JP6631994B2 - トロカール - Google Patents
トロカール Download PDFInfo
- Publication number
- JP6631994B2 JP6631994B2 JP2016024899A JP2016024899A JP6631994B2 JP 6631994 B2 JP6631994 B2 JP 6631994B2 JP 2016024899 A JP2016024899 A JP 2016024899A JP 2016024899 A JP2016024899 A JP 2016024899A JP 6631994 B2 JP6631994 B2 JP 6631994B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- trocar
- camera
- housing
- state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
しかし、カメラの格納や展開を操作するための機構をトロカール内に設置する必要があるため、トロカール自体の内径、外形が大きくなり、そのため患者への負担が大きくなってしまうという問題がある。
また、腹腔内に挿入されるトロカール・シャフトは、外筒に対して抜き差しが必要なため、外筒の厚みに相当する段差が形成され、挿入抵抗が発生する。さらに、カメラ付きの場合、ハウジングなどの要素部品が多く、その段差がより大きくなってしまうという問題がある。
(1)医療器具を体内に挿入するためのパイプ部を有するトロカールであって、前記パイプ部が、パイプ部外筒とパイプ部内筒とを含み、前記パイプ部内筒の先端には切り欠き部を有し、この切り欠き部内に、パイプ部の外に回動する展開状態と、パイプ部内に格納される格納状態との間を回動自在に軸支されたカメラ部を有しており、前記パイプ部内筒には、前記カメラ部を展開状態に付勢する弾性部材が収容されていると共に、前記パイプ部外筒は、パイプ部内筒上を軸方向にスライド可能に外挿されており、パイプ部先端に向かってスライドした状態で、パイプ部外筒が前記弾性部材の付勢力に抗してカメラ部をパイプ部内に格納すると共に、前記カメラ部は、カメラマウントと、このカメラマウントの背面および両側部を覆ったコ字形のハウジングとを備えており、前記カメラ部が展開状態で、前記ハウジングの背面部の少なくとも先端部がパイプ部表面に露出すると共に、前記ハウジングの背面および両側部のうち少なくとも背面には、面取り部が形成されていることを特徴とするトロカール。
(2)前記カメラ部の両端が、前記パイプ部内筒に回動自在に軸支され、この軸支点よりパイプ部の半径方向外向き位置で、前記弾性部材の一端が接続され、カメラ部をパイプ部後方に付勢している(1)に記載のトロカール。
(3)前記パイプ部外筒およびパイプ部内筒の各先端面は、後端に向かって厚さが大きくなる斜面状に形成されている(1)または(2)に記載のトロカール。
(4)前記パイプ部内筒内にトロカール・シャフトが抜去可能に挿通され、トロカール・シャフトの先端には、パイプ部内筒の先端面から突出する略円錐形の穿刺部が形成されている(1)〜(3)のいずれかに記載のトロカール。
(5)前記医療器具は、前記パイプ部内筒内を経て体内に挿入される(1)〜(4)のいずれかに記載のトロカール。
(6)医療器具を体内に挿入するためのパイプ部と、前記パイプ部先端に形成される切り欠き部と、前記切り欠き部内に、前記パイプ部の外に回動する展開状態と、前記パイプ部内に格納される格納状態との間を前記パイプ部の長軸方向と直交する軸を回転軸として回動自在に軸支されたカメラ部とを有し、前記カメラ部は、光学手段を備えた撮像部と、前記撮像部を覆うハウジングと、前記ハウジングに形成される面取り部とを備え、前記カメラ部が格納状態で、前記面取り部が、前記パイプ部内に抜去可能に挿通されたトロカール・シャフトと前記ハウジングとの境界面と、前記ハウジングと前記パイプ部との境界面とを形成することを特徴とするトロカール。
(7)前記面取り部は、前記パイプ部と前記ハウジングとが同一面となるよう形成されるとともに、前記ハウジングと前記トロカール・シャフトとが段差無く連続するよう形成される、(6)に記載のトロカール。
また、体内でカメラ部を展開した状態で、トロカールを体内から抜去したとしても、カメラ部は、抜去時にパイプ部の軸方向を後端側から先端側に向かって加わる外力で回動してパイプ部内筒内に格納されるので安全である。
