MCUなどのマイクロ・コンピュータ)にて解析実行されるプログラムにて実現され、或いは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現されてもよい。
本発明は、乗員の頭部後方の至近距離にスピーカ及びマイクロフォンが設けられる車載のパーソナル音響装置において、会話の発話者の音声にパーソナル音響装置から出力される音響が混入することを防止し、乗員同士の明瞭な会話を可能にしたい場合に有用である。
1 SW制御部
2a、2b、6a、6b、18a、18b スイッチ
3a フィルタCa1
3b フィルタCb1
4a、4b、8a、8b、16a、16b、19a、19b 利得調整器
5a、5b、17a、17b 加算器
10 車両
11a A席音源
11b B席音源
12a Caフィルタ
12b Cbフィルタ
15a、15b 遅延回路
50 会話支援制御部
100 音響装置
100a、100b 再生制御部
300a、300b マイクロフォン
300a1、300b1 エラーマイク
400a1、400b1 アンプ
400a、400b スピーカ
500 音響システム
501 CPU
502 ROM
503 RAM
504 再生音源
504a DVD再生装置
504b CD再生装置
504c HDD装置
504d ラジオ受信装置
504e TV受信機
504f AUX端子
505 操作受付部
506 表示処理部
D ディスプレイ
HA、HB、HC、HD 乗員
R リモートコントロールユニット
SA、SB、SC、SD シート
SAL、SAR、SBL、SBR、SCL、SCR、SDL、SDR シートスピーカ

Claims (5)

  1. 会話者が着座する座席毎に前記会話者の頭部近傍に設けられた音響出力装置及び音声検出装置を用いて複数の前記会話者間の会話を支援する会話支援装置であって、
    前記会話者の前記音声検出装置によって検出された前記音響出力装置からの音響出力、及び、前記音声検出装置によって検出された前記会話者の相手方会話者の前記音響出力装置からの音響出力に対して各該音響出力の音響特性の逆特性をそれぞれ付加し、前記音声検出装置によって検出された前記会話者の音声出力を含む音響入力から各前記音響出力を除去する音響出力除去部と、
    前記音響出力除去部によって各前記音響出力が除去された前記発話者の音声出力をバイパスして前記相手方会話者の前記音響出力装置から出力させるバイパス部と
    を有することを特徴とする会話支援装置。
  2. 前記音響出力除去部によって各前記音響出力が除去された前記会話者の音声出力に対して前記会話者の前記音響出力装置からの音響出力の音響特性を付加する音響特性付加部
    を有し、
    前記バイパス部は、前記音響特性付加部によって前記会話者の前記音響出力装置からの音響出力の音響特性が付加された前記会話者の音声出力をバイパスして前記相手方会話者の前記音響出力装置から出力させる
    ことを特徴とする請求項1記載の会話支援装置。
  3. 前記バイパス部は、前記音響出力除去部によって各前記音響出力が除去された前記発話者の音声出力をバイパスして前記相手方会話者の前記音響出力装置から出力させるか否かを制御する第一のバイパス制御部、及び、前記音響特性付加部によって前記会話者の前記音響出力装置からの音響出力の音響特性が付加された前記会話者の音声出力をバイパスして前記相手方会話者の前記音響出力装置から出力させるか否かを制御する第二のバイパス制御部を有し、
    前記第一のバイパス制御部のみ、若しくは、前記第一のバイパス制御部及び前記第二のバイパス制御部を機能させ前記相手方会話者の前記音響出力装置から出力させる
    ことを特長とする請求項2記載の会話支援装置。
  4. 複数の前記会話者のうちから、前記第一のバイパス制御部のみ、若しくは、前記第一のバイパス制御部及び前記第二のバイパス制御部を機能させ会話支援を行う対象の会話者の組み合わせの入力を受け付ける会話者組合せ入力受付部を有する
    ことを特徴とする請求項3記載の会話支援装置。
  5. 会話者が着座する座席毎に前記会話者の頭部近傍に設けられた音響出力装置及び音声検出装置を用いて複数の前記会話者間の会話を支援する会話支援方法であって、
    前記会話者の前記音声検出装置によって検出された前記音響出力装置からの音響出力、及び、前記音声検出装置によって検出された前記会話者の相手方会話者の前記音響出力装置からの音響出力に対して各音響特性の逆特性をそれぞれ付加し、前記音声検出装置によって検出された前記会話者の音声出力を含む音響入力から各前記音響出力を除去する音響出力除去ステップと、
    前記音響出力除去ステップによって各前記音響出力が除去された前記会話者の音声出力に対して前記会話者の前記音響出力装置からの音響出力の音響特性を付加する音響特性付加ステップと、
    前記音響特性付加ステップによって前記会話者の前記音響出力装置からの音響出力の音響特性が付加された前記会話者の音声出力をバイパスして前記相手方会話者の前記音響出力装置から出力させるバイパスステップと
    を含むことを特徴とする会話支援方法。
JP2009007069A 2009-01-15 2009-01-15 会話支援装置及び会話支援方法 Withdrawn JP2010163054A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009007069A JP2010163054A (ja) 2009-01-15 2009-01-15 会話支援装置及び会話支援方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009007069A JP2010163054A (ja) 2009-01-15 2009-01-15 会話支援装置及び会話支援方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010163054A true JP2010163054A (ja) 2010-07-29