さらに、ハウジングの背面および両側部のうち少なくとも背面には、面取り部が形成されているので、腹腔内への挿入抵抗を減らし、患者の負担を軽減することができる。
図1は本発明の一実施形態に係るトロカール1を示している。このトロカール1は、例えば腹腔鏡下手術に用いられるものであって、術時に挿入する方向に見て先端側(遠方位置)にあるパイプ部2と、術者側(以下、「手前側」という場合がある)の位置にあるヘッド部3とから構成される。
ちなみに、パイプ部2の内径が12.7mmであるとき、柱状の先端部4cの外径は12.6mm程度であるのが好ましい。
パイプ部外筒21およびパイプ部内筒22の各先端面は、後端に向かって厚さが大きくなる斜面状に形成されている。
なお、パイプ部外筒21とヘッド部外筒31、およびパイプ部内筒22とヘッド部内筒32とは、一体に連結もしくは接続されたものであってもよい。
次にヘッド部の構造について説明する。図1に戻り、ヘッド部内筒32は、腹腔内に炭酸ガス、空気等のガスを送り込む送気管10を備える。ヘッド部内筒32に取り付けられた送気管10から送り込まれるガスは、パイプ部内筒22を通って腹腔内に送り込まれ、腹腔内が与圧される。
栓部材40は、中央部にトロカール・シャフト4を挿通させるための開口部7を有する。図5では、開口部7にトロカール・シャフト4が挿入され、ハンドル部4bが栓部材40に係止している。そして、トロカール・シャフト4を引き抜いた後、開口部7から鉗子等の医療器具(図示せず、以下、術具ということがある)が挿入可能になる。
栓部材40の外周面には、カメラ部5から延びるフレキシブルケーブル28(信号・電源用ケーブル・FPCケーブル)が接続されるコネクタ部11が形成されている。
気密構造ユニット44は、図7および図8に示すように、ヘッド部内筒32の先端側 (遠方位置)にダックビル弁8を有し、さらに、ダックビル弁8から手前側(術者側)に向かって配置したシールユニット60とから構成されている。
ダックビル弁8は、外周面にフランジ8aを有している。一方、気密構造ユニット44を装着するヘッド部内筒32の内周面には、フランジ8aが当接する段部50が形成されている(図6を参照]。フランジ8aの先端側には凹部51が形成され、一方、これに対応して、段部50には凸部52が形成されている。そのため、ダックビル弁8を含む気密構造ユニット44の装着時に、ダックビル弁8を所定の位置に確実に位置決めすることができる。なお、凹部51および凸部52は、それぞれ1つだけであってもよく、複数設けてもよい。
シールユニット60は、ダックビル弁8から手前側(術者側)に向かって順にシール押えカバー42、ドーム型シール固定用先端側マウント91、ドーム型シール92、気密用ゴムカバー37およびドーム型シール固定用手前側マウント93を備える。このシールユニット60は、術具を挿入し使用する際に術具と密着することで腹腔内に与圧されたガスの漏洩を防止するためのシール構造体であり、このような複数の部材より構成されている。
図10は、図9の状態から90°回転させた気密構造ユニット44を示している。
ドーム型シール固定用先端側マウント91は、ポリカーボネート樹脂などから形成され、ドーム型シール92と嵌合する周壁部91aとフランジ部91bとから構成され、フランジ部91bには複数本(図では6本)のピン91cが一体に形成されている。
このように、フランジ部91b、92b、37d及び93dを重ね合わせ、ドーム型シール92を一体化させることで、ドーム型シール92の器具挿入口41に挿入された術具の動きに連動して、ドーム型シール92が気密用ゴムカバー37に設けた蛇腹部371に作用し、器具挿入口41の密着状態を維持しつつドーム型シールを移動させることが可能となる。
上記4つの部品が一体となってダックビル弁8のフランジ部8aに押さえつけられることで、ダックビル弁8およびドーム型シール92が気密状態で連結される。
この実施例では、気密構造ユニット44をシールユニット60とダックビル弁8とを密接させた構造を採用したが、シールユニット60の気密用ゴムカバー37を用いてダックビル弁8まで一体化することも勿論可能である。すなわち、気密用ゴムカバー37とダックビル弁8とを接合したり、一体に成形してもよい。
カメラ部6は、後述するように、パイプ部2内に格納でき、腹腔内でパイプ部2の外周面から外方に展開される。図2および図3は、それぞれトロカール1におけるカメラ部5の展開状態および格納状態を示している。図4(a)、(b)は、トロカール1からトロカール・シャフト4を抜き取り、かつカメラ部5を展開した状態を示している。
レンズ14a、14b、14c及び保護用透光板15は光学硝子や光学樹脂で作成することができるが、安価に製造できることや非球面成形が容易な樹脂材料で作成することが望ましい。
ハウジング13の背面部13aおよび両側部13bのうち少なくとも背面部13aには、面取り部130が形成されているこの面取り部130により、トロカール・シャフト4とハウジング13の背面部13aとの間における、パイプ部外筒22の厚みに相当する段差が無くなり、患者の腹腔内へのトロカール1の挿入時の抵抗が低減される。なお、カメラ部5の収納時には、ハウジング13の面取り部130の先端面とトロカール・シャフト4の先端壁部4aとが隙間なく連続しているのが良い。この面取り部130は、背面部13bからカメラ部5の先端方向に向かって傾斜しており、その傾斜角は挿入抵抗が軽減できれば任意の角度を設定できる。本発明では、パイプ部の長軸方向に対して約25度の傾斜を持たせているが、20〜45°の傾斜角あれば、円滑な挿入が実施できる。
軸部20は、図11(a),(b)および図13に示すように、パイプ部内筒22の先端切り欠き部23の両側部から手前側に向かって斜めに切り欠かれた傾斜溝24を挿通して、傾斜溝24に係合している。この軸部20の中心はカメラ部5を回動させる軸支点Sとなる。これにより、コンパクトでありながら、後述するコイルバネ12(弾性部材)の引く力を利用してカメラ部5を起倒させる際のモーメントを確保することができる。また、上記のように傾斜した傾斜溝24を採用しているため、カメラ部5の装着が容易である。
そのため、体内でカメラ部5を展開した状態で、トロカール1を体内から引き抜いた場合、カメラ部5は、抜去時にパイプ部2の軸方向を後端側から先端側に向かって加わる外力で回動してパイプ部内筒22内に格納されるので、安全である。
特にカメラ部5に後端側から先端側に向かって想定していない大きな力が作用した場合、L形部45とコイルバネ12一端のリング状部12aとの係合が外れるように構成されており、軸部20はパイプ部内筒22の傾斜溝24に係合しているので、軸部20が傾斜溝24をすべるように離脱して、カメラ部5を離脱させることができる。これにより、緊急時等において、カメラ部5を破損させること無く、トロカール1から離脱させることが可能になり、安全性を高め、かつカメラ部5の破損リスクを少なくすることができる。
このとき、コイルバネ12は他端が固定されているので、腹腔内への落下することはない。
また、透光性保護カバー18は周壁182を有しており、この周壁182には孔26が形成されている。一方、カメラマウント17は先端側に爪部27を有しており、透光性保護カバー18の取り付け時に孔26に爪部27が係止することにより一体化される。その際、防水性を確保するために、ゴム等のシール材29がカメラマウント17と透光性保護カバー18との間に嵌着されている。
次に、カメラ部5を展開状態または格納状態で保持させ、不用意にカメラ部5が動作するのを防止するためのロック機構を説明する。図16(a)および(b)は、それぞれ格納状態を示す図3(b)および展開状態を示す図2(b)の各断面図を90°回転させた断面図を示している。
図16(a)および(b)に示すように、パイプ部内筒22が接続されるヘッド部内筒32の外周面には軸方向に2つの凹部30a、30bが並設されている。一方、パイプ部外筒21が接続されるヘッド部外筒31には爪状の凸部33を有するロックレバー34が取り付けられている。
なお、凹部30a、30b及びロックレバー34は、180度対称の位置に一対設けられている。
カメラ部5の格納状態(図16(a))では、ロックレバー34の先端に設けられた凸部33は、先端側の凹部30aに係止して、パイプ部外筒21をロックしている。一方、カメラ部5の展開状態(図16(b))では手前側の凹部30bに係止して、パイプ部外筒21をロックしている。これらの操作は、ヘッド部外筒31から外部に延びるロックレバー34によって行うことができる。すなわち、ロックレバー34の外部に露出した一端を指で押すことにより、ロックレバー34の他端に設けた凸部33を上方に回動させて、凹部30aまたは30bから離脱させ、この状態でパイプ部外筒21をスライドさせる。