Family

ID=42579581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009007069A Withdrawn JP2010163054A (ja) 2009-01-15 2009-01-15 会話支援装置及び会話支援方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010163054A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016022951A (ja) * 2014-07-17 2016-02-08 トヨタ モーター セールス,ユー.エス.エー.,インコーポレイティド 車両の後列座席領域監視
WO2017064840A1 (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 音源分離装置および音源分離方法
WO2017064839A1 (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 双方向会話補助装置及び双方向会話補助方法
EP3933833A1 (en) 2020-07-03 2022-01-05 Alps Alpine Co., Ltd. In-vehicle communication support system
EP3933837A1 (en) 2020-07-03 2022-01-05 Alps Alpine Co., Ltd. In-vehicle communication support system
EP4057276A1 (en) 2021-03-10 2022-09-14 Alps Alpine Co., Ltd. Active noise control system
EP4057275A1 (en) 2021-03-10 2022-09-14 Alps Alpine Co., Ltd. Active noise control system
EP4236284A1 (en) 2022-02-25 2023-08-30 Alps Alpine Co., Ltd. Communication support system
EP4280208A1 (en) 2022-05-18 2023-11-22 Alps Alpine Co., Ltd. Active noise control system

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016022951A (ja) * 2014-07-17 2016-02-08 トヨタ モーター セールス,ユー.エス.エー.,インコーポレイティド 車両の後列座席領域監視
WO2017064840A1 (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 音源分離装置および音源分離方法
WO2017064839A1 (ja) * 2015-10-16 2017-04-20 パナソニックIpマネジメント株式会社 双方向会話補助装置及び双方向会話補助方法
JP6311136B2 (ja) * 2015-10-16 2018-04-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 双方向会話補助装置及び双方向会話補助方法
JP6318376B2 (ja) * 2015-10-16 2018-05-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 音源分離装置および音源分離方法
JPWO2017064839A1 (ja) * 2015-10-16 2018-05-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 双方向会話補助装置及び双方向会話補助方法
JPWO2017064840A1 (ja) * 2015-10-16 2018-05-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 音源分離装置および音源分離方法
EP3933837A1 (en) 2020-07-03 2022-01-05 Alps Alpine Co., Ltd. In-vehicle communication support system
EP3933833A1 (en) 2020-07-03 2022-01-05 Alps Alpine Co., Ltd. In-vehicle communication support system
US11462205B2 (en) 2020-07-03 2022-10-04 Alps Alpine Co., Ltd In-vehicle communication support system
US11462203B2 (en) 2020-07-03 2022-10-04 Alps Alpine Co., Ltd. In-vehicle communication support system
JP7497233B2 (ja) 2020-07-03 2024-06-10 アルプスアルパイン株式会社 車内コミュニケーション支援システム
EP4057276A1 (en) 2021-03-10 2022-09-14 Alps Alpine Co., Ltd. Active noise control system
EP4057275A1 (en) 2021-03-10 2022-09-14 Alps Alpine Co., Ltd. Active noise control system
US11756523B2 (en) 2021-03-10 2023-09-12 Alps Alpine Co., Ltd Active noise control system
US11922916B2 (en) 2021-03-10 2024-03-05 Alps Alpine Co., Ltd. Active noise control system
EP4236284A1 (en) 2022-02-25 2023-08-30 Alps Alpine Co., Ltd. Communication support system
EP4280208A1 (en) 2022-05-18 2023-11-22 Alps Alpine Co., Ltd. Active noise control system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6580758B2 (ja) 車両の音声プラットホームにおける電話および娯楽オーディオの管理
US10388300B2 (en) Audio systems and method for perturbing signal compensation
JP2010163054A (ja) 会話支援装置及び会話支援方法
JP4697553B2 (ja) ハンズフリー通話機能付き音響再生装置
JP2007003994A (ja) 音響システム
JP5593852B2 (ja) 音声信号処理装置、音声信号処理方法
JP2007019980A (ja) オーディオ静音化装置
KR20080094601A (ko) 노이즈 저감 장치 및 음향 재생 장치
CN108353229B (zh) 车辆中的音频信号处理
WO2017116863A1 (en) In-vehicle communication signal processing
JP7049803B2 (ja) 車載装置および音声出力方法
JP2011128617A (ja) 信号処理装置及び方法
EP1247428A2 (en) Speech distribution system
JP2010124435A (ja) 車内会話補助装置
JP2006287574A (ja) 音響再生装置
WO2018012589A1 (ja) 楽器を用いた音響システム、楽器を用いた音響方法、音響機器、及び音響システム
JP2023548324A (ja) 増強されたオーディオを提供するためのシステム及び方法
CN112514416B (zh) 拾音扩音装置、其方法以及记录介质
Goose et al. Paz: In-vehicle personalized audio zones
JP2011228956A (ja) 車載用音場制御装置
JP2017030671A (ja) 騒音低減装置、騒音低減方法、及び車載システム
WO2010109614A1 (ja) 音声信号処理装置及び音声信号処理方法
JP2009143382A (ja) 音響制御装置および音響制御方法
JP2007030732A (ja) 音響システム
JP2008288713A (ja) 車載用音声再生システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111220

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20130507

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20130604