また、図17(a)および(b)に示すように、パイプ部外筒21とパイプ部内筒22の間にはチューブ状シール材49が介在している。このチューブ状シール材49は、シリコーンゴム等から形成されており、パイプ部内筒22上に、前述したフレキシブルケーブル28を挟むように外装し、フレキシブルケーブル28の存在下においても、パイプ部外筒21を、気密状態を維持しつつ摺動させることができる。なお、チューブ状シール材49の摩擦係数が低減させるために、シリコーンオイル等の医療用途として使用可能な油脂で潤滑作用を確保するようにしてもよい。
本実施形態では、カメラ部5の格納状態において、カメラ部5が不用意に展開しないように、トロカール・シャフト4でカメラ部5をロックしている。すなわち、図17(a)に示すように、トロカール・シャフト4に形成された切り欠き部6内にカメラ部5が格納された状態では、カメラ部5の先端面は当該切り欠き部6の先端壁部6aに当接して回動するのが阻止されている。したがって、前記したロックレバー34によるロック機構と協動して、確実にロック状態を維持することができる。このとき、ハウジング13の背面部13aは穿刺部4aから面取り部130で傾斜して連続する。
一方、トロカール・シャフト4によるロックを解除するには、図17(b)に示すように、トロカール・シャフト4の先端壁部6aと、カメラ部5の先端面との間に隙間を形成すれば、簡単にカメラ部5を展開させることができる。
すなわち、カメラ部展開位置クリック溝47bはカメラ部格納位置クリック溝47aよりも溝深さが深いために、トロカール・シャフト4を先端側に移動させ、カメラ部5の先端面との間に隙間Dを形成することができる。
この状態で、図19(d)に示すように、トロカール・シャフト4を引き抜き、トロカールポートして使用可能となる。
上記実施形態では、パイプ部2に対して、カメラ部5とコネクタ部11とが同じ側に配置されている場合を説明したが、カメラ部5とコネクタ部11とを異なる位置に配置してもよい。例えば、図21に示すように、カメラ部5とコネクタ部11とをパイプ部2の軸心に対して対称位置またはその近傍位置に配置することも可能である。
この場合、術中における外部ケーブル102が術者の手の位置よりも下側に配置でき、外部ケーブル102に術者の手が触れることでカメラ部5が動き、パイプ部2を回転軸として回転し、映し出された術野が回転することを効果的に防止できる。
なお、カメラ部5とコネクタ部11の位置は、術者の手が外部ケーブル102に触れないように、前記ヘッド部の周方向において、前記カメラ部の取り付け位置とは異なる位置に配置されていればよく、例えばコネクタ部11を、パイプ部2の軸心に対してカメラ部5から左右それぞれ、90°以上の角度で配置していてもよい。
その他は、上記実施形態と同じである。
2 パイプ部
3 ヘッド部
4 トロカール・シャフト
4a 穿刺部
4b ハンドル部
5 カメラ部
6 切り欠き部
7 開口部
8 ダックビル弁
10 送気管
11 コネクタ部
12 コイルバネ(弾性部材)
13 ハウジング
13a 背面部
13b 両側部
14a、14b、14c レンズ
15 撮像センサ保護カバー
16 撮像センサ
17 カメラマウント
18 透光性保護カバー
19 撮像センサ補強用金属板
20 軸部
21 パイプ部外筒
22 パイプ部内筒
23 先端切り欠き部
24 傾斜溝
25 鏡筒
26 孔
27 爪部
28 フレキシブルケーブル
29 シール材
30a、30b 凹部
31 ヘッド部外筒
32 ヘッド部内筒
33 凸部
34 ロックレバー
35 体壁
37 気密用ゴムカバー
40 栓部材
42 シール押えカバー
44 気密構造ユニット
50 段部
51 凹部
52 凸部
60 シールユニット
91 ドーム型シール固定用先端側マウント
92 ドーム型シール
93 ドーム型シール固定用手前側マウント
100 回路基板(制御手段)
102 ケーブル
130 面取り部
371 蛇腹部
Claims (7)
- 医療器具を体内に挿入するためのパイプ部を有するトロカールであって、
前記パイプ部が、パイプ部外筒とパイプ部内筒とを含み、
前記パイプ部内筒の先端には切り欠き部を有し、この切り欠き部内に、パイプ部の外に回動する展開状態と、パイプ部内に格納される格納状態との間を回動自在に軸支されたカメラ部を有しており、
前記パイプ部内筒には、前記カメラ部を展開状態に付勢する弾性部材が収容されていると共に、
前記パイプ部外筒は、パイプ部内筒上を軸方向にスライド可能に外挿されており、パイプ部先端に向かってスライドした状態で、パイプ部外筒が前記弾性部材の付勢力に抗してカメラ部をパイプ部内に格納すると共に、
前記カメラ部は、カメラマウントと、このカメラマウントの背面および両側部を覆ったコ字形のハウジングとを備えており、前記カメラ部が展開状態で、前記ハウジングの背面部の少なくとも先端部がパイプ部表面に露出すると共に、前記ハウジングの背面および両側部のうち少なくとも背面には、面取り部が形成されていることを特徴とするトロカール。 - 前記カメラ部の両端が、前記パイプ部内筒に回動自在に軸支され、この軸支点よりパイプ部の半径方向外向き位置で、前記弾性部材の一端が接続され、カメラ部をパイプ部後方に付勢している請求項1に記載のトロカール。
- 前記パイプ部外筒およびパイプ部内筒の各先端面は、後端に向かって厚さが大きくなる斜面状に形成されている請求項1または2に記載のトロカール。
- 前記パイプ部内筒内にトロカール・シャフトが抜去可能に挿通され、トロカール・シャフトの先端には、パイプ部内筒の先端面から突出する略円錐形の穿刺部が形成されている請求項1〜3のいずれかに記載のトロカール。
- 前記医療器具は、前記パイプ部内筒内を経て体内に挿入される請求項1〜4のいずれかに記載のトロカール。
- 医療器具を体内に挿入するためのパイプ部と、
前記パイプ部先端に形成される切り欠き部と、
前記切り欠き部内に、前記パイプ部の外に回動する展開状態と、前記パイプ部内に格納される格納状態との間を前記パイプ部の長軸方向と直交する軸を回転軸として回動自在に軸支されたカメラ部とを有し、
前記カメラ部は、
光学手段を備えた撮像部と、
前記撮像部を覆うハウジングと、
前記ハウジングに形成される面取り部とを備え、
前記カメラ部が格納状態で、前記面取り部が、前記パイプ部内に抜去可能に挿通されたトロカール・シャフトと前記ハウジングとの境界面と、前記ハウジングと前記パイプ部との境界面とを形成することを特徴とするトロカール。 - 前記面取り部は、前記パイプ部と前記ハウジングとが同一面となるよう形成されるとともに、前記ハウジングと前記トロカール・シャフトとが段差無く連続するよう形成される、請求項6に記載のトロカール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016024899A JP6631994B2 (ja) | 2016-02-12 | 2016-02-12 | トロカール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016024899A JP6631994B2 (ja) | 2016-02-12 | 2016-02-12 | トロカール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017140287A JP2017140287A (ja) | 2017-08-17 |
JP6631994B2 true JP6631994B2 (ja) | 2020-01-15 |
Family
ID=59628080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016024899A Active JP6631994B2 (ja) | 2016-02-12 | 2016-02-12 | トロカール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6631994B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7927272B2 (en) * | 2006-08-04 | 2011-04-19 | Avantis Medical Systems, Inc. | Surgical port with embedded imaging device |
US20130046137A1 (en) * | 2011-08-15 | 2013-02-21 | Intuitive Surgical Operations, Inc. | Surgical instrument and method with multiple image capture sensors |
JP5973727B2 (ja) * | 2011-12-28 | 2016-08-23 | オリンパス株式会社 | 立体内視鏡装置、立体内視鏡システムおよび立体内視鏡ロボット |
JP2014132979A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Advanced Healthcare Kk | トロカールおよび手術支援システム |
CA2918704A1 (en) * | 2013-07-19 | 2015-01-22 | Devicor Medical Products, Inc. | Biopsy device targeting features |
JP2015136460A (ja) * | 2014-01-21 | 2015-07-30 | アドバンストヘルスケア株式会社 | トロカールおよびポート |
JP6393535B2 (ja) * | 2014-07-07 | 2018-09-19 | 京セラオプテック株式会社 | トロカール組立体 |
-
2016
- 2016-02-12 JP JP2016024899A patent/JP6631994B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017140287A (ja) | 2017-08-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6687642B2 (ja) | トロカール | |
JP6633558B2 (ja) | トロカール装置 | |
WO2018088498A1 (ja) | 体腔内観察システム、トロカール装置、及び体腔内観察システムの作動方法 | |
JP2009247904A (ja) | マルチフラッパー設計を有するアクセスアセンブリ | |
JP6599840B2 (ja) | カメラ付きトロカール装置 | |
US20220296085A1 (en) | Endoscope system | |
JP6631994B2 (ja) | トロカール | |
JP6847854B2 (ja) | トロカール | |
JP2016150215A (ja) | 医療用カメラおよびトロカール | |
JP4880395B2 (ja) | 内視鏡装置、及び内視鏡用ビデオプロセッサ | |
JP6647166B2 (ja) | トロカール | |
JP2016135160A (ja) | トロカールおよびポート | |
JP6543581B2 (ja) | トロカール | |
JP2016150214A (ja) | 医療用カメラおよびトロカール | |
JP6482314B2 (ja) | トロカール | |
JP6644664B2 (ja) | トロカール用のシールユニット | |
JP6669625B2 (ja) | カメラ付きトロカール装置 | |
JP6710617B2 (ja) | カメラ付きトロカール装置 | |
JP6633492B2 (ja) | カメラ付きトロカール装置 | |
JP6811826B2 (ja) | 体内撮像装置及び体内撮像システム | |
JP7206427B2 (ja) | 生体情報表示装置 | |
JP6599839B2 (ja) | カメラ付きトロカール装置 | |
JP2019111183A (ja) | ダックビル弁 | |
JP2006204605A (ja) | 内視鏡 | |
JP6655396B2 (ja) | 処置具挿通具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180829 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20181213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190528 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190529 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190703 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6631994 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |